JPH07263079A - ねじ締め型コネクタのロック機構 - Google Patents

ねじ締め型コネクタのロック機構

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Publication number
JPH07263079A
JPH07263079A JP4715594A JP4715594A JPH07263079A JP H07263079 A JPH07263079 A JP H07263079A JP 4715594 A JP4715594 A JP 4715594A JP 4715594 A JP4715594 A JP 4715594A JP H07263079 A JPH07263079 A JP H07263079A
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JP
Japan
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bolt
spring member
connector
connector housing
fitting
Prior art date
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Application number
JP4715594A
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English (en)
Inventor
Sakai Yagi
境 八木
Toru Nagano
徹 永野
Tamio Watanabe
多実雄 渡辺
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタハウジング相互の嵌合に使うボルト
を付勢するばね部材が、弾性限度を越える圧縮を受ける
ことを防止する。 【構成】 ばね部材14を外嵌したボルト11が装着さ
れる一方のコネクタハウジングCの端面3aに前記ばね
部材14の一端が着座する座ぐり部30を設けると共
に、前記ボルト11の軸部11bには前記ばね部材14
の他端が着座する鍔状のフランジ32を設け、さらに、
前記フランジ32がコネクタハウジングCの端面3aに
当接する最大圧縮時にも前記ばね部材14が弾性限度を
越えて圧縮されないように、前記座ぐり部30の深さを
設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ締め型コネクタの
ロック機構に関するもので、詳しくは、ねじ締め型コネ
クタにおけるねじ締め時に過大な締め付け力の発生を抑
制し、過大な締め付け力に起因するボルトの破断あるい
はコネクタの破損等の不都合の発生を防止したロック機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等に装備される各種電装品
の多様化に伴いワイヤハーネスに接続されるコネクタ
は、多極化・大型化する傾向にある。このように多極化
・大型化したコネクタにあっては、雌雄端子を夫々装着
したハウジング相互の嵌合離脱に多大な力を要するた
め、ボルト・ナットの螺合力により嵌合離脱が容易に行
えるねじ締め型のコネクタが提案されている。
【0003】図9〜図11は、このようなねじ締め型コ
ネクタの従来例として、例えば特開昭63−13283
号公報に開示されたものがある。この開示ものは、ねじ
部1cを軸部1bの先端部に形成したボルト1を、一方
のコネクタハウジングAに回転挿脱自在に設けると共
に、他方のコネクタハウジングBにはナット2を設け、
かつボルト1が装着された一方のコネクタハウジングA
の端面3aとボルト1の頭部1a間にばね部材(この例
では、圧縮コイルばね)4を外嵌し、さらに両コネクタ
ハウジングA,Bの嵌合時には、前記ねじ部1cがナッ
ト2との螺合から外れて過大な締め付けを防止するよう
に構成されている。そして、嵌合完了時には、ねじ部1
cはナット2の先端2aに圧接するように構成されてい
る。
【0004】前述構成において、一方のコネクタハウジ
ングAは、いわゆる雌型のコネクタハウジングで、中央
部にボルト1を挿通させる挿通孔3bが貫通され、かつ
