JPH07262359A - 画像補間方法 - Google Patents

画像補間方法

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JPH07262359A
JPH07262359A JP6051432A JP5143294A JPH07262359A JP H07262359 A JPH07262359 A JP H07262359A JP 6051432 A JP6051432 A JP 6051432A JP 5143294 A JP5143294 A JP 5143294A JP H07262359 A JPH07262359 A JP H07262359A
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JP
Japan
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pixels
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Prior art date
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Pending
Application number
JP6051432A
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English (en)
Inventor
Yuuki Sudou
雄基 須藤
Masaji Ishikawa
正司 石川
Hirohisa Kusano
裕久 草野
Daisaku Yamane
大作 山根
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補間方向と2次元画素空間における画素列の
方向とが不一致の場合において、線形補間を行った場合
に生じる補間抜けを防止する。 【構成】 基準画素Ka,Kb間の補間経路に対して線
形補間を行い、補間画素Iを生成する。その場合、階段
状の補間画素列に起因して生じる画素値の抜けQを防止
するため、補間経路上に斜め画素ペアが生じる場合に
は、クロス画素ペアに補間値を与え、補間画素Jを追加
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像補間方法、特に、配
列変換が行われた2次元画像に対して補間を行う方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】原画像に対して座標変換等の配列変換を
行って新画像を形成する場合には、その新画像に対し
て、補間処理が必要となる。すなわち、原画像の各画素
データ(画素値)は、所定の写像式に従って2次元画素
空間上の新しい座標にマッピングされるが、その場合
に、座標系の不一致に起因して画素データをもたない画
素が生じてしまうので、画素データを補う必要がある。
【0003】図6には、2次元画像の配列変換の様子と
補間処理の様子とが示されている。この例では、(a)
に示される原画像は、(b)に示されるように、配列変
換のために複数の画素ライン(画素列)に分割される。
なお、現画像が初めから複数の画素ラインに分割されて
いる場合も、これと同様である。
【0004】そして、例えば、扇状に配列変換を行う場
合、(c)に示されるように、各画素ラインが放射状に
配列される。図示のように、各画素ラインの間には、画
素値をもたない画素からなる隙間が生じており、このま
ま画像表示を行えば、均一かつ明瞭な画像を構成できな
い。
【0005】そこで、従来においては、その隙間にある
画素に対して補間値を与えることにより、(d)に示す
ように、抜けのない画像を形成している。
【0006】以上のような補間処理は、各種の画像処理
において行われている。例えば、超音波画像処理の分野
においては、超音波ビームを扇状に走査して取り込まれ
た極座標形式の超音波画像を直交座標形式のTVディス
プレーに表示する場合に、上記のような補間処理が実行
されている。
【0007】2つの画素の間を補間する場合、その補間
方向(補間経路)が、2次元画素空間における縦方向又
は横方向の画素配列に一致していれば、単に2つの画素
の間にあるすべての画素に対して所定の補間値を与えれ
ば良い。一方、画素配列方向に対して補間方向が斜めに
なる場合には、階段状に補間を行う必要がある。
【0008】図1(a)には、従来の一般的な補間例が
示され、ここでは斜め方向の補間が示されている。
(a)において、Ka及びKbはいずれも原画像の実デ
ータをもった実画素であり、それらの画素Ka,Kb間
を結ぶ直線上にある画素に対して所定の補間値が付与さ
れ、補間画素列が階段状に形成されている。
【0009】(b)には、その補間方法を複数平行に適
用した例が示されている。図示のように、画素データを
もたない画素Qが生じており、画像の欠落が発生して
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
補間方法によれば、原画像と新画像の座標系が相違する
場合に、補間されない画素が生じて、塗りつぶしが不完
全となる問題があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、補間方向と2次元画素空間に
おける画素列の方向とが不一致の場合においても、デー
タの欠落を防止できる補間方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、縦方向及び横方向に画素を
