JPH07260751A - 樹脂モルタル複合材料の欠陥検査方法及びその装置 - Google Patents
樹脂モルタル複合材料の欠陥検査方法及びその装置Info
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Abstract
査する欠陥検査方法及びその装置を提供する。 【構成】樹脂モルタルをガラス繊維強化プラスチックで
補強した樹脂モルタル複合材料11の欠陥を検査するも
のであって、超音波送信器12より周波数帯が300〜
700kHzの範囲内にある超音波を、複合材料11の表
面より内部に向けて送信する。そして、その内部での反
射波を超音波受信器13で受信することにより、欠陥検
出部15においてその受信するまでの時間差を計測し、
その時間差が短くなる箇所を樹脂モルタル複合材料の欠
陥箇所として検出する。
Description
繊維強化プラスチックで補強した樹脂モルタル複合材料
の内部欠陥(空隙、層間接着不良、ラック等)を非破壊
で検査する方法及びその装置に関する。
では、組成粒が微細であり、また組成が均一であるの
で、超音波が内部を透過する時の反射による減衰は小さ
い。そのため、透過波の受信及び透過波による欠陥探傷
の判定も行い易いことから、従来より、単一素材の加工
製品である鋼管や合成樹脂管の内部欠陥を検査する方法
として、この超音波を利用した内部探傷検査方法が実用
化されている(特開昭61−233361号公報参
照)。
スチックで補強した樹脂モルタル複合材料等について
は、表面の変化を目視によって検査を行うとともに、人
手による打音(音色変化)によって検査を行っている。
では未だに目視や打音によって内部欠陥の検査を行って
いるのは、次の理由による。すなわち、一般に複合材料
では、図3に示すように、複合材料の層界面71での反
射による減衰が大きく、また組成粒72が荒く組成が不
均一であるので、組成粒72での反射による減衰も大き
いからである。つまり、複合材料は、高い周波数の音波
を透過しにくいため、従来の超音波による非破壊検査で
は、内部欠陥を見つけることができないからである。
脂モルタル)からなる樹脂モルタル複合材料を用いた管
は、優れた強度特性を有していることから、給排水管や
電力ケーブル用配管として地中に埋設して使用される。
そのため、配管にはかなりの圧力がかかるので、管壁内
に小さな欠陥があると、この欠陥部分が広がって管自体
の破損につながるといった問題があった。特に、施工後
の破損による補修工事には、多大の費用と労力とが必要
となることから、このような破損事故を起こさないため
にも、施工前の非破壊検査の実用化が強く望まれてい
た。
ものであり、その目的は、複合材料の内部欠陥を非破壊
で検査する樹脂モルタル複合材料の欠陥検査方法及びそ
の装置を提供することにある。
め、本発明に係わる樹脂モルタル複合材料の欠陥検査方
法は、周波数帯域が300〜700KHz(より好ましく
は400〜600KHz)の範囲内にある超音波を前記複
合材料の表面より内部に向けて送信し、その内部での反
射波を受信するまでの時間差を計測することにより、そ
の時間差が短くなる箇所を欠陥箇所として検出するもの
である。
料の欠陥検査装置は、成形された樹脂モルタル複合材料
の表面近傍に配置され、周波数帯域が400〜600K
Hz(より好ましくは400〜600KHz)の範囲内にあ
る超音波を前記複合材料の表面より内部に向けて送信す
る超音波送信器と、前記複合材料の表面近傍に配置さ
れ、前記超音波送信器により送信されて前記複合材料内
部で反射された超音波を受信する超音波受信器と、前記
超音波送信器から送信された超音波の反射波が前記超音
波受信器により受信されるまでの時間を計測することに
より、その時間差が短くなる箇所を欠陥箇所として検出
する欠陥検出部とを備えた構成とする。
る。
にある超音波を、複合材料の表面より内部に向けて送信
する。そして、超音波を送信した時点から、その超音波
が内部で反射されて受信されるまでの時間差を計測する
ことにより、その時間差が短くなる箇所を欠陥箇所とし
て検出する。
損失は、後述する実験の結果、透過には問題がなく、む
しろ組成粒に対する音波の回折現象、すなわち組成粒の
大きさと音波の波長とが大きく関係している。そこで、
音波の波長を、複合材料の組成粒では、音波の回折現象
を応用して回り込み透過により反射を無くし(減衰をな
くし)、欠陥箇所(空隙、層間接着不良、ラック等)で
は、反射しやすい波長(周波数帯域)に設定することに
より、欠陥箇所の検出が可能となる。本発明では、この
ような周波数帯域として、300〜700KHzに設定し
ている。
する。
