JPH0725980U - チップ状部品検出装置 - Google Patents

チップ状部品検出装置

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JPH0725980U
JPH0725980U JP6300693U JP6300693U JPH0725980U JP H0725980 U JPH0725980 U JP H0725980U JP 6300693 U JP6300693 U JP 6300693U JP 6300693 U JP6300693 U JP 6300693U JP H0725980 U JPH0725980 U JP H0725980U
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JP
Japan
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chip
component
mark
shaped
shaped component
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JP6300693U
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巨浩 田中
信夫 薬師寺
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 比較的安価な光電センサを用い、チップ状部品を容易に
特定しながら、その向きを判別する。 【構成】 チップ状部品検出装置は、部品搬送路1の途
中に、第一の搬送案内面2とこの第一の搬送案内面2に
対しチップ状部品aの進行方向にマイナス側であって、
下りの勾配を有する第二の搬送案内面3とを連続して設
けている。第二の搬送案内面3の途中にチップ状部品a
の有無を検出する部品検出センサ5とチップ状部品aの
所定の部分に設けられたマークbを検出するマーク検出
センサ6とを前後して設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイオードや電解コンデンサ等のように、電極が極性を有するチッ プ状部品の一端部に設けられた一方の極性を示すマークやチップ状部品の向きを 検出する装置に関し、例えば、チップ状部品の電極の方向を揃えるのに用いる。
【0002】
【従来の技術】
例えば、前記のように電極が極性を有するチップ状部品をパーツフィーダ等で 整列し、さらにその電極の方向を揃える際、部品の一端部に設けられた一方の極 性を示すマークを利用し、これを光電センサや画像認識装置などで処理してその 部品の向きを判別している。そして、マークが示す電極が所定の方向を向いてい るものをそのまま通し、それとは逆向きものを除くか或は反転させることが行わ れている。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
ところが、パーツフィーダで多数の部品を揃え、それをシュートやコンベア等 の部品搬送路を通して高速搬送する場合、部品と部品とが接して移動するので、 光電センサではチップ状部品を特定するのが困難である。一方、画像認識装置で も画像を高速で多数取り込まなければ、高速で移動する部品を特定できないので 、高価な画像認識装置の設備を要するという問題があった。 そこで本考案は、比較的安価な光電センサを用い、チップ状部品を容易に特定 しながら、その向きを判別することができるチップ状部品検出機構を提供するこ とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】 すなわち、本考案では、前記の目的を達成するため、部品搬送路1上を一列に 走行するチップ状部品aの所定の部分に設けられたマークbを検出する検出装置 であって、前記部品搬送路1の途中に、第一の搬送案内面2とこの第一の搬送案 内面2に対しチップ状部品aの進行方向にマイナス側であって、下りの勾配を有 する第二の搬送案内面3とを連続して設け、第二の搬送案内面3の途中にチップ 状部品aの有無を検出する部品検出センサ5とチップ状部品aの所定の部分に設 けられたマークbを検出するマーク検出センサ6とを前後して設けたことを特徴 とするチップ状部品検出装置を提供する。
【0005】 なお、この場合において、部品検出センサ5及びマーク検出センサ6は、例え ばマークbが検出されなかったチップ状部品aを部品搬送路1から除去する部品 除去手段を動作させる信号を発生するものである。また、前記部品搬送路1とし ては、振動で順次チップ状部品aを送る振動フィーダの搬送路が好適である。
【0006】
【作用】
前記本考案によるチップ状部品検出装置では、部品搬送路1上をチップ状部品 が途切れることなく連続して送られてきた場合、第二搬送案内面3が第一の搬送 案内面2に対してチップ状部品aの搬送方向にマイナスであって、下りの勾配を 有するため、チップ状部品aは、第一の搬送案内面2から第二の搬送案内面3に 進むと、チップ状部品aがその重力によって加速され、移動速度が速くなる。従 って、チップ状部品aがその後から移動してくるチップ状部品aから離れる。こ のため、1つのチップ状部品aを部品検出センサ5により確実に検出することが できる。さらに、この第二の搬送案内面3にマーク検出センサ6があるため、こ こでチップ状部品aのマークbを検出することができる。そして、このマーク検 出センサ6と部品検出センサ5との検出信号により、順次チップ状部品aの向き を知ることができる。
【0007】 前記部品検出センサ5とマーク検出センサ6との検出信号との組み合せにより 、チップ状部品aを部品搬送路1から除去する部品除去手段を動作させる信号を 発生すると、公知の手段を用いて、電極の向きの方向が所定の条件に合わなかっ たチップ状部品aを部品搬送路から除くことができる。また、前記のような第二 の搬送案内面3の下り勾配に沿ってチップ状部品aを加速し、前後のチップ状回 路部品aを確実に分離する作用は、特に部品搬送路1が振動で順次チップ状部品 aを送る振動フィーダの搬送路である場合に顕著にあらわれる。
【0008】
【実施例】
次に、図面を参照しながら、本考案の実施例について詳細に説明する。 図示の実施例は、何れも角形チップ状の部品を搬送する過程において、例えば テーピングを行うために、その向きを検出する装置に適用されたものである。も ちろん、円柱形チップ状の部品の向きを検出する装置にも本考案を同様にして適 用することができることはもちろんである。
【0009】 図1及び図2に示すように、図示のチップ状部品は両端に電極を有しており、 その所定の極性の電極に隣接して一方の側面にマークbが印刷されている。この マークbは、反射式光電センサ等のマーク検出センサ6で検出可能なように、チ ップ状部品aの表面に対してコントラストや色差の高い色で印刷されている。
