JPH0725916A - 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤 - Google Patents

水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤

Info

Publication number
JPH0725916A
JPH0725916A JP17333693A JP17333693A JPH0725916A JP H0725916 A JPH0725916 A JP H0725916A JP 17333693 A JP17333693 A JP 17333693A JP 17333693 A JP17333693 A JP 17333693A JP H0725916 A JPH0725916 A JP H0725916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
group
parts
emulsion
total amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17333693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3424266B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Amano
辰彦 天野
Toru Shirahase
亨 白波瀬
Yuji Yoshii
右治 吉井
Shizuo Narisawa
静夫 成沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP17333693A priority Critical patent/JP3424266B2/ja
Publication of JPH0725916A publication Critical patent/JPH0725916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424266B2 publication Critical patent/JP3424266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (A)エチレン5〜30重量%、(B)α,
β−不飽和カルボン酸エステル20〜84重量%、
(C)ビニルエステル10〜74重量%及び(D)カル
ボキシル基、アミド基等含有オレフィン性不飽和モノマ
ー0.1〜8重量%を含有する共重合体を含む水性エマ
ルジョンの製造方法であって、重合時の乳化安定剤とし
て、少なくとも(K)ポリオキシエチレン誘導体からな
るノニオン系界面活性剤及び(L)アニオン系界面活性
剤の合計使用量が、(B)及び(C)の合計量100重
量部あたり1.0〜10重量部を用いる。 【効果】 感圧接着剤に要求される(常態)接着力、粘
着力、凝集力、曲面接着力、耐水曲面接着力などの諸特
性を十分に高い水準に維持し、かつエマルジョン製造時
に凝集物(グリッツ)の発生が少ないという特徴を有す
る水性エマルジョンの製造方法及び該水性エマルジョン
を用いた感圧接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性エマルジョンの製
造方法及び感圧接着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エチレン−ビニルエステル−(メタ)ア
クリル酸エステル系共重合体エマルジョンの製造方法及
び該エマルジョンが感圧接着剤として用いられることは
公知である。たとえば、特公昭60−47315号公報
には、α−オレフィン−ビニルエステル−(メタ)アク
リル酸エステル(5〜30/20〜60/25〜60重
量%)からなる単量体(組成比率)を有する多元共重合
体エマルジョンを用いた感圧接着剤が示されている。ま
た、特開昭55−142013号公報には、エチレン−
アクリル酸エステル−酢酸ビニル−特定のアミド系モノ
マー−オレフィン性不飽和モノマー(10〜30/30
〜69/25〜55/0.5〜8/0〜8wt%)から
なる単量体(組成比率)を有する多元共重合体エマルジ
ョン及び該エマルジョンを感圧接着剤として用いる技術
が開示されている。特公昭59−48047号公報に
は、エチレン−ビニルエステル−(メタ)アクリル酸エ
ステル−α,β−不飽和カルボン酸ジ(モノ)エステル
(5〜30/20〜60/10〜50/5〜30重量
%)からなる多元共重合体エマルジョン及び該エマルジ
ョンを感圧接着剤として用いる技術が開示されている。
【0003】ところで、乳化重合を行なう際、乳化剤の
選定は安定なエマルジョンを得るために最も重要な要因
である。ノニオン系界面活性剤を選定するときの選定基
準の一つに、HLB(親水性、親油性バランス)があ
る。一般的には、親水性モノマーは高HLB(親水度が
高い)、疎水性モノマーは低HLB(親油度の高い)ノ
ニオン系界面活性剤を用いることが一つの指針となる。
高分子ラテックスの化学(室井宗一著、高分子刊行会、
昭和45年5月5日発行、44〜47頁)には、親水性
モノマーである酢酸ビニルの最適HLBが15〜18.