傍に、周波数帯域が300〜700KHzの範囲内にある
超音波を、複合材料の表面より内部に向けて送信する超
音波送信器を配置する。また、複合材料の表面近傍に、
前記超音波送信器により送信され、複合材料内部で反射
された超音波を受信する超音波受信器を配置する。そし
て、欠陥検出部では、超音波送信器から送信された超音
波の反射波が、超音波受信器により受信されるまでの時
間を計測することにより、その時間差が短くなる箇所を
欠陥箇所として検出する。
明する。
陥検査方法は、周波数帯域が400〜600KHzの範囲
内にある超音波を、複合材料の表面より内部に向けて送
信する。そして、超音波を送信した時点から、その超音
波が内部で反射されて受信されるまでの時間差を計測す
ることにより、その時間差が短くなる箇所を欠陥箇所と
して検出するものである。ここで、超音波の波形はイン
パルス波形とする。
は、複合材料の組成粒では、回折現象による回り込み透
過により反射せず(減衰せず)、欠陥箇所(空隙、層間
接着不良、ラック等)では回折現象による回り込みを生
じない波長である。
00KHzに設定するに際し、本発明者らは、以下の実験
を行って、この範囲に設定することの有効性を確認し
た。
合材料の音響インピーダンスや減衰特性等の音響特性を
測定した。
材料管を、測定試料として用いた。すなわち、この樹脂
モルタル複合材料管は、外面(表面)及び内面(裏面)
がFRP1で形成されており、その間を不飽和ポリエス
テル樹脂と硅砂3号及び7号と炭酸カルシウムとからな
る樹脂モルタル2で充填した構造となっている。樹脂モ
ルタル2の各構成部材の構成比としては、本実施例では
重量比で、ポリエステル樹脂が1、硅砂3号が10、硅
砂7号が5、炭酸カルシウムが1の割合となっている。
特性を個別に調べるため、次の測定を行った。
FRP1と樹脂モルタル2とをそれぞれ作製し、図5に
示すような測定系で透過法により音速、音響インピーダ
ンス及び透過損失を測定した。超音波送信器81として
は、一辺が30mmの正方形の圧電ゴム振動子を、また超
音波受信器としては、直径5mmのハイドロホンを用い
た。
ンピーダンスとの測定結果を表1に示す。
の音速は、共に水よりも速いことが分かる。また、これ
らの音響インピーダンスは、水の音響インピーダンスと
大きく違わないことから、FRP1、樹脂モルタル2、
水の相互の境界において、音波のかなりの部分が透過す
ることがわかる。その反面、FRP1及び樹脂モルタル
2と空気との音響インピーダンスは大きく異なることか
ら、FRP1と空気、樹脂モルタル2と空気との境界に
おいて、音波のかなりの部分が反射(約90パーセン
ト)することがわかる。
測定に用いたFRP1と樹脂モルタル2の厚さはそれぞ
れ8mm、10mmである。図6に示すグラフより、空気の
透過損失については、100KHz当たりですでに大きく
なっており、その後は徐々に大きくなる傾向にある。ま
た、FRP1及び樹脂モルタル2の透過損失について
は、100KHzから600KHzの間では比較的小さく、
600KHz付近より高い周波数帯域では、樹脂モルタル
2の透過損失が増加に転じて、空気の値に近づいてい
る。また、測定周波数の全帯域にわたって、FRP1に
比べ樹脂モルタル2の方が透過損失が大きくなってい
る。
ル2は透過し、空気を透過しない音波の周波数帯域は、
100KHzから600KHzであることがわかる。また、
樹脂モルタル複合材料管の肉厚の大部分が樹脂モルタル
2で占められていることを考慮すると、樹脂モルタル複
合材料管の音波の透過損失は、樹脂モルタルの影響が支
配的であると考えられる。
高周波数化が要求され、通常の非破壊検査には1MHzか
ら10MHzの周波数を用いることが多い。しかし、樹脂
モルタル複合材料管の検査では、十分なS/Nを得よう
とするならば、それよりも低い周波数を用いることが必
要となる。
過周波数と内部欠陥との関係)について述べる。
RP1と樹脂モルタル2との境界部分での剥離の形で現
れる場合が多い。そこで、検知すべき内部欠陥のモデル
として、管の一部を切り出し(モルタル部分の肉厚が4
0mmで、全体の肉厚が44mmのもの)、その切り出した
ブロックのFRP1と樹脂モルタル2との境界付近に、
直径8mmのドリル穴3を3箇所にあけた試料を作製した
〔図7(a)(b)参照〕。そして、この試料を用い、
200KHz、400KHz、600KHzの周波数の音波を
各試料に当ててその透過波を受信することにより、透過
波と内部欠陥との関係を調べた。その結果を図10に示
す。
上の音波を用いれば、8mmの欠陥を検出するのに十分な
分解能が得られる。すなわち、400KHz以上の周波数
の音波では、欠陥部分での回り込み現象が少ないため、
