JPH0745398A - インバータ式x線高電圧装置 - Google Patents

インバータ式x線高電圧装置

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JPH0745398A
JPH0745398A JP20820793A JP20820793A JPH0745398A JP H0745398 A JPH0745398 A JP H0745398A JP 20820793 A JP20820793 A JP 20820793A JP 20820793 A JP20820793 A JP 20820793A JP H0745398 A JPH0745398 A JP H0745398A
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JP
Japan
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voltage
tube
capacitors
high voltage
capacitor
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JP20820793A
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English (en)
Inventor
Keishin Hatakeyama
敬信 畠山
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】高電圧変圧器16の出力電圧を、ダイオード2
0,21とコンデンサ22,23からなる倍電圧整流回
路と、ダイオード24,25とコンデンサ26,27か
らなる倍電圧整流回路で直流の高電圧に変換してX線管
29に印加し、前記コンデンサ23又は26もしくはこ
れらの両方の電圧を検出して、前記管電圧の検出信号と
し、これと管電圧設定信号とを比較して、これらが一致
するように、前記X線管の電圧をフィードバック制御し
て管電圧の安定化を図る。 【効果】管電圧検出器の耐圧を従来方式の1/2以下に
したので、この検出器を小型化でき、これによって高電
圧発生装置の小型,軽量,低コスト化を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線高電圧装置に係
り、特に小型で経済的なインバータ式X線高電圧装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線高電圧装置の小型,軽量化を図るに
は、X線管に高電圧を印加するための高電圧変圧器を小
型,軽量な物とすることが最も大きな課題であった。高
電圧変圧器は、それへの入力電圧の周波数を高くするこ
とによって、小型,軽量化を図れるものである。そのよ
うな高電圧変圧器への入力電圧を高周波化する技術は、
近年発達の著しい電力制御用の半導体デバイスをスイッ
チング素子として用いることによって開発されており、
いわゆるインバータ式X線装置と称されて現在多くの装
置に適用されている。そのようなインバータ式X線装置
の一方式として、図3に示すものがある。
【0003】この図において、直流電源1の電圧をトラ
ンジスタや絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IG
BT)のようなスイッチング素子7〜10とこれらの素
子と逆向きに接続されたダイオード11〜14からなる
フルブリッジタイプのインバータ回路2で高周波の交流
電圧に変換し、この出力電圧をコンデンサ15を介して
高電圧変圧器16の一次巻線17に入力し、前記コンデ
ンサ15と高電圧変圧器16の漏れインダクタンスとで
共振させ、二次巻線18,19からの出力電圧をダイオ
ード20,21,24,25とコンデンサ22,23,
26,27からなる倍電圧整流回路で前記高電圧変圧器
16の出力電圧を2倍に昇圧して、この出力電圧をX線
管29に印加するように構成されている。
【0004】X線管29に印加される電圧(以下、これ
を管電圧と略記)の安定化は、前記X線管のアノードと
アース間との電圧を管電圧検出器28で検出し、これと
管電圧設定信号とが一致するように電圧制御器30で比
較し、その出力に応じてインバータ回路2のスイッチン
グ素子をベース駆動回路31により駆動制御するもので
ある。
【0005】ここに、31は電圧制御器30の信号を前
記スイッチング素子7〜10をオンするに十分な電力に
増幅するベース駆動回路である。なお、インバータ回路
2の出力電圧は、スイッチング素子7に対する素子10
