JPH07261732A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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Publication number
JPH07261732A
JPH07261732A JP6046625A JP4662594A JPH07261732A JP H07261732 A JPH07261732 A JP H07261732A JP 6046625 A JP6046625 A JP 6046625A JP 4662594 A JP4662594 A JP 4662594A JP H07261732 A JPH07261732 A JP H07261732A
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JP
Japan
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signal
display
mode
synchronizing signal
horizontal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6046625A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Mizuguchi
昭浩 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定されていない表示モードにも対応してビ
デオ信号をディスプレイに表示する。 【構成】 A/D変換部10は、入力ビデオ信号中のア
ナログの表示用信号S1をデジタル信号S2に変換す
る。また、モード判別部50は、入力ビデオ信号中の同
期信号Hsync及びVsyncの位相差と各周期とを
検出し、入力ビデオ信号の表示モードを判別する。モー
ド認識部70は、デジタル信号S2から表示有効領域を
検出し、かつその検出結果とモード判別部50の判別結
果とに基づいて、入力ビデオ信号の表示モードを認識す
る。そして、認識した表示モードを追加登録する。同期
回路40は、この登録された表示モードに応じたタイミ
ング信号を出力し、LCD30は、そのタイミング信号
に応じてビデオメモリ部20のデータを画面に出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等のCRTモニタインタフェースに接続され、液晶平
面ディスプレイ等に対して画像表示を行うディスプレイ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のディスプレイ装置を示す
構成ブロック図である。このディスプレイ装置は、パー
ソナルコンピュータ本体1中のCRTモニタインタフェ
ースに接続され、パーソナルコンピュータに対応する表
示モードを選択して入力ビデオ信号に対応した画像を生
成して出力する装置である。図2のディスプレイ装置
は、入力ビデオ信号中のアナログの表示用信号S1をデ
ジタル信号S2に変換するアナログ/デジタル変換部
(以下、A/D変換部という)10と、A/D変換部1
0からのデジタル信号S2を一時格納するビデオメモリ
部20と、ビデオメモリ部20から読出されたデータに
基づいて表示を行う液晶パネルディスプレイて構成され
たディスプレイ(以下、LCDという)30と、パーソ
ナルコンピュータ1より送出される水平同期信号Hsy
nc及び垂直同期信号Vsync等の同期信号に同期し
た基本タイミング信号Stを生成する同期回路40と
を、備えている。ビデオメモリ部20は、通常ビデオ用
ランダムアクセスメモリ(以下、VRAMという)を有
している。同期回路40が生成する基本タイミング信号
Stには、このディスプレイ装置の内部動作の基本とな
る水平同期信号SH、垂直同期信号SV、ドットクロッ
ク(以下、DOTCLKという)表示有効領域信号SU等があ
る。また、このディスプレイ装置には、水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncの位相差と周期を
検出することで表示モードを判別するモード判別部50
と、ビデオメモリ部20に対する格納と読出しを制御す
るメモリ制御部60とが、設けられている。メモリ制御
部60は、同期回路40からの基本タイミング信号St
を受け、かつモード判別部50の判別結果に基づき、A