回り込みによって透過してくる音波が少ないので、欠陥
部分での減衰量が大きくなる。そのため、図8に示すよ
うに、欠陥部分ではっきりとした山形となる波形が得ら
れることになる。これに対し、200KHzの周波数の音
波では、欠陥部分での回り込み現象により、回り込んで
きた音波も受信されることから、欠陥部分での減衰量が
それほど大きな量となっては現れない。そのため、図8
に示すように、欠陥部分での減衰量は小さいため、20
0KHzの周波数の音波では、十分な欠陥の検出が行えな
いことがわかる。
る影響を防止するためには、使用する音波の周波数帯域
として、400KHzから600KHzが好適であることが
わかる。また、樹脂モルタル複合材料管に発生する欠陥
の大きさが通常は8mm程度であること、及び周波数が上
がると受信信号が小さくなることをも考慮すると、上記
した400KHzから600KHzの周波数範囲で測定を行
うのが好適である。
いて、上記と同様の測定を行った。この製品は、図9に
示すように、内径150mm、肉厚12mm(内モルタル部
分10mm)の樹脂モルタル複合材料管であって、その円
周方向に32分割し、それぞれの分割片について、長手
方向に150mmにわたって透過損失を測定した。測定周
波数は400KHzとした。このときの測定結果の一例を
図10に示す。
es31)において、長手方向の基端側から約50mm前
後のところで透過損失の増大する部分81が発生してい
る。そこで、この大きな透過損失が発生した部分につい
て試料を切断して欠陥の有無を調べた結果、このような
箇所にはFRPと樹脂モルタルとの密着不良や樹脂モル
タル中のクラックが発見された。
X線撮影も行ったが、X線写真からはこれらの欠陥はほ
とんど確認できなかった。
欠陥検査方法の有効性が確認された。
を適用した樹脂モルタル複合材料の欠陥検査装置の電気
的構成を示している。
料11の表面近傍に、400〜600kHzの周波数帯域
を有する超音波を送信する超音波送信器12が配置され
るとともに、この複合材料11の表面近傍であってかつ
超音波送信器12の近傍に、超音波送信器12により送
信され、複合材料11内部で反射された超音波を受信す
る超音波受信器13が配置されている。そして、超音波
受信器13の出力は、超音波送信器12から送信された
超音波の反射波を超音波受信器13によって受信するま
での時間を計測する時間計測部14に導かれており、時
間計測部14の出力は、その計測された時間差が短くな
る箇所を欠陥箇所として検出する欠陥検出部15に導か
れた構成となっている。
を、樹脂モルタル複合材料管20の製造装置に用いた場
合の構成を示している。
に、水平状態で回転機構21に取り付けられた中空のマ
ンドレル22を有している。このマンドレル22は、先
端部が支持されていない自由端になるように、片持ち状
態になっており、そのマンドレル22の先端部は、加熱
炉23内に位置している。
の樹脂モルタル複合材料管20を製造するように、外径
が1650mmになっている。
ールベルト24が螺旋状に巻回されている。このスチー
ルベルト24は無端状になっており、マンドレル22の
外周面を完全に覆うように螺旋状に巻回された状態で螺
旋送りされている。そして、加熱炉23内において、マ
ンドレル22の先端から順次送り出されている。マンド
レル22の先端から送り出されたスチールベルト24
は、帯状になるように巻回状態が解除されて、中空のマ
ンドレル22内に挿入され、このマンドレル22内を挿
通してマンドレル22の基端部に戻されている。マンド
レル22の基端部に戻されたスチールベルト24は、再
度、マンドレル22の外周面に螺旋状に巻回されてい
る。
外周面に一巻きされることによってマンドレル22の先
端方向に10cmずれるように、所定の螺旋角度でマンド
レル22に巻回されている。また、スチールベルト24
は、軸方向に6m/時間で移動するように、マンドレル
22が回転されている。
チールベルト24上には、帯状の離型フィルム25が螺
旋状に巻回されてスチールベルト24全体を覆って積層
される。このように、マンドレル22上に螺旋状に巻回
されたスチールベルト24と、このスチールベルト24
全体を覆う離型フィルム25とによってコア部29が構
成されている。
8を供給する供給器、符号27は、樹脂モルタル2を供
給する供給器である。
管20は次のようにして製造される。
に巻回された離型フィルム25の外周面上に、まず上流
側の供給器26から熱硬化性樹脂28が供給され、この
後、補強材としてのガラスペーパー32bとガラススト
ランド32aとがこの順番で巻回される。すなわち、巻
回されたガラスペーパー32bとガラスストランド32
