JPH07260406A - プリント配線板部品実装高さ測定装置およびその測定装置を用いたプリント配線板収納装置 - Google Patents

プリント配線板部品実装高さ測定装置およびその測定装置を用いたプリント配線板収納装置

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JPH07260406A
JPH07260406A JP6047586A JP4758694A JPH07260406A JP H07260406 A JPH07260406 A JP H07260406A JP 6047586 A JP6047586 A JP 6047586A JP 4758694 A JP4758694 A JP 4758694A JP H07260406 A JPH07260406 A JP H07260406A
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printed wiring
wiring board
mounting height
component
height
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JP6047586A
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Toshihiko Sakairi
敏彦 坂入
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板部品実装高さ測定装置および
その測定装置を用いたプリント配線板収納装置に関し、
確実かつ正確な部品実装高さの測定を可能にすること、 【構成】 部品13の取り付け実装されたプリント配線
板2を部品実装側を上面として平面54上に載置させて
移動させる移動装置55と、該移動装置上に回動可能に
支持されて垂下され下端部が上記移動されるプリント配
線板上の部品13に接触されることにより該接触された
部品の実装高さに応じた傾斜角に回動される回動板57
と、該回動板の回動角をプリント配線板の部品実装高さ
に換算する高さ換算手段59と、をそなえてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板部品実
装高さ測定装置およびその装置を用いたプリント配線板
収納装置に関する。
【0002】電子・通信装置などの製造工場では、プリ
ント配線板の製造にかかわる組み立て工程、試験工程な
どがそれぞれに自動化、無人化などとともに最適な効率
化が推進されて各工程の合理化が行なわれるようになっ
ている。このためにはコンピュータによる集中的および
個別制御が導入され総合的な工程管理が図られている。
【0003】多くの種類が混在されるプリント配線板の
製造工程では、工程間でのプリント配線板の搬送ライン
での最適化された工程調整が必要であり、このためにプ
リント配線板をロボット装置による自動化された保管収
納棚の所定位置にそれぞれ収納しておき、工程の要求に
応じた最適かつ適切な搬送調整が行なわれる。
【0004】または数10枚単位で収納し得るマガジン
ラックに収納し、このマガジンラック単位で所定の工程
箇所に搬送移動させることも行なわれるが、いずれにし
ても集中管理システムによって人手を介することなく合
理的に行なわれる。
【0005】このようなプリント配線板にあっては、種
類に応じてプリント配線板上に搭載実装される部品のプ
リント配線板面からの高さが種々異なり、あるいは同種
のプリント配線板であっても、組み立て実装時の具合に
より高さに誤差が生じる以外に、部品そのものによる誤
差で僅かではあるがそれぞれに高さの異なるものができ
る。
【0006】以上のようなプリント配線板の収納部には
プリント配線板を水平姿勢として両端部分のみを支持さ
せることで、途中の空間を仕切ることなくプリント配線
板を収納し取り出すことができるように、左右の壁面に
水平方向の溝が対称かつ上下方向多段に形成されてい
る。
【0007】このような溝間隔は、たとえばプリント配
線板部品実装高さの最低限度の品種のものを収納し得る
に足りる間隔に設定して、この品種に対しては最大の収
納効率が得られるようにしておき、それよりも高い品種
のものに対しては適宜溝間隔数を選択し、すでに収納さ
れたプリント配線板と干渉しない位置を設定して収納さ
せることで対応し得る。たとえば、溝を一つおき、また
は二つおき、それ以上などとすることは適宜任意に可能
である。
【0008】このようなプリント配線板収納システムに
あっては、すべてが自動的に行なわれることから、コン
ピュータにより制御される自動収納棚のロボット装置で
収納作業が行なわれるが、溝への収納位置の設定は品種
ごとに入力されたデータベースを基準に行なわれる。
【0009】図8のプリント配線板の製造ライン1に適
用されるシステムは、矢印Aに示されるように組み立て
工程から搬送されてくるプリント配線板2,2はベルト
コンベア3上を搬送移動され、プリント配線板収納装置
である自動化収納装置4内のラック5に、このラック5
内を自在に移動可能なロボット装置6によって取り込ま
れ、所定の収納箇所に順次収納される。
【0010】収納されたプリント配線板2は工程の要求
に応じて同じくロボット装置6によってラック5の所定
