JPH07260134A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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Publication number
JPH07260134A
JPH07260134A JP5027894A JP5027894A JPH07260134A JP H07260134 A JPH07260134 A JP H07260134A JP 5027894 A JP5027894 A JP 5027894A JP 5027894 A JP5027894 A JP 5027894A JP H07260134 A JPH07260134 A JP H07260134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
hot water
fuel supply
switching
capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP5027894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Asagami
達雄 浅上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5027894A priority Critical patent/JPH07260134A/ja
Publication of JPH07260134A publication Critical patent/JPH07260134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 能力切替時における着火特性の向上と湯温の
早期安定化を図る。 【構成】 燃焼能力を半開能力、すなわち第1のバーナ
9だけが燃焼している状態から全開能力、すなわち第1
のバーナ9と第2のバーナ9aとが同時に燃焼するよう
に切替える時、必ず第2のバーナ9aに放電点火するプ
ログラムが制御装置13に内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定温度と出湯温度と
の偏差に基づいて燃料の供給量を自動調節する給湯器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯器においては、自動調節にて
1つのバーナだけで加熱運転する半開能力運転時の第1
のバーナから、2つのバーナ(全バーナ)で加熱運転す
る全開能力運転時の第1と第2のバーナの同時燃焼に取
り替える場合、第1のバーナから第2のバーナに火移り
させるために、数秒間火移りするのに必要な、中間的な
量に設定した固定燃料供給量を保持させて、第2のバー
ナの火炎を安定させてから、設定湯温の全開能力運転の
モード(所要燃料供給量)に設定されていた。
【0003】図4は、横軸にガス流量、縦軸に2次圧値
をとり、半開能力時と全開能力時のそれぞれの燃焼量を
あらわしたものである。図4において、例えば、半開能
力のA点で使用していて、急に設定条件が変わり、全開
能力のC点に移行するとき、火移り用の固定燃料供給量
のB点に一度保持され、次に湯温制御のための所要燃料
供給量のC点に移行するというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、給湯途中での湯温設定のアップや給湯流
量の増加条件によって設定温度より出湯温度が低くなっ
た場合に、半開能力制御域から全開能力制御域に燃焼能
力を大きくするとき、火移りに必要な全開能力制御域の
固定燃料供給点のB点を必ず数秒間保持してから、設定
温度の全開能力制御域の適正な設定値に移行することに
なる。したがって、例えばC点に移れば数秒間でも出湯
温度においては熱くなり、そのオーバヒートした分だけ
湯温安定化も遅くなり、また、中間的で比較的燃料供給
量も多いので着火音も大きい。このようにスムーズな切
替制御による良好な着火特性の確保と湯温の早期安定化
を図るということが同時に満足されてないという課題が
あった。
【0005】本発明は、早い湯温の安定化とスムーズな
着火性能を得ることができる給湯器を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の給湯器の第1手
段は、燃料供給量制御手段と前記燃料供給量制御手段を
介して燃料供給路に接続された第1のバーナ、および燃
料供給を切替える切替電磁弁を介して接続された第2の
バーナからなるバーナと、前記バーナの上方に設けられ
た熱交換器と、前記熱交換器の出湯管路に設けられた出
湯温度検出装置と、出湯温度を設定する設定湯温装置
と、前記第1のバーナのみの半開能力運転時と前記第1
のバーナおよび第2のバーナの同時燃焼による全開能力
運転時を前記切替電磁弁で制御し、前記半開能力運転時
から前記全開能力運転時に切り替える時、前記第2のバ
ーナに放電点火させる制御装置を備えたものである。
【0007】また、本発明の第2手段は、前記半開能力
運転時から前記全開能力運転時に切り替える時、前記燃
料供給量制御手段により、全開能力制御域の最小値で放
電点火させてから設定の全開能力運転させる制御装置を
備えたものである。
【0008】
【作用】上記した第1手段により本発明の給湯器は、第
1のバーナのみでの半開能力制御域から第1のバーナと
第2のバーナの同時燃焼の全開能力制御域に燃焼能力を
大きくするとき、第2のバーナの炎孔上を数秒間放電点
火させることにより、安定した湯温が早くスムーズに得
られる。
【0009】また、第2手段では、上記と同様に半開能
力運転時から全開能力運転時に切り替える時、全開能力
制御域の最小値に燃料供給制御手段により保持し、放電
点火させ、それから設定の全開能力運転のモード(所要
燃料供給量)にすることにより、静かで安全な燃焼状態
の移行を確保できるものであり、湯温も低温から変化す
るので設定温度より超え過ぎるようなことがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の給湯器の一実施例について、
添付図面を参照しながら説明する。
【0011】図1において、給湯栓1を開栓すると、水