5、親油性モノマーであるエチレンの最適HLBが12
〜15であることが示されている。またアクリル酸エス
テルとそのポリマーII(大森英三著、昭晃堂、昭和5
0年3月10日発行、148頁)には、通常アクリル酸
エステルのエマルジョン重合には、ポリオキシエチレン
付加モル数が30以上(HLBでは17以上に相当す
る。)ポリオキシエチレンアルキル(又はアリール)エ
ーテルが非イオン界面活性剤として用いられることが多
いと紹介されている。したがって、エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステル系共重合体エマルジョンを製造
する際に用いるノニオン系界面活性剤の最適HLBに関
する従来の知見からは、HLB12〜18.5の範囲内
から選定するのが、当業者の常識となっていた。
【0004】ところが、上記の公知技術において、HL
B12〜18.5のノニオン界面活性剤を用いた際、生
成エマルジョンはグリッツ(凝集物)が0.3重量%以
上生成し好ましくない。グリッツの多いエマルジョンは
塗工作業時にロールに付着(ガムアップ現象)、スプレ
ー加工時にはノズルのつまり等作業性に劣る問題が発生
し、また粘着商品を作るため、紙、布、プラスチック、
フィルムなどに塗工した際、塗工面(乾燥後塗工厚10
〜30μ)で表面の平滑性が著しく損なわれて商品価値
が低下し、使用に耐えないものとなる。
【0005】すなわち、従来の技術においては、エマル
ジョンを製造する重合反応において、粘着性の凝集物
(すなわち、「グリッツ」)が発生し、該凝集物が重合
槽の攪拌羽根や重合槽の内壁に付着し、よって重合反応
の円滑な進行を妨げ、著しい場合にはゲル化により重合
反応の継続を不可能にするという問題、またかかる凝集
物を含有するエマルジョンを金網や濾布などの濾材で濾
過する場合、凝集物により濾材が目詰まりを起こすとい
う問題、更に該凝集物を含有するエマルジョンを感圧接
着剤として用いる場合、接着剤を塗工する際、塗工面に
凝集物に起因するブツを生じ、また使用する塗工スプレ
ーのノズルを閉塞させるといった問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、感圧接着剤に要求され
る(常態)接着力、粘着力、凝集力、曲面接着力、耐水
曲面接着力などの諸特性を十分に高い水準に維持し、か
つエマルジョン製造時に凝集物(グリッツ)の発生が少
ないという特徴を有する水性エマルジョンの製造方法及
び該水性エマルジョンを用いた感圧接着剤を提供する点
に存する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したもの
である。
【0008】すなわち、本発明のうち一の発明は、下記
(A)5〜30重量%、(B)20〜84重量%、
(C)10〜74重量%及び(D)0.1〜8重量%を
含有する共重合体を含む水性エマルジョンの製造方法で
あって、下記(1)〜(4)の条件を満足する水性エマ
ルジョンの製造方法に係るものである。 (1)重合時の乳化安定剤として、少なくとも(K)ノ
ニオン系界面活性剤及び(L)アニオン系界面活性剤を
用いること (2)(K)及び(L)の合計使用量が、重合に供する
(B)及び(C)の合計量100重量部あたり1.0〜
10重量部であること (3)少なくとも一種の(K)ノニオン系界面活性剤と
して、重合に供する(B)及び(C)の合計量100重
量部あたり0.5〜6重量部の範囲において、HLB6
〜10のポリオキシエチレン誘導体を用いること (4)(L)アニオン系界面活性剤の使用量が、重合に
供する(B)及び(C)の合計量100重量部あたり
0.5〜3重量部であること (A)エチレン (B)下記(式1)で表されるα,β−不飽和カルボン
酸エステル (C)下記(式2)で表されるビニルエステル (D)カルボキシル基、アミド基、N−メチロール基、
スルホン酸基、エポキシ基又はヒドロキシ基を有する共
重合可能なオレフィン性不飽和モノマー
【0009】
【化1】
【0010】(R1 は水素又はメチル基を表し、R2
炭素数1〜18のアルキル基を表わし、R3 〜R5 は、
それぞれ独立に、水素又はアルキル基を表わす。ただ
し、R3〜R5 の炭素数の合計は18以下である。)
【0011】また、本発明のうち他の発明は、上記の水
性エマルジョンを主成分とする感圧接着剤に係るもので
ある。
【0012】以下、詳細に説明する。本発明の共重合体
には、エチレンが含有される。共重合体中のエチレンの
含有量は、5〜30重量%である。該含有量が過少な場
合は(常態)接着力、特に非極性ポリマー被着体に対す
る接着力及び曲面接着力に劣り、一方該含有量が過多な
場合は粘着力及び保持力に劣る。
【0013】本発明の共重合体に含有される前記(式
1)で表される(B)α,β−不飽和カルボン酸エステ
ルとしては、たとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチ
ル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル
酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリルなどをあげるこ
とができる。特に、(式1)のR2 の炭素数が4〜12
のものが好ましい。また、(B)としては、(式1)で
表わされるα、β−不飽和カルボン酸エステルの一種を
単独で用いてもよく、又は二種以上を混合して用いても
よい。共重合体中の(B)の含有量は、20〜84重量
%、好ましくは25〜70重量%である。該含有量が過
少な場合は粘着力に劣り、一方該含有量が過多な場合は
非極性ポリマー被着体に対する接着力に劣る。なお、
α,β−不飽和カルボン酸ジエステルを、感圧接着剤と
しての本来の性能を損なうことなく接着力を向上させる
ために併用することができ、該α,β−不飽和カルボン
酸ジエステルの好ましいものとして、マレイン酸ジエス
テル及びフマル酸ジエステルをあげることができる。
【0014】本発明の共重合体に含有される前記(式
2)で表される(C)ビニルエステルとしては、たとえ
ば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバ
リン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バーサチック酸ビニ
ルなどをあげることができ、好ましくは酢酸ビニル及び
酢酸ビニルと高級脂肪酸ビニルの併用である。なお、
(C)としては、(式2)で表わされるビニルエステル
の一種を単独で用いてもよく、又は二種以上を混合して
用いてもよい。共重合体中の(C)の含有量は、10〜
74重量%、好ましくは24〜69重量%である。該含
有量が過少な場合は(常態)接着力及び保持力に劣り、
一方該含有量が過多な場合は粘着力に劣る。
【0015】本発明の共重合体に含有される(D)カル
ボキシル基、アミド基、N−メチロール基、スルホン酸
基、エポキシ基又はヒドロキシ基を有する共重合可能な
オレフィン性不飽和モノマーとしては、たとえばアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸(半エス
テルを含む)、マレイン酸(半エステルを含む)などの
カルボキシル基含有モノマー及びその無水物;N−メチ
ロールアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルア
ミドなどのN−メチロール誘導体モノマー;2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、多価アルコールのモノ(メ
タ)アクリレートや多価アルコールのモノアリルエーテ
ルなどのヒドロキシ基含有モノマー;ジメチルアミノエ
チルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリル
アミドなどのアミノ基含有モノマー;グリシジル(メ
タ)アクリレートなどのエポキシ基含有モノマー;アク
リルアミド、メタアクリルアミド、マレインアミドなど
のアミド基含有モノマー;ビニルスルホン酸ソーダ、メ
タリルスルホン酸ソーダ、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸ソーダなどのスルホン基含有モ
ノマーなどをあげることができる。共重合体中の(D)
の含有量は、0.1〜8重量%、好ましくは0.3〜6
重量%である。該含有量が過少な場合はエマルジョンの
粒子安定性に劣り、一方該含有量が過多な場合は耐水接
着化に劣る。
【0016】本発明の共重合体は、上記の(A)〜
(D)に加えて、(E)重合性二重結合を二個以上有す
る共重合可能な架橋性モノマーを含有してもよい。該モ
ノマーとしては、たとえばジアリルフタレート、トリア
リルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、エチ
レングリコールジアクリレート、アリルメタクリレー
ト、アジピン酸ジアクリレート、トリメチロールプロパ
ンジメタクリレートなどをあげることができる。共重合
体中の(E)の含有量は通常5重量%以下、好ましくは
3重量%以下である。かかる範囲で(E)を用いること
により、感圧接着剤としての本来の性質を損なうことな
くエマルジョンの架橋性を改良することができる。
【0017】本発明の水性エマルジョンは、前記(1)
〜(4)の条件を満足する方法により製造される。
【0018】本発明の製造方法においては、重合時の乳
化安定剤として、少なくとも(K)ノニオン系界面活性
剤及び(L)アニオン系界面活性剤を、(K)及び
(L)の合計使用量が、重合に供する(B)及び(C)
の合計量100重量部あたり1.0〜10重量部、好ま
しくは1.5〜8重量部の範囲において用いる必要があ
る。該使用量が過少な場合はエマルジョンの製造時に粗
大粒子が発生し、一方該使用量が過多な場合は耐水性に
劣る。
【0019】(K)ノニオン系界面活性剤としては、た
とえばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシエ
チレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステルなどをあげることができる。
ここで、本発明においては、少なくとも一種の(K)ノ
