JPH07261151A - 液晶パネル周辺駆動回路 - Google Patents

液晶パネル周辺駆動回路

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JPH07261151A
JPH07261151A JP6049540A JP4954094A JPH07261151A JP H07261151 A JPH07261151 A JP H07261151A JP 6049540 A JP6049540 A JP 6049540A JP 4954094 A JP4954094 A JP 4954094A JP H07261151 A JPH07261151 A JP H07261151A
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JP
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electrode
liquid crystal
crystal panel
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shift register
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Application number
JP6049540A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
Keiji Nagae
慶治 長江
Yuji Mori
祐二 森
Kazuhiro Kuwabara
和広 桑原
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G T C KK
GTC KK
Original Assignee
G T C KK
GTC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動すべき液晶パネルが大面積化、高精細化
しても、低消費電力で充分な表示特性を得る。 【構成】 走査データDn-1をシフトクロックに同期し
てシフトするシフトレジスタ1n〜1n+3と、同期信号S
SYに同期して、シフトレジスタ1n〜1n+3の走査データ
n〜Dn+3を一時保持するラッチ2n〜2n+3と、ラッチ
n〜2n+3の出力データを増幅し、液晶パネルの対応す
る走査電極を駆動する電極駆動電圧として出力する出力
回路3n〜3n+3とを設ける。電源スイッチ4n〜4
n+3は、前段のシフトレジスタ1n-1〜1n+2の走査デー
タDn+1〜Dn+2の立ち上がりでオン状態とされて電源バ
スライン5から出力回路3n〜3n+3に電源を供給すると
ともに、後段のシフトレジスタ1n+1〜1n+4の走査デー
タDn+1〜Dn+4の立ち上がりでオフ状態とされて電源バ
スライン5から出力回路3n〜3n+3への電源の供給を停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大面積の平面ディスプ
レイとして用いられる、薄膜トランジスタ(TFT)を
スイッチング素子として使用したアクティブマトリクス
型の液晶パネルを駆動する液晶パネル周辺駆動回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、TFTをスイッチング素子と
して使用したアクティブマトリクス型の液晶パネルにつ
いて、多くの研究、開発がなされている。TFTを使用
したアクティブマトリクス型の液晶パネルは、液晶材料
が第1の基板と第2の基板とによって狭持されたもので
ある。第1の基板は、ガラス基板等の透明絶縁基板上に
複数の走査電極と複数の信号電極とが互いに直交するよ
うに行方向および列方向にそれぞれ設けられたものであ
り、走査電極と信号電極とのマトリックス交点部の各画
素には、TFTおよび表示電極がそれぞれ配置されてい
る。そして、TFTは、対応する走査電極、信号電極お
よび表示電極とそれぞれ接続されている。また、第2の
基板は、ガラス基板等の透明絶縁基板上に対向電極が形
成されている。
【0003】ところで、最近、TFTとして、多結晶シ
リコン(以下、p−Siという)を用いたp−SiTF
Tが有望視されている。p−SiTFTは、アモルファ
スシリコンを用いたTFTに比べて、電界効果移動度が
約30cm2/Vsと高いので、大面積、高解像度の液
晶ディスプレイを実現するために有用である。また、p
−SiTFTは、このように電界効果移動度が高いた
め、液晶表示パネルを駆動するための液晶パネル周辺駆
動回路にも用いることができる。したがって、p−Si
TFTを用いることにより、液晶表示パネルと液晶パネ
ル周辺駆動回路とを同一基板上に構成することができ、
液晶表示パネルと液晶パネル周辺駆動回路とからなる液
晶ディスプレイを小型化および低価格化することができ
る。
【0004】このようなp−SiTFTの製造方法につ
いては、テクニカルダイジェストオブエスアイディ84
の第316頁から第319頁に開示されている。この製
造方法は、基板上に活性層としてp−Si層を形成する
ために、まず、500゜Cに加熱された基板上に減圧C
