JPH07267048A - 車両盗難防止システム - Google Patents

車両盗難防止システム

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JPH07267048A
JPH07267048A JP5956794A JP5956794A JPH07267048A JP H07267048 A JPH07267048 A JP H07267048A JP 5956794 A JP5956794 A JP 5956794A JP 5956794 A JP5956794 A JP 5956794A JP H07267048 A JPH07267048 A JP H07267048A
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vehicle
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Nobuyuki Kurioka
伸行 栗岡
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の盗難防止のためエンジンキーだけでは
エンジンが始動できないようにする。 【構成】 正規の乗務員に送信機を持たせ、車両側に設
置した受信機に前記送信機からの信号を送り、受信機で
前記信号が検知されたときのみ、キーによりエンジンが
始動可能な状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の乗り逃げ等の盗
難防止システムに係り,特に、特定の送信機を携帯した
乗務員でないと車両のエンジンの始動あるいは制御がで
きない車両盗難防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の盗難防止方法としてはエン
ジンを始動するキーの保管を徹底する等の方法が採られ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では人間の
注意力及びエンジンキーの管理に期待するだけであり、
特に、現金輸送車や貴重品の運搬車ではもっと厳重な安
全装置を設置する必要がある。正規の乗務員でなくても
エンジンキーさえあれば車両のエンジン始動が可能であ
ることに問題がある。
【0004】また、正規の乗務員でもエンジン始動後に
一時的に車両を離れることもあり、このようなときに車
両を乗り逃げされるという問題がある。本発明は、正規
の乗務員が車両内にいなければ、エンジンキーだけでは
エンジンが始動できないようすることを目的とする。ま
た、エンジンが始動しておれば燃料噴射の制御ができな
いようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両に設置された受信機に信号を送出する
送信機と、前記送信機からの信号を受信する受信機と、
前記受信機により受信された前記信号を検知する検知回
路とで構成され、前記送信機から送出された前記信号が
前記検知回路で検知されたときにのみ、車両のエンジン
始動あるいは制御が可能な状態になることを特徴とする
ものである。
【0006】また、前記信号が搬送波の信号であること
を特徴とするものである。また、前記信号は該搬送波に
重畳されたトーン信号であることを特徴とするものであ
る。また、車両に設置された受信機に送信機固有のコー
ドを送出する送信機と、前記送信機からの送信機固有の
コードを受信する受信機と、前記受信機により受信した
送信機固有のコードを検知するコード検知回路と、前記
コード検知回路により検知された送信機固有のコード
と、受信機に予め記憶されている送信機固有のコード
と、を比較するコード比較回路とで構成され、前記コー
ド比較回路により、前記送信機から送出され、前記受信
機に接続されたコード検知回路で検知された送信機固有
のコードと、受信機に予め記憶されている送信機固有の
コードとが比較され両コードが一致したときにのみ、車
両のエンジン始動あるいは制御が可能な状態になること
を特徴とするものである。
【0007】また、送信機固有のコードが記憶されたI
Dカードと、車両に設置された受信機に前記IDカード
に記憶された送信機固有のコードを送出する送信機と、
前記送信機からの前記送信機固有のコードを受信する受
信機と、前記受信機により受信した送信機固有のコード
を検知するコード検知回路と、受信機側に設置され、前
記IDカードに記憶された前記送信機固有のコードを読
み取る磁気IDカードリーダと、前記磁気IDカードリ
ーダにより読み取られた前記送信機固有のコードを記憶
するメモリと、前記コード検知回路で検知された前記送
信機固有のコードと、前記メモリに記憶された前記送信
機固有のコードとを比較するコード比較回路とで構成さ
れ、前記コード比較回路により、前記送信機から送出さ
れ、前記受信機のコード検知回路で検知された前記送信
機固有のコードと、予め、前記磁気IDカードリーダで
読み取られ前記メモリに記憶されている前記送信機固有
のコードとが比較され両コードが一致したときにのみ、
車両のエンジン始動あるいは制御が可能な状態になるこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、車両に設置された対応する複数の受
信機にそれぞれ信号を送出する複数の送信機と、前記対
応する送信機からの信号を受信する複数の受信機と、前
記複数の受信機からの前記信号を検知する複数の検知回
路とで構成され、前記複数の送信機から送出された信号
がそれぞれ対応する複数の検知回路の全てで検知された
ときにのみ、車両のエンジン始動あるいは制御が可能な
状態になることを特徴とするものである。
【0009】また、前記信号が送信機毎に周波数の異な