箇所から順次取り出されて、ベルトコンベア3上に置か
れ、設定さた次工程である自動試験装置7,8へと矢印
B,Cに示されるように、順次搬送移動されて所定の試
験が行なわれ、試験終了とともに再びベルトコンベア3
によって次工程へと搬送移動される。
【0011】このようなラック5のプリント配線板の自
動化された保管収納棚の一部について図9の正面図を参
照して説明すると、収納棚9は左右の垂直な壁11,1
1に水平方向で対向する溝12(12a,12b,・・
12f,・・)が所定間隔Pに形成されている。
【0012】この溝12の幅はプリント配線板2の板厚
よりも所定に広く形成されており、ロボット装置6によ
る挿入が無理なく行なえるような幅に設定されている。
また、溝12の間隔Pはプリント配線板2の最低高さの
状態のものが十分容易に挿入可能にされており、効率よ
く多くのプリント配線板が収納し得るようになっている
ものである。
【0013】以上のように溝間隔Pの設定された収納棚
9にはプリント配線板2上に搭載実装された部品13
(13a,13b,13c)の最大高さ(プリント配線
板を含む)H1 ,H2 に応じた箇所の溝12aまたは1
2dに挿入させることになる。
【0014】このような収納位置である選定された溝位
置(図の場合12a,12d)設定は部品13の設計デ
ータによる実装高さ寸法を設定し、これによるデータベ
ース(DB)をプリント配線板2のデータとして採用す
ることにより、全体システムを制御するコンピュータで
ロボット装置6を制御させて設定位置に挿入し収納させ
ることができるものである。
【0015】しかしながら、このようなデータベースに
よると、上記したような誤差や、入力されたデータその
ものの入力エラーなどによって収納位置が不適切となる
ことがある。このためにすでに収納されている上下関係
になる隣接のプリント配線板と接触したり、収納棚の上
下の壁面に接触して搭載部品の破損など、不測の障害を
生じるおそれがある。
【0016】このようなエラーは、逆に必要以上にプリ
ント配線板2の間隔をあけて収納されることもあり、最
適間隔での収納が効率よく行なえないといった事態もお
こり得る。
【0017】以上のようなことから、上記のような不都
合をなくすためには、搬送ラインにプリント配線板の実
際の高さをオンラインで測定し、その測定データにもと
づいて収納位置を修正設定し適正位置に収納させるよう
にするとともに、制御装置に測定データならびに収納位
置のデータを修正記憶させることが必要である。
【0018】
【従来の技術】プリント配線板の部品実装高さ測定装置
について、図10および図11を参照して説明する。図
10の図(a)は側面図、図(b)は正面図、であっ
て、測定装置21は平坦なベルトコンベア22をまたい
で枠形のフレーム23が配置され、このフレーム23の
両側の柱状部分24,25内に後述する発光素子26と
受光素子27とが、それぞれに所定間隔で上下方向一列
に対向させて取り付けられている。したがって、発光素
子26から出射される光ビーム28はそれぞれに対応す
る受光素子27に入射検出される。
【0019】この発光素子26から出射された光ビーム
28(28a,28b,・・・,28f)の光軸は所定
間隔であって、ベルトコンベア22の上面と最下段の光
ビーム28aとの間隔を含めてすべてPとなるように設
定されている。すなわち、図9における収納棚9の溝1
2の間隔Pに一致されている。
【0020】ベルトコンベア22上に水平となるように
載置されたプリント配線板2は部品13の搭載実装面側
を上面となるように置かれる。ベルトコンベア22の矢
印D方向への回転移動によってプリント配線板2は発光
素子26と受光素子27の対向間を移動通過される。
【0021】このとき、プリント配線板2上の搭載され
た部品13cが光ビーム28aの位置よりも低い場合に
は、この光ビーム28aを遮ることなく移動通過される
が、この位置よりも高い部品13bが光ビーム28aの
位置を通過すると、この図の場合図(b)からあきらか
なように、最下位の光ビーム28aを遮ることになる
が、その上の光ビーム28bに対してはこれを遮ること
なく通過される。
【0022】図11を参照して制御手段とその作用につ
いて説明する。ベルトコンベア22上には部品13の実
装されたプリント配線板2が載置されており、左右のフ
レーム24には発光ダイオード(LED)などの発光素
子が下から順に、26a,26b,26c,26dが縦
一列に配置され、フレーム25にはフオトダイオード
(PD)などの受光素子が下から順に、27a,27
b,27c,27dと縦一列に配置されている。
【0023】これら発光素子26、受光素子27の間隔
は前述のようにすべて所定値の等間隔Pであり、図示さ
れるようにそれぞれの発光素子26は対向する受光素子
27にそれぞれ光ビーム28で光結合されるように構成
されている。
【0024】制御装置31には制御部32とデータベー
ス33を有するパソコン34からなり、プリント配線板
2の品種を示すバーコードを認識するバーコードリーダ
35と接続されている。制御部32はベルトコンベア2
2の制御をも行なうものである。
【0025】以上の構成で、ベルトコンベア22上にプ
リント配線板2が搬送されてきた信号により制御部32
はこれを認識して、バーコードリーダ35から光36を
