JPH0726471Y2 - 温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水構造 - Google Patents

温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水構造

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JPH0726471Y2
JPH0726471Y2 JP9434688U JP9434688U JPH0726471Y2 JP H0726471 Y2 JPH0726471 Y2 JP H0726471Y2 JP 9434688 U JP9434688 U JP 9434688U JP 9434688 U JP9434688 U JP 9434688U JP H0726471 Y2 JPH0726471 Y2 JP H0726471Y2
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water
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孝一 稲角
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排
水構造に関し、詳しくは簡単な構成にて電装部側に漏水
が至るのを防止しようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、例えば導入された冷水を電気ヒータにて昇温して
温水を噴射ノズルから噴射する温水洗浄装置において、
その噴射流量を調整するのに、ケーシングに回転操作自
在に設けた回転操作体を回転させて行うのであり、そし
て回転操作体の近傍で例えば温水タンク上に電装部が配
設され、電装部には電磁弁、温水昇温用のヒータ、噴射
ポンプ、噴射ノズル等の諸機器の制御用の電子部品が配
設されるのである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、このような構成においては、ケーシングに対
して回転操作体を回転させて流量調整を行うのに、例え
ば回転操作体とケーシング間に設けたOリングの摩耗や
回転操作体とケーシング間の回転を行わせるための若干
の隙間等から漏水が生じ、これがケーシング及び回転操
作体を伝い電装部に至り、制御上に問題が生じることが
あった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、簡単な改良により、電装部側
に漏水が浸入するのを防止することができる温水洗浄便
器の流量調整部における漏水の排水構造を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案の温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水
構造は、ケーシングaに回転操作体bを回転自在に挿合
して、回転操作体bの回転にて流量調整を行うとともに
この回転操作体bの近傍に電装部cが配設され、回転操
作体bを回転自在に保持する保持板dをケーシングaに
取付け、保持板dの下縁部に電装部c側とは反対側に傾
斜する傾斜排水案内面eを形成して成ることを特徴とす
るものである。
[作用] このように、回転操作体bを回転自在に保持する保持板
dをケーシングaに取付け、保持板dの下縁部に電装部
c側とは反対側に傾斜する傾斜排水案内面eを形成する
ことによって、ケーシングaとこれに対して回転操作自
在に保持された回転操作体b間に形成されたクリアラン
スを伝って漏水が生じたり、又、例えばケーシングaと
回転操作体bとの間に介装されたOリングの摩耗による
漏水が生じたとしてもこれら漏水は回転操作体bを回転
自在に保持している傾斜排水案内面eによって電装部c
とは反対側に排水され、漏水に伴うトラブルを簡単な改
良にて回避するようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は温水洗浄装置Aを組み込んだ温水洗浄便器を示
していて、便器6の側部及び後部に平面から見て略L形
となる温水洗浄装置Aの外殻ケース8を配し、便器6内
に洗浄水を供給するロータンク(図示せず)とは分岐栓
(図示せず)を介して分岐させた給水管7を接続金具9
にて外殻ケース8に接続してある。外殻ケース8内には
バルブユニット10を設けてあり、このバルブユニット10
と接続金具9との間を金属パイプ製の連結管5にて接続
し、そしてバルブユニット10と外殻ケース8に内蔵の温
水タンク4とを接続ホース11にて接続し、しかしてバル
ブユニット10に内蔵の電磁弁Vの開閉及びバルブユニッ
ト10に内蔵の調圧弁Pの作用にて、水道水の圧力を落と
して調圧して温水タンク4に給水することができるよう
にしてある。又、バルブユニット10内には流量調整部Q
が構成されている。温水タンク4内にはポンプ(図示せ
ず)及び電気ヒータ14を設けてあり、温水タンク4内に
供給された水道水を適宜温度に加温し、そしてポンプに
よりその温水をノズルブロック12に接続ホース31を介し
て供給され、噴射ノズル1から温水を噴射して用便後の
人体の局部を温水洗浄することができるようにしてあ
る。又、便器6には温風発生装置を組み込んであり、洗
浄後に温風を供給して乾燥させることができるようにし
てある。
上記電磁弁V、電気ヒータ14、噴射ノズル1の出退駆動
部及びポンプ等の機器は電子部品13…を実装した制御回
路のような制御部Oからの制御信号にて制御されるので
あり、そして温水洗浄装置Aの上面に形成した操作パネ
ル(図示せず)には通常時に使用される押釦(図示せ
ず)が配設され、その押釦の操作にて、おしり洗浄、乾
燥、ビデ、そして水圧/風量の調整が好みに行うことが
できるようにしてある。又、第1図に示すように、外殻
ケース8に内蔵された温水タンク4の上には電装部cの
