JPH0725786U - 半冷凍飲料の製造装置 - Google Patents

半冷凍飲料の製造装置

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JPH0725786U
JPH0725786U JP5636593U JP5636593U JPH0725786U JP H0725786 U JPH0725786 U JP H0725786U JP 5636593 U JP5636593 U JP 5636593U JP 5636593 U JP5636593 U JP 5636593U JP H0725786 U JPH0725786 U JP H0725786U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度検出器の感温部の回りの氷を感温部を傷
付けずに除去できるように形状、構造を工夫した撹拌ブ
レードを有する半冷凍飲料の製造装置を提供する。 【構成】 半冷凍飲料の製造装置10は、冷却管13が
巻装された円筒ケーシング11と、該円筒ケーシングの
原料入口37に近接して設けられ内部に感温部が突出し
たサーミスタ38とを有する。円筒ケーシングの内部に
設けられる撹拌ブレード組立体20は、駆動軸19に連
結されると共に回転自在に支持される中心軸21と、こ
の中心軸から半径方向に離間し、支持板23、25等に
よって支持される外周撹拌ブレード27と、半径方向的
には中心軸及び外周撹拌ブレードの中間位置にある中央
撹拌ブレード28とから構成され、円筒ケーシングの内
面に殆ど接触するまでに接近して周回する外周撹拌ブレ
ードの軸方向端部に、サーミスタの感温部に接近する掻
取刃29が設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば水、シロップ及び炭酸ガスからなる原料液が撹拌混合されな がら凍結されたシャーベット状の半冷凍飲料を製造する装置に関し、特にその混 合撹拌に用いる撹拌ブレードの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半冷凍飲料は、水、シロップ及び炭酸ガスが混合され半凍結されたものであり 、シロップと水の混合液に炭酸ガスを含有させた原料液を、冷却管が巻装された 円筒ケーシング内に供給し、撹拌しながら冷却するとできる。この円筒ケーシン グは、外部から冷却されるので、その内面に接する原料液も冷却され、その成分 の水は、氷となるが、撹拌ブレードによって移動され、液相の原料液と入れ替わ る。これが繰り返されている間に、円筒ケーシング内の原料液は、細かい粒の氷 、シロップ及び炭酸ガスの混合シャーベットとなる。そして、飲食に供するため 注出されるが、冷却を中断すると、氷が融けてしまうので、冷却を続ける。
【0003】 撹拌せずに冷却を続けると、細粒の氷は相互に結合し、外側から固くなってい くので、結局、原料がシャーベット状になった後も、冷却と撹拌を続けて、半冷 凍飲料を良好な状態に保つ。半冷凍飲料が注出されると、円筒ケーシング内に原 料液が補給されるので、補給原料液と残存半冷凍飲料とを適切に混合する必要が あり、そのため、回転している撹拌ブレードによって混合が行われる。このよう に、円筒ケーシングの中は、複雑な流動状態にあるので、半冷凍飲料を適切な状 態に保つには、撹拌ブレードの駆動軸に設けられたトルク検出器の検出トルク値 が用いられると共に、円筒ケーシング内に感温部を突出させた温度検出器(サー ミスタ)の検出温度で検出トルク値が補正される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したようなサーミスタは、内部の温度を正確に検出するため、感温部もし くは感温筒が円筒ケーシングの内面から突出して設置されるので、撹拌ブレード との干渉を避けるため、できるだけ離して設けられていた。更に、原料液が補給 されると、直ちにその周辺の温度が変化するので、これを検出するため、感温部 は原料入口の近くに設置される。