外周部に嵌合壁3cが形成されると共に、該嵌合壁3c
と同方向に張り出した補強壁3dが前記挿通孔3bの周
囲に形成された構成からなる。また、他方のコネクタハ
ウジングBは、いわゆる雄型のコネクタハウジングで、
中央部には前記ボルト1が螺合するナット2がナットホ
ルダ5aを介して保持されている。また、前記ナットホ
ルダ5aの外側には、前記コネクタハウジングAの補強
壁3dが嵌入する溝部5bが設けられている。なお、前
記コネクタハウジングA,Bには、夫々図示しない雌端
子と雄端子が装着されており、これらのコネクタハウジ
ングA,Bは相互の嵌合完了時において、相対する雌雄
端子相互の嵌合により電気的接続が実現されるようにな
っている。
【0005】ところで、前記ボルト1のねじ部1cの長
さは前記ナット2の厚さとほぼ同じ程度に設定されてお
り、また、前記軸部1bの先端側には、前記挿通孔3b
からのボルト1の抜けを防止する止め輪6を支持する環
状溝1eが形成されている。以上のボルト1は、図9に
示すように、ワッシャ7とばね部材4とを順に前記軸部
1bに外嵌させた上で前記挿通孔3bに挿通し、該挿通
孔3bの前方に突出する環状溝1eに止め輪6を装着す
ることによって、コネクタハウジングAに保持される。
このようにコネクタハウジングAにボルト1を保持させ
た状態では、前記ばね部材4は既に圧縮状態にあって、
該ボルト1をその頭部側に付勢する力が生じている。
【0006】ボルト1の装着を済ませたコネクタハウジ
ングAは、図10に示すように、該コネクタハウジング
Aの補強壁3dがコネクタハウジングBの溝部5bに嵌
入するように位置決めして該コネクタハウジングBに被
せられ、次いで頭部1aを適宜工具を用いて回転させる
ことで、ねじ部1cをナット2に螺合させる。ねじ部1
cがナット2に螺合してから、さらにボルト1を回転さ
せると、螺合が進むに従ってコネクタハウジングA,B
の嵌合も深まっていく。そして、さらにボルト1を回転
させ続けると、図11に示すように、前記ねじ部1cが
ナット2から抜け出し、ボルト1が回転自在になるとと
もに、コネクタハウジングA,Bの嵌合が完了する。な
お、図11に示した状態では、前記ばね部材4の付勢力
により前記ねじ部1cの基端がナット2の先端2aに圧
接している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例では、
ボルト1のねじ部1cがナット2のねじ部を通り抜けて
コネクタハウジングA,B相互の嵌合が完了する時に
は、ボルト1が空転可能になり、ボルト1を過度に締め
付けることによるねじ部の破損やコネクタハウジングの
破損が防止される。しかも、前記ばね部材4の付勢力に
よって、ねじ部1cの基端がナット2の先端2aに圧接
した状態が保たれるから、ボルト1を逆転させれば、速
やかに前記ねじ部1cとナット2のねじ部との螺合状態
に戻すことができ、さらに逆転させることで、コネクタ
ハウジングA内からコネクタハウジングBを押出して、
コネクタハウジングA,B相互の嵌合を外すことも可能
になる。
【0008】ところで、前述したばね部材4は、前記コ
ネクタハウジングA,Bの嵌合に必要な力を想定して、
少し強目にばね定数が設定されている。従って、前記ね
じ部1cをナット2に螺合させてコネクタハウジング
A,Bの嵌合を進めるとき、コネクタハウジングA,B
相互の嵌合抵抗によりばね部材4は圧縮を受けるが、こ
の圧縮に伴うばね部材4の反発力によりコネクタハウジ
ングAには嵌合抵抗よりもわずかに大きくコネクタハウ
ジングBに向う付勢力が作用し、これにより、螺合が進
められた分だけ、コネクタハウジングA,Bの嵌合が進
み、前記コネクタハウジングAに対するボルト1の位置
は、止め輪6がストッパとして作用する規定位置に維持
されることになる。
【0009】ところが、以上のような正常動作は、コネ
クタハウジングA,Bの嵌合抵抗が、予め推定した設計
値の範囲内にある場合にのみ保証されるものである。し
かし、実際上では、コネクタハウジングA,B内に収容
保持されている雌雄端子の状態、端子数等に応じて嵌合
抵抗は種々に変り、コネクタハウジングA,Bの嵌合開
始時から完了時までの過程の中で一時的に設計値以上の
嵌合抵抗が生じることも少なくない。
【0010】そして、嵌合抵抗が設計値以上になる場