VD法を用いてSi層を成膜した後、窒素雰囲気中にお
いて上記Si層を600゜Cで焼成することにより、結
晶性を向上させたp−Si層を基板上に形成する。
【0005】次に、p−Si層をフォトエッチングする
ことにより、所定のパターンを形成した後、そのパター
ン化されたp−Si層上に、ゲートSi層、層間絶縁用
SiO2層、走査電極、信号電極および表示電極等を、
順次常圧CVD法や減圧CVD法等を用いた成膜とパタ
ーンニングとをそれぞれ繰り返し行うことにより形成す
る。このような処理を施すことにより、高電界効果移動
度のp−SiTFTを作製することができるので、この
p−SiTFTからなるp−SiTFT液晶表示パネル
が実現できる。
【0006】また、p−SiTFTからなる液晶パネル
周辺駆動回路の製造方法については、エクステンデット
アブストラクツオブ19回コンファレンスオンソリッド
ステートデバイシスアンドマテリアルズの第55頁から
第58頁に開示されている。上記文献によれば、しきい
値電圧6.2V、電界効果移動度37cm2/Vsのn
型のp−Siによって作製されたp−SiTFTを用い
て、走査電極側および信号電極側の液晶パネル周辺駆動
回路を構成することにより、100kHzのクロックで
動作する走査回路が試作されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の液晶パネル周辺駆動回路は、多段の回路が直列に接
続され構成されているので、駆動すべき液晶パネルが大
面積化すると、その出力負荷が増大し、また、液晶パネ
ルが高精細化すると、回路の段数が増加するため、結果
として、その消費電力が増大してしまうという問題があ
った。本発明は、このような背景の下になされたもの
で、駆動すべき液晶パネルが大面積化、高精細化して
も、低消費電力で充分な表示特性を得ることができる液
晶パネル周辺駆動回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の走査電極と該複数の走査電極と交差する複数の信
号電極とが設けられた液晶パネルの、前記複数の走査電
極を走査データにより順次走査するとともに、前記複数
の信号電極へ画像データを供給して前記液晶パネルを駆
動する液晶パネル周辺駆動回路において、前記走査デー
タ、あるいは前記画像データを所定周期のシフトクロッ
クに同期してシフトして順次次段に供給する縦続接続さ
れた複数のシフトレジスタと、各シフトレジスタに対応
して設けられ、同期信号に同期して、対応するシフトレ
ジスタから出力される走査データ、あるいは画像データ
を一時保持する複数のラッチと、各ラッチに対応して設
けられ、対応するラッチの出力データを増幅し、前記液
晶パネルの対応する走査電極、あるいは信号電極を駆動
する電極駆動電圧として出力する複数の出力手段とを有
し、1個のシフトレジスタおよびそれに対応するラッ
チ、出力手段は、1段の電極駆動手段を構成し、複数段
の電極駆動手段のうちのある段の電極駆動手段の電極駆
動電圧によって対応する走査電極、あるいは信号電極を
駆動する時には、当該電極駆動手段へ電源を供給すると
ともに、他の段の電極駆動手段への電源の供給を制限す
る電源供給手段を具備することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記電源供給手段は、当該電極駆動手段の
前段の電極駆動手段のシフトレジスタの出力データに基
づいて、当該電極駆動手段への電源の供給を開始すると
ともに、当該電極駆動手段の後段の電極駆動手段のシフ
トレジスタの出力データに基づいて、当該電極駆動手段
への電源の供給を停止することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、複数の走査電極と
該複数の走査電極と交差する複数の信号電極とが設けら
れた液晶パネルの、前記複数の走査電極を走査データに
より順次走査するとともに、前記複数の信号電極へ画像
データを供給して前記液晶パネルを駆動する液晶パネル
周辺駆動回路において、前記走査データ、あるいは前記
画像データを所定周期のシフトクロックに同期してシフ
トして順次次段に供給する縦続接続された複数のシフト
レジスタと、各シフトレジスタに対応して設けられ、同
期信号に同期して、対応するシフトレジスタから出力さ
れる走査データ、あるいは画像データを一時保持する複
数のラッチと、各ラッチに対応して設けられ、対応する
ラッチの出力データを増幅し、前記液晶パネルの対応す
る走査電極、あるいは信号電極を駆動する電極駆動電圧
として出力する複数の出力手段とを有し、1個のシフト
レジスタおよびそれに対応するラッチ、出力手段は、1
段の電極駆動手段を構成し、1フレーム分の画像を前記
液晶パネルに表示する際に、フレームの開始を示すフレ
ーム開始信号に基づいて、複数段の電極駆動手段のすべ
てへの電源の供給を開始するとともに、複数段の電極駆
動手段のうちのある段の電極駆動手段の電極駆動電圧に
よって対応する走査電極、あるいは信号電極を駆動する
時には、当該電極駆動手段のシフトレジスタの出力デー
タに基づいて、当該電極駆動手段の前段の電極駆動手段
