JPH07263073A - 防水ゴム栓 - Google Patents

防水ゴム栓

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JPH07263073A
JPH07263073A JP4912794A JP4912794A JPH07263073A JP H07263073 A JPH07263073 A JP H07263073A JP 4912794 A JP4912794 A JP 4912794A JP 4912794 A JP4912794 A JP 4912794A JP H07263073 A JPH07263073 A JP H07263073A
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章 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆電線を防水ゴム栓に挿通する際に、簡単
かつ速やかに被覆電線の挿通を完了させることができる
防水ゴム栓を提供すること。 【構成】 挿通された電線1とともに端子9に締め付け
固定される前方筒部5の後端部に連なって設けられると
共に外周部には端子9を収容保持するコネクタ3の端子
収容孔15の内周面に密着する環状突起16が設けられ
た中間筒部6と、該中間筒部6の後端部に連なって設け
られると共に挿通された電線1の外部被覆18に密着嵌
合する後方筒部7とを有した構成をなす防水ゴム栓30
において、前記後方筒部7の外周に、該後方筒部7の軸
線方向に沿って延在する突条33が周方向に適宜間隔で
設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端に端子が圧着され
る被覆電線に被着させて、該被覆電線の先端の端子をコ
ネクタハウジングの端子収容孔に装着した際の防水を図
る防水ゴム栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等のワイヤハーネスの端部は、コ
ネクタを介して電気機器等のリード線等に接続されるこ
とになるが、コネクタによる配線接続箇所が、例えばエ
ンジンルーム等で、外部から雨滴等の進入が予測される
箇所の場合には、コネクタによる配線接続時に、防水の
処置を施すことがある。この防水の処置としては、コネ
クタ全体を防水構造とする場合もあるし、電線に被着す
る防水ゴム栓を使用してコネクタに引き込む電線単位で
防水を図る場合もある。
【0003】図4および図5は、被覆電線1に被着する
防水ゴム栓2の従来例、および該防水ゴム栓2を利用し
たコネクタ3の防水構造を示したものである。前記防水
ゴム栓2は、実開昭63−3074号公報に開示された
もので、図4に示すように、全体として被覆電線1を挿
通可能な略筒状を呈し、合成ゴム等の一体成形品として
形成されるものであるが、機能的に、前方筒部5と、中
間筒部6と、後方筒部7との3つの部位を備えている。
【0004】ここに、前記前方筒部5は、挿通された電
線1と共に端子9(図5参照)の加締め片10により締
め付け固定される筒状部であり、前記加締め片10によ
って締め付けられる細径部11と、該細径部11の前端
に位置して前記加締め片10による締め付け部からの抜
けを防止する拡径部12とを具備した構成とされてい
る。
【0005】また、前記中間筒部6は、該前方筒部5の
後端部に連なって設けられると共に、外周部には前記端
子9を収容保持するコネクタハウジング14の端子収容
孔15の内周面に密着する環状突起16が一定間隔で3
箇所に設けられ、該中間筒部6の内壁19aには、電線
1の外部被覆18に密着する環状内壁突起17が一定間
隔で複数設けられた筒状部である。前記環状突起16の
外径は、前記前方筒部5の拡径部12よりも大きく、前
記環状内壁突起17の内径は電線径より小さく設定され
ている。
【0006】また、前記後方筒部7は、前記中間筒部6
の後端部に連なって設けられると共に、挿通された電線
1の外部被覆18に緊密に嵌合する筒状部である。この
防水ゴム栓2には、被覆電線1をその外部被覆18ごと