ニオン系界面活性剤として、重合に供する(B)及び
(C)の合計量100重量部あたり0.5〜6重量部の
範囲において、HLB6〜10のポリオキシエチレン誘
導体を用いることが特に重要である。該使用量が過少な
場合はエマルジョン中の粗大粒子が増加し、著しい場合
はゲル化を生じる。また、エマルジョンを得たとして
も、グリッツが0.3重量%以上発生する。一方、該使
用量が過多な場合は耐水性及び保持力に劣る。本発明に
おいては、上記のHLBを有するノニオン系界面活性剤
に加えて、HLB10〜20のノニオン系界面活性剤
を、重合に供する(B)及び(C)の合計量100重量
部あたり通常5重量部以下を、本発明の効果を阻害しな
い範囲で併用できる。
【0020】(L)アニオン系界面活性剤としては、た
とえばアルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスル
フォン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルジスルフォン酸塩、ポリオキシエチレン
アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エ
ステルなどをあげることができる。(L)の使用量は、
重合に供する(B)及び(C)の合計量100重量部あ
たり0.5〜3重量部である。該使用量が過少な場合は
無機充填剤、増粘剤などを添加した配合品において、経
時的に増粘し、一方該使用量が過多な場合はエマルジョ
ン中の粗大粒子が増加し、著しい場合にはゲル化を生じ
る。また、エマルジョンを得たとしても、該エマルジョ
ンからなる感圧接着剤は、耐水性に劣るものとなる。
【0021】本発明においては、上記の(K)ノニオン
系界面活性剤及び(L)アニオン系界面活性剤に加え
て、(M)保護コロイドを用いてもよい。(M)保護コ
ロイドとしては、たとえば、部分ケン化ポリビニルアル
コール、完全ケン化ポリビニルアルコール、スルホン酸
変性ポリビニルアルコール、カルボキシル変性ポリビニ
ルアルコール、シラノール基変性ポリビニルアルコール
などのポリビニルアルコール類;ヒドロキシエチルセル
ロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体をあげることができる。
(M)の使用量は、重合に供する(B)及び(C)の合
計量100重量部あたり通常3重量部以下、好ましくは
0.1〜3重量部である。該使用量が過少な場合は粒子
安定化効果が不十分になることがあり、一方該使用量が
過多な場合は重合中に異常な増粘現象を生じることがあ
る。
【0022】本発明の水性エマルジョンの製造方法の具
体例をあげると、次のとおりである。すなわち、(B)
〜(D);必要に応じて(E);(K)及び(L);必
要に応じて(M);ラジカル重合開始剤、pH調整剤、
重合連鎖移動剤などを水中で攪拌混合することにより乳
化分散液を得る。次に、該乳化分散液を用い、5〜20
0kg/cm2 のエチレン加圧下、乳化重合を行う。重
合方式は、バッチ式又は連続式のいずれも可能である。
重合反応温度としては、通常30〜70℃の範囲が適当
である。なお、ラジカル重合開始剤は、通常の乳化重合
に用いられる水溶性ラジカル開始剤、たとえば過酸化水
素、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモ
ニウム、tert−ブチルヒドロペルオキシドなどを単
独で、又はL−、D−アスコルビン酸、亜硫酸塩、ロン
ガリット、硫酸第1鉄のような還元剤と組み合せたレド
ックス系として用いられる。pH調整剤としては、塩
酸、リン酸、酢酸、コハク酸、炭酸などの酸及びその
塩;アルカリ金属水酸化物、アンモニア水、アミンなど
の塩基が使用される。連鎖移動剤としては、メルカプタ
ン類などを使用することができる。
【0023】本発明の感圧接着剤は、本発明の水性エマ
ルジョンを主成分として含有するものであり、その含有
量は通常30〜70重量%(固形分基準)、好ましくは
45〜70重量%である。なお、水性エマルジョンを感
圧接着剤として使用する段階において、本来の特性を損
なわない限り、消泡剤、粘度調整剤、充填剤などを加え
てもよい。
【0024】本発明の感圧接着剤は、粘着テープ、粘着
シート、粘着ラベルなどに広く適用できる。これらの製
品は、プラスチックフィルム、紙、金属箔などの基質材
料に通常の公知の装置と方法を用いて本発明のエマルジ
ョンを塗布することによってバランスのとれた良好な感
圧接着特性を有する製品が得られる。特にポリオレフィ
ンのような非極性被着体に対しても接着力、粘着力、保
持力に優れている。また、保持力に優れているので長期
に保存した場合、粘着剤がハミ出してくるという欠点も
ない。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、こ
れに限定されるものではない。 実施例1 錨型攪拌機を備えた耐圧オートクレーブに、イオン交換
水1300重量部、表1に示した乳化安定剤、酢酸1重
量部、酢酸ナトリウム5重量部、ロンガリット10重量
部からなる水溶液を仕込み、攪拌下で窒素、次にエチレ