への電源の供給を停止する電源供給手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、複数の走査電極と
該複数の走査電極と交差する複数の信号電極とが設けら
れた液晶パネルの、前記複数の走査電極を走査データに
より順次走査するとともに、前記複数の信号電極へ画像
データを供給して前記液晶パネルを駆動する液晶パネル
周辺駆動回路において、前記走査データ、あるいは前記
画像データを所定周期のシフトクロックに同期してシフ
トして順次次段に供給する縦続接続された複数のシフト
レジスタと、各シフトレジスタに対応して設けられ、同
期信号に同期して、対応するシフトレジスタから出力さ
れる走査データ、あるいは画像データを一時保持する複
数のラッチと、各ラッチに対応して設けられ、対応する
ラッチの出力データを増幅し、前記液晶パネルの対応す
る走査電極、あるいは信号電極を駆動する電極駆動電圧
として出力する複数の出力手段とを有し、1個のシフト
レジスタおよびそれに対応するラッチ、出力手段は、1
段の電極駆動手段を構成するとともに、所定段ずつブロ
ック分けされ、複数のブロックのうちのあるブロックの
所定段の電極駆動手段の電極駆動電圧によって対応する
走査電極、あるいは信号電極を駆動する時には、当該ブ
ロックの所定段の電極駆動手段へ電源を供給するととも
に、他のブロックの電極駆動手段への電源の供給を制限
する電源供給手段を具備することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数段の電極駆
動手段のうちのある段の電極駆動手段の電極駆動電圧に
よって対応する走査電極、あるいは信号電極を駆動する
時には、電源供給手段は、当該電極駆動手段へ電源を供
給するとともに、他の段の電極駆動手段への電源の供給
を制限する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、複数段の電極駆動手段のうちのある
段の電極駆動手段の電極駆動電圧によって対応する走査
電極、あるいは信号電極を駆動する時には、電源供給手
段は、当該電極駆動手段の前段の電極駆動手段のシフト
レジスタの出力データに基づいて、当該電極駆動手段へ
の電源の供給を開始するとともに、当該電極駆動手段の
後段の電極駆動手段のシフトレジスタの出力データに基
づいて、当該電極駆動手段への電源の供給を停止する。
【0014】請求項3記載の発明によれば、電源供給手
段は、1フレーム分の画像を液晶パネルに表示する際
に、フレーム開始信号に基づいて、複数段の電極駆動手
段のすべてへの電源の供給を開始する。そして、電源供
給手段は、複数段の電極駆動手段のうちのある段の電極
駆動手段の電極駆動電圧によって対応する走査電極、あ
るいは信号電極を駆動する時には、当該電極駆動手段の
シフトレジスタの出力データに基づいて、当該電極駆動
手段の前段の電極駆動手段への電源の供給を停止する。
【0015】請求項4記載の発明によれば、電源供給手
段は、複数のブロックのうちのあるブロックの所定段の
電極駆動手段の電極駆動電圧によって対応する走査電
極、あるいは信号電極を駆動する時には、当該ブロック
の所定段の電極駆動手段へ電源を供給するとともに、他
のブロックの電極駆動手段への電源の供給を制限する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例による走査
電極駆動回路の構成を表すブロック図である。この走査
電極駆動回路は、液晶パネル(図示略)の走査電極を駆
動するものであり、液晶パネルの信号電極を駆動する信
号電極駆動回路(図示略)とともに液晶パネル周辺駆動
回路を構成する。
【0017】図1において、シフトレジスタ1n〜1n+3
は、それぞれ前段のシフトレジスタ1n-1〜1n+2から供
給される走査データDn-1〜Dn+2を、図示せぬシフトク
ロック発生回路から供給される所定周期のシフトクロッ
クに同期してシフトし、走査データDn〜Dn+3として出
力し、順次次段のシフトレジスタ1n+1〜1n+4に供給す
る。走査データDn〜Dn+3は、液晶パネルの対応する走
査電極が選択された場合に”H”レベル、選択されなか
った場合に”L”レベルとなるデータである。ラッチ2
n〜2n+3は、図示せぬ制御回路から供給される同期信号
SYに同期して、それぞれシフトレジスタ1n〜1n+3
ら出力される走査データDn〜Dn+3を取り込み、次に同
期信号SSYが供給されるまで保持しつつ、出力し続け
る。
【0018】出力回路3n〜3n+3は、それぞれラッチ2
n〜2n+3の出力データを、その電圧電流駆動能力が液晶
パネルの対応する走査電極を駆動するのに必要なレベル
となるように増幅して走査電極駆動電圧として出力し、
対応する走査電極に印加する。出力回路3n〜3n+3のそ
れぞれの電源供給端には、それぞれ電源スイッチ4n
n+3の一端が接続されている。電源スイッチ4n〜4
n+3は、それぞれTFTからなるトランジスタスイッチ
によって構成されており、それぞれの他端は、電源バス
ライン5に接続されている。
【0019】電源スイッチ4n〜4n+3は、それぞれ前段
のシフトレジスタ1n-1〜1n+2から出力される走査デー
タDn+1〜Dn+2の立ち上がりでオン状態とされて電源バ
