JPH07258043A - シリコーンコンディショナーの毛髪への付着の増進方法 - Google Patents

シリコーンコンディショナーの毛髪への付着の増進方法

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JPH07258043A
JPH07258043A JP7033947A JP3394795A JPH07258043A JP H07258043 A JPH07258043 A JP H07258043A JP 7033947 A JP7033947 A JP 7033947A JP 3394795 A JP3394795 A JP 3394795A JP H07258043 A JPH07258043 A JP H07258043A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコーンコンディショナーの毛髪への付着
を増進する方法を提供する。 【構成】 シリコーンコンディショナーを水性シャンプ
ーで毛髪に供給する。このシリコーンコンディショナー
は無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリマーに取り込まれた
ポリジメチルシロキサン流体であり、この粗孔質ポリマ
ーは、平均直径が1μm未満の単位粒子、融合した単位
粒子から形成された、平均直径が20〜80μmの凝集体、
及び融合した凝集体の集団から形成された、平均直径が
200 〜1200μmの結合体を含む、粒状物の混合物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアコンディショニン
グと、毛髪へのコンディショナーの付着の増進に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪を
極めて弱いシャンプーで、あるいはごくまれにしか、洗
わない限りは、毛髪に油分を戻して「コンディショニン
グ(状態調節)」することが必要である。コンディショ
ニングは、典型的に、良好なとかし特性、量感、カール
の保持、「ひらひら(fly-away)」をなくすこと、光沢
を増すこと、及び手触りの向上と同等視される。
【0003】テンポの速い社会では、毛髪は、湿分、温
度、日光への暴露、頻繁な洗髪、髪をとかすこと及びブ
ラシ掛けのためにも、また漂白、染色及びウェーブ掛け
等の化粧用処理のためにも、かなりの損傷を受けかねな
い。毛髪に油分を保持することは、ある程度この損傷を
軽減することができる。
【0004】従って、本発明により解決されるべき課題
は、現代社会において毛髪が被る酷使のいくらかを防ぐ
ために、毛髪をコンディショニングする際にそれに付着
させることができる油分の量を増加させることである。
【0005】
【本発明の説明】この課題は、本発明によれば、無毒性
の疎水性粗孔質の高架橋ポリマー中に取り込まれた、最
も好ましくは少なくとも60,000センチストークス(mm2/
s)の粘度を有する、ポリシロキサン流体であるコンディ
ショニングオイルを、毛髪に供給することにより解決さ
れる。
【0006】従来の技術は、米国特許第 5208038号明細
書、同第 5156914号明細書、同第 5085857号明細書及び
同第 4962133号明細書に代表される。
【0007】本発明のシリコーンコンディショナーは、
水性シャンプーの成分として毛髪に供給される。このシ
ャンプーは、アニオン系界面活性剤と非イオン系界面活
性剤を含有する。このシリコーンコンディショナーは、
最も好ましくは少なくとも60,000センチストークス(mm
2/s)の粘度を有する、ポリシロキサン流体である。この
シリコーンコンディショナーは、無毒性の疎水性粗孔質
の高架橋ポリマー中に有効成分として取り込まれる。
【0008】本発明の発明者らは、粗孔質(macroporou
s)ポリマーが、(i) 平均直径が1μm未満の単位粒子、
(ii)融合した(fused)単位粒子から形成された、平均直
径が約20〜80μmの凝集体(agglomerate)、(iii) 溶融
した凝集体の集団(cluster)から形成された、平均直径
が200 〜1200μmの結合体(aggregate)を含む、粒状物
(particulate)の混合物の形態である場合には、特定の
シリコーンコンディショナーの毛髪への付着を有意に向
上させることができることを見いだした。
【0009】本発明によるシリコーンコンディショナー
は、疎水性の粗孔質の高架橋ポリメタクリレートポリマ
ー又はコポリマーの粒子内に「取り込まれて」いる。こ
のような粗孔質ポリメタクリレート物質は、球状ビー
ズ、プラグの形態で、また、単位粒子、凝集体及び結合
体からなる複合粒状物の形態で、製造することができ
る。
【0010】本発明の方法において本発明のシリコーン
コンディショニング剤を取り込むのに使用される疎水性
の高分子物質は、単位粒子、凝集体及び結合体の複雑な
取り合わせのために、粗孔質になっている。この複雑な
構造の結果として、この物質は、気孔(void)の膨大な
ラビリンス(迷路)を含めて、法外な量の隙間を持って
いる。この物質の気孔容積内に取り込まれた揮発性の成
分は、表面への吸い上げ(wicking)により放出されて、
温度、蒸気圧及び表面積に依存する速度で蒸発する。不
揮発性の成分は毛管作用により表面へ移動し、そしてこ
れは別の表面と接触して放出させることができる。取り
込まれた成分を放出するのに、機械的な崩壊を利用して
もよい。
【0011】この物質は剪断に敏感ではあるが、圧縮に
敏感ではない。この物質は、スポンジ式に別の表面から
成分を吸い上げることができる。この物質は収縮又は膨
張せず、そしてそれ自身の重量の数倍の有効物質を吸収
することができる。必要とされるプロセスは吸収とは違
って吸着であることから、高分子物質の性質も有効成分
の性質も変更されない。
【0012】有効成分は、物質中に閉じ込められるのと
は違って、取り込まれる。閉じ込め(encapsulation)
は、液体の心の周りに形成された外殻といったように、
一方の物質をもう一方の中に完全に封入することを意味
する。閉じ込められた成分は、外殻の機械的な崩壊ある
いは外殻の溶解によって放出され、そして外殻が崩壊さ
れたならば、外殻の全内容物が抜き出される。ところ
が、取り込み(entrapment)においては、取り込まれた
成分の放出は吸い上げ、蒸発及び毛管作用により制御あ
るいは維持されて、機械的な崩壊は必要とされない。こ
のように、有効成分は比較的妨げられずに、架橋した疎
水性の粗孔質ポリマーの気孔のラビリンスに入り且つそ
こから出てゆくことができる。
【0013】本発明の疎水性の粗孔質物質の個々の粒子
は、固形物と液体を取り込むことができ、そして有効成
分を負荷された場合にも、さらさらした粒状物である。
本発明による物質を代表するものである一つのポリマー
は、次の式
【0014】
【化1】
【0015】を有し、この式におけるxとyは整数であ
って、x:yの比は1:99から99:1までであり、R'は
式(-CH2CH2-)a のアルキレン基(式中のaは1〜8の
値の整数である)であり、そしてR"は式-(CH2)b CH3
アルキル基(式中のbは0から29までの値を有する)で
ある。好ましくは、x:yの比は80:20であり、R'は-C
H2CH2-であり、R"は-(CH2)11CH3 である。
【0016】この疎水性ポリマー物質は、高架橋ポリメ
タクリレートである。それは低密度で、高多孔質で、さ