【0010】 このようなチップ状部品aを搬送する部品搬送路1は、例えば図示しないパー ツフィーダの部品排出口から連なり、振動によりチップ状部品aを一列に列べて 順次搬送する振動フィーダ等が用いられる。なお、図1及び図2では、部品搬送 路1上にある3つのチップ状部品aのみを示しており、その前後のチップ状部品 aは図示を省略してある。
【0011】 図示の部品搬送路1の途中に第一の搬送案内面2と第二の搬送案内面3とが前 後に連なって設けられている。第一の搬送案内面2は、チップ状部品aの進行方 向に上り勾配、つまりプラス側の勾配θ1 を有し、第二の搬送案内面3は、チッ プ状部品aの進行方向に下り勾配、つまりマイナス側の勾配−θ2 を有している 。従って、この第一と第二の搬送案内面2、3の境4においては、θ1+θ2の角 度で勾配が上りから下り、つまりプラスからマイナスに変化する峰状の部分とな っている。その境4の峰状の部分の高さは第一と第二の搬送案内面2、3の中で 最も高い。
【0012】 下り勾配を有する前記第二の搬送案内面3のチップ状部品aが通過する個所に 、チップ状部品aの有無を検出し、チップ状部品aを検出したときON出力を行 う部品検出センサ5が設けられている。この部品検出センサ5としては、例えば 、発光器と受光器とを対向させた透過形光電センサ等が用いられる。 さらに、部品検出センサよりやや手前に、チップ状部品aの一方の側面のマー クbを検出するマーク検出センサ6が配置されている。このマーク検出センサ6 は、反射式光電センサ等が使用され、マークbの部分とチップ状部品aの他の表 面部分とのコントラストや色差等により、同マークbを検出する。
【0013】 これらの部品検出サンセ5とマーク検出センサ6とは、そのチップ状部品aの 所定の部分のマークb有無を検知することにより、エアブロアやプッシャ等の部 品除去手段を動作させる信号を発するものである。例えば、マーク検出センサ6 のやや手前にチップ状部品aをエアにより吹き飛ばすエアノズル7が設けられて いる。第二の案内搬送面3における部品検出サンセ5、マーク検出センサ6及び エアノズル7の配置を図3に示す。
【0014】 例えば、マーク検出センサ6でチップ状部品aのマークbが検知されたのに続 いて、部品検出センサ5でチップ状部品aが検出されたとき、前記エアノズル7 からはエアが噴出させない。他方、マーク検出センサ6でチップ状部品aのマー クbが検知されるのに先立って、部品検出センサ5でチップ状部品aが検出され たとき、或は部品検出センサ5でチップ状部品aが検出されたにも拘らず、マー ク検出センサ6でチップ状部品aのマークbが検知されなかったとき、図示して ないエアバルブが作動させ、これによって、部品搬送路1を挟んでマーク検出セ ンサ6の反対側に設けられたエアノズル7からエアを噴射する。このエアにより 、当該チップ状部品aが部品搬送路1から吹き飛ばされて除去される。
【0015】 図5はセンサ5、6及びエアノズル7の検出信号及び動作のタイムチャートの 具体例である。 まず、同図(a)で示すように、マーク検出センサ6がチップ状部品aのマー クbを検出し、その時から時間t1 後に部品センサ5がチップ状部品aを検出し たとき、マークbは、チップ状部品aの前方でマーク検出センサ6側にあるもの と判断される。このときは、エアノズル7から空気が噴射されず、チップ状部品 aはそのまま部品搬送路1に流される。時間t1 は、具体的には2〜3msec 前後の時間が設定される。
【0016】 次に、図5(b)、(c)で示すように、マーク検出センサ6がチップ状部品 aのマークbを検出するのに先立って、部品検出センサ5でチップ状部品aが検 出されたときは、マークbがチップ状部品aの後方にあるか、或はマークbがセ ンサ6に向いた側と反対の側面にあるものと判断され、エアノズル7から空気が 噴射され、部品aが部品搬送路1から除去される。具体的には、部品検出センサ 5でチップ状部品aが検出されてからエアノズル7からエアが噴射するまでの時 間t2 は1msec程度である。
【0017】 なお、図5(b)では、部品検出センサ5でチップ状部品aが検出された後、 マーク検出センサ6でチップ状部品aのマークbが検出されている。この場合、 マークbは、チップ状部品aの後方にあってマーク検出センサ6に向いた側面に あるものと判断される。また、図5(c)では、部品検出センサ5でチップ状部 品aが検出されたにも拘らず、マーク検出センサ6でチップ状部品aのマークb が検出されない。この場合、マークbは、チップ状部品aのマーク検出センサ6 に向いた側と反対側の側面にあるものと判断される。
【0018】 本考案では、前述の実施例で使用した部品除去手段の代わりに、チップ状部品 aを反転させる反転機構を第一の搬送案内面2の末端に設置してもよい。この反 転機構も、前記マーク検出センサ6のチップ状部品aのマークbの有無の検知に より動作させることは言うまでもない。 このようなチップ状部品を検出する部分は部品搬送路1の途中に複数個所設け ることもできる。
【0019】 次に、4の実施例について説明する。前述の図1と図2に示した実施例では、 第一の搬送案内面2と第二に搬送案内面3とが各々チップ状部品aの進行方向に 上り勾配と下り勾配を有していたが、この図4の実施例では、第一の搬送案内面 2が水平、つまり勾配θが0となっている。また、第二の搬送案内面3はチップ 状部品aの進行方向に対して下りの勾配θ2 を有している。従って、この第一と 第二の搬送案内面2、3の境4で−θ2 の角度で勾配がマイナス側に変化する。 この実施例において、他の構成は前述の図1〜図3に示した実施例と同じであ る。
【0020】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、部品搬送路1の第二の搬送案内面3の部 分で、前のチップ状部品aをその後ろのチップ状部品aから別け、さらにその分 けたチップ状部品aとそのマークbとを部品検出センサ5とマーク検出センサ6 とで検出することができる。これにより、比較的安価な光電センサを用い、前後 のチップ状部品を誤認、混同することなく、その向きを容易に判別することがで きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のチップ状部品検出装置を示す
斜視図である。
【図2】同実施例のチップ状部品検出装置を示す側面図
である。
【図3】同実施例のチップ状部品検出装置の第二の案内
搬送面の平面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例のチップ状部品検出
装置を示す側面図である。
【図5】本考案の実施例におけるセンサとエアノズルの
動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 部品搬送路 2 部品搬送路の第一の搬送案内面 3 部品搬送路の第二の搬送案内面 5 部品検出センサ 6 マーク検出センサ 7 エアノズル a チップ状部品 b チップ状部品のマーク

