JPH0726167Y2 - タイヤ滑り止め装置の固定具 - Google Patents

タイヤ滑り止め装置の固定具

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JPH0726167Y2
JPH0726167Y2 JP14471789U JP14471789U JPH0726167Y2 JP H0726167 Y2 JPH0726167 Y2 JP H0726167Y2 JP 14471789 U JP14471789 U JP 14471789U JP 14471789 U JP14471789 U JP 14471789U JP H0726167 Y2 JPH0726167 Y2 JP H0726167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のタイヤホイールの前面側から着脱
操作するタイヤ滑り止め装置の固定具に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のタイヤ滑り止め装置としては、例えば実
開昭62−155109号公報および特開昭62−155110号公報に
開示されたものが知られている。この装置は、センタ部
材と、センタ部材から延在する複数の腕部と、腕部に備
えられたスノーチェーンと、滑り止め装置を装着位置か
ら作動位置へ引込むための伸縮装置とから構成され、セ
ンタ部材と腕部とは自動車車輪の一側端面の外側に配置
され、伸縮装置は車輪のリムに連結されて滑り止め装置
を車輪へ装架せしめ、スノーチェーンはタイヤの円周方
向トレッド面の周りに延在し、各腕部はセンタ部材から
外方向にタイヤのトッド面へ向けて進行して車輪のリム
および外側面に沿って延在している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のタイヤ滑り止め装置の伸縮装置は、自動車車輪の
リムに設けられている通気孔に係着するようになってい
るため、既製の自動車車輪のうち、通気孔の位置が適切
でないもの、たとえば軽合金製の自動車車輪の大部分
は、この滑り止め装置を装着することができないという
制約がある。この通気孔の位置が不適切な自動車車輪に
正規でない装着をすると、車両走行中に伸縮部材が外れ
てその機能が低下することになる。
また、このタイヤ滑り止め装置を自動車車輪に装着する
際は、伸縮装置を伸長して車輪リムの通気孔に係着する
のにかなりの大きな力を必要とするため、とくに女性ド
ライバにとっては困難な作業であり、装着に要する時間
も長くなるという問題がある。
この考案は、上記の問題を解決して、既製のすべての型
式、種類の自動車車輪に、容易にかつ短時間で装着およ
び脱着することができるタイヤ滑り止め装置の固定具を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案はの、タイヤのトレ
ッド面を全周にわたって覆うトレッド部材と、トレッド
部材に連結されてタイヤの前面側に放射状に配置される
複数個の腕部材と、各腕部材の端部を支持してタイヤホ
イールに取り付けられる軸部材と、タイヤホイールの前
面側に同軸上に固定されて前記軸部材が取外し自在に取
り付けられる固定部材とを備えたタイヤ滑り止め装置に
おいて、軸部材および固定部材を下記のように構成して
いる。
軸部材は、軸本体の頭部側に取手を設け、底部側に少な
くとも2個の爪を半径方向外側に突出させて設けてあ
り、この軸本体の内部に軸方向に移動自在に操作杆を挿
通している。
操作杆の軸頭側端部には、軸本体の取手の上面に配置し
たレバーにピン結合されており、レバーはピンを支点と
して起伏回動できるようにしてある。
操作杆の軸底側端部には、ストッパが固着してある。こ
のストッパは、軸本体の底部開口端に設けたロック穴に
係止されて中心軸周りの回転を阻止され、かつばねの力
によりその一部がロック穴から軸方向外側に突出してロ
ック位置を保持するようにしてある。
固定部材には、軸部材の軸本体の爪が出入可能な形状を
