JPH07262715A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH07262715A
JPH07262715A JP4746994A JP4746994A JPH07262715A JP H07262715 A JPH07262715 A JP H07262715A JP 4746994 A JP4746994 A JP 4746994A JP 4746994 A JP4746994 A JP 4746994A JP H07262715 A JPH07262715 A JP H07262715A
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JP
Japan
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coil
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reproducing apparatus
actuator
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Withdrawn
Application number
JP4746994A
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English (en)
Inventor
Riyuuichi Sugimizu
隆一 杉水
Makoto Ishibashi
真 石橋
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量・高剛性な情報記録再生装置用のアクチ
ュエータを提供する。さらに、安価で高信頼性の超小型
・超薄型情報記録再生装置を提供する。 【構成】 上ヨーク106、磁石108、下ヨーク10
7等から成るVCM磁気回路はベース110に固定され
ている。トランスデューサ101、フレクシャー10
3、アームクランパー139、プリントコイル105、
環状スペサー部193、ピボット軸123から成るアク
チュエータは、ピボット軸固定ネジ140にてベース1
10に回転可能に固定されている。環状スペーサー部1
93はプリントコイル105の作成時に一体成形されて
おり、ピボット軸123に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録再生装置に関
し、特に情報記録再生装置用のロータリー・アクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すような情報記録再生
装置のボイス・コイル・モータ(以後VCMと呼ぶ)磁
気回路が知られていた。図13において5はアクチュエ
ータを駆動する巻線コイル、6は上ヨーク、7は下ヨー
ク、8は磁石を示しており、HallはVCM磁気回路
の全高、H gapは巻線コイル5の厚みと巻線コイル
5のメカニカルなクリアランス(巻線コイル5の揺動時
における上ヨーク6及び下ヨーク7との干渉防止ギャッ
プ)を含むエアーギャップ、H magは磁石の厚みを
それぞれ示しており、巻線コイル5の厚みから従来のV
CM磁気回路ではパーミアンス係数(エアーギャップと
磁石厚みとの比)は0.7から1であった。より具体的
には従来の情報記録再生装置において、情報記録再生装
置の全高が12.5mmから15mmの場合、従来のV
CM磁気回路の全高H allは8mm程度が設計許容
限界、従来の巻線コイル5の厚みは1.5mm程度が設
計許容限界、巻線コイル5の厚みを含めた従来のエアー
ギャップH gapは2.5mm程度が設計許容限界、
従来の磁石厚みH magは3mm程度が設計許容限界
であった。
【0003】図14は従来の情報記録再生装置のVCM
磁気回路内を揺動するアクチュエータのトルク分布図を
示しており、従来のVCM磁気回路内を揺動するアクチ
ュエータのトルクリニアリティ(揺動範囲内での最高ト
ルクと最低トルクの変動率)は最大トルクを100%と
したとき15%であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では下記の問題点を有していた。
【0005】1)コイルを高さ方向に巻き込むためにコ
イルの最低限の厚み(1.5mm以上)が必要となり、
アクチュエータの揺動範囲内でのトルクリニアリティを
低下させていた。
【0006】2)さらに、巻線コイルのコイル端末処理
の困難さが情報記録再生装置の信頼性を著しく低下させ
ていた。
【0007】3)また、トルクリニアリティの低下を解
決するため、特別なアクチュエータ制御用アルゴリズム
を付加しなければならないが、このような問題回避方法
をとることにより情報記録再生装置のコスト・アップを
招いていた。
【0008】4)従来の情報記録再生装置(例えば3.
