JPH07260223A - エアシャワー装置 - Google Patents
エアシャワー装置Info
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- JPH07260223A JPH07260223A JP7417794A JP7417794A JPH07260223A JP H07260223 A JPH07260223 A JP H07260223A JP 7417794 A JP7417794 A JP 7417794A JP 7417794 A JP7417794 A JP 7417794A JP H07260223 A JPH07260223 A JP H07260223A
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Abstract
時には通路側壁に開口したジェット気流噴出口より通路
内へ高速ジェット気流を噴出し、定常時には天井に開口
した循環気流吹出口より通路内へ清浄気流をダウンフロ
ーして循環送風するようにし、通路の下部に開口するリ
ターン空気流吸込口とジェット気流噴出口との間にまた
がって通路の側方に画成した側部風胴内に高・低速切り
換え運転可能な送風機、およびフィルタを配備すると共
に循環気流吹出口を含む天井側に画成した上部風胴と前
記側部風胴との間を連通させたエアシャワー装置におい
て、前記天井9に開口したジェット気流噴出口4bを配
備すると共に、前記循環気流吹出口10に物体等の通過
時には吹出口10を閉塞し、定常時には吹出口10を開
放するシャッタ13を配備した。 【効果】 装置全体を小型、コンパクト化し、また、設
備費の低減化を図ることができる。
Description
る入口通路に据え付けて、装置本体内に設けられた通路
を通過する人体、物体等の表面に付着している塵埃を払
い落とす機能と、人体、物体等が非通過の定常時には通
路内空気を清浄維持する機能を備えたエアシャワー装置
に関する。
来、この種のエアシャワー装置は実公昭58−1143
3号の如く、清浄空気送風用の送風機と高速ジェット気
流送風用の送風機を別々に分けて設置されており、これ
に伴い個別の風胴内通路の仕切隔壁が必要となり、設備
面で装置に組まれる使用機器の数を増す他、装置全体が
大型化して設備費が嵩み、しかも装置が大型化すると現
地への搬入、施工面でも種々の制約が加わるようにな
る。このため装置の小型コンパクト化のねらいで特開昭
64−63087号の如く、高・低速切り換え運転可能
な送風機を配備すると共に循環気流吹出口を含む天井側
に画成した上部風胴と側部風胴との間を連通させ、かつ
風胴間の連通箇所に送風機の高速運転時に閉じ、低速運
転時に開放する開閉動作をするエアダンパを配備したも
のが提案された。ところが人体、物体等の通過時に天井
から気流が吹き出さないために頭部の塵埃を効率よく落
とすことができないという問題があった。また、ジェッ
ト気流は人に付着した塵埃を高速で吹き飛ばす必要から
その吹出口は狭くしてノズルにし、循環気流は室内の塵
埃を捕捉し、室内の清浄度を高める必要から吹出口は天
井面全体から室内へ下方向の低速気流とする。このため
同一天井面に循環気流吹出口とジェット気流噴出口を同
時に設けることは困難であるという問題があった。
置は、前記問題点を解決するべく、クリーンルームに通
じる入口通路に据え付け、装置本体内に設けられた通路
を通過する人体、物体等の表面に付着している塵埃を払
い落とす機能と、人体、物体等が非通過の定常時には通
路内空気を清浄維持する機能を備え、人体、物体等の通
過時には通路側壁に開口したジェット気流噴出口より通
路内へ高速ジェット気流を噴出し、定常時には天井に開
口した循環気流吹出口より通路内へ清浄気流をダウンフ
ローして循環送風するようにし、通路の下部に開口する
リターン空気流吸込口とジェット気流噴出口との間にま
たがって通路の側方に画成した側部風胴内に高・低速切
り換え運転可能な送風機、およびフィルタを配備すると
共に循環気流吹出口を含む天井側に画成した上部風胴と
前記側部風胴との間を連通させたエアシャワー装置にお
いて、前記天井に開口したジェット気流噴出口を配備す
ると共に、前記循環気流吹出口に人体、物体等の通過時
には吹出口を閉塞し、定常時には吹出口を開放するシャ
ッタを配備したことを特徴とする。前記送風機は通路内
を通過する人体、物体等の検知手段の検知信号を基に、
人体、物体等の通過時には高速回転、定常時には低速回
転に切り換え制御されるものであることが好ましい。ま
た、前記循環気流吹出口に配備したシャッタは上部風胴
の内圧に応動して開閉動作する風圧動作式であることが
好ましい。更にまた、前記循環気流吹出口に配備したシ
ャッタは送風機の運転速度切り換え信号に応動して開閉
動作する電動操作式であることが好ましい。
環送風に共用されるものであり、送風機は通路内を通過
する人体、物体等の検知手段の検知信号等を基に、人
体、物体等の通過時には高速運転、非通過の定常時には
低速運転に切り換え制御される。循環気流吹出口のシャ
ッタは、上部風胴の内圧に応動するかまたは送風機の運
転速度切り換え信号に応動して開閉動作する。人体、物
体等が通過する場合は、検知手段の検知信号等を基に送
風機が高速運転にされ、同時にシャッタが閉じる。従っ
て側部風胴および上部風胴の圧力が高まり通路側壁に開
口するジェット気流噴出口と天井に開口するジェット気
流噴出口を通じて通路内へ高速ジェット気流が噴出して
人体、物体等の表面より塵埃を払い落とす。一方、人
