JPH07261154A - 液晶表示装置のコントラスト制御装置 - Google Patents

液晶表示装置のコントラスト制御装置

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Publication number
JPH07261154A
JPH07261154A JP4911294A JP4911294A JPH07261154A JP H07261154 A JPH07261154 A JP H07261154A JP 4911294 A JP4911294 A JP 4911294A JP 4911294 A JP4911294 A JP 4911294A JP H07261154 A JPH07261154 A JP H07261154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
voltage
display device
crystal display
contrast
Prior art date
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Pending
Application number
JP4911294A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kogure
一也 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4911294A priority Critical patent/JPH07261154A/ja
Publication of JPH07261154A publication Critical patent/JPH07261154A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度センサ等の特別な素子を用いることな
く、温度変化に応じて液晶表示装置のコントラストを精
度良く制御する。 【構成】 バックライトを構成する螢光管2に流れる管
電流Iを管電流検出用抵抗4により検出し、差動増幅器
6によって検出された管電流Iに対応する電圧VSを取
り出し、この電圧にコントラスト調整用の手動操作ボリ
ュームからの電圧VRを加算して、この加算電圧VAを
増幅した電圧VDを液晶表示装置1に液晶駆動電圧とし
て供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックライトを備えた
液晶表示装置に係わり、該表示装置のコントラストを制
御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置のコントラストは、温度に
より変化することがよく知られており、快適なコントラ
ストを得るためには液晶表示装置の温度によりコントラ
ストの調整を行う必要がある。
【0003】そこで、従来は、特開平5−289644
号公報に開示されているように、液晶表示パネルにサー
ミスタ等の温度センサを取り付け、このセンサ出力に基
づきコントラストの制御を行っていた、
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法で
は、まず、第1に、温度を測定するためにセンサという
特別の素子を必要とするという課題がある。また、液晶
表示装置自身の温度分布は不均一な分布をするため、温
度センサの取り付け位置によって検出温度に大きな差異
が出てしまう。
【0005】更には、液晶表示装置の温度は、バックラ
イトからの輻射熱による影響が支配的であるが、センサ
が検出する温度は室温により左右させてしまうため、セ
ンサ出力に基づくコントラスト調整は効果的にもあまり
好ましいものではなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、バックライト
を備えた液晶表示装置において、該バックライトを構成
する螢光管に流れる管電流を検出する検出手段と、該検
出手段で検出された管電流に対応する電圧を取り出す差
動増幅器と、コントラスト調整用の手動操作手段と、該
手動操作手段からのコントラスト調整用電圧に前記差動
増幅器の出力電圧を加算して該加算電圧を前記液晶表示
装置に液晶駆動電圧として供給することにより、上記課
題を解決するものである。
【0007】また、本発明においては、前記検出手段を
螢光管に直列に接続された抵抗として、前記差動増幅器
によって該抵抗の両端の電圧を取り出すようにすること
ができる。
【0008】
【作用】本発明では、温度変化に伴ってバックライトを
構成する螢光管の管電流が変化し、その変化に応じた電
圧が差動増幅器から取り出され、この電圧が手動操作手
段からのコントラスト調整用電圧に加算され、この加算
電圧が液晶駆動電圧として液晶表示装置に供給されるの
で、温度変化に応じた電圧により液晶表示装置が駆動さ
れることとなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成を示す回路図で
あり、1は液晶表示装置、2は液晶表示装置1の背後か
ら液晶表示装置を照明するバックライトとしての螢光管
であって、3は螢光管2を駆動するインバータである。
【0010】インバータ3の+端子は螢光管2の一端に
接続され、−端子は螢光管2の他端に接続され、これに
よって螢光管2に管電流Iが流れる。本実施例では、こ
の管電流Iを検出するために螢光管2に直列に管電流検
出用抵抗4を挿入しており、検出用抵抗4の一端が整流
回路5を介して差動増幅器6の+端子に接続され、検出
用抵抗4の他端は抵抗7を介して−端子に接続されてい
る。そして、検出用抵抗4と抵抗7の接続点は接地され
ている。
【0011】液晶表示装置1には、従来と同様、コント
ラスト調整用の手動操作ボリューム8が設けられてお
り、手動操作ボリューム8からの出力電圧VRは加算回
路9の第2端子に入力され、加算回路9の第1端子には
差動増幅器6の出力電圧VSが入力され、加算回路9に
よって両電圧VRとVSが加算される。そして、加算電
圧VAは後段の反転増幅器10により増幅され、増幅さ
れた電圧が液晶駆動電圧VDとして液晶表示装置1に入
力される。
【0012】ここで、液晶表示装置1は、温度が上がる
と画面が明るくなり、温度が下がると画面が暗くなる性