/D変換部10の出力デジタル信号S2のビデオメモリ
部20に対する書込み制御を行うVRAM描画回路61
と、VRAM描画回路61とビデオメモリ部20とのア
クセス競合をとった後に、ビデオメモリ部20の格納デ
ータを読出して同期信号と共にLCD30に送出する制
御を行うLCD制御回路62とを、備えている。
【0003】次に、図2のディスプレイ装置の動作を説
明する。パーソナルコンピュータ本体1の送出する表示
用信号S1を受けて、A/D変換部10はデジタル信号
S2に変換する。この際、パーソナルコンピュータ本体
1の送出する表示用信号S1のアナログ信号は、例え
ば、同期回路40の送出するDOTCLKをサンプリング周波
数として、デジタル化される。一方、同期回路40はパ
ーソナルコンピュータ1とディスプレイ装置との同期を
とり、予め設定されている表示モードに対応した基本タ
イミング信号Stを選択送出する。モード判別回路50
は、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyn
cの位相差と周期を検出し、パーソナルコンピュータ本
体1の表示しようとしている表示モードを判別し、そし
て、その判別結果が、同期回路40へ伝達される。同期
回路40は、表示モードの判別結果に基づき水平同期信
号Hsync及び垂直同期信号Vsyncに同期した第
2の水平同期信号SH、第2の垂直同期信号SV、表示
有効領域信号SU及びDOTCLKを、設定値から選択してV
RAM描画回路61に送出する。VRAM描画回路61
は、A/D変換部10の出力のデジタル信号S2をビデ
オメモリ部20に書込む。ビデオメモリ部20に書込ま
れたビデオ用データは、LCD制御回路62の制御によ
って、LCD30のインタフェースタイミングで読出さ
れ、同期信号と共にそのLCD30に伝達される。これ
により、LCD30上に入力ビデオ信号に対応した表示
がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスプレイ装置においては、次のような課題があっ
た。近年のパーソナルコンピュータでは、画面の表示モ
ードとして複数の表示モードを有することが多くなって
いる。この表示モードも、年々変わっていく傾向にあ
る。画像の解像度を例にとると、ここ数年の間に、64
0×350ドットから、640×400、640×48
0ドット、1024×768ドットへと、著しく上昇し
ている。また、同期信号のタイミングについても、パー
ソナルコンピュータのメーカーにより、ばらつきがあ
り、解像度が同じ場合でも、同期タイミングが異なるこ
とが多い。そのため、従来の平面ディスプレイ装置で
は、予め設定されている表示モードが入力された場合、
表示モードを判定してそれに基づいた表示をすることが
できるが、後でパーソナルコンピュータ本体の表示モー
ドが新しく追加された場合、表示モードを判定してその
結果に基づいた表示をすることができない。また、同期
信号のタイミングについても、あらかじめ設定されてい
るタイミング内であれば、モード判定部で判定可能であ
るが、設定外のタイミングで、パーソナルコンピュータ
よりビデオ信号が送出された場合に、判別不能となって
しまう。本発明は前記従来技術が持っていた課題とし
て、予め設定されている表示モード以外のビデオ信号
が、上位パーソナルコンピュータから送出された場合、
表示モードの判別ができないという点について解決した
平面ディスプレイ装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、表示有効領域を持った第1の水平同期信
号及び第1の垂直同期信号とアナログの表示用信号とを
有する入力ビデオ信号中の該アナログの表示用信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換部と、前記デジタル信
号を格納するビデオメモリ部と、前記ビデオメモリ部か
ら読出されたデータに基づき画像表示を行うディスプレ
イと、モード判定部と、同期回路と、メモリ制御部とを
備えたディスプレイ装置において、モード認識部を設け
ている。ここで、モード判定部は、入力ビデオ信号中の
第1の水平同期信号及び第1の垂直同期信号の位相差と
各周期とを検出し、入力ビデオ信号に対応した表示モー
ドを判別する。同期回路は、モード判別部の判別結果に
基づき、予め設定され且つ前記第1の水平同期信号と第
1の垂直同期信号とにそれぞれ同期したクロックと第2