体、物体等が通過しない定常状態では送風機は低速運転
に切り換えられると共にシャッタが開放する。従ってフ
ィルタ、側部風胴、上部風胴を経て送風された清浄空気
流が低速で通路天井側に開口する循環気流吹出口および
上部ジェット気流噴出口と側部ジェット気流噴出口を通
じて室内にダウンフローするように循環送風され、これ
により送風機の省電力化を図りつつ、最小限必要な風量
で通路内の空気を清浄維持することができる。
置全体の構成図、図2は図1のII−II線断面図、図3は
図2の III−III 線断面図、図4は図2のIV−IV線断面
図、図5乃至図7はエアシャワー装置の要部構成図であ
る。図中1は装置本体を示し、該装置本体1内には人
体、物体等を通過させる通路2が設けられ、該通路2の
側壁3には側部ジェット気流噴出口4aが、また該側壁
3の下部にはリターン空気流吸込口5が設けられてい
る。また、これら側部ジェット気流噴出口4aとリター
ン空気流吸込口5との間にまたがって通路2の側方に側
部風胴6が画成され、該側部風胴6の内部には高・低速
切り換え運転可能な送風機7およびHEPAフィルタ8
が配備されている。また、通路2の天井9には循環気流
吹出口10と上部ジェット気流噴出口4bが設けられ、
該天井9の上方に上部風胴11が画成され、該上部風胴
11は前記側部風胴6に連通されている。
隔壁12で仕切られており、かつ該仕切隔壁12への通
風窓12aにはシャッタ13が配備されている。このシ
ャッタ13は前記送風機7の高速運転時に閉じ、低速運
転時に開放動作するものであり、図5に詳しく示したと
おり、天井9に開口された循環空気吹出口10の周囲を
囲むように配備された循環気流用仕切隔壁12の通風窓
12aに対応して、循環気流用仕切隔壁12内に固定さ
れたバネ受け14aに一端を、他端をシャッタ13に固
定したバネ14を介して、シャッタ13が配備されてい
る。
では、シャッタ13が押し下げられて通風窓12aを閉
塞するよう作動し、上部風胴11内部の風圧が低い状態
ではバネ14の弾性力によりシャッタ13が押し上げら
れて通風窓12aが開放されるよう作動する。
示すもので、通風窓12aを支点としてバランスウェイ
ト15が装着されたシャッタ13が配備されるようにし
た。ここで上部風胴11内部の風圧が高い状態ではシャ
ッタ13のバランスウェイト15の装着されていない側
が押し下げられて通風窓12aを閉塞するように作動
し、上部風胴11内部の風圧が低い状態ではバランスウ
ェエイト15の重みでシャッタ13のバランスウェイト
15の装着されていない側が押し上げられ通風窓12a
が開放されるよう作動する。
け例を示すもので、通風窓12aに対応して循環気流用
仕切隔壁12内でかつ循環空気吹出口10と接するよう
にシャッタ13が配備され、シャッタ13は通風窓12
aよりバネ16でつるされている。ここで上部風胴11
内部の風圧が高い状態ではバネ16が伸ばされてシャッ
タ13が押し下げられ循環空気吹出口10を閉塞するよ
うに作動し、上部風胴11内部の風圧が低い状態ではバ
ネ16の元に戻ろうとする弾性力でシャッタ13が押し
上げられ循環空気吹出口10が開放されるよう作動す
る。
運転動作を説明する。エアシャワー装置の通路2を人
体、物体等が通過すると扉スイッチ17および光電セン
サ18の検知信号を基に送風機7が高速運転となる。こ
れによりリターン空気流吸込口5より吸い込まれた空気
は送風機7、HEPAフィルタ8を経て側部風胴6内に
吹き出す。しかもこの場合には送風機7の送風風圧が高
いので前記シャッタ13が閉じ、従って側部風胴6内に
吹き出た空気は側部ジェット気流噴出口4aを通じて高
速ジェット気流として噴出すると共に、上部風胴11内
に吹き出された空気は上部ジェット気流噴出口4bを通
じて高速ジェット気流として噴出することにより、人
体、物体等の表面に付着している塵埃を払い落とす。
尚、リターン空気流は吸込口5より吸い込まれて送風機
7に戻る。一方扉が閉じ、通路2内に人体、物体等が通
過しない定常状態では、検知信号を基に送風機7が低速
運転となる。従って上部風胴11の内圧が低下してシャ
ッタ13が開放されて天井9の循環気流吹出口10、上
部ジェット気流噴出口4bから通路2内へダウンフロー
すると共に側部ジェット気流噴出口4aから通路2内へ
水平層流する。尚、通路2内に吹き出した空気流はリタ
ーン空気吸込口5を通じて送風機7に戻るように循環通
風される。
ジェット気流および循環気流の送風を行うことができる
ため、装置の使用機器数を削減できかつ風胴内の通路仕
切も簡略化して装置全体を小型、コンパクト化し、ま
た、設備費の低減化を図ることができる。また、ジェッ
ト気流の噴出が側部だけでなく上部からも行うことがで
きるため、人体の頭部の塵埃を効率よく捕捉することが
できる。しかもジェット気流噴出口と循環気流吹出口を
同一面に配備するにもかかわらず、循環気流の吹出性能
を阻害しないため従来と同様に定常時にエアシャワー室
内の清浄度を高めることができる。
の構成図
Claims (4)
- 【請求項1】 クリーンルームに通じる入口通路に据え
付け、装置本体内に設けられた通路を通過する人体、物
体等の表面に付着している塵埃を払い落とす機能と、人
体、物体等が非通過の定常時には通路内空気を清浄維持
する機能を備え、人体、物体等の通過時には通路側壁に
開口したジェット気流噴出口より通路内へ高速ジェット
気流を噴出し、定常時には天井に開口した循環気流吹出
口より通路内へ清浄気流をダウンフローして循環送風す
るようにし、通路の下部に開口するリターン空気流吸込
