JPH07264852A - 高圧電源回路 - Google Patents
高圧電源回路Info
- Publication number
- JPH07264852A JPH07264852A JP4961694A JP4961694A JPH07264852A JP H07264852 A JPH07264852 A JP H07264852A JP 4961694 A JP4961694 A JP 4961694A JP 4961694 A JP4961694 A JP 4961694A JP H07264852 A JPH07264852 A JP H07264852A
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- JP
- Japan
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- voltage
- output
- tension
- transformer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】薄型テレビ機器の発煙対策の必要な小型の高圧
電源回路を提供する。 【構成】電源トランス1とその2次側出力の約1kvま
での第1の出力端子に接続されたn個のダイオードとn
+1個のコンデンサで構成するn倍圧整流回路2を有
し、前記n倍圧整流回路2の出力電圧部に2個の直列接
続された抵抗11,12を有し、その分割する電圧をも
とに基準電圧と比較し前記2次側出力の第1の出力端
子、またはその整流後の直流電圧を制御する高圧安定回
路部3を有する。
電源回路を提供する。 【構成】電源トランス1とその2次側出力の約1kvま
での第1の出力端子に接続されたn個のダイオードとn
+1個のコンデンサで構成するn倍圧整流回路2を有
し、前記n倍圧整流回路2の出力電圧部に2個の直列接
続された抵抗11,12を有し、その分割する電圧をも
とに基準電圧と比較し前記2次側出力の第1の出力端
子、またはその整流後の直流電圧を制御する高圧安定回
路部3を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビブラウン管などに
高圧を供給するための高圧電源回路に関する。
高圧を供給するための高圧電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル回路を有する高機能テレ
ビが普及してきており、そのなかでも薄型テレビが登場
し、その急速な普及が予想される。
ビが普及してきており、そのなかでも薄型テレビが登場
し、その急速な普及が予想される。
【0003】ところでブラウン管を使用するテレビで
は、構成上、高圧電源回路が必要である。その高圧を発
生するトランスは一般のテレビではフライバックトラン
スを用いている。しかし、このフライバックトランスは
直径が積層巻の場合5cm以上もあり、薄型テレビのブ
ラウン管の背後に実装することは不可能であった。これ
は高圧出力を得るためのフライバックトランスの2次側
は10kv以上の電圧が発生しており、フライバックト
ランスの2次側は分割巻をするが、2次側の巻数が多く
なるため、レイヤーショート時の発火、煙の問題があ
り、その小型化に限界があった。
は、構成上、高圧電源回路が必要である。その高圧を発
生するトランスは一般のテレビではフライバックトラン
スを用いている。しかし、このフライバックトランスは
直径が積層巻の場合5cm以上もあり、薄型テレビのブ
ラウン管の背後に実装することは不可能であった。これ
は高圧出力を得るためのフライバックトランスの2次側
は10kv以上の電圧が発生しており、フライバックト
ランスの2次側は分割巻をするが、2次側の巻数が多く
なるため、レイヤーショート時の発火、煙の問題があ
り、その小型化に限界があった。
【0004】従来の高圧電源回路について図を参照にし
て説明する。図2は従来の高圧電源回路の構成図であ
る。構成要素として1は電源トランス、3は高圧安定回
路、4は高圧出力、5は水平出力部、6は制御部、7は
電圧検出部、8は電源トランス2次側の第1の電圧出
力、9はフライバックトランスである。
て説明する。図2は従来の高圧電源回路の構成図であ
る。構成要素として1は電源トランス、3は高圧安定回
路、4は高圧出力、5は水平出力部、6は制御部、7は
電圧検出部、8は電源トランス2次側の第1の電圧出
力、9はフライバックトランスである。
【0005】上記各構成要素よりなる高圧電源回路にお
いて、通常、電源トランス1の2次側の出力電圧8を、
フライバックトランス9の1次側の水平出力部5で水平
同期信号によりスイッチングを行い、フライバックトラ
ンス9の2次側に高圧出力4を得る。
いて、通常、電源トランス1の2次側の出力電圧8を、
フライバックトランス9の1次側の水平出力部5で水平