挿通させる電線挿通孔19が、前記前方筒部5,中間筒
部6,後方筒部7を貫通して形成されているが、前記電
線挿通孔19の径は、前記後方筒部7の部分で電線径よ
り小さく設定されている。これは、前記被覆電線1の外
部被覆18に緊密に嵌合させることによって、被覆電線
1との間の水密性を確保するためである。
【0007】前記端子9は、この例の場合はいわゆる雄
型の端子で、基端側には、前記被覆電線1を挿通させた
防水ゴム栓2の細径部11を把持する加締め片10と、
前記被覆電線1の導線部21に圧着させて被覆電線1と
の電気的接続を果たす圧着片22とが備えられ、また、
この基端部に連なる先端部23は、雌型端子の先端に雌
雄嵌合する舌状の突片となっている。
【0008】前記被覆電線1への端子9の圧着は、ま
ず、前記被覆電線1の先端を外部被覆18を付けた状態
のまま前記防水ゴム栓2に貫通させ、該防水ゴム栓2の
前方筒部5より一定長だけ、前記被覆電線1の先端を突
出させた状態にする。次いで、この被覆電線1の先端側
の外部被覆18を剥いで導線部21を露呈させた状態に
し、露呈している導線部21が前記端子9の圧着片22
の位置にくるように、前記防水ゴム栓2の前方筒部5お
よび前方筒部5から突出した導線部21に前記端子9を
縦添えする。そして、先に加締め片10を加締め付けて
端子9を防水ゴム栓2および被覆電線1に機械的に固定
し、次いで前記圧着片22を加締めることで、被覆電線
1と端子9とを電気的に接続した状態とする。
【0009】一方、前記コネクタ3の端子収容孔15の
先端寄りの位置には、該端子収容孔15に挿入された端
子9に係合することにより端子9の抜けを防止する係止
突起(ランス)25が装備されている。
【0010】従って、被覆電線1の先端に接続された端
子9がコネクタハウジング14の端子収容孔15の規定
位置まで挿入されると、前記係止突起25が端子9の所
定部位に係合することによって該端子9の抜け止めがな
されると同時に、前記防水ゴム栓2の環状突起16が前
記端子収容孔15の内周面に緊密に嵌合して前記端子収
容孔15と防水ゴム栓2との間の防水が実現され、ま
た、前記環状内壁突起17及び後方筒部7と被覆電線1
の外部被覆18との密着により防水ゴム栓2と被覆電線
1との間の防水も実現され、その結果、コネクタ3の被
覆電線1の挿通部における防水が実現される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した防
水ゴム栓2の後方筒部7は、コネクタ3から引き出され
た被覆電線1を任意方向に曲げられた際の防水性を確保
する為該曲げ応力が防水栓の中間筒部6に及ぶことな
く、電線1の外部被覆との密着性を確保するように適度
に可撓性を高めておくことが望ましい。
【0012】しかし、前記後方筒部7は、被覆電線1と
密着嵌合する部分であり、単純に周壁の薄肉化等によっ
て可撓性の向上のみを図ると、図6に示すように、被覆
電線1を防水ゴム栓2に挿通する際に、後方筒部7が撓
んで、被覆電線1の挿通作業が困難になるという問題が
あった。
【0013】このような後方筒部7の撓みは、防水ゴム
栓2と被覆電線1との互いの中心軸線位置がずれて突き
合されたような場合に特に顕著に発生し、従って、被覆
電線1を防水ゴム栓2に挿通する際には、慎重にそれぞ
れの中心軸線位置を揃えて挿入作業を行う必要もあり、
このことも、作業の遅延の一因として、解決が望まれて
いた。
【0014】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、被覆電線を防水ゴム栓に挿通する際に、
該防水ゴム栓の後方筒部に挿通作業を妨害する撓みが生
じにくく、しかも、防水ゴム栓と被覆電線との互いの中
心軸線を正確に揃える操作を特に行う必要もなく、簡単
かつ速やかに被覆電線の挿通を完了させることができる
防水ゴム栓を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、被
覆電線を挿通可能な略筒状を呈するとともに、挿通され
た電線と共に端子の加締め片により締め付け固定される
前方筒部と、該前方筒部の後端部に連なって設けられる
