JPH0725767Y2 - 光コネクタ用スリーブ - Google Patents
光コネクタ用スリーブInfo
- Publication number
- JPH0725767Y2 JPH0725767Y2 JP1988059164U JP5916488U JPH0725767Y2 JP H0725767 Y2 JPH0725767 Y2 JP H0725767Y2 JP 1988059164 U JP1988059164 U JP 1988059164U JP 5916488 U JP5916488 U JP 5916488U JP H0725767 Y2 JPH0725767 Y2 JP H0725767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- outer diameter
- optical connector
- optical
- ferrule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光ファイバ接続用の光コネクタに使用するスリ
ーブに関するものである。
ーブに関するものである。
光ファイバは光信号を伝送するために、コネクタを介し
て接続して使用されている。異なる二つの光システムが
同一種類の外径及び嵌合構造をもつコネクタから構成さ
れていれば１種類のアダプタを用いて接続できる。しか
し、二つの光システムが異なる外径寸法を有するコネク
タから構成される場合がある。この場合は一方の光シス
テムに使用されるコネクタプラグを同一種類のアダプタ
を介して同一種類のコネクタプラグに接続し、このコネ
クタプラグから光ファイバを延ばし、さらに、その光フ
ァイバ端末部に他の光システムに使用されているコネク
タと同一種類のコネクタを取付け、アダプタを介して他
の光システムと接続する。この様な場合、種類の異なっ
た２個のアダプタと、同様に種類が異なった２個のコネ
クタプラグを両端に有するファイバが必要となる。
て接続して使用されている。異なる二つの光システムが
同一種類の外径及び嵌合構造をもつコネクタから構成さ
れていれば１種類のアダプタを用いて接続できる。しか
し、二つの光システムが異なる外径寸法を有するコネク
タから構成される場合がある。この場合は一方の光シス
テムに使用されるコネクタプラグを同一種類のアダプタ
を介して同一種類のコネクタプラグに接続し、このコネ
クタプラグから光ファイバを延ばし、さらに、その光フ
ァイバ端末部に他の光システムに使用されているコネク
タと同一種類のコネクタを取付け、アダプタを介して他
の光システムと接続する。この様な場合、種類の異なっ
た２個のアダプタと、同様に種類が異なった２個のコネ
クタプラグを両端に有するファイバが必要となる。
また、２つの異なる種類のコネクタを接続する際に一方
端と他端とがそれぞれ種類の異なるコネクタが挿入で
き、しかも、それぞれのフェルールの中心軸が一致する
様に加工された第３図に断面図を示した如き段付精密ス
リーブＳが用いられる。
端と他端とがそれぞれ種類の異なるコネクタが挿入で
き、しかも、それぞれのフェルールの中心軸が一致する
様に加工された第３図に断面図を示した如き段付精密ス
リーブＳが用いられる。
このスリーブＳは内径差をもたせように厚肉とした段部
Ｄを備えたものである。
Ｄを備えたものである。
叙上のように異なるコネクタを有する２つの光システム
を接続する際には種類の異なる２個の異なる２個のアダ
プタと２種類のコネクタプラグを両端に有する光ファイ
バを使用できるが、この方式は付加する部品点数も多
く、複雑な構造となると同時にコスト的にも高くなる。
一方、アダプタに使用するスリーブを径の異なる内径を
有する座ぐり形状の段付精密スリーブは、高精度に同心
度を出す必要があるため内径を加工しなければならない
が、小径物の内径加工は極めて難しく、量産化しにく
い。しかも筒状をしているためフェルールを挿入するた
めの隙間をとっておく必要があり、そのため、安定した
接続特性が得られ難いという不都合があった。
を接続する際には種類の異なる２個の異なる２個のアダ
プタと２種類のコネクタプラグを両端に有する光ファイ
バを使用できるが、この方式は付加する部品点数も多
く、複雑な構造となると同時にコスト的にも高くなる。
一方、アダプタに使用するスリーブを径の異なる内径を
有する座ぐり形状の段付精密スリーブは、高精度に同心
度を出す必要があるため内径を加工しなければならない
が、小径物の内径加工は極めて難しく、量産化しにく
い。しかも筒状をしているためフェルールを挿入するた
めの隙間をとっておく必要があり、そのため、安定した
接続特性が得られ難いという不都合があった。
上記の如き、不都合を解消するべく、まず付加する部品
をできるだけ少なく単純な構成とするため、１つのアダ
プタで２つの光システムを接続する方式を採用する。ま
た、筒状のスリーブではかならずフェルールとの隙間が
生じ接続損失の不安定要素となるためスリットを有する
スリーブにフェルールを嵌入して整列させるように構成
したことを特徴とする。
をできるだけ少なく単純な構成とするため、１つのアダ
プタで２つの光システムを接続する方式を採用する。ま
た、筒状のスリーブではかならずフェルールとの隙間が
生じ接続損失の不安定要素となるためスリットを有する
スリーブにフェルールを嵌入して整列させるように構成
したことを特徴とする。
以下、本発明実施例を図により具体的に詳述する。
実施例として外径2.499±0.001mmのフェルールと外径1.
999±0.001mmのフェルールを整列し、連結する光コネク
タ用スリーブについて説明する。
999±0.001mmのフェルールを整列し、連結する光コネク
タ用スリーブについて説明する。
外径2.499±0.001mmのフェルールを保持するために、長
さ11.4mm、外径3.2mm。内径2.495mm、スリット幅0.5mm
のジルコニアセラミックス製の外側割スリーブ１を準備
し、これと長さ5.5mm、内径1.995mm、スリット幅0.5m
m、内径に対する外径の同心度10μｍ以下、外径1.999±
0.001mmのフェルールを挿入した時真円度２μｍ以下、
外径2.499±0.001mmとなるジルコニアセラミックス製の
内側割スリーブ２を準備した。
さ11.4mm、外径3.2mm。内径2.495mm、スリット幅0.5mm
のジルコニアセラミックス製の外側割スリーブ１を準備
し、これと長さ5.5mm、内径1.995mm、スリット幅0.5m
m、内径に対する外径の同心度10μｍ以下、外径1.999±
0.001mmのフェルールを挿入した時真円度２μｍ以下、
外径2.499±0.001mmとなるジルコニアセラミックス製の
内側割スリーブ２を準備した。
これら外側割スリーブ１と内側割スリーブ２とを第１図
及び第２図に示すように内径2.495mmの外側割スリーブ
１の片側半分に外径2.499mmの内側割スリーブ２を嵌入
して光コネクタ用スリーブを構成した。
及び第２図に示すように内径2.495mmの外側割スリーブ
１の片側半分に外径2.499mmの内側割スリーブ２を嵌入
して光コネクタ用スリーブを構成した。
次に、このように割スリーブ同志を組合わせて構成した
スリーブのサンプルに片側から、コア径50μｍ、外径12
5μｍのファイバを挿通固定した外径2.499mmのフェルー
ルを挿入し、他方からコア径50μｍ、外径125μｍのフ
ァイバを挿通固定した外径1.999mmフェルールを挿入し
て、19個のサンプルについての接続損失値を測定した。
なお測定方法として外側割スリーブ１に挿入した外径2.
499mmのフェルールと嵌入された内側割スリーブ２及び
外径1.999mmのフェルールを固定し、外径1.999mmのフェ
ルールを直接保持している長さ5.5mmの内側割スリーブ
２を45°づつ回転させて測定した。測定した接続損失値
の最大値、最小値、変動幅を第１表に示した。
スリーブのサンプルに片側から、コア径50μｍ、外径12
5μｍのファイバを挿通固定した外径2.499mmのフェルー
ルを挿入し、他方からコア径50μｍ、外径125μｍのフ
ァイバを挿通固定した外径1.999mmフェルールを挿入し
て、19個のサンプルについての接続損失値を測定した。
なお測定方法として外側割スリーブ１に挿入した外径2.
499mmのフェルールと嵌入された内側割スリーブ２及び
外径1.999mmのフェルールを固定し、外径1.999mmのフェ
ルールを直接保持している長さ5.5mmの内側割スリーブ
２を45°づつ回転させて測定した。測定した接続損失値
の最大値、最小値、変動幅を第１表に示した。
この第１表からサンプルNo.4,No.13,No.15,No.17の接続
損失が高いが、これは他のサンプルに比較して同心度が
悪くファイバ同志の軸ズレが生じたためと考えられる。
しかし接続損失値が最小となるように内側スリーブ２を
回転して位置を調整すれば19個中、15個のサンプルが1.
0dB以下の接続損失値とすることができ、実際の使用に
十分耐える事ができることが確認された。
損失が高いが、これは他のサンプルに比較して同心度が
悪くファイバ同志の軸ズレが生じたためと考えられる。
しかし接続損失値が最小となるように内側スリーブ２を
回転して位置を調整すれば19個中、15個のサンプルが1.
0dB以下の接続損失値とすることができ、実際の使用に
十分耐える事ができることが確認された。
叙上のように、本考案によれば、２種類の割スリーブを
組合せて光ファイバを整列させるスリーブを構成したこ
とから外径の異なるフェルールを整列し回転による位置
調整を行うことによって実際の使用に十分対応していく
ことができ、構造が単純であり、別体で加工したもの同
士を組合わせるため、加工も容易であり、廉価なスリー
ブを供給する事ができる。しかも、各々の加工精度をさ
らに向上させる事により、シングルモードファイバを具
備したフェルール用スリーブとして利用できるなどの利
点がある。
組合せて光ファイバを整列させるスリーブを構成したこ
とから外径の異なるフェルールを整列し回転による位置
調整を行うことによって実際の使用に十分対応していく
ことができ、構造が単純であり、別体で加工したもの同
士を組合わせるため、加工も容易であり、廉価なスリー
ブを供給する事ができる。しかも、各々の加工精度をさ
らに向上させる事により、シングルモードファイバを具
備したフェルール用スリーブとして利用できるなどの利
点がある。
第１図は本考案実施例による光コネクタ用スリーブの斜
視図であり、第２図は第１図に示した光コネクタ用スリ
ーブのＸ−Ｘ線断面図である。 第３図は従来例による光コネクタ用スリーブの縦断面図
である。 1:外側割スリーブ 2:内側割スリーブ
視図であり、第２図は第１図に示した光コネクタ用スリ
ーブのＸ−Ｘ線断面図である。 第３図は従来例による光コネクタ用スリーブの縦断面図
である。 1:外側割スリーブ 2:内側割スリーブ
Claims (1)
- 【請求項１】径の異なるフェルール同士を両端より挿入
して接続するためのスリーブであって、大きい内径を持
った外側割りスリーブ中に、該外側割りスリーブの長さ
の約半分に小径の内側割スリーブを嵌入して成る光コネ
クタ用スリーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059164U JPH0725767Y2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | 光コネクタ用スリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059164U JPH0725767Y2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | 光コネクタ用スリーブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01164404U JPH01164404U (ja) | 1989-11-16 |
| JPH0725767Y2 true JPH0725767Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31284949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988059164U Expired - Lifetime JPH0725767Y2 (ja) | 1988-04-29 | 1988-04-29 | 光コネクタ用スリーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725767Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4508444B2 (ja) * | 2001-02-22 | 2010-07-21 | 日本モレックス株式会社 | 光ファイバ用コネクタ |
| JP4206366B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2009-01-07 | 京セラ株式会社 | 光レセプタクル及び接続損失測定方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60154218A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-13 | Nec Corp | 光コネクタのフエル−ル |
| JPS62125206U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 | ||
| JP2503979B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1996-06-05 | 日本電気株式会社 | 光アダプタ |
-
1988
- 1988-04-29 JP JP1988059164U patent/JPH0725767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01164404U (ja) | 1989-11-16 |
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