JPH07265958A - 折曲げ加工機用ロボットの制御方法 - Google Patents
折曲げ加工機用ロボットの制御方法Info
- Publication number
- JPH07265958A JPH07265958A JP8567494A JP8567494A JPH07265958A JP H07265958 A JPH07265958 A JP H07265958A JP 8567494 A JP8567494 A JP 8567494A JP 8567494 A JP8567494 A JP 8567494A JP H07265958 A JPH07265958 A JP H07265958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- bending
- data
- plate material
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数枚の板材に対して同じ折曲げを行う場合
における折曲げ加工機とロボットの動作速度を速くし、
また、制御装置は小形のもので済む折曲げ加工機用ロボ
ットの制御方法。 【構成】 板材の折曲げ加工時、変位する板材をロボッ
トRの把持部Hに支持させてロボットRを動作させる折
曲げ加工機用ロボットの制御方法において、折曲げ加工
前に、予め作成した初期動作プログラムによって折曲げ
加工機PBを空運転させ、空運転時の折曲げ加工機PB
における金型PのY軸上の複数点の位置での速度をこの
折曲げ加工機PBの実動作デ−タとしてサンプリングす
る。サンプリングデ−タによって、ロボットRの把持部
Hの移動軌跡上の始,終点の間における複数点の位置で
の速度を演算して、ロボットRの移動軌跡上での追従制
御デ−タを作成し、ロボットRの動作を制御する。
における折曲げ加工機とロボットの動作速度を速くし、
また、制御装置は小形のもので済む折曲げ加工機用ロボ
ットの制御方法。 【構成】 板材の折曲げ加工時、変位する板材をロボッ
トRの把持部Hに支持させてロボットRを動作させる折
曲げ加工機用ロボットの制御方法において、折曲げ加工
前に、予め作成した初期動作プログラムによって折曲げ
加工機PBを空運転させ、空運転時の折曲げ加工機PB
における金型PのY軸上の複数点の位置での速度をこの
折曲げ加工機PBの実動作デ−タとしてサンプリングす
る。サンプリングデ−タによって、ロボットRの把持部
Hの移動軌跡上の始,終点の間における複数点の位置で
の速度を演算して、ロボットRの移動軌跡上での追従制
御デ−タを作成し、ロボットRの動作を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレ−キを始め
とする板材の折曲げ加工機に対し、折曲げられる板材の
把持手段として使用されるロボットの制御方法に関する
ものである。
とする板材の折曲げ加工機に対し、折曲げられる板材の
把持手段として使用されるロボットの制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近時、プレスブレ−キによる板材の折曲
げ加工において、ロボットの把持部、又は、ハンドに板
材を把持させて曲げ加工を行うことができるように形成
されたロボットが特開昭59-175968号、特開平2-65978号
などとして提案され、実用にも供されるようになった。
げ加工において、ロボットの把持部、又は、ハンドに板
材を把持させて曲げ加工を行うことができるように形成
されたロボットが特開昭59-175968号、特開平2-65978号
などとして提案され、実用にも供されるようになった。
【0003】上記のようなロボットによって板材を把持
させたままで折曲げ加工を行うには、当該ロボットの板
材把持部又はハンドに、折曲げ加工によって変位する板
材の把持された部分に精度よく追従する機能を持たせる
必要がある。把持部の追従精度が低いと折曲げ加工の加
工精度の低下をもたらすからである。
させたままで折曲げ加工を行うには、当該ロボットの板
材把持部又はハンドに、折曲げ加工によって変位する板
材の把持された部分に精度よく追従する機能を持たせる
必要がある。把持部の追従精度が低いと折曲げ加工の加
工精度の低下をもたらすからである。
【0004】従来、この追従精度を良好にする目的で、
例えば、特開平6-23683号にみられるようなロボット制
御方法が提案されている。提案されている方法は、ロボ
ットの板材把持部の動作と折曲げ加工を受ける板材の動
きを同期させることができる制御方法であって、加工精
度の低下を防止することを目的としたものであるが、未
だ問題点もある。
例えば、特開平6-23683号にみられるようなロボット制
御方法が提案されている。提案されている方法は、ロボ
ットの板材把持部の動作と折曲げ加工を受ける板材の動
きを同期させることができる制御方法であって、加工精
度の低下を防止することを目的としたものであるが、未
だ問題点もある。
【0005】即ち、提案されている方法は、ある曲げ工
程における曲げ初めから曲げ終了までの間、ロボットの
板材把持部が追従すべき移動軌跡とその軌跡上の複数の
位置を、板材の折曲げ加工機側の制御装置から得られる
折曲げ加工中のデ−タを基にして次々に演算し、この演
算値によってロボットの板材把持部の折曲げ加工中の移
動軌跡と、その軌跡上の複数の位置について次々に制御
することを内容とするものである。
程における曲げ初めから曲げ終了までの間、ロボットの
板材把持部が追従すべき移動軌跡とその軌跡上の複数の
位置を、板材の折曲げ加工機側の制御装置から得られる
折曲げ加工中のデ−タを基にして次々に演算し、この演
算値によってロボットの板材把持部の折曲げ加工中の移
動軌跡と、その軌跡上の複数の位置について次々に制御
することを内容とするものである。
【0006】上記提案方法では、複数枚の板材に同一の
折曲げ加工を行う場合であっても、板材一枚ごとの追従
制御のための演算を、追従軌跡と、その軌跡上の複数点
について、板材一枚ごとの折曲げ加工中に次々に行なわ
なければならず、また、その演算には時間を要するた
め、折曲げ速度を早くした折曲げ加工が実現し難いとい
う問題があるほか、前記演算を行うためにその演算部を
含む制御装置全体の容量を大きなものとする必要があっ
て、この点で制御装置のコストが大きくなるという問題
がある。
折曲げ加工を行う場合であっても、板材一枚ごとの追従
制御のための演算を、追従軌跡と、その軌跡上の複数点
について、板材一枚ごとの折曲げ加工中に次々に行なわ
なければならず、また、その演算には時間を要するた
め、折曲げ速度を早くした折曲げ加工が実現し難いとい
う問題があるほか、前記演算を行うためにその演算部を
含む制御装置全体の容量を大きなものとする必要があっ
て、この点で制御装置のコストが大きくなるという問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、複数枚の板材に対して同じ折曲げ
を行う場合における折曲げ加工機とロボットの動作速度
