JPH07264504A - マルチsif回路 - Google Patents

マルチsif回路

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JPH07264504A
JPH07264504A JP4802694A JP4802694A JPH07264504A JP H07264504 A JPH07264504 A JP H07264504A JP 4802694 A JP4802694 A JP 4802694A JP 4802694 A JP4802694 A JP 4802694A JP H07264504 A JPH07264504 A JP H07264504A
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JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
oscillation signal
oscillator
mhz
Prior art date
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Pending
Application number
JP4802694A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ozaki
正之 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動子を複数設けなくても済むマルチSIF回
路を実現する。 【構成】映像キャリアとIF音声信号との周波数差のビ
ートキャリア音声信号を更に500kHzにダウンコン
バートするために用いるダウンコンバート用の発振信号
の周波数を変えることにより、複数の放送方式に対応で
きるようにしたマルチSIF回路である。電圧制御発振
器31の発振信号を分周器33で分周して基準発振器3
2からの基準発振信号とを位相比較器34で比較し、そ
の比較出力によって電圧制御発振器31を制御する。ダ
ウンコンバート用の発振信号は、電圧制御発振器31か
ら得られる。分周器33の分周比は操作キーによる操作
に基いてマイクロコンピュータからデータの形で出力さ
れて与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機やV
TR等のテレビジョン信号受信装置において用いられる
マルチSIF回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来例について説明する。チ
ューナ(図示せず)で選択され、且つIF信号に変換さ
れたテレビジョン信号は端子1に入力され、VIF回路
2、3でそれぞれ増幅される。4は映像検波回路であ
り、PLL回路5からの映像IFキャリアとVIF回路
3からの映像IF信号との乗算により映像検波を行な
う。6はその際に生じる不要な信号のビートキャリア音
声信号をトラップする音声トラップである。
【0003】7はPLL回路5からの映像IFキャリア
とVIF回路2からの音声IF信号とのビートキャリア
音声信号を生成するビートキャリア音声信号生成回路で
あり、その出力はビートキャリア音声信号通過用のバン
ドパスフィルタ8を通してダウンコンバート用の乗算器
9へ導かれる。
【0004】乗算器9には別途発振信号生成器12から
ダウンコンバート用の発振信号が与えられる。乗算器9
から出力された500kHzをキャリアとする音声信号
はバンドパスフィルタ10を通して復調器11へ与えら
れ、ここでFM復調される。18は各トラップ6、バン
ドパスフィルタ8の周波数をコントロールするコントロ
ール回路である。
【0005】複数の放送方式の電波が存在する地域で使
用されるテレビジョン受信装置又は他国向けのテレビジ
ョン受信装置に用いられるSIF回路は、ビートキャリ
ア音声信号の周波数が放送方式によって異なるため乗算
器9の出力を500kHzとするためには発振信号生成
器12から出力される発振信号の周波数は放送方式に応
じて複数の値をとるものであることが必要である。下表
はその関係を示している。
【0006】 〈放送方式〉〈ビートキャリア音声信号〉〈発振信号1〉 〈発振信号2〉 D/K 6.5MHz 6.0MHz 7.0MHz I 6.0MHz 5.5MHz 6.5MHz B/G 5.5MHz 6.0MHz 5.0MHz M 4.5MHz 5.0MHz 4.0MHz 500kHzとするには発振信号1の組合せだけでな
く、発振信号2の組合わせでも可能である。
【0007】この場合、6.5MHzと5.5MHzのビ
ートキャリア音声信号に対してはいずれも6MHzであ
れば、500kHzが得られる。従って、発振信号の種
類としては5MHz、5.5MHz、6MHzの3種類
でよい。上記従来例では、それぞれ5MHz、5.5M
Hz、6MHzの共振周波数をもつ3個の振動子(水晶
振動子又はセラミック振動子)14、15、16をスイ
ッチ17により選択して発振回路13に接続することに
より3種類のダウンコンバート用発振信号(5MHz、
5.5MHz、6MHz)を得るようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は複数の振動子を必要とし、コスト高になるとともに、
その接続や基板への取り付け作業においても不利であ
り、大量生産にも適合しないという欠点があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、振動子を複数設けなくても済むマルチSIF
回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、映像キャリアとIF音声信号との周波数
差のビートキャリア音声信号を更にダウンコンバートす
るために用いるダウンコンバート用の発振信号の周波数
を変えることにより、複数の放送方式に対応できるよう
にしたマルチSIF回路において、前記ダウンコンバー
ト用の発振信号は、電圧制御発振器の発振信号を分周器
で分周して基準発振信号と比較し、その比較出力によっ
て制御される前記電圧制御発振器から得られるようにし
ている。この場合、分周器の分周比は操作キーによる操
作に基いてマイクロコンピュータからデータの形で出力
されて前記分周器へ与えられる。
【0011】
【作用】このような構成によると、分周器の分周比を変
えることによって種々の周波数の発振信号を電圧制御発
振器から出力させることができる。従って、分周比を変
えるだけで発振信号と、放送方式によって周波数の異な
るビートキャリア音声信号との周波数差を一定(例えば
500kHz)とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示した実施例について説明す
る。本発明を実施した図1において、図3の従来例と同
一部分については同一の符号を付して重複した説明を省
略する。同図において、発振信号生成回路30は電圧制
御発振器31と基準周波数発振器32と、前記電圧制御
発振器31の出力を分周するプログラマブル分周器33