らさらした、白色の粒状物である。これらの粒子は多量
の親油性の液体を吸着することができ、同時にさらさら
した粒状物の特性を維持することができる。このポリマ
ーは、例えばエチレングリコールジメタクリレート又は
テトラエチレングリコールジメタクリレートといったよ
うな、単一の多不飽和モノマーを重合させて生成するこ
とができる。このポリマーはまた、少なくとも一方が多
不飽和モノマーである2種類のモノマーを、例えばラウ
リルメタクリレート又は2−エチルヘキシルメタクリレ
ートといったような、単不飽和モノマーと重合させるこ
とにより生成してもよい。
【0017】この物質を製造するための方法に応じて、
ポリマーは、(i) 平均直径が約10〜約150 μmであるビ
ーズ、(ii)直径が45,000μmで長さが15,000μmのプラ
グ、あるいは(iii) 単位粒子、凝集体及び結合体からな
る混合粉末粒状物、の形態で製造することができる。
【0018】粒状物(iii) は、異なる3種類の粒子の混
合物の形態をしている。この混合物は、平均直径が1μ
m未満の単位粒子と、融合した単位粒子の、平均直径20
〜80μmの凝集体と、そして融合した凝集体の集団の、
平均直径200 〜1200μmの結合体とを含む。ポリマーが
球状の粗孔質ビーズ、プラグの形態であるにせよ、ある
いは粒子の複合混合物の形態であるにせよ、この構造体
は種々の有効成分を取り込む。
【0019】無水の炭化水素溶媒を使用する沈殿重合
は、本発明の形態(iii) の疎水性粗孔質架橋ポリマー粒
状物を製造するための好ましい方法である。この方法で
は、1種類の単不飽和モノマーと1種類の多不飽和モノ
マーを、これらのモノマーのための溶媒であるがポリマ
ーのための溶媒ではない過剰の揮発性有機液体の存在下
で重合させる。モノマーの重合は、ポリマーを溶媒中に
おいて単位粒子、凝集体及び結合体を含む混合構造体の
形態で沈殿させる、遊離基を発生する触媒化合物を用い
て開始される。沈殿したポリマー粒状物から揮発性炭化
水素溶媒を除去し、構造化された(structured) サブミ
クロンの大きさの吸着剤物質を残すことにより、乾燥し
た粒状物の混合物が作られる。
【0020】使用することができる炭化水素溶媒は、
(i) 飽和の脂肪族炭化水素類、例えばシクロヘキサン、
ヘキサン及びヘプタン、(ii)芳香族炭化水素類、例えば
ベンゼン、トルエン及びキシレン、そして(iii) 脂肪族
アルコール類、例えばエタノール、イソプロピルアルコ
ール及びブチルアルコール、である。最も好ましい溶媒
はイソプロピルアルコールである。
【0021】単不飽和モノマー及び多不飽和モノマー
は、20:80、30:70、40:60又は50:50といったよう
な、いろいろなモル比で存在することができる。この方
法は、重合の間モノマー類、溶媒及び遊離基発生触媒化
合物を攪拌する工程を含む。粒状物は、粒状物から過剰
の溶媒をろ過して真空乾燥することにより乾燥させる。
粒状物は、最終の用途によっては乾燥した中味のない形
態で使用してもよく、あるいはこの中味のない粒状物に
種々の機能性有効成分を「後吸着(post adsorbing)」
させて特別に配合してもよい。
【0022】有効成分のポリマーマトリックスへの吸着
は、ステンレス鋼の混合用ボールとスプーンを使って行
われる。有効成分を、ボール内の乾燥した中味のない粒
状物に単純に加え、そしてスプーンを使って有効成分を
粒状物へ静かに混ぜ合わせる。低粘度の流体は、この流
体を粒状物が入っているシールできる容器に入れ、所望
のコンシステンシーに達するまでこの物質をタンブリン
グして吸着させることができる。もっと手の込んだ混合
装置、例えばリボンブレンダーあるいはツインコーンブ
レンダーといったようなものを使用することもできる。
【0023】次に掲げる例は、無水炭化水素溶媒中での
沈殿重合により吸着剤粒状物の混合物を製造する方法を
例示するものである。
【0024】例1 櫂型攪拌機を備えた500 mlの反応器に、13.63 gのエチ
レングリコールジメタクリレートモノマー(80モル%)
及び4.37gのラウリルメタクリレートモノマー(20モル
%)を入れた。この反応器に、炭化水素溶媒として282
gのイソプロピルアルコールと、触媒開始剤として0.36
gの過酸化ベンゾイルを加えた。モノマーと開始剤は炭
化水素溶媒に溶解するが、ポリマーは溶解せずに沈殿す
る。これらのモノマー、炭化水素溶媒及び触媒開始剤を
含んだ混合物を窒素でパージした。この系を、重合が開
始するまで水浴で60℃に加熱し、そして温度を75℃に6
時間上昇させて重合を完了させた。その間に、無水炭化
水素溶液からポリマーが沈殿した。この重合で、直径が
1μm未満の単位粒子を製造した。単位粒子のうちの一
部は、付着して一緒に融合し、直径が20〜80μmの凝集
体を形成した。一部の凝集体は付着して一緒に融合し、
直径が200 〜1200μmの、凝集体のゆるく保持された集
成体である結合体を形成した。この混合物をろ過して過
剰の溶媒を除去し、そして湿った粒状物のケーキを真空
オーブンでトレー乾燥させた。単位粒子、凝集体及び結
合体からなる粒状物の乾燥した疎水性ポリマー混合物が
得られた。
【0025】例1の方法は、モノマーと開始剤が溶解す
る相溶性の無水炭化水素溶媒にモノマーと開始剤を溶解
させる沈殿重合の代表例である。炭化水素はポリマーに
対しては非溶媒であり、従って粒状物の形態のポリマー
は沈殿する。
【0026】乳化重合や懸濁重合と対照的に、粒子を安
定化させるために界面活性剤又は分散助剤は必要とされ
ない。製造された物質は、懸濁重合で得られる球状のビ
ーズとは著しく違ってランダムな形をした粒子である。
【0027】例1の粒状物は、液体を吸着する能力が独
特であり、しかもさらさらのままである。この物質は、
取り込まれた成分を調節して放出し、従ってそれはキャ
リヤとして機能する能力を有する。粒状物は、表面をこ
すられると見えなくなる。この現象は、大きな結合体は
光を散乱して結合体の見かけを白色にするが、こすられ
ると、これらの剪断に敏感な大きな結合体は大きさが低
下して可視光の範囲に近づき、消失するように見えるた
めである。
【0028】次に示す例は、有機エステルを「その場
で」ポリマー中に取り入れる塊状重合を例示するもので
ある。この系は無水であって、炭化水素溶媒は使用され
ない。エステルは、この例によれば取り込まれたままで
ある。この方法は大きなプラグを製造するのに利用され
る。
【0029】例2 ガラス試験管で、7gの2−エチルヘキシルオキシステ
アレートエステルを、1.5 gのエチレングリコールジメ
タクリレート及び1.5 gのラウリルメタクリレートと混
合した。この溶液を5分間脱気して、0.1 mlのt−ブチ
ルペルオクトエートを加え、そして油浴で80℃に加熱し
ながら混合した。20分後、ガラス試験管の内容物は固体
化し、そしてこの混合物を、完全な重合を保証するため
更に1時間同じ温度に維持した。取り込まれたエステル
を含む白色の不均質塊状ポリマーが得られた。
【0030】例1の生成物と例2の生成物とは、例1で
は揮発性炭化水素溶媒を使用し、そしてこの溶媒を除去
して、有効成分を含まない乾燥した中味のない粒状物質
を得ている点で異なる。例2では、不揮発性の機能性物
質を「その場で」塊状重合させているが、有効成分は生
成物中に取り込まれたままである。更に、例2の生成物
の形態はその容器内に詰まったバルクの形態のプラグあ
るのに対し、例1の生成物は粒状物である。
【0031】例1及び例2の両者と対照的に、懸濁重合
