JPH0725983Y2 - 玉房用取手 - Google Patents

玉房用取手

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JPH0725983Y2
JPH0725983Y2 JP4166389U JP4166389U JPH0725983Y2 JP H0725983 Y2 JPH0725983 Y2 JP H0725983Y2 JP 4166389 U JP4166389 U JP 4166389U JP 4166389 U JP4166389 U JP 4166389U JP H0725983 Y2 JPH0725983 Y2 JP H0725983Y2
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JP
Japan
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grip
holding piece
handle
hole
ball
Prior art date
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JP4166389U
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JPH02135070U (ja
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靖彦 池田
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は通称ポンポンと称する応援用の玉房の取手の
改良に関し、より詳細には筒状をなすグリップと、この
グリップに押入れ係止可能とされる保持ピースとからな
る軽量で安価な玉房用取手の提供に関する。
[従来技術] 通例チアガール等が応援に用いるポンポンと称する玉房
は細幅の樹脂テープを短冊状のものとして用意し、この
テープを略中央で束ねて結束し、この結束部分を握って
用いるようにしていた。
しかしながら、かゝる構成からなる玉房では手の振り
と、手首の返し相当分だけの動きを玉房で表現できるに
とゞまり、玉房のリアクションが小さいと云う難点があ
った。
又、かゝる方法では手首の返しに限界があることから勢
い手の振りのみによる玉房の振りつけをなすことが多
く、長時間に亘る応援では極端に疲れを生ずる不都合が
あった。
かゝる点から玉房を操作する取手を用意し、この取手に
玉房を取付け使用することが試みられている。このよう
に取手に玉房を取付けた場合、手の振りをせずに手首で
取手部分の振り角度を変えながら用いることができるこ
とから、玉房を細かくしかも取手の振る角度を変更する
ことによって種々の趣きの変った振りつけをすることが
できる。又、かゝる取手部分を用いた玉房の振りに、大
き目の手の振りを付け加えることによって更に種々の趣
き深い応援の振りつけをなすことができる。
この従来の玉房用の取手は第6図で明らかにされている
ように取手イの一方の端部から他方の側に向けて挿入孔
ロが設けられており、この孔ロの内奥から取手イの側面
に向けて操作孔ハが設けられ、しかも取手イの他方の端
部には略状の係止具ニで紐ホが止着されている。そし
て玉房への略中央を束ねた針金トの端部を結んで、前記
の挿入孔ロに入れると共に、先端に割溝を有する捻具チ
の割溝に前記針金トの端部を挟み込んで、これを捻り、
孔ロの内奥に針金トの捲回部分を作り出して取手イに玉
房へを取付け使用している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かゝる従来の玉房用の取手は取手がムク
の棒状物であることから重く、反復継続して行う必要の
ある女性用の応援用具としては尚難があった。
又、玉房の取付けが捻具チを操作孔ハから挿入し、完全
に盲の状態で針金トを捻る必要があり、この針金トの捻
り操作が難しい上に充分な捻りがなされたか否かについ
て確認することができず、往々にして取付けた玉房が抜
け落ちる不都合があった。
更に、孔ロに挿入した針金トを捻具チで捻りながら玉房
へを取手イに密着させる必要があるものの針金との捻り
込みが充分になされ難く、玉房へを取手イに密着して取
付けることが極めて難しく、玉房の振りつけ動作に支障
がもたらされていた。
