JPH0725943U - 回転式剪断型破砕機の回転刃の構造 - Google Patents

回転式剪断型破砕機の回転刃の構造

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JPH0725943U
JPH0725943U JP5806293U JP5806293U JPH0725943U JP H0725943 U JPH0725943 U JP H0725943U JP 5806293 U JP5806293 U JP 5806293U JP 5806293 U JP5806293 U JP 5806293U JP H0725943 U JPH0725943 U JP H0725943U
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JP
Japan
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cutter tip
rotary blade
rotary
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mounting seat
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Pending
Application number
JP5806293U
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English (en)
Inventor
亮三郎 竹中
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Healios KK
Original Assignee
Healios KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、従来の方法と同様にチップを容易
に交換でき、作動時に取付ボルトが受ける加重を軽減
し、従来の課題を解決する剪断型破砕機の回転刃の構造
を提供する事を目的としている。 【構成】 互いに反対方向に回転する複数の回転刃14
を有し、その回転刃14は回転刃本体1とカッタチップ
5とで構成され、カッタ−チップ5は前記本体1にボル
ト8により固着されている剪断型破砕機の回転刃14の
構造において、カッターチップ5の取付座2が半径方向
に伸び、その取付座2に半径方向と直角方向に凹凸を設
け、カッターチップ5に前記凹凸と係合する凹凸を設け
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに反対方向に回転する複数の回転刃を有し、その回転刃は回転 刃本体とカッターチップとで構成され、カッタ−チップは前記本体にボルトによ り固着されている剪断型破砕機の回転刃の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、塵芥や産業廃棄物等を破砕および粒度調整する剪断型破砕機は投入さ れる対象物が不特定で大トルクが要求される場合や予測できない高負荷や、衝撃 が発生する場合がある。
【0003】 そこで、上記のような使用状況に対応するためには高度な技術が要求され、特 に十分な強度を有するよう設計することが求められると共に、回転刃が破損した 場合に容易に交換できるようカッターチップを交換自在にボルトで固着する技術 は知られている(例えば、本出願人による実公昭57−25711号公報等参照 )。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、剪断が行なわれる場合には回転方向と直角方向に荷重が発生し 、通常は取付ボルトだけが負荷を担う事になり、チップの保持のためには不十分 であり、この対策を行なった上記の技術等があるが、十分とは言い難いのが現状 である。
【0005】 したがって、本考案は、従来の方法と同様にチップを容易に交換でき、作動時 に取付ボルトが受ける荷重を軽減し、従来の問題点を解決する剪断型破砕機の回 転刃の構造を提供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案によれば、互いに反対方向に回転する複数の回転刃を有し、その回転刃 は回転刃本体とカッターチップとで構成され、カッタ−チップは前記本体にボル トにより固着されている剪断型破砕機の回転刃の構造において、カッターチップ の取付座が半径方向に伸び、その取付座に半径方向と直角方向に凹凸を設け、カ ッターチップに前記凹凸と係合する凹凸を設けている。
【0007】
【作用】
上記のように構成された回転式剪断型破砕機の回転刃の構造において、半径方 向に伸びた回転刃本体のチップ取付座には、回転方向と直角方向、すなわち剪断 時に荷重がかかる方向に凹凸が設けられ、カッターチップに設けられた凹凸と係 合しているので、横方向の力が直接ボルトにかかる事はない。
【0008】 したがって、作動時にボルトが破断することはなく安全に作業することができ る。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1において、破砕機本体1にはシャフト12と13とが設けられ、それらの シャフト12と13とはギヤ19、20を介して互いに反対方向に異なる回転速 度(図示の例ではシャフト12が高速)で回転するよう構成されている。
【0011】 そして、その2本のシャフトにはそれぞれ複数の回転刃本体14が固着され、 その回転刃本体14にはカッターチップ15が取付けられている。
【0012】 また、その回転刃本体14はボス14aを有し、そのボス14aの高さはカッ ターチップ15の幅と同一となるよう形成され、駆動装置18およびチェーン1 7を介してモータ16により駆動されている。