は重合を水中で行う別の技術である。モノマー、有効成
分及び触媒は水中で一緒にされてビーズ又は小滴を形成
し、そしておのおののビーズの中で重合が起こる。個別
に形成されたビーズや小滴が合体するのを防ぐため、界
面活性剤又は安定剤(例えばポリビニルピロリドンのよ
うなもの)が必要とされる。結果として得られた、有効
成分を取り込んだビーズは、内部の粗孔質構造を除いて
実質的に球状の外皮あるいは外殻を有する。このビーズ
は、処理工程の間に使用される攪拌の速度に応じて、平
均直径が典型的に約10〜150 μmになる。
【0032】例3は、ビーズ内に有機エステルが「その
場で」取り込まれる懸濁重合による球状ビーズ製造のた
めの方法を例示するものである。
【0033】例3 攪拌機、温度計及び窒素パージ手段を備えた2リットル
の三つ口フラスコに、1500mlの水に溶解した1.2 gのポ
リビニルピロリドンを入れた。335 gの2−エチルヘキ
シルオキシステアレートエステル、132 gのエチレング
リコールジメタクリレート、33gの2−エチルヘキシル
メタクリレート及び5mlのt−ブチルペルオクトエート
の溶液を、窒素で5分間バブリングした。この混合物
を、窒素パージ下で22℃の上記のポリビニルピロリドン
の攪拌水溶液にゆっくりと加えた。攪拌を絶やさずに温
度を80℃まで上げて、重合が開始するまで15分間維持し
た。温度を更に2時間80℃に維持して反応を完了させ
た。上層液をろ過してビーズを集め、そしてこれらのビ
ーズを乾燥させて過剰の水を除去した。ビーズの平均直
径は0.25〜0.5 mmであった。
【0034】この方法では、ポリビニルピロリドンの代
わりに、他の安定剤や保護コロイド、例としてデンプ
ン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロースのようなものや、無機の二価アル
カリ金属水酸化物、例えばMgOHといったようなものを使
用することもできる。
【0035】例3では、粗孔質のサブミクロンの大きさ
の粒子が製造され、そして重合は結果として得られるポ
リマーを溶解あるいは膨潤しない有効成分の存在下で行
われる。モノマー及び有効成分は、相互に可溶性である
が水性の懸濁媒には不溶性であるように注意深く選ばれ
る。小滴が生成され、重合は懸濁されたこれらの小滴内
で起こり、その結果ビーズあるいは球体ができる。モノ
マーは「その場で」重合し、これは有効成分がこれらの
ビーズ内に取り込まれて含まれることを意味するが、有
効成分はビーズから開放することができる。
【0036】揮発性炭化水素溶媒又は気孔生成剤(poro
genic agent)を不揮発性有効成分の代わりに用いること
ができ、これは後に除去されて、「その場で」取り込ま
れた有効物質のない、中味のない多孔質ポリマービーズ
が残る。そのような中味のない物質にはそれ自体に用途
があり、あるいはこの物質はやはり有効成分を「後吸
着」させて、負荷された形態で使用することができる。
【0037】先に示した例のいずれによっても使用する
ことができる多不飽和モノマーの例は、エチレングリコ
ールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、プロピレングリコールジメタクリレート、ジプロピ
レングリコールジメタクリレート、これらより高級の
(higher)プロピレングリコールジメタクリレート類、
1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4
−ブタンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
メタクリレート、ビスフェノールAジメタクリレート、
ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、ジビニルトル
エン、トリビニルトルエン、トリアリルマレエート、ト
リアリルホスフェート、ジアリルマレエート、及びジア
リルイタコネートである。
【0038】先に示した例のいずれによっても使用する
ことができる単不飽和モノマーは、直鎖、枝分かれした
鎖又は閉じた環を有し、炭素原子数が5〜30、特に5〜
18である、メタクリレート類及びアクリレート類であ
る。好ましいモノマーは、ラウリルメタクリレート、2
−エチルヘキシルメタクリレート、メチルヘキシルメタ
クリレート、イソデシルメタクリレート、ステアリルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、及びス
チレンである。
【0039】サブミクロンの大きさの粒子からなる高架
橋の高分子系は、本発明によれば、単不飽和部分を持つ
コモノマーを含有していない、少なくとも二つの重合可
能な不飽和結合を有する単一のモノマーから調製するこ
ともできる。
【0040】取り込まれた成分は、本発明のポリマー吸
着剤の思いも寄らぬ性質を利用して、機械的に取り出す
ことができることが分かった。このポリマー物質は、剪
断に敏感でありながら、驚くべきことに圧縮に敏感では
ない。従って、負荷された吸着剤ポリマー物質に、一対
のステンレス鋼表面により発生された圧縮力を適用し
て、取り込まれた有効成分を絞り出して取り出すことが
可能である。この圧縮力は、結果として残った吸着剤物
質に悪影響を及ぼさない。
【0041】本発明によるシリコーンコンディショナー
は、最も好ましくは少なくとも60,000センチストークス
(mm2/s)の粘度を有する、有機ポリシロキサンである。
このようなポリシロキサンは、下式の繰返し単位を有す
る。
【0042】
【化2】
【0043】この式のnは1より大きい値の整数であ
り、R1は炭素原子数が1〜7のアルキル基又はフェニル
基であり、R2は水素原子、炭素原子数が1〜7のアルキ
ル基又はフェニル基である。ポリシロキサンの実例は、
ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポ
リメチルエチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキ
サン、ポリジフェニルシロキサン、ジフェニルシランジ
オール、及びこれらのシロキサンのうちの2又は3種以
上のものの混合物である。最も好ましいのはポリジメチ
ルシロキサン流体である。
【0044】上記の有機ポリシロキサンのほかに、組成
物はアミノ官能性ポリシロキサンを含んでもよい。アミ
ノ官能性ポリシロキサンは、ポリシロキサンにより形成
された膜(フィルム)の耐久性を高める高極性のペンダ
ントのアミノアルキル変性原子団を有するシリコーン流
体であって、形成された膜が毛髪を含めた広範囲の基材
(基体)に付着するのを促進する。
【0045】特に好ましいアミノ官能性ポリシロキサン
には、アミノプロピル基、アミノブチル基又はジアミノ
ペンダント鎖で末端を完全に又は部分的に置換された、
反応性及び非反応性の、加水分解可能な及び加水分解で
きない誘導体が含まれる。適当なアミノ官能性シロキサ
ンポリマーは、次の一般式を持つ。 R'3-z Q z SiO[R'2SiO] x [R'QSiO]y SiQ z R'3-z この式のR'は、R'基の総数のうちの少なくとも50%はメ
チル基であることを条件として、炭素数1〜4のアルキ
ル基又はフェニル基を表し、Qは式-R"Zのアミン官能性
置換基(この式中のR"は炭素原子数3〜6の二価のアル
キレン基であり、Zは-NR"'2又は-NR"'(CH2)n NR"'
2 (これらの式のR"' は水素原子又は炭素数1〜4のア
