JPH07256545A - 小口の仕上げ装置 - Google Patents
小口の仕上げ装置Info
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- JPH07256545A JPH07256545A JP7646894A JP7646894A JPH07256545A JP H07256545 A JPH07256545 A JP H07256545A JP 7646894 A JP7646894 A JP 7646894A JP 7646894 A JP7646894 A JP 7646894A JP H07256545 A JPH07256545 A JP H07256545A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切断した加工物の小口のバリ、カエリ、ノッ
チなどを、能率的に取り去る。 【構成】 加工物Wを載せる加工台10を基台4に設
け、基台4上方の可動台1に、モ−タM、回転研磨工
具、例えばワイヤホイ−ル2を取付けて、ナット3、送
りネジ6からなる送り手段と、ガイド溝8、ガイド板9
からなるガイド手段とで、回転研磨工具の研磨面である
外周面2′を加工台10側へ移動させる移動機構を設け
る。加工物Wを加工台10に載せて外周面2′で小口を
仕上げる。外周面2′が磨耗すると、移動機構でワイヤ
ホイ−ル2を加工台側へ移動させる。
チなどを、能率的に取り去る。 【構成】 加工物Wを載せる加工台10を基台4に設
け、基台4上方の可動台1に、モ−タM、回転研磨工
具、例えばワイヤホイ−ル2を取付けて、ナット3、送
りネジ6からなる送り手段と、ガイド溝8、ガイド板9
からなるガイド手段とで、回転研磨工具の研磨面である
外周面2′を加工台10側へ移動させる移動機構を設け
る。加工物Wを加工台10に載せて外周面2′で小口を
仕上げる。外周面2′が磨耗すると、移動機構でワイヤ
ホイ−ル2を加工台側へ移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、とくに作業現場で使
用するのに便利な、パイプ、棒、シ−トなどの剪断され
た断面、即ち小口のバリ、カエリ、ノッチ(ニブリング
で追い抜きしたときに生じる一種のバリ)を取り去って
仕上げるための装置に関する。
用するのに便利な、パイプ、棒、シ−トなどの剪断され
た断面、即ち小口のバリ、カエリ、ノッチ(ニブリング
で追い抜きしたときに生じる一種のバリ)を取り去って
仕上げるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプ、角パイプ、丸棒、角棒、アング
ル、平鋼の切断は、砥石やメタルソ−で低速切断をする
が、切断で生じた小口のバリは、丸物であれば旋盤に取
付けてバリ取りをするか、やすりでバリ取りをしてい
た。又丸物以外はやすりでバリ取りをしていた。従っ
て、小口の仕上げには手間がかかっていた。
ル、平鋼の切断は、砥石やメタルソ−で低速切断をする
が、切断で生じた小口のバリは、丸物であれば旋盤に取
付けてバリ取りをするか、やすりでバリ取りをしてい
た。又丸物以外はやすりでバリ取りをしていた。従っ
て、小口の仕上げには手間がかかっていた。
【0003】又、鉄やアルミなどのシ−ト、アルミサッ
シなどのアルミ押出形をメタルソ−で切断した場合や、
シ−トをニブリングにより追い抜きした場合には、ワイ
ヤホイ−ル、或いは砥材入りのナイロンワイヤホイ−ル
で、電気ドリル、電気ディスクグラインダなどを利用し
て小口のカエリを取っていた。電気ドリルなどを利用し
たカエリ取りの作業は、極めて作業性が悪いうえ、熟練
を要していた。
シなどのアルミ押出形をメタルソ−で切断した場合や、
シ−トをニブリングにより追い抜きした場合には、ワイ
ヤホイ−ル、或いは砥材入りのナイロンワイヤホイ−ル
で、電気ドリル、電気ディスクグラインダなどを利用し
て小口のカエリを取っていた。電気ドリルなどを利用し
たカエリ取りの作業は、極めて作業性が悪いうえ、熟練
を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、小口のバリ、カエリ、ノッチを能率的に
仕上げることにある。
とする課題は、小口のバリ、カエリ、ノッチを能率的に
仕上げることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、加工