の水平同期信号と第2の垂直同期信号と表示有効領域信
号とを送出する。メモリ制御部は、前記クロックと第2
の水平同期信号と第2の垂直同期信号と表示有効領域信
号とに基づき、前記ビデオメモリ部に対する格納と読出
しを制御する機能を有している。また、本発明の特徴で
あるモード判定部は、スイッチ手段の制御により動作
し、デジタル信号から第1の水平同期信号の1周期中の
表示有効領域と第1の垂直同期信号の1周期中の表示有
効領域とを検出し、かつ該検出結果と前記モード判別部
における判別結果とに基づき入力ビデオ信号の表示モー
ドを認識し、該表示モードに応じたクロック、第2の水
平同期信号、第2の垂直同期信号、及び表示有効領域信
号の各値を予め設定されたクロック、第2の水平同期信
号、第2の垂直同期信号、及び表示有効領域信号に追加
して登録する機能を有してる。
【0006】
【作用】本発明によれば、以上のようにディスプレイ装
置を構成したので、A/D変換部は、入力ビデオ信号中
のアナログの表示用信号をデジタル信号に変換する。ま
た、モード判別部は、入力ビデオ信号中の第1の水平同
期信号及び第1の垂直同期信号の位相差と各周期とを検
出し、入力ビデオ信号に対応した表示モードを判別す
る。A/D変換部の出力のデジタル信号から、モード認
識部によって第1の水平同期信号の1周期中の表示有効
領域と第1の垂直同期信号の1周期中の表示有効領域と
が検出され、かつその検出結果とモード判別部における
判別結果とに基づいて、入力ビデオ信号の表示モードが
認識される。そして、認識した表示モードに応じたクロ
ック、第2の水平同期信号、第2の垂直同期信号、及び
表示有効領域信号の各値が追加されて登録される。この
登録され且つ第1の水平同期信号と第1の垂直同期信号
とにそれぞれ同期したクロックと第2の水平同期信号と
第2の垂直同期信号と表示有効領域信号とが、同期信号
からメモリ制御部へ送出される。従って、前記課題を解
決できるのである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すディスプレイ
装置の概要の構成ブロック図である。この図では、パー
ソナルコンピュータ1に接続されたディスプレイ装置が
示されている。図3は、図1に示すディスプレイ装置の
具体的な内部の構成ブロック図である。図1及び図3を
用いて、本実施例の構成を説明する。このディスプレイ
装置は、従来の図2に示されたディスプレイ装置と同様
に、パーソナルコンピュータ1のCRTモニタインタフ
ェースに接続され、そのパーソナルコンピュータ1から
の入力ビデオ信号に対応した画像を生成して出力する装
置である。図1において、図2と共通の要素には、図2
と共通の符号が付されている。このディスプレイ装置
は、入力ビデオ信号中のアナログの表示用信号S1をデ
ジタル信号S2に変換するA/D変換部10と、A/D
変換部10からのデジタル信号S2を一時格納するビデ
オメモリ部20と、ビデオメモリ部20から読出された
データに基づいて表示を行うLCD30と、パーソナル
コンピュータ1より送出される第1の水平同期信号Hs
ync及び第1の垂直同期信号Vsync等の同期信号
に同期した基本タイミング信号Stを生成する同期回路
40とを、備えている。同期回路40が生成する基本タ
イミング信号Stには、このディスプレイ装置の内部動
作の基本となる第2の水平同期信号SH、第2の垂直同
期信号SV、DOTCLK、LCD30に対する表示有効領域
信号SUがある。
【0008】また、図3に示されるディスプレイ装置
は、図2のディスプレイ装置と同様に、水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncの位相差と周期を
検出することで表示モードを判別するモード判別部50
と、同期回路40からの基本タイミング信号Stを受
け、かつモード判別部50の判別結果に基づき、A/D
変換部10の出力デジタル信号S1のビデオメモリ部2
0に対する書込みと、データの読出しの制御を行うメモ
リ制御部60とを、有している。メモリ制御部60は、
ビデオメモリ部20への書込み制御を行うVRAM描画
回路61と、ビデオメモリ部30の格納データを読出し
て同期信号と共にLCD30に送出する制御を行うLC
D制御回路62と、ビデオメモリ部20に対するアクセ
ス競合をとる競合手段63とで、構成されてる。さら
に、このディスプレイ装置では、図2と異なり、モード
認識部70が設けられている。モード認識部70は、ス