又、取手イにあるゴム紐ホの取付けも係止具ニが外面に
浮き出していることから体裁の良いものではなかった。
本考案は組付け易く、しかも軽量で見栄の良い玉房用取
手の提供を目的としてる。
[課題を解決するための手段] 本考案は、かゝる目的を達成するものとして提供される
玉房用取手をグリップ1と保持ピース2の2パーツのも
のとし、しかもグリップ1を筒状として軽量化をはかっ
ている。
先ずグリップ1は筒状のものとし、その一方の開口部に
玉房3の保持ピース2が押入れ係止される構成としてあ
り、しかも、このグリップ1内に前記保持ピース2が押
入れ係止された状態において該グリップ1の内側にある
該保持ピース2の外側の面から該グリップ1の内側に面
している面に向けて玉房3の止着用の線条4の挿通孔5
が連通される構成としてある。
次いで請求項2記載の取手ではグリップ1の内周壁部に
孔又は突起を設け、前記の保持ピース2の外周部に該孔
又は突起に係合する突起又は孔を設け、これらの孔と突
起とが相互に掛り合う構成とされている。
又、請求項3記載の取手では、該保持ピース2にある挿
通孔5の一方の側に漏斗状の凹陥部6が該孔5と連通す
るようにして構成されている。
[作用] 本考案にかゝる玉房用取手はグリップ1及び保持ピース
2の組込みで構成されることから玉房3を束ねた針金等
の線条4を保持ピース2の孔5に通し、この孔5から突
き出した線条4を充分に引き絞った状態で結び、玉房3
と保持ピース2とを完全に一体とした後に該保持ピース
2をグリップ1の筒部内に押し入れ係止して使用され
る。
又、請求項2記載の取手では保持ピース2とグリップ1
とが、この保持ピース2とグリップ1とに相互に掛り合
うように設けられている孔又は突起相互の掛り合いによ
り係止される。
尚、請求項3記載の取手では玉房3が漏斗状の凹陥部6
に束ね込まれるようにして取付けられる。
[実施例] 以下、本考案にかゝる玉房用取手の典型的な一実施例を
添付の図面について説明する。
1は有底筒状をなすグリップであり、2は、このグリッ
プ1の筒部内に押入れ係止される保持ピースであって共
にプラスチック製である。
先ずグリップ1は一方が開口1aされ、他方が有底1bとさ
れており、この底1bにゴム紐7等の挿通用のスリッット
8を設け、手首に捲回する紐の取付け部をすっきりと構
成している。
そして開口1aの側には一対の係止孔9、9を対向して、
その周壁に透設すると共に、この係止孔9に到る開口1a
端から溝10がテーパ状に設けてある。又、グリップ1の
底1bの側から開口1aの側に向けて補強用のリブ11〜11が
該グリップ1の筒内に設けられており、この筒内に押し
入れられる保持ピース2の突き当りの機能をも果してい
る。
次いで保持ピース2は、グリップ1に押し入れられる形
状からなり、その略中心に該グリップ1の軸芯方向を向
いた孔5が透設されていると共に、グリップ1に挿入さ
れる側の周面の肉を削いでリブ12〜12を残し、凹欠部13
とし、又グリップ1に挿通した際に外側の面を漏斗状の
凹陥部6とし、この凹陥部6の中心から先の孔5がグリ
ップ1の内側に向けて連通するように構成してある。そ
して、対向するリブ12、12の略対向する位置に係止突起
14が隆設されている。尚、この突起14はグリップ1に対
し挿入される保持ピース2の内側で低く、外方向で高く
なるような傾斜面14aを有するものとし、先の溝10と共
にグリップ1に対する保持ピース2の挿入が円滑、容易
になされ得るようにしてある。
かゝる構成からなる保持ピース2を用いて玉房3を束ね
た針金等の線条4を締着する。この玉房3の取付けは玉
房3を束ねた線条4を漏斗条の凹陥部6の側から孔5に
挿通し、保持ピース2の孔5から突き出した線条4を充
分に絞り込んだ状態で結ぶことでなされる。
このように玉房3の取付けられた保持ピース2は、グリ
ップ1の孔9に該保持ピース2の突起14を位置づけた状
態で押入れることによってグリップ1に取付けられる。
又、玉房3が汚れたりした場合にはグリップ1の孔9に
操作用の桿を押し入れて保持ピース2を抜き出し、玉房
3を交換した上で再度組付け使用することができる。
尚、グリップ1は必ずしも筒状であることを要するもの
ではなく、第4図及び第5図で示されるようなものであ
っても良く、第4図の取手ではグリップ1の周側にフレ
ーム15を設けることによって、又第5図の取手ではグリ
ップ1の持手側端に鍔16を設けることによって夫々グリ
