JPH07264818A - 同期機の回転子およびその製造方法 - Google Patents

同期機の回転子およびその製造方法

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JPH07264818A
JPH07264818A JP6053717A JP5371794A JPH07264818A JP H07264818 A JPH07264818 A JP H07264818A JP 6053717 A JP6053717 A JP 6053717A JP 5371794 A JP5371794 A JP 5371794A JP H07264818 A JPH07264818 A JP H07264818A
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JP
Japan
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rotor
rotor shaft
yoke
columnar portion
unit
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JP6053717A
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Inventor
Shigenori Igarashi
重則 五十嵐
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Toei Electric Co Ltd
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Toei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】標準化された永久磁石を用いて、多くの機種の
同期電動機に対応する回転子を構成する。 【構成】 円筒状のヨーク16a,16bのキー溝16
0に基づいて決められる所定の位置に、予め着磁された
永久磁石14a〜14d,14e〜14hを接着し、ロ
ータ20a,20bを製造する。ロータシャフト10の
ヨーク配設部分104にロータ20a,20bを、キー
溝106,160を合わせてはめ込み、キー18をキー
溝106,160により生じた空間に挿入して、ロータ
20a,20bとロータシャフト10との相対的な回転
を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期機、すなわち同期電
動機、および、同期発電機の回転子およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8および図9を参照して従来の同期電
動機の回転子を説明する。図8は、従来の同期電動機の
回転子8の構成を示す斜視図である。図9は、従来の同
期電動機の回転子8の構成を示す図であって、(A)
は、回転子8の側面図を示し、(B)は、(A)に示す
Xの側から見た回転子8の正面図を示す。図8、およ
び、図9(A),(B)に示すように、例えば直流(A
C)同期電動機に用いられる従来の回転子8は、ロータ
シャフト80の表面の所定の位置に永久磁石82a〜8
2dが適切な接着材により直接に貼りつけられて構成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期電動機の回転子8に用いる永久磁石82の長さは、
ロータシャフト80の長さに適合したものが必要とな
る。すなわち、回転子8を用いる同期電動機の機種に対
応してロータシャフト80の長さを変更するたびに、永
久磁石82の長さも変更する必要がある。従って、同期
電動機の機種対応に種々の長さの永久磁石82を用意し
ておかなければならないという問題があった。また、ロ
ータシャフト80の表面に永久磁石82を直接に貼付け
て永久磁石82に着磁する場合、永久磁石82の大きさ
に対応した着磁ヨーク、および、着磁電源が必要とな
る。すなわち、出力が大きい同期電動機の回転子8を製
造する場合、大きい着磁ヨーク、および、大容量の着磁
電源を用意しなければならないという問題があった。
【0004】本発明の同期電動機の回転子およびその製
造方法は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、少ない種類の標準化された永久磁石を用い
て、多くの機種の同期電動機に対応する回転子を構成す