スライン5から出力回路3n〜3n+3に電源を供給すると
ともに、それぞれ後段のシフトレジスタ1n+1〜1n+4
ら出力される走査データDn+1〜Dn+4の立ち上がりでオ
フ状態とされて電源バスライン5から出力回路3n〜3
n+3への電源の供給を停止するように構成されている。
【0020】次に、図1に示す走査電極駆動回路の動作
について図2を参照して説明する。まず、シフトレジス
タ1nに走査データDn-1が供給されると、シフトレジス
タ1nは、その走査データDn-1を、図示せぬシフトクロ
ック発生回路から供給される所定周期のシフトクロック
に同期してシフトし、図2(1)に示す走査データDn
として出力し、シフトレジスタ1n+1に供給する。走査
データDnは、図2(1)に示すように、時刻taに立ち
上がり、時刻tbに立ち下がるデータである。これによ
り、電源スイッチ4n+1は、時刻taに、シフトレジスタ
nから出力される走査データDnの立ち上がりでオン状
態とされて電源バスライン5から出力回路3n +1への電
源の供給を開始する。
【0021】次に、シフトレジスタ1n+1は、シフトレ
ジスタ1nから供給された走査データDnを、図示せぬシ
フトクロック発生回路から供給される所定周期のシフト
クロックに同期してシフトし、図2(2)に示す走査デ
ータDn+1として出力し、シフトレジスタ1n+2に供給す
る。ラッチ2n+1は、図示せぬ制御回路から供給される
同期信号SSYに同期して、シフトレジスタ1n+1から出
力された走査データDn +1を取り込み、次に同期信号S
SYが供給されるまで保持しつつ、出力し続ける。
【0022】これにより、出力回路3n+1は、電源バス
ライン5から電源が供給されているので、ラッチ2n+1
の出力データを、その電圧電流駆動能力が液晶パネルの
対応する走査電極を駆動するのに必要なレベルとなるよ
うに増幅して走査電極駆動電圧として出力し、対応する
走査電極に印加する。
【0023】次に、シフトレジスタ1n+2は、シフトレ
ジスタ1n+1から供給された走査データDn+1を、図示せ
ぬシフトクロック発生回路から供給される所定周期のシ
フトクロックに同期してシフトし、図2(3)に示す走
査データDn+2として出力し、シフトレジスタ1n+3に供
給する。これにより、電源スイッチ4n+1は、時刻t
cに、シフトレジスタ1n+2から出力された走査データD
n+2の立ち上がりでオフ状態とされて電源バスライン5
から出力回路3n+1への電源の供給を停止する。これに
より、出力回路3n+1は、その動作が停止し、対応する
走査電極への走査電極駆動電圧の印加を停止する。
【0024】なお、他の段のシフトレジスタ1、ラッチ
2、出力回路3および電源スイッチ4の動作も上述した
シフトレジスタ1n〜1n+2、ラッチ2n+1、出力回路3
n+1および電源スイッチ4n+1の動作と同様であるので、
その説明を省略する。また、図示せぬ信号電極駆動回路
の構成および動作のうち、液晶パネルの信号電極に印加
する信号電極駆動電圧を出力する出力回路への電源の供
給に関しては、上述した走査電極駆動回路の構成および
動作とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
【0025】以上説明したように、上述した第1の実施
例によれば、各出力回路3は、前段のシフトレジスタ1
から出力される走査データDが”H”レベルになった
後、後段のシフトレジスタ1から出力される走査データ
Dが”H”レベルになる期間だけ電源が供給され、他の
期間は電源が供給されないので、出力回路3における消
費電力が従来に比べて削減される。これにより、液晶パ
ネル周辺駆動回路全体の消費電力も従来に比べて大幅に
削減される。
【0026】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例による走査電極駆動
回路の構成を表すブロック図である。この走査電極駆動
回路も、上述した第1の実施例と同様、液晶パネル(図
示略)の走査電極を駆動するものであり、液晶パネルの
信号電極を駆動する信号電極駆動回路(図示略)ととも
に液晶パネル周辺駆動回路を構成する。
【0027】図3において、図1の各部に対応した部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図3にお
いては、シフトレジスタ1n、ラッチ2nおよび出力回路
nは、1段の走査電極駆動回路を構成し、以下同様で
あり、また、シフトレジスタ1n〜1n+2、ラッチ2n
n+2および出力回路3n〜3n+2は、回路ブロック6m
構成し、シフトレジスタ1n+3〜1n+5、ラッチ2n+3
n+5および出力回路3n+3〜3n+5は、回路ブロック6
m+1を構成し、シフトレジスタ1n+6〜1n+8、ラッチ2
n+ 6〜2n+8および出力回路3n+6〜3n+8は、回路ブロッ
ク6m+2を構成しており、以下同様である。すなわち、
この第2の実施例においては、3段の走査電極駆動回路
で1つの回路ブロック6を構成している。
【0028】回路ブロック6mの出力回路3n〜3n+2
それぞれの電源供給端には、電源供給ライン7mを介し
て電源スイッチ8mの一端が接続され、回路ブロック6
m+1の出力回路3n+3〜3n+5のそれぞれの電源供給端に
