JPH07259622A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JPH07259622A
JPH07259622A JP6050852A JP5085294A JPH07259622A JP H07259622 A JPH07259622 A JP H07259622A JP 6050852 A JP6050852 A JP 6050852A JP 5085294 A JP5085294 A JP 5085294A JP H07259622 A JPH07259622 A JP H07259622A
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JP
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fuel
fuel injection
plunger
prestroke
internal combustion
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JP6050852A
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English (en)
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Kanji Kizaki
幹士 木崎
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディーゼル機関に対する燃料供給に好適な内
燃機関の燃料噴射装置に関し、通常時は高送油率で、冷
間時は低送油率で燃料を噴射して優れた排気特性の確保
とディーゼルノックの抑制とを両立させる。 【構成】 ドライブシャフト5に連結して、プランジャ
12を一体で備えるカムプレート8を設ける。カムフェ
イス8aに当接してカムローラ10を配設し、ドライブ
シャフトの回転に応じてプランジャ12を往復動させ
る。高圧室15と連通してスピル弁23を設ける。プラ
ンジャ12の往動が所定のプレストロークに到達した後
所望量の燃料噴射が完了するまでスピル弁23を閉弁す
る。ECU40は冷間時ほどプレストロークを小さくし
て、燃料噴射ポンプ1の送油率を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射装
置に係り、特にディーゼル機関に対する燃料供給に好適
な内燃機関の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の燃料噴射装置とし
ては、圧送すべき燃料を受け入れる高圧室内に所定方向
に摺動可能にプランジャを設け、カム機構等によって該
プランジャを往復動させて燃料の圧送を図る構成が知ら
れている。すなわち、プランジャが高圧室の容積を増大
させる方向にストロークする際に燃料を吸入し、その容
積を減少させる方向にストロークする際に吸入した燃料
を圧送する構成である。
【0003】ところで、かかる構成の燃料噴射装置にお
いては、プランジャにより燃料の圧送が行われる際に、
高圧室内の燃料を所定の低圧室に開放することとすれ
ば、プランジャのストロークに関わらず高圧室の内圧が
昇圧することはなく、結果的に燃料の噴射は行われな
い。
【0004】従って、高圧室と低圧室とを連通又は遮断
するスピル弁を設けた場合、プランジャが圧送方向にス
トロークし、かつスピル弁が閉弁している場合にのみ燃
料噴射が行われることになり、その開弁状態を制御する
ことで燃料噴射装置の燃料送油率を変更することが可能
となる。
【0005】かかる機構を積極的に利用した燃料噴射装
置としては、例えば実開平3−92543号公報に開示
される装置が公知である。この燃料噴射装置は、プラン
ジャの圧送方向ストロークが所定のプレストロークに達
した後にスピル弁を閉弁して燃料噴射を開始する装置で
あり、内燃機関がアイドル領域で運転している場合に
は、通常時に比べてプレストロークを小さく設定して機
関のギヤ騒音低下を図るものである。
【0006】ところで、ディーゼル機関において良好な
排気特性を確保するためには、燃焼室内に高圧燃料を噴
射することが好ましい。噴射圧力が高圧であるほど燃焼
室内で燃料が良好に気化し、燃焼性が向上するからであ
る。
【0007】このため、その燃料噴射装置としては、一
般に、高圧燃料の圧送に適した上記構成の装置が用いら
れているが、かかる噴射装置を用いる場合、燃焼室内に
高圧燃料を供給し得ることに加え、スピル弁の開弁時期
制御により高精度な燃料噴射時期制御をも実現可能とな
る。
【0008】ここで、上記従来の燃料噴射装置のプラン
ジャを駆動するカムのプロフィールは、プランジャの円
滑な動作の確保と十分な圧送能力の確保とを両立させる