物を載せる加工台を基台に設け、基台の上方に設けた可
動台には、モ−タと前記モ−タで駆動される回転研磨工
具を設けるとともに、前記回転研磨工具の研磨面を前記
加工台側へ移動させて固定する、前記取付台の移動機構
とを備えたことにある。
物を載せる加工台を基台に設け、基台の上方に設けた可
動台には、モ−タと前記モ−タで駆動される回転研磨工
具を設けるとともに、前記回転研磨工具の研磨面を前記
加工台側へ移動させて固定する、前記取付台の移動機構
とを備えたことにある。
【0006】
【作用】加工台に載せた加工物を、回転研磨工具、例え
ばワイヤホイ−ルの研磨面である外周面に押し当てる
と、バリ、カエリを取ることができる。又、ワイヤホイ
−ルが磨耗すると、移動機構により可動台を加工台側へ
移動して、ワイヤホイ−ルの外周面を、取付台に対し研
磨に適した間隔に位置させられる。
ばワイヤホイ−ルの研磨面である外周面に押し当てる
と、バリ、カエリを取ることができる。又、ワイヤホイ
−ルが磨耗すると、移動機構により可動台を加工台側へ
移動して、ワイヤホイ−ルの外周面を、取付台に対し研
磨に適した間隔に位置させられる。
【0007】
【実施例】図1ないし図3は、回転研磨工具としてワイ
ヤホイ−ルを用いた、パイプ、角パイプ、丸棒、角棒、
アングル、平鋼などの小口のバリを取る装置の一実施例
を示す。1はモ−タMを取付けた可動台で、そのモ−タ
軸にはワイヤホイ−ル2が着脱自在に取付けられてい
る。このワイヤホイ−ル2の外周面2′は、研磨面であ
る。
ヤホイ−ルを用いた、パイプ、角パイプ、丸棒、角棒、
アングル、平鋼などの小口のバリを取る装置の一実施例
を示す。1はモ−タMを取付けた可動台で、そのモ−タ
軸にはワイヤホイ−ル2が着脱自在に取付けられてい
る。このワイヤホイ−ル2の外周面2′は、研磨面であ
る。
【0008】3は可動台1の底面に固定されたナット
で、その中心軸はモ−タMの回転中心線、即ちワイヤホ
イ−ル2の回転中心線と直交している。5は基台4の上
面に固定されたネジ取付金具であって、この取付金具5
にはノブ6′を有する送りネジ6が枢着されている。送
りネジ6は前記ナット3に螺合している。ナット3、送
りネジ6は移動機構の送り手段を構成する。
で、その中心軸はモ−タMの回転中心線、即ちワイヤホ
イ−ル2の回転中心線と直交している。5は基台4の上
面に固定されたネジ取付金具であって、この取付金具5
にはノブ6′を有する送りネジ6が枢着されている。送
りネジ6は前記ナット3に螺合している。ナット3、送
りネジ6は移動機構の送り手段を構成する。
【0009】7は基台4の上面に固定されたガイドブロ
ックで、その側部には、ワイヤホイ−ル2の回転中心線
と直交するガイド溝8が凹設されており、基台4の底面
に上部を固定された、L字状に屈曲するガイド板9の下
部が、このガイド溝8に摺動自在に嵌め込まれている。
従って送りネジ6を回転させると、基台4に取付けられ
たモ−タM、ワイヤホイ−ル2は、ワイヤホイ−ル2の
回転中心線と直交する方向、即ち図1中の矢印aの方向
へ移動できる。これらガイド溝8とガイド板9とは、移
動機構のガイド手段を構成する。
ックで、その側部には、ワイヤホイ−ル2の回転中心線
と直交するガイド溝8が凹設されており、基台4の底面
に上部を固定された、L字状に屈曲するガイド板9の下
部が、このガイド溝8に摺動自在に嵌め込まれている。
従って送りネジ6を回転させると、基台4に取付けられ
たモ−タM、ワイヤホイ−ル2は、ワイヤホイ−ル2の
回転中心線と直交する方向、即ち図1中の矢印aの方向
へ移動できる。これらガイド溝8とガイド板9とは、移
動機構のガイド手段を構成する。
【0010】10はバリを取る加工物Wを載せる加工台
で、加工台10に載せた加工物Waは、ワイヤホイ−ル
2の外周面2′に押し当てられる。11は支持金具で、
加工台10の底部から下方へ突設されている。支持金具
11の下端部は、基台4上に立設した支持枠12に遊嵌
されて、加工台10は上下する。そして加工台10は、
支持枠12に設けられた雌ネジに螺合するノブ13′付
き雄ネジ13により、上下位置調節自在に固定される。
なお加工台10には、図3で示すようなV溝14を設け
ておけば、丸物のバリ取りに便利である。
で、加工台10に載せた加工物Waは、ワイヤホイ−ル
2の外周面2′に押し当てられる。11は支持金具で、