照射して読み取り識別し、これをすでに入力されている
データベース33と比較してデータを取り込む。
【0026】ベルトコンベア22の移動にともなって光
ビーム28の領域を実装部品13が通過すると部品の高
さに応じて光ビーム28が段階的に遮蔽される。図示の
場合はベルトコンベア22に最も近い光ビーム28aが
遮蔽される。
【0027】受光素子27は遮蔽されない状態ではすべ
てに光ビーム28が入射されるから、この状態ではそれ
ぞれに電気信号が変換出力されており、この信号を0と
認識させる。遮蔽された部分の信号に対しては1と認識
させるようにする。
【0028】したがって、プリント配線板2の通過後に
すべてが遮蔽されない場合の信号は、0000であり、
図示のように受光素子27aの信号出力がない状態で
は、プリント配線板2の部品実装高さ情報の信号として
は、0001と出力されこれによって光ビーム28aの
位置を超え光ビーム28bの位置未満の高さ範囲である
と認識される。
【0029】かりに間隔Pを10mmに設定させると、
10mmを超え20mm未満の高さであると測定値が認
識される。このプリント配線板2を図9の保管棚9に収
納させるには、すでに収納されているプリント配線板2
とは溝12を一段分あけて下の溝12の位置に挿入させ
ることで問題なく収納させることができる。
【0030】かりに、上記測定データとデータベース3
3の記憶データとに相違がある場合にはデータの修正を
行なうことで、プリント配線板2の収納に際しての記述
したような問題は未然に防止される。
【0031】以上のようなプリント配線板部品実装高さ
測定装置を図8に示される製造ラインに適用設置するこ
とで自動化ラインの障害発生の防止が行なえ、その実施
効果は大きいものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリント配
線板部品実装高さ測定装置によれば、光ビーム28を利
用していることから、隣接の光ビーム間に干渉されるこ
とを防止する手段が必要であり、このためにも間隔Pを
より接近させて微小間隔ごとに配置させることが困難で
ある。
【0033】光ビーム28には光強度以外に光量を必要
とし、そのために適当な幅または直径を要することから
光ビーム28を確実に遮蔽しない細径な部品や、厚みの
薄い部品の存在に対して確実な検出がなされない可能性
がある。
【0034】光ビーム28の利用は、光に対して実質透
明な部品を確実に検出できない可能性もある。あるい
は、光ビームを遮蔽する境界線上の部品に対してはその
有無のいずれかの誤差を生じることも考えられる。
【0035】以上のような問題点ないしは問題の可能性
に対して、本発明はこれらの問題点などを解消したプリ
ント配線板部品実装高さ測定装置を実現し得ることを課
題とするものである。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、第1の発明に
よると、部品の取り付け実装されたプリント配線板を部
品実装側を上面として平面上に載置させて移動させる移
動装置と、該移動装置上に回動可能に支持されて垂下さ
れ下端部が上記移動されるプリント配線板上の部品に接
触されることにより該接触された部品の実装高さに応じ
た傾斜角に回動される回動板と、該回動板の回動角をプ
リント配線板の部品実装高さに換算する高さ換算手段
と、をそなえてなるプリント配線板部品実装高さ測定装
置である。
【0037】第2の発明によると、第1の発明に対し
て、プリント配線板の実装部品に上記回動板が接触した
場合その接触による回動板の回動角位置を維持させる角
度維持手段と、該角度維持手段を開放させる開放手段
と、をそなえてなるプリント配線板部品実装高さ測定装
置である。
【0038】第3の発明によると、第1の発明に対し
て、回動板の回動角をプリント配線板の部品実装高さに
換算する高さ換算手段は、設定された所定段階ごとの設
定値に識別させるものであるようにしたプリント配線板
部品実装高さ測定装置である。
【0039】第4の発明によると、所定間隔に多数のプ
リント配線板を挿入し得る挿入溝が対向形成されたプリ
ント配線板収納装置であって、上記第1の発明または第
3の発明のプリント配線板部品実装高さ測定装置による
最大高さの測定値により部品実装高さの測定されたプリ
ント配線板を該プリント配線板の最適な挿入溝位置を設
定し該設定された溝位置に収納させる収納手段をそなえ
てなるプリント配線板収納装置である。
【0040】
【作用】上記本発明の構成手段の第1の発明によれば、
移動装置上に載置され移動されるプリント配線板の実装
部品と接触され回動される回動板の回動傾斜角度を、プ
リント配線板部品実装高さに換算させることにより対象
部品がどのようなものであっても、確実に検出すること
が可能である。
【0041】第2の発明によれば、部品に接触するごと
にそれ以後の低い部品に対しては接触することがなくな
り、より高い部品に対してのみ回動傾斜角度が更新維持
されるから、回動板の揺動運動がなくなり、しかも最高
の部品が検出されると、その角度が維持固定される。こ
の傾斜姿勢はプリント配線板の通過とともに解除され、
つぎのプリント配線板に対する待機状態となる。
【0042】第3の発明によれば、第1の発明によって
測定された測定値を無段階に判定することなく所定の段