ることができ、大型の着磁ヨーク、および、着磁電源を
用いずに、出力が大きい同期電動機に対応する大型の回
転子を構成、および、製造することが可能な同期電動機
の回転子およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の同期電動機の回転子は、実質的に断面が一
様な柱状の部分を有するロータシャフトと、内側が前記
ロータシャフトの柱状の部分に適合する所定の長さの筒
状に形成されており、該柱状の部分の長さに対応する数
だけ該柱状の部分にはめ込まれて固定される単位ロータ
とを有する。また好適には、前記ロータシャフトは、該
ロータシャフトの柱状の部分に設けられた第1の回転防
止手段と、該柱状の部分の一端に設けられ、該ロータシ
ャフトにはめ込まれた前記単位ロータの端部と当接して
該単位ロータの長手方向の移動を止める凸部と、該柱状
の部分の他端に配設され、前記凸部との間に該単位ロー
タを押しつけて固定する第1の固定手段とを有し、前記
単位ロータは、内側が前記ロータシャフトの柱状の部分
に沿う筒状に形成されたヨークと、該ヨークの外側の所
定の位置に配設された永久磁石と、該単位ロータの前記
第1の回転防止手段に対応する位置に設けられ、該第1
の回転防止手段と結合して該ロータシャフトと該単位ロ
ータとの相対的な回転を止める第2の回転防止手段とを
有する。
【0006】また好適には、前記ロータシャフトは、該
ロータシャフトの柱状の部分の所定の範囲にネジ溝を有
しており、前記固定手段は、前記ネジ溝に適合するロッ
クナットであって、該ネジ溝にねじ込まれて前記凸部と
の間に前記単位ロータを押しつけて固定する。また好適
には、前記ヨークの内側には、前記第2の回転防止手段
として長手方向にキー溝が形成されており、前記永久磁
石は、該キー溝との関係で定まる所定の位置に配設さ
れ、前記ロータシャフトの表面には、前記第1の回転防
止手段として前記ヨークのキー溝に対応する位置にキー
溝が形成されており、前記単位ロータと前記ロータシャ
フトとを前記キー溝を合わせてはめ込み、これらのキー
溝が合わされて生じた空間には、該空間に適合するキー
が挿入されてこれらのキー溝を結合し、該ヨークの回転
方向のずれを防止する。
【0007】本発明の同期機の回転子の製造方法は、実
質的に同一径の柱状の部分を有するロータシャフトに、
内側が該ロータシャフトの柱状の部分に沿う筒状に形成
された所定の長さの単位ロータを、該ロータシャフトの
柱状の部分の長さに対応する数だけ該柱状の部分にはめ
込んで固定する。
【0008】
【作用】本発明の同期電動機の回転子のロータシャフト
において、所定の長さのヨークが配設される部分は、断
面が一様な柱状、具体的には同一径の円柱状に形成され
ており、同一形状の筒状のヨークを必要な数だけはめ込
んで配設することが可能である。ロータシャフトの柱状
の部分の一端には、凸部として段差が設けられ、柱状の
部分の他端にはロータシャフトの周囲にネジ溝が形成さ
れている。ヨークは必要数だけ柱状の部分の他端からロ
ータシャフトの柱状の部分にはめ込まれ、ロータシャフ
トのネジ溝に固定手段としてねじ込まれるロックナット
と凸部との間に固定される。
【0009】ロータシャフトの表面、および、ヨークの
内側には、対応するキー溝が回転防止手段として形成さ
れており、ヨークは、これらのキー溝が合うようにロー
タシャフトにはめ込まれ、キー溝が合わされて形成され
る空間に、適合するキーが挿入されてロータシャフトと
ヨークとの相対的な回転が防止される。ヨークの表面に
は、キー溝に対して規定される所定の位置に所定の極性
の永久磁石が配設され、これらがロータを構成するる。
従って、キー溝は、永久磁石の極性を合わせるためにも
用いられる。
【0010】ヨークを必要な数だけロータシャフトに挿
入することにより、種々の長さのロータシャフトに永久
磁石を配設することができる。従って、ロータシャフト
の柱状の部分がヨークの長さの整数倍である場合には、
同一のヨークを対応する個数だけはめ込むことにより回
転子を構成することができる。従って、所定の標準化さ
れたヨーク、および、ヨークに配設する永久磁石を用意
することにより、任意の長さのロータシャフトに永久磁
石を配設することができる。また、ロータシャフトの柱
状の部分の長さの整数分の1の長さの永久磁石を用意す
ることにより回転子を構成することができる。従って、
従来よりも小型の着磁ヨーク、および、着磁電源を用い