の位相差及びスイッチング素子8に対する素子9の位相
差の制御や周波数の制御によりなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
高電圧変圧器16は小型になるが、管電圧を検出する検
出器28はX線管のアノード電圧に相当する高耐圧を要
するので、検出器は大型で高価となる。したがって、高
電圧変圧器が小型になればなるほど検出器の大きさが目
立ち、高電圧変圧器,整流器とコンデンサからなる倍電
圧整流回路及び検出器等を一体収納する高電圧発生装置
の一層の小型,軽量化及び低コストを図る上での障害と
なる。
【0007】本発明は、以上の点を鑑みてなされたもの
で、管電圧検出器を小型化して高電圧発生装置の小型,
軽量化が可能なインバータ式X線高電圧装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、前記高電圧
変圧器の出力電圧を複数の整流器と複数のコンデンサと
で構成された倍電圧整流回路に入力し、この倍電圧整流
回路の出力電圧の少なくとも1/2以下の電圧となる前
記コンデンサの接続点の電圧を検出し、この電圧と設定
管電圧とを比較し、前記管電圧が設定管電圧になるよう
に前記インバータ回路を制御することによって達成され
る。より詳しくは、前記倍電圧整流回路は少なくともダ
イオードとコンデンサからなる一対の単相半波整流回路
が2組で構成され、これに前記高電圧変圧器の出力電圧
を入力して、前記コンデンサの接続点と対アース間の電
圧を検出し、この電圧を管電圧値としてフィードバック
制御に用いるものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、管電圧検出点を定格管電圧
の1/2以下の点より検出するようにしたので、管電圧
検出器の耐圧は従来方式の1/2以下となり、管電圧検
出器が小型になり、これによって高電圧発生装置の小
型,軽量,低コスト化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明について実施例を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明の第一の実施例で、図3の従
来例とは管電圧検出に関するところが異なるのみで、イ
ンバータ回路,高電圧発生回路の構成と動作及び管電圧
の制御系は同じであるので、その部分の説明は省略す
る。
【0011】図1において、高電圧変圧器16の出力電
圧は、2次巻線18の出力電圧がダイオード20,21
とコンデンサ22,23の倍電圧整流回路により倍電圧
整流されて、前記コンデンサ22と23の両端には半波
整流電圧の2倍の電圧が印加され、同様に、2次巻線1
9の出力電圧もダイオード24,25とコンデンサ2
6,27の両端に半波整流電圧の2倍の電圧が印加され
る。したがって、X線管29には高電圧変圧器16で昇
圧された電圧の2倍の電圧が印加され、前記コンデンサ
22,23,26,27の両端電圧がX線管28の定格
電圧になるように高電圧変圧器16への入力電圧及び1
次巻線と2次巻線の比(巻数比)を決め、管電圧を安定
化制御するための管電圧の検出は、X線管のアノード電
圧の1/2となるコンデンサ23とアース間の電圧を管
電圧検出器32で検出し、この検出電圧を電圧制御器3
0に入力し、これと管電圧設定信号を比較し、管電圧が
設定値と一致するようにインバータ回路の動作を制御す
るものである。この管電圧検出器32は、図2に示すよ
うに、抵抗33とコンデンサ34との並列接続体と、抵
抗35とコンデンサ36との並列接続体を直列に接続し
たもので構成され、コンデンサ23の両端電圧の周波数
成分が低い領域では抵抗33と35で、周波数が高い領
域ではコンデンサ34と36で分圧し、数ボルト程度に
降圧された抵抗35とコンデンサ36の両端電圧を検出
するものである。
【0012】このように構成することによって、管電圧
検出器の耐圧は従来の1/2になるので、この検出器は
小型となり、高電圧発生装置の小型,軽量,低コスト化
に大きく貢献するものである。
【0013】図4は本発明の他の実施例で、X線管のア
ノード電圧とカソード電圧の両方を検出する例である。
本実施例での管電圧検出器は、抵抗37とコンデンサ3
8との並列接続体と、抵抗39とコンデンサ40との並
列接続体を直列に接続されたものを前記第一の実施例へ
付加し、抵抗37とコンデンサ38の両端電圧をカソー
ド電圧として検出し、これとアノード電圧に相当する抵
抗35とコンデンサ36の両端電圧を図示しない差動増
幅器で検出する方法である。このようにすることによっ
て、アノードとカソードの検出電圧間の差によるアノー