ルキル基を表し、nは2〜6の値の正の整数である)か
ら選ばれた一価の基である)を表し、zは0又は1の値
を有し、xは25〜3000の平均値を有し、yは、zが1の
場合には0〜100 の平均値を有し、zが0の場合には1
〜100 の平均値を有するが、但し全ての場合においてy
はxの平均値の10分の1より大きくない平均値を有す
る。
【0046】適当なR'基は、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基及び
フェニル基で代表され、そしてこれらのうちから独立に
選ぶことができるが、但しR'基のうちの少なくとも50%
はメチル基である。
【0047】R"で表されるアルキレン基には、トリメチ
レン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、-CH2CH
CH3CH2- 及び-CH2CH2CHCH3CH2-を含めれることができ
る。R"がトリメチレン基である、あるいは-CH2CHCH3CH2
- のようなアルキル置換されたトリメチレン基であるシ
ロキサンがより好ましい。
【0048】R"' で表される炭素原子数が1〜4のアル
キル基には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基及びイソブチル基が含まれる。
【0049】有効なZ基には、未置換のアミン基-NH
2や、アルキル置換されたアミン基、例えば-NHCH3、-NH
CH2CH2CH2CH3 及び-N(CH2CH3)2 の如きものや、アミノ
アルキル置換されたアミン基、例えば-NHCH2CH2NH2、-N
H(CH2)6NH2及び-NHCH2CH2CH2N(CH 3)2 の如きものが含ま
れる。
【0050】zが0である場合、シリコーンポリマーは
ポリマー鎖中にペンダントのアミン官能性置換基を有す
るだけである。zが1である場合には、シリコーンポリ
マーは末端にアミン官能性置換基を持つだけであるか、
あるいは末端のアミン官能性置換基とポリマー鎖中のペ
ンダントのアミン官能性置換基の両方を有する。好まし
くは、xは25〜100 の値でよく、yはzが1である場合
には0〜100 の値でよく、zが0である場合には1〜10
0 の値でよい。最も好ましくは、x+yの値は50〜500
の範囲内である。
【0051】場合によっては、毛髪に揮発性シリコーン
を供給することが望ましいことがある。本発明の揮発性
シリコーンは、低粘度のメチルシリコーン流体である。
この低粘度メチルシリコーン流体は、平均単位式 (CH3)
a SiO (4-a)/2 に相当し、この式のaは2〜3の平均の
値を持つ整数である。このメチルシリコーン流体は、Si
-O-Si 結合でつながれたシロキサン単位を有する。代表
的な単位は(CH3)3SiO1 /2、(CH3)2SiO2/2、(CH3)SiO3/2
及びSiO4/2である。これらの単位は、メチルシリコーン
流体のケイ素原子1個当たりのメチル基が平均して2〜
3個になり、それによりメチルシリコーン流体の粘度が
25℃で測定して100 センチストークス(mm2/s)以下にな
るようなモル量で存在する。
【0052】この揮発性の低粘度メチルシリコーン流体
は、ジメチルシロキサン単位を有し、そして任意的にト
リメチルシロキサン単位を有する。好ましくは、メチル
シリコーン流体は約10センチストークス(mm2/s)未満の
粘度を有する。代表的な化合物は、一般式 [(CH3)2SiO]
x のシクロポリシロキサン化合物と、一般式(CH3)3SiO
[(CH3)2SiO]y Si(CH3)3の線状シロキサン化合物であ
り、これらの式におけるxは3〜10の値を有する整数で
あり、yは0〜4の値の整数である。
【0053】揮発性の低粘度メチルシリコーンの沸点は
一般に250 ℃未満であり、粘度は好ましくは一般に、25
℃で測定して10センチストークス(mm2/s)未満である。
最も好ましくは、粘度は0.65〜5.0 センチストークス
(mm2/s)である。シクロポリシロキサン化合物には、米
国ワシントンD.C.のThe Cosmetics, Toiletries and Fr
agrance Association, Inc. (CTFA 社)により採用され
た名称の「シクロメチコーン(CYCLOMETHICONE)」が当て
がわれている。シクロポリシロキサンも線状シロキサン
も、透明な流体であり、そして本質的に無臭、無毒性、
非油脂性、且つ無刺痛性である。化粧用について言え
ば、これらのメチルシリコーン流体は皮膚を刺激せず、
そして適用するときに延びがよく且つこすり取るのが容
易である。一度適用されると、これらの物質は揮発し
て、その後に残留物は残らない。
【0054】本発明において効果を現すことができるメ
チルシリコーン流体は、開放の室内雰囲気でその周囲を
支持した直径185 mmのNo.1円形ろ紙の中央に1gの流体
を配置した場合に室温で30分後に、実質的に残留物を残
さない。メチルシリコーン流体とは、2以上のケイ素原
子を含有している化合物であって、ケイ素原子の全てが
少なくとも一つの酸素原子を介して少なくとも一つの他
のケイ素原子に結合し、そして少なくとも一つのメチル
基に結合していて、酸素によって満たされていな各ケイ
素の原子価がメチル基により満たされているものを意味
する。
【0055】本発明において殊に有効であることが分か
っている代表的なメチルシリコーン流体は、沸点が99.5
℃であって式Me3SiOSiMe3 を有するヘキサメチルジシロ
キサン、沸点が152 ℃であって式Me3SiOMe2SiOSiMe3
有するオクタメチルトリシロキサン、沸点が133 ℃であ
って式 [(Me2)SiO]3を有するヘキサメチルシクロトリシ
ロキサン、沸点が171 ℃であって式 [(Me2)SiO]4を有す
るオクタメチルシクロテトラシロキサン、及び沸点が20
5 ℃であって式 [(Me2)SiO]5を有するデカメチルシクロ
ペンタシロキサンである。
【0056】これらのメチルシリコーン流体は、単独で
使用してもよく、あるいは2種以上を組み合わせて混合
物として使用してもよい。メチルシリコーン流体の混合
物は、個々のメチルシリコーン流体のうちのいずれとも
異なる蒸発挙動を有する揮発性物質になる。
【0057】本発明のヘアシャンプー組成物は、例えば
アニオン系、両性系、非イオン系又はカチオン系乳化
剤、及びそのような乳化剤の混合物の如き、界面活性剤
を含有する。この界面活性剤は、許容できる量の泡を毛
髪に供給すべきであり、且つ毛髪を洗うことができるべ
きである。最も好ましい乳化剤は、水溶性のアニオン系
界面活性剤である。
【0058】適当な水溶性アニオン系界面活性剤には、
スルホン化した及び硫酸化した、アルキル、アラルキル
及びアルカリールアニオン系洗浄剤、例えばアルキルス
クシネート、アルキルスルホスクシネート及びN−アル
キルサルコシネート等が含まれる。代表的な洗浄剤は、
アルキルスルフェート及びアラルキルスルフェートのナ
トリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、モノエ
タノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタ
ノールアミン塩であり、また、アルカリールスルホネー
トの塩類である。洗浄剤のアルキル基は、合計して12〜
21の炭素原子を有するべきであり、そして不飽和であっ
てもよい。脂肪族アルキル基がより好ましい。スルフェ