もつ出入部および軸本体の爪が中心軸周りに回転可能な
爪収容部を有する係止穴と、係止穴に挿入された軸本体
の爪を爪出入部とは位相の異なる位置において係止さ
せ、軸方向の移動を阻止する爪受けと、軸部材の操作杆
のストッパの前記突出部を軸本体の爪が爪受けに係止さ
れた位置において嵌合させ、中心軸周りの回転を阻止す
るロック穴とが設けてある。
上記の軸部材の操作杆のストッパのロック位置における
レバーの起立回動により、ストッパをばねの力に抗して
軸頭部側に移動させた時とき、ストッパの突出部のほぼ
全部が軸本体のロック穴に没入し、ロック解除位置を保
持するようにしてある。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の固定具によりタイヤおよびタイヤ
ホイールに装着されたタイヤ滑り止め装置を示し、第2
図は、第1図のタイヤホイール前面側の子午断面を上半
部について示したものである。
このタイヤ滑り止め装置1は、タイヤ60のトレッド面を
全周にわたって覆うトレッド部材10と、トレッド部材10
に一端が連結されてタイヤ60の前面側に十文字放射状に
配置された4個の腕部材20と、腕部材20の他端を支持す
る腕支持部材30と、腕支持部材30をタイヤホイール70に
同軸上に取り付けた軸部材40と、タイヤホイール70のデ
ィスク部71に固定された固定部材50とにより構成され、
軸部材40が固定部材50にロックされた状態になってい
る。
トレッド部材10は、ゴムまたは合成樹脂により成形され
た適宜個数のトレッドブロック11をチェーン12によって
帯状に繋いだ4組のものが、互いに4個のトレッドガイ
ド13に連結されており、全長がタイヤ60の外周長よりも
やや長く、タイヤ60のトレッド面を全周にわたって覆う
ことができるようになっている。各トレッドガイド13の
一方の側縁には、腕部材20の一端を連結するための柄14
が設けてある。
腕部材20は、適宜強度のばね弾性をもつ1本の線材、た
とえばピアノ線を曲げ加工して音叉形状に成形したもの
であり、一端側に形成された連結部21がトレッドガイド
13の柄14にゆるく連結され、他端側に形成された係止部
(図示省略)が腕支持部材30に設けてある案内係止溝35
に案内支持されており、タイヤ60の半径方向に伸縮でき
るようになっている。
第3図および第4図は、それぞれ軸部材40および固定部
材50を取り外した状態で示した斜視図である。
軸部材40は、第5図ないし第8図に示すように、軸本体
41と操作杆46とにより構成されている。
軸本体41の頭部側には、上面に直径方向の案内溝42を形
成した取手43が設けてあり、底部側には、案内溝42の方
向およびこれに直交する方向に、同一寸法をもって半径
方向外側に十文字状に突出する4個の爪44が設けてあ
る。
操作杆46は、軸本体41の中心側上に設けられている貫通
穴41aに挿通され、軸方向に移動できるようになってい
る。
操作杆46の軸頭側端部は、軸本体41の取手43の案内溝42
に配置したレバー47の一方の端部に近い位置にピン47a
を介して結合されている。レバー47は長さ方向の両端側
が開口する倒立溝形状のものであって、その側壁を案内
溝42の対向面に摺接させてあり、軸本体41の中心軸周り
の回転はできないように係止されているが、ピン47aを
支点として軸本体41の軸方向と直交する方向から軸方向
に向って、ピン結合側とは反対側の端部を起立回動させ
ることができる。
上記レバー47のピン係合側の端面からピン47aの中心ま
での長さL1は、案内溝42の底面とピン47aの中心との間
の長さL2よりも大きくなっている(第5図参照)。
操作杆46の軸底側端部には、正四角柱状のストッパ48が
固着されている。このストッパ48は、対向面が軸本体41
の爪44の突出方向と平行であって、軸本体41の軸底側の
貫通穴41a開口端に設けた正四角形断面のロック穴45
に、一部分が嵌合して軸本体41の中心軸周りの回転を阻
止された状態に係止され、ストッパ48の他の部分はロッ
ク穴45よりも軸方向外側に突出している。この操作杆46
