JPH07265747A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JPH07265747A
JPH07265747A JP6065327A JP6532794A JPH07265747A JP H07265747 A JPH07265747 A JP H07265747A JP 6065327 A JP6065327 A JP 6065327A JP 6532794 A JP6532794 A JP 6532794A JP H07265747 A JPH07265747 A JP H07265747A
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JP
Japan
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paint
hose
wrist
high voltage
coating
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Pending
Application number
JP6065327A
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English (en)
Inventor
Masashi Murate
政志 村手
Kimio Toda
紀三夫 戸田
Isamu Yamazaki
山崎  勇
Ichio Tomita
易智雄 富田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/04Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • B05B5/1608Arrangements for supplying liquids or other fluent material the liquid or other fluent material being electrically conductive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/14Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色替時における塗料および洗浄剤の損失を低
減し、かつ塗料ホースの絶縁破壊を防止する。 【構成】 塗装ロボット10の中空状の手首12の内側
に、霧化頭38に高電圧を印加する高電圧発生器50を
絶縁材20を介して取付け、高電圧発生器50と接続さ
れる電源ケーブル52を塗装ロボット10の手首12お
よびアーム14の内側に配置し、色の異なる塗料を霧化
頭38に供給する複数の塗料ホース62、64と霧化頭
38に洗浄剤を供給する洗浄ホース66とを絶縁カバー
70で被覆し、絶縁カバー70で被覆された塗料ホース
62、64および洗浄ホース66を塗装ロボット10の
手首12およびアーム14の外側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装ロボットに回転霧
化静電塗装装置を取付けた塗装装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の塗装ラインでは、車体の仕様塗装
色に応じて塗料の色を自動的に切替えることが行われて
いる。車両の塗装ラインにおいては、塗料の車体への塗
着効率を高めるため回転霧化静電塗装装置を用いた塗装
作業が行われており、この回転霧化静電塗装装置にも色
替え機能が備えられている。
【0003】回転霧化静電塗装装置では、中空回転軸の
先端に取付けられた霧化頭に塗料を供給し、霧化頭の高
速回転による遠心力で塗料を微粒化するとともに、塗装
装置と被塗装物との間の静電界による吸引力によって塗
料微粒子を被塗装物に塗着させている。中空回転軸の中
空部には、1本の固定式の塗料ノズルが配置されてい
る。塗料ノズルの一方は霧化頭に向って延びており、塗
料ノズルの先端から霧化頭の内壁部に塗料が供給される
ようになっている。塗料の色替時には、霧化頭に洗浄用
シンナが供給され、霧化頭の洗浄が行われる。中空回転
軸の中空部に配置された1本の塗料ノズルから霧化頭に
塗料を供給する回転霧化静電塗装装置は、たとえば実開
平2−133447号公報に開示されている。
【0004】被塗装物の自動塗装においては、回転霧化
静電塗装装置は塗装ロボットの手首に取付けられてお
り、回転霧化静電塗装装置は塗装ロボットにより予め教
示された位置に沿って移動する。回転霧化静電塗装装置
は、霧化頭に塗料を供給する塗料ホース、色替時に霧化
頭に洗浄剤を供給する洗浄ホース、霧化頭に高電圧を印
加する高電圧発生器用の電源ケーブル等を有しており、
これらのホースや電源ケーブルは、中空タイプの塗装ロ
ボットの手首およびアームの内側に配置される場合があ
る。これにより、ホースや電源ケーブルの取り回しが改
善され、保守性も向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の実開平
2−133447号公報の装置のように、中空回転軸の
中を通る1本の塗料ノズルを経由して霧化頭に塗料を供
給する構造の場合は、色替え経路が長くなり、色替時に
おける塗料および洗浄剤のロスが多くなるという問題が