は、電源供給ライン7m+1を介して電源スイッチ8m+1
一端が接続され、回路ブロック6m+2の出力回路3n+6
n+8のそれぞれの電源供給端には、電源供給ライン7
m+2を介して電源スイッチ8m+2の一端が接続されてい
る。電源スイッチ8m〜8m+2は、それぞれTFTからな
るトランジスタスイッチによって構成されており、それ
ぞれの他端は、電源バスライン9に接続されている。
【0029】電源スイッチ8m〜8m+2は、それぞれ1つ
前の回路ブロック6m-1〜6m+1の最終段のシフトレジス
タ1n-1,1n+2,1n+5からそれぞれ出力される走査デ
ータDn-1,Dn+2,Dn+5の立ち上がりでオン状態とさ
れ、それぞれ電源バスライン9から電源供給ライン7m
〜7m+2を介して出力回路3n〜3n+2,3n+3〜3n+5
n+ 6〜3n+8に電源を供給するとともに、それぞれ1つ
後ろの回路ブロック6m+ 1〜6m+3の初段のシフトレジス
タ1n+3,1n+6,1n+9からそれぞれ出力される走査デ
ータDn+3,Dn+6,Dn+9の立ち上がりでオフ状態とさ
れ、それぞれ電源バスライン9から電源供給ライン7m
〜7m+2を介して出力回路3n〜3n+2,3n+ 3〜3n+5
n+6〜3n+8に供給されていた電源の供給を停止するよ
うに構成されている。
【0030】次に、図3に示す走査電極駆動回路の動作
について図4を参照して説明する。まず、回路ブロック
mの電源スイッチ8mは、図4(12)に示すように、
時刻taに、1つ前の回路ブロック6m-1の最終段のシフ
トレジスタ1n-1から出力された走査データDn-1(図4
(1)参照)の立ち上がりでオン状態とされ、電源バス
ライン9から電源供給ライン7mを介して回路ブロック
mの出力回路3n〜3n+2へ電源を供給し始める。図4
(12)は、電源スイッチ8mに印加される電源スイッ
チ制御電圧VSWmを表している。
【0031】回路ブロック6mのシフトレジスタ1n〜1
n+2は、それぞれ前段のシフトレジスタ1n-1〜1n+1
ら供給された走査データDn-1〜Dn+1を、図示せぬシフ
トクロック発生回路から供給される所定周期のシフトク
ロックに同期してシフトし、図2(2)〜(4)に示す
走査データDn〜1n+2として出力し、それぞれ後段のシ
フトレジスタ1n+1〜1n+3に供給する。ラッチ2n〜2
n+2は、図示せぬ制御回路から供給される同期信号SSY
に同期して、シフトレジスタ1n〜1n+2から出力された
走査データDn〜1n+2を取り込み、次に同期信号SSY
供給されるまで保持しつつ、出力し続ける。
【0032】これにより、出力回路3n〜3n+2は、電源
バスライン9から電源供給ライン7mを介して電源が供
給されているので、ラッチ2n〜3n+2の出力データを、
その電圧電流駆動能力が液晶パネルの対応する走査電極
を駆動するのに必要なレベルとなるように増幅して走査
電極駆動電圧として出力し、対応する走査電極にそれぞ
れ印加する。
【0033】次に、回路ブロック6m+1のシフトレジス
タ1n+3は、シフトレジスタ1n+2から供給された走査デ
ータDn+2を、図示せぬシフトクロック発生回路から供
給される所定周期のシフトクロックに同期してシフト
し、図4(5)に示す走査データDn+3として出力し、
シフトレジスタ1n+4に供給する。これにより、回路ブ
ロック6mの電源スイッチ8mは、図4(12)に示すよ
うに、時刻tcに、1つ後ろの回路ブロック6m+1の初段
のシフトレジスタ1n+3から出力された走査データDn+3
の立ち上がりでオフ状態とされ、電源バスライン9から
電源供給ライン7mを介して回路ブロック6mの出力回路
n〜3n+2に供給されていた電源の供給を停止する。こ
れにより、出力回路3n〜3n+2は、それぞれの動作が停
止し、対応する走査電極への走査電極駆動電圧の印加を
停止する。
【0034】なお、他のシフトレジスタ1、ラッチ2、
出力回路3および電源スイッチ8の動作も上述したシフ
トレジスタ1n-1〜1n+3、ラッチ2n〜2n+2、出力回路
n〜3n+2および電源スイッチ8mの動作と同様である
ので、その説明を省略する。なお、図4(13)および
(14)は、電源スイッチ8m+1および8m+2に印加され
る電源スイッチ制御電圧VSWm+1およびVSWm+2を表して
いる。また、図示せぬ信号電極駆動回路の構成および動
作のうち、液晶パネルの信号電極に印加する信号電極駆
動電圧を出力する出力回路への電源の供給に関しては、
上述した走査電極駆動回路の構成および動作とほぼ同様
であるので、その説明を省略する。
【0035】以上説明したように、上述した第2の実施
例によれば、各回路ブロック6の出力回路3は、1つ前
の回路ブロック6の最終段のシフトレジスタ1から出力
される走査データDが”H”レベルになった後、1つ後
ろの回路ブロック6の初段のシフトレジスタ1から出力
される走査データDが”H”レベルになる期間だけ、電
源が供給され、他の期間は電源が供給されないので、出
力回路3における消費電力が従来に比べて削減される。
これにより、液晶パネル周辺駆動回路全体の消費電力も
従来に比べて大幅に削減される。
【0036】また、第2の実施例によれば、回路ブロッ