階ごとの設定値とすることにより、プリント配線板を所
定高さ範囲ごとの品種に分類することができる。
【0043】第4の発明によれば、第1の発明または第
3の発明によって実装高さに応じた収納箇所に収納する
ことができるから、収納効率を最大限度に高めた効果的
な自動収納棚、あるいはマガジンラックへの収納が可能
となる。
【0044】
【実施例】以下、本発明のプリント配線板部品実装高さ
測定装置およびその測定装置を用いたプリント配線板収
納装置について、構成要旨にもとづいた実施例で図を参
照しながら詳細に説明する。
【0045】図1は本発明のプリント配線板部品実装高
さ測定装置の一実施例の要部側面図であり、図2は要部
斜視図である。このプリント配線板部品実装高さ測定装
置51は、基本的には、部品13の実装されたプリント
配線板2を部品実装側を上面として平面54上に載置さ
せて移動させる、たとえばベルトコンベアでなる移動装
置55と、移動装置55上に回動軸56に支持されて垂
下される回動板57と、この回動板57の回動角度を測
定する測定手段58と、この測定手段58の測定値をプ
リント配線板2の部品実装高さに換算する換算手段59
と、からなるものである。
【0046】なお、図1および図2とではプリント配線
板2の形状ならびに、実装されている部品13が異なっ
ているが、意図的に異ならせたものであって、種々な種
類のプリント配線板2が測定され得ることを示している
ものである。
【0047】図1で図示右側のベルトコンベアでなる別
な移動装置61はつぎの工程にプリント配線板2を搬送
移動させるものであり、その間に上下に対向配置された
投光手段62と、出射された光ビーム63を受光させる
受光手段64とからなるプリント配線板検出手段65
は、光ビーム63が遮蔽されることによりプリント配線
板2が回動板57の部分を通過し終えたことを検出させ
るものである。
【0048】プリント配線板部品実装高さ測定装置51
の回動軸56ならびに回動板57部分は、図2に二点鎖
線で示されるような移動装置55をまたぐ枠形のフレー
ム66に取り付けられて軸支され支持構成されたもので
ある。
【0049】上記と同様なプリント配線板検出手段65
は図示されない移動装置55の左側にも配置されてお
り、プリント配線板2がこの測定装置51内に搬入開始
され始めることを検出させるよう配置されている。
【0050】プリント配線板2の搬入される側にはプリ
ント配線板検出手段65とともに、図11で示されたよ
うなバーコードリーダ36がそなえられており、測定さ
れるプリント配線板2の個別データが認識されるように
なっている。
【0051】このような両方のプリント配線板検出手段
65,65によって、測定装置51の測定開始(スター
ト)と終了(エンド)信号を得るように構成されてい
る。以上の構成で図1を参照すると、プリント配線板2
に実装されている部品13は種々の高さのものがあるこ
とが、よく示されている。移動装置55とともに矢印E
方向に移動されるにしたがって、プリント配線板2に実
装された部品13は、最初はコネクタ13a、つぎがモ
ジュール13b、そのつぎがIC装置13c、最後が表
面板13d、といった順序で回動板57の下を通過され
る。
【0052】回動板57の下端部が各部品13と接触し
その都度二点鎖線で示される垂下位置から、実線で図示
される傾動位置の間を往復移動され、部品13の高さに
応じた角度の傾斜位置となる。
【0053】この二点鎖線で示される垂下位置を基準と
し、実線位置の状態を角度測定手段58としては公知な
ロータリエンコーダが回動軸56に接続されることによ
り傾斜角度を検出し得る。ロータリエンコーダとしては
光を利用したものや、電気的抵抗値の変化を利用したも
の、その他のものを適用することは可能である。
【0054】以上のようにして1枚のプリント配線板2
を通過し終えることにより角度測定手段58からの測定
値を順次記憶させ、最大の値を換算手段59によって換
算させることで部品実装高さを得ることができる。換算
手段59としてはたとえばパソコン内で基準信号との比
較または、計算処理によって実現し得る。
【0055】このようにして通過される多数のプリント
配線板それぞれのプリント配線板2の部品実装高さを測
定することにより、高さの種類別にプリント配線板を管
理することの利用ならびにデータベースとの比較によ
り、正確な実装高さを把握することができるから、パソ
コンなどに入力されているデータベースとの確認と必要
に応じて修正を行なわせる。
【0056】つぎに、本発明の高さ換算手段の一実施例
について図3の側断面図および図5の正面図とを参照し
て説明する。フレーム66の両側板に回動軸56の両端
が軸支されており、この回動軸56に回動板57が取り
付けられている。
【0057】回動板57の下方は移動装置55の平面5
4に対して垂直に垂下されており、上方に延びる部分6
7はフレーム66の天井板に設けられたストッパ68に
緩衝ゴム69を介して当接されて位置が規定されてい
る。したがって、この回動板57はストッパ68の位置
を基準にして反時計方向へのみ回動可能である。
【0058】回動板57の端部の折り曲げ部分71には
両側に扇形に広がる形状の回転遮光板72,73が取り
付けられ固定されている。フレーム66の側面板に回動