ある。
【0006】また、塗料ホースや電源ケーブルの取り回
しを改善するために、塗料ホースと電源ケーブルとを中
空タイプの塗装ロボットの手首およびアームの内側に一
緒に配置すると、手首の内壁またはアームの内壁と接触
している塗料ホースが絶縁破壊によって破れ、塗料が塗
装ロボットの手首内およびアーム内に漏れ出るおそれが
ある。これは、つぎのように説明できる。霧化頭には、
飛散する塗料に静電気を帯電させる高電圧が印加されて
いるが、とくにメタリック塗料のように塗料にアルミ顔
料が混在している場合は、霧化頭側の高電圧が供給塗料
を介して塗料ホース側までリークする。そのため、塗料
ホース内の塗料とアース電位となる塗装ロボットの中空
状の手首の内壁またはアームの内壁との間に大きな電位
差が生じ、塗料ホースが絶縁破壊するおそれがある。
【0007】本発明の目的は、色替時における塗料およ
び洗浄剤の損失を低減することができ、かつ塗料ホース
の絶縁破壊を防止することが可能な塗装装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の塗装装置は、塗装ロボットの中空状の手首の内側に、
霧化頭に高電圧を印加する高電圧発生器を絶縁材を介し
て取付け、該高電圧発生器と接続される電源ケーブルを
前記塗装ロボットの手首およびアームの内側に配置し、
色の異なる塗料を前記霧化頭に供給する複数の塗料ホー
スと霧化頭に洗浄剤を供給する洗浄ホースとを絶縁カバ
ーで被覆し、該絶縁カバーで被覆された塗料ホースおよ
び洗浄ホースを前記塗装ロボットの手首およびアームの
外側に配置したものから成る。
【0009】
【作用】本発明に係る塗装装置においては、色の異なる
塗料を霧化頭に供給する複数の塗料ホースと、霧化頭に
洗浄剤を供給する洗浄ホースとを有しているので、色替
時には塗料ホース内に残存している塗料を押し出して洗
浄する必要がなくなり、塗料および洗浄剤の損失を低減
することが可能となる。高電圧発生器と接続される電源
ケーブルは、塗装ロボットの中空状の手首およびアーム
の内側に配置され、絶縁カバーによって被覆された塗料
ホースおよび洗浄ホースは塗装ロボットの外側に配置さ
れるので、電源ケーブルと塗料ホースは分離して配置さ
れることになる。ここで、塗料ホース内の塗料を介して
霧化頭側の高電圧が塗料ホース側にリークしても、塗料
ホースは塗装ロボットの中空状の手首の内壁やアームの
内壁と接触していないので、大きな電位差が生じること
はなく、塗料ホースの絶縁破壊は解消される。また、高
電圧が印加される霧化頭に塗料や洗浄剤を供給する各ホ
ースは、絶縁カバーによって被覆されているので、塗料
ホースが直接塗装ロボットの手首やアームに接触するこ
とはなくなり、塗料ホースの絶縁破壊は確実に防止され
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示している。図
1において、2は塗装装置を示している。塗装装置2
は、大別すると塗装ロボット10と回転霧化静電塗装装
置30から構成されている。塗装ロボット10は、各ホ
ース等の取り回しを考慮した中空タイプのロボットから
構成されている。塗装ロボット10は、先端に中空状の
手首12を有している。手首12は、中空状のアーム1
4に変位可能に連結されている。
【0011】塗装ロボット10の手首12の内側には、
中空状の回動軸15が配置されている。回動軸15は、
ベアリング16を介して手首12に回動可能に支持され
ている。手首12の回動軸15には、中空状の手首フラ
ンジ部18が取付けられている。手首フランジ部18
は、ポリエチレンテレフタレート樹脂のような絶縁性の
高い絶縁材から構成されている。手首フランジ部18の
内側には、回転霧化静電塗装装置30の高電圧発生器5
0が配置されている。高電圧発生器50は、絶縁材20
を介して手首フランジ部18に保持されている。
【0012】絶縁材20は、たとえば手首フランジ部1
8と同様に絶縁性の高いポリエチレンテレフタレート樹
脂から構成されている。絶縁材20には、高電圧発生器
50を保持する保持穴22と、圧縮エア通路24、26
が形成されている。絶縁材20の軸方向の端面には、凹
凸状の嵌合部28が形成されている。絶縁材20の端面
には、回転霧化静電塗装装置30の樹脂ケース32が取
付けられている。樹脂ケース32は、絶縁材料から構成
されている。樹脂ケース32には、絶縁材20の嵌合部
28に嵌合される凹凸状の嵌合部34が形成されてい
る。嵌合部28と嵌合部34は、インロー構造となって
いる。嵌合部28、34を凹凸形状としているのは、嵌
合面の長さを長く確保し、絶縁性を高めるためである。
【0013】樹脂ケース32内には、エアモータ36が
収納されている。エアモータ36には、塗料を飛散させ
る霧化頭38が取付けられている。樹脂ケース32の端
部には、霧化頭38から飛散した塗料に向けて圧縮エア
を噴射するエアノズル40が設けられている。エアノズ
ル40には、多数のエア噴出用小孔41が形成されてい
る。樹脂ケース32には、絶縁材20側から延びる圧縮
エア通路24、26、27が形成されている。絶縁材2
0側の圧縮エア通路24、26、27の上流端には、エ
アホース42、44、45が接続されている。一方のエ
アホース42は、エアモータ36を回転駆動させる圧縮
エアを供給するものであり、他方のエアホース44は、