ため、カムリフト初期がなだらかな傾斜に、かつカムリ
フト後半が急激な傾斜になるよう形成されるのが通常で
ある。
【0009】このため、上記従来の燃料噴射装置の送油
特性は、カムリフト初期、すなわちプランジャの圧送ス
トローク開始直後において比較的低い送油率となり、カ
ムリフト後半、すなわちプランジャの圧送ストローク後
半において高送油率を示す特性となる。
【0010】従って、ディーゼル機関において良好な排
気特性を得るためには、プランジャのストロークが大き
い領域を噴射領域として用いることが有利である。そし
て、かかる利益を享受する方法としては、燃料噴射装置
においてプランジャが圧送方向にストロークするに際し
て、プランジャのストロークが所定のプレストロークに
達するまではスピル弁を開弁状態に維持し、その後所定
期間だけスピル弁を閉弁することにより、高送油率が得
られる状況下でのみ燃料噴射を行う手法が考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディーゼル機
関の如き圧縮着火式の内燃機関においては、機関の着火
タイミング、すなわち圧縮工程において燃焼室内の温度
が着火温度に到達するタイミングと、燃焼室内に燃料が
噴射されるタイミングとの同期関係の変動により燃料の
燃焼特性が変化し、特に着火前に多量の燃料が噴射され
る場合には、着火と同時に多量の燃料が燃焼していわゆ
るディーゼルノックを生じやすくなる。
【0012】一方、機関の暖機が不十分である場合等に
おいては、圧縮工程において燃焼室内の温度が着火温度
に到達するタイミングが、通常の状態に比べて遅延傾向
となるが、かかる現象下では、相対的に着火前に噴射さ
れる燃料の量が増大してディーゼルノックが生じやすい
状態となる。
【0013】この場合、燃料の噴射が高い圧送率のもと
に行われていると、着火タイミングの僅かな遅れに対し
て着火前供給燃料が著しく増大し、一層ディーゼルノッ
クを生じやすい状況となる。つまり、上記構成の燃料噴
射装置においてプランジャに大きなプレストロークを与
えることは、安定した着火タイミングの得られる通常運
転時においては排気特性向上には有利であるものの、そ
のタイミングが遅れる状態においてはディーゼルノック
抑制の点で不利益を生ずる。
【0014】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、着火タイミングの遅れを判別すべく燃焼室内の
着火性を判定し、良好な着火性が得難い状況下では燃料
噴射装置のプランジャに与えるプレストロークを小さく
することにより、着火タイミングの遅れによる着火前燃
料噴射量の増大を抑制し、もって上記の課題を解決する
内燃機関の燃料噴射装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、上記の課題を解
決する内燃機関の燃料噴射装置の原理構成図を示す。す
なわち上記の目的は、図1に示すように、燃料を受け入
れる燃料吸入口と内燃機関の燃料噴射ノズルに連通する
燃料噴射口とを備える高圧室M1と、所定方向に往復動
して前記高圧室内の燃料を圧送するプランジャM2と、
前記高圧室M1と低圧室とを連通又は遮断するスピル弁
M3と、前記プランジャM2のストロークが所定のプレ
ストロークに達したら前記スピル弁M3を閉弁し、所定
量の燃料噴射終了時に前記スピル弁M3を開弁する噴射
制御手段M4とを備え、前記プランジャM2の往復動
中、プレストロークを越える所定領域を燃料噴射に用い
る内燃機関の燃料噴射装置であって、内燃機関の燃焼室
内における燃料の着火性の良否を判定する着火性判定手
段M5と、該着火性判定手段M5の判定結果に基づい
て、燃料の着火性が悪いほど前記プレストロークを小さ
くするプレストローク変更手段M6とを備える内燃機関
の燃料噴射装置により達成される。
【0016】
【作用】本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置におい
て、前記高圧室M1には燃料吸入口から適宜燃料が供給
され、またその内圧が昇圧すると、燃料噴射口から燃料
噴射ノズルに向けて燃料が圧送される。
【0017】前記プランジャM1は、所定方向に往復動
して前記高圧室M1の容積を変動させ、前記スピル弁M
3が閉弁していることを条件に前記高圧室M1の内圧を
変化させる。
【0018】この場合、前記プランジャM2の変位速度
は、圧送ストロークが増大するほど高速となり、その結
果前記高圧室M1の容積変化率は、前記プランジャM2
の圧送ストロークが大きいほど高率となる。
【0019】このため、前記噴射制御手段M4が、前記
プランジャM2に所定のプレストロークが生じた後にス
ピル弁M3を閉弁する構成においては、前記プレストロ
ークが大きいほど前記高圧室M1から高い送油率で燃料
が圧送される。