イッチ手段SWの制御により動作し、A/D変換部10
の出力デジタル信号S1からLCD30に対する表示有
効領域を検出し、且つこの検出結果とモード判別部50
における判別結果とに基づき入力ビデオ信号の表示モー
ドを認識し、DOTCLK、第2の水平同期信号SH、第2の
垂直同期信号SV、及び表示有効領域信号SUの各設定
を追加登録する機能を有している。
【0009】図3を参照して、図1のディスプレイ装置
の具体的構成を説明する。A/D変換部10は、パーソ
ナルコンピュータ1から送出される各赤、緑、青に対応
するアナログの各表示用信号(以下、それぞれRビデ
オ、Gビデオ、Bビデオという)を、それぞれデジタル
に変換する3個のA/Dコンバータ11,12,13で
構成されている。ビデオメモリ部20は、各A/Dコン
バータ11,12,13の出力をそれぞれ格納する3個
のVRAM21,22,23と、それらVRAM21,
22,23からのデータを一時的に保持するビデオバッ
ファ24を有している。また、同期回路40は、基本タ
イミング信号Stを送出するタイミングジェネレータ
(以下、TGという)41と、TG41からの基本タイ
ミング信号Stと水平同期信号Hsyncとの位相差に
応じた電圧を生成する位相比較器42と、位相比較器4
2の出力電圧に基づいて発振周波数を増減し、DOTCLKを
出力してメモリ制御部60及びA/Dコンバータ11,
12,13へ供給する電圧制御型水晶発振器(以下、V
CXOという)43とを、備えている。DOTCLKはTG4
1と、モード認識部70と、モード判別部50に供給さ
れる構成である。モード判別部50とモード認識部70
はCPU80を共有して機能する構成であり、モード判
別部50とモード認識部70はデータバスAを介してC
PU80にそれぞれ接続されている。CPU80にはス
イッチ手段SWが接続され、CPU80の出力は、デー
タバスAを介してVCXO43、TG41に供給される
構成になっている。
【0010】図4は、図3中の同期回路40とモード判
別部50とモード認識部70の詳細を示す構成ブロック
図である。同期回路40中のVCXO43は、パーソナ
ルコンピュータ1から送出される異なる周波数のクロッ
クと同一の基準周波数をそれぞれ持つ2個の発振器43
−1、43−2で構成され、発振器43−1、43−2
の出力は、CPUの制御に基づきセレクタ43−3で選
択されてDOTCLKとなる。モード判別部50は、4個のカ
ウンタ51〜カウンタ54と、各カウンタ51〜カウン
タ54の出力する値をそれぞれラッチするレジスタ51
〜レジスタ58と水晶発振器59とを、備えている。カ
ウンタ51は、水平同期信号Hsyncによりカウント
を行い、レジスタ55はカウンタ51の出力値を垂直同
期信号Vsyncのエッジでラッチする回路である。こ
れにより、1垂直同期期間中の水平同期信号の本数がラ
ッチされる。カウンタ52は水平同期信号Hsyncに
よってリセットクリアされ、その後、DOTCLKによりカウ
ントを行う構成になっている。レジスタ56は、カウン
タ52の出力値を水平同期信号Hsyncのエッジでラ
ッチし、これにより、1水平同期期間中のDOTCLK数をレ
ジスタ52に格納できる。同様に、カウンタ53は垂直
同期信号Vsyncでリセットクリアされた後、水晶発
振器59のクロックタイミングでカウントする構成にな
っている。レジスタ57は、垂直同期信号Vsyncエ
ッジでカウンタ53の出力の値をラッチし、1垂直同期
期間中の水晶発振器59からのクロック数をラッチする
回路である。カウンタ54は水平同期信号Hsyncで
リットクリアされた後、水晶発振器59からのクロック
でカウントする構成であり、レジスタ58は水平同期信
号Hsyncのエッジでカウンタ54の出力値をラッチ
する機能を有している。そのため、1水平同期期間中の
水晶発振器からのクロック数をレジスタ58がラッチす
る。即ち、水晶発振器59からのクロック数をパラメー
タとして、水平同期信号Hsync及び垂直同期信号V
syncの位相差と周波数とが、検出される。これらの
検出結果が、データバスAを介してCPU80に転送さ
れる構成になっている。モード認識部70は、デジタル
化された各Rビデオ、Gビデオ、及びBビデオの論理積
を求めるゲート71と、ゲート71の出力によってリセ
ットクリアされ、DOTCLKによりカウントを行うカウンタ
72と、カウンタ72の出力値をゲート71の出力エッ
ジでラッチするレジスタ73と、垂直同期信号Vsyn