合、前述した従来のものでは、螺合が進んでも、コネク
タハウジングA,Bの嵌合が深くならず、その変りに、
ボルト1がばね部材4を圧縮してコネクタハウジングA
内に押込まれる状態になる。その結果、ばね部材4が弾
性限度を越える過度の圧縮を受け、ヘタリを生じたり、
弾性復元力が低下し、その後の前記コネクタハウジング
A,B相互の嵌合操作に際して所望の反発機能を示さな
くなり、所望の嵌合状態または離脱状態が得られなくな
る虞があった。あるいは、嵌合完了時において、ボルト
が空転状態に設けられているにも係わらずさらに工具等
により過度に押圧されると、ばね部材4は上記同様に弾
性限度を越える圧縮を受ける。
【0011】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、コネクタハウジング相互の嵌合に使うボ
ルトを付勢するばね部材が、コネクタハウジングA,B
相互の嵌合抵抗によって圧縮される場合でも、前記ばね
部材が弾性限度を越えて圧縮されることがなく、従っ
て、前記ばね部材の弾性復元力を正常に維持でき、ばね
部材の弾性復元力の低下に起因したコネクタハウジング
相互の半嵌合や離脱不可といった不都合の発生を確実に
防止することのできるねじ締め型コネクタのロック機構
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るねじ締め型コネクタのロック機構は、一
方のコネクタハウジングに軸部先端にねじ部を有するボ
ルトを回転自在に保持すると共に、他方のコネクタハウ
ジングに前記ボルトと螺合するナットを設け、前記ボル
トを装着する一方のコネクタハウジングとボルト頭部間
のボルト軸部に該ボルトを頭部側に付勢するばね部材を
装備し、前記両コネクタハウジングの嵌合完了時には前
記ボルトのねじ部が前記ナットとの螺合から外れ、かつ
該ボルトのねじ部基端が前記ナットに衝接するねじ締め
型コネクタのロック機構であって、前記一方のコネクタ
ハウジングに前記ばね部材が着座する座ぐり部を設け、
該座ぐり部は前記ボルトの前記ナットとの螺合時に前記
ばね部材を弾性限界を越えて圧縮しない深さに設定され
ていることを特徴とするものである。また、本発明に係
るねじ締め型コネクタのロック機構は、一方のコネクタ
ハウジングにばね部材が着座する座ぐり部を設けると共
に、ボルトの軸部には該一方のコネクタハウジングと当
接可能になされかつ前記ばね部材が弾接する鍔状のフラ
ンジを設けていることを特徴とするものであってもよ
い。
【0013】
【作用】本発明の上記構成によれば、一方のコネクタハ
ウジングに装備したボルトのねじ部を他方のコネクタハ
ウジングに装備されているナットに螺合させることによ
り、これらのコネクタハウジング相互の嵌合が始まり、
さらに前記ボルトのねじ部とナットとの螺合を進めてコ
ネクタハウジング相互の嵌合が完了する時には、前記ボ
ルトのねじ部がナットを通り抜けて、ボルトが回転自在
の状態になる。
【0014】しかも、コネクタハウジング相互の嵌合開
始時から完了時までの過程の中で一時的に設計値以上の
嵌合抵抗が生じた場合、あるいは、嵌合完了時に必要以
上にボルトのコネクタハウジング内への押し付けが行わ
れた場合、ボルトを付勢しているばね部材が圧縮を受け
ることになるが、その場合でもばね部材は座ぐり部に着
座され、かつフランジが一方のコネクタハウジングの端
面に当接することにより、弾性限度を越えた過度の圧縮
には至らない。
【0015】実際、コネクタハウジング相互の嵌合開始
時から完了時までの過程の中で一時的に設計値以上の嵌
合抵抗が生じた場合には、その嵌合抵抗によってボルト
を付勢しているばね部材が圧縮を受けることになり、そ
の場合に、ボルト側のばね受け部であるフランジが一方
のコネクタハウジングの端面に当接したときにばね部材
の圧縮量は最大となり、それ以上の圧縮には至らない。
そして、この最大圧縮量は、ばね部材の弾性限度内での
圧縮変形となるため、弾性復元力の低下等の問題も生じ
ない。
【0016】そして、ばね部材の圧縮量が最大圧縮量に
達した後、さらに前記ボルトを締り方向に回転させる
と、そのボルトの推進力は前記フランジを介してダイレ
クトに一方のコネクタハウジングの端面に伝達されて、
コネクタハウジング相互の嵌合を深めるように作用し、