5インチハード・ディスク・ドライブ、3.5インチ光
ディスク・ドライブ、2.5インチハード・ディスク・
ドライブ等)のロータリー・アクチュエータにおいて、
巻線コイルの重量がロータリー・アクチュエータ全重量
の約3分の1を占めており、このことがアクチュエータ
の軽量化、及び高剛性化を妨げていた。従って薄型のV
CM磁気回路の実現、ひいては薄型情報記録再生装置の
実現を困難なものにしていた。
【0009】本発明は従来のこのような問題点を解決す
るもので、軽量・高剛性な情報記録再生装置用アクチュ
エータを提供することにより、安価で高信頼性の超小型
・超薄型情報記録再生装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、光学的または磁気的に情報を記憶するこ
とのできるディスクと、該ディスクを回転せしめる手段
と、前記ディスクに対応し前記ディスクに情報の読み書
きを行う少なくとも1個以上のトランスデューサと、該
トランスデューサの支持固定手段と、前記トランスデュ
ーサを駆動せしめるコイルと、該コイルの支持固定手段
とを具備するアクチュエータと、少なくとも1個のヨー
クと、該ヨークに固定された少なくとも1個の磁石とか
らなり、前記アクチュエータと前記ヨークおよび前記磁
石とによりボイス・コイル・モータ磁気回路を形成する
情報記録再生装置であって、前記コイルがプリントコイ
ルであることを特徴とする。
【0011】
【作用】このように本発明の情報記録再生装置において
は、トランスデューサの駆動コイルとしてプリントコイ
ルが用いられているために、従来の情報記録再生装置の
VCM磁気回路の薄型化設計を実現可能とするととも
に、コスト・アップすることなく、トルクリニアリティ
を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。なお、以下に説明する実施例の全図面におい
て、同一部品には全て同一の符号が付されていおり、同
一符号の部品は同一機能を有している。
【0013】図1は本発明の情報記録再生装置の第1の
実施例を示すアクチュエータの部品分解図である。図1
においてヘッド・ジンバル・アッセンブリ(図中143
A、および143B)はトランスデューサ101、トラ
ンスデューサ101を支持するジンバル(図示はしてい
ない)、ジンバルを固定支持するフレキシャー103、
フレキシャー103をアーム130に固定するためのマ
ウント133とから成り、ヘッド・ジンバル・アッセン
ブリはトランスデューサ101の取付方向により、14
3AはHGA DOWN(ヘッド・ジンバル・アッセン
ブリ・ダウン)、143BはHGA UP(ヘッド・ジ
ンバル・アッセンブリ・アップ)と呼ばれている。アー
ム130はプリントコイル105、HGA DOWN1
43A及びHGA UP143Bを固定支持するととも
に、アーム130はピボット軸123に回動可能に固定
される。
【0014】ヘッド・ジンバル・アッセンブリ(図中1
43A、および143B)はカシメ、接着、あるいはネ
ジ止め等の締結方法によりアーム130に固定され、プ
リントコイル105は接着あるいは一体成形等によりア
ーム130に固定される。
【0015】ここで、プリントコイル105とはフォト
グラフィによって作られたコイルであって、一般にエッ
チングやメッキ法によって作られる。特に、メッキ法に
よるプリントコイルでは導体密度が高く形成でき好まし
いことを付記しておく。
【0016】図2は本発明の情報記録再生装置の第1の
実施例を示すVCM磁気回路の主要断面図を示してお
り、図中105はアクチュエータを駆動するプリントコ
イル、106は上ヨーク、107は下ヨーク、108は
磁石を示しており、H allはVCM磁気回路の全
高、H gapはプリントコイル105の厚みとプリン
トコイル105のメカニカルなクリアランス(プリント
コイル105の揺動時における上ヨーク106及び下ヨ
ーク107との干渉防止ギャップ)を含むエアーギャッ
プ、H magは磁石の厚みをそれぞれ示している。
【0017】本実施例の情報記録再生装置のアクチュエ
ータでは平面上にコイル配線をしたシート(厚み0.2
mm)を2枚張り合わせてプリントコイル105を成形
している。すなわち、プリントコイル105の総厚みを
0.4mm程度にて設計できるため情報記録再生装置の
全高を12.5mm程度と仮定する場合、VCM磁気回
路の全高H allを8mm、プリントコイル105の
厚みを含めたエアーギャップH gapを1.2mm、
磁石厚みH magを5.8mmにて設計が可能とな
る。上下ヨーク(上ヨーク106、及び下ヨーク10
7)の過飽和を考慮しヨーク厚みを増加させたとして
も、磁石厚みH magを4.8mmにて設計が可能と
なる。すなわち、パーミアンス係数P=H mag/H
gap=4.8/1.2=4となり、パーミアンス係
数Pは従来の1程度から4程度に向上させることが可能
となる。従って、このパーミアンス係数の向上により、
磁石108のエネルギー積を30メガガウス・エルステ