加工台10の底部から下方へ突設されている。支持金具
11の下端部は、基台4上に立設した支持枠12に遊嵌
されて、加工台10は上下する。そして加工台10は、
支持枠12に設けられた雌ネジに螺合するノブ13′付
き雄ネジ13により、上下位置調節自在に固定される。
なお加工台10には、図3で示すようなV溝14を設け
ておけば、丸物のバリ取りに便利である。
【0011】ここで図示しないが、安全を図るため、送
りネジ6のノブ6′、加工台10、支持金具11、ノブ
13′を残して全体をカバ−で覆い、加工台10に載せ
た加工物Wをワイヤホイ−ル2に押し当てられるよう、
加工台10に対向する部分のみを開口する。
りネジ6のノブ6′、加工台10、支持金具11、ノブ
13′を残して全体をカバ−で覆い、加工台10に載せ
た加工物Wをワイヤホイ−ル2に押し当てられるよう、
加工台10に対向する部分のみを開口する。
【0012】そこでモ−タMを回転させると、ワイヤホ
イ−ル2は矢印bの方向へ回転する。加工台10に載せ
た加工物Wを、矢印bの方向へ押して、ワイヤホイ−ル
2の外周面2′に押し当てると、加工物Wの小口のバリ
取りができる。バリ取りにより磨耗してワイヤホイ−ル
2の外径が小さくなると、送りネジ6により可動台1を
加工台10側へ移動させて、ワイヤホイ−ル2の外周面
2′がバリ取りに最もよい位置なるように調節する。
イ−ル2は矢印bの方向へ回転する。加工台10に載せ
た加工物Wを、矢印bの方向へ押して、ワイヤホイ−ル
2の外周面2′に押し当てると、加工物Wの小口のバリ
取りができる。バリ取りにより磨耗してワイヤホイ−ル
2の外径が小さくなると、送りネジ6により可動台1を
加工台10側へ移動させて、ワイヤホイ−ル2の外周面
2′がバリ取りに最もよい位置なるように調節する。
【0013】次に図4、図5の実施例は、シ−ト状の加
工物Wのカエリを取る装置を示す。シ−ト状の加工物W
のカエリ取りに使用するワイヤホイ−ル15は、前記の
バリ取りに使用するワイヤホイ−ル2より、外径の大き
いものが好ましい。即ちワイヤホイ−ル15の外周面1
5′を、モ−タMから外方へ突出させて、外縁が大きく
出入りする、直線部分や曲線部分のあるシ−ト状の加工
物Wのカエリを取るとき、加工物Wがモ−タMに緩衝し
ないようにしている。
工物Wのカエリを取る装置を示す。シ−ト状の加工物W
のカエリ取りに使用するワイヤホイ−ル15は、前記の
バリ取りに使用するワイヤホイ−ル2より、外径の大き
いものが好ましい。即ちワイヤホイ−ル15の外周面1
5′を、モ−タMから外方へ突出させて、外縁が大きく
出入りする、直線部分や曲線部分のあるシ−ト状の加工
物Wのカエリを取るとき、加工物Wがモ−タMに緩衝し
ないようにしている。
【0014】この実施例では、ワイヤホイ−ル15にワ
イヤホイ−ルカバ−16を、又モ−タMにモ−タカバ−
17を設けている。18はワイヤホイ−ルカバ−16に
開口した横孔で、ワイヤホイ−ル15の外周面15′と
連続する前後面とを露出させている。19は加工台で、
横孔18の底部に設けられている。横孔18の上下の幅
は、シ−ト状の加工物Wを挿入できる大きさである。図
示しないが、前記実施例と同様、この実施例でもワイヤ
ホイ−ル15の外周面15′を加工台19側へ移動させ
る移動機構を設けている。即ち移動機構を構成する、ナ
ット3、送りネジ6からなる送り手段、ガイド溝8、ガ
イド板9からなるガイド手段が設けられている。
イヤホイ−ルカバ−16を、又モ−タMにモ−タカバ−
17を設けている。18はワイヤホイ−ルカバ−16に
開口した横孔で、ワイヤホイ−ル15の外周面15′と
連続する前後面とを露出させている。19は加工台で、
横孔18の底部に設けられている。横孔18の上下の幅
は、シ−ト状の加工物Wを挿入できる大きさである。図
示しないが、前記実施例と同様、この実施例でもワイヤ
ホイ−ル15の外周面15′を加工台19側へ移動させ
る移動機構を設けている。即ち移動機構を構成する、ナ
ット3、送りネジ6からなる送り手段、ガイド溝8、ガ
イド板9からなるガイド手段が設けられている。
【0015】なお、ワイヤホイ−ル15に比べて、相対
的にモ−タMの外径が大きい場合には、ワイヤホイ−ル
15から離れた位置、即ち加工物Wのカエリ取りに支障
のない位置にモ−タMを設置する。そしてワイヤホイ−
ル15の駆動軸に取付けたプ−リを、モ−タ軸に取付け
たプ−リでベルトを介して回転させるとよい。