【0020】一方、前記着火性判定手段M5が判定する
燃料室内における燃料の着火性は、内燃機関における圧
縮着火性の良否と等価であり、着火性が悪い場合には、
着火タイミングが予定のタイミングから遅延する傾向と
なる。
【0021】これに対して、前記プレストローク変更手
段M6は、着火性が悪いほどプレストロークを小さくす
べく前記噴射制御手段M4に指令を発する。その結果、
前記高圧室M1から燃料噴射ノズルに向けて行われる燃
料圧送の効率は、燃焼室内における燃料の着火性が悪い
ほど、すなわち着火タイミングが遅延傾向となるほど低
く設定されることになる。
【0022】従って、安定した着火タイミングが維持さ
れる状況では高い送油率の下、高圧で短時間に燃料の供
給が行われ、一方、着火タイミングが遅延傾向の場合
は、低い送油率の下、比較的低圧で比較的長い時間をか
けて燃料噴射が行われる。
【0023】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である内燃機関の
燃料噴射装置の概略構成図を示す。尚、本実施例の燃料
噴射装置は、ディーゼル機関に燃料供給を行うべく構成
したものである。
【0024】燃料噴射ポンプ1は、図示しないディーゼ
ル機関のクランク軸にベルト等を介して駆動連結された
ドライブプーリ3を備えている。そして、そのドライブ
プーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、
ディーゼル機関の各気筒毎に設けられた各燃料噴射ノズ
ル4に燃料が圧送されて燃料噴射を行う。
【0025】燃料噴射ポンプ1において、ドライブプー
リ3はドライブシャフト5の先端に取付けられている。
又、そのドライブシャフト5の途中には、ベーン式ポン
プよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開
されている)6が設けられている。更に、ドライブシャ
フト5の基端側には円板状のパルサ7が取付けられてい
る。
【0026】このパルサ7の外周面には、ディーゼル機
関の気筒数と同数の、例えば4気筒内燃機関であれば4
個の切歯が等角度間隔で形成され、更に各欠歯の間には
クランクアングルにして3.75度毎に等角度間隔で突起が
形成されている。そして、ドライブシャフト5の基端部
は図示しないカップリングを介してカムプレート8に連
結されている。
【0027】パルサ7とカムプレート8との間には、ロ
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼル機関の気筒数と同数だけ設けられてい
る。又、カムプレート8はスプリング11によって常に
カムローラ10に付勢係合されている。
【0028】カムプレート8には、本実施例において前
記したプランジャを構成する燃料加圧用プランジャ(以
下、単にプランジャと称す)12の基端が一体回転可能
に取付けられ、それらカムプレート8及びプランジャ1
2がドライブシャフト5の回転に連動して回転される。
【0029】即ち、ドライブシャフト5の回転力がカッ
プリングを介してカムプレート8に伝達されることによ
り、カムプレート8が回転しながらカムローラ10に係
合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ往復駆動され
る。又、この往復運動に伴ってプランジャ12が回転し
ながら同方向へ往復動せられる。つまり、カムプレート
8のカムフェイス8aがローラリング9のカムローラ1
0に乗り上げる過程でプランジャ12が往動(リフト)
され、その逆にカムフェイス8aがカムローラ10を乗
り下げる過程でプランジャ12が復動される。
【0030】プランジャ12はポンプハウジング13に
形成されたシリンダ14に嵌挿されており、プランジャ
12の先端面とシリンダ14の底面との間が高圧室15
となっている。又、プランジャ12の先端側外周には、
ディーゼル機関の気筒数と同数の吸入溝16と分配ポー
ト17が形成されている。一方、これら吸入溝16及び
分配ポート17に対応して、ポンプハウジング13には
分配通路18及び吸入ポート19が形成されている。
尚、これら吸入溝16、及び分配ポート17は、それぞ
れ本実施例において前記した燃料吸入口、及び燃料噴射
口に相当している。
【0031】そして、ドライブシャフト5が回転されて
燃料フィードポンプ6が駆動されることにより、図示し
ない燃料タンクから燃料供給ポート20を介して燃料室
21内へ燃料が供給される。又、プランジャ12が復動
されて高圧室15が減圧される吸入工程中に、吸入溝1
6の一つが吸入ポート19に連通することにより、燃料
室21から高圧室15へと燃料が導入される。一方、プ
ランジャ12が往動されて高圧室15が加圧される圧縮
工程中に、分配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル
4へ燃料が圧送されて噴射される。
【0032】ポンプハウジング13には、高圧室15と
燃料室21とを連通させる燃料溢流(スピル)用のスピ
ル通路22が形成されている。尚、この場合、燃料室2
1が前記した低圧室に相当する。
【0033】このスピル通路22の途中には、高圧室1
5からの燃料スピルを調整する溢流調整弁として、前記
したスピル弁に相当する電磁スピル弁23が設けられて
いる。この電磁スピル弁23は常開型の弁であり、コイ
ル24が無通電(オフ)の状態では弁体25が開放され
て高圧室15内の燃料が燃料室12へスピルされる。
又、コイル24が通電(オン)されることにより、弁体
25が閉鎖されて高圧室15から燃料室21への燃料の
スピルが止められる。
【0034】従って、電磁スピル弁23の通電時間を制
御することにより、同弁23が閉弁・開弁制御され、高
圧室15から燃料室21への燃料のスピル調量が行われ
る。そして、プランジャ12の圧縮工程中に電磁スピル
弁23を開弁させることにより、高圧室15内における
燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が
停止される。
【0035】つまり、プランジャ12が往動しても、電
磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料
圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行
われない。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル
弁23の閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料
噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される。
【0036】ポンプハウシング13の下側には、燃料噴
射時期を調整するためのタイマ装置(この図では90度
展開されている)26が設けられている。このタイマ装
置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対するロー
ラリング9の位置を変更することにより、カムフェイス
8aがカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレー
ト8及びプランジャ12の往復駆動時期を変更するため
のものである。
【0037】このタイマ装置26は油圧により駆動され
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌挿されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハジング27内一側の低圧室29にてタイマピストン
28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリン
グ31等とから構成されている。そして、タイマピスト
ン28はスライドピン32を介してローラリング9に接
続されている。
【0038】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。又、タイマピストン
28の位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、ドライブシャフト5の回転角に対する
プランジャ12の往復動タイミングが決定される。
【0039】タイマ装置26の燃料圧力、即ち制御油圧
を調整するために、タイマ装置26にはタイミングコン
トロールバルブ33が設けられている。即ち、タイマハ
ウジング27の加圧室30と低圧室29とは連通路34
によって連通されており、同連通路34の途中にタイミ
ングコントロールバルブ33が設けられている。
【0040】このタイミングコントロールバルブ33
は、デューティ制御された通電信号によって開閉制御さ
れる電磁弁であり、同タイミングコントロールバルブ3
3の開閉制御によって加圧室30内の燃料圧力が調整さ
れる。そして、その燃料圧力調整によってプランジャ1
2のリフトタイミングが制御され、ドライブシャフトの
回転角に対する圧力室15内の昇圧特性が調整される。
【0041】ローラリング9の上部には、電磁ピックア
ップコイルよりなるエンジン回転検出手段としての回転
数センサ35がパルサ7の外周面に対向して取付けられ
ている。この回転数センサ35はパルサ7の突起等が横
切る際に、それらの通過を検出してエンジン回転数NE
に相当するタイミング信号、即ち所定のクランク角度毎
(本実施例の場合は3.75°CA毎)の回転角度信号とし
てのエンジン回転パルスを出力する。又、この回転数セ
ンサ35は、ローラリング9と一体であるため、タイマ