塗装パターンを制御するエアノズル40に圧縮エアを供
給するものである。また、エアホース45は、エアモー
タ36の回転支持ベアリングとしてのエアベアリング
(図示略)に圧縮エアを供給するものである。
【0014】エアモータ36には、高電圧発生器50が
接続されている。高電圧発生器50には、電源ケーブル
52が接続されている。高電圧発生器50は、10〜9
0KV程度の高電圧を発生させる機能を有している。高
電圧発生器50によって生じた高電圧は、本実施例では
エアモータ36を介して霧化頭38に印加されている。
絶縁材20側の圧縮エア通路24、26に接続されたエ
アホース42と、高電圧発生器50に接続された電源ケ
ーブル52は、中空状の手首12の内側およびアーム1
4の内側に配置されている。
【0015】エアモータ36の中空回転軸37内には、
複数の塗料ノズル56、58が配置されている。塗料ノ
ズル56、58の上流側は、樹脂ケース32側に固定さ
れている。塗料ノズル56、58の下流端は、霧化頭3
8内に配置されている。中空回転軸37内には、洗浄ノ
ズル60が配置されている。洗浄ノズル60の上流側
は、樹脂ケース32側に固定されている。洗浄ノズル6
0の下流端は、霧化頭38内に配置されている。
【0016】塗料ノズル56、58の上流端は、塗料ホ
ース62、64と接続されている。洗浄ノズル60の上
流端は、洗浄ホース66と接続されている。塗料ホース
62、64と洗浄ホース66の下流側は、樹脂ケース3
2内に挿入されている。塗料ホース62、64と洗浄ホ
ース66は、塗装ロボット10の手首12およびアーム
14の外側に配置されており、手首12およびアーム1
4の外周面から適度な距離だけ離れて配置されている。
塗料ホース62、64と洗浄ホース66は、一つに束ね
られている。
【0017】塗料ホース62、64の上流端は、各塗料
供給源(図示略)にそれぞれ接続されている。洗浄ホー
ス66の上流端は、洗浄剤供給源(図示略)に接続され
ている。塗料ホース62、64の途中には、色替え用の
切替バルブ(図示略)か設けられている。洗浄ホース6
6の途中には、洗浄用バルブ(図示略)が設けられてい
る。
【0018】塗料ホース62、64と洗浄ホース66
は、柔軟のある絶縁カバー70によって被覆されてい
る。絶縁カバー70の一方は、樹脂ケース32に固定さ
れている。絶縁カバー70は、樹脂ケース32の端部か
ら各ホース62、64、66の下流側に一定距離だけ延
びている。各ホース62、64、66の外周面および絶
縁カバー70は、金属継手80を介してアースされてい
る。
【0019】つぎに、上記の塗装装置における作用につ
いて説明する。塗装ラインでは、被塗装物である車両ボ
デーがコンベアによって搬送される。車両ボデーが所定
の位置に到達すると、塗装ロボット10に取付けられた
回転霧化静電塗装装置30による塗装作業が開始され
る。この場合、車両ボデーの仕様に基づいた塗装色が選
択され、これに対応する切替バルブのみが開弁される。
この状態では、洗浄用バルブは閉弁したままとなってい
る。
【0020】切替バルブが開弁すると、塗料供給源から
塗料が塗料ホース62を介して塗料ノズルに圧送され、
塗料ノズル56の先端から霧化頭38の内壁面側に塗料
が供給される。霧化頭38はエアモータ36により高速
回転しているので、霧化頭38の内壁面に付着した塗料
は遠心力によって霧化頭38の外周端から粒子となって
飛散する。霧化頭38から飛散する塗料は、高電圧発生
器50からの高電圧によって負に帯電され、エアノズル
40から噴出されるエアにより被塗装物側に吹き飛ばさ
れる。したがって、霧化頭38から放出された塗料は、
静電力による吸引とエアノズル40からのエアによる押
し出し効果によって被塗装物に効率よく塗着される。
【0021】塗装作業が終了すると、切替バルブが閉弁
し、その後、洗浄用バルブが開弁する。これにより、洗
浄剤は洗浄剤ホース66を介して洗浄ノズル60に供給
され、霧化頭38の内周面は洗浄剤によって洗浄され
る。複数の塗料ノズル56、58を設けたことにより、
塗料の色替時においては、霧化頭38に向けてのみ洗浄
剤を噴出すればよいことになり、各塗料ノズル56、5
8内に洗浄剤を通過させる必要はなくなる。また、複数
の塗料ノズル56、58を設けたことにより、色替のた
めに塗料ノズル内の塗料を押し出して排出させる必要も
なくなる。したがって、色替え時における塗料および洗
浄剤の損失を低減することが可能となる。
【0022】塗料がアルミ顔料を有するメタリック塗料
の場合は、霧化頭38に印加される高電圧が供給塗料を
介して塗料ホース62、64側にリークし、塗料ホース
62、64内の塗料と塗装ロボット10の手首12やア
ーム14との電位差が大となる。しかし、塗料ホース6
2、64は、手首12およびアーム14の外周面から離
れているので、塗料ホース62、64には高電圧は直接
印加されず、塗料ホース62、64が絶縁破壊によって
破れることはなくなる。また、塗料ホース62、64お
よび洗浄ホース66は、絶縁カバー70によって被覆さ
れているので、塗料ホース62、64が直接手首12や
アーム14に接触することがなくなり、塗料ホース6
2、64は、絶縁破壊から確実に保護される。また、各
ホース62、64、66および絶縁カバー70は、金属
継手80を介してアースされているので、各ホース6