これによってコネクタハウジング相互の嵌合が進んで、
コネクタハウジング相互の嵌合抵抗が設計値の範囲内に
復帰すると、前記ボルトのフランジが一方のコネクタハ
ウジングの端面から離れるように、前記ばね部材の弾性
復元力により一方のコネクタハウジングが付勢されて、
正常な嵌合状態に戻る。
【0017】従って、ばね部材の変位量が最大変位量に
至る嵌合抵抗が一時的に生じた場合でも、それによって
ばね部材の弾性復元力が低下することがなく、その後の
ボルトの回転操作でハウジング相互を完全に嵌合させた
り、あるいは離脱させることができる。
【0018】
【実施例】図1乃至図4は本発明に係るねじ締め型コネ
クタのロック機構の第一実施例を示したものである。こ
の第一実施例のねじ締め型コネクタのロック機構は、ね
じ部11cを軸部11bの先端部に形成したボルト11
を一方のコネクタハウジングCに回転自在に設けると共
に、他方のコネクタハウジングBにはナット2を設け、
ボルト11が装着された一方のコネクタハウジングCの
端面3aとボルト11の頭部11a間の軸部11bにば
ね部材(この例では、圧縮コイルばね)14を外嵌し、
両コネクタハウジングC,Bの嵌合時において、前記ね
じ部11cがナット2との螺合から外れてナット2のね
じ部の先端2aを圧接するように構成されている。
【0019】以上のコネクタハウジングB,Cは、いず
れも、図2に示すように、端子を収容する端子収容室2
1,22,23,24が行列状に配列された多極型のも
のであり、コネクタハウジングCの端子挿入側には、端
子収容室21,22に挿入された端子に繋がる電線部を
覆うカバーDが装備されている。このカバーDは、中央
部に前記ボルト11の頭部11aを挿通させる開口26
が設けられ、また、側壁部の先端寄りの位置にはコネク
タ被着用の係止穴27が複数形成され、該係止穴27を
コネクタハウジングCの外周部に突出形成した係止片2
8に係合させることで、前記カバーDは前記コネクタハ
ウジングCに固定される。このカバーDをコネクタハウ
ジングCに被着した状態で、前記ボルト11は頭部11
aが前記開口26から突出した状態となり、該カバーD
を外さずに回転操作が可能になされている。
【0020】また、一方のコネクタハウジングCは、い
わゆる雌型のコネクタハウジングで、図1に示すよう
に、ボルト11を挿通させる挿通孔3bがハウジング中
央部で前記端子収容室21,22に沿って貫通形成さ
れ、かつ、外周部に嵌合壁3cが形成されると共に、該
嵌合壁3cと同方向に張り出す補強壁3dが前記挿通孔
3bの周囲に形成された構成を有するが、特徴的なの
は、該コネクタハウジングCの挿通孔3bの後端面3a
側に、前記ばね部材14が着座する座ぐり部30を設け
ている点である。
【0021】また、他方のコネクタハウジングBは、図
9の従来例におけるものと同様の構成のものである。即
ち、いわゆる雄型のコネクタハウジングで、中央部には
前記ボルト11が螺合するナット2をナットホルダ5a
を介して保持している。また、前記ナットホルダ5aの
外側には、前記コネクタハウジングCの補強壁3dが嵌
入する溝部5bを設けている。なお、前記コネクタハウ
ジングC,Bには、夫々図示しない雌端子と雄端子が装
着されており、これらコネクタハウジングC,B相互の
嵌合完了時において、相対する雌雄端子の相互嵌合によ
り電気的接続が実現されるようになっている。
【0022】ところで、前記ボルト11は、前記ばね部
材14の他端が衝接する鍔状のフランジ32がその軸部
11bの中間部に設けられ、また該軸部11bと先端の
ねじ部11cとの間には、前記ねじ部11cの谷径より
も外径が小さく設定されたくびれ部33が設けられた構
成をなしている。また、このくびれ部33と前記軸部1
1bとの連絡部は、テーパ状に形成され、該テーパ部に
は、前記挿通孔3bに挿通されたボルト11の抜けを防
止するための止め輪(スナップリング)34が装着され
ている。
【0023】そして、前記フランジ32は、その外径が
前記座ぐり部30の径よりも大きく設定されている。従
って、前記ばね部材14は、前記座ぐり部30の底部と
フランジ32との間に圧縮状態で装着されることで、前
記ボルト11がコネクタハウジングCに対して押込ま
れ、前記座ぐり部30の底部とフランジ32との間隔が
