JP3269119B2 - テレビジョン受信機 - Google Patents
テレビジョン受信機Info
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- JP3269119B2 JP3269119B2 JP16451392A JP16451392A JP3269119B2 JP 3269119 B2 JP3269119 B2 JP 3269119B2 JP 16451392 A JP16451392 A JP 16451392A JP 16451392 A JP16451392 A JP 16451392A JP 3269119 B2 JP3269119 B2 JP 3269119B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機にお
いて、例えば大画面、高輝度のCRTを使用するテレビ
ジョン受信機などに適用して好適なものである。
いて、例えば大画面、高輝度のCRTを使用するテレビ
ジョン受信機などに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年テレビジョン受信機の画面の大型
化、高輝度化に伴い、CRTのアノード電圧は上昇して
いる。アノード電圧を増加させると画面フォーカスの向
上、画面輝度の向上が得られる。しかしアノード電圧は
無制限に上昇させて使用できるわけではない。CRTの
構造上決定される絶縁耐圧以下で、かつCRTから放射
するX線を許容限度値内に制限するという条件がアノー
ド電圧の上限を決定する。一般的にはX線を許容値内に
納めるためのアノード電圧条件の方が耐圧条件よりも低
いことから、X線の放射許容限度を満たすアノード電圧
が最高電圧である。
化、高輝度化に伴い、CRTのアノード電圧は上昇して
いる。アノード電圧を増加させると画面フォーカスの向
上、画面輝度の向上が得られる。しかしアノード電圧は
無制限に上昇させて使用できるわけではない。CRTの
構造上決定される絶縁耐圧以下で、かつCRTから放射
するX線を許容限度値内に制限するという条件がアノー
ド電圧の上限を決定する。一般的にはX線を許容値内に
納めるためのアノード電圧条件の方が耐圧条件よりも低
いことから、X線の放射許容限度を満たすアノード電圧
が最高電圧である。
【0003】X線の放射量はCRTの構造、アノード電
圧及びアノード電流により決まるが、テレビジョン受信
機の放射線量を各個体ごとに測定するのは実際的でない
ため、CRT製造者は形式毎に限度値のX線量を放射す
るアノード電圧及びアノード電流の関係曲線(以下リミ
ットカーブと称す)を当局に登録し、かつ、テレビジョ
ン受信機の製造者はそのリミットカーブを越えることな
くCRTを動作させることが電気用品取締法に規定され
ている 以上のことからテレビジョン受信機においては
正常動作時は可能な限りアノード電圧を高くして画質性
能を向上させ、受信機に異常状態が生じてアノード電圧
がリミットカーブを越えようとすると、アノード電圧を
減じ、かつまた故障状態であることを使用者が認識する
状態をつくる、あるいは受信機の電源を切断するといっ
た保護回路を内蔵している。
圧及びアノード電流により決まるが、テレビジョン受信
機の放射線量を各個体ごとに測定するのは実際的でない
ため、CRT製造者は形式毎に限度値のX線量を放射す
るアノード電圧及びアノード電流の関係曲線(以下リミ
ットカーブと称す)を当局に登録し、かつ、テレビジョ
ン受信機の製造者はそのリミットカーブを越えることな
くCRTを動作させることが電気用品取締法に規定され
ている 以上のことからテレビジョン受信機においては
正常動作時は可能な限りアノード電圧を高くして画質性
能を向上させ、受信機に異常状態が生じてアノード電圧
がリミットカーブを越えようとすると、アノード電圧を
減じ、かつまた故障状態であることを使用者が認識する
状態をつくる、あるいは受信機の電源を切断するといっ
た保護回路を内蔵している。
【0004】以下に従来例を説明する。図2において、
1は水平発振制御回路、2は水平周波数発振回路、3は
水平同期信号、4は水平偏向駆動信号遮断回路、5は基
準電圧vsと入力電圧との比較回路、7は基準電圧vR
EFと入力電圧との比較回路、12はFBT、17はア
ノード電圧発生コイル、18はアノード電圧検出コイ
ル、11はアノード検出電圧の平滑回路、13は水平偏
向回路、14はアノード電流の電圧変換回路、15はC
