JPH07260101A - 電気式貫流ボイラの缶体構造 - Google Patents
電気式貫流ボイラの缶体構造Info
- Publication number
- JPH07260101A JPH07260101A JP7445494A JP7445494A JPH07260101A JP H07260101 A JPH07260101 A JP H07260101A JP 7445494 A JP7445494 A JP 7445494A JP 7445494 A JP7445494 A JP 7445494A JP H07260101 A JPH07260101 A JP H07260101A
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトで効率のよい電気式貫流ボイラの
缶体構造を提供する。 【構成】 上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との間を複数の
水管３で接続し、この上部ヘッダ１に蒸気吐出管４を接
続し、下部ヘッダ２に給水管５を接続してなる貫流ボイ
ラにおいて、前記水管３の上端部を前記上部ヘッダ１内
に突出させ、このようにした水管３の上端部と上部ヘッ
ダ１の上面との間に所定の隙間Ｓを設けるとともに、水
管３の突出部の、上部ヘッダ下面接合部の近接個所に所
要の開口部３ａを穿設し、前記上部ヘッダ１の上面から
水管３内に伝熱ヒータ８を挿入し、この伝熱ヒータ８を
上部ヘッダ１の上部に固定した構造。
缶体構造を提供する。 【構成】 上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との間を複数の
水管３で接続し、この上部ヘッダ１に蒸気吐出管４を接
続し、下部ヘッダ２に給水管５を接続してなる貫流ボイ
ラにおいて、前記水管３の上端部を前記上部ヘッダ１内
に突出させ、このようにした水管３の上端部と上部ヘッ
ダ１の上面との間に所定の隙間Ｓを設けるとともに、水
管３の突出部の、上部ヘッダ下面接合部の近接個所に所
要の開口部３ａを穿設し、前記上部ヘッダ１の上面から
水管３内に伝熱ヒータ８を挿入し、この伝熱ヒータ８を
上部ヘッダ１の上部に固定した構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、伝熱ヒータを用いて
蒸気を発生させる電気式貫流ボイラの缶体構造に関する
ものである。
蒸気を発生させる電気式貫流ボイラの缶体構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気式貫流ボイラの缶体構造は、
図５〜図６に示すように、奥行方向に延びる円筒横置き
の下部ヘッダ２１に複数の垂直水管２２を単列に連結
し、これら垂直水管２２の各一側上端部より上昇管２３
を樹立し、そうした各上昇管２３の上端を前記下部ヘッ
ダと同様な横置きの上部ヘッダ２４に連結し、且つ、こ
の各垂直水管２２の上端より電熱ヒータ２５を挿入し、
これら電熱ヒータ２５を垂直水管２２の上部にそれぞれ
固定した缶体構造となっている。尚、図中２６は上部ヘ
ッダ２４に設けた蒸気吐出管、図中２７は上部ヘッダ２
４と下部ヘッダ２１との間に設けてある水位制御管、２
８は給水タンクである。
図５〜図６に示すように、奥行方向に延びる円筒横置き
の下部ヘッダ２１に複数の垂直水管２２を単列に連結
し、これら垂直水管２２の各一側上端部より上昇管２３
を樹立し、そうした各上昇管２３の上端を前記下部ヘッ
ダと同様な横置きの上部ヘッダ２４に連結し、且つ、こ
の各垂直水管２２の上端より電熱ヒータ２５を挿入し、
これら電熱ヒータ２５を垂直水管２２の上部にそれぞれ
固定した缶体構造となっている。尚、図中２６は上部ヘ
ッダ２４に設けた蒸気吐出管、図中２７は上部ヘッダ２
４と下部ヘッダ２１との間に設けてある水位制御管、２
８は給水タンクである。
【０００３】ところで、上記構成の電気式貫流ボイラで
は、上部ヘッダ２４および下部ヘッダ２１を円筒状に形
成し、複数の垂直水管２２を単列に連結しているため、
ボイラ設置時において、奥行方向または横方向にかなり
な設置スペースが必要となる。従って、ボイラの設置状
況からすると、効率の悪いものになり、また、前記上昇
管２３は湾曲部分を含むため製作コストも高くつくこと
から、コンパクトで低コストの電気式貫流ボイラが要望
されている。