装置26の制御動作に関わりなく、プランジャリフトに
対して一対のタイミングで基準となるタイミング信号を
出力する。
【0042】上記の如く燃料噴射ポンプ1に設けられた
電磁スピル弁23、タイミングコントロールバルブ33
は、後述の処理を実行することにより前記した噴射制御
手段M4,着火性判定手段M5,及びプレストローク変
更手段M6を実現する電子制御装置(以下単に「EC
U」という)40に接続され、このECU40によって
その駆動が制御される。
【0043】ここで、本実施例の燃料噴射装置において
は、ディーゼル機関の運転状態を検出するセンサとし
て、上記した回転数センサ35に加えて、図3に示す以
下の各種センサがECU40に接続されている。
【0044】図3は、本実施例の燃料噴射装置のECU
40周辺構成を表すブロック構成図である。同図に示す
吸気温センサ41は、図示しないディーゼル機関の吸気
管に、そのエアクリーナ近傍における吸気温度THAを
検出すべく配設されるセンサである。
【0045】アクセル開度センサ42は、吸気管内に設
けられるスロットルバルブの開閉位置から、ディーゼル
機関の負荷に相当するアクセル開度ACCPを検出すべ
く設けられたセンサである。吸気圧センサ43は、吸気
管内の吸入空気圧を検出し、水温センサ44は、ディー
ゼル機関の冷却水温THWを検出する。
【0046】また、クランク角センサ45は、ディーゼ
ル機関のクランク軸回転基準位置、例えば特定気筒の上
死点に対するクランク軸の回転位置を検出すべく設けら
れている。更に、車速センサ46は、図示しないトラン
スミッションのギアの回転速度、すなわち車両速度(車
速)SPを検出するセンサで、車速に応じた周期でパル
ス信号を発生する。
【0047】そして、ECU40は、上述した各センサ
41〜46、及び回転数センサ35から出力される信号
に基づいて、電磁スピル弁23、及びタイミングコント
ロールバルブ33を好適に制御する。
【0048】次に、前述したECU40の構成につい
て、図3のブロック図に従って説明する。ECU40は
中央処理装置(CPU)47、所定の制御プログラム及
びマップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)48、CPU47の演算結果等を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)49、予め記憶されたデ
ータを保存するバックアップRAM50、所定のクロッ
ク信号を生成するクロック58等と、これら各部と入力
ポート51及び出力ポート52等とをバス53によって
接続した論理演算回路として構成されている。
【0049】入力ポート51には、前述した吸気温セン
サ41、アクセル開度センサ42、吸気圧センサ43及
び水温センサ44が、各バッファ54,55,56,5
7、マルチプレクサ58及びA/D変換機59を介して
接続されている。同じく、入力ポート51には、前述し
た回転数センサ35、クランク角センサ45及び車速セ
ンサ46が、波形整形回路60を介して接続されてい
る。そして、CPU47は入力ポート51を介して入力
される各センサ35,41〜46等の検出信号を入力値
として読み込む。
【0050】又、出力ポート52には各駆動回路61,
62を介して電磁スピル弁23、及びタイミングコント
ロールバルブ33が接続されている。そして、CPU4
7は各センサ35,41〜46から読み込んだ入力値に
基づき、電磁スピル弁23、及びタイミングコントロー
ルバルブ33を好適に制御する。
【0051】以下、本実施例の燃料噴射装置の動作につ
いて説明する。
【0052】ところで、ディーゼル機関において燃料を
噴射する場合は、内燃機関の負荷等に基づいて機関の運
転状態を検出し、その運転状態に応じた量の燃料を噴射
する制御が一般に行われている。
【0053】例えば本実施例においては、吸気温センサ
41及び吸気圧センサ43の検出値に基づいて吸入空気
量を求め、その結果と回転数センサ35が検出する機関
回転数NEとから内燃機関の負荷を算出することがでい
る。また、アクセル開度センサ42の検出結果より運転
者の要求を、水温センサ44の検出結果より燃料の燃焼
性を、それぞれ検出することができる。
【0054】そして、これらをパラメータとして、例え
ば予め設定してあるマップを検索することにより、運転
状態に応じた最適な燃料噴射量を算出することができ、
その算出結果を実現すべく電磁スピル弁23の開弁時期
を制御すれば、各気筒に配設された燃料噴射ノズル4を
介して適量の燃料を供給することができる。
【0055】また、ディーゼル機関における燃料噴射制
御においては、以下の理由によりその燃料噴射時期を適
切に制御する必要がある。
【0056】すなわち、圧縮着火式内燃機関であるディ
ーゼル機関の場合、圧縮工程において燃焼室内の温度が