cでリセットクリアされた後、ゲート71の出力信号で
カウントを行うカウンタ74とで構成されている。カウ
ンタ72は、ゲート71の出力するビデオ有効期間を示
す信号の1周期中のドット数をカウントし、そのカウン
ト値は、レジスタ73に格納される。また、カウンタ7
2の出力は、レジスタ56のラッチ制御端子にも接続さ
れ、カウンタ52の値をレジスタ56へラッチさせるこ
とができる。レジスタ73及びカウンタ74の各出力
は、データバスAを介してCPU80に接続され、CP
U80から自由に読出し可能になっている。なお、CP
U80には、CPU80のプログラムや表示モードのパ
ラメータを格納するプログラムメモリ81が、接続され
ている。
【0011】次に、各図1,3,4に示されたディスプ
レイ装置の動作を説明する。パーソナルコンピュータ1
から入力されたアナログの表示用信号であるRビデオ,
Gビデオ,Bビデオは、A/Dコンバータ11,12,
13でそれぞれデジタル化される。一方、パーソナルコ
ンピュータから入力される水平同期信号Hsyncは、
位相比較器42及びモード判別部50に入力され、垂直
同期信号Vsyncは、モード判別部50に入力され
る。このとき、VCXO43の出力は、パーソナルコン
ピュータの送出するビデオ信号のDOTCLKと同一の基準周
波数で発振しているVXCO43−1またはVXCO4
3−1からセレクタ43−3で選択され、DOTCLKが出力
される。このDOTCLKに基づいてTG41は、ディスプレ
イ装置内部の基本タイミングStとなる第2の水平同期
信号SHと第2の垂直同期信号SVと表示有効領域信号
等とを生成する。この基本タイミングStの内の水平同
期信号SHは位相比較器42に入力され、パーソナルコ
ンピュータからの水平同期信号Hsyncとの位相が比
較される。位相比較器42は、位相の比較結果に応じた
電圧を出力し、電圧制御によって、VCXO43の出力
発振周波数が変化し、その結果、セレクタ43−3から
は周期の変化したDOTCLKが出力される。このDOTCLKに基
づいて、TG41で生成された水平同期信号SHが、再
び、位相比較器42に入力される。この動作を繰り返す
ことにより、水平同期信号Hsyncと水平同期信号S
Hの位相差がなくなり、パーソナルコンピュータ1とデ
ィスプレイ装置の同期がとられる。
【0012】モード判別部50は、水平同期信号Hsy
ncと垂直同期信号Vsyncとの位相差と各周期をカ
ウントする。また、モード認識部70は、3個のA/D
コンバータ11,12,13の出力する各デジタル信号
S2を取り込み、1垂直同期期間及び1水平同期期間中
の表示有効期間を検出する。これら、モード判定部50
のカウント値及びモード認識部70の検出結果は、いず
れも、CPU80に読取られ、CPU80は、プログラ
ムメモリ82中から該当するモードを検索する。通常運
用時には、検索された表示モードに応じて、VCXO4
3、TG41及びVRAM描画回路61に対するモード
設定が行われる。このとき、パーソナルコンピュータに
対応した表示モードがプログラムメモリ82中に無い場
合、表示モード認識処理が行われ、以下の手順で表示モ
ードを認識してその表示モードを追加して登録設定す
る。まず、パーソナルコンピュータ1からのビデオ信号
でLCD30の全画面に最高輝度(例えば、全面白べた
表示)の表示を行う。その後、オペレータが、スイッチ
手段SWを操作する。これにより、表示モード認識処理
が開始される。図5は、図1中のLCDの画面表示の構
成を説明する図であり、図6は図1のディスプレイ装置
の表示モード認識処理を示すフローチャートである。図
5及び図6を参照して、表示モードに対する認識処理を
説明する。LCD30の画面表示モードは、図5に示す
a〜fで規定される。図5において、aは1垂直期間中
の表示開始水平走査線位置、bは1垂直期間中の表示終
了水平走査線位置、cは1垂直期間中の水平走査線の総
本数をそれぞれ示している。図5中のdは1水平期間中
の表示開始ドット位置、fは1水平期間中の総ドット
数、eは1水平期間中の表示終了ドット位置を示してい
る。これら、図5中のa〜fを検出することで、表示モ
ードが認識される。図6に示すステップSTP1〜ステ
ップSTP12が、以下のように順に実施され、表示モ
ード認識に対する処理を完了する。
【0013】まず、スイッチ手段SWがオペレータによ
り押され、ステップSTP1で、CPU80がそのスイ
ッチ手段SWによる割り込みを検出する。その結果、表
示モードに対する認識処理が起動される。ステップST