と共に外周部には前記端子を収容保持するコネクタハウ
ジングの端子収容孔の内周面に密着する環状突起が設け
られた中間筒部と、該中間筒部の後端部に連なって設け
られると共に挿通された電線の外部被覆に密着嵌合する
後方筒部とを有した構成をなして、前記端子収容孔の内
周面と該端子収容孔に挿入された電線との間を防水する
防水ゴム栓であって、前記後方筒部の外周に、該後方筒
部の軸線方向に沿って延在する突条が周方向に適宜間隔
で設けられたことを特徴とする防水ゴム栓により達成さ
れる。
【0016】また、前記突条は、前記後方筒部の後端か
ら後方に突出した張り出し端部を有し、この張り出し端
部には、該防水ゴム栓に挿通すべき被覆電線の端部を前
記後方筒部内に導く案内面となるテーパ面が装備された
構成によっても、上記目的を達成することができるもの
である。
【0017】
【作用】本発明の上記構成によれば、前記後方筒部の外
周部に設けた突条は、該後方筒部をその軸線方向に補強
して、防水ゴム栓に被覆電線を挿通する際において前記
後方筒部に撓みが発生することを抑制する。しかも、こ
の後方筒部の外周部に設けた突条は、周方向には、適宜
間隔をあけて離間配置しているため、該後方筒部の周壁
の薄肉化による被覆電線への密着性や可撓性は、それほ
ど犠牲にせずに、被覆電線の挿通時における後方筒部の
剛性向上を達成することが可能になり、防水ゴム栓への
被覆電線の挿通作業を容易にすることができる。
【0018】しかも、後方筒部の外周部に設ける突条に
張り出し端部を設け、該張り出し端部には被覆電線を後
方筒部内に導くテーパ面を装備した構成であれば、該テ
ーパ面によって、前記防水ゴム栓と被覆電線との中心軸
線位置が自動的に揃えられることになり、防水ゴム栓と
被覆電線との互いの中心軸線を正確に揃える操作を特別
に行う必要がなくなり、より簡単、かつ速やかに被覆電
線の挿通を完了させることが可能になる。
【0019】
【実施例】図1乃至図3は本発明に係る防水ゴム栓の一
実施例を示したもので、図1は一実施例の防水ゴム栓3
0を利用したコネクタ3の防水構造を示す斜視図、図2
および図3はそれぞれ一実施例の防水ゴム栓30の構成
を示す一縦断面図である。
【0020】前記コネクタ3は、絶縁性に優れた合成樹
脂製のコネクタハウジング14に、適宜数の端子収容孔
15を一列に装備したもので、各端子収容孔15内の先
端寄りの位置には、該端子収容孔15に挿入された雄型
の端子9に係合することにより該端子9の抜けを防止す
る係止突起(ランス)25が装備されている。そして、
このコネクタ3では、前記端子9の基端に接続された被
覆電線1に被着する防水ゴム栓30によって、各端子収
容孔15に挿入された電線単位で防水を図る。前記防水
ゴム栓30は、図2および図3にも示すように、全体と
して被覆電線1を挿通可能な略筒状を呈し、合成ゴム等
の一体成形品として形成されるものであるが、機能的
に、前方筒部5と、中間筒部6と、後方筒部7との3つ
の部位を備えている。
【0021】ここに、前記前方筒部5は、挿通された電
線1と共に端子9の加締め片10(図1参照)により締
め付け固定される筒状部であり、図2に示すように、前
記加締め片10によって締め付けられる細径部11と、
該細径部11の前端に位置して前記加締め片10による
締め付け部からの抜けを防止する拡径部12とを具備し
た構成とされている。
【0022】また、前記中間筒部6は、該前方筒部5の
後端部に連なって設けられると共に、外周部には前記端
子9を収容保持するコネクタハウジング14の端子収容
孔15の内周面に密着する環状突起16が一定間隔で3
箇所に設けられ、該中間筒部6の内壁19aには、電線
1の外部被覆18に密着する環状内壁突起17が一定間
隔で複数設けられた筒状部である。前記環状突起16の
外径は、前記前方筒部5の拡径部12よりも大きく、前
記環状内壁突起17の内径は電線1の径より小さく設定
されている。
【0023】また、前記後方筒部7は、前記中間筒部6
の後端部に連なって設けられると共に、挿通された電線
1の外部被覆18に密着嵌合する薄肉の円筒状部であ