ンにより置換した。次に、系内温度を50℃に昇温し、
酢酸ビニル544重量部、アクリル酸−2−エチルヘキ
シル544重量部、アクリル酸13.6重量部及びメタ
リルスルホン酸ソーダ8.16重量部からなる混合モノ
マー溶液及び6.25重量%の過硫酸アンモニウム水溶
液450重量部を、同時に4時間にわたって均一に仕込
んだ。この間、反応温度を50℃に調節し、重合中常時
エチレン圧を60kg/cm2 に保った。その後、更に
50℃で1時間熟成を行なった。かくして得られた水性
エマルジョンは固形分で45重量%であった。該エマル
ジョンを、厚さ110μの離型紙に、粘着剤塗布厚が2
5ミクロン(乾燥後)になるように自動塗工装置を用い
て均一に塗布した後、80℃の温風で5分間乾燥し、更
に55g/m 2 の粘着シート用上質紙に転写して感圧接
着シートを得た。得られた感圧接着シートについて、下
記の方法により評価を行った。結果を表2に示した。
【0026】(1)接着力(常態接着力) JIS R−6253による280番の耐水研磨紙でよ
く磨いたステンレス板(SUS304)、ポリエチレン
(PE)板及びポリプロピレン(PPr)板に、JIS
Z−238の方法に従って自動圧着装置で圧着した試
料を23℃、65%RH(相対湿度)の条件下で180
°角の方向に300mm/分の速度で剥離したときの強
度(単位g/25mm)を、テンシロン引張試験機によ
って測定し、それぞれの被着体に対する(常態)接着力
とした。 (2)粘着力(タック試験) J.DOW法(Proc.Inst.Rubber I
nd.1105(1954))に準じ、23℃、65%
RHの条件下で傾斜角30度のステンレス板上の斜面に
長さ10cmの粘着シートを貼りつけ、斜面の上方10
cmの位置より直径1/32インチから1インチまでの
32種類の大きさのステンレス製のボールを初速度0で
転がし、粘着シート上で停止する最大径の球の大きさ
(ボールNo.)である。No.が大きい程、粘着力に
優れる。
【0027】(3)凝集力(保持力) JIS R−6253による280番の耐水研磨紙でよ
く磨いたステンレス板(SUS 304)に、試験片の
粘着面積が25×25mmになるように貼りつけ、2k
gのゴムローラで圧着を1往復して行い、圧着したもの
を40℃の雰囲気下で1kgの静荷重を試料にかけ、荷
重が落下した時の時間で示した。該時間が長い程、凝集
力に優れる。 (4)曲面接着力及び耐水曲面接着力 曲面接着力は、直径1cmのポリエチレン製丸棒に、
1.0cm×2.5cmの試験片を貼合し、曲面接着力
は105℃×8Hr、0℃×16Hrの条件下で放置
し、これを2サイクル行った後、下記の基準により評価
した。また、耐水曲面接着力は、上記の丸棒を25℃の
水に浸漬して24時間後の試験片の密着度を観察し、同
様の基準により評価した。 外観異常なしの場合 ○ 先端部が浮き状態の場合 △ 完全に剥がれている場合 ×
【0028】(5)グリッツ エマルジョンを300メッシュの金網で濾過した際、金
網上に回収されるグリッツがエマルジョンの0.3重量
%未満の場合を○と評価し、0.3重量%以上の場合を
×と評価した。
【0029】実施例2〜7及び比較例1〜6 表1及び3の条件としたこと以外は実施例1と同様に行
った。結果を表2及び4に示した。
【0030】結果から次のことがわかる。本発明の条件
を満足するすべての実施例においては、すべての評価項
目において満足すべき結果を示している。一方、本発明
の規定を欠く各比較例は、次のとおり不満足な結果を示
している。HLB6〜10のポリオキシエチレン誘導体
の使用量が過少な比較例1〜3においては、凝集物が発
生し、ゲル化を生じ、また、エマルジョンを得たとして
も、該エマルジョンからなる感圧接着剤は、グリッツを
0.3重量%以上有するものである。全乳化剤の量が過
多な比較例4は、エマルジョンを得たとしても、該エマ
ルジョンからなる感圧接着剤は、耐水曲面接着力に劣
る。アニオン系界面活性剤の使用量が過多な比較例5に
おいては、粘着性の凝集物が発生し、ゲル化を生じる。
エチレンが過少な比較例6は常態接着力、曲面接着力及
び耐水曲面接着力に劣る。
【0031】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 乳化安定剤 *1 K:ノニオン系界面活性剤 K1(HLB= 7.8) 0.7 2.0 0.7 0 0.7 0 5.0 K2(HLB= 9.2) 0 0 0 3.0 0 0.7 0 K3(HLB=10.2) 0 0 0 0 0 0 0 K4(HLB=17.1) 0.7 2.0 0.7 0 0.7 0.7 0 K5(HLB=13.3) 0.7 0 0.7 3.0 0.7 0.7 0 K6(HLB= 3.7) 0 0 0 0 0 0 0 L:アニオン系界面活性剤 L1 0.6 0.8 0.6 0.6 0.6 0.6 0 L2 0 0 0 0 0 0 1.4 (K+L 合計) 2.7 4.8 2.7 6.6 2.7 2.7 6.4 M:保護コロイド M1 0.5 0 0.5 0.5 0.5 0.5 0 共重合体の構造 *2 A 18.4 9.2 18.4 10.4 14.4 18.4 18.0 B 40 62 40 40 24 40 40 C 40 26 40 48 60 40 40 D1 1 2 1 1 1 1 1 D2 0.6 0.8 0.6 0.6 0.6 0.6 1.