ド電圧とカソード電圧のアンバランスを解消できる。
【0014】図5は、検出用の抵抗とコンデンサの並列
接続体を4組で分圧した場合で、このようにすることに
よって抵抗とコンデンサの数は増えるが、一個当りの耐
圧は低くなるので装置設計の自由度は増える。
【0015】図6は、高電圧変圧器の2次巻線の分割数
を多くした場合で、2次巻線51,52,53,54の
電圧を、それぞれの倍電圧整流回路(ダイオード55,
56とコンデンサ57,58,ダイオード59,60と
コンデンサ61,62,ダイオード63,64とコンデ
ンサ65,66,ダイオード67,68とコンデンサ6
9,70)に入力し、コンデンサ62の端子電圧を管電
圧検出器71で検出するもので、管電圧検出器の耐圧は
従来の1/4にできる。
【0016】図7は、高電圧変圧器の2次巻線を1次巻
線に対して分割しないで、高電圧変圧器71(72は1
次巻線、73は2次巻線)の出力電圧をダイオード7
7,78とコンデンサ79,80の倍電圧整流回路に入
力し、この出力電圧をX線管29のアノードに、高電圧
変圧器74(75は1次巻線、76は2次巻線)の出力
電圧をダイオード81,82とコンデンサ83,84の
倍電圧整流回路に入力し、この出力電圧をX線管29の
アノードに印加し、コンデンサ80の両端電圧を管電圧
検出器85で検出するもので、このような例に用いても
管電圧検出器の耐圧は従来の1/2にすることができ
る。この他、いろいろな方法が考えられるが、高電圧変
圧器の出力電圧を複数の整流器と複数のコンデンサとで
構成された倍電圧整流回路に入力し、この倍電圧整流回
路の出力電圧の少なくとも1/2以下の電圧となる前記
コンデンサの接続点の電圧を検出し、この電圧と設定管
電圧とを比較し、前記管電圧が設定管電圧になるように
前記インバータ回路を制御することが可能である方法で
あれば、どのような方法でも良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、管電圧を安定化するた
めの管電圧検出器の耐圧を従来の1/2以下にできるの
で、この検出器が小型になり、これによって高電圧発生
装置の小型,軽量,低コスト化が可能となるので、イン
バータ式X線高電圧装置の特長の一つである小型,軽量
化のメリットをより発揮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】図1の管電圧検出器の具体回路図。
【図3】従来の回路図。
【図4】管電圧検出器の他の実施例図。
【図5】管電圧検出器の他の実施例図。
【図6】本発明の他の実施例図。
【図7】本発明の他の実施例図。
【符号の説明】
16 高電圧変圧器 20 倍電圧整流用ダイオード 21 倍電圧整流用ダイオード 22 倍電圧用コンデンサ 23 倍電圧用コンデンサ 24 倍電圧整流用ダイオード 25 倍電圧整流用ダイオード 26 倍電圧用コンデンサ 27 倍電圧用コンデンサ 29 X線管 32 管電圧検出器 33 管電圧検出用抵抗器 34 管電圧検出用コンデンサ 35 管電圧検出用抵抗器 36 管電圧検出用コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、これを交流に変換するインバ
    ータ回路と、この出力電圧を昇圧する高電圧変圧器と、
    この出力電圧を整流する整流回路と、この出力電圧が印
    加されるX線管とを備えたインバータ式X線高電圧装置
    において、前記高電圧変圧器の出力電圧を複数の整流器
    と複数のコンデンサとで構成された倍電圧整流回路に入
    力し、この倍電圧整流回路の出力電圧の少なくとも1/
    2以下の電圧となる前記コンデンサの接続点の電圧を検
    出する電圧検出回路を設け、この電圧検出回路の出力電
    圧と設定管電圧とを比較し、前記管電圧が設定管電圧に
    なるように前記インバータ回路を制御することを特徴と
    するインバータ式X線高電圧装置。
JP20820793A 1993-08-02 1993-08-02 インバータ式x線高電圧装置 Pending JPH0745398A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101370598B1 (ko) * 2012-09-05 2014-03-06 주식회사 포스콤 X선 튜브용 고전압 구동 장치
CN110391073A (zh) * 2018-04-23 2019-10-29 西门子医疗有限公司 电路装置、x射线装置和计算机断层扫描仪

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