る複数の搬送波の信号であることを特徴とするものであ
る。また、前記信号が送信機毎に同一周波数の搬送波に
重畳された周波数の異なる複数のトーン信号であること
を特徴とするものである。また、前記信号が送信機毎に
周波数の異なる搬送波に重畳された同一周波数からなる
トーン信号であることを特徴とするものである。
【0010】また、前記信号が送信機毎に周波数の異な
る搬送波に重畳された周波数の異なるトーン信号である
ことを特徴とするものである。また、車両に設置された
対応する複数の受信機にそれぞれ送信機毎の固有のコー
ドを送出する複数の送信機と、前記対応する送信機から
の送信機毎の固有のコードを受信する複数の受信機と、
前記受信された前記送信機毎の固有のコードを検知する
複数のコード検知回路と、前記検知された送信機毎の固
有のコードと、前記受信機に予め記憶されている複数の
送信機毎の固有のコードを比較する複数の比較回路とで
構成され、前記複数の比較回路により、前記複数の送信
機から送出され、前記複数の受信機に接続された複数の
コード検知回路で検知された複数の送信機毎の固有のコ
ードと、複数の受信機に予め記憶されている複数の送信
機毎の固有のコードと、がそれぞれ比較され両コードが
全て一致したときにのみ、車両のエンジン始動あるいは
制御が可能な状態になることを特徴とするものである。
【0011】また、前記送信機毎に同一のコードがそれ
ぞれ周波数の異なる複数の搬送波で送出されることを特
徴とするものである。また、前記送信機毎に異なるコー
ドがそれぞれ周波数の異なる複数の搬送波で送出される
ことを特徴とするものである。また、車両に設置された
1つの送受信機と、前記送受信機からの送受信機毎の固
有のコードの送信要求を受信し、前記送受信機に送受信
機毎の固有のコードを返送する別の複数の送受信機と、
前記複数の送受信機からの前記返送された複数の送受信
機毎の固有のコードを検知する前記車両に設置された1
つの送受信機に接続された検知回路と、前記検知された
複数の送受信機毎の固有のコードと、前記車両に設置さ
れた送受信機に予め記憶されている複数の送受信機毎の
固有のコードを比較する比較回路とで構成され、前記車
両に設置された送受信機が前記別の複数の送受信機に順
次前記別の複数の送受信機毎の固有のコードの送信を要
求し、前記複数の送受信機が順次返送された前記複数の
送受信機毎の固有のコードを受信し、前記比較回路によ
り前記検知回路で検知された前記複数の送受信機毎の固
有のコードと、前記車両に設置された送受信機に予め記
憶されている前記複数の送信機毎の固有のコードと、が
それぞれ比較され両コードが全て一致したときにのみ、
車両のエンジン始動あるいは制御が可能な状態になるこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】正規の乗務員が送信機を持ち車内に乗り込む
と、車内に設置された受信機が送信機からの信号を受信
して、検知回路に送り、検知回路で信号が検知されると
正規の乗務員であると判断され、エンジンキーによりエ
ンジンが始動あるいは燃料噴射装置の制御が可能にな
る。
【0013】また、信号として搬送波を送信機から送出
して、受信機側の搬送波検知回路で搬送波が検知される
と、正規の乗務員であると判断され、エンジンキーによ
りエンジンが始動あるいは燃料噴射装置の制御が可能に
なる。また、信号として該搬送波に重畳されたトーン信
号を使用することにより、受信機側でトーンがトーン検
知回路で検知されて、正規の乗務員であると判断され、
エンジンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴射装
置の制御が可能になる。
【0014】また、正規の乗務員が送信機を持ち車内に
乗り込むと、車内に設置された受信機が送信機からの送
信機固有のコードを受信して、比較回路に送り、比較回
路により受信した送信機固有のコードと、受信機に予め
記憶されている送信機固有のコードと、が比較され両者
が一致すると、正規の乗務員であると判断され、エンジ
ンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴射装置の制
御が可能になる。送信機固有のコードにより安全性が一
層向上する。
【0015】また、正規の乗務員が送信機を持ち車内に
乗り込むと、車内に設置された受信機が送信機からの送
信機固有のコードの信号を受信して、比較回路に送り、
比較回路により受信した送信機固有のコードと、磁気I
Dカードリーダにより読み込まれた送信機固有のコード
と、が比較されて両者が一致すると、正規の乗務員であ
ると判断され、エンジンキーによりエンジンが始動ある
いは燃料噴射装置の制御が可能になる。固有のコードが
IDカードに記憶されているので、送信機と受信機の間
でコードを簡単に変更できる。
【0016】また、正規の複数の乗務員がそれぞれ送信
機を持ち車内に乗り込むと、車内に設置された複数の受
信機がそれぞれ対応した複数の送信機からの信号を受信
して、検知回路に送り、それぞれの検知回路で信号が検
知されると正規の複数の乗務員が揃っていると判断さ
れ、エンジンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴
射装置の制御が可能になる。複数の送信機と受信機の対
を使用することにより、正規の複数の乗務員が揃って搭
乗できないと始動不可で安全性が高められる。また、外
来ノイズ等による誤動作も防止でき安全性が高められ
る。
【0017】また、信号として周波数の異なる搬送波を
それぞれ複数の送信機から送出して、受信機側の複数の
搬送波検知回路で検知することにより正規の複数の乗務
員が揃っていると判断され、エンジンキーによりエンジ
