JPH072647Y2 - 施設用ブロック - Google Patents

施設用ブロック

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JPH072647Y2
JPH072647Y2 JP1987157834U JP15783487U JPH072647Y2 JP H072647 Y2 JPH072647 Y2 JP H072647Y2 JP 1987157834 U JP1987157834 U JP 1987157834U JP 15783487 U JP15783487 U JP 15783487U JP H072647 Y2 JPH072647 Y2 JP H072647Y2
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JP
Japan
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block
male
bridge
main body
engaging portions
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JP1987157834U
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JPH0165303U (ja
Inventor
功 牧
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ソーコー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は主としてゴルフ場の芝生上の歩行路テニスポ
ーチなどのエクステリヤ、床面のインテリヤ、スポーツ
クラブの更衣室の床面、その他靴拭きマットなどとして
敷設する合成樹脂製のブロックに関するものである。
(従来技術及び問題点) 従来この種のブロックにおいては、ゴルフ場用のものと
してはゴルフシューズのスパイクの長さよりも大きい寸
法の厚さを有し、かつスパイクが容易に挿入出来、更に
芝生の育成に支障のない程度の間隙が設けてある網目状
の合成樹脂製の成形品が使用されている。
而して各ブロックの連結構造としては、例えば実公昭57
-12010号実用新案公報にピンで連結する構造、或は実公
昭53-51630号実用新案公報にみられるように、各ブロッ
クの平坦面とは直角方向の軸線を持つ雌雄の掛合部をブ
ロックの周辺部に数個づつ設けて、これら雌雄の掛合部
を嵌合させて順次ブロックを連結している。
このような公知のブロックは合成樹脂成形品とは云え、
この上を前記のゴルフシューズで歩行する関係上相当に
強靱に形成してあるため、剛性も高く極僅かしか弾性及
び可撓性を有しない。従って前記のゴルフシューズによ
る歩行によってブロックに加えられる力は前記雌雄掛合
部に大きな力となって作用し、これらの部分を変形させ
雌雄掛合部が外れたり、或はこれらの部分を破損させる
おそれがあった。
(解決しようとする問題点) この考案は前述のようなブロックの連結部分に余り外力
が集中せず、外れたり破損したりしないような製品を得
ることであり、かかる製品を市場に提供することを目的
とする。
(問題点を解決する手段) この考案は平面的な各ブロックの平面ほゞ四角形状のブ
ロック本体部の側縁部には上下方向に軸線を持つ雌雄掛
合部がそれぞれ数個づつ設けてあり、これら雌雄掛合部
は相隣るブロックの雌雄掛合部と相互にその軸方向に挿
入抜去自在に設けてある合成樹脂成形品よりなる施設用
ブロックにおいて、 それぞれ前記ブロック本体部の側縁部位置には、ブロッ
ク本体部と一体成形されているブリッジ部が設けてあ
り、 各ブリッジ部の形状はブロックの平坦面内において少な
くとも一つの湾曲部を有し両端がブロック本体部と一体
に形成して、ブロック本体部の周辺に沿って設けてあ
り、このブリッジ部の中間には前記雌雄掛合部のうちの
一方が外方に張出して、一体に設けてあることを特徴と
する施設用ブロックとすることによって問題点を解決し
た。
(使用方法及び作用) この考案のブロックを使用するには各ブロックを順次並
べて、相隣るブロックの雌雄の掛合部を順次掛合して連
結し必要面積に敷設する。
また一部の前記ブロックが破損した場合には、そのブロ
ックのみを前述の掛合部より外して、新しいブロックと
交換し、再び雌雄の掛合部を嵌合する。
前述のような掛合部の嵌合離反時及び敷設後に受ける外
力により、可撓性のブリッジ部は一時的に若干変形す
る。
(効果) 叙上のように構成し作用を為すこの考案のものにおいて
は、雌雄の嵌合部の一方が前記の通りの形状のブリッジ
部の中間に外方に張出して設けてあるから、このブリッ
ジ部分はそれぞれ可撓性があり、よってそれぞれのブロ
ックに別々の力が作用したとしても、これらの部分は容
易に変形するため、雌雄の掛合部に無理な力が作用せ
ず、この部分の掛合が外れたり破損したりする虞がな
い。
また一部の部品を新しいものと交換する場合において
も、このブリッジ部がある程度変形可能であるため、そ
のブリッジの分離や結合がし易い効果を有する。
更にブリッジ部の両端はブロック本体と一体に形成した
ものであるから、安定して不必要に湾曲せず丈夫であ
る。
従ってゴルフ場の芝生上の歩行路、ゴルフ場の附帯施設
の玄関先やポーチ、テラスなど勿論、一般家庭の軒先の
地盤上や、テラスベランダなどのエクステリヤとして、
その他靴拭マットとして最適である。その他玄関内のイ
ンテリヤとしても使用できる。更にスポーツクラブの更
衣室内の床面など濡れ易い場所の床面に使用できる。
(実施例) 今この考案を図示の代表的な実施例に基づいて説明す
る。
10はこの考案のブロツクであり、その主要部をなす平面
ほゞ四角形状のブロック本体部11の大きさは通常平面約
30×30cm、60×30cm、60×60cm、若しくは60×90cm、厚
さは3乃至4cmであって、図示のものにおいては、ブロ
ック本体部11は内径約2cmの円筒部12を前後左右に腕部1
3によって順次連結した形状であって、全体がポリプロ