口とジェット気流噴出口との間にまたがって通路の側方
に画成した側部風胴内に高・低速切り換え運転可能な送
風機、およびフィルタを配備すると共に循環気流吹出口
を含む天井側に画成した上部風胴と前記側部風胴との間
を連通させたエアシャワー装置において、前記天井に開
口したジェット気流噴出口を配備すると共に、前記循環
気流吹出口に人体、物体等の通過時には吹出口を閉塞
し、定常時には吹出口を開放するシャッタを配備したこ
とを特徴とするエアシャワー装置。 - 【請求項2】 前記送風機が通路内を通過する人体、物
体等の検知手段の検知信号を基に、人体、物体等の通過
時には高速回転、定常時には低速回転に切り換え制御さ
れることを特徴とする請求項1記載のエアシャワー装
置。 - 【請求項3】 前記循環気流吹出口に配備したシャッタ
が上部風胴の内圧に応動して開閉動作する風圧動作式で
あることを特徴とする請求項1記載のエアシャワー装
置。 - 【請求項4】 前記循環気流吹出口に配備したシャッタ
が送風機の運転速度切り換え信号に応動して開閉動作す
る電動操作式であることを特徴とする請求項1記載のエ
アシャワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07417794A JP3308098B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | エアシャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07417794A JP3308098B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | エアシャワー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260223A true JPH07260223A (ja) | 1995-10-13 |
JP3308098B2 JP3308098B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=13539629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07417794A Expired - Lifetime JP3308098B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | エアシャワー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308098B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2327483A1 (de) * | 2009-11-30 | 2011-06-01 | Robert Sporer | Abblas-Gerät |
KR101314273B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2013-10-02 | (주)신성이엔지 | 에어 샤워 |
CN103394488A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-20 | 苏州安泰空气技术有限公司 | 一种风淋净化装置 |
CN105834166A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-08-10 | 亿丰洁净科技江苏股份有限公司 | 一种多功能风淋室 |
CN114192500A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-03-18 | 郭爱玲 | 一种具有杀菌净化出风功能的风淋室 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP07417794A patent/JP3308098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2327483A1 (de) * | 2009-11-30 | 2011-06-01 | Robert Sporer | Abblas-Gerät |
KR101314273B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2013-10-02 | (주)신성이엔지 | 에어 샤워 |
CN103394488A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-20 | 苏州安泰空气技术有限公司 | 一种风淋净化装置 |
CN105834166A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-08-10 | 亿丰洁净科技江苏股份有限公司 | 一种多功能风淋室 |
CN114192500A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-03-18 | 郭爱玲 | 一种具有杀菌净化出风功能的风淋室 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3308098B2 (ja) | 2002-07-29 |
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