は水入口2より供給されて流量検知器3を通り、熱交換
器4へと通水される。そして、燃焼用空気を制御して供
給する送風機5が回転し、点火器6が放電をしてガス電
磁弁7が開き、燃料供給量調節用のガス比例弁8が開
き、バーナ9,9aにガス及び空気の混合気体燃料が流
れ、バーナ9,9aの上面の燃焼室11に火炎10,1
0aが形成されて熱交換器4を加熱する。
【0012】熱交換器4の出湯管路に設けられた出湯温
度検出装置12による出湯温度と、遠隔操作器16の湯
温設定スイッチ17で設定された設定温度との偏差に基
づいて、燃料の供給量を自動調節するフィードバック制
御をおこなう制御装置13が組み込まれている。バーナ
9には着火検知器14がつけられ、半開燃焼能力時のバ
ーナ9にて、常に着火検出をしている。点火器6は、バ
ーナ9aの上方に取りつけられている。
【0013】給湯途中等で設定湯温より出湯温度が低く
なった場合、切替電磁弁15によりバーナ9のみの燃焼
からバーナ9,9aの同時燃焼となるように切り替えら
れるが、この切替条件に限って切り替え時、バーナ9a
に点火器6より放電させるようにするプログラムを制御
装置13に組み込んでいる。
【0014】図2は、横軸にガス比例弁8で調整される
ガス流量、縦軸に2次圧値を表示して、半開能力時と全
開能力時の燃焼量をあらわしたものである。半開能力で
A点に設定されていて、急に設定温度を変えたり、外的
要因にて全開能力のC点に能力切り替えされるとき、A
点から直接C点へ移行し、湯温の安定化にスムーズな切
り替えをおこなうことができる。しかも、従来例のB点
からの移行よりもオーバヒートがない。なお、C’点で
は若干の着火音を伴うが、従来例と比べて着火音はやや
大きくなっても、湯温の立上りが早い。
【0015】図3は、半開能力でA点に設定されてい
て、急に設定温度を変えたり、外的要因にて全開能力の
C点に能力切り替えされるとき、バーナ9aに点火器6
より放電させながら、全開能力の最小値D点になるよう
にし、数秒後に全開能力のC点になるようにしたガス比
例弁8を制御できるようプログラムを組み込んだ制御装
置を備える給湯器のガス流量と2次圧の関係を示すグラ
フである。この方式では特に着火音の低減や逆火の抑制
等の着火特性の改良を行え、オーバヒートも防止でき
る。尚、中間的な燃料供給点のB’点を設け、これより
以上の所要燃料供給量のときはD点をB’点に変換した
2段制御にして高負荷時の立上りを余り遅くしないよう
にもできる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1は、能力切替時に第2のバーナに放電点火す
るようにしたので、設定温度に応じた任意の所要燃料供
給量で直接移行するから湯温の早期、かつスムーズな安
定化ができる。しかも、従来の中間的で固定着火燃料供
給量を介した場合よりも、所要燃料供給量の少ないとき
には着火特性の改善も図れる。
【0017】また、本発明の請求項2は、能力切替時
に、全開能力制御域の最小値で放電点火させてから設定
温度に応じた所要燃料供給量の全開能力運転させる制御
装置を有しているので、一度全開能力の最小燃焼とする
ことで、静かで安全な燃焼が得られ、湯温も低温から高
温へと変化して過熱しすぎるようなことがなく安全性が
確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における給湯器の構成図
【図2】同給湯器のガス流量と2次圧との相関を示す特
性図
【図3】同給湯器のガス流量と2次圧との相関を示す特
性図
【図4】従来の給湯器のガス流量と2次圧との相関を示
す特性図
【符号の説明】
6 点火器 9 第1のバーナ 9a 第2のバーナ 13 制御装置 14 着火検知器 15 切替電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料供給量制御手段と、この燃料供給量制
    御手段を介して燃料供給路に接続される第1のバーナ
    と、前記燃料供給を切替える切替電磁弁と、この切替電
    磁弁を切替えた場合前記第1のバーナと同時燃焼する第
    2のバーナと、前記それぞれのバーナの上方に設けられ
    た熱交換器と、この熱交換器の出湯管路に設けられた出
    湯温度検出装置と、出湯温度を設定する設定湯温装置
    と、前記第1のバーナのみが燃焼している半開能力運転
    時に前記切替電磁弁を切替えた場合前記第2のバーナに
    放電点火させる制御装置とを備えた給湯器。
  2. 【請求項2】制御装置は半開能力運転時から全開能力運
    転時に切り替える時、全開能力制御域の最小値で放電点
    火するように燃料供給量制御手段を制御する請求項1記
    載の給湯器。
JP5027894A 1994-03-22 1994-03-22 給湯器 Pending JPH07260134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5027894A JPH07260134A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 給湯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027894A JPH07260134A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 給湯器

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JPH07260134A true JPH07260134A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12854474

Family Applications (1)

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JP5027894A Pending JPH07260134A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 給湯器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02