ピレンなどの丈夫な合成樹脂射出成形品によって網目状
に形成してある。
勿論前述の例示した大きさや厚さ、網目形状及び材質に
限定されるものではない。
而して前記本体部11の周辺部に相隣るブロック10と順次
連結するための雌掛合部14と雄掛合部15とがそれぞれ所
定の位置に数個づつ設けてある。
図示の例おいては前述の本体部11の周辺部に位置する任
意個置きの円筒部12が雌掛合部14となっており、その雌
掛合部14を構成する円筒部12aの上縁の一部は中断部ま
で本体部11の厚さ方向に切り割溝16が設けてあり、前記
円筒部12aの中段内周面には内方に張出した鍔17が円周
方向に形成してある。
他方隣接するブロック10の雌掛合部14と掛合する雄掛合
部15は隣接ブロック10の雌掛合部14に対応する位置の本
体部11の周辺部にそれぞれ側方に突出して形成してあ
り、図示の例においては雄掛合部15は本体部11の周辺部
に直接設けずそれぞれブリッジ部18を介して周辺部より
側方に張り出して設けてある。これらブリッジ部18の形
状は図示のものにおいては本体部11の周辺の円筒部12を
一つ置いて、これらを相互に連結した本体部の平坦面内
で湾曲した形状をしており、殊にその中央部に前記ブリ
ッジ部18より外方に張り出した短い腕21を介して前記雄
掛合部15がそれぞれ設けてある。更に各ブリッジ部18の
中央部においては雌掛合部14の外周形状に倣い内向きに
湾曲した形状としてある。
前記の各雄掛合部15はそれぞれ前述の雌掛合部14の内側
に丁度嵌合自在な外径と長さを有し、その最先端部には
本体部11の厚み方向にスリット19が設けてあり、また雄
掛合部15の外周部には雌掛合部14の鍔17と掛合自在な鍔
20が形成してある。
前述の雄掛合部15とブリッジ部18を結合している各短い
腕21にはそれぞれブロック10の裏面側に逃げ溝22が設け
てあって雌掛合部14との掛合時に邪魔にならないように
してある。
前述のブリッジ部18の形状は図示のものに限定されるこ
となく、単なる円弧形状でも、ジグザグ形状でもよく要
は少なくとも一つの湾曲部であればこの考案としては同
一である。
その他各円筒部12の裏面側には芝生などの匍匐茎が通過
出来るに充分な切欠き部23が少なくとも二箇所づつ設け
てある。
24は、ブロック10を床面などに固定するためのピンを挿
入するための孔である。
(実施例の作用) 叙上のように構成している実施例のものにおいては、こ
れらを連結するには相隣るブロック10の雌雄掛合部14,1
5の位置を合わせ、雌掛合部14の上側より雄掛合部15を
それぞれ嵌合し押し込むと、各雄掛合部15は軸方向のス
リット19があるからそれらの外径が細くなり、雌雄掛合
部14,15の鍔17と20は相対的に乗り越え、乗り超えた位
置で相互に掛合し、雌雄掛合部14,15は強固に掛合す
る。
このようにして連結された各ブロック10は外力によって
前記ブリッジ部18が変形可能な範囲内において、相対的
に移動する。
(実施例の効果) 叙上の実施例においては、この考案の効果と同一の効果
を奏する外、ブリッジ部18の形状が中央部において雌掛
合部14の外周形状に倣い湾曲した形状であるため、雌掛
合部14は内側に雄掛合部15が嵌合し外側はブリッジ部18
の中央部で抱持された状態となり、掛合状態は安定し、
みだりに雌雄掛合部14,15が外れる虞はない。
なお、各円筒部12及び腕の肉厚が約5mm、ブリツジ部18
の肉厚も約5mmで、その他の寸法は前述の通りの場合で
あり、フリッジ部18の形状が図示の通りの場合において
は、ブリッジ部18は円筒部12を一つおいて、股がった状
態である場合が可撓性の度合と堅牢性が最も良い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係るものであって、第1図は掛合部分
の分離状態を示す平面図、第2図は第1図の2−2線縦
断側面図、第3図は一対のブロックの一部省略平面図で
ある。 図中主な符号 10……ブロック、11……本体部 14……雌掛合部、15……雄掛合部 18……ブリッジ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面的な各ブロックの平面ほゞ四角形状の
    ブロック本体部の側縁部には上下方向に軸線を持つ雌雄
    掛合部がそれぞれ数個づつ設けてあり、これら雌雄掛合
    部は相隣るブロックの雌雄掛合部と相互にその軸方向に
    挿入抜去自在に設けてある合成樹脂成形品よりなる施設
    用ブロックにおいて、 それぞれ前記ブロック本体部の側縁部位置には、ブロッ
    ク本体部と一体成形されているブリッジ部が設けてあ
    り、 各ブリッジ部の形状はブロックの平坦面内において少な
    くとも一つの湾曲部を有し両端がブロック本体部と一体
    に形成して、ブロック本体部の周辺に沿って設けてあ
    り、このブリッジ部の中間には前記雌雄掛合部のうちの
    一方が外方に張出して、一体に設けてあることを特徴と
    する施設用ブロック。
  2. 【請求項2】前記ブリッジ部に設けてある掛合部はそれ
    ぞれ雄掛合部であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の施設用ブロック。
  3. 【請求項3】前記ブリッジの湾曲部は弧状、ジグザグ、
    山形のうちの一種であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のゴルフ場施設用保護ブロック。
JP1987157834U 1987-10-15 1987-10-15 施設用ブロック Expired - Lifetime JPH072647Y2 (ja)

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JPH0165303U JPH0165303U (ja) 1989-04-26
JPH072647Y2 true JPH072647Y2 (ja) 1995-01-25

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