を速くでき、また、動作速度が速くても制御装置は容量
面で小形のもので済む折曲げ加工機用ロボットの制御方
法を提供することにある。
しようとする課題は、複数枚の板材に対して同じ折曲げ
を行う場合における折曲げ加工機とロボットの動作速度
を速くでき、また、動作速度が速くても制御装置は容量
面で小形のもので済む折曲げ加工機用ロボットの制御方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明制御方法の構成は、板材の
折曲げ加工時、変位する板材をロボットの把持部に支持
させて前記ロボットを動作させる折曲げ加工機用ロボッ
トの制御方法において、折曲げ加工前に、予め作成した
初期動作プログラムによって折曲げ加工機を空運転さ
せ、該空運転時の折曲げ加工機における金型のY軸上の
複数点の位置での速度をこの折曲げ加工機の実動作デ−
タとしてサンプリングすると共に、前記把持部を板材の
変位に追従させるため、前記サンプリングデ−タによっ
て、ロボットの把持部の移動軌跡上の始,終点の間にお
ける複数点の位置での速度を演算して、前記ロボットの
移動軌跡上での追従制御デ−タを作成し、前記折曲げ動
作プログラムにより板材が折曲げられるとき、前記追従
制御デ−タによりロボットの動作を制御することを特徴
とするものである。
を目的としてなされた本発明制御方法の構成は、板材の
折曲げ加工時、変位する板材をロボットの把持部に支持
させて前記ロボットを動作させる折曲げ加工機用ロボッ
トの制御方法において、折曲げ加工前に、予め作成した
初期動作プログラムによって折曲げ加工機を空運転さ
せ、該空運転時の折曲げ加工機における金型のY軸上の
複数点の位置での速度をこの折曲げ加工機の実動作デ−
タとしてサンプリングすると共に、前記把持部を板材の
変位に追従させるため、前記サンプリングデ−タによっ
て、ロボットの把持部の移動軌跡上の始,終点の間にお
ける複数点の位置での速度を演算して、前記ロボットの
移動軌跡上での追従制御デ−タを作成し、前記折曲げ動
作プログラムにより板材が折曲げられるとき、前記追従
制御デ−タによりロボットの動作を制御することを特徴
とするものである。
【0009】また、上記制御方法を適用した複数の板材
に対し同じ折曲げ加工を行う制御方法の構成は、一の板
材の折曲げ加工において、折曲げ加工機の金型のY軸上
の複数位置における速度を当該加工機の実動作デ−タと
してサンプリングし、該サンプリングデ−タに基づいて
得られるロボットの追従制御デ−タを、次の板材の折曲
げ加工に用いるロボットの追従制御デ−タの修正デ−タ
として形成し、修正された追従制御デ−タによって次の
板材の折曲げ加工におけるロボットの動作を制御するこ
とを特徴とするものである。
に対し同じ折曲げ加工を行う制御方法の構成は、一の板
材の折曲げ加工において、折曲げ加工機の金型のY軸上
の複数位置における速度を当該加工機の実動作デ−タと
してサンプリングし、該サンプリングデ−タに基づいて
得られるロボットの追従制御デ−タを、次の板材の折曲
げ加工に用いるロボットの追従制御デ−タの修正デ−タ
として形成し、修正された追従制御デ−タによって次の
板材の折曲げ加工におけるロボットの動作を制御するこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】空運転時の上金型の折曲げ加工動作をY軸上で
サンプリングし、これに基づいてロボットの把持部を追
従制御させるデ−タを作成する。次に、作成された追従
制御デ−タによってロボットを制御させつつ板材を折曲
げ加工するとき、その上金型のY軸上での動作をサンプ
リングし、これにより前記追従制御デ−タを修正し、次
の板材の折曲げにおけるロボットの追従動作の制御を行
うので、制御デ−タ修正のための演算が折曲げ辺単位で
すむ。
サンプリングし、これに基づいてロボットの把持部を追
従制御させるデ−タを作成する。次に、作成された追従
制御デ−タによってロボットを制御させつつ板材を折曲
げ加工するとき、その上金型のY軸上での動作をサンプ
リングし、これにより前記追従制御デ−タを修正し、次
の板材の折曲げにおけるロボットの追従動作の制御を行
うので、制御デ−タ修正のための演算が折曲げ辺単位で
すむ。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図に拠り説明する。図
1は本発明制御方法を適用するプレスブレ−キPBとロ
ボットRと、それらの制御部を統合的に制御するシステ
ムの制御部の制御システムとしての結合関係を例示した
機能ブロック図、図2は図1の制御システムにおける動
作プログラムの作成手順を例示したフロ−チャ−ト図、
図3は図1の制御システムにおいて、折曲げ加工中のシ
ステム制御部における修正デ−タ作成手順を例示したフ
ロ−チャ−ト図、図4は図1の制御システムにおいて、
加工中のロボット制御部の動作例を示したフロ−チャ−
ト図、図5は加工中のプレスブレ−キ制御部の動作例を
示したフロ−チャ−ト図、図6はプレスブレ−キにおけ
る加工中の金型と板材との関係を示す側断面図、図7は
板材把持部の移動軌跡を説明するための側面図である。
1は本発明制御方法を適用するプレスブレ−キPBとロ
ボットRと、それらの制御部を統合的に制御するシステ
ムの制御部の制御システムとしての結合関係を例示した
機能ブロック図、図2は図1の制御システムにおける動
作プログラムの作成手順を例示したフロ−チャ−ト図、
図3は図1の制御システムにおいて、折曲げ加工中のシ
ステム制御部における修正デ−タ作成手順を例示したフ
ロ−チャ−ト図、図4は図1の制御システムにおいて、
加工中のロボット制御部の動作例を示したフロ−チャ−
ト図、図5は加工中のプレスブレ−キ制御部の動作例を
示したフロ−チャ−ト図、図6はプレスブレ−キにおけ
る加工中の金型と板材との関係を示す側断面図、図7は
板材把持部の移動軌跡を説明するための側面図である。
【0012】図1に於て、PBは折曲げ加工機の一例と
して挙げるプレスブレ−キ、Rは前記プレスブレ−キP
Bに折曲げ加工を施すべき板材Wを、その把持部H、こ
こでは吸着パッドにより把持した状態で前記プレスブレ
−キPBの金型に対し位置決め供給するとともに、加工
中には板材Wの変位に把持部Hを追従させ、加工終了後
は、当該加工終了板材Wを所要位置に移すためのロボッ
トである。なお、Pは上金型、Dは下金型である。
して挙げるプレスブレ−キ、Rは前記プレスブレ−キP
Bに折曲げ加工を施すべき板材Wを、その把持部H、こ
こでは吸着パッドにより把持した状態で前記プレスブレ
−キPBの金型に対し位置決め供給するとともに、加工
中には板材Wの変位に把持部Hを追従させ、加工終了後
は、当該加工終了板材Wを所要位置に移すためのロボッ
トである。なお、Pは上金型、Dは下金型である。
【0013】図1に示したプレスブレ−キPBとロボッ
トRには、それぞれプレスブレ−キコントロ−ラ1(以
下、PBコントロ−ラ1という)、ロボットコントロ−
ラ2、及び、前記の両コントロ−ラ1,2に接続され、
プレスブレ−キPBとロボットRの動作プログラム作
