JPH0726525Y2 - ロック装置のストライカ - Google Patents

ロック装置のストライカ

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JPH0726525Y2
JPH0726525Y2 JP1990079716U JP7971690U JPH0726525Y2 JP H0726525 Y2 JPH0726525 Y2 JP H0726525Y2 JP 1990079716 U JP1990079716 U JP 1990079716U JP 7971690 U JP7971690 U JP 7971690U JP H0726525 Y2 JPH0726525 Y2 JP H0726525Y2
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JP
Japan
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base plate
striker
synthetic resin
coating layer
resin coating
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JP1990079716U
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JPH0437774U (ja
Inventor
達之 高石
正明 弓削
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ロック装置のラッチと噛合することにより、
ドアを閉止状態に拘束するロック装置のストライカに関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のストライカとしては、例えば実開平1-15
0773号公報に開示されているようなものがある。
このストライカは、取付台座と、取付台座に取り付けら
れたコの字型屈曲杆とからなる金属製ストライカの表面
に、合成樹脂被覆層を形成し、さらにこの合成樹脂被覆
層を、取付台座の裏面を除く全外周に設けるとともに、
取付台座の裏面の全周に切り欠き面を形成し、合成樹脂
被覆層に切り欠き面を覆う折返し部を形成して、折返し
部により切り欠き面を被覆することによって、取付台座
の側面が露呈せず、見栄えがよくなるとともに、合成樹
脂被覆層の剥離を防止しうるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述の構成にあっては、ボルトをパネルのネジ
孔に仮締め螺合して、ストライカを車体のパネルに仮止
め固定した後、ロック装置との噛合を確実なものにする
ためのストライカのパネルに対する取付位置調整時に、
金属製の取付台座の裏面がパネルの塗装面に押し付けら
れて、取付台座の裏面がパネル面を直接擦るため、塗装
面を傷付けて塗装剥がれを引き起こし、ひいては、錆発
生の原因となる。
本考案は、従来技術が有する上記のような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、位置調整
時における塗装面の傷付けを防止して、取付面の品質向
上を図ったロック装置のストライカを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案の装置は、金属製のベ
ースプレート(2)に係合部材(3)を立設したストラ
イカ本体(1)の表面に、合成樹脂被覆層(4)を形成
したロック装置のストライカにおいて、ベースプレート
(2)の裏面(2b)の外周部に凹入部(2c)を形成する
とともに、合成樹脂被覆層(4)に、ベースプレート
(2)の表面側からベースプレート(2)の外周部に沿
って回り込んで前記凹入部(2c)に係合する折り返し部
(4b)を形成し、かつ該折り返し部(4b)の裏面に、前
記ベースプレート(2)の裏面(2b)より外方に突出す
る弾性変形可能な突条部(4d)を設けたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
合成樹脂被覆層(4)の突条部(4d)を被取付面に押し
当てるようにして、ストライカ本体(1)を被取付面に
仮止め固定し、被取付面上を滑らせて、ロック装置との
位置関係を調整して固定する。
この状態においては、合成樹脂被覆層(4)の突条部
(4d)が被取付面の塗装面に接触して滑るので、金属製
のベースプレート(2)の裏面(2b)が被取付面の塗装
面に直接接触することがなく、塗装面を傷つけるおそれ
がない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説明する。
(1)は、車体側のパネル面(被取付面)に取り付けら
れるトイライカ本体で、金属製の板をプレス加工により
所定の形状に形成されたベースプレート(2)の表面
(2a)に、ロッド等をコ字状に折曲形成した係合部材8
3)の両足部(3a)を固着して構成されている。
係合部材(3)は、自動車のドア側に固着される公知の
ロック装置(図示略)のラッチに噛合することにより、
ドアを閉止状態に拘束するものである。ベースプレート
(2)の係合部材(3)が立設された両側には、ボルト
挿通用の取付孔(5)が穿設され、また裏面の外周に
は、押圧加工により成形され、パネル面に直接接触する
裏面の一般面(中央の係合部材(3)の両足部(3a)を
かしめるための空隙部分を除く第1図〜第3図における
最も低い面)(2b)より一段凹んだ凹入部(2c)および
この凹入部(2c)よりさらに深く凹んだ第2凹入部(2
b)が形成されている。
係合部材(3)の全周およびベースプレート(2)の裏
面の一般面(2b)を除く全周には、車体の塗装色に合う
ように、所定の色が施され、かつ弾性変形可能な合成樹
脂材料によって成形された合成樹脂被覆層(4)が形成
されている。
合成樹脂被覆層(4)は、ベースプレート(2)の表面
を被覆する表面部(4a)と、この表面部(4a)からベー
スプレート(2)の外周部に沿って回り込んで、ベース