ク6毎に電源スイッチ8を設けるとともに、前後の回路
ブロック6のシフトレジスタ1の走査データDにより電
源スイッチ8をオン/オフしているので、第1の実施例
に比べて、回路構成が簡単になるとともに、電源スイッ
チ8の動作時間のマージンをより多く取ることができ
る。
【0037】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図5は本発明の第3の実施例による走査電極駆動
回路の構成を表すブロック図である。この走査電極駆動
回路も、上述した第1および第2の実施例と同様、液晶
パネル(図示略)の走査電極を駆動するものであり、液
晶パネルの信号電極を駆動する信号電極駆動回路(図示
略)とともに液晶パネル周辺駆動回路を構成する。
【0038】図5において、図1の各部に対応した部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図5にお
いては、図1の電源スイッチ4n〜4n+3および電源バス
ライン5に代えて、オンスイッチトランジスタ10n
10n+3、オフスイッチトランジスタ11n〜11n+3
保持コンデンサ12n〜12n+3、電源スイッチトランジ
スタ13n〜13n+3、電源バスライン14および初期電
圧制御ライン15が新たに設けられている。
【0039】オンスイッチトランジスタ10n〜1
n+3、オフスイッチトランジスタ11n〜11n+3およ
び電源スイッチトランジスタ13n〜13n+3は、いずれ
もTFTによって構成されている。オンスイッチトラン
ジスタ10n〜10n+3は、各ゲート電極が初期電圧制御
ライン15に接続され、各ドレイン電極が電源バスライ
ン14に接続され、各ソース電極が対応するオフスイッ
チトランジスタ11のドレイン電極、保持コンデンサ1
2の一端および電源スイッチトランジスタ13のゲート
電極に接続されている。オンスイッチトランジスタ10
n〜10n+3は、図6(1)に示すフレーム開始信号SST
によってオン状態とされる。
【0040】オフスイッチトランジスタ11n〜11n+3
は、各ソース電極が対応する保持コンデンサ12の他端
とともに接地され、各ゲート電極がそれぞれ後段のシフ
トレジスタ1n+1〜1n+4の出力端に接続されている。電
源スイッチトランジスタ13n〜13n+3は、各ドレイン
電極が電源バスライン14に接続され、各ソース電極が
対応する出力回路3の電源供給端に接続されている。
【0041】次に、図5に示す走査電極駆動回路の動作
について図6を参照して説明する。まず、フレーム開始
時の時刻taに、図6(1)に示すフレーム開始信号S
STによってオンスイッチトランジスタ10n〜10n+3
それぞれオン状態とされる。これにより、すべての電源
スイッチトランジスタ13n〜13n+3は、時刻taに、
図6(7)〜(10)に示すように、オンスイッチトラ
ンジスタ10n〜10n +3によってオン状態とされ、電源
バスライン14から対応する出力回路3への電源の供給
を開始する。図6(7)〜(10)は、それぞれ電源ス
イッチトランジスタ13n〜13n+3に印加される電源ス
イッチ制御電圧VSWn〜VSWn+2を表している。また、保
持コンデンサ12n〜12n+3は、充電を開始する。
【0042】このような状態において、シフトレジスタ
nに走査データDn-1が供給されると、シフトレジスタ
nは、その走査データDn-1を、図示せぬシフトクロッ
ク発生回路から供給される所定周期のシフトクロックに
同期してシフトし、図6(2)に示す走査データDn
して出力し、シフトレジスタ1n+1に供給する。走査デ
ータDnは、図6(2)に示すように、時刻taに立ち上
がり、時刻tbに立ち下がるデータである。
【0043】ラッチ2nは、図示せぬ制御回路から供給
される同期信号SSYに同期して、シフトレジスタ1n
ら出力された走査データDnを取り込み、次に同期信号
SYが供給されるまで保持しつつ、出力し続ける。これ
により、出力回路3nは、電源バスライン14から電源
スイッチトランジスタ13nを介して電源が供給されて
いるので、ラッチ2nの出力データを、その電圧電流駆
動能力が液晶パネルの対応する走査電極を駆動するのに
必要なレベルとなるように増幅して走査電極駆動電圧と
して対応する走査電極に印加する。
【0044】次に、シフトレジスタ1n+1は、シフトレ
ジスタ1nから供給された走査データDnを、図示せぬシ
フトクロック発生回路から供給される所定周期のシフト
クロックに同期してシフトし、時刻tbに、図6(3)
に示す走査データDn+1として出力し、シフトレジスタ
n+2に供給する。これにより、オフスイッチトランジ
スタ11nは、時刻tbに、シフトレジスタ1n+1から出
力される走査データDn+1の立ち上がりでオン状態とさ
れ、電源スイッチトランジスタ13nは、時刻tbに、図
6(7)に示すように、オフスイッチトランジスタ11
nによってオフ状態とされ、電源バスライン14から出
力回路3nへの電源の供給を停止する。また、保持コン
デンサ12nは、放電を開始する。これにより、出力回
路3nは、その動作が停止し、対応する走査電極への走
査電極駆動電圧の印加を停止する。
【0045】なお、他の段のシフトレジスタ1、ラッチ