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0032】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 評価 感圧接着性 接着力 g/25mm PE 780 1100 850 850 860 820 1030 PPr 900 1230 870 1330 850 860 1100 SUS 1010 1400 890 1870 910 970 1400 粘着力 No 12 17 11 12 10 12 16 凝集力 分 580 620 820 860 1100 560 740 曲面接着力 ○ △ ○ △ ○ ○ △ 耐水曲面接着力 ○ △ ○ ○ ○ ○ △ グリッツ 濃度 10-4wt% 32 154 324 138 89 54 289 性状 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0033】
【表3】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 1 2 3 4 5 6 乳化安定剤 *1 K:ノニオン系界面活性剤 K1(HLB= 7.8) 0 0 0 3.0 0.7 3.0 K2(HLB= 9.2) 0 0 0 0 0 0 K3(HLB=10.2) 0 0 0.7 0 0 0 K4(HLB=17.1) 0.7 0.7 0.7 3.0 0.7 0 K5(HLB=13.3) 0.7 0.6 0.7 3.0 0.7 0 K6(HLB= 3.7) 0 0.7 0 0 0 0 L:アニオン系界面活性剤 L1 0.5 0.6 0.6 2.0 5.0 0 L2 0 0 0 0 0 1.0 (K+L 合計) 1.9 2.6 2.7 11.0 7.1 4.0 M:保護コロイド M1 0.5 0.5 0.5 1.5 0.5 0 共重合体の構造 *2 A 18.4 18.4 18.4 18.2 18.5 0 B 40 40 40 39 39 82 C 40 40 40 40 39 15 D1 1 1 1 1 1 2 D2 0.6 0.6 0.6 1.8 2.5 1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0034】
【表4】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 1 2 3 4 5 6 評価 感圧接着性 接着力 g/25mm PE ゲ ゲ 720 800 ゲ 320 PPr 810 860 350 SUS ル ル 890 940 ル 480 粘着力 No 10 11 18 凝集力 分 化 化 420 560 化 >1440 曲面接着力 ○ ○ × 耐水曲面接着力 △ × × グリッツ 濃度 10-4wt% 5400 性状 × ○ ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0035】*1 乳化安定化剤 表中の数字は、重合に供した(B)α,β−不飽和カル
ボン酸エステル及び(C)ビニルエステルの合計量10
0重量部あたりの使用量(重量部)である。各記号の意
味は次のとおりである。 K1:花王社製ノオニオン界面活性剤「エマルゲン90
3」、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、H
LB=7.8 K2:花王社製ノオニオン界面活性剤「エマルゲン90
5」、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、H
LB=9.2 K3:旭電化社製ノオニオン界面活性剤「プルロニック
L−64」、ポリオキシエチレン−ポリキシプロピレン
ブロックコポリマー、HLB=10.2 K4:花王社製ノオニオン界面活性剤「エマルゲン93
1」、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、H
LB=17.1 K5:花王社製ノオニオン界面活性剤「エマルゲン95
4」、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、H
LB=13.3 K6:花王社製ノオニオン界面活性剤「レオドールAO
−15」、ソルビタンセスキオレート、HLB=3.7
【0036】L1:花王社製アニオン界面活性剤「ネオ
ペレクスF65」、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ L2:花王社製アニオン界面活性剤「エマール2Fニー
ドル」、ラウリル硫酸ソーダ M1:フジケミカル社製保護コロイド「HEC−SG−
15G」、ヒドロキシエチルセルローズ
【0037】*2 共重合体 表中の数字は、共重合体中における重量%である。各記
号の意味は次のとおりである。 A:エチレン B:アクリル酸−2−エチルヘキシル;ただし、実施例