軸56の中心と同じ位置を中心として対称形に形成され
た円弧形の長孔74,75にそれぞれ光電変換ユニット
76(a〜f)が取り付けられており、これらの位置関
係は後述するような位置にそれぞれが位置調整固定され
ている。
【0059】この光電変換ユニット76は発光素子と受
光素子とが微小間隙を介して対向配置されたものであっ
て、その対向間隙に回転遮光板72,73がそれぞれに
非接触状態に位置されている。したがって、発光素子の
出射光が受光素子に入射されると電気変換されて電気信
号が得られる。
【0060】このことは、発光素子は常時発光状態であ
って回転遮光板72または73が間隙内に介在される
と、出射光が遮断状態となることから電気信号は出力さ
れない状態となる。
【0061】以上の構成で回動板57が図示実線の位置
の場合には、すべての光電変換ユニット76からの電気
信号は出力されない状態である。回動板57が実線の位
置から二点鎖線で示される位置、57a〜57fのそれ
ぞれへと順次反時計方向へ回動されると、57aの位置
では一方の回転遮光板72の端部が光電変換素子76a
の対向間から離脱されてこの間を開放させ、これからの
電気信号が出力される。
【0062】ここで、回動板57の下端部77の位置と
回動軸56の中心との距離をLとし、回動板57の実線
位置と回動された任意位置との回動角度をθとすること
により、下端部77の上昇量hは、 h=(1−cosθ)×L──(1) で求めることができる。
【0063】また、回動板57の実線位置における下端
部77と移動装置55の平面54との距離をH0 とする
と、上記回動された任意位置での下端部77と平面54
間との距離(高さ)Hは、 H=H0 +h────────(2) で求めることができる。
【0064】このようにして求めた値から図9の収納溝
12の間隔Pを適用し、最適収納位置を設定するために
は、溝12位置に対する段間隔をKとすると、 K=H÷P─────────(3) として段間隔を求めることができる。
【0065】要すれば、余裕を与えるために微少な調整
量αを付加して K+α───────────(4) とすることであってもよいものであり、この(4)の値
を適用するのが好ましいことである。
【0066】ここでαを適用することは、ロボットハン
ドで溝12内に挿入させる場合に溝12の上下に適宜間
隔のある状態とし、溝12の上下の壁11に当接接触す
ることがないようにさせるために、プリント配線板2の
左右端部を溝12の下面から若干上げた位置にさせるこ
とから必要なことでもある。
【0067】上記(2)式によって、回動板57の回動
位置57aの位置における回動角度をθaとし、先端部
77の上昇分haに対して平面54間の距離(高さ)H
aは、 Ha=H0 +ha として求められる。以下同様にして、回動位置を57
b,57c,57d,57eおよび57f、回動角度を
θa,θb,θc,θd,θeおよびθfとすること
で、下端部77の上昇距離(高さ)をha,hb,h
c,hd,heおよびhf、をそれぞれ求めることで、
それぞれの位置における先端部の高さ(距離)を、 Hb=H0 +hb Hc=H0 +hc Hd=H0 +hd He=H0 +he Hf=H0 +hf として、それぞれ求められる。
【0068】このようにして所定の高さに換算させるこ
とができ、光電変換ユニット76の位置を所定間隔、た
とえば回動板57の回動位置のそれぞれの上昇間隔hを
図9における溝間隔Pに一致させることで、収納位置を
最適位置に設定することができる。
【0069】上記光電変換ユニット76が、一方の回転
遮光板72に対して76a,76c,76e側に配置さ
れ、他方の回転遮光板73に対して76b,76d,7
6fのように交互に配置させてあるのは、任意な微小間
隔ピッチに設定することが比較的に容易となるためであ
る。
【0070】光電変換ユニット76がすべて遮断された
状態では信号がない状態であるから、これを00000
0、とすることで、プリント配線板2の収納は溝12の
それぞれ12a〜12f〜12nに収納させることがで
きる。
【0071】76a間が開放されて信号が出力された場
合には、これを000001、とすることで溝12を一
段おきにあけて収納させることができる。以下同様にし
て76bも開放されて、000011では二段おきにあ
けて、76cまで開放されて000111では三段お
き、として順次信号の出力状態をコード化して利用し処
理し得る。
【0072】この測定装置51によると、光電変換ユニ
ット76e,76fを格別な目的に適用している。すな
わち、76eが開放されて信号の出力により最も高いプ
リント配線板が検出されたこととして、測定装置を停止
させるとともに異状信号を表示させ、このプリント配線
板の排除を行なわせる。あるいは、別途手段により自動
的に測定装置外に排除させるか、するとともに、データ
ベースの修正入力を行なわせる。さらに、76fが開放
されて信号が検出されると測定装置を強制的に停止させ
るようにしてあり、異状事態の発生を防止させる。
【0073】この発明によると光電変換手段によってい
るが、これらの間隔は任意間隔に設定可能なことはもち
ろんのこと、数についても実施例に限定されるものでは
ない。 また光電変換手段によることなく、永久磁石片
の回動によって磁気検出手段を配置させることでも可能