のストッパ48は、圧縮コイルばね49によって軸底部側に
押圧されており、この状態で後述するロック位置を保持
するようになっている。
上記の操作杆46は、レバー47を図示の位置からピン47a
を支点として反時計周りに90度回転して起立させると、
前述したピン47aを中心とするレバー47の端面および案
内溝42の底面までの長さの差(L1−L2)だけ軸頭部側に
移動してストッパ48が引き上げられ、ロック穴45から突
出している突出部48aがロック穴45内に没入してばね49
が圧縮された状態となり、この状態でロック解除位置を
保持するようになっている。ストッパ48が引き上げられ
たときに、突出部48aがロック穴45から僅かに突出して
いるように寸法関係を設定してもよい。
固定部材50は、第4図,第9図および第10図に示すよう
に、円盤状体の外周側に、タイヤホイール取付け用の4
個のボルト穴51が設けてあり、中央部には軸部材40を収
容してロックする係止穴52が設けられている。
固定部材50の係止穴52には、軸本体41の底部側端面とほ
ぼ同一形状・寸法をもち、軸本体41の爪44が出入できる
爪出入部53と、爪出入部53から挿入された軸本体41の爪
44が中心軸周りに回転できる容積をもつ爪収容部54とが
形状されており、隣接する爪出入部53相互間に連接する
部分が爪受け55を形成している。また固定部材50の係止
穴52の底面には、軸部材40の操作杆46のストッパ48が嵌
合可能な寸法の正四角形断面をもつロック穴56が設けら
れている。このロック穴56は、その対角線方向が、係止
穴52の対向する爪出入部53を結ぶ方向と平行になってい
る。
上記の固定部材50は、第2図に示すように、ポルト穴51
の位置をタイヤホイール70のハブナット72の位置に合わ
せ、ボルト73をハブナット72に締着することによって、
タイヤホイール70の前面側に同軸上に取り付けられてい
る。
固定部材50に軸部材40をロックして固定するときの操作
手順は、第11図に示すとおりである。
同図において、固定部材50の係止穴52の爪出入部43およ
びロック穴56の配列方向(位相)は、第9図および第10
図に示した方向と一致している。
まず、同図(a)に示すように、軸部材40の操作杆46の
レバー47を倒伏位置にして取手43を持ち、案内溝42の方
向(軸本体41の対向する一対の爪44の突出方向と同一)
が固定部材50の係止穴52の対向するいずれが一対の爪出
入部53を結ぶ方向と一致するように相互の位相を合わせ
る。この位置で軸本体41を腕支持部材30の穴部36に通
し、同図(b)に示すように、軸本体41の爪44を固定部
材50の係止穴52に爪出入部53を経て挿入し、操作杆46の
ストッパ48を係止穴52の底面に当接させる。次いで、同
図(c)に示すように、軸本体41の爪44が固定部材50の
係止穴52の底面に当接するまで軸本体41を押し込むと、
ばね49が圧縮されて操作杆46のストッパ48の突出部48a
が軸本体41のロック穴45に没入し、レバー47がやや持ち
上げられる。そこで、軸本体41を押し付けた状態を維持
しながら、軸部材40を中心軸周りに45度回転させる(回
転方向は任意)。
これにより、操作杆46のストッパ48が固定部材50のロッ
ク穴56の位相と一致し、ばね43の力で押圧されているス
トッパ48は、同図(d)に示すように突出部48aが固定
部材50のロック穴56に嵌合してロック位置に保持され、
軸部材40は、その中心軸周りの回転が阻止されることに
なる。これと同時に、軸本体41の爪44は、固定部材50の
係止穴52の爪収容部54内で回転して、対向する爪出入部
53を結ぶ方向とは位相が45度異なる爪受け55の位置で係
止され、軸方向の移動を阻止されるため、ロックされた
軸部材40が固定部材50から脱離することがなくなる。
上記の軸部材40のロック時の操作は、軸本体41のレバー
47を起立位置にして行ってもよく、このようにした場合
は、操作杆46のストッパ48と固定部材50のロック穴56と
の位相を一致させた時点で、軸本体41のレバー47を倒伏
回動させればよい。