【0005】 しかるに、サーミスタの感温部は、ステンレス鋼で製作される場合が多く、よ く冷えてその周辺に氷が固着して、固い氷で覆われてしまうことになる。このた め、液状の原料が補給されても、その温度を迅速に検出することが不可能な状態 にあった。 従って、本考案は、温度検出器の感温部の回りの氷を感温部を傷付けずに除去 できるように形状、構造を工夫した撹拌ブレードを有する半冷凍飲料の製造装置 を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案によれば、外面に冷却管が巻装された横置 円筒ケーシングと、該円筒ケーシングの一端を閉じると共に注出コックを具備し た蓋と、円筒ケーシングの原料入口に近接して設けられ内部に感温部が突出した 温度検出器とを有する半冷凍飲料の製造装置において、内部に設けられる撹拌ブ レード組立体は、次のように構成される。即ち、撹拌ブレード組立体は、駆動軸 に連結されると共に回転自在に支持される中心軸と、この中心軸から半径方向に 離れ、支持板等によって支持される外周撹拌ブレードと、半径方向的には中心軸 及び外周撹拌ブレードの中間位置にある中央撹拌ブレードとから構成され、円筒 ケーシングの内面に殆ど接触するまでに接近して周回する外周撹拌ブレードの軸 方向端部に、温度検出器の感温部に接近する掻取刃が設けられる。
【0007】
【作用】
上述した構成において、円筒ケーシングに供給された原料は、冷却管によって 冷却され、円筒ケーシングの内面近傍に発生した氷は、外周撹拌ブレードによっ て除去されて中央部へ送られ、中央撹拌ブレードは、それ等を撹拌混合して、原 料を半冷凍飲料とする。温度検出器の感温部の周りに発生、成長した氷は、掻取 刃によって除去され、温度検出器は、周囲の温度を応答よく検出する。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面を参照して詳細に説明するが、 図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。 図1は、本考案の実施例にかかる半冷凍飲料の製造装置10の要部を示してい る。図において、断熱材に囲まれた円筒ケーシング11は、横方向に延び、冷却 管13によって巻かれている。冷却管13は、図示しない周知の冷凍装置に連絡 し、その内部を通る冷媒の蒸発熱によって、円筒ケーシング11及びその内部を 冷却する。
【0009】 円筒ケーシング11の開口端は、水密に装着された蓋15によって閉じられて おり、これには、内部の半冷凍飲料を注出するための注出コック16が突設され ている。撹拌ブレード組立体20の中心軸21は、その先端が蓋15に設けられ た軸受17によって支持され、その基端が、駆動軸19、カップリング31を介 してギヤモータ33の出力軸に連絡されている。駆動軸19の外周には、メカニ カルシール35が囲装され、内部の流動物の漏出を防いでいる。更に、円筒ケー シング11には、原料液の入口37が設けられ、これに円周方向に隔たって、温 度検出器即ちサーミスタ38が貫装されている。
【0010】 円筒ケーシング11の原料の入口37に連なる製造装置10の原料系統図を図 2に示す。入口37は、開閉弁39を備えた配管41を介してサブタンク43に 連絡している。サブタンク43は、原料を一次的に混合するための容器で、まず 、フローレギュレータ45及びシロップバルブ47を備えた配管49を介してシ ロップタンク51に連絡している。シロップタンク51の中のシロップは、配管 53を介して連絡した炭酸ガスボンベ55のガス圧によって、配管49を通って サブタンク43へ送給される。
【0011】 また、サブタンク43は、途中にポンプ57を有する配管59を介してフロー トタンク61に連絡し、そのフロートスイッチ63の検知水位に応じて開閉され る給水弁65を介して、外部からの給水をフロートタンク61で一時保留する。 そして、ポンプ57により、フロートタンク61から水がサブタンク43に供給 される。前述の炭酸ガスボンベ55は、炭酸ガス弁67を介してサブタンク43 に連絡すると共に、開閉弁69及び前述の開閉弁39を介して、円筒ケーシング 11の入口に連絡している。符号71は、いずれも逆止弁を示し、系統を流れる 流体(シロップ、水、炭酸ガス)の逆流を防止するものである。
【0012】 前述のように、炭酸ガスに加圧されたシロップは、フローレギュレータ45に より定量制御されてサブタンク43に入り、フロートタンク61内の水はポンプ 57によってサブタンク43に入って一次的に混合する。また、これ等の混合液 は、炭酸ガスボンベ55からの炭酸ガスにさらされ、たっぷりとこれを含有する と共に、炭酸ガスにより加圧されて、円筒ケーシング11へ送給される。この際 のサブタンク43の内部圧力は、圧力センサ73で検出され、円筒ケーシング1 1からの低温の伝播は、ヒータ75で防止される。
【0013】 前述のように入口37から円筒ケーシング11の中へ供給された原料液は、図 3及び図4に示すような構造の撹拌ブレード組立体20によって撹拌される。図 3及び図4において、中心軸21に嵌着され、軸方向に離間した支持板23、2 5は、平行に円筒ケーシング11の直径方向に延び、長端部に、外周撹拌ブレー ド27が架設されている。更に、支持板23、25の短端部間に中央撹拌ブレー ド28が架設され、特に図4に明確に示されているように、中心軸21を通る直 径線に対し、傾斜している。外周撹拌ブレード27も、中央撹拌ブレード28に 対して平行になるように前述の直径線に対し、傾斜しているが、外端に折曲部2 7aが形成され、ケーシング11の内面に近接して、そこに生長する氷を削り取 る。中央撹拌ブレード28には、支持板23を越えて軸方向に出た延長部28a が形成され、これは、サーミスタ38の感温部の上方を通り、外周撹拌ブレード 27の軸方向端部に近接して、掻取刃29が支持板23に固定されている。この 掻取刃29は、サーミスタ38の感温部の側部の氷を掻き取る。
【0014】 このようにして、撹拌ブレード組立体20は、ギヤモータ33により矢印(図 4)の方向に回転し、円筒ケーシング11の内面に結氷、成長した氷を掻き取り つつ、原料全体を撹拌混合し、シャーベット状の半冷凍飲料をつくるが、サーミ スタ38の感温部の周辺に形成された氷は、延長部28a及び掻取刃29によっ て除去され、サーミスタ38は、原料の平均温度を正確に検出する。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、撹拌ブレード組立体の外周撹拌ブレー ドの軸方向端部に設けた掻取刃が、温度検出器の感温部の周りにできる氷を掻き 取り除去するので、温度検出器が円筒ケーシング内の平均温度を応答よく検出す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例にかかる半冷凍飲料の製造装
置の要部を示す断面図である。
【図2】 図1の実施例の製造装置の全体系統図であ
る。
【図3】 図1の製造装置における一部品を示す側面図
である。
【図4】 図3の一部品の正断面図である。
【符号の説明】
10…製造装置、11…円筒ケーシング、13…冷却
管、15…蓋、16…注出コック、20…撹拌ブレード
組立体、21…中心軸、27…外周撹拌ブレード、28
…中央撹拌ブレード、29…掻取刃、37…原料入口、
38…サーミスタ(温度検出器)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面に冷却管が巻装された横置円筒ケー
    シングと、該円筒ケーシングの一端を閉じると共に注出
    コックを具備した蓋と、前記円筒ケーシングの原料入口
    に近接して設けられ内部に感温部が突出した温度検出器
    と、前記円筒ケーシング内に回転自在に設けられた撹拌
    ブレード組立体とを有する半冷凍飲料の製造装置におい
    て、前記撹拌ブレード組立体は、中心軸と、該中心軸か
    ら離れて支持され前記円筒ケーシングの内面に近接して
    周回する外周撹拌ブレードと、前記中心軸に近い中央撹
    拌ブレードとから構成され、前記外周撹拌ブレードに
    は、同外周撹拌ブレードの端部に近接して、前記温度検
    出器の前記感温部に接近して動く掻取刃を設けたことを
    特徴とする半冷凍飲料の製造装置。
JP1993056365U 1993-10-19 1993-10-19 半冷凍飲料の製造装置 Expired - Fee Related JP2590060Y2 (ja)

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