RT、16は偏向コイル、19はアノード端子である。
1は水平発振制御回路、2は水平周波数発振回路、3は
水平同期信号、4は水平偏向駆動信号遮断回路、5は基
準電圧vsと入力電圧との比較回路、7は基準電圧vR
EFと入力電圧との比較回路、12はFBT、17はア
ノード電圧発生コイル、18はアノード電圧検出コイ
ル、11はアノード検出電圧の平滑回路、13は水平偏
向回路、14はアノード電流の電圧変換回路、15はC
RT、16は偏向コイル、19はアノード端子である。
【0005】2の発振回路回路により、水平発振制御回
路において水平同期信号と同期をとるよう生成された水
平偏向信号は、通常時は導通状態になっている遮断回路
を経て水平偏向回路に加えられ、水平偏向回路を駆動す
る。これにより、アノード電圧発生コイルに電圧が発生
し、アノード電圧としてCRTアノード端子に加えられ
る。またアノード電圧検出コイルにもアノード電圧を2
コイルの巻線比で降圧した電圧が発生する。この検出電
圧は平滑回路を経て基準電圧VREFとの比較回路に加
えられる。VREFはアノード電圧が上限の電圧に達し
たときに検出巻線回路に発生する電圧に等しい値に、設
定する。また、アノード電流は電流電圧変換回路におい
て、以下電流検出値と称するアノード電流値に一位対応
する電圧値に変換され、基準電圧VSとの比較回路に加
えられる。VSはアノード電流の上限値に対応する電圧
に設定する。アノード検出電圧がVREFを越えると比
較器出力が水平発振回路に加わる。このとき水平発振回
路は発振周波数を通常の水平偏向周波数よりも高い周波
数に変移する。周波数が水平同期保持周波数を越えると
水平偏向とCRT上の画面との同期が失われ、画面が流
れて視聴不能状態になる。一方、電流検出値がVSを越
えると、VSとの比較器よりの信号が水平駆動信号切断
回路に加わり、水平駆動信号が水平信号に加わらなくな
り、アノード電圧の発生は停止する。
路において水平同期信号と同期をとるよう生成された水
平偏向信号は、通常時は導通状態になっている遮断回路
を経て水平偏向回路に加えられ、水平偏向回路を駆動す
る。これにより、アノード電圧発生コイルに電圧が発生
し、アノード電圧としてCRTアノード端子に加えられ
る。またアノード電圧検出コイルにもアノード電圧を2
コイルの巻線比で降圧した電圧が発生する。この検出電
圧は平滑回路を経て基準電圧VREFとの比較回路に加
えられる。VREFはアノード電圧が上限の電圧に達し
たときに検出巻線回路に発生する電圧に等しい値に、設
定する。また、アノード電流は電流電圧変換回路におい
て、以下電流検出値と称するアノード電流値に一位対応
する電圧値に変換され、基準電圧VSとの比較回路に加
えられる。VSはアノード電流の上限値に対応する電圧
に設定する。アノード検出電圧がVREFを越えると比
較器出力が水平発振回路に加わる。このとき水平発振回
路は発振周波数を通常の水平偏向周波数よりも高い周波
数に変移する。周波数が水平同期保持周波数を越えると
水平偏向とCRT上の画面との同期が失われ、画面が流
れて視聴不能状態になる。一方、電流検出値がVSを越
えると、VSとの比較器よりの信号が水平駆動信号切断
回路に加わり、水平駆動信号が水平信号に加わらなくな
り、アノード電圧の発生は停止する。
【0006】テレビジョン受信機が正常動作状態にあ
り、アノード電圧、電流がともに設定上限値を下回る場
合は、アノード検出電圧、電流検出値はそれぞれ、VR
EF、VSよりも低い値をとる。部品の故障等の原因に
よりアノード電圧が上昇する場合、アノード電圧の上昇
に比例し、アノード検出電圧も上昇する。そしてアノー
ド電圧が上限値を越えたとき、上記した一連の動作が開
始される。これにより視聴者の保護とテレビジョン受信
機自体の保護が行われる。
り、アノード電圧、電流がともに設定上限値を下回る場
合は、アノード検出電圧、電流検出値はそれぞれ、VR
EF、VSよりも低い値をとる。部品の故障等の原因に
よりアノード電圧が上昇する場合、アノード電圧の上昇
に比例し、アノード検出電圧も上昇する。そしてアノー
ド電圧が上限値を越えたとき、上記した一連の動作が開
始される。これにより視聴者の保護とテレビジョン受信
機自体の保護が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記保護回路が動作開
始するアノード電圧はリミットカーブにより上限は制限
されるが、CRTのフォーカス特性、輝度等の画質性能
を考慮するとリミットカーブを越えずかつ近接した値を