プレート(2)の外周面(2e)および裏面の凹入部(2
c)(2d)を被覆する折り返し部(4b)とを有してい
る。
折り返し部(4b)には、ベースプレート(2)の第2凹
入部(2d)に嵌合する係合部(4c)と、ベースプレート
(2)の裏面の一般面(2b)と同一平面となる面より、
外方(第1図〜第3図における下方)に突出して、車体
のパネル面に所定の力でもって押し付けられることによ
り、弾性変形するようにした突条部(4d)とが一体的に
形成されている。
ストライカ本体(1)を車体のパネルに取り付けるに
は、合成樹脂被覆層(4)の突条部(4d)をパネルに押
し当てるようにして、ボルトをベースプレート(2)の
取付孔(5)に挿入するとともに、車体のパネルのネジ
孔に螺合し、かつ突条部(4d)が若干弾性変形する程度
に締め込んで、ストライカ本体(1)をパネルに仮止め
固定する。
次いで、仮止め固定したストライカ本体(1)のベース
プレート(2)を、パネル面上を滑らせて、ロック装置
との位置関係を調整する。
この状態においては、合成樹脂被覆層(4)の突条部
(4d)がパネルの塗装面に接触して滑るので、金属製の
ベースプレート(2)の裏面の一般面(2b)が、直接パ
ネルの塗装面に接触することがないので、塗装面を傷つ
けるおそれはない。しかも、合成樹脂被覆層(4)の係
合部(4c)が第2凹入部(2d)に嵌合しているので、位
置調整時における移動時に、突条部(4d)がパネル面を
擦れることにより発生する合成樹脂被覆層(4)の折り
返し部(4b)のベースプレート(2)からの剥がれを防
止することができる。
位置調整した後は、ボルトをさらに強く締め込んで、突
条部(4d)を弾性変形させて、パネル面とベースプレー
ト(2)との接触面の隙間を密封し、ベースプレート
(2)の裏面の一般面(2b)をパネル面に当接させて固
定する。
このように、ベースプレートの裏面の一般面(2b)をパ
ネルに当接させて固定することにより、合成樹脂の経年
変化に伴うボルトの緩みを防止して、確実な固定をする
ことができる。
〔考案の効果〕 本考案によると、次のような効果を奏することができ
る。
(a) ストライカ本体(1)に合成樹脂被覆層(4)
を形成するとともに、合成樹脂被覆層(4)に、ベース
プレート(2)の外周部に沿って回り込んでベースプレ
ート(2)の凹入部(2c)に係合する折り返し部(4b)
を形成し、この折り返し部(4b)の裏面に、ベースプレ
ート(2)の裏面より外方に突出する弾性変形可能な突
条部(4d)を設けたので、位置調整時に、被取付面の塗
装面には、突条部(4d)が接触するだけで、ベースプレ
ート(2)の裏面が直接接触することがなく、塗装面を
傷付けることがない。
(b) 合成樹脂被覆層(4)の突条部(4d)は、被取
付面に強く押し付けられて、被取付面とベースプレート
(2)との接触面の隙間を密封し、被取付面とベースプ
レート(2)との間からの雨水の進入を防止し、錆の発
生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は、本考案の実施例を示し、 第1図は、要部を破断して示すストライカ本体の側面
図、 第2図は、第1図におけるA部の拡大図、 第3図は、第1図におけるIII-III線断面図、 第4図は、ストライカ本体の平面図である。 (1)ストライカ本体 (2)ベースプレート (2b)一般面(裏面) (2c)凹入部 (2d)第2凹入部 (3)係合部材 (4)合成樹脂被覆層 (4b)折り返し部 (4c)係合部 (4d)突条部 (5)取付孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製のベースプレートに係合部材を立設
    したストライカ本体の表面に、合成樹脂被覆層を形成し
    たロック装置のストライカにおいて、ベースプレートの
    裏面の外周部に凹入部を形成するとともに、合成樹脂被
    覆層に、ベースプレートの表面側からベースプレートの
    外周部に沿って回り込んで前記凹入部に係合する折り返
    し部を形成し、かつ該折り返し部の裏面に、前記ベース
    プレートの裏面より外方に突出する弾性変形可能な突条
    部を設けたことを特徴とするロック装置のストライカ。
JP1990079716U 1990-07-30 1990-07-30 ロック装置のストライカ Expired - Lifetime JPH0726525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990079716U JPH0726525Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 ロック装置のストライカ

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JP1990079716U JPH0726525Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 ロック装置のストライカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0437774U JPH0437774U (ja) 1992-03-30
JPH0726525Y2 true JPH0726525Y2 (ja) 1995-06-14

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ID=31624126

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076402Y2 (ja) * 1988-03-28 1995-02-15 三井金属鉱業株式会社 車両用ロック装置のストライカ

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JPH0437774U (ja) 1992-03-30

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