て大型の同期電動機の回転子を製造することができる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して本発明の実施例
を説明する。まず、図1、および、図2を参照して本発
明の回転子1の全体構成を説明する。図1は、本発明の
同期電動機の回転子1の構成を示す斜視図である。図2
は、本発明の同期電動機の回転子1の構成を示す図であ
って、(A)は回転子1の側面図であり、(B)は回転
子1を(A)に示すX側から見た正面図である。本発明
の回転子1は、例えば出力11KW以上の直流同期電動
機(ACサーボモータ)の回転子として用いられるもの
である。この直流同期電動機は、例えば製紙機械の紙切
断機といった用途に用いられる。
【0012】図1、および、図2において、ロータシャ
フト10は、図1および図2に示すような形状に形成さ
れており、同期電動機(図示せず)に組み込まれて図中
に示すX−X’軸を中心として回転する。ロータシャフ
ト10のヨークが配設されるヨーク配設部分104の一
端には段差108が設けられており、ロータシャフト1
0にはめ込まれた所定数(本実施例においては2個)の
ヨーク16a,16bの内のヨーク16bの端部は段差
108に突き当たる。従って、ヨーク16a,16b
は、ロータシャフト10の段差108から先のX’方向
に移動しない。
【0013】また、ロータシャフト10のヨーク16
a,16bが配設されるヨーク配設部分104の他端に
はネジ溝102が形成されており、ヨーク16a,16
bがロータシャフト10に2個はめ込まれた後、ロータ
シャフト10とネジ溝102とに適合したロックナット
12がネジ溝102にねじ込まれ、ロックナット12が
段差108に2個のヨーク16a,16bを押しつけて
固定する。さらに、ロータシャフト10のヨーク16
a,16bが配設されるヨーク配設部分104、およ
び、ヨーク16a,16bの対応する部分には、図3、
図4、および、図5を参照して後述するようにそれぞれ
キー溝106,160が形成される。ロータシャフト1
0とヨーク16a,16bとは、キー溝106,160
を合わせ、キー溝106,160により生じた空間にキ
ー18が挿入されて相対的に回転しない状態で固定され
る。2個のヨーク16a,16bの外側には、それぞれ
キー溝160を基準として決められる位置に、予め着磁
された所定の極性を有するフェライト永久磁石14a〜
14d,14e〜14hが耐熱性を有する適切な接着剤
により接着されて配設されており、これらが、ロータ2
0a,20bを構成する。ロータ20a,20bは面1
40で接している。
【0014】以下、図3〜図5を参照して、本発明の同
期電動機の回転子1のヨーク16a,16b、ロータ2
0a,20bの構成、および、ロータシャフト10の構
成を説明する。図3は、図1に示したヨーク16a,1
6bの構成を示す図であって、(A)はヨーク16a,
16bの側面図を示し、(B)はヨーク16a,16b
の正面図を示す。なお、ヨーク16a,16bは同一の
構成なので、図3にはそれぞれ1個について示してあ
る。図3に示すように、ヨーク16は、内側がロータシ
ャフト10のヨーク配設部分104の表面に沿う円筒形
に形成されており、内側にキー溝160が形成されてい
る。なお、キー溝106,160の形状は、JIS標準
に準拠する。
【0015】図4は、図1に示したロータ20a,20
bの構成を示す図であって、(A)はロータ20a,2
0bの側面図を示し、(B)はロータ20a,20bの
正面図を示す。なお、ロータ20a,20bは同一の構
成なので、図4には1個について示してある。ロータ2
0a,20bは、それぞれ図3に示したヨーク16a,
16bの表面のキー溝160を基準として決められる位
置に、予め着磁された永久磁石14a〜14d,14e
〜14hがそれぞれ上述のように接着されて構成され
る。ロータ20a,20bの最大直径は例えばφ180
であり、長さは例えば116mmである。
【0016】図5は、図1に示したロータシャフト10
の構成を例示する図であって、(A)はロータシャフト
10の側面図を示し、(B)はロータシャフト10の
(A)に示したX側から見た正面図を示す。ロータシャ
フト10は、例えば図5に示すように、回転子1が用い
られる同期電動機の筐体の穴に挿入されて回転子1を支
持する支持部分100,110、両端にネジ溝102、
および、段差108を有し、ヨーク16a,16b(ロ
ータ20a,20b)がはめ込まれて配設されるヨーク
配設部分104、および、ヨーク16a,16bの固定
に用いられる段差108が設けられた場所によって太さ