ンが始動あるいは燃料噴射装置の制御が可能になる。複
数の搬送波周波数の組み合わせで安全性が一層向上す
る。
【0018】また、信号として同一周波数の搬送波に重
畳された送信機毎に異なるトーン信号を使用することに
より、複数の受信機で受信され、複数のトーン検知回路
で送信機毎に異なるトーン信号が検知されると、正規の
複数の乗務員が揃っていると判断され、エンジンキーに
よりエンジンが始動あるいは燃料噴射装置の制御が可能
になる。1つの搬送波周波数のため周波数の有効利用が
図られるとともに、複数のトーン周波数の組み合わせで
安全性が一層向上する。
【0019】また、信号として送信機毎に周波数の異な
る搬送波に重畳された同一周波数のトーン信号を使用す
ることにより、搬送波周波数に対応した複数の受信機で
受信され、複数のトーン検知回路でトーン信号が検知さ
れると、正規の複数の乗務員が揃っていると判断され、
エンジンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴射装
置の制御が可能になる。複数の搬送波周波数の組み合わ
せと、トーン検知の組み合わせで安全性が一層向上す
る。
【0020】また、信号として送信機毎に周波数の異な
る搬送波に重畳された異なる周波数のトーン信号を使用
することにより、受信機固有の搬送波周波数に対応した
複数の受信機でそれぞれ受信され、さらに複数のトーン
検知回路で送信機毎に異なるトーン信号が検知される
と、正規の複数の乗務員が揃っていると判断され、エン
ジンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴射装置の
制御が可能になる。搬送波周波数の一致とトーン周波数
の一致の両方をチェックしているために、安全性がさら
に一層向上する。
【0021】また、正規の複数の乗務員がそれぞれ送信
機を持ち車内に乗り込むと、車内に設置された複数の受
信機が対応する複数の送信機からの送信機固有のコード
を受信して、それぞれ比較回路に送り、それぞれの比較
回路により、それぞれ受信した送信機固有のコードと、
それぞれの受信機に予め記憶されている送信機固有のコ
ードと、が比較されて全ての比較回路において両者が一
致すると、正規の複数の乗務員が揃っていると判断さ
れ、エンジンキーによりエンジンが始動あるいは燃料噴
射装置の制御が可能になる。
【0022】また、異なる搬送波周波数を使用すること
により、複数の送信機において同じコードを使用して
も、1つの受信機は対応する送信機から送出された1つ
の周波数の搬送波しか受信できない。そのため、コード
の送受信可能な送信機と受信機の対は限定されるので、
それぞれの比較回路により、それぞれ受信した送信機固
有のコードと、それぞれの受信機に予め記憶されている
送信機固有のコードと、が比較され全ての比較回路にお
いて両コードが一致すると、正規の複数の乗務員が揃っ
ていると判断され、エンジンキーによりエンジンが始動
あるいは燃料噴射装置の制御が可能になる。搬送波周波
数の組み合わせが複雑であるため安全性が一層向上す
る。
【0023】また、送信機毎に異なる搬送波周波数と異
なる固有のコードを使用することにより、受信機毎に受
信できる送信機の対が限定され、さらに、送信機固有の
コードで比較されるので、それぞれの比較回路により、
それぞれ受信した送信機固有のコードと、それぞれの受
信機に予め記憶されている送信機固有のコードと、が比
較され全ての比較回路において両コードが一致すると、
正規の複数の乗務員が揃っていると判断され、エンジン
キーによりエンジンが始動あるいは燃料噴射装置の制御
が可能になる。搬送波周波数と固有のコードの両方の組
み合わせの変化が可能で複雑であるため安全性が一層向
上する。
【0024】また、車両側の1台の送受信機から正規の
複数の乗務員の持つ複数の送受信機を順次呼び出し、固
有のコードの返信要求を行う。複数の送受信機は要求に
応じて自己の固有のコードを返送する。比較回路によ
り、この返送された固有のコードと、車両側の送受信機
に予め記憶されている送受信機固有のコードと、が比較
されて全てで両コードが一致すると、正規の複数の乗務
員が揃っていると判断され、エンジンキーによりエンジ
ンが始動あるいは燃料噴射装置の制御が可能になる。1
つの搬送周波数で混信することなく送受信が行える。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例の車両盗難防止シス
テムの構成図である。以下、図を用いて説明する。10
は正規の乗務員が携帯する送信機で、微弱な出力の搬送
波が常時送出される(微弱な出力とは車室内で送受信可
能な程度の出力を意味し、受信機の感度に合わせて出力
が調整されている)。20は車両内に設置された受信部
で、送信機10から送出された搬送波を受信する受信機
201と搬送波のレベルを検知する搬送波検知回路20
2で構成される。3はエンジン始動キーの回路部であ
る。
【0026】次に、動作について述べる。乗務員(例え
ば、運転者)が送信機10を携帯して車両に搭乗する
と、受信部20の受信機201が送信機10からの搬送
波を受信し、搬送波検知回路202が搬送波を検知す
る。搬送波検知回路202は搬送波を検知するとHを出
力し、検知できないとLを出力する。出力Hでエンジン
始動キーの回路部3が接続され、通常通りキーでエンジ
ンが始動できる。しかし、送信機10の出力は微弱であ
るため、受信機201は送信機10が車両内にないと搬
送波を受信できない。従って、出力がLとなりキーがあ
ってもエンジンは始動できない。
【0027】本実施例によれば、送信機を携帯した正規
の乗務員が同乗していなければ車両を動かすことが不可
能で、キーを付けたまま一時的に乗務員が車両から離れ