る。そして、この後方筒部7の外周には、周方向に等間
隔で3つの突条33が設けられている。ここに、それぞ
れの突条33は、前記後方筒部7の軸線方向に沿って直
線状に延設されたものである。
【0024】また、前記突条33は、前記後方筒部7の
後端から後方に突出した張り出し端部34を有し、この
張り出し端部34には、該防水ゴム栓30に挿通すべき
被覆電線1の端部を前記後方筒部7内に導く案内面とな
るテーパ面35が装備されている。
【0025】なお、前記防水ゴム栓30には、被覆電線
1をその外部被覆18ごと挿通させる電線挿通孔19
が、前記前方筒部5,中間筒部6,後方筒部7を貫通し
て形成されているが、前記電線挿通孔19の径は、前記
後方筒部7の部分で一番小さく設定されている。これ
は、前記被覆電線1の外部被覆18に緊密に嵌合させる
ことによって、被覆電線1との間の水密性を確保するた
めである。
【0026】前記端子9は、この例の場合はいわゆる雄
型の端子で、基端側には、前記被覆電線1を挿通させた
防水ゴム栓30の細径部11を把持する加締め片10
と、前記被覆電線1の導線部21に圧着させて被覆電線
1との電気的接続を果たす圧着片22とが備えられ、ま
た、この基端部に連なる先端部23は、雌型端子の先端
に雌雄嵌合する舌状の突片となっている。
【0027】前記被覆電線1への端子9の圧着は、ま
ず、前記被覆電線1の先端を外部被覆18を付けた状態
のまま前記防水ゴム栓30に貫通させ、該防水ゴム栓3
0の前方筒部5より一定長だけ、前記被覆電線1の先端
を突出させた状態にする。次いで、この被覆電線1の先
端側の外部被覆18を剥いで導線部21を露呈させた状
態にし、露呈している導線部21が前記端子9の圧着片
22の位置にくるように、前記防水ゴム栓30の前方筒
部5および前方筒部5から突出した導線部21に前記端
子9を縦添えする。そして、先に加締め片10を加締め
付けて端子9を防水ゴム栓30および被覆電線1に機械
的に固定し、次いで前記圧着片22を加締めることで、
被覆電線1と端子9とを電気的に接続した状態とする。
【0028】このようにして被覆電線1の先端に接続さ
れた端子9がコネクタハウジング14の端子収容孔15
の規定位置まで挿入されると、前記係止突起25が端子
9の所定部位に係合することによって該端子9の抜け止
めがなされると同時に、前記防水ゴム栓30の環状突起
16が前記端子収容孔15の内周面に緊密に嵌合して前
記端子収容孔15と防水ゴム栓30との間の防水が実現
され、また、前記環状内壁突起17及び後方筒部7と被
覆電線1の外部被覆18との密着により防水ゴム栓30
と被覆電線1との間の防水も実現され、その結果、コネ
クタ3の被覆電線1の挿通部における防水が実現され
る。
【0029】ところで、以上の一実施例の防水ゴム栓3
0において、前記後方筒部7の外周部に設けた突条33
は、該後方筒部7をその軸線方向に補強して、当該防水
ゴム栓30に被覆電線1を挿通する際において前記後方
筒部7に撓みが発生することを抑制する。
【0030】しかも、この後方筒部7の外周部に設けた
突条33は、周方向には、間隔をあけて離間配置してい
るため、該後方筒部7の周壁の薄肉化による被覆電線1
への密着性や可撓性は、それほど犠牲にせずに、被覆電
線1の挿通時における後方筒部7の剛性向上を達成する
ことが可能になり、防水ゴム栓30への被覆電線1の挿
通作業を容易にすることができる。
【0031】しかも、前記突条33に張り出し端部34
を設け、該張り出し端部34には被覆電線1を後方筒部
7内に導くテーパ面35を装備していて、被覆電線1の
挿通作業時には、図3に示すように、前記テーパ面35
によって、前記防水ゴム栓30と被覆電線1との中心軸
線位置が自動的に揃えられることになり、防水ゴム栓3
0と被覆電線1との互いの中心軸線を正確に揃える操作
を特別に行う必要がなくなり、より簡単、かつ速やかに
被覆電線の挿通を完了させることが可能になる。
【0032】なお、本発明の防水ゴム栓30が使用され
るコネクタ3の具体的構造、および端子9の構造は、一
実施例のものに限定するものではない。例えば、防水ゴ
ム栓の後方筒部7は必ずしも全体が電線1の外部被覆1