が異なる円柱形に形成されている。ロータシャフトの支
持部分100,110の直径は例えばφ55であり、支
持部分100の端から支持部分110の端までの長さは
例えば569mmである。なお、ロータシャフト10が
本発明に係るロータシャフトに相当し、段差108が本
発明に係る凸部、ロックナット12が本発明に係る固定
手段に相当し、キー溝106,160が本発明に係る回
転防止手段に相当し、ヨーク16が本発明に係るヨーク
に相当し、永久磁石14が本発明に係る永久磁石に相当
し、ロータ20が本発明に係る単位ロータに相当する。
【0017】以下、上述の各図を参照して本発明の同期
電動機の回転子1の製造方法を説明する。まず、ヨーク
16a,16bの上述の位置に、予め着磁された永久磁
石14a〜14d,14e〜14hを接着し、ロータ2
0a,20bを製造する。次に、ロータシャフト10の
ヨーク配設部分104にロータ20a,20bを、キー
溝106,160を合わせてはめ込み、キー18をキー
溝106,160により生じた空間に挿入して、ロータ
20a,20bとロータシャフト10との相対的な回転
を止める。さらに、ネジ溝102にロックナット12を
ねじ込み、ロータ20a,20bをロックナット12が
段差108に押しつけて固定する。
【0018】以上のように本発明の回転子1を構成する
ことにより、標準化された長さの永久磁石14a〜14
h、および、ヨーク16a,16bを用いて回転子1を
構成することができる。すなわち、直流同期電動機は、
ロータシャフト10の長さを変更して出力を変えるの
で、回転子1の長さをより長くする場合には3個以上の
ロータ20を用いることにより、あるいは、ロータシャ
フト10の長さをより短くする場合には1個のロータ2
0を用いることにより回転子1を構成することができ
る。また、実施例においては、本発明の回転子1を同期
電動機に用いるものとして説明を行ったが、同期発電機
の回転子として用いることも可能である。
【0019】また、永久磁石14は、ヨーク16の外径
ごとに用意すればいいので、長さの異なる永久磁石14
を同期電動機の機種変更のたびに用意する必要がない。
また、キー溝106,160によりロータシャフト10
とロータ20との相対的な回転を止めるとともに、回転
方向の位置決めを行うので、キー溝160を基準として
定まる位置に配設された永久磁石14の極性を誤ってず
らして取り付けてしまうという事態を防止することがで
きる。また、永久磁石14それぞれの長さが短くなるの
で、出力の大きな同期電動機用の回転子を製造する場合
にも、永久磁石14に着磁するために必要な着磁ヨー
ク、および、着磁電源は小型のもので済む。
【0020】なお、上述した実施例においては、図6に
示すような形状のC形の永久磁石14a〜14hを用い
たが、例えば図7に示すような形状のO形の永久磁石1
44を用い、ヨーク16に配設してロータとして用いて
もよい。また、実施例においては、ロータシャフト10
のヨーク配設部分104、および、ヨーク16の形状が
それぞれ円柱形、および、円筒形である場合について説
明したが、これらの形状は、例えば断面が多角形であっ
てもよい。すなわち、回転子1の回転を妨げない形状で
あって、ヨーク配設部分104の断面が一様であって、
ヨーク配設部分104の形状とヨーク16の内側の形状
が実質的に同一であればよい。また、永久磁石14はフ
ェライト磁石に限らず、例えば、永久磁石14として希
土類磁石を用いてもよい。
【0021】また、上述のように永久磁石14を予め着
磁してからヨーク16に取り付ける他、例えばロータ2
0を組み立ててから、あるいは、ロータ20をロータシ
ャフト10に取り付けてから永久磁石14に着磁を行う
ように製造してもよい。また、上述した回転子1の製造
の順序は例示であって、場合により適宜順序をかえても
よい。以上述べた実施例に示した他、本発明の同期電動
機の回転子およびその製造方法は、例えばこれらの変形
例に示したように、種々の構成をとることができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の同期電動機
の回転子およびその製造方法によれば、少ない種類の標
準化された永久磁石を用いて、多くの機種の同期電動機
に対応する回転子を構成することができる。また、大型
の着磁ヨーク、および、着磁電源を用いずに、出力が大
きい同期電動機に対応する大型の回転子を構成、およ