ても、その間に乗り逃げされるのを防止できる。図2は
本発明の第2の実施例の車両盗難防止システムの構成図
である。以下、図を用いて説明する。
【0028】11は正規の乗務員が携帯する送信機で、
トーン周波数Aが微弱な出力の搬送波に重畳されて送出
される。21は車両内に設置された受信部で、送信機1
1から送出された搬送波を受信し、検波して重畳されて
いるトーン周波数Aを分離する受信機211と、トーン
周波数Aのレベルを検知するトーン検知回路212で構
成される。3はエンジン始動キーの回路部である。
【0029】次に、動作について述べる。乗務員が送信
機11を携帯して車両に搭乗すると、受信部21の受信
機211が送信機11からの搬送波を受信し、トーン検
知回路212がトーン周波数Aを検知する。トーン検知
回路212はトーンを検知するとHを出力し、検知でき
ないとLを出力する。出力Hでエンジン始動キーの回路
部3が接続され、通常通りキーでエンジンが始動でき
る。しかし、送信機11の出力は微弱であるため、受信
機211は送信機11が車両内にないと搬送波を受信で
きない。従って、出力がLとなりキーがあってもエンジ
ンは始動できない。
【0030】本実施例によれば、搬送波にトーン周波数
Aを重畳することにより、外来からの無関係な同一搬送
波による誤動作を防止でき信頼性が向上する。図3は本
発明の第3の実施例の車両盗難防止システムの構成図で
ある。以下、図を用いて説明する。12は正規の乗務員
が携帯する送信機で、識別コードAが微弱な出力の搬送
波に重畳されて送出される。22は車両内に設置された
受信部で、送信機12から送出された搬送波を受信し、
検波して重畳されている識別コードAを分離する受信機
221、識別コードAを検知するコード検知回路22
2、送信機12に対応して送信機固有の識別コードAが
記憶されたコードメモリ224と、コード検知回路22
2で検知された識別コードとコードメモリ224に記憶
されている送信機固有の識別コードを比較するコード比
較回路223で構成される。3はエンジン始動キーの回
路部である。
【0031】次に、動作について述べる。乗務員が送信
機12を携帯して車両に搭乗すると、受信部22の受信
機221が送信機12からの搬送波を受信し、コード検
知回路222が識別コードAを検知する。コード比較回
路223は予め送信機固有の識別コードAが記憶されて
いるコードメモリ224から識別コードを読み出し、コ
ード検知回路222で得られた識別コードと比較する。
コード検知回路222は両者が一致すれば正規の乗務員
と判断してHを出力し、一致しなければLを出力する。
出力Hでエンジン始動キーの回路部3が接続され、通常
通りキーでエンジンが始動できる。識別コードが一致し
なければ出力がLでキーがあってもエンジンは始動でき
ない。
【0032】本実施例によれば、外来からの無関係な同
一搬送波による誤動作を防止でき信頼性が向上する。図
4は本発明の第4の実施例の車両盗難防止システムの構
成図である。以下、図を用いて説明する。13は正規の
乗務員が携帯する送信機で、IDカード4に記憶されて
いる識別コードAが微弱な出力の搬送波に重畳されて送
出される。23は車両内に設置された受信部で、送信機
13から送出された搬送波を受信し、検波して重畳され
ている識別コードAを分離する受信機231、識別コー
ドAを検知するコード検知回路232、コード検知回路
232で検知されたコードとコードメモリ234に記憶
されているIDカード4の識別コードを比較するコード
比較回路233、IDカード4に記憶されている識別コ
ードを読み取る磁気IDカードリーダ235と、読み取
った識別コードを記憶するコードメモリ234で構成さ
れる。3はエンジン始動キーの回路部である。
【0033】次に、動作について述べる。乗務員は車両
に搭乗すると直ぐにIDカード4を車両に設置された磁
気IDカードリーダ235に通して、IDカード4に記
憶されている乗務員を特定する識別コードAを読み取ら
せる。読み取られた識別コードAをコードメモリ234
に記憶しておく。このとき、受信部23の受信機231
が送信機13からの搬送波を受信し、コード検知回路2
32が識別コードAを検知する。コード比較回路233
が予め磁気IDカードリーダ235に通して読み取った
IDカード4記憶されている乗務員の識別コードAをコ
ードメモリ234から読み出し、コード検知回路232
で得られた識別コードと比較する。コード検知回路23
2は両者が一致すれば正規の乗務員と判断してHを出力
し、一致しなければLを出力する。出力Hでエンジン始
動キーの回路部3が接続され、通常通りキーでエンジン
が始動できる。識別コードが一致しなければ出力がLで
キーがあってもエンジンは始動できない。IDカードを
使用することにより、車両側の識別コードは簡単に送信
機の識別コードに書換えられる。
【0034】本実施例によれば、車両コードに合わせた
送信機を用意する必要がなく、乗務員は1枚のIDカー
ド(送信機と一体になった)を携帯するだけで、どの車
両でもエンジンの始動ができるという利点がある。図5
は本発明の第5の実施例の車両盗難防止システムの構成
図である。以下、図を用いて説明する。
【0035】14a〜14cは複数の正規の乗務員がそ
れぞれ携帯する送信機で、微弱な出力の周波数の異なる
搬送波が送出される。24は車両内に設置された受信部
で、複数の送信機14a〜14cから送出された搬送波
をそれぞれ対応して受信する受信機241a〜241
c、搬送波のレベルを検知する搬送波検知回路242a
〜242cと、搬送波検知回路242a〜242cの出
力の論理積(AND)を行う論理回路5で構成される。
3はエンジン始動キーの回路部である。
【0036】次に、動作について述べる。例えば乗務員
3人がそれぞれ送信機14a、14b、14cを携帯し