固定部材50にロックされた軸部材40のロックを解除して
取り除くときの操作手順は、第12図に示すとおりであ
る。
まず、同図(a)に示すように、軸部材40の操作杆46の
レバー47を起立回動して、ストッパ48をばね49の力に抗
して引き上げ、固定部材50のロック穴56に嵌合している
ストッパ48の突出部48aを軸本体41のロック穴45に没入
させて、ロック解除位置に保持する。この状態で、同図
(b)に示すように、軸部材40を中心軸周りに45度回転
させる(回転方向は任意)。
これにより、固定部材50の爪受け55の位置で係止されて
いた軸本体41の爪44が、係止穴52の対向する爪出入部53
を結ぶ方向の位相と一致する位置になる。そこで軸部材
40を引き抜くと、同図(c)に示すように軸本体41の爪
44が固定部材50の係止穴52から脱離する。
この考案のタイヤ滑り止め装置1をタイヤ60およびタイ
ヤホイール70に装着するときは、次のように操作する。
トレッド部材10をタイヤ60の上部側のトレッド面に被
せ、タイヤ60の下部側のトレッド面には接地部の外側を
取り囲むようにトレッド部材10を配置した後、腕部材20
をタイヤ60の前面に押し付けながら、腕支持部材30に設
けてある穴部36に軸部材40を挿通し、あらかじめタイヤ
ホイール70に取り付けられている固定部材50に対して、
軸部材40を前記ロック時の要領でロックして固定する。
この状態で車両をゆるやかに発進してタイヤ60を回転さ
せると、接地部に位置していたタイヤ60の下部が上部に
移動するのに伴って、トレッド面から外れていたトレッ
ド部材10が引き込まれ、トレッド面の全面が自動的にト
レッド部材10により覆われる。
タイヤ60に装着されているトレッド部材10をトレッド面
から取り外すときは、次のように操作する。
軸部材40を前記ロック解除時の要領でロックを解除し
て、固定部材50から引き抜き、タイヤ60の上部側のトレ
ッド面からトレッド部材10を手前に引き出して取り外
す。
この状態で車両を発進してタイヤ60を回転させると、タ
イヤ60の下部側のトレッド面に敷き込まれていたトレッ
ド部材10が自動的にトレッド面から取り外される。
第13図および第14図は、それぞれ軸部材40および固定部
材50の他の実施例を半縦断面で見た斜視図として示した
ものである。
この実施例の軸部材40は、軸本体41のロック穴45と操作
杆46のストッパ48との対角線方向が軸本体41の爪44の突
出方向と平行になっており、固定部材50のロック穴56
は、対向面が係止穴52の対向する爪出入部53を結ぶ方向
と平行になっている点において前述の実施例と相違して
いる。
上記以外の構成については前述の実施例と異なるところ
がなく、ロックおよびロック解除時の操作についても全
く同一であるから、同一構成部分について同一符号を付
すに止め、説明を省略する。
なお、前記各実施例においては、軸部材40の軸本体41の
4個の爪44を十文字状に設けてあるが、この爪44につい
ては少なくとも2個を、たとえば一文字状に設けてあれ
ばよい。
固定部材50の係止穴52の爪出入部53については、必ずし
も軸本体41の爪44の個数と同数にする必要はない。
また、軸本体41の爪44の突出方向とロック穴45の配置方
向との位相関係、固定部材50の係止穴52の対向する爪出
入部53を結ぶ方向とロック穴56の配置方向との位相関係
については、前記実施例に限定されるものではなく、任
意の方向を選定することができる。
さらに、前記実施例においては、軸部材40が腕支持部材
30とは別体のものとなっているが、軸部材40の軸本体41
を腕支持部材30に非分離状に組み付けて一体にしたもの
を使用してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、タイヤホイー
ルの前面側に取り付けてある固定部材に、腕部材の一端
を支持する軸部材を挿入し、軸部材を押し付けた状態で
中心軸周りに所定角度回転することにより、自動的にロ
ック状態になって中心軸周りの回転と軸方向の移動とが
阻止され、固定部材にロックされた軸部材は、レバーを