Claims (3)

    【整理番号】 050336−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品搬送路(1)上を一列に走行するチ
    ップ状部品(a)の所定の部分に設けられたマーク
    (b)を検出する検出装置であって、前記部品搬送路
    (1)の途中に、第一の搬送案内面(2)とこの第一の
    搬送案内面(2)に対しチップ状部品(a)の進行方向
    にマイナス側であって、下りの勾配を有する第二の搬送
    案内面(3)とを連続して設け、第二の搬送案内面
    (3)の途中にチップ状部品(a)の有無を検出する部
    品検出センサ(5)とチップ状部品(a)の所定の部分
    に設けられたマーク(b)を検出するマーク検出センサ
    (6)とを前後して設けたことを特徴とするチップ状部
    品検出装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、部品検出センサ
    (5)及びマーク検出センサ(6)は、チップ状部品
    (a)を部品搬送路(1)から除去する部品除去手段を
    動作させる信号を発生するものであるチップ状部品検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2において、部品搬
    送路(1)は、振動で順次チップ状部品(a)を送る振
    動フィーダの搬送路であるチップ状部品検出装置。
JP6300693U 1993-10-30 1993-10-30 チップ状部品検出装置 Pending JPH0725980U (ja)

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JP6300693U JPH0725980U (ja) 1993-10-30 1993-10-30 チップ状部品検出装置

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