2、出力回路3、オフスイッチトランジスタ11、保持
コンデンサ12および電源スイッチトランジスタ13の
動作も上述したシフトレジスタ1nおよび1n+1、ラッチ
n、出力回路3n、オフスイッチトランジスタ11n
保持コンデンサ12nおよび電源スイッチトランジスタ
13nの動作と同様であるので、その説明を省略する。
また、図示せぬ信号電極駆動回路の構成および動作のう
ち、液晶パネルの信号電極に印加する信号電極駆動電圧
を出力する出力回路への電源の供給に関しては、上述し
た走査電極駆動回路の構成および動作とほぼ同様である
ので、その説明を省略する。
【0046】以上説明したように、上述した第3の実施
例によれば、フレーム開始時に電源バスライン14に最
大消費電流が流れ、その後、時間が経過するに従って出
力回路3が1つずつ不活性化され、これに伴って消費電
流も減少していく。したがって、上述した第3の実施例
によれば、出力回路3における消費電力が従来に比べて
削減される。これにより、液晶パネル周辺駆動回路全体
の消費電力も従来に比べて大幅に削減される。
【0047】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。上述した第1の実施
例においては、各出力回路3は、前段のシフトレジスタ
1の走査データDが”H”レベルになった後、後段のシ
フトレジスタ1の走査データDが”H”レベルになる期
間だけ電源が供給される例を示したが、これに限定され
ない。
【0048】たとえば、各出力回路3は、2つ前のシフ
トレジスタ1の走査データDが”H”レベルになった
後、2つ後ろのシフトレジスタ1の走査データDが”
H”レベルになる期間だけ電源が供給されるように構成
してもよい。この場合には、第1の実施例に比べて消費
電力は多くなるが、電源スイッチ4の動作時間のマージ
ンをより多く取ることができる。
【0049】また、上述した第2の実施例においては、
各回路ブロック6の出力回路3は、1つ前の回路ブロッ
ク6の最終段のシフトレジスタ1の走査データDが”
H”レベルになった後、1つ後ろの回路ブロック6の初
段のシフトレジスタ1の走査データDが”H”レベルに
なる期間だけ、電源が供給される例を示したが、これに
限定されない。
【0050】たとえば、各回路ブロック6の電源スイッ
チ8は、1つ前の回路ブロック6の2段目、あるいは初
段のシフトレジスタ1の走査データDが”H”レベルに
なった時にオンするように構成してもよい。この場合に
は、第2の実施例に比べて消費電力は多くなるが、電源
スイッチ8の動作時間のマージンをより多く取ることが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動すべき液晶パネルが大面積化、高精細化しても、低
消費電力で充分な表示特性を得ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による走査電極駆動回路
の構成を表すブロック図である。
【図2】図1の走査電極駆動回路の動作の一例を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例による走査電極駆動回路
の構成を表すブロック図である。
【図4】図3の走査電極駆動回路の動作の一例を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例による走査電極駆動回路
の構成を表すブロック図である。
【図6】図5の走査電極駆動回路の動作の一例を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
n〜1n+8 シフトレジスタ 2n〜2n+8 ラッチ 3n〜3n+8 出力回路 4n〜4n+3,8m〜8m+2 電源スイッチ 5,9,14 電源バスライン 6m〜6m+2 回路ブロック 7m〜7m+2 電源供給ライン 10n〜10n+3 オンスイッチトランジスタ 11n〜11n+3 オフスイッチトランジスタ 12n〜12n+3 保持コンデンサ 13n〜13n+3 電源スイッチトランジスタ 15 初期電圧制御ライン
フロントページの続き (72)発明者 桑原 和広 東京都中央区東日本橋1−6−5 株式会 社ジーティシー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査電極と該複数の走査電極と交
    差する複数の信号電極とが設けられた液晶パネルの、前
    記複数の走査電極を走査データにより順次走査するとと
    もに、前記複数の信号電極へ画像データを供給して前記
    液晶パネルを駆動する液晶パネル周辺駆動回路におい
    て、 前記走査データ、あるいは前記画像データを所定周期の
    シフトクロックに同期してシフトして順次次段に供給す
    る縦続接続された複数のシフトレジスタと、 各シフトレジスタに対応して設けられ、同期信号に同期
    して、対応するシフトレジスタから出力される走査デー
    タ、あるいは画像データを一時保持する複数のラッチ
    と、 各ラッチに対応して設けられ、対応するラッチの出力デ
    ータを増幅し、前記液晶パネルの対応する走査電極、あ
    るいは信号電極を駆動する電極駆動電圧として出力する