【0013】 以上は従来技術と同様な部分であり、以下本考案の要部であるカッターチップ 15の取付構造について、図2を参照して説明する。
【0014】 回転刃本体1は複数の半径方向に伸びた取付部である突出部1aを有し、その 突出部1aの回転方向に向いた取付座2には半径方向に伸びた溝3が設けられ、 取付座の半径方向に直角な方向の凹凸を形成している。そして、その溝3の両側 にはネジ穴4、4が開けられている。
【0015】 また、図3を参照して、カッターチップ5はその取付面5aに前記溝3と係合 する凸部6を有し、その凸部6の幅A2は前記溝3の幅A1と同じに形成され、 高さB2は溝の深さB1より大とならないよう形成されている。そして、凸部6 の両側にはボルト穴7、7が設けられ、図9をも参照して、ボルト8により本体 1の取付座2に固着されるよう構成されている。なお、ボルトは溝の内側に設け てもよい。
【0016】 したがって、破砕作業によりカターチップ5に横方向の力がかかっても、チッ プ5の凸部6と取付面の溝3とで力を受けるので、ボルトに直接荷重が掛かるこ とはない。
【0017】 図4は、本考案の別の実施例を示し、回転刃本体1の取付面2に凸部21を設 け、図5をも参照して、カッターチップ22に溝23を設け取付座の凹凸を逆に したこと以外第1実施例と同じであり、作用についても同様である。
【0018】 回転刃本体1の取付座2に凸部21を有し、その加工が第1実施例に比べ難し い。
【0019】 図6は、本考案の他の実施例を示し、第1実施例と同様の本体1と、図7に示 す第2実施例と同様のカッターチップ22とを使用してキー24(図8参照)を 介して図示しないボルトで固着したもので、作用に付いては同様である。
【0020】 第1、第2実施例に比べ、キーだけ部品が増加する。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、破砕機の作動によりカッ ターチップに横荷重がかかっても直接ボルトに力がかからないのでボルトが破断 して破砕機を破損することがなく、安全でかつ機械修繕による稼動率低下を減少 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す剪断式破砕機の全体平
面図。
【図2】図1の回転刃のチップ取付座の詳細を示す斜視
図。
【図3】図2の取付座に取付けるカッターチップの斜視
図。
【図4】本考案の別の実施例を示すチップ取付座の斜視
図。
【図5】図4の取付座に取付けるカッターチップの斜視
図。
【図6】本考案の他の実施例を示すチップ取付座の斜視
図。
【図7】図6の取付座に取付けるカッターチップの斜視
図。
【図8】他の実施例のキーを示す斜視図。
【図9】図2に示す回転刃本体にカッターチップを取付
けた状況を示す側面図。
【符号の説明】
1…回転刃本体 2…取付座 3、23…溝 4…ネジ穴 5、15、22…カッターチップ 6…凸部 7…穴 12、13…シャフト 14…回転刃 16…モータ 24…キー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対方向に回転する複数の回転刃
    を有し、その回転刃は回転刃本体とカッターチップとで
    構成され、カッタ−チップは前記本体にボルトにより固
    着されている剪断型破砕機の回転刃の構造において、カ
    ッターチップの取付座が半径方向に伸び、その取付座に
    半径方向と直角方向に凹凸を設け、カッターチップに前
    記凹凸と係合する凹凸を設けたことを特徴とする回転式
    剪断型破砕機の回転刃の構造。
JP5806293U 1993-10-27 1993-10-27 回転式剪断型破砕機の回転刃の構造 Pending JPH0725943U (ja)

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JP5806293U JPH0725943U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 回転式剪断型破砕機の回転刃の構造

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JP5806293U JPH0725943U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 回転式剪断型破砕機の回転刃の構造

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JPH0725943U true JPH0725943U (ja) 1995-05-16

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JP5806293U Pending JPH0725943U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 回転式剪断型破砕機の回転刃の構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153764A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Rasa Ind Ltd ハンマシュレッダの細破砕ハンマ
KR100837304B1 (ko) * 2007-09-10 2008-06-12 재경산업 주식회사 파쇄 칼날

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