成、並びに、ロボット制御のための追従デ−タの作成、
並びに、このデ−タを補正するための修正デ−タを演算
して形成し、前記コントロ−ラ1,2の連繋動作の制御
をするシステムコントロ−ラ3が結合接続されている。
トRには、それぞれプレスブレ−キコントロ−ラ1(以
下、PBコントロ−ラ1という)、ロボットコントロ−
ラ2、及び、前記の両コントロ−ラ1,2に接続され、
プレスブレ−キPBとロボットRの動作プログラム作
成、並びに、ロボット制御のための追従デ−タの作成、
並びに、このデ−タを補正するための修正デ−タを演算
して形成し、前記コントロ−ラ1,2の連繋動作の制御
をするシステムコントロ−ラ3が結合接続されている。
【0014】システムコントロ−ラ3には、プレスブレ
−キPBの折曲げ加工に必要なデ−タ、例えば、図6に
例示する加工では、板材Wの厚さ、曲げ角度θ、金型P
の移動量把持部Hの把持点Hpの曲げ開始点H
PO(x0,y0)から曲げ完了点HPT(xT,yT)までの
位置デ−タ、下金型Dの溝巾V、△y(加工前から加工
完了までの移動量)等の折曲げ加工に必要なデ−タが、
曲げ工程順に入力設定される。そして、このコントロ−
ラ3では、前記曲げ加工デ−タによってプレスブレ−キ
PBの動作プログラムを作成し、これをPBコントロ−
ラ1に供給して、プレスブレ−キPBをそのプログラム
によって動作制御する。なお、プレスブレ−キPBに
は、曲げ加工時における上金型PのY軸上での位置を検
出するための測長器4が設けられ、PBコントロ−ラ1
に測長器4の検出信号が供給されるように接続されてい
る。
−キPBの折曲げ加工に必要なデ−タ、例えば、図6に
例示する加工では、板材Wの厚さ、曲げ角度θ、金型P
の移動量把持部Hの把持点Hpの曲げ開始点H
PO(x0,y0)から曲げ完了点HPT(xT,yT)までの
位置デ−タ、下金型Dの溝巾V、△y(加工前から加工
完了までの移動量)等の折曲げ加工に必要なデ−タが、
曲げ工程順に入力設定される。そして、このコントロ−
ラ3では、前記曲げ加工デ−タによってプレスブレ−キ
PBの動作プログラムを作成し、これをPBコントロ−
ラ1に供給して、プレスブレ−キPBをそのプログラム
によって動作制御する。なお、プレスブレ−キPBに
は、曲げ加工時における上金型PのY軸上での位置を検
出するための測長器4が設けられ、PBコントロ−ラ1
に測長器4の検出信号が供給されるように接続されてい
る。
【0015】一方、このシステムコントロ−ラ3は、前
記折曲げ動作プログラムにより作動をするプレスブレ−
キPBで折曲げられて変位する板材Wの把持点Hpにお
いて、ロボットRの把持部Hを追従させて把持するた
め、図7に示すように、プレスブレ−キPBが前記動作
プログラムに基づいて折曲げ加工動作をするとき、前記
把持点Hpの曲げ始点HPOから曲げ終点HPTまでの間の
複数の位置(x0,y0)〜(xT,yT)とその各位置で
の速度を、ロボットRの動作プログラムとして作成し、
ロボットコントロ−ラ2に供給する機能を持つ。
記折曲げ動作プログラムにより作動をするプレスブレ−
キPBで折曲げられて変位する板材Wの把持点Hpにお
いて、ロボットRの把持部Hを追従させて把持するた
め、図7に示すように、プレスブレ−キPBが前記動作
プログラムに基づいて折曲げ加工動作をするとき、前記
把持点Hpの曲げ始点HPOから曲げ終点HPTまでの間の
複数の位置(x0,y0)〜(xT,yT)とその各位置で
の速度を、ロボットRの動作プログラムとして作成し、
ロボットコントロ−ラ2に供給する機能を持つ。
【0016】上記のように、本発明方法では、PBコン
トロ−ラ1とロボットコントロ−ラ2とが、システムコ
ントロ−ラ3を介して結合され、このシステムコントロ
−ラ3においてプレスブレ−キPBによる折曲げ加工と
ロボットRの把持部Hの追従動作に必要な動作プログラ
ムが作成されると共に、該動作プログラムを修正するた
めのデ−タ交換が行われるようにされている。即ち、ま
ず、折曲げ加工前、システムコントロ−ラ3では、図2
のフロ−チャ−トに示す手順に従がい、第1ステップS1
において板材Wの加工条件や製品形状、或は、上,下金
型に関する寸法デ−タ、ハンドリング条件などを入力す
ることによって、第2ステップS2においてプレスブレ−
キPBの折曲げ動作プログラムが、第3ステップS3にお
いて前記プレスブレ−キ側の動作に対応したロボットR
の基本姿勢に関する動作プログラムがそれぞれ作成され
る。
トロ−ラ1とロボットコントロ−ラ2とが、システムコ
ントロ−ラ3を介して結合され、このシステムコントロ
−ラ3においてプレスブレ−キPBによる折曲げ加工と
ロボットRの把持部Hの追従動作に必要な動作プログラ
ムが作成されると共に、該動作プログラムを修正するた
めのデ−タ交換が行われるようにされている。即ち、ま
ず、折曲げ加工前、システムコントロ−ラ3では、図2
のフロ−チャ−トに示す手順に従がい、第1ステップS1
において板材Wの加工条件や製品形状、或は、上,下金
型に関する寸法デ−タ、ハンドリング条件などを入力す
ることによって、第2ステップS2においてプレスブレ−
キPBの折曲げ動作プログラムが、第3ステップS3にお
いて前記プレスブレ−キ側の動作に対応したロボットR
の基本姿勢に関する動作プログラムがそれぞれ作成され
る。
【0017】この段階において作成されるロボットRの
基本姿勢の動作プログラムの内容は、例えば、一枚の板
材Wに対するプレスブレ−キPBによる3辺の折曲げ工
程があるとき、各辺の折曲げにおける把持部Hの折曲げ
開始点HPOの位置や曲げ完了点HPTの位置等を計算する
ための情報と、ロボットコントロ−ラ2に予めプログラ
ムされている指定動作プログラム(例えば、直線運動や
円弧運動)とによって形成される動作プログラムであっ
て、折曲げ加工が進行中の把持部Hの追従動作のための
プログラムは含まない。
基本姿勢の動作プログラムの内容は、例えば、一枚の板
材Wに対するプレスブレ−キPBによる3辺の折曲げ工
程があるとき、各辺の折曲げにおける把持部Hの折曲げ
開始点HPOの位置や曲げ完了点HPTの位置等を計算する
ための情報と、ロボットコントロ−ラ2に予めプログラ
ムされている指定動作プログラム(例えば、直線運動や
円弧運動)とによって形成される動作プログラムであっ
て、折曲げ加工が進行中の把持部Hの追従動作のための
プログラムは含まない。
【0018】システムコントロ−ラ3において作成され
たプレスブレ−キPBの上記の折曲げ動作プログラム
は、第4ステップS4において、このコントロ−ラ3から
PBコントロ−ラ1に供給される。本発明では、まず、
この折曲げ動作プログラムによって第5ステップS5でプ
レスブレ−キPBを空運転させる。この空運転のスタ−
トをさせる動作開始指令は、ロボットコントロ−ラ2か
らPBコントロ−ラ1に供給される。
たプレスブレ−キPBの上記の折曲げ動作プログラム
は、第4ステップS4において、このコントロ−ラ3から
PBコントロ−ラ1に供給される。本発明では、まず、
この折曲げ動作プログラムによって第5ステップS5でプ
レスブレ−キPBを空運転させる。この空運転のスタ−