2次元配列させてなる2次元画素空間において、補間区
間の両端となる2つの基準画素の間に補間画素を生成す
る方法であって、前記基準画素又は前記補間画素が斜め
方向に連結した斜め画素ペアが生じる場合には、その斜
め画素ペアとクロスする画素ペアに補間値を与えて補間
画素を追加することを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、縦方向及び
横方向に画素を2次元配列させてなる2次元画素空間に
おいて補間を行う方法であって、補間区間の両端となる
基準値をもつ2つの基準画素の間に、第1補間値をもつ
第1補間画素を生成する第1補間工程と、前記第1補間
画素を生成する際に、前記基準画素又は前記第1補間画
素が斜め方向に連結した斜め画素ペアが生じる場合に、
その斜め画素ペアとクロスする画素ペアの少なくとも一
方に第2補間値を与えて第2補間画素を生成する第2補
間工程と、を含み、前記第1補間値は、2つの基準値
と、当該第1補間画素の位置と、に基づいて算出され、
前記第2補間値は、前記クロス画素ペアがもつ画素値の
平均値として算出されることを特徴とする。
【0014】また、請求項3記載の発明は、基準画素列
の間に挟まれる領域内のすべての画素に対して補間値が
与えられたことを特徴とする。
【0015】また、請求項4記載の発明は、前記基準画
素列は、実画素値を有する複数の実画素と、各実画素間
に線形補間を行って生成された補間画素と、で構成され
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、従来のよう
に、2つの基準画素の間を結ぶ直線上にある画素に対し
て補間値を与えて線形補間を行う場合に、斜め画素ペア
が生じると、クロス画素ペアに補間値が与えられて補間
画素が追加される。
【0017】すなわち、本発明は、図2に示されるよう
に、補間経路において斜め画素ペアが生じる場合には、
補間画素Jを別途追加して、補間を行うものである。よ
って、図1(c)のように、補間画素Iの他に補間画素
Jを追加でき、(d)に示されるように、基準画素Ka
の列と基準画素Kbの列との間を補間する場合に、塗り
残しが生じるのを防止できる。
【0018】このように、本発明は、斜め方向に連なる
斜め画素ペアが画素値の欠落を生じさせる要因となるこ
とに着目し、欠落が生じる部分に予め補間画素をおくも
のである。よって、本発明によれば、配列変換後の新画
像を鮮明なものにできる。
【0019】請求項2記載の構成によれば、第1補間工
程において、従来同様に補間区間の両端となる2つの基
準画素を結ぶ直線上にある画素に対して第1補間値が与
えられて第1補間画素が生成される。その第1補間工程
において、斜め画素ペアが生じる場合には、第2補間値
もつ第2補間画素が追加生成される。
【0020】第1補間値は、線形補間の理論にしたがっ
て、両端の画素値と当該補間画素の位置とに基づき算出
され、第2補間値はペアを構成する2つの画素の画素値
の平均値として算出される。
【0021】なお、斜め画素ペアは、2つの第1補間画
素で構成される他、補間画素と基準画素とで構成される
場合もある。また、基準画素は、原画像を構成する実画
素値をもつ実画素、又は、実画素間を線形補間して生成
した補間画素である。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0023】図3には、本発明に係る画像補間装置が示
されている。この装置は、例えば、超音波ビームを円弧
状に走査して得られた超音波画像に対して、補間処理を
行うものである。
【0024】図3において、制御部10は各回路の制御
を行うものである。画像分解部12は、2次元画像デー
タを複数のラインデータ(画素列)に分割する(図6
(b)参照)。その画像がビデオ信号として入力され、
初めから複数の走査線に分割されている場合には、この
画像分割は不要である。また、超音波画像の場合にも、
最初から超音波ビーム毎にデータが分離しているため、
この画像分割は不要である。
【0025】次に、ラインバッファ14及び16は、各
ラインデータを交互に格納する。例えば、ラインバッフ
ァ14は、奇数番目のラインデータを格納し、ラインバ
ッファ16は偶数番目のラインデータを格納する。これ
らの制御は、制御部10により行われる。
【0026】ライン内補間部18及び20は、新画像の
2次元画素空間上において、ライン上にのる画素の座標
を求めると共に、補間を行うものである。
【0027】図4には、ライン内補間部の作用が概略的
に示されている。ここで、Kは、原画像の画素データD
がマッピングされた画素であり、便宜上「実画素」と称
する。ライン上において各実画素間に存在する画素に対
しては補間値が与えられ、補間画素Iとされる。ここ
で、各補間画素の値(補間値)は、周知の線形補間原理
に基づき、2つの実画素値と当該補間画素による補間区
間の内分比とにより決定される。なお、図4において、
ライン内補間部18はライン1についての補間を実行
し、ライン内補間部20はライン2についての補間を実
行する。
【0028】以上のように、2つのラインに対して補間
が実行された後、図3に示すライン間補間部22が2つ
のラインで挟まれる領域に対して補間を行う。その作用
が図5に示されている。ここで、補間区間の両端となる
画素を基準画素Ia,Ibと称する。上述の説明から明
らかなように、実画素は基準画素となるが、さらに、ラ
イン内補間により得られた補間画素も基準画素となり得
る。なお、この図5に示す例では、原点を中心といた同