ートは、1分子当たり1〜10の酸化エチレン又は酸化プ
ロピレン単位を有するスルフェートエーテルでよく、大
抵の目的のためには2〜3の酸化エチレン単位で十分で
ある。
【0059】典型的な水溶性アニオン系洗浄剤は、ナト
リウムラウリルスルフェート、ナトリウムラウリルエー
テルスルフェート、アンモニウムラウリルスルフェー
ト、トリエタノールアミンラウリルスルフェート、ナト
リウムC14-16 オレフィンスルホネート、アンモニウム
パレス−25スルフェート(ammonium pareth−25 sulfat
e)、ナトリウムミリスチルエーテルスルフェート、ア
ンモニウムラウリルエーテルスルホネート、ジナトリウ
ムモノオレアミドスルホスクシネート、アンモニウムラ
ウリルスルホスクシネート、ナトリウムドデシルベンゼ
ンスルホネート、トリエタノールアミンドデシルベンゼ
ンスルホネート、ナトリウムイソチオネート、及びナト
リウムN−ラウリルサルコシネートである。
【0060】使用することができる両性系界面活性剤と
して分類される種々の界面活性剤のなかには、ココ両性
系(cocoampho)カルボキシグリシネート、ココ両性系カ
ルボキシプロピオネート、ココベタイン、N−ココアミ
ドプロピルジメチルグリシン、及びN−ラウリル−N−
カルボキシメチル−N−(2−ヒドロキシエチル)エチ
レンジアミンがある。使用することができるこのほかの
適当な両性系洗浄剤には、ベタイン類とスルタイン類が
含まれる。
【0061】ベタイン類は、式R'R"R"'N+ (CH2) m COO
- を有することができ、この式中のR'は炭素原子数12〜
18のアルキル基及びそれらの混合物であり、R"及びR"'
は炭素原子数1〜3の低級アルキル基であり、mは1〜
4の値を有する。具体的な化合物には、α−(テトラデ
シルジメチルアンモニオ)アセテート、β−(ヘキサデ
シルジエチルアンモニオ)プロピオネート、及びγ−
(ドデシルジメチルアンモニオ)ブチレートを含めるこ
とができる。
【0062】スルタイン類は、式R'R"R"'N+ (CH2) m SO
3 - を有することができ、この式のR'、R"、R"' 及びm
は先に定義したのと同じである。具体的な化合物には、
3−(ドデシルジメチルアンモニオ)プロパン−1−ス
ルホネート及び3−(テトラデシルジメチルアンモニ
オ)エタン−1−スルホネートを含めることができる。
【0063】本発明のヘアシャンプー組成物で使用する
のに適当な非イオン系界面活性剤は、脂肪酸アルカノー
ルアミド及びアミンオキシド界面活性剤でよい。代表的
な脂肪酸アルカノールアミドには、脂肪酸ジエタノール
アミド類、例えばイソステアリル酸ジエタノールアミ
ド、ラウリン酸ジエタノールアミド、カプリン酸ジエタ
ノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、リノ
ール酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノール
アミド、オレイン酸ジエタノールアミド、及びステアリ
ン酸ジエタノールアミドといったようなものが含まれ
る。適当な脂肪酸モノエタノールアミド類には、ヤシ油
脂肪酸モノエタノールアミドが含まれる。使用すること
ができる脂肪族モノイソプロパノールアミド類には、オ
レイン酸モノイソプロパノールアミド及びラウリン酸モ
ノイソプロパノールアミドが含まれる。
【0064】本発明において使用するのに適したアミン
オキシド非イオン系界面活性剤は、N−アルキルアミン
オキシド類、例えばN−ココジメチルアミンオキシド、
N−ラウリルジメチルアミンオキシド、N−ミリスチル
ジメチルアミンオキシド、及びN−ステアリルメチルア
ミンオキシドといったようなものである。適当なN−ア
シルアミンオキシド類は、N−ココアミドプロピルジメ
チルアミンオキシドとN−タロー(獣脂(tallow))ア
ミドプロピルジメチルアミンオキシドである。N−アル
コキシアルキルアミンオキシド、例えばビス(2−ヒド
ロキシエチル)C12-15 アルコキシ−プロピルアミンオ
キシドの如きものも使用することができる。アミンオキ
シド界面活性剤の疎水性の部分は、10〜21の炭素原子の
脂肪族炭化水素鎖により提供されるべきである。
【0065】本発明の組成物で有効なカチオン系界面活
性剤には、分子中に正に荷電したアミノあるいは第四親
水性部分を有する化合物、例えば第四アンモニウム塩を
含めることができる。使用することができる種々の第四
塩類の代表例は、ジタロージメチルアンモニウムクロリ
ド、ジタロージメチルアンモニウムメチルスルフェー
ト、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ
(水素化タロー)ジメチルアンモニウムクロリド、ジオ
クタデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジエイコシ
ルジメチルアンモニウムクロリド、ジドデシルジメチル
アンモニウムクロリド、ジ(水素化タロー)ジメチルア
ンモニウムアセテート、ジヘキサデシルジメチルアンモ
ニウムアセテート、ジタロージプロピルアンモニウムホ
スフェート、ジタロージメチルアンモニウムニトレー
ト、ジ(ココナツ(coconut)アルキル)ジメチルアンモ
ニウムクロリド、及びステアリルメチルベンジルアンモ
ニウムクロリドである。
【0066】本発明のヘアシャンプー組成物は、消費者
に美的に気持ちのよい製品を提供するためのその他の補
助剤、例えば増粘剤、香料、着色剤、電解質、pH調節
剤、発泡増進剤及び促進剤、泡沫安定剤、抗微生物剤、
保存剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、エチレングリコー
ルモノステアレートやエチレングリコールジステアレー
トといった真珠光沢剤、及び薬物の如きものを、含有し
てもよい。
【0067】増粘剤は、組成物を髪に手で適用するのを
容易にするために使用され、より快適な効果を与えるの
に十分な量で加えられる。25℃で測定して6,000 〜12,0
00センチストークス(mm2/s)の範囲の粘度を持つヘアケ
ア組成物が、一般に十分なものである。使用することが
できる代表的な増粘剤は、アルギン酸ナトリウム、アラ
ビアゴム、グアーガム、ヒドロキシプロピルグアーガ
ム、セルロース誘導体、例としてメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース及びヒドロキシプロピルセルロース等、デン
プン及びデンプン誘導体、例としてヒドロキシエチルア
ミロース及びデンプンアミロース等、いなごまめガム、
電解質、例として塩化ナトリウム及び塩化アンモニウム
等、糖類、例としてフルクトース及びグルコース等、並
びに糖類の誘導体、例としてPEG-120(商標)メチルグル
コースジオレエート等、である。
【0068】化粧用に容認できる芳香剤及び香料のみを
組成物を調製するのに使用すべきである。着色剤は、組
成物に色合いを与えることが望まれる場合に加えること
ができる。pHを5〜9の範囲内に調節するために酸を使
用してもよい。任意の水溶性カルボン酸又は鉱酸を使用
することができる。適当な化合物には、塩酸、硫酸及び
リン酸のような鉱酸や、酢酸、乳酸及びプロピオン酸の
ようなモノカルボン酸や、またコハク酸、アジピン酸及
びクエン酸のようなポリカルボン酸が含まれる。
【0069】このほかの状態調節剤を、より以上に毛髪
の手入れをする目的で、有機カチオン系状態調節剤の形