着火温度に到達すると燃焼が開始し、その後燃料供給が
停止するまで燃焼が持続する。この際、着火以前に適量
の燃料が供給されていないと着火タイミングが目標着火
時期に対して遅れることになり、また着火前に過剰な燃
料が供給されると、着火と同時に多量の燃料が燃焼して
いわゆるディーゼルノックを引き起こし、また、燃料噴
射の終了時期が不適切であると、不完全燃焼によりスモ
ークを排出し易くなるからである。
【0057】この際、本実施例の燃料噴射装置は、上述
の如く電磁スピル弁23の開弁状態を制御することによ
り、精度良く燃料噴射時期、すなわち燃料噴射の始期、
及び終期を設定することができる。従って、例えば図4
に示す如く、機関の目標着火時期と、噴射すべき燃料の
量との基づいて適正な燃料噴射時期を設定し、その始期
及び終期に相当する時期に、それぞれスピル弁23を開
弁→閉弁、閉弁→開弁と切り換えれば、適切な燃料噴射
を実現することができる。
【0058】ところで、図5は、本実施例の燃料噴射ポ
ンプ1においてカムプレート8の回転角とプランジャ1
2のリフト量との関係を示したものである。この場合、
プランジャ12のリフト量と燃料噴射ポンプ1の送油率
とはほぼ比例関係にあるので、同図に示す関係は、その
ままカムプレート8の回転角と燃料噴射ポンプ1の燃料
送油率との関係と擬制することができる。
【0059】また、図5中に及びで示す領域は、そ
れぞれ低送油率の領域、及び高送油率の領域を用いて所
定量の燃料を噴射するためにカムプレート8に与えるべ
き回転角を示したものであるが、高い送油率で燃料噴射
を行う方が(同図中、)小さな回転角で噴射を完了で
きることが明らかである。
【0060】つまり、本実施例の燃料噴射ポンプ1にお
いては、燃料噴射を開始する前にプランジャ12に与え
るプレストロークを大きく確保すれば、高い噴射圧の
下、短時間で完了する燃料噴射を実現することができ、
一方、プレストロークを小さく設定すれば、低い噴射圧
の下、比較的緩やかな燃料噴射を実現することができ
る。
【0061】ここで燃料噴射ポンプ1においては、上記
したようにタイミングコントロールバルブ33を制御し
てローラリング9を回転させ、ドライブシャフト5の回
転角とプランジャ12のリフト量との関係を変えること
ができる。このため、燃料噴射時期として用いるプラン
ジャ12のリフト領域を適当に変更しても、上記図4に
示す如く目標着火時期との関係、及び所望の燃料噴射量
との関係を共に満足する燃料噴射時期を実現することは
可能である。
【0062】次に、送油率の高低が燃焼室内の燃料特性
に与える影響を考慮すると、噴射された燃料の燃焼性を
高める観点では送油率が高い方が有利である。噴射圧が
高いと、噴射された燃料の微粒子化が促進され、混合気
の燃焼性が向上するからである。
【0063】一方、目標着火時期に対して現実の着火タ
イミングが遅延し易い場合、すなわち例えば冷間始動時
等の如く燃焼室内の温度が比較的低温で、目標着火時期
に相当するクランク角において着火に必要な温度に到達
せずに着火が遅れるような場合には、ディーゼルノック
を抑制する観点から送油率は比較的低い方が好適であ
る。
【0064】高送油率のもと短時間に一気に燃料を噴射
する場合、着火時期が僅かに遅れただけでも、着火前に
噴射すべき本来の量を大幅に越える燃料が、着火以前に
供給され、その結果着火と同時に多量の燃料が燃焼して
ディーゼルノックを発生させるからである。
【0065】つまり、ディーゼル機関においては、目標
着火時期に対して精度良く現実の着火タイミングが整合
する状況下では高送油率のもとに燃料噴射を行い、一方
現実の着火タイミングが遅延傾向の場合は低送油率のも
とに燃料噴射を行うことができれば、全運転領域におい
て良好な特性を得ることができる。
【0066】本実施例の燃料噴射装置は、かかる機能を
満たすべく構成されたものであり、具体的にはECU4
0が、図6に示す噴射量指令値演算ルーチンを実行し、
機関の運転状態に応じて適切な送油率を設定することに
より、上記の機能を実現している。
【0067】すなわち、図6に示すルーチンが起動する
と、先ずステップ100において水温センサ44の出力
信号を読み込み、その結果に基づいてプレストロークの
補正量ΔPSを算出する。ここで、本実施例のECU4
0は、図7に示す如くΔPSの水温THWによる1次元
マップを予めROM48内に記憶しており、これを検索
することでΔPSを算出する。
【0068】ここで、水温THWをパラメータとしてい
るのは、THWは内燃機関の暖機状態の代用特性値であ
り、また、内燃機関の暖機状態は燃料の気化性、及び燃
焼室内温度の特性代用表示する概念であることから、T
HWが低いほど燃焼室内の燃料の燃焼性が劣り、従って
着火タイミングが遅延傾向となると推定できるからであ
る。この意味で、本実施例においては、水温センサ4