ッド程度と仮定すると、エアーギャップH gapを流
れる最大ギャップ磁束密度は従来の4500ガウス程度
から、9000ガウスへと大幅な向上が可能となる。
【0018】また、従来の情報記録再生装置のアクチュ
エータのイナーシャは約1.2g・cm2 、従来の巻線
コイルのイナ−シャは約0.3g・cm2 と巻線コイル
がアクチュエータ全体のイナーシャの30%を占めてい
たが、本実施例の情報記録再生装置ではプリントコイル
105のイナーシャを0.1g・cm2 に設計可能とな
り、従来の巻線コイルのイナーシャに対し約33%の軽
減が可能となる。さらに、本実施例の情報記録再生装置
ではプリントコイル105のイナーシャ低減により、ヘ
ッド・ジンバル・アッセンブリのイナーシャ低減が可能
となる。本実施例の情報記録再生装置のアクチュエータ
のイナーシャは0.8g・cm2 を実現している。 す
なわち、アクチュエータの大幅な軽量化も可能となるば
かりでなく、このアクチュエータ軽量化を図ることでア
クチュエータの高剛性化も実現可能となる。
【0019】図3は本発明の情報記録再生装置の第1の
実施例のVCM磁気回路の主要側面図を示しており、1
05A及び105Bはアクチュエータを駆動するプリン
トコイル、106は上ヨーク、107は下ヨーク、10
8は磁石を示している。プリントコイル105Aは1枚
の厚みが約0.2mmのシートを2枚張り合わせた構成
とし、アクチュエータのコイル部の剛性を向上させると
ともに、巻線コイルの巻線に相当するアンペア・ターン
も向上させている。
【0020】プリントコイル105Aはトランスデュー
サ(図示はしていない)が揺動範囲内で最外周に位置し
ている場合を示しており、プリントコイル105Bはト
ランスデューサが揺動範囲内で最内周に位置している場
合を示している。すなわち、プリントコイル105Aと
プリントコイル105Bとの間が揺動範囲LS(情報記
録再生装置では揺動角度で表現するが、便宜上距離LS
で示している。)となる。また、LCはアクチュエータ
のトルク発生に寄与するプリントコイル105Aのコイ
ルの幅、LDはアクチュエータのトルク発生に寄与しな
いコイル配線等のされている領域(デッド領域)、LM
はトルクリニアリティを向上させるための磁石108の
余裕部をそれぞれ示している。
【0021】従来の情報記録再生装置ではトルクリニア
リティの低下防止のために、磁石108の余裕部LMは
コイル幅LCと同等以上の幅が必要とされてが、本発明
の情報記録再生装置では巻線をコイルの平面方向に巻き
込むプリントコイル105Aを用いているため、磁石面
積の減少が可能となる。
【0022】例えば、従来と同等のコイル幅LC=2m
mとした場合、従来のエアーギャップH gap=2.
5mmから本発明のエアーギャップH gap=1.2
mmとなり、このエアーギャップH gapの減少が、
磁石108から下ヨーク107に向かう磁束をほぼ垂直
とし、磁石余裕部LMを減少させたとしてもトルクリニ
アリティの低下を防止可能となる。なお、本実施例にお
いて、エアーギャップH gapを1.2mmとし、磁
石余裕部LMを1.2mmまで減少させてもトルクリニ
アリティの低下は認められなかったことを付記してお
く。
【0023】ここで、本実施例の情報記録再生装置のト
ルクリニアリティの効果を説明するために、図4を用い
て説明する。
【0024】図4は本発明の情報記録再生装置の第1の
実施例のVCM磁気回路内を揺動するアクチュエータの
トルク分布図を示しており、図4において縦軸は出力ト
ルク(最高出力を100%)、横軸はアクチュエータの
揺動する範囲(角度)、実機揺動角とは情報記録再生装
置のデータを読み出し、あるいは書き込みをする範囲
(本実施例では約20度)を示している。最高出力を1
00%とした場合、従来のトルクリニアリティ(揺動範
囲内での最高トルクと最低トルクの変動率)は15%で
あったが、本実施例のトルクリニアリティは9.5%を
実現している。
【0025】このトルクリニアリティ向上は先に図2で
説明したように、エアーギャップHgapを1.2m
m、磁石厚みH magを4.8mmと設計したことに
より、VCM磁気回路(プリントコイルの揺動範囲)内
の磁束(磁石から下ヨークへ向かう磁束)のほとんどが
下ヨークに対しほぼ垂直な磁束となるためである。ここ
で、トルクリニアリティ向上の効果を明確にするため
に、本実施例の情報記録再生装置の磁石面積(平面方向
の磁石レイアウト)は従来の磁石面積と同一としてい
る。
【0026】すなわち、図1〜図4で説明したように、
従来の情報記録再生装置と同等の厚み(装置厚み約1
2.5mm)が本発明の情報記録再生装置に許される場
合、トルクリニアリティの大幅な改善が可能となるばか
りでなく、アクチュエータの高剛性化と軽量化が同時に
可能となる。
【0027】さらに、図1〜図4で説明した効果を、V
CM磁気回路を薄型化するのに応用する場合、エアーギ
ャップH gap=1.2mm、磁石厚みH mag=