トをさせる動作開始指令は、ロボットコントロ−ラ2か
らPBコントロ−ラ1に供給される。
【0019】一方、プレスブレ−キPBは、そのコント
ロ−ラ1が第5ステップS5において上記空運転の動作開
始指令を受けると、上記板材Wの3辺に対する折曲げ動
作プログラムによって上金型Pが逐次ストロ−ク動作さ
せられるが、各ストロ−ク運動時の上金型PのY軸上で
の複数点の位置デ−タとそのデ−タサンプリングの時刻
がPBコントロ−ラ1によってサンプリングされ、シス
テムコントロ−ラ3からの要求によってPBコントロ−
ラからシステムコントロ−ラ3に取込まれる。システム
コントロ−ラ3では、上記空運転での各辺の折曲げに関
し、各折曲げ辺の折曲げ動作開始から完了までの複数点
における金型Pの位置と、各位置での金型速度を演算
し、第6ステップS6で前記金型Pの移動中の前記各位置
における板材Wの把持点Hpの移動軌跡とこの軌跡上の
複数点における速度を演算する。
ロ−ラ1が第5ステップS5において上記空運転の動作開
始指令を受けると、上記板材Wの3辺に対する折曲げ動
作プログラムによって上金型Pが逐次ストロ−ク動作さ
せられるが、各ストロ−ク運動時の上金型PのY軸上で
の複数点の位置デ−タとそのデ−タサンプリングの時刻
がPBコントロ−ラ1によってサンプリングされ、シス
テムコントロ−ラ3からの要求によってPBコントロ−
ラからシステムコントロ−ラ3に取込まれる。システム
コントロ−ラ3では、上記空運転での各辺の折曲げに関
し、各折曲げ辺の折曲げ動作開始から完了までの複数点
における金型Pの位置と、各位置での金型速度を演算
し、第6ステップS6で前記金型Pの移動中の前記各位置
における板材Wの把持点Hpの移動軌跡とこの軌跡上の
複数点における速度を演算する。
【0020】ここで、加工中の板材Wの把持点Hpの移
動軌跡は、図7に示すように、下金型Dの溝角部を中心
とした当該把持点Hpの回転軌跡であるが、ある折曲げ
において、曲げ始めから曲げが進むと、上金型Pの押下
げ作用によって下金型Dの溝の内部に加工点が沈むよう
に移動するため、前記把持点Hpの実際の移動軌跡は加
工点を中心とした単なる回転軌跡にはならない。具体的
には、移動軌跡fは、f(x,y)=f(p,d,l,
θ,△y)になる(図6,図7参照)。ここで、Pは下
金型寸法,dは上金型寸法,lは板材Wにおける加工点
から把持点Hpまでの距離,θは折曲げ角,△yは加工
点の沈み込み移動量である。
動軌跡は、図7に示すように、下金型Dの溝角部を中心
とした当該把持点Hpの回転軌跡であるが、ある折曲げ
において、曲げ始めから曲げが進むと、上金型Pの押下
げ作用によって下金型Dの溝の内部に加工点が沈むよう
に移動するため、前記把持点Hpの実際の移動軌跡は加
工点を中心とした単なる回転軌跡にはならない。具体的
には、移動軌跡fは、f(x,y)=f(p,d,l,
θ,△y)になる(図6,図7参照)。ここで、Pは下
金型寸法,dは上金型寸法,lは板材Wにおける加工点
から把持点Hpまでの距離,θは折曲げ角,△yは加工
点の沈み込み移動量である。
【0021】上記のようにして、空運転による折曲げ動
作において、板材Wの各辺の折曲げにおける把持点Hp
の移動軌跡について、その軌跡上の各点(x0,y0)か
ら(xT,yT)までにおける複数点の位置デ−タと速度
デ−タがシステムコントロ−ラ3に形成されると、この
デ−タは、第7ステップS7において、ロボットRの把持
部Hの追従軌跡とその軌跡上の各位置における速度の初
期設定追従プログラムとして、システムコントロ−ラ3
からロボットコントロ−ラ2に供給される。
作において、板材Wの各辺の折曲げにおける把持点Hp
の移動軌跡について、その軌跡上の各点(x0,y0)か
ら(xT,yT)までにおける複数点の位置デ−タと速度
デ−タがシステムコントロ−ラ3に形成されると、この
デ−タは、第7ステップS7において、ロボットRの把持
部Hの追従軌跡とその軌跡上の各位置における速度の初
期設定追従プログラムとして、システムコントロ−ラ3
からロボットコントロ−ラ2に供給される。
【0022】プレスブレ−キPBの折曲げ動作プログラ
ムとロボットRの把持部Hの追従動作プログラムが、そ
れぞれのコントロ−ラ1,2に設定されると、プレスブ
レ−キPBとロボットRは、ロボットRの把持部Hの把
持点Hpに実際に板材を支持し、上記の折曲げ動作プロ
グラムと初期設定された追従プログラムの制御デ−タに
より、実際に板材Wの折曲げ加工に入る。
ムとロボットRの把持部Hの追従動作プログラムが、そ
れぞれのコントロ−ラ1,2に設定されると、プレスブ
レ−キPBとロボットRは、ロボットRの把持部Hの把
持点Hpに実際に板材を支持し、上記の折曲げ動作プロ
グラムと初期設定された追従プログラムの制御デ−タに
より、実際に板材Wの折曲げ加工に入る。
【0023】実際の折曲げ加工の動作開始指令もロボッ
トコントロ−ラ2からPBコントロ−ラ1に与えられて
折曲げ加工が開始し、加工が進行している間、先の空運
転の場合と同様に、板材Wの各辺の折曲げ工程ごとに、
PBコントロ−ラ1にサンプリングされるプレスブレ−
キPBの上金型PのY軸上での位置デ−タがこの板材W
の折曲げ加工中、又は、その完了後、PBコントロ−ラ
1からこのシステムコントロ−ラ3に供給される。シス
テムコントロ−ラ3においては、各辺の折曲げごとに上
金型Pの各位置とその各位置での速度が演算され、この
演算された速度デ−タが次の板材Wに対する上金型Pの
前記各位置での速度デ−タとしてロボットコントロ−ラ
2に与えられる。
トコントロ−ラ2からPBコントロ−ラ1に与えられて
折曲げ加工が開始し、加工が進行している間、先の空運
転の場合と同様に、板材Wの各辺の折曲げ工程ごとに、
PBコントロ−ラ1にサンプリングされるプレスブレ−
キPBの上金型PのY軸上での位置デ−タがこの板材W
の折曲げ加工中、又は、その完了後、PBコントロ−ラ
1からこのシステムコントロ−ラ3に供給される。シス
テムコントロ−ラ3においては、各辺の折曲げごとに上
金型Pの各位置とその各位置での速度が演算され、この
演算された速度デ−タが次の板材Wに対する上金型Pの
前記各位置での速度デ−タとしてロボットコントロ−ラ
2に与えられる。
【0024】従って、システムコントロ−ラ3では、実
際の曲げ加工中、各辺の折曲げごとに、各辺の折曲げ終
了のあとPBコントロ−ラ1から供給される上金型Pの
Y軸上でのサンプリングデ−タによって、ロボットRの
把持部H、つまり、板材Wの把持点Hpの移動軌跡上の
複数点での速度を演算し、この各位置における速度演算
値のデ−タを、次の板材の初期設定追従プログラムの速
度修正デ−タを作成する。このため、システムコントロ
−ラ3は図3に示すようなフロ−チャ−トで作動する。
際の曲げ加工中、各辺の折曲げごとに、各辺の折曲げ終
了のあとPBコントロ−ラ1から供給される上金型Pの
Y軸上でのサンプリングデ−タによって、ロボットRの
把持部H、つまり、板材Wの把持点Hpの移動軌跡上の
複数点での速度を演算し、この各位置における速度演算