    複数の出力手段とを有し、 1個のシフトレジスタおよびそれに対応するラッチ、出
    力手段は、1段の電極駆動手段を構成し、 複数段の電極駆動手段のうちのある段の電極駆動手段の
    電極駆動電圧によって対応する走査電極、あるいは信号
    電極を駆動する時には、当該電極駆動手段へ電源を供給
    するとともに、他の段の電極駆動手段への電源の供給を
    制限する電源供給手段を具備することを特徴とする液晶
    パネル周辺駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記電源供給手段は、当該電極駆動手段
    の前段の電極駆動手段のシフトレジスタの出力データに
    基づいて、当該電極駆動手段への電源の供給を開始する
    とともに、当該電極駆動手段の後段の電極駆動手段のシ
    フトレジスタの出力データに基づいて、当該電極駆動手
    段への電源の供給を停止することを特徴とする請求項1
    記載の液晶パネル周辺駆動回路。
  3. 【請求項3】 複数の走査電極と該複数の走査電極と交
    差する複数の信号電極とが設けられた液晶パネルの、前
    記複数の走査電極を走査データにより順次走査するとと
    もに、前記複数の信号電極へ画像データを供給して前記
    液晶パネルを駆動する液晶パネル周辺駆動回路におい
    て、 前記走査データ、あるいは前記画像データを所定周期の
    シフトクロックに同期してシフトして順次次段に供給す
    る縦続接続された複数のシフトレジスタと、 各シフトレジスタに対応して設けられ、同期信号に同期
    して、対応するシフトレジスタから出力される走査デー
    タ、あるいは画像データを一時保持する複数のラッチ
    と、 各ラッチに対応して設けられ、対応するラッチの出力デ
    ータを増幅し、前記液晶パネルの対応する走査電極、あ
    るいは信号電極を駆動する電極駆動電圧として出力する
    複数の出力手段とを有し、 1個のシフトレジスタおよびそれに対応するラッチ、出
    力手段は、1段の電極駆動手段を構成し、 1フレーム分の画像を前記液晶パネルに表示する際に、
    フレームの開始を示すフレーム開始信号に基づいて、複
    数段の電極駆動手段のすべてへの電源の供給を開始する
    とともに、複数段の電極駆動手段のうちのある段の電極
    駆動手段の電極駆動電圧によって対応する走査電極、あ
    るいは信号電極を駆動する時には、当該電極駆動手段の
    シフトレジスタの出力データに基づいて、当該電極駆動
    手段の前段の電極駆動手段への電源の供給を停止する電
    源供給手段と を具備することを特徴とする液晶パネル周辺駆動回路。
  4. 【請求項4】 複数の走査電極と該複数の走査電極と交
    差する複数の信号電極とが設けられた液晶パネルの、前
    記複数の走査電極を走査データにより順次走査するとと
    もに、前記複数の信号電極へ画像データを供給して前記
    液晶パネルを駆動する液晶パネル周辺駆動回路におい
    て、 前記走査データ、あるいは前記画像データを所定周期の
    シフトクロックに同期してシフトして順次次段に供給す
    る縦続接続された複数のシフトレジスタと、 各シフトレジスタに対応して設けられ、同期信号に同期
    して、対応するシフトレジスタから出力される走査デー
    タ、あるいは画像データを一時保持する複数のラッチ
    と、 各ラッチに対応して設けられ、対応するラッチの出力デ
    ータを増幅し、前記液晶パネルの対応する走査電極、あ
    るいは信号電極を駆動する電極駆動電圧として出力する
    複数の出力手段とを有し、 1個のシフトレジスタおよびそれに対応するラッチ、出
    力手段は、1段の電極駆動手段を構成するとともに、所
    定段ずつブロック分けされ、 複数のブロックのうちのあるブロックの所定段の電極駆
    動手段の電極駆動電圧によって対応する走査電極、ある
    いは信号電極を駆動する時には、当該ブロックの所定段
    の電極駆動手段へ電源を供給するとともに、他のブロッ
    クの電極駆動手段への電源の供給を制限する電源供給手
    段を具備することを特徴とする液晶パネル周辺駆動回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307604B2 (en) 2002-12-27 2007-12-11 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, light-emitting display device and driving method thereof

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356992A (ja) * 1989-07-26 1991-03-12 Hitachi Ltd 液晶駆動回路

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Effective date: 19970610