狭まるときには押込力によって圧縮されるが、前記フラ
ンジ32がコネクタハウジングCの端面3aに当接する
ことで、該ばね部材14の最大圧縮量が規制されるよう
になっている。即ち、前記フランジ32がコネクタハウ
ジングCの端面3aに当接する最大圧縮時にも前記ばね
部材14が弾性限度を越えて圧縮されないように、前記
座ぐり部30はその深さが設定されている。
【0024】また、前記ボルト11のねじ部11cの長
さは前記ナット2の厚さとほぼ同じ程度に設定されてい
て、コネクタハウジングB,Cの嵌合が完了したときに
は、前記ナット2との螺合が外れて、前記ばね部材14
の付勢力のために前記ねじ部11cの基端がナット2の
ねじ部の先端2aを圧接するように寸法設定されてい
る。さらに、この一実施例の場合は、図1に示すよう
に、コネクタハウジングB,Cの嵌合が正常に完了した
ときには、前記ねじ部11cの基端がナット2のねじ部
の先端2aに圧接した状態であれば、前記フランジ32
とコネクタハウジングCの端面3aとの間に若干の隙間
Sが残るように寸法設定されている。換言すると、コネ
クタハウジングB,Cの嵌合が正常に完了したとき、前
記ボルト11の頭部を設計値の嵌合抵抗以上の力で押圧
すれば、図4に示すように、前記ボルト11は、前記隙
間Sの分だけ、ねじ部11c側に変位することが可能に
寸法設定されている。
【0025】上記構成のボルト11は、ばね部材14を
軸部11bに外嵌させた上で前記コネクタハウジングC
の挿通孔3bに挿通し、該挿通孔3bの前方に突出した
テーパ部に前記止め輪34を装着することによって、コ
ネクタハウジングCに着脱不能に保持される。このよう
にコネクタハウジングCにボルト11を保持させた状態
では、前記ばね部材14は既に適度の圧縮状態にあっ
て、該ボルト11をその頭部側に付勢する力を生じてい
る。
【0026】ボルト11装着されたコネクタハウジング
Cは、図3に示すように、コネクタハウジングCの補強
壁3dがコネクタハウジングBの溝部5bに嵌入するよ
うに位置決めしてコネクタハウジングBに被せ、次いで
ボルト11を適宜工具を用いて所定方向に回転して締め
付けることで、ねじ部11cがナット2と螺合する。ね
じ部11cがナット2と螺合してから、さらにボルト1
1を回転させると、これに伴ってコネクタハウジング
C,Bの嵌合も進行していく。そして、さらにボルト1
1を回転させ続けると、図1に示すように、前記ねじ部
11cがナット2から抜け出し、ボルト11が回転自在
になると共に、コネクタハウジングC,Bの嵌合が完了
する。なお、図1に示した状態では、前記ばね部材14
の付勢力により前記ねじ部11cの基端がナット2のね
じ部の先端2aに圧接している。即ち、コネクタハウジ
ングB,C相互の嵌合が完了した時には、前記ボルト1
1はねじ部11cがナット2を通り抜けて回転自在の状
態になる。従って、ボルト11の過度の締め付け力が作
用してコネクタハウジング等に破損が生じることを防止
することができる。
【0027】しかも、コネクタハウジングB,C相互の
嵌合開始時から完了時までの過程の中で一時的に設計値
以上の嵌合抵抗が生じた場合には、その嵌合抵抗によっ
てボルト11を付勢しているばね部材14が圧縮を受け
ることになるが、その場合の最大圧縮量は、ボルト11
側のばね受け部であるフランジ32が一方のコネクタハ
ウジングCの端面3aに当接することによって規制さ
れ、弾性限度を越えた過度の圧縮には至らない。そのた
め、前記ばね部材14の弾性復元力を正常に維持でき、
ばね部材14の弾性復元力の低下に起因したコネクタハ
ウジングB,C相互の半嵌合や離脱不可といった不都合
の発生を確実に防止することができる。
【0028】実際、コネクタハウジングB,C相互の嵌
合開始時から完了時までの過程の中で一時的に設計値以
上の嵌合抵抗が生じた場合には、その嵌合抵抗によって
ボルトを付勢しているばね部材14が圧縮を受けること
になり、その場合に、ボルト11側のばね受け部である
フランジ32が一方のコネクタハウジングCの端面3a
に当接したときにばね部材14の圧縮量は最大となり、
それ以上の圧縮には至らない。そして、この最大圧縮量
は、ばね部材14の弾性限度内での圧縮変形となるた
め、弾性復元力の低下等の問題も生じない。