一例としてバイメタルスイッチ18を取付けてあり、この
バイメタルスイッチ18は復帰押釦15を有していて、復帰
押釦15を押込むことで電気ヒータ14に通電するととも
に、バイメタルスイッチ18に通電し、そして、温水タン
ク4内の温水温度が一定以上に昇温すると、バイメタル
スイッチ18が切れ、電気ヒータ14への通電を断ち、温水
温度の昇温を阻止するようにしてある。そしてバイメタ
ルスイッチ18が作動した後の再使用に際しては、バイメ
タルスイッチ18の復帰後に、復帰押釦15を押込み操作し
ておく。
第2図はバルブユニット10の斜視図を示し、その流量調
整部Qには第3図に示すような回転操作体bをそのケー
シングaに回転自在に挿合して、回転操作体bの回転に
て流量調整を行うことができるようにしてある。即ち、
第3図に示す回転操作体bを底部19を有する筒状に形成
し、回転操作体bを基端部21を調圧部P側の連通口20に
臨ませ、基端部21の筒壁には扇型の流量調整スリット22
を形成し、そして回転操作体bの先端には操作索23が連
結され、操作索23の先端が操作パネル(図示せず)側に
延出され、その操作部24の操作にて操作索23を介して回
転操作体bをケーシングaに対して回転させ、その流量
調整スリット22の適宜箇所をケーシングaの吐出口に対
向させることで、調圧弁P側から供給された水道水を流
量調整して送水口28から温水タンク4へ供給させること
ができるようにしてある。このような回転操作体bの外
周にはOリング25が巻かれ、ケーシングaとの間で漏水
の防止をしてある。
ケーシングaの端部には保持板dをビス26にて取付け、
保持板dにて回転操作体bの鍔27を押さえて回転操作体
bの抜け止めを図ってある。そして保持板dの下縁部に
電装部c側とは反対側に傾斜する傾斜排水案内面eを形
成してある。
このように、回転操作体bを回転自在に保持する保持板
dをケーシングaに取付け、保持板dの下縁部に電装部
c側とは反対側に傾斜する傾斜排水案内面eを形成する
ことで、ケーシングaとこれにに対して回転操作自在に
保持された回転操作体b間に形成されたクリアランスを
伝って漏水が生じたり、又、ケーシングaと回転操作体
bとの間に介装されたOリング25の摩耗による漏水が生
じたとしてもこれら漏水は回転操作体bを回転自在に保
持している傾斜排水案内面eによって電装部cとは反対
側に排水され、漏水に伴うトラブルを簡単な改良にて回
避するのである。
尚、実施例においては電装部cとしてバイメタルスイッ
チ18をその一例としたが、電気通電部であればどのよう
なものでもよいのはいうまでもない。
又、実施例においては回転操作体bの回転操作を操作索
23を使って遠隔操作するように構成したが、その操作構
造は種々設計変更可能である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、回転操作体を回転自在に保持す
る保持板をケーシングに取付け、保持板の下縁部に電装
部側とは反対側に傾斜する傾斜排水案内面を形成してあ
るから、ケーシングとこれに対して回転操作自在に保持
された回転操作体間に形成されたクリアランスを伝って
漏水が生じたり、又、例えばケーシングと回転操作体と
の間に介装されたOリングの摩耗による漏水が生じたと
してもこれら漏水は回転操作体を回転自在に保持してい
る傾斜排水案内面によって電装部とは反対側に排水さ
れ、漏水に伴うトラブルを簡単な改良にて回避すること
ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断した平面図、第2
図は同上のバルブユニットの斜視図、第3図は同上の回
転操作体の斜視図、第4図は同上の保持板の斜視図、第
5図は同上のバルブユニットの断面図、第6図は同上の
バルブユニットの平面図であり、aはケーシング、bは
回転操作体、cは電装部、dは保持板、eは傾斜排水案
内面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに回転操作体を回転自在に挿合
    して、回転操作体の回転にて流量調整を行うとともにこ
    の回転操作体の近傍に電装部が配設され、回転操作体を
    回転自在に保持する保持板をケーシングに取付け、保持
    板の下縁部に電装部側とは反対側に傾斜する傾斜排水案
    内面を形成して成る温水洗浄便器の流量調整部における
    漏水の排水構造。
JP9434688U 1988-07-15 1988-07-15 温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水構造 Expired - Lifetime JPH0726471Y2 (ja)

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JP9434688U JPH0726471Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水構造

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Publication Number Publication Date
JPH0215680U JPH0215680U (ja) 1990-01-31
JPH0726471Y2 true JPH0726471Y2 (ja) 1995-06-14

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JP9434688U Expired - Lifetime JPH0726471Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 温水洗浄便器の流量調整部における漏水の排水構造

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