て車両に搭乗すると、受信部24の受信機241a、2
41b、241cが対応する送信機14a、14b、1
4cからの搬送波を受信し、搬送波検知回路242a、
242b、242cが周波数の異なる搬送波を検知す
る。それぞれの搬送波検知回路242a、242b、2
42cはそれぞれ固有の周波数を有する搬送波を検知す
るとHを出力し、検知できないとLを出力する。各出力
は論理回路5に送られ論理積(AND)が行われる。論
理回路5の出力がHならばエンジン始動キーの回路部3
が接続され、通常通りキーでエンジンが始動できる。搬
送波検知回路242の1つでも搬送波が検知できなけれ
ば、その検知回路の出力はLで、論理回路5はL出力と
なりエンジンは始動できない。
【0037】尚、車両側に設置されている受信機の数が
乗務員の数より多い場合は、エンジンが始動できないの
で、車両側に設置されているすべての受信機に対応した
送信機を車内に持ち込めばよい。本実施例によれば、複
数の乗務員(この場合は3人)に送信機を携帯させるこ
とにより、全員が揃って車内にいなければエンジンは始
動できず、安全性が向上する。
【0038】図6は本発明の第6の実施例の車両盗難防
止システムの構成図である。以下、図を用いて説明す
る。15a〜15cは複数の正規の乗務員がそれぞれ携
帯する送信機で、微弱な出力の同一周波数の搬送波に重
畳された周波数の異なるトーンが送出される。25は車
両内に設置された受信部で、複数の送信機15a〜15
cから送出された搬送波に重畳された周波数の異なるト
ーンをそれぞれ対応して受信してトーン周波数Aを分離
する受信機251a〜251c、トーンのレベルを検知
するトーン検知回路252a〜252c、それぞれのト
ーン検知回路252a〜252cの出力の論理積(AN
D)を行う論理回路5で構成される。3はエンジン始動
キーの回路部である。
【0039】次に、動作について述べる。例えば乗務員
3人がそれぞれ送信機15a、15b、15cを携帯し
て車両に搭乗すると受信部25の受信機251a、25
1b、251cが対応する送信機15a、15b、15
cからの共通の固有周波数を有する搬送波を受信して検
波し、トーン検知回路252a、252b、252cが
周波数の異なるトーンを検知する。尚、搬送波周波数が
固有周波数と異なっていれば、必然的にトーンの検知は
行わない。それぞれのトーン検知回路252a、252
b、252cはそれぞれ固有の周波数を有するトーンを
検知するとHを出力し、検知できなければLを出力す
る。各出力は論理回路5に送られ論理積(AND)が行
われる。論理回路5の出力がHならばエンジン始動キー
の回路部3が接続され、通常通りキーでエンジンが始動
できる。トーン検知回路252の1つでも固有のトーン
周波数が検知できなければ、その検知回路の出力はL
で、論理回路5はL出力となりエンジンは始動できな
い。
【0040】本実施例によれば、複数の乗務員に送信機
を携帯させることにより、全員が揃って車内にいなけれ
ばエンジンは始動できず、また、トーンを検知している
ので外来電波に対しても影響を受けず信頼性が向上す
る。尚、本例の他に以下の送信信号がある。即ち、各送
信機毎に搬送波を異ならせ、これに重畳したトーン信号
の周波数が一致したもの、あるいは、上記の搬送波に重
畳したトーン信号の周波数もそれぞれ送信機毎に異なる
ものを採用してもよい。いずれの場合も搬送波且つトー
ン周波数がこれに対応した受信機毎に全て一致しなけれ
ば始動しないよう構成する。
【0041】図7は本発明の第7の実施例の車両盗難防
止システムの構成図である。以下、図を用いて説明す
る。16a〜16cは複数の正規の乗務員がそれぞれ携
帯する送信機で、微弱な出力の異なる周波数の搬送波に
重畳された同一の識別コードAが送出される。26は車
両内に設置された受信部で、複数の送信機16a〜16
cから送出された異なる周波数の搬送波に重畳された同
一の識別コードAをそれぞれ対応して受信し、検波して
重畳されている識別コードAを分離する受信機261a
〜261c、識別コードを検知するコード検知回路26
2a〜262c、送信機に対応して送信機固有の識別コ
ードAが記憶されたコードメモリ264a〜264cと
コード検知回路262a〜262cで検知された識別コ
ードとコードメモリ264a〜264cに記憶されてい
る送信機固有の識別コードを比較するコード比較回路2
63a〜263cと、それぞれのコード比較回路263
a〜263cの出力の論理積(AND)を行う論理回路
5で構成される。3はエンジン始動キーの回路部であ
る。
【0042】次に、動作について述べる。例えば乗務員
3人がそれぞれ送信機16a、16b、16cを携帯し
て車両に搭乗すると受信部26の受信機261a、26
1b、261cが対応する送信機16a、16b、16
cからの固有の周波数を有する搬送波を受信し、コード
検知回路262a、262b、262cがそれぞれ識別
コードAを検知する。固有の周波数と異なる搬送波であ
れば、必然的にコード検知は行わない。コード比較回路
263a、263b、263cは予め送信機共通の識別
コードAが記憶されているコードメモリ264a、26
4b、264cから識別コードAを読み出し、コード検
知回路262a、262b、262cで得られた識別コ
ードと比較する。両者が一致すれば正規の乗務員と判断
してHを出力し、一致しなければLを出力する。各出力
は論理回路5に送られ論理積(AND)が行われる。論
理回路5の出力がHならばエンジン始動キーの回路部3
が接続され、通常通りキーでエンジンが始動できる。コ
ード比較回路263の1つでもコードが一致しなければ
その比較回路の出力はLで、論理回路5はL出力とな
り、キーがあってもエンジンは始動できない。