態でもって組成物に加えてもよい。そのようなカチオン
系状態調節剤には、セルロースエーテル第四窒素誘導
体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリ
マー、アクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウム
クロリドのコポリマー、エステル又はアミド結合で当該
ポリマーに結合したカチオン性窒素官能原子団を有す
る、アクリル酸又はメタクリル酸から得られたホモポリ
マー又はコポリマー、N,N’−ビス−(2,3−エポ
キシピロピル)ピペラジン又はピペラジン−ビス−アク
リルアミドとピペラジンの重縮合生成物、第四窒素官能
性を有する、ビニルピロリドンとアクリル酸エステルの
コポリマーを含めることができる。具体的な物質には、
いろいろなポリ第四物質(polyquats)のPolyquaternium
-7、Polyquaternium-8、Polyquaternium-10 、Polyquat
ernium-11 及びPolyquaternium-23 が含まれる。
【0070】例えばセチルトリメチルアンモニウムクロ
リド、セチルトリメチルアンモニウムブロミド及びステ
アリルトリメチルアンモニウムクロリドといったような
カチオン系界面活性剤も、カチオン系状態調節剤として
組成物で使用することができる。
【0071】保存剤が必要とされることがあり、使用す
ることができる代表的な化合物には、ホルムアルデヒ
ド、DMDMヒダントイン、5−ブロモ−5−ニトロ−1,
3−ジオキサン、メチルパラベン、プロピルパラベン、
ソルビン酸、ジアゾリジニル尿素、イミダゾリジニル尿
素、及び米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのRohm
& Haas 社によりKATHON(商標) CG の商品名で市販さ
れている製品である5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オンが含まれる。
【0072】本発明によるコンディショニングシャンプ
ーは、湿った状態で毛髪をとかすのを容易にしてもつれ
をなくすようにも、乾いたときにつやがあり且つ柔らか
であるようにも設計される。このようなコンディショニ
ングは、すすぐと毛髪上に薄い膜を作るシリコーンコン
ディショナーによりもたらされる。この膜は、髪が湿っ
ているときには潤滑剤として機能し、そして髪が乾燥し
ているときには静電気を帯びるのと「ひらひら」を防止
する。このようなコンディショナーは、過剰な枝毛や毛
髪のそのほかの機械的な損傷、ざらざらを防止するもの
であり、そして湿分、温度、日光への暴露、頻繁な洗
髪、髪をとかすこと及びブラシ掛け、また漂白、染色及
びウェーブ掛けのために毛髪が受ける不利な影響をなく
そうとするものである。
【0073】本発明によるシャンプーは、23〜90重量%
の水、5〜70重量%の、1種類のアニオン系、カチオン
系、非イオン系又は両性系乳化剤である、又はそれらの
2種類以上のものの混合物である界面活性剤、好ましく
は5〜48重量%のアニオン系界面活性剤と1〜20重量%
の非イオン系界面活性剤、2.5 〜3.75重量%の、好まし
くは2.5 〜3.35重量%の、シリコーンコンディショニン
グ剤、1.25〜2.5 重量%の、好ましくは1.75〜2.5 重量
%の、当該シリコーンコンディショナーのためのキャリ
ヤである疎水性粗孔質ポリマー、0〜1.0 重量%の、好
ましくは0.1 〜1.0 重量%の、適当な保存剤、0〜2.0
重量%の、好ましくは0.1 〜1.0 重量%の、例えば電解
質のような適当な増粘剤、そして0〜1.0 重量%の、1
種又は2種以上の補助剤、例えば芳香剤、pH調節剤、着
色剤、発泡増進剤又は発泡促進剤、泡沫安定剤、紫外線
吸収剤、エチレングリコールモノステアレートやエチレ
ングリコールジステアレートといった真珠光沢剤、及び
薬物の如きもの、を含有する。
【0074】シリコーンコンディショナーは、無毒性の
疎水性粗孔質高架橋ポリマーに取り込まれてシャンプー
組成物に添加される。このポリマーは、単位粒子、凝集
体及び結合体を含む粒状物の混合物の形態をしている。
このポリマーは、30〜75重量%、好ましくは50〜75重量
%、最も好ましくは50〜65重量%のシリコーンコンディ
ショナーを含有する。
【0075】以下に掲げる例は、本発明の概念をより詳
細に、更に説明する目的で示すものである。
【0076】例4 本発明の代表例であるシャンプー組成物を、59.0重量%
の水、アニオン系界面活性剤として33.0重量%のアンモ
ニウムラウリルスルフェート、非イオン系界面活性剤と
して2.8 重量%のCocamide DEA、保存剤として0.1 重量
%の5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン、増粘剤として0.1 重量%の塩化アンモニウム電
解質、及び5.0 重量%の、無毒性の疎水性粗孔質高架橋
ポリマーに取り込まれたシリコーン流体コンディショナ
ーを一緒にして調製した。その調製においては、最初に
水と界面活性剤を均一になるまで攪拌しながら一緒に混
合した。シリコーン流体コンディショナーを加え、そし
て均一になるまで混合を続けた。次に、電解質と保存剤
を加えて、均一なシャンプーが得られるまで数分間混合
を続けた。
【0077】例4で使用したアニオン系界面活性剤は、
米国オハイオ州シンシナチのHenkelCorporationの製品
であり商品名であるSTANDAPOL A(商標)であった。Coca
mideDEAは、CTFA社のココナツ酸のエタノールアミド類
の混合物に対する呼称である。この非イオン系界面活性
剤は、米国ニュージャージー州PatersonのMona Industr
ies Incorporatedの製品であり商品名であるMONAMID 11
59(商標)であった。
【0078】このシャンプー組成物の試験を、インスト
ロンとかし試験("INSTRON(商標)COMBING")を含むい
くつかの異なるやり方で行った。インストロンとかし試
験("INSTRON(商標)COMBING")についての手順は、次
の例において示す。
【0079】例5 例4のシャンプーを試験するために、暗褐色の「汚れの
ない」ヨーロッパ人種の毛髪を使用した。長さが8イン
チ(20.3cm)の毛髪の大本の束を小分けして、一連の個
別の毛髪の房にした。おのおのの房は約2.5 gの重さで
あった。この毛髪の房の先端の1インチ(2.54cm)の部
分を整えて、DUCO CEMENT(商標)を使って2"×2"(5.1
cm×5.1 cm)のプラスチックのタブにくっつけた。この
接着剤を乾燥させて、そして毛髪の房をくしでとかし、
6インチ(15.2cm)の毛髪がプラスチックタブの下部よ
り下に延びる長さに整えた。それぞれの「汚れのない」
房を40℃の水道水で30秒間すすいだ。PRELL(商標)シャ
ンプーの50%溶液を2ml使用して、毛髪の房を下向きに
なでつけて洗って泡立てた。この毛髪の房を水道水で60
秒間すすいだ。この房を人差し指と中指の間を通過させ
て、過剰の水を取り除いた。「汚れのない」毛髪の房を
処理するのに市販ブランドのシャンプーを使用する代わ
りに、450 gのアンモニウムラウリルスルフェート(ST
ANDAPOL A(商標))を450 gの蒸留水と一緒にして調製
したブランクのシャンプーを用いてもよい。毛髪の房を
手でとかし、インストロン乾式とかし試験(INSTRON(商