は、上部ヘッダ２４および下部ヘッダ２１を円筒状に形
成し、複数の垂直水管２２を単列に連結しているため、
ボイラ設置時において、奥行方向または横方向にかなり
な設置スペースが必要となる。従って、ボイラの設置状
況からすると、効率の悪いものになり、また、前記上昇
管２３は湾曲部分を含むため製作コストも高くつくこと
から、コンパクトで低コストの電気式貫流ボイラが要望
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述の問
題点に鑑みなされたものであって、ボイラ設置効率のよ
いコンパクトで低コストの電気式貫流ボイラを提供する
ことを目的とするものである。
題点に鑑みなされたものであって、ボイラ設置効率のよ
いコンパクトで低コストの電気式貫流ボイラを提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の請求項
１は、上部ヘッダと下部ヘッダとの間を複数の水管で接
続し、この上部ヘッダに蒸気吐出管を接続し、下部ヘッ
ダに給水管を接続してなる貫流ボイラにおいて、前記水
管の上端部を前記上部ヘッダ内に突出させ、このように
した水管の上端部と上部ヘッダの上面との間に所定の隙
間Ｓを設けるとともに、水管の突出部の、上部ヘッダ下
面接合部の近接個所に所要の開口部を穿設し、前記上部
ヘッダの上面から水管内に伝熱ヒータを挿入し、この伝
熱ヒータを上部ヘッダの上部に固定したことを特徴と
し、請求項２の発明は、上部ヘッダと下部ヘッダとの間
を複数の水管で接続し、この上部ヘッダに蒸気吐出管を
接続し、下部ヘッダに給水管を接続してなる貫流ボイラ
において、前記水管の上端部を前記上部ヘッダ内に突出
させ、このようにした水管の上端部と上部ヘッダの上面
との間に所定の隙間Ｓを設け、前記上部ヘッダの上面か
ら水管内に伝熱ヒータを挿入し、この伝熱ヒータを上部
ヘッダの上部に固定するとともに、前記上部ヘッダと下
部ヘッダとの間に水位制御管を設け、この水位制御管の
上端部を上部ヘッダの下面より突出させないで接続した
ことを特徴とし、請求項３の発明は、前記上部ヘッダと
下部ヘッダとの間に設けた複数の水管を複数列平行に配
設したことを特徴としている。
１は、上部ヘッダと下部ヘッダとの間を複数の水管で接
続し、この上部ヘッダに蒸気吐出管を接続し、下部ヘッ
ダに給水管を接続してなる貫流ボイラにおいて、前記水
管の上端部を前記上部ヘッダ内に突出させ、このように
した水管の上端部と上部ヘッダの上面との間に所定の隙
間Ｓを設けるとともに、水管の突出部の、上部ヘッダ下
面接合部の近接個所に所要の開口部を穿設し、前記上部
ヘッダの上面から水管内に伝熱ヒータを挿入し、この伝
熱ヒータを上部ヘッダの上部に固定したことを特徴と
し、請求項２の発明は、上部ヘッダと下部ヘッダとの間
を複数の水管で接続し、この上部ヘッダに蒸気吐出管を
接続し、下部ヘッダに給水管を接続してなる貫流ボイラ
において、前記水管の上端部を前記上部ヘッダ内に突出
させ、このようにした水管の上端部と上部ヘッダの上面
との間に所定の隙間Ｓを設け、前記上部ヘッダの上面か
ら水管内に伝熱ヒータを挿入し、この伝熱ヒータを上部
ヘッダの上部に固定するとともに、前記上部ヘッダと下
部ヘッダとの間に水位制御管を設け、この水位制御管の
上端部を上部ヘッダの下面より突出させないで接続した
ことを特徴とし、請求項３の発明は、前記上部ヘッダと
下部ヘッダとの間に設けた複数の水管を複数列平行に配
設したことを特徴としている。
【０００６】
【作用】この発明によれば、水管上端部と上部ヘッダ上
面との間に所定の隙間Ｓを設けるとともに、上部ヘッダ
内の貯留水を水管に戻すための開口部を設けたことによ
り、蒸気の乾き度を向上させることができるのに加え
て、水管の配列を複数列平行に配設したので、ボイラの
占有スペースを小さくして設置効率を高めることができ
る。
面との間に所定の隙間Ｓを設けるとともに、上部ヘッダ
内の貯留水を水管に戻すための開口部を設けたことによ
り、蒸気の乾き度を向上させることができるのに加え
て、水管の配列を複数列平行に配設したので、ボイラの
占有スペースを小さくして設置効率を高めることができ
る。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は、この発明を実施した電気式貫流
ボイラの缶体を上面より見た説明図、図２は、図１のＡ