値のデ−タを、次の板材の初期設定追従プログラムの速
度修正デ−タを作成する。このため、システムコントロ
−ラ3は図3に示すようなフロ−チャ−トで作動する。
【0025】システムコントロ−ラ3は、初期設定され
た、或は、前回の折曲げによって得られた追従デ−タを
次の板材に対する追従動作の前に修正するため、図3の
フロ−チャ−トの第1ステップSS1において、前の折曲
げ(又は、空運転)においてPBコントロ−ラ1にサン
プリングされ供給される上金型Pの位置とそこでの速度
デ−タから、これらの位置,速度に対応したロボットR
の把持部Hの位置,速度を演算し、これを次の板材Wの
折曲げに対する把持部Hの位置,速度デ−タとするため
に、次の板材Wの折曲げに対する追従動作の速度修正デ
−タを算出するのである。
た、或は、前回の折曲げによって得られた追従デ−タを
次の板材に対する追従動作の前に修正するため、図3の
フロ−チャ−トの第1ステップSS1において、前の折曲
げ(又は、空運転)においてPBコントロ−ラ1にサン
プリングされ供給される上金型Pの位置とそこでの速度
デ−タから、これらの位置,速度に対応したロボットR
の把持部Hの位置,速度を演算し、これを次の板材Wの
折曲げに対する把持部Hの位置,速度デ−タとするため
に、次の板材Wの折曲げに対する追従動作の速度修正デ
−タを算出するのである。
【0026】従って、システムコントロ−ラ3は、第2
ステップSS2において、次の板材Wの折曲げに対する追
従動作が開始される前に、ロボットコントロ−ラ2から
速度修正デ−タの要求があるかどうかを判断する。そし
て、ロボットコントロ−ラ2から前記修正デ−タの要求
があるときは、第3ステップSS3において、当該コント
ロ−ラ2に先に演算して得られた速度デ−タを、修正デ
−タとして供給する。
ステップSS2において、次の板材Wの折曲げに対する追
従動作が開始される前に、ロボットコントロ−ラ2から
速度修正デ−タの要求があるかどうかを判断する。そし
て、ロボットコントロ−ラ2から前記修正デ−タの要求
があるときは、第3ステップSS3において、当該コント
ロ−ラ2に先に演算して得られた速度デ−タを、修正デ
−タとして供給する。
【0027】速度修正デ−タの要求、その供給によるデ
−タ修正が完了した後、ロボットコントロ−ラ2からP
Bコントロ−ラ1に次の板材Wに対する曲げ加工開始指
令が出されると共にロボットRが追従動作を開始する。
ロボットコントロ−ラ2にPBコントロ−ラ1からこの
板材Wの折曲げ完了信号が供給されると、システムコン
トロ−ラ3では、第4ステップSS4において、ロボット
コントロ−ラ2から上金型Pの動作デ−タの要求がある
かどうかを判断し、要求があれば第5ステップSS5にお
いて、PBコントロ−ラ1に現折曲げでの上金型Pの動
作デ−タを要求し、第6ステップSS6においてPBコン
トロ−ラ1から現折曲げの上金型Pについてサンプリン
グされた動作デ−タが供給される。供給された上金型の
サンプリングデ−タは、このコントロ−ラ3における次
の板材Wの折曲げにおけるロボットRの把持部Hの速度
修正デ−タを作成するために利用される。
−タ修正が完了した後、ロボットコントロ−ラ2からP
Bコントロ−ラ1に次の板材Wに対する曲げ加工開始指
令が出されると共にロボットRが追従動作を開始する。
ロボットコントロ−ラ2にPBコントロ−ラ1からこの
板材Wの折曲げ完了信号が供給されると、システムコン
トロ−ラ3では、第4ステップSS4において、ロボット
コントロ−ラ2から上金型Pの動作デ−タの要求がある
かどうかを判断し、要求があれば第5ステップSS5にお
いて、PBコントロ−ラ1に現折曲げでの上金型Pの動
作デ−タを要求し、第6ステップSS6においてPBコン
トロ−ラ1から現折曲げの上金型Pについてサンプリン
グされた動作デ−タが供給される。供給された上金型の
サンプリングデ−タは、このコントロ−ラ3における次
の板材Wの折曲げにおけるロボットRの把持部Hの速度
修正デ−タを作成するために利用される。
【0028】一方、上記コントロ−ラ3の動作フロ−チ
ャ−トに従って各板材Wの折曲げ加工が進行するとき、
各辺の折曲げごとに、その折曲げが完了した時点におい
て、PBコントロ−ラ1からは各辺ごとの折曲げ加工完
了の信号がロボットコントロ−ラ2に供給される。ロボ
ットコントロ−ラ2は、各辺の折曲げの前記加工完了信
号が供給されるタイミングにおいて、図4のフロチャ−
トに示すように、その第1ステップRS1でシステムコン
トロ−ラ3に速度修正デ−タを要求する。ロボットコン
トロ−ラ2から速度修正デ−タの要求を受けたシステム
コントロ−ラ3では、先に演算した前の板材の折曲げの
動作デ−タからロボットRの次の辺の折曲げに追従する
動作プログラムに対する速度修正デ−タを形成している
ので、システムコントロ−ラ3で作成されたこの速度修
正デ−タがロボットコントロ−ラ2に供給される。
ャ−トに従って各板材Wの折曲げ加工が進行するとき、
各辺の折曲げごとに、その折曲げが完了した時点におい
て、PBコントロ−ラ1からは各辺ごとの折曲げ加工完
了の信号がロボットコントロ−ラ2に供給される。ロボ
ットコントロ−ラ2は、各辺の折曲げの前記加工完了信
号が供給されるタイミングにおいて、図4のフロチャ−
トに示すように、その第1ステップRS1でシステムコン
トロ−ラ3に速度修正デ−タを要求する。ロボットコン
トロ−ラ2から速度修正デ−タの要求を受けたシステム
コントロ−ラ3では、先に演算した前の板材の折曲げの
動作デ−タからロボットRの次の辺の折曲げに追従する
動作プログラムに対する速度修正デ−タを形成している
ので、システムコントロ−ラ3で作成されたこの速度修
正デ−タがロボットコントロ−ラ2に供給される。
【0029】速度修正デ−タを第2ステップRS2におい
て受けたロボットコントロ−ラ2は、次の辺の折曲げに
対する追従プログラムの速度デ−タを修正し、この修正
が終了したことを条件として、その第2ステップRS2に
おいてPBコントロ−ラ1に次の辺の折曲げスタ−トの
動作開始指令を供給すると同時に、ロボットRに次の辺
の折曲げに対する追従動作をさせる。
て受けたロボットコントロ−ラ2は、次の辺の折曲げに
対する追従プログラムの速度デ−タを修正し、この修正
が終了したことを条件として、その第2ステップRS2に
おいてPBコントロ−ラ1に次の辺の折曲げスタ−トの
動作開始指令を供給すると同時に、ロボットRに次の辺
の折曲げに対する追従動作をさせる。
【0030】修正された速度デ−タによる次の板材の折
曲げにおけるロボットRの制御デ−タは、第4ステップ
RS4においてロボットRの各軸のモ−タに対する速度制
御用の供給パルス数に演算されて各軸モ−タのコントロ
−ラに与えられ、第5ステップRS5においてロボットR
の各軸のモ−タを駆動することとなる。
曲げにおけるロボットRの制御デ−タは、第4ステップ
RS4においてロボットRの各軸のモ−タに対する速度制
御用の供給パルス数に演算されて各軸モ−タのコントロ
−ラに与えられ、第5ステップRS5においてロボットR
の各軸のモ−タを駆動することとなる。