2、64、66および絶縁カバー70に大量の静電気が
帯電することもなくなり、静電塗装の安全性が高められ
る。
【0023】高電圧発生器50を塗装ロボット10の中
空状の手首12の内側に配置しているので、霧化頭38
を塗装ロボット10の手首12に近づけることができ
る。そのため、手首12に作用するモーメントを小とす
ることができ、塗装ロボット10の負荷を低減すること
が可能となる。したがって、塗装ロボット10の耐久性
を高めることができるとともに、負荷が低減される分だ
け塗装ロボット10の剛性を小にすることができ、塗装
ロボット10自身のスリム化も可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、つぎの効果が得られ
る。 (1)色の異なる塗料を霧化頭に供給する複数の塗料ホ
ースと、霧化頭に洗浄剤を供給する洗浄ホースとを設け
たので、色替時には塗料ホース内に残存している塗料を
霧化頭側に押し出して洗浄する必要がなくなり、色替時
における塗料および洗浄剤の損失を低減することができ
る。 (2)高電圧発生器と接続される電源ケーブルは、塗装
ロボットの中空手首およびアームの内側に配置され、絶
縁カバーによって被覆された塗料ホースおよび洗浄ホー
スは塗装ロボットの外側に配置されるので、電源ケーブ
ルと塗料ホースは分離して配置されることになる。その
ため、メタリック塗料のようなアルミ顔料を有する塗料
を用いた場合は、塗料ホース内の塗料を介して霧化頭側
の高電圧が塗料ホース側にリークしても、塗料ホースは
塗装ロボットの中空状の手首の内壁やアームの内壁と接
触しないので、高電圧による塗料ホースの絶縁破壊を防
止することができる。また、高電圧が印加されている霧
化頭に塗料や洗浄剤を供給する各ホースは、絶縁カバー
によって被覆されているので、塗料ホースが直接塗装ロ
ボットの手首やアームに接触することはなくなり、塗料
ホースは絶縁破壊から確実に保護される。 (3)高電圧発生器を塗装ロボットの中空状の手首の内
側に配置しているので、霧化頭を塗装ロボットの手首側
に近づけることができ、手首に作用するモーメントを小
にすることができる。したがって、塗装ロボットの負荷
を低減することができ、塗装ロボットの耐久性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る塗装装置の部分拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 塗装ロボット 12 手首 14 アーム 20 絶縁材 30 回転霧化静電塗装装置 38 霧化頭 50 高電圧発生器 52 電源ケーブル 62 塗料ホース 64 塗料ホース 66 洗浄ホース 70 絶縁カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 易智雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ロボットの中空状の手首の内側に、
    霧化頭に高電圧を印加する高電圧発生器を絶縁材を介し
    て取付け、該高電圧発生器と接続される電源ケーブルを
    前記塗装ロボットの手首およびアームの内側に配置し、
    色の異なる塗料を前記霧化頭に供給する複数の塗料ホー
    スと霧化頭に洗浄剤を供給する洗浄ホースとを絶縁カバ
    ーで被覆し、該絶縁カバーで被覆された塗料ホースおよ
    び洗浄ホースを前記塗装ロボットの手首およびアームの
    外側に配置したことを特徴とする塗装装置。
JP6065327A 1994-04-01 1994-04-01 塗装装置 Pending JPH07265747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6065327A JPH07265747A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 塗装装置

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JP6065327A JPH07265747A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 塗装装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012042344A1 (en) * 2010-09-27 2012-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrostatic coating gun
CN110450089A (zh) * 2019-07-31 2019-11-15 上海发那科机器人有限公司 一种喷涂机器人手臂支架的排管装置及排管方法

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WO2012042344A1 (en) * 2010-09-27 2012-04-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrostatic coating gun
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