び、製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期電動機の回転子の構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明の同期電動機の回転子の構成を示す図で
あって、(A)は回転子の側面図であり、(B)は回転
子を(A)に示すX側から見た正面図である。
【図3】図1に示したヨークの構成を示す図であって、
(A)はヨークの側面図を示し、(B)はヨークの正面
図を示す。
【図4】図1に示したロータの構成を示す図であって、
(A)はロータの側面図を示し、(B)はロータの正面
図を示す。
【図5】図1に示したロータシャフトの構成を例示する
図であって、(A)はロータシャフトの側面図を示し、
(B)はロータシャフトの(A)に示したX側から見た
正面図を示す。
【図6】図1に示した永久磁石として用いられるC形の
永久磁石を示す図であって、(A)はC形の永久磁石の
正面図を示し、(B)はC形の永久磁石の側面図を示
す。
【図7】図1に示した永久磁石の変形例を示す図であっ
て、(A)はO形の永久磁石の正面図を示し、(B)は
O形の永久磁石の側面図を示す。
【図8】従来の同期電動機の回転子の構成を示す斜視図
である。
【図9】従来の同期電動機の回転子の構成を示す図であ
って、(A)は、回転子の側面図を示し、(B)は、
(A)に示すXの側から見た回転子の正面図を示す。
【符号の説明】
1…回転子、10…ロータシャフト、100,110…
支持部分、102…ネジ溝、104…ヨーク配設部分、
106,160…キー溝、12…ロックナット、14,
144…永久磁石、16…ヨーク、18…キー、20…
ロータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に断面が一様な柱状の部分を有する
    ロータシャフトと、 内側が前記ロータシャフトの柱状の部分に適合する所定
    の長さの筒状に形成されており、該柱状の部分の長さに
    対応する数だけ該柱状の部分にはめ込まれて固定される
    単位ロータとを有する同期機の回転子。
  2. 【請求項2】前記ロータシャフトは、該ロータシャフト
    の柱状の部分に設けられた第1の回転防止手段と、該柱
    状の部分の一端に設けられ、該ロータシャフトにはめ込
    まれた前記単位ロータの端部と当接して該単位ロータの
    長手方向の移動を止める凸部と、該柱状の部分の他端に
    配設され、前記凸部との間に該単位ロータを押しつけて
    固定する第1の固定手段とを有し、 前記単位ロータは、内側が前記ロータシャフトの柱状の
    部分に沿う筒状に形成されたヨークと、該ヨークの外側
    の所定の位置に配設された永久磁石と、該単位ロータの
    前記第1の回転防止手段に対応する位置に設けられ、該
    第1の回転防止手段と結合して該ロータシャフトと該単
    位ロータとの相対的な回転を止める第2の回転防止手段
    とを有する請求項1に記載の同期機の回転子。
  3. 【請求項3】前記ロータシャフトは、該ロータシャフト
    の柱状の部分の所定の範囲にネジ溝を有しており、 前記固定手段は、前記ネジ溝に適合するロックナットで
    あって、該ネジ溝にねじ込まれて前記凸部との間に前記
    単位ロータを押しつけて固定する請求項2に記載の同期
    機の回転子。
  4. 【請求項4】前記ヨークの内側には、前記第2の回転防
    止手段として長手方向にキー溝が形成されており、前記
    永久磁石は、該キー溝との関係で定まる所定の位置に配
    設され、 前記ロータシャフトの表面には、前記第1の回転防止手
    段として前記ヨークのキー溝に対応する位置にキー溝が
    形成されており、 前記単位ロータと前記ロータシャフトとを前記キー溝を
    合わせてはめ込み、これらのキー溝が合わされて生じた
    空間には、該空間に適合するキーが挿入されてこれらの
    キー溝を結合し、該ヨークの回転方向のずれを防止する
    請求項2または3に記載の同期機の回転子。
  5. 【請求項5】実質的に同一径の柱状の部分を有するロー
    タシャフトに、内側が該ロータシャフトの柱状の部分に
    沿う筒状に形成された所定の長さの単位ロータを、該ロ
    ータシャフトの柱状の部分の長さに対応する数だけ該柱
    状の部分にはめ込んで固定する同期機の回転子の製造方
    法。
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