4、及び本ステップ100により、前記した着火性判定
手段M5が実現されることになる。
【0069】上記の処理を終えたら、次にステップ10
2へ進んで機関回転数NEに基づいて、基準のプレスト
ローク量QPS(NE)を算出し、次いでステップ10
4においてQPS=QPS(NE)−ΔPSなる補正を
加えて最終的なプレストローク値QPSを求める。
【0070】すなわち、本実施例においては、図9に示
すように、NEの関数として比較的大きなプレストロー
クQPS(NE)を基本値として演算し、その値を水温
THWの応じて補正する手法を採用している。この意味
で、本実施例においては、上記ステップ102、104
が前記したプレストローク変更手段M6に相当する。
【0071】ステップ106は、機関回転数NE,アク
セル開度センサ42が検出するアクセル開度、吸気温セ
ンサ41が検出する吸気温、吸気圧センサ43が検出す
る吸気圧等に基づいて、公知の手法により燃料噴射量を
演算すると共に、上記した基本のプレストロークQPS
(NE)に対して、演算した燃料噴射量を実現し得る燃
料噴射終了ストロークQFIN(NE)を算出するステ
ップである。
【0072】すなわち、プレストロークQPS(NE)
がNEの関数として決まれば、燃料噴射ポンプ1の送油
率が決定する。従って、所望の燃料噴射量を実現するた
めに、燃料噴射を継続すべきカムプレート8の回転角も
演算することができ、所望量の燃料噴射が完了する回転
角をQFIN(NE)として設定する。
【0073】ここで、上記したように、現実のプレスト
ロークQPSは、QPS(NE)にΔPSの補正を施し
た値である。従って、上記ステップ106において算出
されたQFIN(NE)をそのまま用いたのでは、ΔP
S分だけ多量に燃料が噴射されることになる。
【0074】そこで、本実施例においては、上記ステッ
プ106の処理を終えたら、ステップ108へ進んで燃
料噴射終了ストロークQFIN(NE)の補正を行って
今回の処理を終了する。
【0075】この際、図9に示すようにQPS(NE)
の近傍とQFIN(NE)の近傍とでは、大きくプラン
ジャのリフト量が異なり、従って燃料噴射ポンプ1の送
油率が異なるため、単にQFIN(NE)からΔPSを
減じて最終的なQFINとしたのでは、燃料噴射量が不
足することになる。
【0076】このため、本実施例においては、ステップ
108の処理を実行するに際し、α(α<1)なる補正
係数を用い、QFIN=QFIN(NE)−ΔPS・α
として最終的な燃料噴射終了ストロークQFINを求め
ている。
【0077】尚、αは、上記の補正を最も簡易に行う場
合は、適当な定数とすることができると共に、高精度な
補正を実現しようとする場合には、予めカムフェイス8
aの形状に応じてΔPSの一次元マップを設定し、又は
ΔPSとNEとの2次元マップを設定し、又はΔPSと
QPS(若しくはQFIN)とNEの2次元マップを設
定し、これらを参照して設定することも可能である。
【0078】この結果、本実施例の燃料噴射装置によれ
ば、内燃機関の暖機が十分に行われていない場合には、
比較的低送油率により燃料噴射が行われ、暖機状態が進
行するに連れて、高い送油率のもとに燃料噴射が行われ
ることになる。従って、冷間始動時におけるディーゼル
ノックを効果的に抑制することができ、かつ通常運転時
において優れた排気特性を確保することができる。
【0079】ところで、上述の実施例は、燃焼室内の燃
料の着火性判定を、水温THWに基づいて行う構成とし
ているが、着火性判定の基礎となるパラメータはTHW
に限るものではない。
【0080】すなわち、本実施例の燃料噴射装置は、目
標着火時期に対して現実の着火タイミングが遅延傾向と
なる状況を検出する手段としてTHWを監視しているに
過ぎず、同様の状況を検出できる場合には、着火性判定
の基礎として用いることができる。
【0081】つまり、ディーゼル機関においてセタン価
の低い燃料を用いた場合には燃料の着火性の低下に起因
して、寒冷地走行時において吸気温が低温である場合に
は燃焼室内の温度が比較的低温となることに起因して、
高地走行時において外気圧が低圧である場合には実質的
に圧縮比が低下することに起因して、それぞれ着火タイ
ミングが遅延傾向となることが知られているが、本実施
例の燃料噴射装置を、かかる状況におけるディーゼルノ
ック低減対策として用いることも可能である。
【0082】この場合、吸気温センサ、燃料性状検出機
構、外気圧検出機構、又は着火時期センサが、それぞれ
前記した着火性判定手段の要部を構成することになる。
【0083】また、上述した実施例においては、プラン
ジャ12に与えるべきプレストロークQPSを求め、そ
の後一端QPS(NE)に対するQFIN(NE)を求
め、次いでQFIN(NE)を補正して最終的な燃料噴
射終了ストロークQFINを求める構成としているが、