P2で、CPU80はモード判別部50中のレジスタ5
5をリードする。レジスタ55には、垂直同期信号Vs
yncの1周期中の水平同期信号Hsyncの周期数、
即ち、1垂直期間中の水平走査線の総本数cが格納され
ている。次のステップSTP3で、CPU80はレジス
タ56をリードし、水平同期信号Hsyncの1周期中
のDOTCLK数、即ち1水平期間中の総ドット数fを読込
む。さらにステップSTP4を行い、CPU80はモー
ド認識部70中のレジスタ73の格納データをリード
し、1水平期間中のビデオ信号の有効領域ドット数(e
−d)を読込む。図6中のステップSTP5において、
CPU80はカウンタ51の値をリードし、その値がゼ
ロになるのを待つ。これは、ビデオ信号の走査が、垂直
の帰線期間に成り、カウンタ51がリセットされるのを
待つことを意味している。次に、ステップSTP6で、
カウンタ72が“1”になるのを待ち、“1”になった
後ステップSTP7で、CPU80はカウンタ51の値
をリードする。ステップSTP7により、1垂直期間中
の表示開始位置aが検出される。続いてステップSTP
8で、CPU80は、レジスタ56の格納データをリー
ドする。レジスタ56の格納データは、カウンタ72の
出力が“1”になったことによりカウンタ52のデータ
が格納されている。この値は、1水平期間中の表示開始
ドット位置dに相当する。ステップSTP9において、
CPU80はカウンタ74の値をリードして、その値が
“0”になるのを待つ。即ち、1垂直期間中の表示終了
を待つ。この1垂直期間中の表示終了後のステップST
P10で、CPU80はカウンタ51の値をリードし、
表示終了の水平走査線位置bを検出する。以上のステッ
プSTP1〜ステップSTP10で、表示モードを規定
する図5のa〜fが、検出される。CPU80は、ステ
ップSTP11でこのa〜fにより表示モードの設定を
行う。さらに、CPU80はステップSTP12で、そ
の設定された表示モードの値をプログラムメモリ81上
に登録し、処理を終了する。
【0014】次に、LCD30に対する表示処理につい
て説明する。VRAM描画回路61には、同期回路40
から供給されたDOTCLK、水平同期信号SH、垂直同期信
号SV及び表示有効領域信号SUのタイミングに応じ
て、各VRAM21,22,23に対する表示用信号の
書込みを制御する。VRAM21,22,23から表示
データを読出す場合、まず、LCD制御回路62は競合
部63に対してVRAM21,22,23へのアクセス
を要求し、競合部63からアクセス許可信号を受け取っ
た後、VRAM21,22,23に対するアクセスを行
う。これにより、VRAM21,22,23から表示用
データが読出され、読出されたデータは、一時、ビデオ
バッファ24に格納される。ビデオバッファ24は、L
CD30への表示を途ぎれなくするために設けられたも
のである。例えば、LCD制御回路62が、競合部63
からのVRAM21,22,23に対するアクセス許可
信号を待つ間、ビデオバッファ24に格納さたデータ
が、LCD30へ供給される。LCD30は、ビデオバ
ッファ24からのデータとLCD制御回路62からの同
期信号とに基づき、画面表示を行う。以上のように、本
実施例では、表示有効領域を求めるモード認識部70を
設けているので、ディスプレイ装置に予め設定されてい
ない表示モードが、パーソナルコンピュータ1から送出
された場合、モード判別部50の判別結果と相俟って、
新しい表示モードを認識し、この表示モードを追加登録
できる。そのため、ディスプレイ装置に登録されていな
い表示モードを有するパーソナルコンピュータに対して
も接続可能となる。さらに、予め登録されている表示モ
ードを有する場合でも、パーソナルコンピュータの表示
用信号、水平同期信号Hsync、及び垂直同期信号V
syncのタイミング誤差により、表示モードを判別で
きないケースにも対応できる。即ち、この場合において
も、パーソナルコンピュータ1から入力される表示モー
ドに対して登録を行うことで、画面表示を行える。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (1) 図4には、2個のVCXO43−1,43−2
が示されているが、これらは、パーソナルコンピュータ
等の上位装置の発するクロック信号と同一周波数で発振
しているものであり、2個とは限らない。即ち、パーソ
ナルコンピュータ等の上位装置の発すると想定されるク