であり、電気接点なども適用可能なことである。
【0074】本発明の第3の発明である回動板の回動角
位置を維持させる角度維持手段と、この角度維持手段を
開放させる開放手段との一実施例について、図4の側断
面図および図5の要部正面図とを参照して説明する。
【0075】フレーム66の両側面に回動軸56が軸支
されており、この回動軸56に回動板57が取り付けら
れている。回動板57の下方は移動装置55の平面54
に対して垂直に垂下されており、上方延びる部分67は
フレーム66の天井板に設けられたストッパ68に緩衝
ゴム69を介して当接されて位置が規定されている。
【0076】したがって、この回動板57はストッパ6
8の位置を基準にして時計方向へのみ回動可能である。
図3では反時計方向であったが、この図4では時計方向
であるのは、たがいにフレーム66の両側面に対向して
設けられているものを前後関係で内面からみた状態に示
されているからである。
【0077】この実施例による角度維持手段78と開放
手段79とは以下のような構成によるものである。回動
軸56の端部に、周囲に鋸歯状のラチエット歯81が円
周の一部(ほぼ90°の範囲)に形成された円盤82が
取り付けられており、フレーム66の側板に軸83を中
心として回動自在に取り付けられたレバー84の先端の
ラチエット85が嵌まり合って円板82の時計方向への
回転を許容するが逆方向(反時計方向)への回転を阻止
するように構成されている。
【0078】レバー84はラチエット85を円板82に
押し付けるように図示されないばねによって付勢されて
いる。このレバー84の反対側の端部には小形のエアー
シリンダ86の可動軸端87が吸引されて待機状態に対
向されている。円板82には同心に円弧状の歯車88が
取り付けられ、この円弧状の歯車88と噛み合う小歯車
89が回転蓄勢装置91に取り付けられている。この回
転蓄勢装置91はフレーム66の側面板に取り付けられ
ている。回転蓄勢装置91は内部にゼンマイばねを有し
このゼンマイばねが小歯車89の回転によって巻き込ま
れることで蓄勢され、小歯車89を逆方向の巻き戻そう
とする方向に働く。
【0079】上記円弧状の歯車88と小歯車89および
回転蓄勢装置91は円板82とフレーム66の側面板と
の間に配置されるものであって、実際には円板82に隠
れてみえないことから、点線(破線)で描かれるべきも
のであるが理解を容易とするために、あえて実線で表し
てある。
【0080】以上の構成で、図1,図2および図3に示
されるように、回動板57がプリント配線板2の部品1
3と接触することによって下端部77がその部品13の
高さに応じた分の位置として回動傾斜されることにな
り、部品13の通過とともにそれに応じた傾斜状態とな
る。
【0081】このような動きに応じて、円板82が(時
計方向へ)回転しレバー84の先端のラチエット85を
押し上げて鋸歯状のラチエット歯81との噛み合い位置
が移動される。そうすると、その位置でラチエット85
によって円板82の逆方向(反時計方向)への回転が阻
止されるから回動板57の回動位置が維持されることに
なる。
【0082】プリント配線板2の移動とともに回動板5
7の回動位置はそれ以後の低い高さの部品13に対して
は接触されないで、さらに高い部品13との接触によっ
てその回動傾斜位置が更新されその位置が維持される。
このようにしてプリント配線板2の通過によって、もっ
とも高い部品13の高さに応じた回動傾斜状態となるこ
とは説明するまでもないことであろう。
【0083】このような角度位置維持手段78は回動板
57を垂下状態位置と回動位置との間を往復揺動させる
ことがないので、回動位置からの追加の回動量は運動量
を最低限度にさせるとともに、高い部品13による衝撃
的な接触を小さな衝撃力に抑える働きをする。大きな衝
撃が加わると反動で回動板57が実際の部品13の高さ
位置よりもはね上げられることによる測定値の間違い発
生を生じさせるが、この手段によると間違い発生をなく
す働きをもする。
【0084】上記の回動とともに円弧状の歯車88も回
動され、これによって小歯車89が回転して回転蓄勢装
置91内に復帰方向の回転力が回動角度に応じた量逐次
蓄勢される。
【0085】図1に示されるようなプリント配線板2の
通過終了検出手段65からの通過信号によって、図示さ
れない電磁バルブを作動させてエアーシリンダ86に圧
縮空気を送り込み、可動軸端87を進出させてレバー8
4の端部を押し付ける。
【0086】レバー84は軸83を中心に回動され先端
のラチエット85の位置を、鋸歯状のラチエット歯81
との噛み合いを開放させる。これによって回転蓄勢装置
91に蓄勢された復帰方向への回転力が、小歯車89を
介して円弧状の歯車88に伝達され、回動板57は実線
で示される基準位置に即座に短時間で確実に復帰され
る。
【0087】回転蓄勢装置91には基準位置において
も、なお復帰方向への回転力があるようにあらかじめ設
定されているから、回動板の延長部67をストッパ68
に確実に当接させて位置決めさせている。
【0088】回転蓄勢装置91は蓄勢力に応じし回動板
57を基準位置方向へ付勢し押し戻そうとするように働
くことから、回動板57の回動傾斜にともなう、実際の
高さ以上のはね上げ力の加わることを抑制する働きを生
じるといった作用、効果が得られる。