【0031】各軸のモ−タは、把持部Hを目標位置に到
達させるための回転をしたかどうかが、第6ステップRS
6において各軸のモ−タごとにその回転数(角)を示す
パルス数によって監視される。本発明における把持部H
の位置制御は、ここでは、把持点Hpの曲げ開始点HPO
から曲げ完了点HPTまでの区間を、複数点による2以上
の区間に分割し、途中通過点においてその通過点を含む
前後3点を、円弧軌跡となるように結ぶと共に、この軌
跡上を各通過点間において指定されたパルス数の速度で
移動するように制御される。
達させるための回転をしたかどうかが、第6ステップRS
6において各軸のモ−タごとにその回転数(角)を示す
パルス数によって監視される。本発明における把持部H
の位置制御は、ここでは、把持点Hpの曲げ開始点HPO
から曲げ完了点HPTまでの区間を、複数点による2以上
の区間に分割し、途中通過点においてその通過点を含む
前後3点を、円弧軌跡となるように結ぶと共に、この軌
跡上を各通過点間において指定されたパルス数の速度で
移動するように制御される。
【0032】本発明では、上金型Pの動作速度に応じて
ロボットRの把持部Hが滑らかな追従動作をするよう
に、ある折曲げ工程における追従区間を、複数の途中の
通過点と通過目標点として指定する。この場合におい
て、追従動作の開始点及び終了点近傍では、前記各点の
指定はより挟い間隔で、中間の高速区間ではより広い間
隔で指定する。本発明における把持部Hの追従軌跡は、
追従動作の始,終点の途中において予め指定された複数
点の位置とその位置での速度、及び、指定位置の間の移
動軌跡の形状(この場合、円弧状)となる。このためロ
ボットコントロ−ラ2からロボットRに指示される動作
プログラム命令は、上記の各軌跡情報となる。
ロボットRの把持部Hが滑らかな追従動作をするよう
に、ある折曲げ工程における追従区間を、複数の途中の
通過点と通過目標点として指定する。この場合におい
て、追従動作の開始点及び終了点近傍では、前記各点の
指定はより挟い間隔で、中間の高速区間ではより広い間
隔で指定する。本発明における把持部Hの追従軌跡は、
追従動作の始,終点の途中において予め指定された複数
点の位置とその位置での速度、及び、指定位置の間の移
動軌跡の形状(この場合、円弧状)となる。このためロ
ボットコントロ−ラ2からロボットRに指示される動作
プログラム命令は、上記の各軌跡情報となる。
【0033】各軸のモ−タが把持点Hpの移動区間全体
(追従区間全体)でそれぞれの軸のモ−タが所定の回転
数(角)に到達したことが検出されたら、第7ステップ
RS7において、PBコントロ−ラ1から折曲げ完了信号
が供給されたかどうかが判断され、曲げ完了信号が得ら
れると、第8ステップRS8においてシステムコントロ−
ラ3にPBコントロ−ラ1から現折曲げにおける上金型
Pの動作デ−タを供給すべき旨の指令信号が出力され
る。
(追従区間全体)でそれぞれの軸のモ−タが所定の回転
数(角)に到達したことが検出されたら、第7ステップ
RS7において、PBコントロ−ラ1から折曲げ完了信号
が供給されたかどうかが判断され、曲げ完了信号が得ら
れると、第8ステップRS8においてシステムコントロ−
ラ3にPBコントロ−ラ1から現折曲げにおける上金型
Pの動作デ−タを供給すべき旨の指令信号が出力され
る。
【0034】このようにして本発明では、ロボットR
が、次の板材Wの折曲げにおいて当該板材Wの把持点H
pの変位に対し、前回折曲げで得られた金型動作デ−タ
により形成された速度デ−タに基づいて把持部Hを追従
させる動作をする一方、プレスブレ−キPBは前記板材
Wに対し折曲げ加工動作を行い、このようにしてプレス
ブレ−キPBの動作とロボットRの動作が一つの折曲げ
動作単位で制御される。
が、次の板材Wの折曲げにおいて当該板材Wの把持点H
pの変位に対し、前回折曲げで得られた金型動作デ−タ
により形成された速度デ−タに基づいて把持部Hを追従
させる動作をする一方、プレスブレ−キPBは前記板材
Wに対し折曲げ加工動作を行い、このようにしてプレス
ブレ−キPBの動作とロボットRの動作が一つの折曲げ
動作単位で制御される。
【0035】上記のロボットコントロ−ラ2の動作に関
連して、PBコントロ−ラ1は、図5に例示するフロ−
チャ−トの動作をする。即ち、図5に示した第1ステッ
プPS1では、ロボットコントロ−ラ2から曲げ加工動作
の開始指令があるかどうかが判別される。
連して、PBコントロ−ラ1は、図5に例示するフロ−
チャ−トの動作をする。即ち、図5に示した第1ステッ
プPS1では、ロボットコントロ−ラ2から曲げ加工動作
の開始指令があるかどうかが判別される。
【0036】PBコントロ−ラ1では、動作開始指令を
受けたことが判別されると、第2ステップPS2におい
て、プレスブレ−キPBの上金型Pの位置に関する複数
の制御区間について、各区間の移動量が演算され、次い
で第3ステップPS3の上金型Pの移動を開始させる。
受けたことが判別されると、第2ステップPS2におい
て、プレスブレ−キPBの上金型Pの位置に関する複数
の制御区間について、各区間の移動量が演算され、次い
で第3ステップPS3の上金型Pの移動を開始させる。
【0037】上金型Pの移動は、第4ステップPS4にお
いて、上記の各制御区間に関し、目標位置に到達したか
どうかが、判断される。この判断は、上金型Pに対して
設けた測長器4から得られる移動量に比例したパルス数
と上記各制御区間における設定距離を示すパルス数の比
較により行われる。
いて、上記の各制御区間に関し、目標位置に到達したか
どうかが、判断される。この判断は、上金型Pに対して
設けた測長器4から得られる移動量に比例したパルス数
と上記各制御区間における設定距離を示すパルス数の比
較により行われる。
【0038】第4ステップPS4において、上金型Pの全
移動量がその折曲げ工程の全予定移動量に達したことが
検出されると、第5ステップPS5において、ロボットコ
ントロ−ラ2に対し、加工完了信号が供給される。
移動量がその折曲げ工程の全予定移動量に達したことが
検出されると、第5ステップPS5において、ロボットコ
ントロ−ラ2に対し、加工完了信号が供給される。
【0039】加工完了信号が出力されると、第6ステッ
プPS6において、システムコントロ−ラ3から現折曲げ
における上金型Pの動作デ−タの要求指令が供給されて
いるかどうかが判別され、要求指令があるときは、次の
第7ステップPS7で前記システムコントロ−ラ3に上記
の現折曲げにおける上金型Pについてサンプリングした
動作デ−タを供給して、一の折曲げ動作を終了する。
プPS6において、システムコントロ−ラ3から現折曲げ
における上金型Pの動作デ−タの要求指令が供給されて
いるかどうかが判別され、要求指令があるときは、次の
第7ステップPS7で前記システムコントロ−ラ3に上記
の現折曲げにおける上金型Pについてサンプリングした
動作デ−タを供給して、一の折曲げ動作を終了する。
【0040】このように本発明では、一の板材の各折曲
げ辺ごとに折曲げ加工が完了すると、そのつど、PBコ