aとに、熱硬化性樹脂28が含浸した状態となって、内
周側のFRP層が形成される。
ラスストランド32aの外周面上に、供給器27から供
給される樹脂モルタル2が積層される。そして、ガラス
ストランド32a上に形成された樹脂モルタル層2上
に、補強材としてのガラスストランド33aとガラスペ
ーパー33bとがこの順番で巻回され、この後、下流側
の供給器26から熱硬化性樹脂28が供給されて、ガラ
スストランド33aとガラスペーパー33bとに熱硬化
性樹脂28が含浸されて、外周側のFRP層が形成され
る。
合材料管20を加熱炉23内において加熱することによ
り、その出口側から硬化された樹脂モルタル複合材料管
20が順次取り出されることになる。
20の製造装置において、本実施例の欠陥検査装置であ
る超音波送信器12及び超音波受信器13は、加熱炉2
3の出口側に配置される。そして、連続成形される樹脂
モルタル複合材料管20に超音波送信器12から所定周
波数の超音波を送出し、その反射波を超音波受信器13
で受信することにより、その受信レベルに基づいて内部
欠陥を検出するものである。なお、反射型の送受信器を
使用しているため、樹脂モルタル複合材料管20の厚み
測定も可能となる。
欠陥検査方法は、周波数帯域が300〜700KHzの範
囲内にある超音波を前記複合材料の表面より内部に向け
て送信し、その内部での反射波を受信するまでの時間差
を計測することにより、その時間差が短くなる箇所を欠
陥箇所として検出するものである。また、本発明に係わ
る樹脂モルタル複合材料の欠陥検査装置は、成形された
樹脂モルタル複合材料の表面近傍に配置され、周波数帯
域が300〜700KHzの範囲内にある超音波を前記複
合材料の表面より内部に向けて送信する超音波送信器
と、前記複合材料の表面近傍に配置され、前記超音波送
信器により送信されて前記複合材料内部で反射された超
音波を受信する超音波受信器と、前記超音波送信器から
送信された超音波の反射波が前記超音波受信器により受
信されるまでの時間を計測することにより、その時間差
が短くなる箇所を欠陥箇所として検出する欠陥検出部と
を備えた構成としている。そして、周波数帯域が300
〜700kHzの超音波は、複合材料の組成粒では、回折
現象を応用して回り込み透過により反射を無くし、欠陥
箇所では反射しやすい波長であることから、反射波を検
出することにより、樹脂モルタル複合材料の欠陥箇所を
非破壊で検出することができるものである。
ル複合材料の欠陥検査装置の電気的構成を示すブロック
図である。
複合材料管の製造装置の正面より見た概略構成図であ
る。
る。
過損失を測定する測定系を示すブロック図である。
示す図である。
ラフである。
の形状を示す図である。
された試料を用いて透過損失を測定した結果を示すグラ
フである。
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂モルタルをガラス繊維強化プラスチ
ックで補強した樹脂モルタル複合材料の欠陥を検査する
方法であって、周波数帯域が300〜700KHzの範囲
内にある超音波を前記複合材料の表面より内部に向けて
送信し、その内部での反射波を受信するまでの時間差を
計測することにより、その時間差が短くなる箇所を欠陥
箇所として検出することを特徴とする樹脂モルタル複合
材料の欠陥検査方法。 - 【請求項2】 樹脂モルタルをガラス繊維強化プラスチ
ックで補強した樹脂モルタル複合材料の欠陥を検査する
装置であって、 成形された樹脂モルタル複合材料の表面近傍に配置さ
れ、周波数帯域が300〜700KHzの範囲内にある超
音波を前記複合材料の表面より内部に向けて送信する超
音波送信器と、 前記複合材料の表面近傍に配置され、前記超音波送信器
により送信されて前記複合材料内部で反射された超音波
を受信する超音波受信器と、 前記超音波送信器から送信された超音波の反射波が前記
超音波受信器により受信されるまでの時間を計測するこ
とにより、その時間差が短くなる箇所を欠陥箇所として
検出する欠陥検出部とを備えたことを特徴とする樹脂モ
ルタル複合材料の欠陥検査装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05032994A JP3468573B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 樹脂モルタル複合管の欠陥検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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