【0089】以上説明のように、本発明の回動角位置の
角度維持手段78と、これを開放させる開放手段79に
ついて実施例により説明したものであるが、このような
実施例に限定されるものではなく、基本的には摩擦を利
用した維持手段であってもよいものであり、開放手段は
電磁石などの付勢力を利用するものであっても可能であ
り、これらの種々な組み合わせが可能なことでもある。
【0090】以上説明の第1の発明になるプリント配線
板部品実装高さ測定装置、ならびに第2発明になる角度
位置手段および開放手段、第3発明などの測定装置を適
用した第4発明であるプリント配線板収納装置の第1実
施例について図6を参照して説明する。
【0091】図6のプリント配線板の製造ライン92に
適用されるシステムは、図6に示されるものと同様に、
矢印Aに示されるように組み立て工程から搬送されてく
るプリント配線板2,2はベルトコンベア3上を搬送移
動されさるのであるが、プリント配線板収容装置である
自動化収納装置4の前の部分にプリント配線板部品実装
高さ測定装置93が配置される。
【0092】ここで、プリント配線板部品実装高さ測定
装置93により前述の図1、図2、図3の各実施例で説
明したと同様にして、それぞれのプリント配線板2,2
の部品実装高さを測定し、その測定データをもとにすで
に入力されているプリント配線板2ごとのデータベース
とを比較し、実測データにもとづいてデータを修正させ
るとともに自動化収納装置4内のラック5に、ラック5
内を自在に移動可能なロボット装置6によって取り込ま
せ、所定の最適間隔に順次収納させる。
【0093】このような制御は集中管理用のコンピュー
タに制御されるパソコンなどの制御装置によって制御実
行される。ロボット装置6の動作は前述の各実施例の構
成、作用、手順などに応じて実施されるものである。
【0094】収納されたプリント配線板2は工程の要求
に応じて同じくロボット装置6によってラック5の所定
箇所から順次取り出されて、ベルトコンベア3上に置か
れ、設定された次工程の自動試験装置7,8などへと矢
印B,Cに示されるように、順次搬送移動されて所定の
試験が行なわれ、試験終了とともに再びベルトコンベア
3によって次工程へと搬送移動される。
【0095】本発明のプリント配線板収納装置92によ
れば、収納装置4内へのプリント配線板2の収納がきわ
めて効率よく行なえるとともに、プリント配線板2の破
損などの障害発生が確実に防止される。
【0096】本発明の第4発明のプリント配線板収納装
置の第2実施例について図7を参照して説明する。この
プリント配線板収納装置94は、組み立て工程または試
験工程などを経て、矢印Fのように連続して搬送されて
くるプリント配線板2をベルトコンベア3上を図示左方
に搬送移動させて矢印方向に移動させる。
【0097】図1,図2,図3で述べたプリント配線板
部品実装高さ測定装置51により、プリント配線板2の
部品高さを測定するとともに、図4,図5で述べた開放
手段79を有する角度維持手段78によって、実装部品
13を含むプリント配線板2の最大高さを所定段階とし
て測定させ、図示されないパソコンなどにデータとして
入力させる。
【0098】このようにして高さの測定されたプリント
配線板2はつぎにマガジンラック95に収納させる。マ
ガジンラック95は枠形の内部に図9に示されるよう
な、上下方向に水平な挿入溝12が両方の壁面に対向し
て所定間隔に多数形成されたものである。
【0099】このマガジンラック95はプリント配線板
2を数10枚収納可能であって、単位ごとに種々の工程
に応じてプリント配線板を所定箇所に移動させ得るもの
である。
【0100】空のマガジンラック95を開口側を搬送方
向に向けて収納手段96の昇降装置97の台上に設置さ
せる。昇降装置97を最下段に降下させて待機位置にさ
せる。これらの収納手段96、昇降装置97などはすべ
てパソコンによって制御されるように構成されている。
【0101】上記部品実装高さの測定されたプリント配
線板2が収納手段96に移動されると、挿入アーム98
によってマガジンラック95の溝12に向けて挿入され
るのであるが、このとき実装高さのデータによってマガ
ジンラック95の天井に部品が衝突しないような最適な
溝12位置に昇降装置97が上昇され、その状態でプリ
ント配線板2は挿入収納される。
【0102】つぎのプリント配線板2が搬送されてくる
と、昇降装置97は先に収納されたプリント配線板2の
溝12位置から、上記つぎのプリント配線板2の部品高
さのデータにもとづいて、これが収納されたプリント配
線板2に衝突しない最適な溝12位置までマガジンラッ
ク95を上昇させ、その状態でプリント配線板2が挿入
収納される。
【0103】以上のようにして、順次搬送ならびに測定
されるプリント配線板2を測定データにもとづきマガジ
ンラック95を測定データによって最適位置に上昇させ
ながら挿入収納させる。
【0104】マガジンラックとプリント配線板とその位
置などは、すべてパソコンなどのデータ入力されて次工
程の取り出しなどに適用される。マガジンラックへの収
納は上からに限るものではなく、下からであっても可能
なことである。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のプリ
ント配線板部品実装高さ測定装置およびその測定装置を