選定するのが望ましい。図4を例にとると、図の縦軸は
アノード電圧、横軸はアノード電流で、直線Dがリミッ
トカーブである。リミットカーブはある電流値に許容さ
れるアノード電圧の上限を示す。受信機の供給するアノ
ード電圧と電流の関係は直線Eとなる。通常状態でのア
ノード電流は受信機内に設けられた輝度制限回路により
ICが上限となる。また、保護回路の動作アノード電圧
は直線Cとなる。この場合前述の電流制限回路の故障時
おも想定して電流制限回路の動作値までカーブは延長し
て考えねばならない。リミットカーブと直線Cとはリミ
ット関係が右下がりであることからアノード電流が多
い、画面で言えば高輝度の状態で近接する。
始するアノード電圧はリミットカーブにより上限は制限
されるが、CRTのフォーカス特性、輝度等の画質性能
を考慮するとリミットカーブを越えずかつ近接した値を
選定するのが望ましい。図4を例にとると、図の縦軸は
アノード電圧、横軸はアノード電流で、直線Dがリミッ
トカーブである。リミットカーブはある電流値に許容さ
れるアノード電圧の上限を示す。受信機の供給するアノ
ード電圧と電流の関係は直線Eとなる。通常状態でのア
ノード電流は受信機内に設けられた輝度制限回路により
ICが上限となる。また、保護回路の動作アノード電圧
は直線Cとなる。この場合前述の電流制限回路の故障時
おも想定して電流制限回路の動作値までカーブは延長し
て考えねばならない。リミットカーブと直線Cとはリミ
ット関係が右下がりであることからアノード電流が多
い、画面で言えば高輝度の状態で近接する。
【0008】また直線Dと直線Cのアノード電圧差はテ
レビジョン受信機の起動時等の水平偏向回路が不安定な
状態での誤動作に対する裕度となる。また、コイルの発
生電圧、基準電圧の部品、環境温度に起因する動作電圧
のバラ付きを吸収するための裕度であって、必ず考慮し
なければならない。通常動作時のアノード電圧を上昇さ
せるためには、この裕度を確保したままで、保護回路の
動作点を上昇させる必要がある。単純に保護回路動作点
を上昇させることは、高電流時に動作カーブがリミット
カーブに交わることになり不可である。このように従来
回路では、画質性能向上のために動作アノード電圧を容
易には上昇させられないという問題を有していた。
レビジョン受信機の起動時等の水平偏向回路が不安定な
状態での誤動作に対する裕度となる。また、コイルの発
生電圧、基準電圧の部品、環境温度に起因する動作電圧
のバラ付きを吸収するための裕度であって、必ず考慮し
なければならない。通常動作時のアノード電圧を上昇さ
せるためには、この裕度を確保したままで、保護回路の
動作点を上昇させる必要がある。単純に保護回路動作点
を上昇させることは、高電流時に動作カーブがリミット
カーブに交わることになり不可である。このように従来
回路では、画質性能向上のために動作アノード電圧を容
易には上昇させられないという問題を有していた。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、保護回路の誤動
作裕度と安全基準に適合した上でCRTアノード電圧を
従来より高くし、フォーカス、輝度等の画面特性の向上
を目的とする。
作裕度と安全基準に適合した上でCRTアノード電圧を
従来より高くし、フォーカス、輝度等の画面特性の向上
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
めに本発明においては、CRTアノード電圧発生コイル
とアノード電圧検出コイル、アノード電流検出端子を持
つFBTと、アノード電圧検出電圧を直流平滑する手段
と、アノード電流値を直流電圧に変換する手段と、直流
化されたアノード電圧検出電圧とアノード電流検出電圧
を乗算する手段と、アノード電流検出電圧を第一の基準
電圧と比較する手段と、その比較結果により前記の乗算
前のアノード電圧検出電圧と演算後の電圧を選択して出
力する手段と、選択後の出力電圧と第二の基準電圧とを
比較し、水平発振制御回路に発振周波数制御信号として
加える手段を有している。
めに本発明においては、CRTアノード電圧発生コイル
とアノード電圧検出コイル、アノード電流検出端子を持
つFBTと、アノード電圧検出電圧を直流平滑する手段
と、アノード電流値を直流電圧に変換する手段と、直流
化されたアノード電圧検出電圧とアノード電流検出電圧
を乗算する手段と、アノード電流検出電圧を第一の基準
電圧と比較する手段と、その比較結果により前記の乗算