【0043】本実施例によれば、複数の乗務員に送信機
を携帯させることにより、全員が揃って車内にいなけれ
ばエンジンは始動できず、また、偶然に識別コードが一
致する可能性は少なく信頼性が向上する。図8は本発明
の第8の実施例の車両盗難防止システムの構成図であ
る。以下、図を用いて説明する。
【0044】17a〜17cは複数の正規の乗務員がそ
れぞれ携帯する送信機で、微弱な出力の異なる周波数の
搬送波に重畳された異なる識別コードA、B、Cが送出
される。27は車両内に設置された受信部で、複数の送
信機17a〜17cから送出された異なる周波数の搬送
波に重畳された異なる識別コードA、B、Cをそれぞれ
対応して受信し、検波して重畳されている識別コード
A、B、Cを分離する受信機271a〜271c、識別
コードを検知するコード検知回路272a〜272c、
送信機に対応して送信機固有の識別コードA、B、Cが
記憶されたコードメモリ274a〜274cとコード検
知回路272a〜272cで検知されたコードとコード
メモリ274a〜274cに記憶されている送信機固有
の識別コードを比較するコード比較回路273a〜27
3c、それぞれのコード比較回路273a〜273cの
出力の論理積(AND)を行う論理回路5で構成され
る。3はエンジン始動キーの回路部である。
【0045】次に、動作について述べる。例えば乗務員
3人がそれぞれ送信機17a、17b、17cを携帯し
て車両に搭乗すると受信部27の受信機271a、27
1b、271cが対応する送信機17a、17b、17
cからの固有の周波数を有する搬送波を受信し、それぞ
れのコード検知回路272a、272b、272cは識
別コードA、B、Cを検知する。固有の周波数と異なる
搬送波であれば必然的にコードの検知は行わない。コー
ド比較回路273a〜273cは予め送信機固有の識別
コードA、B、Cが記憶されているコードメモリ274
a〜274cから識別コードA、B、Cを読み出し、コ
ード検知回路272a、272b、272cで得られた
識別コードと比較する。両者が一致すれば正規の乗務員
と判断してHを出力し、一致しなければLを出力する。
各出力は論理回路5に送られ論理積(AND)が行われ
る。論理回路5の出力がHならばエンジン始動キーの回
路部3が接続され、通常通りキーでエンジンが始動でき
る。コード比較回路273の1つでも搬送波周波数及び
コードが一致しなければその比較回路の出力はLで、論
理回路5はL出力となり、キーがあってもエンジンは始
動できない。
【0046】本実施例によれば、複数の乗務員が全員揃
って車内にいなければエンジンは始動できず、また、搬
送波の周波数及び識別コードの両方が一致する可能性は
皆無に近く信頼性が一層向上する。図9は本発明の第9
の実施例の車両盗難防止システムの構成図である。以
下、図を用いて説明する。
【0047】6a〜6cは複数の正規の乗務員がそれぞ
れ携帯する送受信機で、微弱な出力の同一周波数の搬送
波に重畳された異なる識別コードA、B、Cが送出され
るとともに、車両に設置された送受信機71からのコー
ドの送信要求を受信する。この送受信機6a〜6cは車
両に設置された送受信機71との間でポーリング方式に
よりデータの交換を行う。この方式では、送受信機71
が各送受信機6a〜6cに対してデータの送信要求を行
うと、各送受信機6a〜6cは要求を受信してからデー
タを返送するまでの時間(例えば、送受信機6aでは要
求受信後t1 経過した後、送受信機6bでは要求受信後
2 経過した後、以下同様に)が指定されており、各送
受信機6a〜6cのデータの返送タイミングと送受信機
71の受信タイミングを一致させることにより、送受信
機71側では、どの送受信機6からの返送データかが判
る。7は車両内に設置された送受信部で、複数の送受信
機6a〜6cに識別コードの送信要求を行うとともに、
複数の送受信機6a〜6cから返送された同一周波数の
搬送波に重畳された異なる識別コードA、B、Cをそれ
ぞれ対応して受信し、検波して重畳されている識別コー
ドA、B、Cを分離する送受信機71、識別コードA、
B、Cを検知するコード検知回路72、送受信機6a〜
6cに対応して送受信機固有の識別コードA、B、Cが
記憶されたコードメモリ74、コード検知回路72で検
知されたコードとコードメモリ74に記憶されている送
受信機固有の識別コードを比較するコード比較回路7
3、コード比較回路73の出力の論理積(AND)を行
う論理回路5で構成される。尚、コード比較回路73は
各送受信機6a〜6cの出力タイミングに合わせ、それ
ぞれの比較結果を一定時間保持するように構成されてい
る。
【0048】次に、動作について述べる。例えば乗務員
3人がそれぞれ送受信機6a、6b、6cを携帯して車
両に搭乗すると、車両側の送受信機71からポーリング
方式により送受信機6a〜6cに対して識別コードの送
信要求を行う。これに対して、先ず送受信機6aが識別
コードAとデータ終了の信号を返送する。続いて、送受
信機6bが識別コードBとデータ終了の信号を返送す
る。同様に、送受信機6cが識別コードCとデータ終了
の信号を返送する。送受信機71は返送された全ての識
別コードをコード検知回路72に送り、コード検知回路
72が対応する送受信機6a、6b、6cからの識別コ
ードA、B、Cを検知する。コード比較回路73は予め
送受信機6a、6b、6cの固有の識別コードA、B、
Cが記憶されているコードメモリ74から識別コード
A、B、Cを読み出し、コード検知回路72で得られた
それぞれの識別コードと比較する。両者が一致すれば正
規の乗務員と判断してHを出力し、一致しなければLを
出力する。それぞれの比較結果は一定時間保持され、各
出力は論理回路5に送られ論理積(AND)が行われ
る。論理回路5の出力がHならばエンジン始動キーの回