【0029】そして、ばね部材14の圧縮量が最大圧縮
量に達した後、さらに前記ボルト11を締り方向に回転
させると、そのボルト11の推進力は前記フランジ32
を介してダイレクトに一方のコネクタハウジングCの端
面3aに伝達されて、コネクタハウジングB,C相互の
嵌合を深めるように作用し、これによってコネクタハウ
ジングB,C相互の嵌合が進んで、コネクタハウジング
B,C相互の嵌合抵抗が設計値の範囲内に復帰すると、
前記ボルト11のフランジ32が一方のコネクタハウジ
ングCの端面3aから離れるように、前記ばね部材14
の弾性復元力により一方のコネクタハウジングCが付勢
されて、正常な嵌合状態に戻る。
【0030】従って、ばね部材14の変位量が最大変位
量に至る嵌合抵抗が一時的に生じた場合でも、それによ
ってばね部材14の弾性復元力が低下することがなく、
その後のボルト11の回転操作でハウジングB,C相互
を完全に嵌合させたり、あるいは離脱させることがで
き、ばね部材14の弾性復元力の低下に起因したコネク
タハウジングB,C相互の半嵌合や離脱不可といった不
都合の発生を確実に防止することができる。
【0031】なお、上記第一実施例では、ボルト11を
付勢するばね部材14に、圧縮コイルばねを使用した
が、該ばね部材14に使用するばねの構造はこれに限定
するものではなく、皿ばねや、前記軸部11bに外嵌す
る弾性筒体など、任意のものを使用することができる。
また、コネクタハウジングB,Cにおける端子収容室2
1,22,23,24の配列等も上記実施例に限定され
るものでなく、本発明は、コネクタハウジング相互の嵌
合に大きな力が必要となる種々のねじ締め型コネクタに
応用できるものである。さらに、上記実施例では、ボル
ト11はフランジ32とボルト頭部11aとの間に延長
部を形成してカバーDに対応した構成としたが、ボルト
頭部11aがカバーDより露出しない構成であったり、
カバーが適用されないものであっては、前記フランジ3
2をボルト頭部に置き換えて該フランジ32を省略した
ものであってもよいことは当然である。従って、このよ
うな構成では、ばね部材14を弾性限界にさせない座ぐ
り部30が発明要部として構成される。
【0032】次に、ボルトが装着される一方のコネクタ
ハウジングの変形例を図5、図6に基づき説明する。図
5は本発明ねじ締め型コネクタのロック機構の第二実施
例を表す断面図、図6は本発明ねじ締め型コネクタのロ
ック機構の第二実施例の斜視図である。この実施例に係
るねじ締め型コネクタのロック機構は、ボルト11及び
一方のコネクタハウジングCのボルト保持構造のみが、
上述の第一実施例とは異なる構成からなっている。従っ
て、この実施例では第一実施例と同一箇所には同一符号
を用いて説明は省略する。
【0033】本実施例に適用される一方のコネクタハウ
ジングCは、図6(A)に示すように他方のコネクタB
との嵌合時の、ボルト11の締め付け作業性が向上する
ように、ボルト11がコネクタハウジングC後端面より
突出した角柱状のボルトホルダ29に挿入されている。
ボルトホルダ29には挿通孔3bに連通する通孔40が
設けられ、また、先端寄りの一端面には、図6(B)に
示すように開口孔41が透設されている。前記開口孔4
1は前記通孔40に形成された座ぐり部42に連通して
おり、対構成からなる弾性片43aを有する板ばね43
が前記開口孔41より嵌入され、前記座ぐり部42に着
座可能になされている。ボルト11は、先の第一実施例
のフランジ32(図1、図3参照)が省略された形態か
らなり、前記座ぐり部42内の板ばね43を挿通して通
孔40よりボルトホルダ29に挿入されている。そし
て、板ばね43は弾性片43aがボルト頭部11aの下
面と当接することで、ボルト11を挿入方向と逆方向へ
付勢する。しかし、板ばね43はコネクタハウジング
B,C同士の嵌合にあって、ボルト11が締め付けられ
ボルト頭部11aがボルトホルダ29の端面と当接した
際、ボルト頭部11aと座ぐり部42の底部との間で、
その弾性限界を越えない範囲で圧縮状態になされる点は
第一実施例の場合と同様である。従って、上記のように
構成されたボルト11及び、ボルト保持構造であって
も、コネクタハウジングB,C同士の嵌合にあって先の
実施例と同等の作用効果を奏することができる。