着火性に応じて実質的にQPSが変動すればよく、QP
Sを求めた後、噴射すべき燃料の量との関係で直接QF
INを求めることも可能であり、また先に噴射終了側の
QFINを求め、次いでQFINとの関係でQPSを求
める手順とすることも可能である。
【0084】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、内燃機関
において安定した着火タイミングが得られる状況下では
高い送油率で燃料噴射を行うことにより、優れた排気特
性を確保し、一方着火タイミングが遅延傾向となる状況
下では、燃料の送油率を低げて比較的緩やかな燃料噴射
を実現する。
【0085】このため、着火タイミングが遅延傾向であ
ると判断されている場合には、現実に着火タイミングが
遅延しても、その遅延により着火前燃料噴射量が大きく
変動することがなく、ディーゼルノックの発生が助長さ
れることがない。このように、本発明に係る内燃機関の
燃料噴射装置によれば、通常の運転状況下における優れ
た排気特性と、燃焼室内の着火性が悪い運転状況下にお
けるディーゼルノックの抑制とを両立するすることがで
きるという特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置の原理構
成図である。
【図2】本発明の一実施例である内燃機関の燃料噴射装
置の概略図である。
【図3】本実施例の燃料噴射装置のECUの構成を示す
フロック図である。
【図4】ディーゼル機関における燃料噴射時期と着火時
期との関係を示す図である。
【図5】カムプレートの回転角とプランジャのリフト量
との関係を表す図である。
【図6】本実施例においてECUが実行するルーチンの
一例のフローチャートである。
【図7】本実施例においてECUが使用するマップの一
例である。
【図8】本実施例におけるプレストロークの補正方法を
説明するための図である。
【符号の説明】
M1,15 高圧室 M2,12 プランジャ M3 スピル弁 M4 噴射制御手段 M5 着火性判定手段 M6 プレストローク変更手段 1 燃料噴射ポンプ 4 燃料噴射ノズル 6 燃料フィードポンプ 7 パルサ 8 カムプレート 9 ローラリング 10 カムローラ 22 スピル通路 23 電磁スピル弁 26 タイマ装置 35 回転数センサ 40 ECU 41 吸気温センサ 42 アクセル開度センサ 43 吸気圧センサ 44 水温センサ 47 CPU 48 ROM 49 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 41/12 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を受け入れる燃料吸入口と内燃機関
    の燃料噴射ノズルに連通する燃料噴射口とを備える高圧
    室と、所定方向に往復動して前記高圧室内の燃料を圧送
    するプランジャと、前記高圧室と低圧室とを連通又は遮
    断するスピル弁と、前記プランジャのストロークが所定
    のプレストロークに達したら前記スピル弁を閉弁し、所
    定量の燃料噴射終了時に前記スピル弁を開弁する噴射制
    御手段とを備え、前記プランジャの往復動中、プレスト
    ロークを越える所定領域を燃料噴射に用いる内燃機関の
    燃料噴射装置であって、 内燃機関の燃焼室内における燃料の着火性の良否を判定
    する着火性判定手段と、 該着火性判定手段の判定結果に基づいて、燃料の着火性
    が悪いほど前記プレストロークを小さくするプレストロ
    ーク変更手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃
    料噴射装置。
JP6050852A 1994-03-22 1994-03-22 内燃機関の燃料噴射装置 Pending JPH07259622A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0884467A1 (en) 1997-06-13 1998-12-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection apparatus of a diesel engine
KR100350876B1 (ko) * 1997-03-21 2002-11-18 기아자동차주식회사 디젤엔진의 연료 분사펌프

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350876B1 (ko) * 1997-03-21 2002-11-18 기아자동차주식회사 디젤엔진의 연료 분사펌프
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