2.4mmとVCM磁気回路を構成すると、VCM磁気
回路の全高H all=5.6mm、パーミアンス係数
P=2.4/1.2=2となり、全高6mm以下のVC
M磁気回路構成が可能となる。このことにより超薄型の
情報記録再生装置、例えば装置厚み10.5mm以下の
情報記録再生装置が実現可能となる。
【0028】図5は本発明の情報記録再生装置の第2の
実施例を示すアクチュエータの部品分解図であり、図6
は図5のプリントコイル105の詳細図である。ヘッド
・ジンバル・アッセンブリ(図中143A、および14
3B)はトランスデューサ101、トランスデューサ1
01を支持するジンバル(図示はしていない)、ジンバ
ルを固定支持するフレキシャー103、フレキシャー1
03をピボット軸123に固定するための環状のマウン
ト133とから成り、ヘッド・ジンバル・アッセンブリ
はトランスデューサ101の取付方向により、143A
はHGA DOWN(ヘッド・ジンバル・アッセンブリ
・ダウン、143BはHGA UP(ヘッド・ジンバル
・アッセンブリ・アップ)と呼ばれる。アクチュエータ
・クランパー139はプリントコイル105、HGA
DOWN143A、及びHGAUP143B等をピボッ
ト軸123に回動可能に固定する。特に、図示はしてい
ないがVCM磁気回路の磁石はプリントコイル105の
コイル配線パターンに対応した多極着磁がされている。
【0029】図6において、195はアクチュエータの
トルク発生に寄与する配線パターンの存在するコイル
部、191はアクチュエータのトルク発生に寄与しない
配線パターンとコイル剛性に寄与するデッド領域(先に
図3に示したLD)、192はランド部、193はプリ
ントコイルをピボット軸に固定するための環状スペーサ
ー部を各々示している。環状スペーサー部193は2枚
の環状スペーサー(特に図示はしていない)にてプリン
トコイルのシートを挟み込むように接着され成形されて
いる。
【0030】プリントコイル105はランド部192を
容易に成形可能なため、従来の巻線コイルの端末とFP
C(フレキシブル・プリント・サーキッド:図11にて
後述する)のランド部(特に図示はしていない)とを半
田付けする自動化が困難な結線方法をとる必要がなくな
る。すなわち、プリントコイル105のランド部192
とFPCのランド部との直付けが可能となり、アクチュ
エータの信頼性が向上するばかりでなく、アクチュエー
タの良品率の向上とアクチュエータの組立作業効率の向
上が可能となるため、アクチュエータのローコスト化も
可能となる。
【0031】図7は本発明の情報記録再生装置の第3の
実施例のVCM磁気回路の主要側面図を示しており、先
に述べた図3の第1の実施例との相違点はプリントコイ
ル105の配線パターンが異なっていること、及び磁石
108の着磁パタ−ンが異なっていることの2点であ
る。
【0032】まず、図3において、プリントコイル10
5は2カ所のコイル幅LCと1カ所のデッド領域LDと
を有するが、図7において、プリントコイル105は4
カ所のコイル幅LCを有している。さらにこの4カ所の
コイル幅LCにともない、デッド領域LD1、及びデッ
ド領域LD2が合計3カ所に増加している。
【0033】次に、図3において、磁石108は1極の
着磁がされていたが、図7において、磁石108は多極
着磁がされている。ここで、磁石108の着磁は等間隔
にされておらず、かつプリントコイル105のデッド領
域LD1、LD2も等間隔に配置されていない。すなわ
ち、図7に示すようなコイルパターンと着磁パターンを
採用することにより、よりトルクリニアリティの向上が
可能となる。
【0034】図8は本発明の情報記録再生装置の第3の
実施例のVCM磁気回路内を揺動するアクチュエータの
トルク分布図を示しており、図7のVCM磁気回路構成
におけるトルクリニアリティ向上の効果を示しており、
トルクリニアリティは最高出力を100%としたとき
4.1%を実現している。
【0035】図9は本発明の情報記録再生装置の第4の
実施例のVCM磁気回路の主要側面図を示しており、先
に述べた図7の第3の実施例との相違点は、プリントコ
イル105の配線パターンと磁石108の着磁パタ−ン
との2点である。磁石108の着磁は等間隔にされてい
るが、プリントコイル105のコイルパターン部LC
1、及びLC2を同一幅としていない。すなわち、コイ
ル部LC1の配線ピッチをコイル部LC2よりも大きく
することにより、コイル部LC1で発生するアクチュエ
ータ駆動用トルクとコイル部LC2で発生するアクチュ
エータ駆動用トルクとを均一としていない。このように
図9に示すような構成を情報記録再生装置に用いること
により、トルクリニアリティの向上が可能となる。
【0036】図7〜図9を用いてトルクリニアリティを
さらに向上させる実施例を説明してきたが、磁石の着磁
間隔を等間隔とし、コイル部LCを等間隔とし、コイル
部LCの配線ピッチを等間隔としても、従来の巻線コイ
ルを用いたVCM磁気回路よりもトルクリニアリティを
向上させることが可能であることを付け加えておく。