−Ａ線で切断し側面より見た説明図である。図１〜図２
において、図中１は方形に形成した上部ヘッダ、２は同
じく方形に形成した下部ヘッダ、３は水管であって複列
に配設し、水管上端部を上部ヘッダ１内に突出させ、こ
の上端部と上部ヘッダ１の上面との間に所定の隙間Ｓを
形成し、上部ヘッダ１の下面接合部の水管３に所要の開
口部３ａを穿設している。図中４は、蒸気吐出管であっ
て、前記上部ヘッダ１の上面所定位置に接続している。
図中５は給水管であって、一端を下部ヘッダ２に接続し
他端を給水タンク６に接続し途中に給水ポンプ７を挿入
している。
細に説明する。図１は、この発明を実施した電気式貫流
ボイラの缶体を上面より見た説明図、図２は、図１のＡ
−Ａ線で切断し側面より見た説明図である。図１〜図２
において、図中１は方形に形成した上部ヘッダ、２は同
じく方形に形成した下部ヘッダ、３は水管であって複列
に配設し、水管上端部を上部ヘッダ１内に突出させ、こ
の上端部と上部ヘッダ１の上面との間に所定の隙間Ｓを
形成し、上部ヘッダ１の下面接合部の水管３に所要の開
口部３ａを穿設している。図中４は、蒸気吐出管であっ
て、前記上部ヘッダ１の上面所定位置に接続している。
図中５は給水管であって、一端を下部ヘッダ２に接続し
他端を給水タンク６に接続し途中に給水ポンプ７を挿入
している。
【０００８】前記水管３内に電熱ヒータ８を前記上部ヘ
ッダ１の上部より挿入し、この電熱ヒータ８を上部ヘッ
ダ１に固定している。この電熱ヒータ８は、市場性のあ
る標準品で、図２に示すように、全長Ｌに対し発熱部
Ｌ’寸法が比較的長くなっている。尚、この実施例で
は、前記複数の水管３のうち１本を水位制御用水管３ｂ
とし、この水位制御用水管３ｂには電極棒９を上部ヘッ
ダ１の上部より挿入し固定している。前記給水タンク６
および給水ポンプ７は、上部ヘッダ１と下部ヘッダ２と
の間で水管３に接触しない空間部に、それぞれ適宜の手
段で配設しボイラのコンパクト化を計っている。
ッダ１の上部より挿入し、この電熱ヒータ８を上部ヘッ
ダ１に固定している。この電熱ヒータ８は、市場性のあ
る標準品で、図２に示すように、全長Ｌに対し発熱部
Ｌ’寸法が比較的長くなっている。尚、この実施例で
は、前記複数の水管３のうち１本を水位制御用水管３ｂ
とし、この水位制御用水管３ｂには電極棒９を上部ヘッ
ダ１の上部より挿入し固定している。前記給水タンク６
および給水ポンプ７は、上部ヘッダ１と下部ヘッダ２と
の間で水管３に接触しない空間部に、それぞれ適宜の手
段で配設しボイラのコンパクト化を計っている。
【０００９】つぎに、この発明の電気式貫流ボイラの作
用を説明する。通常、上記蒸気吐出管４から供給する蒸
気は一定の乾き度が要求されるため、水管３内の水位か
ら蒸気吐出管４までの間には所定の空間が必要とされて
いる。即ち、この空間で蒸気と水滴を分離している。そ
こで、従来の電気式貫流ボイラでは、図６に示すように
電熱ヒータの発熱部より上部まで缶水を入れ、上昇管２
３と上部ヘッダ２４とで蒸気の乾き度を確保している。
この発明の実施例では、水管３の上端部を上部ヘッダ１
内に突出させ、この上端部と上部ヘッダ１の上面との間
に所定の隙間Ｓを形成したことにより、水管３内で発生
した蒸気と沸騰水が二相流となって前記ヒータ８の発熱
部をぬらし発熱部の過熱を防止する。そして、隙間Ｓよ
り流出する蒸気は上部ヘッダ１の端部に接続した蒸気吐
出管４より所定の乾き度の蒸気を供給する。尚、上部ヘ
ッダ１内の水滴は、水管３と上部ヘッダ１の下面接合部
に穿設した開口部３ａより下部ヘッダ２内に流入する。
また、図２に示すように、従来の上昇管を不要にし、複
列に配設した垂直水管３内で缶水を電熱ヒータ８で加熱
して蒸気とし、上部ヘッダ１を介して供給するので、従
来の水管を単列配設したものに比しコンパクトでしかも
効率のよい電気式貫流ボイラとなる。
用を説明する。通常、上記蒸気吐出管４から供給する蒸
気は一定の乾き度が要求されるため、水管３内の水位か
ら蒸気吐出管４までの間には所定の空間が必要とされて
いる。即ち、この空間で蒸気と水滴を分離している。そ
こで、従来の電気式貫流ボイラでは、図６に示すように
電熱ヒータの発熱部より上部まで缶水を入れ、上昇管２
３と上部ヘッダ２４とで蒸気の乾き度を確保している。
この発明の実施例では、水管３の上端部を上部ヘッダ１
内に突出させ、この上端部と上部ヘッダ１の上面との間