前のアノード電圧検出電圧と演算後の電圧を選択して出
力する手段と、選択後の出力電圧と第二の基準電圧とを
比較し、水平発振制御回路に発振周波数制御信号として
加える手段を有している。
【0011】
【作用】アノード電圧検出電圧とアノード電流検出電圧
とを乗算しかつ、アノード電流検出電圧に応じて保護回
路動作基準電圧比較回路への出力をアノード電圧検出電
圧そのものと演算後の電圧を切り替えることにより、折
れ線特性を持った保護回路動作カーブが得られる。その
結果、保護回路の誤動作裕度及び安全適合性を保ちなが
ら、受信機の正常動作時におけるアノード電圧を高める
ことができ、画質性能の向上がなされる。
とを乗算しかつ、アノード電流検出電圧に応じて保護回
路動作基準電圧比較回路への出力をアノード電圧検出電
圧そのものと演算後の電圧を切り替えることにより、折
れ線特性を持った保護回路動作カーブが得られる。その
結果、保護回路の誤動作裕度及び安全適合性を保ちなが
ら、受信機の正常動作時におけるアノード電圧を高める
ことができ、画質性能の向上がなされる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の一実施例を詳
述する。図1において、1は水平発振制御回路、2は基
準周波数発振回路、3は水平同期信号、13は水平偏向
回路、12はFBT、17はアノード電圧発生コイル、
18はアノード電圧検出電圧コイル、11は検出電圧の
直流平滑回路、12はアノード電流の電圧変換回路、1
5はCRT、19はアノード端子、16は偏向コイル、
6はアノード電流検出電圧と基準電圧VCとの比較回
路、10は前置増幅器、9はアノード電圧検出電圧値と
アノード電流検出電圧値との乗算器、8は比較回路6の
出力により入力を選択する選択回路であり、アノード電
圧検出電圧あるいは演算後の電圧のどちらかが選択され
る。また7は保護回路動作基準電圧VREFとの比較回
路、5はアノード電流検出電圧とアノード電流制限基準
電圧VSとの比較回路であり、4は水平偏向駆動信号を
接断するための切り替え回路で、比較器5により制御さ
れる。
述する。図1において、1は水平発振制御回路、2は基
準周波数発振回路、3は水平同期信号、13は水平偏向
回路、12はFBT、17はアノード電圧発生コイル、
18はアノード電圧検出電圧コイル、11は検出電圧の
直流平滑回路、12はアノード電流の電圧変換回路、1
5はCRT、19はアノード端子、16は偏向コイル、
6はアノード電流検出電圧と基準電圧VCとの比較回
路、10は前置増幅器、9はアノード電圧検出電圧値と
アノード電流検出電圧値との乗算器、8は比較回路6の
出力により入力を選択する選択回路であり、アノード電
圧検出電圧あるいは演算後の電圧のどちらかが選択され
る。また7は保護回路動作基準電圧VREFとの比較回
路、5はアノード電流検出電圧とアノード電流制限基準
電圧VSとの比較回路であり、4は水平偏向駆動信号を
接断するための切り替え回路で、比較器5により制御さ
れる。
【0013】このような構成において、アノード電圧検
出電圧とアノード電流検出値の乗算を行った結果は横軸
をアノード電流を横軸にとると右あがりのカーブとな
る。これとアノード電圧検出電圧値とをアノード電流検
出値の閾値により切り替えることにより、選択回路の出
力は図3に示す特性となる。横軸は比較回路6の入力電
圧値、縦軸は選択回路8の出力電圧である。アノード電
流がICのときのアノード電流検出電圧値がVCとする
と、この特性を持つ出力電圧を保護回路動作基準電圧比
較器に加えると、保護回路の動作特性は図4Bに示す折
れ線となる。アノード電流ICからISにいたる直線の
傾きは乗算器の電流側入力の利得を調整して、リミット
カーブのそれに一致させる事ができる。このようにして
保護回路の動作アノード電圧を従来よりも高い値に設定
することができる。
出電圧とアノード電流検出値の乗算を行った結果は横軸
をアノード電流を横軸にとると右あがりのカーブとな
る。これとアノード電圧検出電圧値とをアノード電流検
出値の閾値により切り替えることにより、選択回路の出
力は図3に示す特性となる。横軸は比較回路6の入力電
圧値、縦軸は選択回路8の出力電圧である。アノード電
流がICのときのアノード電流検出電圧値がVCとする
と、この特性を持つ出力電圧を保護回路動作基準電圧比
較器に加えると、保護回路の動作特性は図4Bに示す折
れ線となる。アノード電流ICからISにいたる直線の
傾きは乗算器の電流側入力の利得を調整して、リミット