【0037】図10は本発明の情報記録再生装置の第5
の実施例を示すVCM磁気回路の主要断面図であり、図
2との相違点は磁石108を2個使用した点である。図
10において、1個の磁石厚みH mag=1.2m
m、Hgap=1.2mmとして、全高H all=6
mmのVCM磁気回路を構成している。従来、磁石厚み
が1mm以下の場合、残留磁束密度の高い磁石を用いな
いとVCM磁気回路内のギャップ磁束密度が設計値より
も低下するため、VCM磁気回路設計の自由度が制限さ
れたり、VCM磁気回路のコストアップを招いていた
が、本発明の情報記録再生装置のVCM磁気回路は磁石
厚みH mag=1.2mmとすることにより、磁石選
択の制限はなくなり、薄型の情報記録再生装置が安価で
かつ容易に設計可能となる。さらに、磁石厚みを1.2
mmと厚くすることに、磁石製造行程における良品率の
向上も可能となる。
【0038】また、プリントコイル105の上下に同一
形状の磁石108を均等に配置するVCM磁気回路構成
としているため、よりトルクリニアリティのを一層向上
させることができるとともに、コイルインダクタンスを
向上させることも可能となる。すなわち、情報記録再生
装置の装置厚10.5mm、VCM磁気回路全高6mm
の設計を可能としている。
【0039】図11は本発明の情報記録再生装置の第6
の実施例を示す主要平面図である。
【0040】図11において、ディスク102はスピン
ドルモータ109にクランパー111を介して回転可能
に支持固定されており、トランスデューサ101はジン
バル(図示はしていない)を介してフレキシャー103
に支持固定されており、さらにフレキシャー103はア
ーム130を介してピボット軸123に支持固定されて
いる。トランスデューサ101の他端にはトランスデュ
ーサ101を駆動するためのプリントコイル105がア
ーム130に支持固定されており、磁性ピン126はプ
リントコイル105のモールド部(プリントコイルのデ
ッド領域)122に支持固定されている。トランスデュ
ーサ101、フレキシャー103、アーム130、プリ
ントコイル105等からなるアクチュエータはピボット
軸123を回転軸の中心として揺動可能となっており、
アクチュエータの揺動範囲は外周ストッパー125とア
クチュエータロック機構120にて制限されている。プ
リントコイル105を駆動させるVCM磁気回路は上ヨ
ーク106と上ヨーク106に接着固定された磁石10
8と下ヨーク107と2個のスタッド113から成り、
スタッド113と下ヨーク107は固定ネジ114にて
ベース110に固定されている。ベース110とカバー
124で密封された環境内を常に清浄な状態に保つため
に循環フィルター119がベース110に固定されてい
る。
【0041】非動作時において、アクチュエータはアク
チュエータロック機構120にて固定保持されている。
電源投入後、スピンドルモータ109が回転を始め、デ
ィスク102が回転することにより、トランスデューサ
101をディスク102に浮上させる。ディスク102
上のサーボ・パターンをトランスデューサ101が読み
出し、そのトランスデューサ101からの出力をフレキ
シブル・プリンティッド・サーキット(以後はFPCと
呼ぶ)118を通してプリンティッド・サーキット・ボ
ード(図示はしていない)へ送る。所望の出力がトラン
スデューサ101から得られると、プリントコイル10
5に電圧が印加され、アクチュエータロック機構120
から解放されたアクチュエータは所望のトラックへ位置
決めできるようになり、情報記録再生装置は使用可能と
なる。
【0042】このように、プリントコイル105のデッ
ド領域122にアクチュエータロック機構120用の磁
性ピン126等を一体で成形することにより、アクチュ
エータ・サブアッセンブリとしての信頼性が向上するば
かりでなく、ローコスト化も可能となる。また、図11
の実施例ではプリントコイル105のデッド領域にアク
チュエータロック機構120用の磁性ピン126を付加
したが、このデッド領域122にアクチュエータロック
用のラッチ等を成形しても本発明の効果が得られること
を付記しておく。
【0043】図12は本発明の情報記録再生装置の第7
の実施例を示す主要断面図である。上ヨーク106、磁
石108、下ヨーク107等から成るVCM磁気回路は
ベース110に固定されている。トランスデューサ10
1、フレクシャー103、アームクランパー139、プ
リントコイル105、環状スペサー部193、ピボット
軸123から成るアクチュエータは、ピボット軸固定ネ
ジ140にてベース110に回転可能に固定されてい
る。本実施例ではプリントコイル105のピボット軸1
23への固定に関しては、先に図6で示した第2の実施
例を適用し、VCM磁気回路には図10で示した第5の
実施例を適用し、装置厚み10.5mm以下の情報記録
再生装置を実現している。
【0044】図3、図7、図9に示した実施例において
は、表面上にコイル配線をしたシートを2枚張り合わせ