に所定の隙間Ｓを形成したことにより、水管３内で発生
した蒸気と沸騰水が二相流となって前記ヒータ８の発熱
部をぬらし発熱部の過熱を防止する。そして、隙間Ｓよ
り流出する蒸気は上部ヘッダ１の端部に接続した蒸気吐
出管４より所定の乾き度の蒸気を供給する。尚、上部ヘ
ッダ１内の水滴は、水管３と上部ヘッダ１の下面接合部
に穿設した開口部３ａより下部ヘッダ２内に流入する。
また、図２に示すように、従来の上昇管を不要にし、複
列に配設した垂直水管３内で缶水を電熱ヒータ８で加熱
して蒸気とし、上部ヘッダ１を介して供給するので、従
来の水管を単列配設したものに比しコンパクトでしかも
効率のよい電気式貫流ボイラとなる。
【００１０】つぎに、前記実施例（図１〜図２）にかわ
る実施例を図３〜図４に基づいて説明する。図３〜図４
に示す実施例は、前記上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との
間に配設した水管３とは別に専用の水位制御管１０を設
け、この水位制御管１０の上端部を上部ヘッダ１の下面
より突出させないで接続し、上部ヘッダ１内の水を下部
ヘッダ２へ流入させるようにしたものである。したがっ
て、この実施例では、水位制御管１０の開口端部が前記
実施例（図１〜図２）における水管３の上端部の下部ヘ
ッダ下面接合部の近接個所に穿設した開口部３ａと同様
な働きをすることになる。図中１１は、電極棒である。
る実施例を図３〜図４に基づいて説明する。図３〜図４
に示す実施例は、前記上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との
間に配設した水管３とは別に専用の水位制御管１０を設
け、この水位制御管１０の上端部を上部ヘッダ１の下面
より突出させないで接続し、上部ヘッダ１内の水を下部
ヘッダ２へ流入させるようにしたものである。したがっ
て、この実施例では、水位制御管１０の開口端部が前記
実施例（図１〜図２）における水管３の上端部の下部ヘ
ッダ下面接合部の近接個所に穿設した開口部３ａと同様
な働きをすることになる。図中１１は、電極棒である。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上部
ヘッダと下部ヘッダとの間に複数の水管を複数列平行に
配設し、これら水管の上端部を上部ヘッダ内に突出さ
せ、この上端部と上部ヘッダの上面との間に所定の隙間
Ｓを設け、前記水管上端部と上部ヘッダ下面接合部の近
接個所に所要の開口部を穿設した缶体構造としたので、
従来の上昇管を備えた水管単列構造の缶体に比し、コン
パクトでボイラ設置効率がよく、しかも、低コストで蒸
気発生効率のよい電気式貫流ボイラを提供することがで
きる。
ヘッダと下部ヘッダとの間に複数の水管を複数列平行に
配設し、これら水管の上端部を上部ヘッダ内に突出さ
せ、この上端部と上部ヘッダの上面との間に所定の隙間
Ｓを設け、前記水管上端部と上部ヘッダ下面接合部の近
接個所に所要の開口部を穿設した缶体構造としたので、
従来の上昇管を備えた水管単列構造の缶体に比し、コン
パクトでボイラ設置効率がよく、しかも、低コストで蒸
気発生効率のよい電気式貫流ボイラを提供することがで
きる。
【図１】この発明を実施した電気式貫流ボイラの缶体を
上面より見た説明図である。
上面より見た説明図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線で切断し側面より見た説明図で
ある。
ある。
【図３】図１〜図２の実施例にかわる実施例の缶体を上
面より見た説明図である。
面より見た説明図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ線で切断し側面より見た説明図で
ある。
ある。
【図５】従来の電気式貫流ボイラの缶体構造を上面より
見た説明図である。
見た説明図である。
【図６】図５のＣ−Ｃ線で切断し側面より見た断面説明
図である。
図である。
１ 上部ヘッダ ２ 下部ヘッダ ３ 水管 ３ａ 開口部 ４ 蒸気吐出管 ５ 給水管 ８ 電熱ヒータ １０ 水位制御管
Claims (3)
- 【請求項１】 上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との間を複
数の水管３で接続し、この上部ヘッダ１に蒸気吐出管４
を接続し、下部ヘッダ２に給水管５を接続してなる貫流