一半径上の画素が基準画素Ia,Ibとされている。
【0029】本実施例におけるライン間での補間は、図
1(c)及び(d)に示した原理が適用される。すなわ
ち、図5に示すように、まず、2つの基準画素Ia,I
bを結ぶ補間経路(直線経路)上にある画素について、
線形補間が実行される。その補間画素は、図5に示すラ
イン間においてIで示されている。
【0030】しかし、本実施例では、その直線補間にお
いて、基準画素又は補間画素が斜め方向に連結した「斜
め画素ペア」が生じる場合に、その斜め画素ペアとクロ
スする画素ペアの両方に補間値が与えられ、補間画素と
されている。図5においては、追加した補間画素がJで
示されている。その追加した2つの補間画素Jの画素値
は、斜め画素ペアを構成する2つの画素Jの画素値の平
均値として定義される。
【0031】なお、基準画素間の補間は、従来同様の線
形補間を行った後に、クロス画素ペアを特定して補間画
素Jを追加する方法、又は、線形補間と同時進行で補間
画素Jを追加してく方法、のいずれの方法も適用でき
る。
【0032】1つの補間経路についての補間が終了した
後、その結果が画像記憶部24に格納された後、次の補
間経路に対して補間が実行され、これが2つのライン間
の全域に渡って繰り返される。その場合、補間画素の重
複が生じれば、その重複した画素値の平均値を当該画素
の画素値をすればよい。
【0033】そして、以上のライン間補間が終了した
後、他のライン間につき上述同様の処理が行われて、新
画像全体に渡って補間処理が行われ、画像記憶部24に
は、補間処理が実行された新画像が格納されることにな
る。この新画像は、読み出されて例えば表示器に表示さ
れる。
【0034】従来においては、欠落が生じるとの理由に
より、ライン間において斜め方法へ線形補間を適用でき
なかったが、本実施例によれば、追加補間と相俟って欠
落の生じない斜め方向への線形補間を実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの基準画素間に、斜め画素ペアが含まれる場合に、
クロス画素ペアを補間画素としたので、画素値抜けを防
止して、鮮明な画像を構成できる。
【0036】また、追加される補間画素の画素値を、斜
め画素ペアの画素値の平均値として定めたので、滑らか
な画像を形成できる。
【0037】本発明は、補間画素を基準画素とする場合
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す原理説明図である。
【図2】斜め画素ペアを示す説明図である。
【図3】本発明に係る補間装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】ライン上の線形補間を示す図である。
【図5】ライン間の補間を示す図である。
【図6】画像の配列変換を示す図である。
【符号の説明】
Ka,Kb 基準画素 I 補間画素 J 追加した補間画素 Q 画素値の欠落
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 大作 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向及び横方向に画素を2次元配列さ
    せてなる2次元画素空間において、補間区間の両端とな
    る2つの基準画素の間に補間画素を生成する方法であっ
    て、 前記基準画素又は前記補間画素が斜め方向に連結した斜
    め画素ペアが生じる場合には、その斜め画素ペアとクロ
    スする画素ペアに補間値を与えて補間画素を追加するこ
    とを特徴とする画像補間方法。
  2. 【請求項2】 縦方向及び横方向に画素を2次元配列さ
    せてなる2次元画素空間において補間を行う方法であっ
    て、 補間区間の両端となる基準値をもつ2つの基準画素の間
    に、第1補間値をもつ第1補間画素を生成する第1補間
    工程と、 前記第1補間画素を生成する際に、前記基準画素又は前
    記第1補間画素が斜め方向に連結した斜め画素ペアが生
    じる場合に、その斜め画素ペアとクロスする画素ペアの
    少なくとも一方に第2補間値を与えて第2補間画素を生
    成する第2補間工程と、 を含み、 前記第1補間値は、2つの基準値と、当該第1補間画素
    の位置と、に基づいて算出され、 前記第2補間値は、前記クロス画素ペアがもつ画素値の
    平均値として算出されることを特徴とする画像補間方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の方法において、 基準画素列の間に挟まれる領域内のすべての画素に対し
    て補間値が与えられることを特徴とする画像補間方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、 前記基準画素列は、実画素値を有する複数の実画素と、
    各実画素間に線形補間を行って生成された補間画素と、
    で構成されることを特徴とする画像補間方法。
JP6051432A 1994-03-23 1994-03-23 画像補間方法 Pending JPH07262359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013176245A1 (ja) * 2012-05-25 2013-11-28 富士フイルム株式会社 超音波診断装置およびデータ処理方法

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