同期信号によりスイッチングを行い、フライバックトラ
ンス9の2次側に高圧出力4を得る。
【0006】また、フライバックトランス9の2次側の
低圧または高圧出力4を抵抗分割した電圧をもとにコン
パレータをもちいて変動を判断し、前記フライバックト
ランス9の1次側パルスの共振周波数を変化させること
などにより、高圧の安定化を行う高圧安定回路を有する
場合がある。
低圧または高圧出力4を抵抗分割した電圧をもとにコン
パレータをもちいて変動を判断し、前記フライバックト
ランス9の1次側パルスの共振周波数を変化させること
などにより、高圧の安定化を行う高圧安定回路を有する
場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、フライバックトランス9の分割巻の高圧出力が
2ー3KV以上になると、巻線のレイヤーショート時、
最低10秒程度の煙がでることがわかっており、煙対策
が困難という課題を有していた。
成では、フライバックトランス9の分割巻の高圧出力が
2ー3KV以上になると、巻線のレイヤーショート時、
最低10秒程度の煙がでることがわかっており、煙対策
が困難という課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、前記レイヤーショート時に煙を出すような高圧巻線
のない、そして安定な高圧出力を得る電源回路を提供す
ることを目的とする。
で、前記レイヤーショート時に煙を出すような高圧巻線
のない、そして安定な高圧出力を得る電源回路を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高圧電源回路は、電源トランスと、その2次
側出力の約1kvまでの第1の出力端子に接続されたn
個のダイオードとn+1個のコンデンサで構成するn倍
圧整流回路を有し、前記n倍圧整流回路の出力電圧部に
2個の直列接続された抵抗を有し、その抵抗で分割する
電圧をもとに基準電圧と比較し、前記電源トランスの2
次側出力の整流後の直流電圧を制御する高圧安定回路部
を有する構成をもつ。
に本発明の高圧電源回路は、電源トランスと、その2次
側出力の約1kvまでの第1の出力端子に接続されたn
個のダイオードとn+1個のコンデンサで構成するn倍
圧整流回路を有し、前記n倍圧整流回路の出力電圧部に
2個の直列接続された抵抗を有し、その抵抗で分割する
電圧をもとに基準電圧と比較し、前記電源トランスの2
次側出力の整流後の直流電圧を制御する高圧安定回路部
を有する構成をもつ。
【0010】
【作用】この構成によって、通常の電源トランスの2次
側出力を利用して高圧巻線なしに高圧出力を得ることと
なる。
側出力を利用して高圧巻線なしに高圧出力を得ることと
なる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例の高圧電源回
路の構成図である。なお、前記従来例として示したもの
と同じ構成部には同じ符号を付す。
ながら説明する。図1は本発明の一実施例の高圧電源回
路の構成図である。なお、前記従来例として示したもの
と同じ構成部には同じ符号を付す。
【0012】構成要素として1は電源トランス、2はn
倍圧整流回路、3は高圧安定回路、4は高圧出力、6は
制御部、7は電圧検出部、8は電源トランス2次側の第
1の出力電圧、9はフライバックトランス、10はチョ
ッパ式昇圧レギュレータ部、11,12は分圧用の直列
抵抗である。
倍圧整流回路、3は高圧安定回路、4は高圧出力、6は
制御部、7は電圧検出部、8は電源トランス2次側の第
1の出力電圧、9はフライバックトランス、10はチョ
ッパ式昇圧レギュレータ部、11,12は分圧用の直列
抵抗である。
【0013】上記各構成要素よりなる高圧電源回路にお
いて、電源トランス1の2次側出力電圧8の100V程
度の電圧をチョッパ式昇圧レギュレータ部10により約
1KVまでの適当な電圧に昇圧し、さらにn倍圧整流回
路2で昇圧する。
いて、電源トランス1の2次側出力電圧8の100V程
度の電圧をチョッパ式昇圧レギュレータ部10により約
1KVまでの適当な電圧に昇圧し、さらにn倍圧整流回
路2で昇圧する。
【0014】このn倍圧整流回路2は、電源トランス1
の2次側出力側よりn個のダイオードD1 〜Dn を直列
に接続する。そしてその第1、第3のダイオードD1 ,
D3のアノード間に第1のコンデンサC1 を接続し、第
2、第4個目のダイオードD 2 ,D4 のアノード間に第
2のコンデンサC2 を接続し、同様の接続を行い、第
n、第n+1のダイオードのアノード間に第nのコンデ
ンサを接続した構成を持つ。
の2次側出力側よりn個のダイオードD1 〜Dn を直列
に接続する。そしてその第1、第3のダイオードD1 ,
D3のアノード間に第1のコンデンサC1 を接続し、第
2、第4個目のダイオードD 2 ,D4 のアノード間に第
2のコンデンサC2 を接続し、同様の接続を行い、第