ロック信号数に対応する個数のVCXOが使用される。 (2) 本発明のディスプレイ装置に用いられるディス
プレイは、LCDに限定されず、デジタル信号で表示を
行う種々のディスプレイに変更可能である。 (3) ビデオ信号を送出するパーソナルコンピュータ
1は、パーソナルコンピュータでなく、例えば、ビデオ
信号を送出する試験装置等とした場合にも、上記実施例
と同様に、表示モードの認識及び登録を行うことができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、モード認識部を設けたので、ディスプレイ装置に
予め設定されていない表示モードが入力された場合、A
/D変換部の出力のデジタル信号から表示有効領域を検
出し、モード判別部の判別結果と相俟って、新しい表示
モードとして認識でき、この表示モードを追加登録でき
る。そのため、例えば、ディスプレイ装置に登録されて
いない表示モードを有するパーソナルコンピュータに対
しても接続可能となる。さらに、予め登録されている表
示モードを有する場合でも、パーソナルコンピュータの
表示用信号、第1の水平同期信号、及び第1の垂直同期
信号のタイミング誤差により、表示モードを判別できな
いケースにも対応できる。即ち、この場合においても、
パーソナルコンピュータから入力される表示モードに対
して登録を行うことで、画面表示を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すディスプレイ装置の概要
の構成ブロック図である。
【図2】従来のディスプレイ装置を示す構成ブロック図
である。
【図3】図1のディスプレイ装置の内部構成を示す構成
ブロック図である。
【図4】図3中の同期回路40とモード判定部50とモ
ード認識部70の詳細を示す構成ブロック図である。
【図5】画面表示の構成を説明する図である。
【図6】表示モード認識処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 10 A/D変換部 20 ビデオメモリ部 30 ディスプレイ(LCD) 40 同期回路 50 モード判定部 60 メモリ制御部 70 モード認識部 DOTCLK クロック Hsync 第1の水平同期信号 Vsync 第1の垂直同期信号 SH 第2の水平同期信号 SV 第2の垂直同期信号 SU 表示有効領域信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示有効領域を持った第1の水平同期信
    号及び第1の垂直同期信号とアナログの表示用信号とを
    有する入力ビデオ信号中の該アナログの表示用信号をデ
    ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、 前記デジタル信号を格納するビデオメモリ部と、 前記ビデオメモリ部から読出されたデータに基づき画像
    表示を行うディスプレイと、 前記入力ビデオ信号中の第1の水平同期信号及び第1の
    垂直同期信号の位相差と各周期とを検出し、該入力ビデ
    オ信号に対応した表示モードを判別するモード判別部
    と、 前記判別結果に基づき、予め設定され且つ前記第1の水
    平同期信号と第1の垂直同期信号とにそれぞれ同期した
    クロックと第2の水平同期信号と第2の垂直同期信号と
    表示有効領域信号とを送出する同期回路と、 前記クロックと第2の水平同期信号と第2の垂直同期信
    号と前記表示有効領域信号とに基づき、前記ビデオメモ
    リ部に対する格納と読出しを制御するメモリ制御部と
    を、 備えたディスプレイ装置において、 スイッチ手段の制御により動作し、前記デジタル信号か
    ら前記第1の水平同期信号の1周期中の表示有効領域と
    前記第1の垂直同期信号の1周期中の表示有効領域とを
    検出し、かつ該検出結果と前記モード判別部における判
    別結果とに基づき前記入力ビデオ信号の表示モードを認
    識し、該表示モードに応じたクロック、第2の水平同期
    信号、第2の垂直同期信号、及び表示有効領域信号の各
    値を前記予め設定されたクロック、第2の水平同期信
    号、第2の垂直同期信号、及び表示有効領域信号に追加
    して登録するモード認識部を、 設けたことを特徴とするディスプレイ装置。
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