JPH0726058Y2 - 角柱の溶接継手部構造 - Google Patents
角柱の溶接継手部構造Info
- Publication number
- JPH0726058Y2 JPH0726058Y2 JP1989102856U JP10285689U JPH0726058Y2 JP H0726058 Y2 JPH0726058 Y2 JP H0726058Y2 JP 1989102856 U JP1989102856 U JP 1989102856U JP 10285689 U JP10285689 U JP 10285689U JP H0726058 Y2 JPH0726058 Y2 JP H0726058Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- prism
- prisms
- welded joint
- welded
- Prior art date
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、角柱を互いに自動溶接する際の溶接継手部構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来の技術 従来、第5図および第6図に示すように、角柱21,22同
士を溶接する場合、4箇所でかつ上下方向で取り付けら
れた仮り固定用ピース23,24同士を接続板25により互い
に接続して位置決めを行い、そして角柱21,22の互いの
対向端部同士が溶接されていた。
士を溶接する場合、4箇所でかつ上下方向で取り付けら
れた仮り固定用ピース23,24同士を接続板25により互い
に接続して位置決めを行い、そして角柱21,22の互いの
対向端部同士が溶接されていた。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来の接続部構造によると、仮り固定用
ピース23,24があるため、接続部すなわち開先部周囲を
ロボットなどにより自動溶接することがができないとい
う問題があった。すなわち、溶接トーチが仮り固定用ピ
ース23,24に干渉するため、自動溶接ができなかった。
ピース23,24があるため、接続部すなわち開先部周囲を
ロボットなどにより自動溶接することがができないとい
う問題があった。すなわち、溶接トーチが仮り固定用ピ
ース23,24に干渉するため、自動溶接ができなかった。
そこで、本考案は上記課題を解消し得る角柱の溶接継手
部構造を提供することを目的とする。
部構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の角柱の溶接継手部構
造は、互いに溶接すべき角柱の端部内に位置決め用ピン
を挿通するための板体を固定し、少なくとも上記一方の
角柱の端部周囲に溶接用開先部を形成するとともに、こ
の開先部のコーナ部に溶接用当て板を配置した構造であ
る。
造は、互いに溶接すべき角柱の端部内に位置決め用ピン
を挿通するための板体を固定し、少なくとも上記一方の
角柱の端部周囲に溶接用開先部を形成するとともに、こ
の開先部のコーナ部に溶接用当て板を配置した構造であ
る。
作用 上記構成において、角柱同士を互いに溶接する際の位置
決めは、位置決め用ピンにより角柱の端部内に固定され
た板体を介して行なわれるため、従来のように仮り固定
用ピースが突出していないので、ロボットなどにより支
障無く自動溶接を行うことができる。また、その溶接用
開先部のコーナ部には当て板が配置されているため、問
題なく自動的に溶接を行うことができる。
決めは、位置決め用ピンにより角柱の端部内に固定され
た板体を介して行なわれるため、従来のように仮り固定
用ピースが突出していないので、ロボットなどにより支
障無く自動溶接を行うことができる。また、その溶接用
開先部のコーナ部には当て板が配置されているため、問
題なく自動的に溶接を行うことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づき説明
する。
する。
1および2は互いに溶接すべき角柱で、各対向端部内に
は、互いの位置決め用ピン3が少なくとも2本挿通され
る板体4,5が固定されている。そして、少なくとも上記
一方の角柱1の端部周囲には、溶接用開先部6が形成さ
れるとともに、この開先部6の各コーナ部6aには三角形
状の溶接用当て板(第3図および第4図にのみ示す)7
がそれぞれ配置されている。
は、互いの位置決め用ピン3が少なくとも2本挿通され
る板体4,5が固定されている。そして、少なくとも上記
一方の角柱1の端部周囲には、溶接用開先部6が形成さ
れるとともに、この開先部6の各コーナ部6aには三角形
状の溶接用当て板(第3図および第4図にのみ示す)7
がそれぞれ配置されている。
この溶接継手部構造において、角柱1,2同士を互いに溶
接する場合、一方の板体4に突設された位置決め用ピン
3を他方の板体5に挿通させて両者の位置決めを行った
後、その周囲の開先部6をロボット(図示せず)などに
より自動溶接すればよい。なお、開先部6の各コーナ部
6aにおいては、三角形状の当て板7が配置されているた
め、自動溶接を問題なく行うことができる。
接する場合、一方の板体4に突設された位置決め用ピン
3を他方の板体5に挿通させて両者の位置決めを行った
後、その周囲の開先部6をロボット(図示せず)などに
より自動溶接すればよい。なお、開先部6の各コーナ部
6aにおいては、三角形状の当て板7が配置されているた
め、自動溶接を問題なく行うことができる。
考案の効果 以上のように本考案の溶接継手部構造によると、角柱同
士を互いに溶接する際の位置決めは、位置決め用ピンに
より角柱の端部内に固定された板体を介して行なわれる
ため、従来のように仮り固定用ピースが突出していない
ので、ロボットなどにより支障無く自動溶接を行うこと
ができ、またその溶接用開先部のコーナ部には当て板が
配置されているため、問題なく自動的に溶接を行うこと
ができる。
士を互いに溶接する際の位置決めは、位置決め用ピンに
より角柱の端部内に固定された板体を介して行なわれる
ため、従来のように仮り固定用ピースが突出していない
ので、ロボットなどにより支障無く自動溶接を行うこと
ができ、またその溶接用開先部のコーナ部には当て板が
配置されているため、問題なく自動的に溶接を行うこと
ができる。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は角柱の溶接継手部における水平断面図、第2図は第
1図のI−I断面図、第3図はコーナ部の側面図、第4
図は第3図のII−II矢視図、第5図および第6図は従来
例を示すもので、第5図は継手部の縦断面図、第6図は
第5図のIII−III断面図である。 1,2……角柱、3……位置決め用ピン、4,5……板体、6
……開先部、6a……コーナ部、7……当て板。
図は角柱の溶接継手部における水平断面図、第2図は第
1図のI−I断面図、第3図はコーナ部の側面図、第4
図は第3図のII−II矢視図、第5図および第6図は従来
例を示すもので、第5図は継手部の縦断面図、第6図は
第5図のIII−III断面図である。 1,2……角柱、3……位置決め用ピン、4,5……板体、6
……開先部、6a……コーナ部、7……当て板。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに溶接すべき角柱の端部内に位置決め
用ピンを挿通するための板体を固定し、少なくとも上記
一方の角柱の端部周囲に溶接用開先部を形成するととも
に、この開先部のコーナ部に溶接用当て板を配置したこ
とを特徴とする角柱の溶接継手部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989102856U JPH0726058Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 角柱の溶接継手部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989102856U JPH0726058Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 角柱の溶接継手部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342390U JPH0342390U (ja) | 1991-04-22 |
JPH0726058Y2 true JPH0726058Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31651728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989102856U Expired - Lifetime JPH0726058Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 角柱の溶接継手部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726058Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5564962A (en) * | 1978-11-09 | 1980-05-16 | Mitsubishi Electric Corp | Brazing method |
JPH0527258Y2 (ja) * | 1987-06-16 | 1993-07-12 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1989102856U patent/JPH0726058Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0342390U (ja) | 1991-04-22 |
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