ントロ−ラ1から加工完了信号がロボットコントロ−ラ
2を経てシステムコントロ−ラ3に送られ、この完了信
号を受信すると、システムコントロ−ラ3はPBコント
ロ−ラ1においてサンプリングされた前記折曲げにおけ
るサンプリングデ−タを取込み、次の板材の折曲げのた
めの速度デ−タを修正するための演算を行い、この修正
された速度デ−タをロボットコントロ−ラ2に供給する
ことにより、ロボットRの動作を各板材の折曲げごとに
制御するようにしている。
げ辺ごとに折曲げ加工が完了すると、そのつど、PBコ
ントロ−ラ1から加工完了信号がロボットコントロ−ラ
2を経てシステムコントロ−ラ3に送られ、この完了信
号を受信すると、システムコントロ−ラ3はPBコント
ロ−ラ1においてサンプリングされた前記折曲げにおけ
るサンプリングデ−タを取込み、次の板材の折曲げのた
めの速度デ−タを修正するための演算を行い、この修正
された速度デ−タをロボットコントロ−ラ2に供給する
ことにより、ロボットRの動作を各板材の折曲げごとに
制御するようにしている。
【0041】
【発明の効果】従って、本発明では、上述のように、ま
ず、金型寸法や折曲げ角度等のデ−タから、プレスブレ
−キPBの折曲げにおける金型の動作プログラム、即
ち、上金型のY軸上での位置とその点の速度を設定して
加工機を空運転し、この空運転の金型の動作デ−タから
板材Wの把持点Hpの移動軌跡デ−タを形成すると共
に、この移動軌跡上の折曲げの始,終点を含む3点以上
の複数点における把持点の速度を予め演算して求め、こ
れをロボットRの把持部Hの予定位置,速度として設定
し、これによって実際の板材の折曲げ加工に入り、実際
の折曲げ加工中に、上記上金型の予定位置における実際
速度をサンプリングして求め、この上金型の速度の実際
値によってロボットRの把持部の移動軌跡上での速度を
修正するようにし、金型の実際の動作に基づいて次の板
材に対するロボットの動作プログラムを修正してロボッ
トを制御するようにしたので、ロボットの把持部を折曲
げられる板材の変位に対しより正確に追従させることが
可能となり、加工精度の低下をもたらすことがなくな
る。
ず、金型寸法や折曲げ角度等のデ−タから、プレスブレ
−キPBの折曲げにおける金型の動作プログラム、即
ち、上金型のY軸上での位置とその点の速度を設定して
加工機を空運転し、この空運転の金型の動作デ−タから
板材Wの把持点Hpの移動軌跡デ−タを形成すると共
に、この移動軌跡上の折曲げの始,終点を含む3点以上
の複数点における把持点の速度を予め演算して求め、こ
れをロボットRの把持部Hの予定位置,速度として設定
し、これによって実際の板材の折曲げ加工に入り、実際
の折曲げ加工中に、上記上金型の予定位置における実際
速度をサンプリングして求め、この上金型の速度の実際
値によってロボットRの把持部の移動軌跡上での速度を
修正するようにし、金型の実際の動作に基づいて次の板
材に対するロボットの動作プログラムを修正してロボッ
トを制御するようにしたので、ロボットの把持部を折曲
げられる板材の変位に対しより正確に追従させることが
可能となり、加工精度の低下をもたらすことがなくな
る。
【0042】また、複数枚の板材に同一の折曲げ加工が
繰返し行われることにより、温度変化や負荷変動が生
じ、これによって生じるプレスブレ−キの上金型の加工
動作の速度変動に迅速に対応してロボット側の動作速度
を制御することができるので、繁雑なロボットの速度調
整が不要となり、曲げ加工品質の安定に寄与する。
繰返し行われることにより、温度変化や負荷変動が生
じ、これによって生じるプレスブレ−キの上金型の加工
動作の速度変動に迅速に対応してロボット側の動作速度
を制御することができるので、繁雑なロボットの速度調
整が不要となり、曲げ加工品質の安定に寄与する。
【図1】本発明制御方法を適用するプレスブレ−キPB
とロボットRと、それらのコントロ−ラを統合的に制御
するシステムのコントロ−ラの制御システムとしての結
合関係を例示した機能ブロック図。
とロボットRと、それらのコントロ−ラを統合的に制御
するシステムのコントロ−ラの制御システムとしての結
合関係を例示した機能ブロック図。
【図2】図1の制御システムにおける動作プログラムの
作成手順を例示したフロ−チャ−ト図。
作成手順を例示したフロ−チャ−ト図。
【図3】図1の制御システムにおいて、折曲げ加工中の
システムコントロ−ラにおける修正デ−タ作成手順を例
示したフロ−チャ−ト図。
システムコントロ−ラにおける修正デ−タ作成手順を例
示したフロ−チャ−ト図。
【図4】図1の制御システムにおいて、加工中のロボッ
トコントロ−ラの動作例を示したフロ−チャ−ト図。
トコントロ−ラの動作例を示したフロ−チャ−ト図。
【図5】加工中のプレスブレ−キコントロ−ラの動作例
を示したフロ−チャ−ト図。
を示したフロ−チャ−ト図。
【図6】プレスブレ−キにおける加工中の金型と板材と
の関係を示す側断面図。
の関係を示す側断面図。
【図7】板材把持部の移動軌跡を説明するための側面
図。
図。
1 PBコントロ−ラ 2 ロボットコントロ−ラ 3 システムコントロ−ラ 4 測長器 PB プレスブレ−キ H 把持部 P 上金型 D 下金型 R ロボット W 板材 Hp 板材Wの把持点
Claims (3)
- 【請求項1】 板材の折曲げ加工時、変位する板材をロ
ボットの把持部に支持させて前記ロボットを動作させる
折曲げ加工機用ロボットの制御方法において、折曲げ加
工前に、予め作成した初期動作プログラムによって折曲
げ加工機を空運転させ、該空運転時の折曲げ加工機にお
ける金型のY軸上の複数点の位置での速度をこの折曲げ
加工機の実動作デ−タとしてサンプリングすると共に、
前記把持部を板材の変位に追従させるため、前記サンプ
リングデ−タによって、ロボットの把持部の移動軌跡上
の始,終点の間における複数点の位置での速度を演算し
て、前記ロボットの移動軌跡上での追従制御デ−タを作
成し、前記折曲げ動作プログラムにより板材が折曲げら
れるとき、前記追従制御デ−タによりロボットの動作を
制御することを特徴とする折曲げ加工機用ロボットの制
御方法。 - 【請求項2】 一の板材の折曲げ加工において、折曲げ
加工機の金型のY軸上の複数位置における速度を当該加
工機の実動作デ−タとしてサンプリングし、該サンプリ
ングデ−タに基づいて得られるロボットの追従制御デ−
タを、次の板材の折曲げ加工に用いるロボットの追従制
御デ−タの修正デ−タとして形成し、修正された追従制
御デ−タによって次の板材の折曲げ加工におけるロボッ
トの動作を制御する請求項1の折曲げ加工機用ロボット
の制御方法。 - 【請求項3】 修正デ−タは、板材の把持部の速度を修
正するためのデ−タである請求項2の折曲げ加工機用ロ