3においてはアクリル酸−n−ブチルを用いた C:酢酸ビニル;ただし、実施例4においては酢酸ビニ
ル(共重合体中40wt%)及び2−エチルヘキサン酸
ビニル(共重合体中8wt%)を用い、また実施例5に
おいては酢酸ビニル(共重合体中40wt%)及びベオ
バ−10(共重合体中20wt%)を用いた D1 :アクリル酸を用いた。ただし、実施例2において
は、N−メチロールアクリリアミド1重量%を用いた D2 :メタリルスルホン酸ソーダ
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、感
圧接着剤に要求される(常態)接着力、粘着力、凝集
力、曲面接着力、耐水曲面接着力などの諸特性を十分に
高い水準に維持し、かつエマルジョン製造時に凝集物
(グリッツ)の発生が少ないという特徴を有する水性エ
マルジョンの製造方法及び該水性エマルジョンを用いた
感圧接着剤を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成沢 静夫 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)5〜30重量%、(B)20
    〜84重量%、(C)10〜74重量%及び(D)0.
    1〜8重量%を含有する共重合体を含む水性エマルジョ
    ンの製造方法であって、下記(1)〜(4)の条件を満
    足する水性エマルジョンの製造方法。 (1)重合時の乳化安定剤として、少なくとも(K)ノ
    ニオン系界面活性剤及び(L)アニオン系界面活性剤を
    用いること (2)(K)及び(L)の合計使用量が、重合に供する
    (B)及び(C)の合計量100重量部あたり1.0〜
    10重量部であること (3)少なくとも一種の(K)ノニオン系界面活性剤と
    して、重合に供する(B)及び(C)の合計量100重
    量部あたり0.5〜6重量部の範囲において、HLB6
    〜10のポリオキシエチレン誘導体を用いること (4)(L)アニオン系界面活性剤の使用量が、重合に
    供する(B)及び(C)の合計量100重量部あたり
    0.5〜3重量部であること (A)エチレン (B)下記(式1)で表されるα,β−不飽和カルボン
    酸エステル (C)下記(式2)で表されるビニルエステル (D)カルボキシル基、アミド基、N−メチロール基、
    スルホン酸基、エポキシ基又はヒドロキシ基を有する共
    重合可能なオレフィン性不飽和モノマー (R1 は水素又はメチル基を表し、R2 は炭素数1〜1
    8のアルキル基を表わし、R3 〜R5 は、それぞれ独立
    に、水素又はアルキル基を表わす。ただし、R3〜R5
    の炭素数の合計は18以下である。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水性エマルジョンを主成
    分とする感圧接着剤。
JP17333693A 1993-07-13 1993-07-13 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤 Expired - Fee Related JP3424266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17333693A JP3424266B2 (ja) 1993-07-13 1993-07-13 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17333693A JP3424266B2 (ja) 1993-07-13 1993-07-13 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725916A true JPH0725916A (ja) 1995-01-27
JP3424266B2 JP3424266B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=15958546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17333693A Expired - Fee Related JP3424266B2 (ja) 1993-07-13 1993-07-13 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3424266B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000502281A (ja) * 1995-12-07 2000-02-29 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 感圧接着剤ポリマー微小粒子で結合された活性粒子からなる透過性の、形作られた構造物
JP2001220474A (ja) * 1999-11-30 2001-08-14 Takeda Chem Ind Ltd 水系エマルション組成物および接着性組成物