【0034】次に、本発明ねじ締め型コネクタのロック
機構の第三実施例を図7及び図8に基づいて説明する。
図7は本発明ねじ締め型コネクタのロック機構の第三実
施例を表す断面図、図8は本発明ねじ締め型コネクタの
ロック機構の第三実施例の要部斜視図である。図7に示
すように、ボルト11が装着される一方のコネクタハウ
ジングCは、図6に示したものと略同様に構成されてお
り、ボルトホルダ29にボルト11を挿入可能にしてい
る。ボルトホルダ29の先端寄りの一端面には、開口孔
51が透設されており、該開口孔51よりスナップリン
グ52および圧縮されたコイルスプリング53が、ボル
トホルダ29内の座ぐり部54に収納可能に設けられて
いる。座ぐり部54はボルトホルダ29内の通孔55が
開放側近傍において拡径された形状からなる。ボルト1
1はその軸部11bに周溝56が形成され、前記スナッ
プリング52が係着可能になされている。
【0035】上記のように構成されたボルト保持構造
は、ボルト11が座ぐり部52に収納されたコイルスプ
リング53を貫通してボルトホルダ29内に挿入された
後、スナップリング52を周溝56に嵌合させて組付け
られる。これにより、ボルト11がボルトホルダ29に
対し離脱不能に装着される。そして、コネクタハウジン
グB,C同士の嵌合にあって、ボルト11が押圧力を伴
って締め付けられボルト頭部11aがボルトホルダ29
と当接すると、スナップリング52は、座ぐり部54の
底部側へ移動して該スナップリング52と該底部との間
で弾性限界を越えない範囲でコイルスプリング53を圧
縮する。またスナップリング52は、コネクタハウジン
グB,C同士の嵌合完了時には、コイルスプリング53
の弾性復元力により復帰して座ぐり部52の反底部側の
端面に衝接する。この結果、ボルト11はナット2との
螺合から外れた後、そのねじ部11cがナット2の先端
2aに衝接され、よって、ハウジング相互の離間を可能
にする。即ち、この実施例においても、コイルスプリン
グはその弾性限界を越えないように座ぐり部に収納さ
れ、コネクタハウジング同士の嵌合完了後においてもボ
ルトを常時付勢してコネクタハウジング相互の離間を可
能にしている。
【0036】
【発明の効果】本発明のねじ締め型コネクタのロック機
構によれば、一方のコネクタハウジングに装備したボル
トのねじ部を他方のコネクタハウジングに装備されてい
るナットに螺合させることにより、これらのコネクタハ
ウジング相互の嵌合が始まり、さらに前記ボルトのねじ
部とナットとの螺合を進めてコネクタハウジング相互の
嵌合が完了する時には、前記ボルトのねじ部がナットを
通り抜けて、ボルトが回転自在の状態になる。したがっ
て、ボルトの締め付け方向の回転によって過度の締め付
け力が作用してコネクタハウジング等に破損が生じるこ
とを防止することができる。しかも、コネクタハウジン
グ相互の嵌合開始時から完了時までの過程の中で一時的
に設計値以上の嵌合抵抗が生じた場合には、その嵌合抵
抗によってボルトを付勢しているばね部材が圧縮を受け
ることになるが、その場合の最大圧縮量は、ボルト側の
ばね受け部であるフランジが一方のコネクタハウジング
の端面に当接することによって規制され、弾性限度を越
えた過度の圧縮には至らない。そのため、前記ばね部材
の弾性復元力を正常に維持でき、ばね部材の弾性復元力
の低下に起因したコネクタハウジング相互の半嵌合や離
脱不可といった不都合の発生を確実に防止することがで
きる。
【0037】実際、コネクタハウジング相互の嵌合開始
時から完了時までの過程の中で一時的に設計値以上の嵌
合抵抗が生じた場合には、その嵌合抵抗によってボルト
を付勢しているばね部材が圧縮を受けることになり、そ
の場合に、ボルト側のばね受け部であるフランジが一方
のコネクタハウジングの端面に当接したときにばね部材
の圧縮量は最大となり、それ以上の圧縮には至らない。
そして、この最大圧縮量は、ばね部材の弾性限度内での
圧縮変形となるため、弾性復元力の低下等の問題も生じ
ない。そして、ばね部材の圧縮量が最大圧縮量に達した
後、さらに前記ボルトを締り方向に回転させると、その
ボルトの推進力は前記フランジを介してダイレクトに一
方のコネクタハウジングの端面に伝達されて、コネクタ
ハウジング相互の嵌合を深めるように作用し、これによ
