JPH07262532A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH07262532A
JPH07262532A JP6055711A JP5571194A JPH07262532A JP H07262532 A JPH07262532 A JP H07262532A JP 6055711 A JP6055711 A JP 6055711A JP 5571194 A JP5571194 A JP 5571194A JP H07262532 A JPH07262532 A JP H07262532A
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magnetic head
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magnetization pattern
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Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Yukihiko Takita
幸彦 瀧田
Masaaki Ito
正明 伊藤
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の小型化を図りつつ、誘導型磁気ヘッド
と磁気抵抗効果素子を異なる方向に容易かつ正確に装着
し生産性の向上を図る。 【構成】 誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子を共通
のヘッドケース内に並設して収容するとともに、誘導型
磁気ヘッドの空隙部と磁気抵抗効果素子の感磁部を、複
数の各磁化パターンの記録方向にそれぞれ対応して互い
に異なる方向に配置したものであって、誘導型磁気ヘッ
ドと磁気抵抗効果素子を共通のヘッドケース内に位置決
めしつつコンパクトに収容したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード等の情報記
録媒体上に情報を磁気記録し、また読み取るための誘導
型磁気ヘッドを備え、かつ前記誘導型磁気ヘッドによっ
て情報記録媒体上に記録された磁化パターンと異なる方
向にあらかじめ記録された磁化パターン情報を読み取る
磁気抵抗効果素子を備えた磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気カード等の情報記録媒体
に記録された本来の情報に加えて、他の情報を書き加え
ることがしばしば行われている。例えば、磁気カードの
偽造・改ざんを防止するために、図2に示されているよ
うにセキュリティーパターンをあらかじめ記録する方式
がある。これは、磁気カード1上に記録された本来の情
報の磁化パターン2(図では2本のトラック)に加え
て、セキュリティー用の磁化パターン3が、上記磁化パ
ターン2と異なる方向(図では45°傾斜)にアジマス
記録されている。そしてこのような異なる方向に記録さ
れた複数の磁化パターン2、3を読み取るためには、従
来は各磁化パターン2、3の記録方向に対応した感磁部
を有する別個の誘導型磁気ヘッドを複数配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の誘導型
磁気ヘッドの配置構造は、複数の誘導型磁気ヘッドを単
に並べて配置しただけの構造であるため、装置の大型化
を招来しているとともに、各誘導型磁気ヘッドの配置角
度にバラツキを生じることがしばしばあり、誘導型磁気
ヘッドの取り付け位置が不正確になって安定した出力を
得られないという問題があった。そこで本発明は、誘導
型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子とを組み合わせて小型
化を図りつつ、誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子を
異なる方向に容易かつ正確に配置することができるよう
にした磁気ヘッドを得ることを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、互いに異なる方向に記録できる複数の磁化パ
ターンを有する情報記録媒体の記録読み取りを行う磁気
ヘッドにおいて、磁気ヘッドを誘導型磁気ヘッドと磁気
抵抗効果素子とで構成し、上記誘導型磁気ヘッドは情報
記録媒体の磁化パターンの書き込みと読み取りを行なう
空隙部を備え、上記磁気抵抗効果素子は、上記情報記録
媒体の磁化パターンの読み取りを行う感磁部を備え、上
記誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子は共通のケース
内に並列して収容されているとともに、上記誘導型磁気
ヘッドの空隙部と上記磁気抵抗効果素子の感磁部とを異
なる方向に配置した磁気ヘッドを提供する。
【0005】第2に記録読み取りのできる情報の磁化パ
ターンと、該情報の磁化パターンの記録方向と異なる方
向に記録読み取りできるセキュリティーの磁化パターン
を有する情報記録媒体の記録読み取りを行う磁気ヘッド
であって、情報の磁化パターンの記録読み取りを行う誘
導型磁気ヘッドと、セキュリティーの磁化パターンの読
み取りを行う感磁部を有する磁気抵抗効果素子とを備え
た磁気ヘッド、第3に誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果
素子を収容するケースの情報記録媒体との摺接面には、
前記誘導型磁気ヘッドと上記磁気抵抗効果素子をそれぞ
れ別体に収容する窓孔を設けた磁気ヘッドを提供する。
【0006】
【作用】このような構成を有する磁気ヘッドにおいて
は、セキュリティーの磁化パターンの読み取りには小型
の磁気抵抗効果素子を採用し、該磁気抵抗効果素子を誘
導型磁気ヘッドのケース内に位置決めしたので、小型の
磁気ヘッドであって、情報の磁化パターンは誘導型磁気
ヘッドで記録読み取りを行い、セキュリティーの磁化パ
ターンは磁気抵抗効果素子で読み取りが正確に行われ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1に示された実施例にかかる磁気ヘッド11は磁
気遮蔽材料からなるヘッドケース12を有しており、こ
のヘッドケース12内に、誘導型磁気ヘッド13および
磁気抵抗効果素子14が収容されている。すなわち誘導
型磁気ヘッド13および磁気抵抗効果素子14は、ヘッ
ドケース12を共通のケースとするように収容し、周知
の方法で固定されている。ヘッドケース12の磁気カー