ボットの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8567494A JPH07265958A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 折曲げ加工機用ロボットの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8567494A JPH07265958A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 折曲げ加工機用ロボットの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07265958A true JPH07265958A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13865384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8567494A Ceased JPH07265958A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 折曲げ加工機用ロボットの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07265958A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016163921A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | ファナック株式会社 | 曲げ加工機と同期動作するロボットを有するロボットシステム |
WO2017113219A1 (zh) * | 2015-12-30 | 2017-07-06 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 折弯跟随轨迹规划方法、装置及系统 |
CN112506378A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-16 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 折弯轨迹控制方法、装置及计算机可读存储介质 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP8567494A patent/JPH07265958A/ja not_active Ceased
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016163921A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | ファナック株式会社 | 曲げ加工機と同期動作するロボットを有するロボットシステム |
US20160257002A1 (en) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | Fanuc Corporation | Robot system having robot operated in synchronization with bending machine |
WO2017113219A1 (zh) * | 2015-12-30 | 2017-07-06 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 折弯跟随轨迹规划方法、装置及系统 |
CN107848005A (zh) * | 2015-12-30 | 2018-03-27 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 折弯跟随轨迹规划方法、装置及系统 |
CN112506378A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-16 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 折弯轨迹控制方法、装置及计算机可读存储介质 |
CN112506378B (zh) * | 2020-12-16 | 2024-07-02 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 折弯轨迹控制方法、装置及计算机可读存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10259118B2 (en) | Robot system having function of simplifying teaching operation and improving operating performance by learning | |
JP3702257B2 (ja) | ロボットハンドリング装置 | |
JP3002097B2 (ja) | ビジュアルトラッキング方法 | |
US20160257002A1 (en) | Robot system having robot operated in synchronization with bending machine | |
JPH0810949A (ja) | 多層盛り溶接における溶接ロボットシステムの制御方法 | |
JPH1133960A (ja) | ロボット制御方法 | |
JP2002187080A (ja) | ロボット及びロボットのモータ速度の制御方法 | |
JP2786874B2 (ja) | 可動位置制御装置 | |
JPH07265958A (ja) | 折曲げ加工機用ロボットの制御方法 | |
EP0359822B1 (en) | Orbit controlling method of robot | |
JP2773917B2 (ja) | ベンディング装置のワーク位置決め装置 | |
JPH08267381A (ja) | ロボット手動送り制御装置 | |
JPH08194521A (ja) | 力制御ロボットを用いて嵌合データを取得する方法 | |
JP3291026B2 (ja) | 産業用ロボットを備えたプレスブレーキの制御装置 | |
JPH0619657B2 (ja) | ロボツトの制御方法および装置 | |
JP3115947B2 (ja) | 折曲げ加工方法及び装置 | |
JP2669075B2 (ja) | ロボットの位置と姿勢の直接教示装置及び直接教示方法 | |
JPH10272583A (ja) | スポット溶接用ロボット制御装置 | |
JPH07334228A (ja) | ロボットの教示データ補正装置 | |
JP3588956B2 (ja) | ロボット制御装置 | |
JPH0639066B2 (ja) | 産業用ロボツトの制御方法 | |
JPH0651268B2 (ja) | 押し圧制御式研削装置 | |
JP3350687B2 (ja) | ロボット制御方法およびロボット制御装置 | |
JP2001198626A (ja) | 曲げ加工方法および曲げ加工装置 | |
JPH0825260A (ja) | 産業用ロボットの撓み補正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 |