たプリントコイルで説明してきたが、このプリントコイ
ルは、例えば表面上にコイル配線をしたシートを3枚、
あるいは4枚以上張り合わせて構成しても良い。
【0045】また、図2、図10等に示した実施例にお
いて、H mag、H gap等の各々の厚みに具体的
な数値を示しているが、これらは本発明のほんの1例で
あり、本発明を制限するものではないことを明記してお
く。さらに、プリントコイル105の厚みが薄い場合、
本発明の効果がさらに顕著となることも付記しておく。
すなわち、さらに小型化、あるいは薄型化した情報記録
再生装置を実現するために、本発明と同一寸法比率にて
VCM磁気回路の設計が可能であるこはいうまでもな
い。
【0046】なお、本実施例では磁気ディスク装置とし
て説明してきたが、トランスデューサとして浮上式光学
ヘッドを用いる光ディスク装置、及びデータ読みだし専
用の光ディスク装置等に本発明を適用しても本発明の効
果が失われるものではないことを明記しておく。
【0047】図15は本発明の情報記録再生装置の第8
の実施例を示す主要平面図である。
【0048】図15において、図6の第2の実施例と異
なる点は、プリントコイルの外周にアクチュエータ駆動
時の速度を検出するセンシングコイル部196が付加さ
れている点である。本実施例の効果を分かりやすく説明
するために図16とともに説明する。
【0049】図16は本発明の情報記録再生装置の第8
の実施例を示す主要平面図であり、図15のプリントコ
イルに対応した多極着磁がなされている磁石の平面図で
ある。図15において、磁石はアクチュエータの駆動力
を生成するためのアクチュエータ駆動用着磁石磁部10
8Aと、アクチュエータの駆動時の電圧(あるいは電
流)を生成するセンシング電圧検出用磁石着磁部108
Bから成っている。アクチュエータ駆動用着磁石磁部1
08Aは図15中のコイル部195に対応しており、ア
クチュエータの駆動力を生成するための着磁がなされて
いる。センシングコイル検出用磁石着磁部108Bは図
15中のセンシングコイル部196に対応しており、ア
クチュエータの駆動時の速度に応じた電圧を生成するた
めの着磁がなされている。
【0050】このように、プリントコイルにセンシング
コイル部196を設けることにより、アクチュエータの
移動速度に応じた起電力が得られることになり、この検
出電圧をアクチュエータの速度制御系にオブザーバー等
としてフィードバックすることにより、より高信頼性な
情報記録再生装置を提供することが可能となる。また、
センシングコイル部196はプリントコイルの成形時に
容易に作製可能であり、センシングコイルの付加がコウ
ストアップとならないことも明記しておく。
【0051】図17本発明の情報記録再生装置の第9の
実施例を示す主要平面図であり、図15の第8の実施例
との相違点はセンシングコイル部196がプリントコイ
ルのデッド領域191に配置されている点である。この
ようにセンシングコイル部196をアクチュエータの駆
動力に比較的寄与しない領域に設けることにより、より
プリントコイルの有効活用が図れるばかりでなく、磁石
形状のより有効活用が可能となるのはいうまでもない。
ここで、特に磁石の着磁パターンを図示しないが、磁石
は図17に示すプリントコイルに対応した着磁がされい
れば良いことを付記しておく。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アク
チュエータの駆動用コイルにプリントコイルを用いるこ
とにより、以下のような効果を得ることができる。
【0053】1)コイル厚みを0.5mm以下にできる
ため、VCM磁気回路の相対的なパアーミアンス係数
(磁石厚みとエアーギャップとの比)を高くすることが
でき、揺動範囲内でのトルクリニアリティが向上可能と
なる。
【0054】2)さらに、プリントコイルではプリント
コイルのパターン成形時にランド部を容易に成形できる
ために、従来の巻線コイルで行っていたようなコイル端
末処理も不要となり、情報記録再生装置の信頼性の大幅
な向上を可能にしている。
【0055】3)トルクリニアリティの変動に追従させ
るための特別な制御アルゴリズムを情報記録再生装置に
付加する必要もなく、ローコスト、高信頼性の情報記録
再生装置の実現を可能にしている。
【0056】4)アクチュエータの軽量化及び高剛性化
が可能となるばかりではなく、薄型のVCM磁気回路の
設計も可能となるため、超小型・超薄型情報記録再生装
置(例えば1.8インチハード・ディスク・ドライブ、
1.8インチ光ディスク・ドライブ、1.3インチハー
ド・ディスク・ドライブ等)に適用することが容易とな
る。より具体的には、コイルを高さ方向に巻き込まない
ためにコイルの必要厚みは0.5mm以下となり、全高
6mm以下の薄型のVCM磁気回路の実現、ひいては装
置厚み10.5mm以下の薄型情報記録再生装置の実現
を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の第1の実施例を示