ップの安定性を出すようにしている。
又、前記の保持ピース2に設けた突起14をグリップ1の
内周壁部に、又グリップ1に設けた孔9を保持ピース2
の外周部に設け、このグリップ1の側にある突起と保持
ピース2の側にある孔(共に図示省略)とを相互に掛り
合せるようにしてグリップ1と保持ピース2との係止を
なしても良く、この場合にはグリップ1の外周面に孔9
を設ける必要がなくなり、すっきりとした外観の取手と
することができる。
[効果] 本考案にかゝる玉房用取手はグリップ1が筒状をなして
いると共に保持ピース2自身も必要な肉削ぎがなされて
いることから取手部分の軽量化が特に顕著である。この
ことから、腕力の無いチアガール等が長時間に亘って継
続して応援をなした場合でも比較的疲労がない利点を有
している。
又、グリップ1と保持ピース2とを別体の物として構成
し、しかもこの保持ピース2に予め玉房3を止着させた
上でグリップ1に挿入係止する構成としていることか
ら、玉房3の取付けがいたって簡単で、しかも確実に止
着できる利点を有している。
又、請求項2に記載の取手ではグリップ1に対する保持
ピース2の組付が該グリップ1にある孔9又は突起(図
示省略)に対する保持ピース2にある突起14又は孔(図
示省略)の単純な嵌め合い状の掛り合せであることから
グリップ1と保持ピース2との組付け操作が容易で、し
かも係止の構成がいたって簡素である特長を有してい
る。
特に請求項3に記載の取手では保持ピース2の凹陥部6
内に束ねられた玉房3が充分に絞り込まれた状態で取付
けられることから取手と玉房との一体感は更に助長さ
れ、玉房のリアクションがより円滑にメリハリのあるも
のとされる。
又、グリップ1の中空の筒状とし、しかも玉房の組付け
を容易としたことから取手を安価に提供できる利点を併
せ有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る玉房用取手の断面図、第2図及び
第3図は同部品分離斜視図、第4図及び第5図は他のグ
リップを示す一部破断側面図、第6図は従来例の断面図
である。 1…グリップ、2…保持ピース、3…玉房、4…線条、
5…孔、6…凹陥部、7…ゴム紐、8…スリット、9…
孔、10…溝、11、12…リブ、13…凹陥部、14…突起、15
…フレーム、16…鍔。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状をなすグリップと、このグリップ内に
    挿入係止される玉房の保持ピースとからなる玉房用取手
    であって、該保持ピースには、玉房止着用線条の挿通孔
    が設けられており、且つ、該保持ピースに設けられてい
    る玉房止着用線条の挿通孔が、前記グリップに前記保持
    ピースが挿入係止された状態において該グリップの内側
    にある該保持ピースにおける該グリップの内側に面して
    いる面と、該グリップの外側にある面との間を連通する
    ように設けられていることを特徴とする玉房用取手。
  2. 【請求項2】筒状をなすグリップと、このグリップ内に
    挿入係止される玉房の保持ピースとかならなる玉房用取
    手であって、 該グリップの内周壁部には孔又は突起が、前記保持ピー
    スの外周部には該グリップの孔又は突起に係合する突起
    又は孔が設けられていることを特徴とする玉房用取手。
  3. 【請求項3】玉房の保持ピースに設けられている挿通孔
    の一方の側が漏斗状の凹陥部とされていることを特徴と
    する請求項1記載の玉房用取手。
JP4166389U 1989-04-11 1989-04-11 玉房用取手 Expired - Lifetime JPH0725983Y2 (ja)

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JP4166389U JPH0725983Y2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 玉房用取手

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JPH02135070U JPH02135070U (ja) 1990-11-09
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