ド1との摺接面12aにはカード走行方向に連続した窓
孔12b、12cが設けてあって、この窓孔12b、1
2cに誘導型磁気ヘッド13および磁気抵抗効果素子1
4のそれぞれの先端が嵌合し露呈されている。
【0008】上記従来例で説明したとおり、磁気カード
1における情報の磁化パターン2は記録読み取りするた
めの本来の情報記録トラックである。セキュリティー用
の磁化パターン3はカードの真偽を判別するための信号
であり、情報の磁化パターン2の記録方向とほぼ45°
をなす方向にあらかじめアジマス記録されたものであ
る。そして、誘導型磁気ヘッド13および磁気抵抗効果
素子14は各磁化パターン2、3の記録方向に対応し
て、互いにほぼ45度の配置角度をなすように設けられ
ている。
【0009】より具体的には、誘導型磁気ヘッド13の
空隙部13aおよび磁気抵抗効果素子14の感磁部14
aと窓孔12b、12cとをほぼ同形にしてあって、こ
の窓孔12b、12cに空隙部13aおよび感磁部14
aを嵌合することによって確実に位置決めされ、第1お
よび第2の磁化パターン2、3の記録方向にそれぞれ略
直交して横断するように配置されている。すなわち、空
隙部13aおよび感磁部14bどうしは、第1および第
2の磁化パターン2、3の記録方向に対応して、互いに
略45度をなすように配置されている。
【0010】動作は、磁気ヘッド11を組み込んだ磁気
カードリーダのカード走行路に磁気カード1を挿入・走
行させると、誘導型磁気ヘッド13の空隙部13aが第
1の磁化パターン2と摺接して情報の記録読み取りを行
う。同時に、磁気抵抗効果素子14の感磁部14aが第
2の磁化パターン3と摺接してセキュリティー信号を読
み取る。従って、磁気カード1の真偽を磁気抵抗効果素
子14で判別し、正しいカードの場合には、誘導型磁気
ヘッド13によって情報の授受が行われる。
【0011】
【変更例】上記実施例では、誘導型磁気ヘッド13の空
隙部13aと磁気抵抗効果素子14の感磁部14aとを
カード走行方向に並べて設けたが、カード走行と直交方
向に並べてもよく、カードを固定しておいて磁気ヘッド
を移動させる可動磁気ヘッド式の磁気カードリーダにも
適用できる。また、複数の記録情報を記録・再生する誘
導型磁気ヘッドに、セキュリティパターン再生用磁気抵
抗効果素子を埋設した磁気ヘッドに対しても同様に適用
することもできる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる磁気ヘッド
は、誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子を共通のヘッ
ドケース内に並設して収容するとともに、誘導型磁気ヘ
ッドの空隙部と磁気抵抗効果素子の感磁部を、複数の各
磁化パターンの記録方向にそれぞれ対応して互いに異な
る方向に配置したものであって、読み取りヘッドとして
小型の磁気抵抗効果素子を用いるとともに、誘導型磁気
ヘッドと磁気抵抗効果素子を共通のヘッドケース内に位
置決めしつつコンパクトに収容したものであるから、装
置の小型化を図りつつ誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果
素子を異なる方向に容易にかつ正確に装着することがで
き、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気抵抗効果型磁気
ヘッドの構造を表した外観斜視説明図である。
【図2】磁気カードにセキュリティパターンをアジマス
記録した例を表した平面説明図である。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 情報の磁化パターン 3 セキュリティー用磁化パターン 11 磁気ヘッド 12 ヘッドケース 12b、12c 窓孔 13 誘導型磁気ヘッド 13a 誘導型磁気ヘッドの空隙部 14 磁気抵抗効果素子 14a 磁気抵抗効果素子の感磁部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/265 E 8947−5D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる方向に記録できる複数の磁化
    パターンを有する情報記録媒体の記録読み取りを行う磁
    気ヘッドにおいて、 磁気ヘッドを誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子とで
    構成し、上記誘導型磁気ヘッドは情報記録媒体の磁化パ
    ターンの書き込みと読み取りを行なう空隙部を備え、上
    記磁気抵抗効果素子は、上記情報記録媒体の磁化パター
    ンの読み取りを行う感磁部を備え、上記誘導型磁気ヘッ
    ドと磁気抵抗効果素子は共通のケース内に並列して収容
    し、上記誘導型磁気ヘッドの空隙部と上記磁気抵抗効果
    素子の感磁部とを異なる方向に配置した磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】記録読み取りのできる情報の磁化パターン
    と、該情報の磁化パターンの記録方向と異なる方向に読
    み取りできるセキュリティーの磁化パターンを有する情
    報記録媒体の記録読み取りを行う磁気ヘッドであって、 情報の磁化パターンの記録読み取りを行う誘導型磁気ヘ
    ッドと、セキュリティーの磁化パターンの読み取りを行
    う感磁部を有する磁気抵抗効果素子とを備えた請求項1
    に記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】誘導型磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子を収
    容するケースの情報記録媒体との摺接面には、上記誘導
    型磁気ヘッドと上記磁気抵抗効果素子をそれぞれ別体に
    収容する窓孔を設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の磁気ヘッド。
JP6055711A 1994-03-25 1994-03-25 磁気ヘッド Expired - Lifetime JP3023744B2 (ja)

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JPH07262532A true JPH07262532A (ja) 1995-10-13
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