路部が接続され、通常通りキーでエンジンが始動でき
る。コード比較回路73の1つでもコードが一致しなけ
ればその比較回路の出力はLで、論理回路5はL出力と
なり、キーがあってもエンジンは始動できない。
【0049】図10は本発明の第10の実施例の車両盗
難防止システムの構成図である。以下、図を用いて説明
する。本実施例は第9の実施例のデータの送受信の方法
が異なるだけで構成は全く同じため構成の説明は省略
し、動作についてのみ述べる。例えば乗務員3人がそれ
ぞれ送受信機6a、6b、6cを携帯して車両に搭乗す
ると、車両側の送受信機71から先ず、送受信機6aに
対して識別コードの送信要求を行う(6a専用の要求信
号を出力する)。これに対して、送受信機6aは識別コ
ードAとデータ終了の信号を返送する。続いて、車両側
の送受信機71は送受信機6bに対して識別コードの送
信要求を行う(6b専用の要求信号を出力する)。これ
に対して、送受信機6bは識別コードBとデータ終了の
信号を返送する。同様に、車両側の送受信機71は送受
信機6cに対して識別コードの送信要求を行う(6c専
用の要求信号を出力する)。これに対して、送受信機6
cは識別コードCとデータ終了の信号を返送する。送受
信機71は返送された全ての識別コードを順次コード検
知回路72に送り、コード検知回路72が対応する送受
信機6a、6b、6cからの識別コードA、B、Cを順
次検知する。コード検知回路72は識別コードA、B、
Cを検知する。コード比較回路73が予め送信機6a、
6b、6cの固有の識別コードA、B、Cをコードメモ
リ74から読み出し、コード検知回路72で得られた識
別コードA、B、Cと比較する。それぞれの比較結果は
一定時間保持される、以下の動作は第9の実施例の説明
と同じため省略する。
【0050】本実施例によれば、複数の乗務員が全員揃
って車内にいなければエンジンは始動できず、また、車
両側の1台の送受信機で、順次複数の乗務員の識別コー
ドの確認ができ、かつ、1つの周波数だけで混信せずに
送受信が行えるので、周波数の有効利用が図られる。
尚、以上のトーン信号及び識別コードの重畳について
は、搬送波をFM変調することにより達成される。ま
た、トーン検知回路はバンドパスフィルタによりトーン
検知がなされ、また、コード検知回路はFM検波回路及
び波形整形回路にてコードの抽出がなされる。尚、本例
においては、エンジンの始動のみについて述べたが、こ
れに限らず、エンジン始動後においても信号が不一致な
ら燃料供給を停止する等して車両を動かさないようにし
てもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、正規の乗務員が携帯した送信機からの固有の信号
を車両側に設置した受信機が受け、さらに、信号の一致
を確認できなければキーがあってもエンジンが始動でき
ないので、車両の盗難を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の実施例の車両盗難防止シス
テムの構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図5】本発明の第5の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図6】本発明の第6の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図7】本発明の第7の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図8】本発明の第8の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図9】本発明の第9の実施例の車両盗難防止システム
の構成図である。
【図10】本発明の第10の実施例の車両盗難防止シス
テムの構成図である。
【符号の説明】
10・・・送信機 20・・・受
信部 3・・・エンジンの始動キーの回路部 4・・・ID
カード 5・・・論理回路 6・・・携帯
用の送受信機 7・・・車両の送受信部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置された受信機に信号を送出す
    る送信機と、 前記送信機からの信号を受信する受信機と、 前記受信機により受信された前記信号を検知する検知回
    路とで構成され、 前記送信機から送出された前記信号が前記検知回路で検
    知されたときにのみ、車両のエンジン始動あるいは制御
    が可能な状態になることを特徴とする車両盗難防止シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記信号が搬送波の信号であることを特
    徴とする請求項1記載の車両盗難防止システム。
  3. 【請求項3】 前記信号は該搬送波に重畳されたトーン
    信号であることを特徴とする請求項1記載の車両盗難防
    止システム。
  4. 【請求項4】 車両に設置された受信機に送信機固有の
    コードを送出する送信機と、 前記送信機からの送信機固有のコードを受信する受信機
    と、 前記受信機により受信した送信機固有のコードを検知す
    るコード検知回路と、 前記コード検知回路により検知された送信機固有のコー
    ドと、受信機に予め記憶されている送信機固有のコード
    とを比較するコード比較回路と、で構成され、 前記コード比較回路により前記送信機から送出され、前
    記受信機に接続されたコード検知回路で検知された送信
    機固有のコードと、受信機に予め記憶されている送信機
    固有のコードとが比較され両コードが一致したときにの