起立回動した状態で所定角度回転することにより、ロッ
ク状態が解除され、手前側に引き抜いて取り除くことが
できるようにしてある。このため、片手操作で簡単にタ
イヤ滑り止め装置の装着および取り外しをすることが可
能となり、大きな力を必要としないから、女性ドライバ
によっても容易に取り扱いができる固定具として使用す
ることが可能となる。
また、この考案によれば、タイヤホイールに通気孔が設
けてあるか否かには関係なく、既製のすべての型式、種
類のタイヤホイールに取り付けることができるから、適
用範囲が広く、実用性の高いタイヤ滑り止め装置の固定
具が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の固定具により装着されたタイヤ滑
り止め装置を示す斜視図、第2図は、第1図のタイヤホ
イール前面側の上半部を示す断面図、第3図および第4
図は、それぞれ軸部材および固定部材の実施例を示す斜
視図、第5図は軸部材の縦断面図、第6図は軸本体の右
半部を断面で示す側面図、第7図は軸本体の頭部側の端
面図、第8図は軸本体の底部側の端面図、第9図は固定
部材の下半部の平面図、第10図は固定部材の右半部を断
面で示す側面図、第11図は、軸部材のロック時の操作手
順を示す縦断側面図、第12図は、軸部材のロック解除時
の操作手順を示す縦断側面図、第13図および第14図は、
それぞれ軸部材および固定部材の他の実施例を半縦断面
で示す斜視図である。 図中、1はタイヤ滑り止め装置、10はトレッド部材、20
は腕部材、40は軸部材、41は軸本体、43は取手、44は
爪、45はロック穴、46は操作杆、47はレバー、47aはピ
ン、48はストッパ、48aはストッパの突出部、49はば
ね、50は固定部材、52は係止穴、53は爪出入部、54は爪
収容部、55は爪受け、56はロック穴、60はタイヤ、70は
タイヤホイールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤのトレッド面を全周にわたって覆う
    トレッド部材と、トレッド部材に連結されてタイヤの前
    面側に放射状に配置される複数個の腕部材と、各腕部材
    の端部を支持してタイヤホイールに取り付けられる軸部
    材と、タイヤホイールの前面側に同軸上に固定されて前
    記軸部材が取外し自在に取り付けられる固定部材とを備
    えたタイヤ滑り止め装置において、前記軸部材は、軸頭
    部側に取手を、軸底部側に半径方向外側に突出する少な
    くとも2個の爪をそれぞれ設けた軸本体と、軸本体の内
    部に軸方向に移動自在に挿通された操作杆とを有し、操
    作杆の軸頭側端部には、軸本体の取手の上面に配置した
    レバーがピンを支点として起伏回動自在に結合され、操
    作杆の軸底側端部には、軸本体の底部開口端に設けたロ
    ック穴に係止されて中心軸周りの回転を阻止され、かつ
    ばねの力によりその一部がロック穴から軸方向外側に突
    出してロック位置を保持するストッパが固着され、前記
    固定部材には、軸部材の軸本体の爪が出入可能な形状を
    もつ爪出入部および軸本体の爪が中心軸周りに回転可能
    な爪収容部を有する係止穴と、係止穴に挿入された軸本
    体の爪を爪出入部とは位相の異なる位置において係止さ
    せ、軸方向の移動を阻止する爪受けと、軸部材の操作杆
    のストッパの前記突出部を軸本体の爪が爪受けに係止さ
    れた位置において嵌合させ、中心軸周りの回転を阻止す
    るロック穴とが設けられ、固定部材にロックされた軸部
    材の操作杆のレバーの起立回動により、操作杆のストッ
    パをばねの力に抗して軸頭部側に移動させたとき、スト
    ッパの突出部のほぼ全部が軸本体のロック穴に没入し、
    ロック解除位置を保持する構成としたことを特徴とする
    タイヤ滑り止め装置の固定具。
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