n、第n+1のダイオードのアノード間に第nのコンデ
ンサを接続した構成を持つ。
【0015】この第n+1のダイオードDn+1 のカソー
ドにはGND間に第n+2のコンデンサCn+2 を持つ場
合もある。前記第n+1のダイオードDn+1 のカソード
に高圧出力4を得る。
ドにはGND間に第n+2のコンデンサCn+2 を持つ場
合もある。前記第n+1のダイオードDn+1 のカソード
に高圧出力4を得る。
【0016】前記電源トランス1の2次側出力電圧8の
直流電圧の100Vをチョッパ式昇圧レギュレータ10
により1KV程度に昇圧したときに、前記高圧出力4を
分圧用の抵抗11,12で抵抗分割し、この電圧をもと
に高圧安定化回路3で基準電圧と比較して変動を判断
し、電源トランスの2次側出力の整流後の直流電圧を制
御して安定化する。
直流電圧の100Vをチョッパ式昇圧レギュレータ10
により1KV程度に昇圧したときに、前記高圧出力4を
分圧用の抵抗11,12で抵抗分割し、この電圧をもと
に高圧安定化回路3で基準電圧と比較して変動を判断
し、電源トランスの2次側出力の整流後の直流電圧を制
御して安定化する。
【0017】そのほか前記電源トランス1の2次側出力
電圧8の整流前のスイッチング波形を変化させたり、2
次側出力電圧8の直流電圧を変化させたりして高圧の安
定化を行うこともある。
電圧8の整流前のスイッチング波形を変化させたり、2
次側出力電圧8の直流電圧を変化させたりして高圧の安
定化を行うこともある。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明の高圧電源回路は高圧巻線がなくして高圧を
得ることができ、したがってレイヤーショート時の発煙
のないものであり、その効果は大きい。
に、本発明の高圧電源回路は高圧巻線がなくして高圧を
得ることができ、したがってレイヤーショート時の発煙
のないものであり、その効果は大きい。
【図1】本発明の一実施例の高圧電源回路の構成図
【図2】従来の高圧電源回路の構成図
1 電源トランス 2 n倍圧整流回路 3 高圧安定回路 4 高圧出力電圧 6 制御部 7 電圧検出部 8 電源トランス2次側の第1の出力電圧 9 フライバックトランス 10 チョッパ式昇圧レギュレータ部 11,12 分圧用抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 電源トランスと、その2次側出力の約1
KVまでの第1の出力端子に接続されたn個のダイオー
ドとn+1個のコンデンサで構成するn倍圧整流回路を
有し、前記n倍圧整流回路の出力電圧部に2個の直列接
続された抵抗を有し、前記抵抗で分割する電圧をもとに
基準電圧と比較し、前記電源トランスの2次側出力の整
流前のスイッチング波形、整流後の直流電圧を制御する
高圧安定回路部を有することを特徴とする高圧電源回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4961694A JPH07264852A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4961694A JPH07264852A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264852A true JPH07264852A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12836175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4961694A Pending JPH07264852A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07264852A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148473A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Nec Commun Syst Ltd | 電源回路および電源回路の中間バス電圧設定方法 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP4961694A patent/JPH07264852A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148473A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Nec Commun Syst Ltd | 電源回路および電源回路の中間バス電圧設定方法 |
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