8と密着する必要はなく、中間筒部6の環状内壁突起1
7と同様に、後方筒部7の内壁に複数の環状内壁突起を
設け、外部被覆18と密着させる構成としてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の防水ゴム栓によれば、前記後方
筒部の外周部に設けた突条は、該後方筒部をその軸線方
向に補強して、防水ゴム栓に被覆電線を挿通する際にお
いて前記後方筒部に撓みが発生することを抑制する。し
かも、この後方筒部の外周部に設けた突条は、周方向に
は、適宜間隔をあけて離間配置しているため、該後方筒
部の周壁の薄肉化による被覆電線への密着性や可撓性
は、それほど犠牲にせずに、被覆電線の挿通時における
後方筒部の剛性向上を達成することが可能になり、防水
ゴム栓への被覆電線の挿通作業を容易にすることができ
る。しかも、後方筒部の外周部に設ける突条に張り出し
端部を設け、該張り出し端部には被覆電線を後方筒部内
に導くテーパ面を装備した構成であれば、該テーパ面に
よって、前記防水ゴム栓と被覆電線との中心軸線位置が
自動的に揃えられることになり、防水ゴム栓と被覆電線
との互いの中心軸線を正確に揃える操作を特別に行う必
要がなくなり、より簡単、かつ速やかに被覆電線の挿通
を完了させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水ゴム栓の一実施例の斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の防水ゴム栓の縦断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の防水ゴム栓の別の縦断面図
である。
【図4】従来の防水ゴム栓の縦断面図である。
【図5】従来の防水ゴム栓を利用したコネクタの防水構
造の説明図である。
【図6】従来の防水ゴム栓への電線を挿通するときの不
都合の説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 被覆電線 3 コネクタ 5 前方筒部 6 中間筒部 7 後方筒部 9 端子 10 加締め片 11 細径部 12 拡径部 14 コネクタハウジング 15 端子収容孔 16 環状突起 19 電線挿通孔 30 防水ゴム栓 33 突条 34 張り出し端部 35 テーパ面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線を挿通可能な略筒状を呈すると
    ともに、挿通された電線と共に端子の加締め片により締
    め付け固定される前方筒部と、該前方筒部の後端部に連
    なって設けられると共に外周部には前記端子を収容保持
    するコネクタハウジングの端子収容孔の内周面に密着す
    る環状突起が設けられた中間筒部と、該中間筒部の後端
    部に連なって設けられると共に挿通された電線の外部被
    覆に密着嵌合する後方筒部とを有した構成をなして、前
    記端子収容孔の内周面と該端子収容孔に挿入された電線
    との間を防水する防水ゴム栓であって、 前記後方筒部の外周に、該後方筒部の軸線方向に沿って
    延在する突条が周方向に適宜間隔で設けられたことを特
    徴とする防水ゴム栓。
  2. 【請求項2】 前記突条は、前記後方筒部の後端から後
    方に突出した張り出し端部を有し、この張り出し端部に
    は、該防水ゴム栓に挿通すべき被覆電線の端部を前記後
    方筒部内に導く案内面となるテーパ面が装備されている
    ことを特徴とした請求項1に記載の防水ゴム栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134123A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電線シール部材
WO2014203999A1 (ja) * 2013-06-20 2014-12-24 矢崎総業株式会社 コネクタ
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