質を有し、且つ、入力される液晶駆動電圧VDが高くな
るとコントラストが下がって画面が暗くなり、逆に、液
晶駆動電圧VDが低くなるとコントラストが上がって画
面が明るくなる構成である。
【0013】次に、本実施例の動作を図2,図3の特性
図を参照しながら詳しく説明する。螢光管2を流れる管
電流Iは、図2に示すように、電源の投入後、時間と共
に徐々に上昇し、所定の値になると変化が止まり定常状
態になる。また、管電流Iとバックライトの温度との関
係は図3に示すようにほぼ比例関係にあり、液晶表示装
置の温度はこのバックライトからの輻射熱により最も影
響を受ける。
【0014】つまり、液晶表示装置のコントラスト調整
を全く行わない場合には、管電流Iが小さいときは、液
晶表示装置1の温度は余り高くないので画面は暗いが、
時間と共に管電流Iが上昇すると、液晶表示装置1の温
度も上昇し、液晶表示装置1の画面は次第に明るくなっ
てくる。その後はほぼ一定の温度で定常状態になるの
で、画面の明るさも余り変化しなくなってくる。
【0015】ところが、本実施例においては、電源の投
入直後、管電流Iが小さいときはそれに対応して得られ
る差動増幅器6からの出力電圧VSも低く、このため、
加算電圧VAも低い。従って、液晶表示装置1には比較
的低い駆動電圧VDが入力されることとなり、これによ
って、コントラストを上げ暗い画面を明るくするように
働く。その後、管電流Iが上昇するとこれに伴って駆動
電圧VDも上昇し、このため、明るくなり過ぎようとす
る画面のコントラストを下げ、画面を暗くするように働
く。従って、温度変化に応じたコントラスト制御が可能
になる。
【0016】
【発明の効果】本発明では、温度センサ等温度を測定す
るための特別な素子が必要なくなるので、構成が簡単に
なると共にコスト的に有利になる。また、センサの取り
付け位置による検出温度のバラツキが無く、しかも、液
晶表示装置の温度にもっとも影響を与えるバックライト
の温度変化に応じてコントラストの調整が行われるの
で、精度的にも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図2】図2は本発明の実施例における管電流Iと時間
との関係を示す特性図である。
【図3】図3は本発明の実施例における管電流Iと温度
との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 螢光管 3 インバータ 4 管電流検出用抵抗 5 整流回路 6 差動増幅器 8 コントラスト調整用手動操作ボリューム 9 加算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライトを備えた液晶表示装置にお
    いて、該バックライトを構成する螢光管に流れる管電流
    を検出する検出手段と、該検出手段で検出された管電流
    に対応する電圧を取り出す差動増幅器と、コントラスト
    調整用の手動操作手段と、該手動操作手段からのコント
    ラスト調整用電圧に前記差動増幅器の出力電圧を加算し
    て該加算電圧を前記液晶表示装置に液晶駆動電圧として
    供給することを特徴とした液晶表示装置のコントラスト
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は螢光管に直列に接続され
    た抵抗であり、前記差動増幅器は該抵抗の両端の電圧を
    取り出すことを特徴とした請求項1記載の液晶表示装置
    のコントラスト制御装置。
JP4911294A 1994-03-18 1994-03-18 液晶表示装置のコントラスト制御装置 Pending JPH07261154A (ja)

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JP4911294A JPH07261154A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 液晶表示装置のコントラスト制御装置

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JP4911294A JPH07261154A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 液晶表示装置のコントラスト制御装置

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JPH07261154A true JPH07261154A (ja) 1995-10-13

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ID=12821992

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JP4911294A Pending JPH07261154A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 液晶表示装置のコントラスト制御装置

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JP (1) JPH07261154A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001117070A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示制御装置
KR100354257B1 (ko) * 2000-04-28 2002-09-28 삼성에스디아이 주식회사 액정표시장치의 콘트라스트 조절회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001117070A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示制御装置
KR100354257B1 (ko) * 2000-04-28 2002-09-28 삼성에스디아이 주식회사 액정표시장치의 콘트라스트 조절회로

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