すアクチュエータの部品分解図である。
【図2】本発明の情報記録再生装置の第1の実施例を示
すVCM磁気回路の主要断面図である。
【図3】本発明の情報記録再生装置の第1の実施例のV
CM磁気回路の主要側面図である。
【図4】本発明の情報記録再生装置の第1の実施例のV
CM磁気回路内を揺動するアクチュエータのトルク分布
図である。
【図5】本発明の情報記録再生装置の第2の実施例を示
すアクチュエータの部品分解図である。
【図6】図5のプリントコイル105の詳細図である。
【図7】本発明の情報記録再生装置の第3の実施例のV
CM磁気回路の主要側面図である。
【図8】本発明の情報記録再生装置の第3の実施例のV
CM磁気回路内を揺動するアクチュエータのトルク分布
図である。
【図9】本発明の情報記録再生装置の第4の実施例のV
CM磁気回路の主要側面図である。
【図10】本発明の情報記録再生装置の第5の実施例を
示すVCM磁気回路の主要断面図である。
【図11】本発明の情報記録再生装置の第6の実施例を
示す主要平面図である。
【図12】本発明の情報記録再生装置の第7の実施例を
示す主要断面図である。
【図13】従来の情報記録再生装置のVCM磁気回路の
主要断面図である。
【図14】従来の情報記録再生装置のVCM磁気回路内
を揺動するアクチュエータのトルク分布図である。
【図15】本発明の情報記録再生装置の第8の実施例を
示す主要平面図である。
【図16】本発明の情報記録再生装置の第8の実施例を
示す主要平面図である。
【図17】本発明の情報記録再生装置の第9の実施例を
示す主要平面図である。
【符号の説明】
5 巻線コイル 6 上ヨーク 7 下ヨーク 8 磁石 H all VCM磁気回路全高 H gap エアーギャップ H mag 磁石厚み P パーミアンス係数(P=H mag/H gap) LM 磁石余裕部 LC コイル幅 LD デッド領域 LS 揺動範囲 101 トランスデュ−サ 102 ディスク 103 フレキシャー 105 プリントコイル 105A 揺動範囲内でトランスデューサ最外周の時の
プリントコイル位置 105B 揺動範囲内でトランスデューサ最内周の時の
プリントコイル位置 106 上ヨーク 107 下ヨーク 108 磁石 108A アクチュエータ駆動用着磁石磁部 108B センシング電圧検出用磁石着磁部 109 スピンドルモータ 110 ベース 111 クランパー 113 スタッド 114 スッタド固定ネジ 118 FPC(フレキシブル・プリンティッド・サー
キット) 119 循環フィルター 120 アクチュエータロック機構 122 モールド部(プリントコイルのデッド領域) 123 ピボット軸 124 カバー 125 外周ストッパー 126 磁性ピン 130 アーム 133 マウント 139 アクチュエータクランパー 140 ピボット軸固定ネジ 143A HGA DOWN(ヘッド・ジンバル・アッ
センブリ・ダウン) 143B HGA UP(ヘッド・ジンバル・アッセン
ブリ・アップ) 191 デッド領域 192 ランド部 193 環状スペーサー部 195 コイル部 196 センシングコイル部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的または磁気的に情報を記憶するこ
    とのできるディスクと、 該ディスクを回転せしめる手段と、 前記ディスクに対応し前記ディスクに情報の読み書きを
    行う少なくとも1個以上のトランスデューサと、該トラ
    ンスデューサの支持固定手段と、前記トランスデューサ
    を駆動せしめるコイルと、該コイルの支持固定手段とを
    具備するアクチュエータと、 少なくとも1個のヨークと、 該ヨークに固定された少なくとも1個の磁石とからな
    り、 前記アクチュエータと前記ヨークおよび前記磁石とによ
    りボイス・コイル・モータ磁気回路を形成する情報記録
    再生装置であって、前記コイルがプリントコイルである
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 光学的または磁気的に情報を記憶するこ
    とのできるディスクと、 該ディスクを回転せしめる手段と、 前記ディスクに対応し前記ディスクに情報の読み書きを
    行う少なくとも1個以上のトランスデューサと、該トラ
    ンスデューサを支持固定するジンバルと、該ジンバルを
    支持固定するフレキシャーと、該フレキシャーを支持固
    定するフレクシャー支持固定手段と、前記トランスデュ
    ーサを駆動せしめるコイルと、該コイルの支持固定手段
    とからなるアクチュエータと、 少なくとも1個のヨークと、 該ヨークに固定された少なくとも1個の磁石と、 前記ヨークをベースに固定する手段と、 当該ベースと係合するカバーとからなり、 前記アクチュエータと前記ヨークおよび前記磁石とによ
    りボイス・コイル・モータ磁気回路形成する情報記録再