標)"WET" COMBING )及びインストロン湿式とかし試験
(INSTRON(商標)"DRY" COMBING )の手順を使用して評
価した。
【0080】例6 インストロンとかし試験は、湿った状態でとかすことの
容易さと乾いた状態でとかすことの容易さによって毛髪
のコンディショニングを評価するための工業的に認めら
れている試験である。この試験は、毛髪をとかすために
必要とされる力を測定するために備えつけられたインス
トロン(商標)歪ゲージを使用する。コンディショニン
グ性能は、特定の毛髪を処理するシャンプーあるいはヘ
アコンディショナーのような配合物がインストロン(商
標)歪ゲージで測定されるその毛髪をとかすのに必要と
される力を低下させる能力に基づいている。この力はと
かすための平均負荷(ACL(Average Combing Loa
d))として報告される。ACLの値が小さくなればな
るほど、試験される配合物によって与えられるコンディ
ショニング効果はよくなる。典型的には、「未処理」の
毛髪の房を使ってACLの基準線を最初に確定する。と
かすための平均負荷(ACL)は、力曲線の下方の面積
をインストロン(商標)試験機の櫛が動いた長さあるい
は距離で割ったものとして定義される。この数値はグラ
ム又はキログラム単位の力で報告される。処理の有効性
は、処理後のACLの変化率(%)であって、この値
は、
【0081】
【数1】
【0082】として計算される。有効な処理は負の数値
になる。正の数値は、毛髪が未処理の状態よりもとかす
のが困難であることを指示する。
【0083】例7 コンディショニングシャンプーに関連する試験について
は、毛髪の房を40℃の水道水で30秒間すすいだ。試験用
のシャンプーを毛髪の房に0.5 mlつけて、この房を下向
きになでつけて30秒間泡立てた。この毛髪の房を40℃の
水道水で30秒間すすぎ、そしてこの房に試験用のシャン
プーを0.5 mlつけ、下向きになでつけて30秒間泡立て
た。毛髪の房を40℃の水道水で30秒間すすぎ、そしてこ
の房を人差し指と中指の間を通過させて過剰の水を取り
除いた。ヘアコンディショナーに関連する試験について
は、毛髪の房を40℃の水道水で30秒間すすいだ。試験用
のコンディショナーを毛髪の房に1mlつけて、この房を
30秒間なでつけた。毛髪の房を40℃の水道水で30秒間す
すぎ、そしてこの房を人差し指と中指の間を通過させて
過剰の水を取り除いた。
【0084】例8 インストロン湿式とかし試験法によれば、各毛髪の房を
蒸留水に15〜30分間浸漬する。この房を人差し指と中指
の間を通過させて過剰の水を取り除く。この房を手で3
回とかしてもつれをほどく。この房を蒸留水に3回浸漬
して再びもつれさせ、そして房を人差し指と中指の間を
2回通過させて過剰の水を取り除く。房をハンガーに配
置してインストロン試験機でとかす。本発明のシャンプ
ーを用いて行ったインストロン湿式とかし試験の結果を
表1に示す。
【0085】例9 インストロン乾式とかし試験法によれば、毛髪の水分量
を標準化するため、各毛髪の房を一定の環境中で一晩保
管する。この房を手で3回とかしてもつれをほどく。こ
の房を、時計回りに3回そして反時計回りに3回巻いて
再びもつれさせる。この房をハンガーに配置してインス
トロン試験機でとかす。
【0086】 表 1 インストロン湿式とかし試験 適用したシャンプー ACL変化率(%) 対照(シリコーンなし) 38.8 シリコーンの対照 0.5 シリコーンシャンプーA -3.4 シリコーンシャンプーB 7.3 シリコーンシャンプーC -3.8 シリコーンシャンプーD* -27.8 シリコーンシャンプーE* -32.3 *本発明のシャンプーの代表であることを示す。
【0087】表1において、「対照」のシャンプーは、
取り込まれたシリコーン流体コンディショナーを省いた
ことを除いて例4に従って調製した組成物であった。こ
の「対照」シャンプーはシリコーンを含有していなかっ
た。「シリコーンの対照」のシャンプーは、取り込まれ
たシリコーン流体コンディショナーを省き、その代わり
に粘度が60,000センチストークス(mm2/s)のポリジメチ
ルシロキサン流体の機械的に調製した非イオン系エマル
ション形態のものを使用したことを除いて、例4に従っ
て調製した組成物であった。
【0088】「シリコーンシャンプーA」は、例4に従
って調製した組成物であって、取り込まれたシリコーン
流体コンディショナーを含有していた。このシリコーン
流体は、粘度が350 センチストークス(mm2/s)のポリジ
メチルシロキサン流体であった。このシリコーン流体コ
ンディショナーを、無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリマ
ー中に取り込んだ。このポリマーは、例3による方法で
調製した球状ビーズの形態をしていた。これらのビーズ
は、平均直径が約20μmであった。これらのビーズを調
製するのに使用したモノマーは、メチルメタクリレート
とエチレングリコールジメタクリレートであった。この
ビーズポリマーは50重量%のシリコーン流体を含有して
いた。「シリコーンシャンプーA」は本発明を代表する
ものではなく、比較用のシャンプーである。
【0089】「シリコーンシャンプーB」は、例4に従
って調製した組成物であって、取り込まれたシリコーン
流体コンディショナーを含有していた。このシリコーン
流体は、粘度が350 センチストークス(mm2/s)のポリジ
メチルシロキサン流体であった。このシリコーン流体コ
ンディショナーを、無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリマ
ー中に取り込んだ。このポリマーは、平均直径が1μm
未満の単位粒子と、融合した単位粒子から形成された、
平均直径が20〜80μmの凝集体と、そして融合した凝集
体の集団から形成された、平均直径が200 〜1200μmの
結合体とを含む、粒状物の混合物の形態をしていた。こ
のポリマーは例1による方法で調製した。このポリマー
は50重量%のシリコーン流体を含有していた。「シリコ
ーンシャンプーB」は本発明を代表するものではなく、
比較用のシャンプーである。
【0090】「シリコーンシャンプーC」は、例4に従
って調製した組成物であって、取り込まれたシリコーン
流体コンディショナーを含有していた。このシリコーン
流体は、粘度が60,000センチストークス(mm2/s)のポリ
ジメチルシロキサン流体であった。このシリコーン流体
コンディショナーを、無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリ
マー中に取り込んだ。このポリマーは、例3による方法
で調製した球状ビーズの形態をしていた。これらのビー
ズは、平均直径が約20μmであった。これらのビーズを
調製するのに使用したモノマーは、メチルメタクリレー
トとエチレングリコールジメタクリレートであった。こ
のビーズポリマーは50重量%のシリコーン流体を含有し
ていた。「シリコーンシャンプーC」は本発明を代表す
るものではなく、比較用のシャンプーである。
【0091】「シリコーンシャンプーD」は、例4に従
って調製した組成物であって、取り込まれたシリコーン
流体コンディショナーを含有していた。このシリコーン
流体は、粘度が60,000センチストークス(mm2/s)のポリ
ジメチルシロキサン流体であった。このシリコーン流体
コンディショナーを、無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリ
マー中に取り込んだ。このポリマーは、平均直径が1μ
m未満の単位粒子と、融合した単位粒子から形成され
た、平均直径が20〜80μmの凝集体と、そして融合した
凝集体の集団から形成された、平均直径が200 〜1200μ
mの結合体とを含む、粒状物の混合物の形態をしてい
た。このポリマーは例1による方法で調製した。このポ
リマーは50重量%のシリコーン流体を含有していた。
「シリコーンシャンプーD」は本発明を代表するもので
ある。
【0092】「シリコーンシャンプーE」は、例4に従
って調製した組成物であって、取り込まれたシリコーン
流体コンディショナーを含有していた。このシリコーン
流体は、粘度が60,000センチストークス(mm2/s)のポリ
ジメチルシロキサン流体であった。このシリコーン流体
コンディショナーを、無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリ
マー中に取り込んだ。このポリマーは、平均直径が1μ
m未満の単位粒子と、融合した単位粒子から形成され
た、平均直径が20〜80μmの凝集体と、そして融合した
凝集体の集団から形成された、平均直径が200 〜1200μ
mの結合体とを含む、粒状物の混合物の形態をしてい
た。このポリマーは例1による方法で調製した。このポ
リマーは65重量%のシリコーン流体を含有していた。
「シリコーンシャンプーE」は本発明を代表するもので
ある。
【0093】表1から、本発明を代表するものである
「シリコーンシャンプーD」と「シリコーンシャンプー
E」は、試験を行った他の五つの組成物と比較して、イ
ンストロン湿式とかし試験においてそれぞれ有意により
良好な結果を達成したことが分かる。
【0094】シャンプー組成物の試験を、次に掲げる例
に示されるもう一つの別のやり方でもって行った。
【0095】例10 原子吸光分析は、毛髪に付着したシリコーンポリマーの
量を測定するための既知の試験方法である。この試験の
手順は、メチルイソブチルケトンを抽出溶媒として使用
する溶剤抽出工程からなり、シリコーンポリマーは毛髪
繊維から抽出溶媒へと脱着される。次に、その結果得ら
れた溶液を原子吸光分析によりケイ素含有量について分
析する。表1に示したシャンプーのうちのいくつかで処
理した毛髪繊維を、この原子吸光分析の手順により更に
試験した。この原子吸光分析試験の結果を表2に示す。
【0096】 表 2 原子吸光分析試験 適用したシャンプー 脱着量(ppm) 対照(シリコーンなし) 0.0 シリコーンの対照 0.0 シリコーンシャンプーA−1 0.0 シリコーンシャンプーB 0.0 シリコーンシャンプーC 0.0 シリコーンシャンプーE* 178.0 *本発明のシャンプーの代表であることを示す。
【0097】表2において、「シリコーンシャンプーA
−1」は、ポリマービーズの平均直径が20μmではなく
約9μmであったことを除いて、表1の「シリコーンシ
ャンプーA」と同じであった。
【0098】表2は、本発明を代表するものである「シ
リコーンシャンプーE」を用いれば劇的な向上を達成す
ることができることを明らかにしている。もう一度記せ
ば、「シリコーンシャンプーE」は、平均直径が1μm
未満の単位粒子と、融合した単位粒子から形成された、
平均直径が20〜80μmの凝集体と、そして融合した凝集
体の集団から形成された、平均直径が200 〜1200μmの
結合体とを含む粒状物の混合物の形態をした疎水性の粗
孔質高架橋ポリマー中に取り込まれた、粘度が60,000セ
ンチストークス(mm2/s)のポリジメチルシロキサン流体
を含有していた。このポリマーは例1による方法で調製
したものであり、65重量%のシリコーン流体を含有して
いた。
【0099】次に掲げる例に示す更に別のやり方でもっ
て、シャンプー組成物の試験を行った。
【0100】例11 主観的な毛髪のとかし具合と手触りのデータを得るため
にパネル試験を行った。この試験は、有志のパネリスト
により試験を行い、これらのパネリストにインストロン
歪ゲージに代わって普通の櫛を使って毛髪の房を評価す
ることを依頼したことを除いて、基本的には上記の例5
〜9に従ってその手順を繰返すものであった。パネリス
ト達は、一致して、表1と表2に示した他のシャンプー
と比較して、本発明を代表するものである「シリコーン
シャンプーD」と「シリコーンシャンプーE」はそれぞ
れ、乾いた状態及び湿った状態でのとかしの具合が優れ
ており、且つ手触りがより柔らかであったと報告した。
【0101】本発明の取り込みの特徴は、毛髪の処理あ
るいは手入れに関連するこのほかの用途において利用す
ることができる。例えば、時間をかけて後から放出され
てくることへの芳香剤、コロン、香料の効果を隠すため
に、それらを粗孔質ポリマーの粒状物に取り込むことが
できる。光沢増進剤やスリップ剤を取り込んで、髪にパ
ーマをかける際又は髪を乾燥した状態でとかす際に放出
させることができる。
【0102】非水溶性樹脂を水性定着剤製品に加えると
か、あるいは水溶性の染料や着色剤をゆっくりと放出さ
せる際のように、ほかのやり方では配合物と相容性でな
く、その安定性に不利な影響を及ぼしあるいは不活性化
を引き起こす種々のヘアケア添加剤を、毛髪に供給する
ことができる。乾燥した粉末を粗孔質ポリマーの粒状物
に取り込んで毛髪へ適用し、そして後にこの粒状物を頭
皮へこすりつけることでその乾燥粉末を活性化させるこ
とができる。ふけ又は皮脂を制御するのに有効な有効成
分も、表皮を被覆する製品で有効な有効成分も、取り込
んで毛髪に供給することができる。視覚に訴える効果が
所望される場合には、粗孔質ポリマー粒状物を透明な液
体系に懸濁させることができる。
【0103】上記のように、少なくとも60,000センチス
トークス(mm2/s)の粘度を有するシリコーンの場合に、
殊に良好な結果が得られる。とは言うものの、本発明の
一般概念は、0.65から数百万センチストークス(mm2/s)
ほどまでの範囲の粘度を持ついずれのポリシロキサンを
放出供給するのにも応用することができる。更に、それ
より高い粘度及びそれより低い粘度を有するポリシロキ
サンの混合物を取り込んで毛髪に供給することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンコンディショナーを、23〜90
    重量%の水、5〜48重量%のアニオン系界面活性剤、1
    〜20重量%の非イオン系界面活性剤、及び2.5 〜3.75重
    量%のシリコーンコンディショナーを含有している水性
    シャンプーの成分として毛髪に供給することを含み、当
    該シリコーンコンディショナーが少なくとも60,000セン
    チストークス(mm2/s)の粘度を有するポリジメチルシロ
    キサン流体であって、このポリジメチルシロキサン流体
    は無毒性の疎水性粗孔質高架橋ポリマーに取り込まれて
    おり、この粗孔質(macroporous)ポリマーは、平均直径
    が1μm未満の単位粒子、融合した単位粒子から形成さ
    れた、平均直径が20〜80μmの凝集体、及び融合した凝
    集体の集団から形成された、平均直径が200 〜1200μm
    の結合体を含む、粒状物の混合物の形態をしている、シ
    リコーンコンディショナーの毛髪への付着を増進する方
    法。
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