ってコネクタハウジング相互の嵌合が進んで、コネクタ
ハウジング相互の嵌合抵抗が設計値の範囲内に復帰する
と、前記ボルトのフランジが一方のコネクタハウジング
の端面から離れるように、前記ばね部材の弾性復元力に
より一方のコネクタハウジングが付勢されて、正常な嵌
合状態に戻る。
【0038】従って、ばね部材の変位量が最大変位量に
至る嵌合抵抗が一時的に生じた場合でも、それによって
ばね部材の弾性復元力が低下することがなく、その後の
ボルトの回転操作でハウジング相互を完全に嵌合させた
り、あるいは離脱させることができ、ばね部材の弾性復
元力の低下に起因したコネクタハウジング相互の半嵌合
や離脱不可といった不都合の発生を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例でのコネクタの嵌合完了時
の縦断面図である。
【図2】本発明の第一実施例の概略構成を示す分解斜視
図である。
【図3】本発明の第一実施例でのコネクタの嵌合前状態
を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第一実施例の要部の作用説明図であ
る。
【図5】本発明の第一実施例でのコネクタの嵌合前状態
を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第二実施例を示し、(A)は概略構成
を示す分解斜視図、(B)は要部斜視図である。
【図7】本発明の第三実施例でのコネクタの嵌合前状態
を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第三実施例を示し、(A)はボルトと
ボルトホルダの組付前状態を示す斜視図、(B)はボル
トとスナップリングとの係合を説明する斜視図である。
【図9】従来のねじ締め型コネクタの分解斜視図であ
る。
【図10】従来のねじ締め型コネクタの嵌合直前の状態
を示す縦断面図である。
【図11】従来のねじ締め型コネクタの嵌合完了状態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
B,C コネクタハウジング D カバー 2 ナット 2a ナットのねじ部の先端 3a 端面 3b 挿通孔 11 ボルト 11a 頭部 11b 軸部 11c ねじ部 14 ばね部材 26 開口 27 係止穴 28 係止片 29 ボルトホルダ 30,42,54 座ぐり部 32 フランジ 33 くびれ部 34 止め輪 40,55 通孔 41,51 開口孔 43 板ばね 52 スナップリング 53 コイルスプリング 56 周溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタハウジングに軸部先端に
    ねじ部を有するボルトを回転自在に保持すると共に、他
    方のコネクタハウジングに前記ボルトと螺合するナット
    を設け、前記ボルトを装着する一方のコネクタハウジン
    グとボルト頭部間のボルト軸部に該ボルトを頭部側に付
    勢するばね部材を装備し、前記両コネクタハウジングの
    嵌合完了時には前記ボルトのねじ部が前記ナットとの螺
    合から外れ、かつ該ボルトのねじ部基端が前記ナットに
    衝接するねじ締め型コネクタのロック機構であって、 前記一方のコネクタハウジングに前記ばね部材が着座す
    る座ぐり部を設け、該座ぐり部は前記ボルトの前記ナッ
    トとの螺合時に前記ばね部材を弾性限界を越えて圧縮し
    ない深さに設定されていることを特徴とするねじ締め型
    コネクタのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記一方のコネクタハウジングに前記ば
    ね部材が着座する座ぐり部を設けると共に、前記ボルト
    の軸部には該一方のコネクタハウジングと当接可能にな
    されかつ前記ばね部材が弾接する鍔状のフランジを設け
    ていることを特徴とする請求項1記載のねじ締め型コネ
    クタのロック機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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