カーブのそれに一致させる事ができる。このようにして
保護回路の動作アノード電圧を従来よりも高い値に設定
することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、保護回路の動作するア
ノード電圧の対アノード電流特性を折れ線とすること
で、受信機の正常動作時における保護回路の誤動作に対
する裕度を確保した上で、動作アノード電圧を高くする
ことができ、画面性能が向上する。
ノード電圧の対アノード電流特性を折れ線とすること
で、受信機の正常動作時における保護回路の誤動作に対
する裕度を確保した上で、動作アノード電圧を高くする
ことができ、画面性能が向上する。
【図1】本発明の一実施例におけるテレビジョン受信機
の水平偏向回路のブロック図
の水平偏向回路のブロック図
【図2】従来のテレビジョン受信機の水平偏向回路のブ
ロック図
ロック図
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための回路
特性図
特性図
【図4】本発明の一実施例の回路動作を説明するための
特性図
特性図
1 水平発振制御回路 6 基準電圧対アノード検出電流比較回路 7 保護回路動作基準電圧比較回路 8 選択回路 9 乗算回路 11 直流平滑回路 12 高圧発生トランス 17 アノード電圧発生コイル 18 アノード電圧検出コイル 14 アノード電流電圧変換回路
Claims (1)
- 【請求項1】 CRTアノード電圧発生コイルとアノー
ド電圧検出コイル、アノード電流検出端子を持つ高圧発
生トランス(以下FBTと略す)とを備え、アノード電
圧検出電圧を直流平滑する手段と、アノード電流値を直
流電圧に変換する手段と、直流化されたアノード電圧検
出電圧とアノード電流検出電圧を乗算する手段と、アノ
ード電流検出電圧をアノード電流基準電圧(以下第一の
基準電圧と称す)と比較する手段と、その比較結果によ
り前記の演算前のアノード電圧検出電圧と演算後の電圧
を選択して出力する手段とを備え、選択後の出力電圧を
アノード電圧制限回路(以下保護回路と称す)の動作基
準電圧(以下第二の基準電圧と称す)と比較し、水平発
振回路に発振周波数制御電圧として加えることで、アノ
ード電流対アノード電圧特性を第一の基準電圧で決める
アノード電流値で折れ線とした保護回路を備えたことを
特徴とするテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16451392A JP3269119B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | テレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16451392A JP3269119B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | テレビジョン受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066738A JPH066738A (ja) | 1994-01-14 |
JP3269119B2 true JP3269119B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=15794595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16451392A Expired - Fee Related JP3269119B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | テレビジョン受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3269119B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16451392A patent/JP3269119B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066738A (ja) | 1994-01-14 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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