ボイラにおいて、 前記水管３の上端部を前記上部ヘッダ１内に突出させ、
このようにした水管３の上端部と上部ヘッダ１の上面と
の間に所定の隙間Ｓを設けるとともに、水管３の突出部
の、上部ヘッダ下面接合部の近接個所に所要の開口部３
ａを穿設し、前記上部ヘッダ１の上面から水管３内に伝
熱ヒータ８を挿入し、この伝熱ヒータ８を上部ヘッダ１
の上部に固定したことを特徴とする電気式貫流ボイラの
缶体構造。 - 【請求項２】 上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との間を複
数の水管３で接続し、この上部ヘッダ１に蒸気吐出管４
を接続し、下部ヘッダ２に給水管５を接続してなる貫流
ボイラにおいて、 前記水管３の上端部を前記上部ヘッダ１内に突出させ、
このようにした水管３の上端部と上部ヘッダ１の上面と
の間に所定の隙間Ｓを設け、前記上部ヘッダ１の上面か
ら水管３内に伝熱ヒータ８を挿入し、この伝熱ヒータ８
を上部ヘッダ１の上部に固定するとともに、前記上部ヘ
ッダ１と下部ヘッダ２との間に水位制御管１０を設け、
この水位制御管１０の上端部を上部ヘッダ１の下面より
突出させないで接続したことを特徴とする電気式貫流ボ
イラの缶体構造。 - 【請求項３】 前記上部ヘッダ１と下部ヘッダ２との間
に設けた複数の水管３を複数列平行に配設したことを特
徴とする請求項１または請求項２に記載の電気式貫流ボ
イラの缶体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445494A JP2697604B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電気式貫流ボイラの缶体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445494A JP2697604B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電気式貫流ボイラの缶体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07260101A true JPH07260101A (ja) | 1995-10-13 |
| JP2697604B2 JP2697604B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13547712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445494A Expired - Lifetime JP2697604B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電気式貫流ボイラの缶体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697604B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010084877A (ko) * | 2000-02-29 | 2001-09-06 | 조중휴 | 전기 보일러 |
| JP2008292085A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Miura Co Ltd | 電気ボイラ |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP7445494A patent/JP2697604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010084877A (ko) * | 2000-02-29 | 2001-09-06 | 조중휴 | 전기 보일러 |
| JP2008292085A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Miura Co Ltd | 電気ボイラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2697604B2 (ja) | 1998-01-14 |
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