用いたプリント配線板収納装置によれば、プリント配線
板に実装された部品の実装高さをプリント配線板を含め
て確実かつ正確に測定し得るから、適宜な高さの種類別
にすることが容易である。
【0106】したがって、製造ラインなどに適用してそ
の実施効果はきわめて顕著なものとなる。測定装置を自
動化収納装置またはマガジンラックなどにプリント配線
板収納手段に組み合わせることで、効率的かつ効果的な
収納が行なえるから、プリント配線板の障害がなくな
り、最適な収納密度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板部品実装高さ測定装置
の一実施例要部側面図
【図2】図1の要部斜視図
【図3】本発明の高さ換算手段の一実施例側断面図
【図4】本発明の回動角度維持手段とその開放手段の一
実施例側断面図
【図5】図3および図4の要部正面図
【図6】本発明を適用したプリント配線板の製造ライン
要部の概略斜視図
【図7】本発明プリント配線板収納装置の第2実施例
【図8】プリント配線板の製造ライン要部の概略斜視図
【図9】ラックの保管棚の一部正面図
【図10】従来のプリント配線板部品従来高さ測定装置
【図11】従来のプリント配線板部品実装高さ測定装置
の動作説明用構成図
【符号の説明】
1 2 プリント配線板 3 ベルトコンベア 4 プリント配線板収納装置 5 ラック 6 ロボット装置 9 収納棚 11 壁 12 溝 13 部品 51 プリント配線板部品実装高さ測定装置 54 平面 55 移動装置 56 回動軸 57 回動板 58 測定手段 59 換算手段 65 プリント配線板検出手段 66 枠形のフレーム 68 ストッパ 72,73 回転遮光板 74,75 長孔 76 光電変換ユニット 77 下端部 78 角度維持手段 79 開放手段 81 鋸歯状のラチエット歯 82 円板 83 軸 84 レバー 85 ラチエット 86 エアーシリンダ 87 可動軸端 88 円弧状の歯車 89 小歯車 91 回転蓄勢装置 92 プリント配線板の製造ライン 93 プリント配線板部品実装高さ測定装置 94 プリント配線板収納装置 95 マガジンラック 96 収納手段 97 昇降装置 98 挿入アーム K 段間隔 H 高さ,距離 h 上昇量 P 溝間隔,間隔 θ 角度 α 調整量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品(13の取り付け実装されたプリン
    ト配線板(2)を部品実装側を上面として平面(54上
    に載置させて移動させる移動装置(55)と、該移動装
    置上に回動可能に支持されて垂下され下端部が上記移動
    されるプリント配線板上の部品(13)に接触されるこ
    とにより該接触された部品の実装高さに応じた傾斜角に
    回動される回動板(57)と、該回動板の回動角をプリ
    ント配線板の部品実装高さに換算する高さ換算手段(5
    9)と、をそなえてなることを特徴とするプリント配線
    板部品実装高さ測定装置。
  2. 【請求項2】 プリント配線板(2)の実装部品(1
    3)に上記回動板(57)が接触した場合その接触によ
    る回動板の回動角位置を維持させる角度維持手段(7
    8)と、該角度維持手段を開放させる開放手段(79)
    と、をそなえてなることを特徴とする請求項1に記載の
    プリント配線板部品実装高さ測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回動板(57)の回動
    角をプリント配線板(2)の部品(13)実装高さに換
    算する高さ換算手段(59)は、設定された所定段階ご
    との設定値に識別させるものであることを特徴とするプ
    リント配線板部品実装高さ測定装置。
  4. 【請求項4】 所定間隔(P)に多数のプリント配線板
    (2)を挿入し得る挿入溝(12)が対向形成されたプ
    リント配線板収納装置であって、上記請求項1または請
    求項3のプリント配線板部品実装高さ測定装置(51)
    による最大高さの測定値により部品実装高さの測定され
    たプリント配線板(2)を該プリント配線板の最適な挿
    入溝位置を設定し該設定された溝位置に収納させる収納
    手段(96)をそなえてなることを特徴とするプリント
    配線板収納装置。
JP6047586A 1994-03-18 1994-03-18 プリント配線板部品実装高さ測定装置およびその測定装置を用いたプリント配線板収納装置 Withdrawn JPH07260406A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218699A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Honda Motor Co Ltd キー溝の検査方法及びキー溝の検査装置
DE202022105941U1 (de) 2022-10-21 2024-01-25 Schröder Maschinenbau GmbH Höhenabtastvorrichtung

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