と、分周された発振信号と前記基準周波数発振器32か
らの基準発振信号との位相を比較する位相比較器34
と、その比較出力を平滑して電圧制御発振器31へ制御
信号として加えるローパスフィルタ35とからなってい
る。基準発振器32は振動子32aを1つだけ有してい
る。この基準周波数発振器32から出力される基準周波
数は500kHzである。
【0013】今、M方式のテレビジョン放送を受信する
場合は分周比を10として電圧制御発振器31の出力を
分周器33で1/10に低減した後、位相比較器34で
500kHzの基準発振信号と位相比較する。この比較
出力が0となるように電圧制御発振器31は制御され、
5MHzの発振状態で安定する。この電圧制御発振器3
1の出力は乗算器9へ供給されて、別途乗算器9へ入力
される4.5MHzのビートキャリア音声信号との周波
数差がとられる。このようにして得られた500kHz
をキャリアとする音声信号は500kHzのバンドパス
フィルタ10を通してFM復調器11へ入力され、ここ
でFM復調される。
【0014】M方式受信の場合、音声トラップ6とバン
ドパスフィルタ8は共に中心周波数4.5MHzに選ば
れる。前記電圧制御発振器31の出力はコントロール回
路18にも与えられ、ここでは90°移相器19で90
°位相シフトされたものと位相比較器20で位相比較
し、その出力をローパスフィルタ21を通して制御電流
形成回路22へ与える。制御電流形成回路22で形成さ
れた制御電流は音声トラップ6、バンドパスフィルタ8
の制御を行なう。音声トラップ6とバンドパスフィルタ
8は差動増幅器を用いたアクティブフィルタで構成され
ている。そして、その差動増幅器の定電流源の電流を前
記制御電流で制御することによってトランジスタの動抵
抗を変化させ、それによって周波数を制御する。
【0015】分周回路33の分周比を10とするM方式
の信号受信の場合について説明したが、D/K方式やB
/G方式の信号受信の場合には、分周器33の分周比は
12とし、I方式の信号受信の場合は分周比11とす
る。
【0016】前記分周比は図2に示すように操作キー4
0を操作して設定することができるようになっている。
即ち、操作キー40を操作すると、マイクロコンピュー
タ41が、その操作に応答した分周比データを出力し、
これを分周器33へ与える。操作キー40は例えば1つ
のキーで構成され、押す度にモードをD/K→I→B/
G→M→D/Kとサイクリックに選択できるようになっ
ている。
【0017】この操作キー40とマイクロコンピュータ
41は直接接続線でつながっているが、これは操作キー
40をテレビジョン受信装置に設けた場合である。しか
し、操作キー40をリモートコントロール送信器側に設
け、テレビジョン受信装置に搭載されたリモートコント
ロール受信部とマイクロコンピュータ41を接続して、
リモートコントロールによって分周比を設定できるよう
にしてもよい。
【0018】尚、図1の実施例では、発振信号生成回路
30において、電圧制御発振器31の出力を分周するよ
うにしたが、基準周波数発振器32の出力を分周するよ
うにしてもよい。その場合は、基準周波数発振器32の
周波数は高くとるものとする。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
周器の分周比を変えるだけでSIF信号のダウンコンバ
ート用の発振信号と、放送方式によって周波数の異なる
ビートキャリア音声信号との周波数差を一定(例えば5
00kHz)とすることができるので、従来のように高
価な振動子を複数設ける必要がないというメリットがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したマルチSIF回路を示すブロ
ック回路図。
【図2】その分周器の分周比を設定する回路例を示す
図。
【図3】従来例のマルチSIF回路を示す回路図。
【符号の説明】
9 ダウンコンバート用の乗算器 10 バンドパスフィルタ(500kHz) 11 FM復調器 30 ダウンコンバート用発振信号生成器 31 電圧制御発振器 32 基準周波数発振器 32a 振動子 33 分周器 40 操作キー 41 マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像IFキャリアと音声IF信号との周波
    数差のビートキャリア音声信号を更にダウンコンバート
    するために用いるダウンコンバート用の発振信号の周波
    数を変えることにより、複数の放送方式に対応できるよ
    うにしたマルチSIF回路において、 前記ダウンコンバート用の発振信号は、電圧制御発振器
    の発振信号を分周器で分周して基準発振信号と比較し、
    その比較出力によって制御される前記電圧制御発振器か
    ら得られることを特徴とするマルチSIF回路。
  2. 【請求項2】前記分周器の分周比は操作キーによる操作
    に基いてマイクロコンピュータからデータの形で出力さ
    れて前記分周器へ与えられることを特徴とする請求項1
    に記載のマルチSIF回路。
  3. 【請求項3】前記ダウンコンバート用の発振信号の周波
    数は該発振周波数とビートキャリア音声信号との周波数
    差が500kHzになるように選ばれることを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチSIF回路。
  4. 【請求項4】前記ビートキャリア音声信号は周波数が、
    4.5MHz、5.5MHz、6MHz、6.5MHzの
    いずれかであることを特徴とする請求項3に記載のマル
    チSIF回路。
JP4802694A 1994-03-18 1994-03-18 マルチsif回路 Pending JPH07264504A (ja)

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JP4802694A JPH07264504A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 マルチsif回路

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JP4802694A JPH07264504A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 マルチsif回路

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JPH07264504A true JPH07264504A (ja) 1995-10-13

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JP4802694A Pending JPH07264504A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 マルチsif回路

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