    生装置であって、前記コイルがプリントコイルであるこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記プリントコイルの前記支持固定手段
    は、前記フレクシャー支持固定手段と一体成形されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プリントコイルの前記支持固定手段
    は、前記プリントコイルの環状スペーサー部を用いて前
    記アクチュエータに前記プリントコイルを支持すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記プリントコイルはそのデッド領域に
    ランド部を有することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記プリントコイルはアクチュエータロ
    ック機構の1部を形成することを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記プリントコイルはアクチュエータロ
    ック機構の1部である磁性ピンを有することを特徴とす
    る請求項6に記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記プリントコイルはセンシングコイル
    を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    に記載の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記プリントコイルはそのデッド領域に
    センシングコイルを有することを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記センシングコイルに対応した着磁
    が前記磁石に付加されていることを特徴とする請求項8
    または9に記載の情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記ボイス・コイル・モータ磁気回路
    は、厚さが1mm以上となる前記磁石を有することを特
    徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の情報記
    録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記ボイス・コイル・モータ磁気回路
    は、パーミアンス係数が2以上であることを特徴とする
    請求項1ないし11のいずれかに記載の情報記録再生装
    置。
  13. 【請求項13】 前記ボイス・コイル・モータ磁気回路
    は、全高が6mm以下であることを特徴とする請求項1
    ないし12のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 光学的または磁気的に情報を記憶する
    ことのできるディスクと、 該ディスクを回転せしめる手段と、 前記ディスクに対応し前記ディスクに情報の読み書きを
    行う少なくとも1個以上のトランスデューサと、該トラ
    ンスデューサを支持固定するジンバルと、該ジンバルを
    支持固定するフレキシャーと、該フレキシャーを支持固
    定するフレクシャー支持固定手段と、前記トランスデュ
    ーサを駆動せしめるコイルと、該コイルの支持固定手段
    とからなるアクチュエータと、 少なくとも1個のヨークと、 該ヨークに固定された少なくとも1個の磁石と、 前記ヨークをベースに固定する手段と、 当該ベースと係合するカバーとからなり、 前記アクチュエータと前記ヨークおよび前記磁石とによ
    りボイス・コイル・モータ磁気回路形成する情報記録再
    生装置であって、前記コイルがプリントコイルであり、
    かつ前記ボイス・コイル・モータ磁気回路は、少なくと
    も1極以上の着磁がされている前記磁石を有することを
    特徴とする請求項3ないし13のいずれかに記載の情報
    記録再生装置。
  15. 【請求項15】 前記ボイス・コイル・モータ磁気回路
    の有する前記磁石は、等間隔に着磁されていない多極磁
    石であることを特徴とする請求項14に記載の情報記録
    再生装置。
  16. 【請求項16】 前記プリントコイルのコイル幅は、等
    間隔ではないことを特徴とする請求項14または15に
    記載の情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】 前記プリントコイルのコイル配線ピッ
    チは等間隔ではないことを特徴とする請求項14ないし
    16のいずれかに記載の情報記録再生装置。
JP4746994A 1994-03-17 1994-03-17 情報記録再生装置 Withdrawn JPH07262715A (ja)

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