JP2006152051A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Dainippon Ink & Chem Inc アクリル系水性粘着剤組成物及びその製造方法
JP2008120993A (ja) * 2006-10-17 2008-05-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エマルジョン型粘着剤および該粘着剤を用いてなる粘着シート
JP2016108364A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 住友精化株式会社 α−オレフィン−酢酸ビニル系エラストマー粒子のアニオン性水性分散体、その製造方法、成形体、及び、レゾルシン−ホルマリン−ラテックス接着剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000502281A (ja) * 1995-12-07 2000-02-29 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 感圧接着剤ポリマー微小粒子で結合された活性粒子からなる透過性の、形作られた構造物
JP2001220474A (ja) * 1999-11-30 2001-08-14 Takeda Chem Ind Ltd 水系エマルション組成物および接着性組成物
JP2006152051A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Dainippon Ink & Chem Inc アクリル系水性粘着剤組成物及びその製造方法
JP2008120993A (ja) * 2006-10-17 2008-05-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エマルジョン型粘着剤および該粘着剤を用いてなる粘着シート
JP2016108364A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 住友精化株式会社 α−オレフィン−酢酸ビニル系エラストマー粒子のアニオン性水性分散体、その製造方法、成形体、及び、レゾルシン−ホルマリン−ラテックス接着剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP3424266B2 (ja) 2003-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4603781B2 (ja) ポリマー、該ポリマーの水性分散液、これを含有する接着剤および圧感接着剤、圧感接着剤の使用および粘着製品
JP2004346333A (ja) 粘着性微小球を含む再配置性感圧接着剤の膜を含むシート材料
HUT66566A (en) Pressure- sensitive adhesives
KR100305982B1 (ko) 수계 감압성 비닐 아세테이트/에틸렌 접착제 조성물
JP3424266B2 (ja) 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤
JP2003166175A (ja) 繊維加工用架橋型樹脂水性組成物
JP2000281999A (ja) 再剥離型感圧接着剤組成物
US5276084A (en) High performance pressure sensitive adhesive emulsion
JP2003335805A (ja) 合成樹脂水性エマルジョン型感圧接着剤及びその製造方法
JPH08231936A (ja) 合成再湿型接着剤
JP3272022B2 (ja) 組成物および接着剤
JP4428881B2 (ja) 水性アクリル系感圧接着剤組成物
JPS5933602B2 (ja) 感圧接着剤の製造方法
JPH06172732A (ja) 水性高凝集性感圧性接着剤
JP2000144085A (ja) 水性感圧型粘着剤組成物
JP3424271B2 (ja) 水性エマルジョンの製造方法及び感圧接着剤
EP0590886A1 (en) Laminating construction adhesive compositions with improved performance
JPS59122566A (ja) 感圧接着剤組成物
JP3605427B2 (ja) ポリ塩化ビニルシートのラッピング用接着剤
JP3348919B2 (ja) 接着剤
JPH06100751A (ja) 高固形分酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョンおよびその製造方法
JP2007321036A (ja) 塗装用マスキングテープ、マスキング材及び塗装方法
JP2601481B2 (ja) 水性分散型アクリル系感圧接着剤組成物
JPH1180290A (ja) 複合エマルジョンおよびその製造方法
JP2006008831A (ja) 水性粘着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees