JPH0725668B2 - 経皮性薬剤放出のためのマトリックス - Google Patents

経皮性薬剤放出のためのマトリックス

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JPH0725668B2
JPH0725668B2 JP1100386A JP10038689A JPH0725668B2 JP H0725668 B2 JPH0725668 B2 JP H0725668B2 JP 1100386 A JP1100386 A JP 1100386A JP 10038689 A JP10038689 A JP 10038689A JP H0725668 B2 JPH0725668 B2 JP H0725668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、経皮的に投与される薬剤または活性物質の制
御された放出に関する。より詳細には、本発明は、周囲
温度および体温で固体であり、少なくとも一種の薬剤ま
たは薬物の放出を制御するために有用なマトリックスに
関する。このマトリックスは、溶融または軟化したマト
リックス組成物により、かつその軟化した組成物中に薬
剤を混ぜ込む場合に熱的損傷を伴うことなく、各種薬剤
が取り込まれ得るような比較的低いガラス転移温度を有
する。
〔発明の背景〕
従来、経皮性薬剤供給デバイスのための薬剤レザバー組
成物として各種のマトリックスが使用されてきた。薬剤
を樹脂状材またはエラストマー材に取り込むことの困難
性のため、しかも多くのエラストマーは種々の薬剤およ
び薬物に対して好ましい透過性が欠けているので、前述
のような適用には各種組成物のゲルまたはペーストがし
ばしば使用されてきた。従来のこれらのマトリックス
は、単独で使用するには十分な凝集力を大体において欠
いており、従ってそれらは患者の皮膚に薬物が放出され
る速度を制御するために設計された膜により被覆しなけ
ればならなかった。一般に、その配合部材の上端を不透
性の裏打ち材で覆い、そして患者の皮膚に薬剤供給デバ
イスを付着するために配合材底面の一面または一部に感
圧性接着剤が施されている。薬物は、薬剤を含有するレ
ザバー、膜、場合によってさらに感圧性接着材が薬剤含
有レザバーと皮膚との間に存在するときには、それをも
通して透過する。感圧性接着剤の露出面は、一般に前記
デバイスが使用されるとき、除去し廃棄される剥離性の
裏地により被覆されている。
数多くの特許が、経皮性薬剤供給デバイスの一般的概念
を開示する。これらの代表的なものとしては、Zaffaron
iに対する米国特許第3,598,122号およびGaleらに対する
米国特許第4,615,699号が挙げられる。これらの特許は
マトリックス組成物としてシリコーンゲルおよび類似の
材料の使用を開示する。またエラストマーの使用は、引
き続き加硫化されるプレポリマーガム素材へ薬剤を取込
むか、または低温でプレポリマーの硬化を促進する触媒
と一緒にプレポリマーと薬剤を混合することが示唆され
ている(例えば、Leeperに対する米国特許第4,435,180
号明細書参照)。これらの系の欠点は、組成物に薬剤が
取り込まれる時点で硬化が完全でなく、そのため特定の
薬剤と反応する反応性成分を含有する可能性のあるプレ
ポリマーの加硫化温度または特定の薬剤と相互作用をす
る可能性のある硬化剤により薬剤が劣化する可能性を有
することである。後者の相互作用の場合には、ときには
薬剤が硬化反応を阻害する一方、別のケースでは、硬化
剤が薬剤の効能に影響を及ぼす。
従来技術文献に公表されているこれらのシリコーンゴム
で形成されるマトリックスはまた、イオン性の親水性ま
たは疎油性薬物の場合、不十分な透過性のため薬物に所
期の放出速度を提供しない傾向もある。疎水性シリコー
ンポリマーは、これらの適用には好ましくない。なぜな
らば、疎水性ポリマーを介するイオン性または親水性薬
剤の透過性は限定されるからである。
1987年8月11日付でRiffleおよびWardに発行された米国
特許第4,686,137号明細書は、好ましくはジフェニルメ
タンジイソシアネートとジオールの反応により形成され
るポリウレタンである「ハード」セグメントおよび親水
性部と疎水性部を共に有する「ソフト」セグメントから
実質的に構成されるポリウレタンウレアーシリコーンブ
ロックコポリマーの基材ポリマーにおける添加剤として
使用することを公表する。前記ソフトセグメントの疎水
性部は、ポリマーのテトラアルキレンオキサイド、例え
ばポリテトラメチレンオキサイド、ポリジアルキルシロ
キサンまたはこれら2つのポリマーの混合物であっても
よく、そして前記の好ましい親水性セグメントはポリエ
チレンオキサイドである。これらのコポリマーは、ポリ
ウレタンのような基材ポリマーおよびフィルム形成に適
する適当な溶媒と組み合わされ、傷用包帯または半透膜
および繊維材の被覆組成物として使用されている。しか
しながら、シリコーンセグメントを主要な重量パーセン
トとして含有し、薬物供給デバイスのマトリックスまた
はレザバーとして適する熱可塑性低温軟化コポリマーの
記載は全く存在しない。
本発明の目的は、各種薬物がそれを介して移行可能であ
り、薬剤に対する熱的損傷を避けるのに十分低い温度で
ある比較的低温、例えば約45℃〜160℃で、それらに薬
剤を混合することができる程度に溶融または軟化し得る
マトリックスのための材料を提供するにある。本発明の
マトリックスは、硬化剤、プレポリマーまたは触媒の存
在を必要としない熱可塑性材である。それ自体が薬剤供
給速度を変化させ、または投与される薬物の効能を損ね
る可能性がある上に、健康に危害を加える前記のような
試薬の使用する必要性をなくすことにより、従来技術が
遭遇する数多くの課題が解決される。また、薬剤供給デ
バイスの工業的製造に適する製造方法を使用できる点で
重要な利点を有する。
本発明者らは、広範な種類のセグメント化されたブロッ
クコポリマーから、1)親水性型の薬物を含む各種の混
合成分に対するそれらの高い透過性、2)薬物の成分に
よる溶解および/または分解に対するそれらの抵抗性、
ならびに3)薬剤のそれらへの取り込みに関して比較的
低い温度(45℃〜160℃)で軟化または溶融することに
より、組成物デバイスを構築するそれらの効能によって
特徴付けられる特定のコポリマーを発見した。本発明の
ポリマーは、場合により有機ジイソシアネートとジオー
ルもしくはジアミンの反応により誘導されてもよい有機
ジイソシアネートからなるハードセグメントおよび少な
くとも一種のポリジオルガノシロキサンユニットを含有
するソフトセグメント(またはオリゴマー)を含んでな
る。これらのコポリマーから形成されるマトリックス
は、必要に応じて、目的の薬剤が投与される患者の皮膚
に対する薬剤または薬物の放出速度を制御するためにそ
してかかる薬剤を含有せしめるために特に有用である。
このマトリックスは、また、当該技術分野で知られてい
るすべての薬剤供給系の各種の速度制御膜と共にレザバ
ーとしても使用することができる。本発明の材料は、低
い強度のゴムまたは高い強度のゲルとしての特徴を有す
る。
〔課題を解決するための手段〕
要約すれば、本発明は、(a)不透性の裏打ち部材、な
らびに(b)薬物活性成分を含有するマトリックスであ
って、イソシアネートと反応してポリウレタンまたはポ
リウレタンウレア結合を形成する末端基、好ましくはア
ミノ基を有するポリジオルガノシロキサン(このポリジ
オルガノシロキサンユニットは生成ポリマー中の「ソフ
ト」セグメントを形成する)と「ハード」セグメントを
形成するジイソシアネートの反応生成物である実質的に
直鎖状の熱可塑性ブロックコポリマーを含んでなる前記
マトリクス、との組み合わせを含む経皮性薬剤供給系を
提供する。前記コポリマーは、約45℃〜160℃の間に、
好ましくは50℃〜100℃の間にガラス転移温度(Tg)を
有し、前記ソフトセグメントが前記コポリマーの重量当
り約80〜99重量%を占め、かつ、このソフトセグメント
の平均分子量が1,200〜30,000である。場合により、低
分子アルキレンジオールまたはジアミンのような連鎖延
長剤をポリマー中に含んでいてもよい。また、場合によ
り、ポリマーの親水性を高めるためポリマー中にポリア
ルキレンオキサイドを含んでいてもよく、これにより親
水性またはイオ性薬剤に対するポリマーの透過性が改良
される。
本発明は、約45℃〜160℃の間にガラス移転温度を有す
る固体の熱可塑性、直鎖状、セグメント化されたコポリ
マーの層から成り、前記層が前記薬剤または薬物に対し
て不活性および透過性であるマトリックスとして、経皮
性薬剤供給デバイスにおいて使用するための薬剤含有レ
ザバー形成用マトリックス材を提供する。前記層は、周
囲温度で凝集性固体であり、好ましくは約0.05〜5mm厚
であり、そして有機ジイソシアネートと、必要により、
アルキレンジオールまたは類似の二官能性連鎖延長剤か
ら誘導される実質的にポリウレタンまたはポリウレアユ
ニットから成る約1〜20重量%の「ハード」セグメン
ト、ならびに前記コポリマーの重量当り、15〜99重量%
の実質的に1種以上のポリジオルガノシロキサンユニッ
トから成る疎水性部を含む80〜99重量%の「ソフト」セ
グメントを含んでなる実質的に線状のセグメント化され
た(ブロック)コポリマーから形成される。親水性薬剤
の場合には、前記コポリマーの重量当り0〜65重量%の
実質的に少なくとも1種のポリアルキレンオキサイドユ
ニット、好ましくはポリエチレンオキサイド(PEO)か
ら成る親水性部をそのポリマー鎖中に含むことができ
る。
本発明は、また、薬剤に対する熱損傷を起こさない温度
で溶融または軟化したコポリマー材と薬剤を混合し、次
いで得られた組成物を冷却して薬剤含有マトリックスを
形成することを含んでなる薬剤供給デバイス用のマトリ
ックス形成のための改良方法をも提供する。多くの場合
に、ガラス転移温度を下まわる温度で、それらに薬剤を
取り込むように十分軟化し得るので、Tgが相当高い場合
であっても薬剤に対する熱損傷を避け得る。組成物は、
軟化した状態から直接成形するか、または冷却した混合
物から形成されるシートを状の組成物をカッティングす
ることによって目的サイズのマトリックスに成形するこ
とができる。薬剤供給デバイスの薬剤含有レザバーから
薬物成分を放出するための速度制御部材は、レザバーと
して機能するマトリックス上に速度制御膜を設置して形
成され得るマトリックス材または組成デバイスであって
もよい。
本発明の材料から成るブロックコポリマー分子は、少な
くとも1種の「ハード」ポリマーセグメントおよび少く
とも1種の「ソフト」ポリマーセグメントを含む。ブロ
ックコポリマーのセグメントに使用されている「ハー
ド」および「ソフト」の語は、セグメントの相対的なガ
ラス転移温度(Tg)を称するものとして当該技術分野で
理解されている。ハードセグメントは、ソフトセグメン
トよりかなり高いガラス転移温度有す。
本発明のハードセグメントであるポリウレアまたはポリ
ウレタンコポリマーは、有機ジイソシアネートおよび、
必要により、しばしば連鎖延長剤と称される低分子ジオ
ールまたはジアミンから誘導される。入手可能な脂肪
族、芳香族または脂環式ジイソシアネートのいずれもこ
れらのコポリマーのポリウレアまたはポリウレタン部を
調製するために使用することができる。限定されるもの
でないが、好ましいジイソシアネートとしては、p−ト
リレンジイソシアネート(TDI)、4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)および4,4′−ジシクロヘ
キシルメチルジイソシアネート(H12MDI)ならびにイソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)が挙げられる。
ポリウレタンの連鎖延長部は、炭素原子2から約10未満
を含む入手可能な脂肪族ジオールまたはジアミンのいず
れであってもよい。炭素原子2〜4を含むジオールで、
それらの化合物の入手可能性および生体適合性を有する
ものが好ましい。
ハードセグメントは、コポリマーの約1〜20重量%、好
ましくは3〜15重量%を占め、ソフトセグメント(ポリ
ジオルガノシロキサンおよびポリオキシアルキレンユニ
ット)に対するハードセグメント(ジイソシアネートお
よび脂肪族ジオールユニット)は、1:1〜1:4である。本
発明のソフトセグメントは、親水性部および疎水性部を
含んでいてもよい。前記コポリマー分子の疎水性部は、
少なくとも1のシーケンス15〜約400のジオルガノシロ
キサンユニットから実質的に構成され、これらのシーケ
ンスは、コポリマーの15〜99重量%好ましくは40〜97重
量%を占める。その生体適合性、高い薬剤透過性および
商業的に入手可能であることから、好ましいポリジオル
ガノシロキサンは、ポリジメチルシロキサン(PDMS)で
ある。機能的に置換されたポリジオルガノシロキサンの
製造方法ならびにジイソシアネートおよび他の有機モノ
マーとこれらのポリマーの共重合方法は、当該技術分野
で既知であり、本発明の一部を形成しない。例えば、Go
rnowiczら、米国特許第4,631,629号明細書を参照された
い。しかしながら、好ましい方法は、適当な溶媒中での
末端ジアミノジオルガノシロキサンとほぼ化学量論量の
有機ジイソシアネートの反応である。次に、多量の低分
子アルコール、例えばエタノールと前記混合物を反応さ
せ、混合物中にまったく未反応のイソシアネート基が存
在しないようにする。
前記ソフトセグメントの親水性部は、コポリマー分子当
り少なくとも1つの、5〜75個のエチレンオキサイドユ
ニットから成り、そしてコポリマーの直鎖部の一部とし
て存在することができる。このアルキレンオキサイドユ
ニットとしては、コポリマーの0〜65重量%を構成する
エチレンオキサイドユニットが好ましい。
提供されるコポリマーに関する最適の分子量範囲は、コ
ポリマーの目的とする物理的性質、例えば溶融粘度、粘
着性および特に、コポリマーのハードセグメントのガラ
ス転移温度により決定され得る。好ましくは、重量平均
分子量が、15,000〜約500,000であり、好ましくは25,00
0〜300,000である。本発明の熱可塑性コポリマーから薬
剤放出マトリックスが調製される場合、約45℃〜160℃
の温度範囲で溶融(または薬剤が混合するのに十分な程
度まで軟化)するコポリマーを提供するためには、コポ
リマーの重量平均分子量が、代表的には25,000〜約300,
000の範囲内にある。かかる場合の好ましい軟化温度
は、特に、マトリックスに取り込む薬剤の熱感受性によ
り左右される。
本発明に使用される薬物は特定のものに限定されず、本
明細書に記載される「薬剤」の語は、それが適用される
生体に対して何等かの有益な作用を奏する物質のような
広義なものとして使用されている。本明細書で使用され
る場合、酸または塩基性状態にある薬剤は、鉱油中での
薬剤の溶解性が約100mg/g未満であるときは疎油性であ
るとみなされる。水性薬剤レザバー中での薬剤のイオン
化率が少なくとも約95%であときは、その薬剤は「高極
性」であるとみなされる。このことは薬剤のpkaがレザ
バーのpHから少なくとも絶対値として1.3異なる場合に
問題となる。薬剤のpkaは、50%がイオン化されていな
い塩基性または酸性状態にある水性液のpHである。皮膚
の生理的なpHが、約5.5〜7.2の範囲内にあるので、本発
明の酸性薬剤としてのpkaは、約4.2未満であり、塩基性
薬剤としてのpkaは、8.5を越える。限定されるものでは
ないが、これらの基準に合致する代表的な薬剤として
は、例えば、インドメタシン、メタゾールアミドおよび
アセチルサリチル酸ナトリウムまたは他の塩のような酸
性薬剤が包含される。本発明のマトリックス中に取り込
むことができる他の薬剤には、フェニルエフリン、クロ
ルフェニルアミン、フェニルプロパノールアミン、クロ
ニジンおよびプロプラノロールが包含される。
ジオルガノシロキサン/ポリウレタンウレアーオキシエ
チレンコポリマーの製造方法は、特許およびその他の文
献に記載されている(例えば、Tyagiら、“Segmented O
rganosiloxane Copolymers",Polymer,Vol.25,1807〜181
6ページ、参照)。
好ましい方法によれば、分子当り15〜約100の繰り返し
ユニットを含むアミノ基を有する液状ポリジオルガノシ
ロキサンであって、2つの末端に、次式 のような一官能性イソシアネート反応性基を有する化合
物と、適当な触媒の存在下で有機ジイソシアネートとの
混合物を加熱することにより反応される。もう一つのイ
ソシアネート反応性基は、HOR′Si−およびHSR′Si−な
どにより置換されていてもよい。前述したところの、場
合によりハードセグメントを形成してもよい脂肪族ジオ
ールを、その後前記反応混合物に添加し、イソシアネー
トのすべてが反応するまで、具体的には、さらに2〜16
時間加熱が続けられる。この反応は、好ましくは、反応
試薬および生成物のすべてを溶解するような1以上の有
機溶媒、例えばトルエン、テトラヒドロフラン(THF)
もしくはジメチルホルムアミド(DMF)またはこれらの
混合溶媒を反応媒体として使用し、窒素のような不活性
雰囲気下で実施される。
前記式においてRおよびR″で示される置換基は、一価
の炭化水素基であり、R′はアルキレン基を表す。それ
ぞれのR,R′およびR″基は、同一または相違していて
もよい。
本発明のブロックコポリマーは、二次加工熱可塑性有機
ポリマーに関する既知のいずれかの技術を使用して加工
して層を形成することができる。限定されるものではな
いが、これらの技術には、バルクコポリマーおよび塗膜
形成に適する材料としてその後使用されるような液状コ
ポリマーのプレス成形、カレンダーリング成形および押
出成形が包含される。
以下の実施例は、本発明の好ましい態様を記載する。こ
れらの例は、本発明の範囲を限定するものと解してはな
らない。別に特定しない限り、例におけるすべての部お
よびパーセンテージは重量による。
例1−コポリマーの製造 ウレアコポリマーは、次のように製造された。空気攪拌
器、加熱マントル、還流冷却器、滴下漏斗を備え、窒素
雰囲気下にある3の三つ口フラスコに、H12MDI(53
g、0.398当量)と乾燥トルエン(1450g)を加えた。N
−メチルアミノイソブチル基で末端をブロックしたPDMS
(1397.2g、0.398当量)を滴下した。このシロキサンの
全量が添加された後、反応混合物を室温で1時間攪拌
し、次いでガラスベーキング皿に流し込んだ。フードの
中で、トルエンの殆んどを蒸発させた。次に、残りのト
ルエンを真空乾燥器中で除去して第I表に示す純粋なコ
ポリマーCを得た。わずかに過剰のイソシアネートを使
用してすべてのアミン末端をブロックしたPDMSを確実に
反応せしめることができる。こうして得られたイソシア
ネート基末端を有するコポリマーは、溶媒から取り出す
前に過剰のエタノールで活性基を失活させた。
例2 第I表に列挙される他のウレタン−ウレアコポリマー
は、同様な方法で製造された。触媒、一般に錫塩または
アミンが脂肪酸イソシアネートとカルビノールの反応を
達成するために必要であった。ウレタン−ウレアコポリ
マー製造の一例は、次のとおりである。
空気攪拌器、ディーン・スターク・トラップ(Dean Sta
rk trap)、窒素雰囲気下で還流冷却器を備えた3の
三つ口フラスコに、PEO(127.7g、0.167当量)およびト
ルエン(500g)を入れた。PEOは、1時間還流下でトル
エンと水を共沸させることにより乾燥した。溶液を30℃
に冷却した。ディーン・スターク・トラップを取り除
き、そのフラスコに滴下漏斗および温度コントローラー
を固定した。このフラスコにH12MDI(33.3g、0.25当
量)を添加した。トルエン(584.5g)中のN−メチルア
ミノイソブチル末端ブロックPDMS(303.8g、0.083当
量)溶液を徐々に加えた。ジブチルチンジラウレート
(DBTDL)(トルエン中10%溶液0.3ml)を添加し、反応
混合物を100℃で一夜加熱した。反応溶液をベーキング
皿に流し込み、トリエンを真空乾燥中、80℃で除去し、
コポリマーFを得た。
例3 次の例では目的のコポリマーを製造するに際し、連鎖延
長剤の使用を具体的に示す。
空気攪拌器、加熱マントル、還流冷却器および滴下漏斗
を備え窒素雰囲気下にある3の三つ口フラスコに、H
12MDI(26.6g、0.2当量)およびトルエン(460g)を入
れた。トルエン(460g)中N−メチルアミノイソブチル
末端ブロックPDMS(100dp)(366g、0.1当量)を徐々に
添加した。1,3−ブタンジオール(4.5g、0.1当量)およ
びDBTDL(トルエン中10%溶液0.3ml)を添加し、反応混
合物を100℃で一夜加熱した。真空乾燥器中、80℃で溶
媒を除去し、コポリマーGを得た。
例4 前記と同様な方法を使用して、H12MDI(43.3g、0.325当
量、12.3%)を、DBTDL(10%トルエン溶液0.3ml)を使
用して、50dpN−メチルアミノ−iso−ブチル末端ブロッ
クPDMS(213.5g、0.13当量、60.7%)およびPEO 1540
(91.7g、0.12当量、26.1%)と反応させた。反応混合
物を、100℃で1時間加熱した。次に、1,4−ブタンジオ
ール(3.4g、0.075当量、1.0%)を加えた。反応混合物
を、一夜加熱した。反応溶液を、ベーキング皿に流し込
み、フード中で殆んどの溶媒を蒸発させた。残存する溶
媒を、真空乾燥器で除去してコポリマーHを得た。
例5 コポリマーCをビーカー中で110℃に加熱し、各種量の
薬剤または賦形剤、例えば、イソプロピルパルミテート
(IPP)を伴う薬剤を添加し、次いで均質になるまでス
パチュラで混合物を攪拌した。
この溶融物を、ホッププレート(hop plate)/チェー
ス(chase)中に流し込み、室温にて冷却して分散され
た薬剤を含有するコポリマーの1.9mm厚スラブを得た。
このスラブから直径2cmのディスを切り取り、バンダー
カムプ600ジソルーションシステム〔Vanderkamp 600 Di
ssolution System(Model 10948 Vanderkamp 600,Van
−Kel Industries,Inc.)〕を使用して、薬剤放出速度
を測定した。実験条件は以下のとおりである。
受容体溶液:40%のPEG 400、分子量400のPEOおよび60%
の水 回転速度:425rpm 温度:37℃ 経過時間:24時間 薬剤放出量を、時間の平方根に対してプロットしたとこ
ろ、直線になり、この直線から放出速度を計算した。結
果は、第II表にまとめた。
例6 例1に記載するようにまたは加熱ミキサー〔ハーク・バ
ッカラー・レオコード・システム(Haake Buchler Rheo
cord System)40〕で各種薬剤をコポリマーA〜Hと混
合した。最終マトリックスにおける薬剤の目的とする配
合量に応じて、各種の割合を有する薬剤およびコポリマ
ー約60gを、前記ミキサーに充填し、60〜100℃で混合し
た。溶融混合物を取り出し、室温に冷却した。得られた
薬剤マトリックスの統合性(integrity)および動力学
粘度を第II表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経皮性薬剤供給デバイスであって、 (a)不透性の裏打ち部材、 (b)医薬活性生物を含有するマトリックス、および (c)患者の皮膚に前記デバイスを付着するための手
    段、の組み合わせを含んでなり、 前記マトリックスがソフトセグメントを形成するポリジ
    オルガノシロキサンとハードセグメントを形成するジイ
    ソシアネートの反応生成物である実質的に線状熱可塑性
    ブロックコポリマーからなり、このコポリマーが約45℃
    〜160℃の間にガラス転移温度を有しており、前記コポ
    リマーの重量当たり前記ソフトセグメントが約80〜99重
    量%を占め、前記コポリマーの重量当たり前記ハードセ
    グメントが約1〜20重量%を占めており、そして前記コ
    ポリマーの平均分子量が約15,000〜500,000の間にある
    ことにより改良された前記供給デバイス。
  2. 【請求項2】実質的に線状ブロックコポリマーを含んで
    なる経皮性薬剤供給デバイスにおいて薬剤含有および薬
    剤放出レバザーとして使用するための改良されたマトリ
    ックスであって、前記コポリマーがポリジオルガノシロ
    キサンとジイソシアネートの反応生成物であり、この反
    応生成物のソフトセグメントをポリジオルガノシロキサ
    ンが形成し、そのハードセグメントをジイソシアネート
    が形成しており、前記コポリマーが約45℃〜160℃の間
    にガラス転移温度を有しており、前記コポリマーの重量
    当たり約80〜99重量%を前記ソフトセグメントが占めて
    おり、前記ポリマーの平均分子量が15,000〜500,000の
    間にありそして薬剤が分散された前記マトリックス。
  3. 【請求項3】(A)実質的に線状ブロックコポリマーで
    あって、このコポリマーが有機ジイソシアネートおよび
    アルキレンジオールから誘導されるポリウレタンユニッ
    トから実質的に構成される1〜20重量%のハードセグメ
    ントならびに前記コポリマー重量当たり15〜99重量%の
    ポリジオルガノシロキサンユニットから構成される80〜
    99重量%のソフトセグメントを含んでなり、かつ、前記
    コポリマーが約45℃〜160℃の間にガラス転移温度を有
    するポリマー材を選び、 (B)前記コポリマーを十分な温度に加熱してそれを軟
    化させ、 (C)前記軟化したコポリマーに薬剤を混ぜ込み、そし
    て、 (D)その結果得られた組成物を冷却してそれらを硬化
    させることを、含んでなる薬剤供給マトリックスを形成
    するための改良方法。
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