    み、車両のエンジン始動あるいは制御が可能な状態にな
    ることを特徴とする車両盗難防止システム。
  5. 【請求項5】 送信機固有のコードが記憶されたIDカ
    ードと、 車両に設置された受信機に前記IDカードに記憶された
    送信機固有のコードを送出する送信機と、 前記送信機からの前記送信機固有のコードを受信する受
    信機と、 前記受信機により受信した送信機固有のコードを検知す
    るコード検知回路と、 受信機側に設置され、前記IDカードに記憶された前記
    送信機固有のコードを読み取る磁気IDカードリーダ
    と、 前記磁気IDカードリーダにより読み取られた前記送信
    機固有のコードを記憶するメモリと、 前記コード検知回路で検知された前記送信機固有のコー
    ドと、前記メモリに記憶された前記送信機固有のコード
    とを比較するコード比較回路とで構成され、 前記コード比較回路により、前記送信機から送出され、
    前記受信機のコード検知回路で検知された前記送信機固
    有のコードと、予め、前記磁気IDカードリーダで読み
    取られ前記メモリに記憶されている前記送信機固有のコ
    ードとが比較され両コードが一致したときにのみ、車両
    のエンジン始動あるいは制御が可能な状態になることを
    特徴とする車両盗難防止システム。
  6. 【請求項6】 車両に設置された対応する複数の受信機
    にそれぞれ信号を送出する複数の送信機と、 前記対応する送信機からの信号を受信する複数の受信機
    と、 前記複数の受信機からの前記信号を検知する複数の検知
    回路とで構成され、 前記複数の送信機から送出された信号がそれぞれ対応す
    る複数の検知回路の全てで検知されたときにのみ、車両
    のエンジン始動あるいは制御が可能な状態になることを
    特徴とする車両盗難防止システム。
  7. 【請求項7】 前記信号が送信機毎に周波数の異なる複
    数の搬送波の信号であることを特徴とする請求項6記載
    の車両盗難防止システム。
  8. 【請求項8】 前記信号が送信機毎に同一周波数の搬送
    波に重畳された周波数の異なる複数のトーン信号である
    ことを特徴とする請求項6記載の車両盗難防止システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記信号が送信機毎に周波数の異なる搬
    送波に重畳された同一周波数からなるトーン信号である
    ことを特徴とする請求項6記載の車両盗難防止システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記信号が送信機毎に周波数の異なる
    搬送波に重畳された周波数の異なるトーン信号であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の車両盗難防止システム。
  11. 【請求項11】 車両に設置された対応する複数の受信
    機にそれぞれ送信機毎の固有のコードを送出する複数の
    送信機と、 前記対応する送信機からの送信機毎の固有のコードを受
    信する複数の受信機と、 前記受信された前記送信機毎の固有のコードを検知する
    複数のコード検知回路と、 前記検知された送信機毎の固有のコードと、前記受信機
    に予め記憶されている複数の送信機毎の固有のコードを
    比較する複数の比較回路とで構成され、 前記複数の比較回路により、前記複数の送信機から送出
    され、前記複数の受信機に接続された複数のコード検知
    回路で検知された複数の送信機毎の固有のコードと、複
    数の受信機に予め記憶されている複数の送信機毎の固有
    のコードとが比較され両コードが全て一致したときにの
    み、車両のエンジン始動あるいは制御が可能な状態にな
    ることを特徴とする車両盗難防止システム。
  12. 【請求項12】 前記送信機毎に同一のコードがそれぞ
    れ周波数の異なる複数の搬送波で送出されることを特徴
    とする請求項11記載の車両盗難防止システム。
  13. 【請求項13】 前記送信機毎に異なるコードがそれぞ
    れ周波数の異なる複数の搬送波で送出されることを特徴
    とする請求項11記載の車両盗難防止システム。
  14. 【請求項14】 車両に設置された1つの送受信機と、 前記送受信機からの送受信機毎の固有のコードの送信要
    求を受信し、前記送受信機に送受信機毎の固有のコード
    を返送する別の複数の送受信機と、 前記複数の送受信機からの前記返送された複数の送受信
    機毎の固有のコードを検知する前記車両に設置された1
    つの送受信機に接続された検知回路と、 前記検知された複数の送受信機毎の固有のコードと、前
    記車両に設置された送受信機に予め記憶されている複数
    の送受信機毎の固有のコードを比較する比較回路とで構
    成され、 前記車両に設置された送受信機が前記別の複数の送受信
    機に順次前記別の複数の送受信機毎の固有のコードの送
    信を要求し前記別の複数の送受信機が順次返送された前
    記複数の送受信機毎の固有のコードを受信し、前記比較
    回路により前記検知回路で検知された前記複数の送受信
    機毎の固有のコードと、前記車両に設置された送受信機
    に予め記憶されている前記複数の送信機毎の固有のコー
    ドと、がそれぞれ比較され両方のコードが全て一致した
    ときにのみ、車両のエンジン始動あるいは制御が可能な
    状態になることを特徴とする車両盗難防止システム。
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