的にモ−タMの外径が大きい場合には、ワイヤホイ−ル
15から離れた位置、即ち加工物Wのカエリ取りに支障
のない位置にモ−タMを設置する。そしてワイヤホイ−
ル15の駆動軸に取付けたプ−リを、モ−タ軸に取付け
たプ−リでベルトを介して回転させるとよい。
【0016】そこで図5で示すように、横孔18にシ−
ト状の加工物Wを挿入して、回転するワイヤホイ−ル1
5の外周面15′に押し当てれば、加工物Wの外縁が大
きく出入りしていても、モ−タカバ−17に緩衝するこ
となく、加工物Wを移動させながら、カエリを取ること
ができる。又、加工物Wは横孔18に上下動を規制され
るため、バリ取りの際の撥ねを押さえることができ、加
工がしやすい。
ト状の加工物Wを挿入して、回転するワイヤホイ−ル1
5の外周面15′に押し当てれば、加工物Wの外縁が大
きく出入りしていても、モ−タカバ−17に緩衝するこ
となく、加工物Wを移動させながら、カエリを取ること
ができる。又、加工物Wは横孔18に上下動を規制され
るため、バリ取りの際の撥ねを押さえることができ、加
工がしやすい。
【0017】図6ないし図8の実施例は、ワイヤホイ−
ルにかえてペ−パ−ディスクによるバリ取りの装置を示
している。この装置は、ペ−パ−ディスクの移動方向が
異なるのを除いて、その構成は前記の実施例とほぼ同様
である。
ルにかえてペ−パ−ディスクによるバリ取りの装置を示
している。この装置は、ペ−パ−ディスクの移動方向が
異なるのを除いて、その構成は前記の実施例とほぼ同様
である。
【0018】1は可動台、20はペ−パ−ディスクで、
可動台1に取付けられたモ−タMのモ−タ軸に、着脱自
在に取付けられている。3はナットで、その中心軸は、
この実施例ではペ−パ−ディスク20の回転中心線と平
行して、可動台1の底面に固定されている。5は基台4
上に立設されたネジ取付金具、6はノブ6′付き送りネ
ジで、取付金具5に枢着され、ナット3に螺合する。
可動台1に取付けられたモ−タMのモ−タ軸に、着脱自
在に取付けられている。3はナットで、その中心軸は、
この実施例ではペ−パ−ディスク20の回転中心線と平
行して、可動台1の底面に固定されている。5は基台4
上に立設されたネジ取付金具、6はノブ6′付き送りネ
ジで、取付金具5に枢着され、ナット3に螺合する。
【0019】7はガイドブロックで、ペ−パ−ディスク
20の回転中心線と平行するガイド溝8が凹設されてい
る。9はガイド板で、ガイド溝8に摺動自在である。ナ
ット3、送りネジ6は移動手段の送り手段を、又ガイド
溝8、ガイド板9はそのガイド手段を構成する。前記の
実施例と異なり、ペ−パ−ディスク20は、矢印cで示
すその回転中心線方向へ移動する。
20の回転中心線と平行するガイド溝8が凹設されてい
る。9はガイド板で、ガイド溝8に摺動自在である。ナ
ット3、送りネジ6は移動手段の送り手段を、又ガイド
溝8、ガイド板9はそのガイド手段を構成する。前記の
実施例と異なり、ペ−パ−ディスク20は、矢印cで示
すその回転中心線方向へ移動する。
【0020】なお、10は加工台、11はその支持金
具、12は支持枠、13は雄ネジ、13′はノブで、図
1ないし図3の実施例と構成は同様であり、シ−ト状の
加工物Wをペ−パ−ディスク20の前面20′、即ち研
磨面に当てるための開口部を除いて、ペ−パ−ディスク
20、モ−タMを覆うカバ−も設けられている。但し、
加工台10の幅は、シ−ト状の加工物Wを載せやすいよ
う左右に大きくしてある。
具、12は支持枠、13は雄ネジ、13′はノブで、図
1ないし図3の実施例と構成は同様であり、シ−ト状の
加工物Wをペ−パ−ディスク20の前面20′、即ち研
磨面に当てるための開口部を除いて、ペ−パ−ディスク
20、モ−タMを覆うカバ−も設けられている。但し、
加工台10の幅は、シ−ト状の加工物Wを載せやすいよ
う左右に大きくしてある。
【0021】ペ−パ−ディスク20を回転させると、図
8で示すように、矢印bの方向へ回転するペ−パ−ディ
スク20に向かって左側では、シ−ト状の加工物Wの小
口の上面及び正面が下降するペ−パ−ディスク20で研
磨され、ペ−パ−ディスク20の右側では、上昇するペ
−パ−ディスク20で正面及び底面が研磨される。従っ
て、加工台10上で加工物Wをペ−パ−ディスク20の
回転中心の左右に動かせば、小口の3面を研磨してカエ
リを取ることができる。又ペ−パ−ディスク20が磨耗
すれば、送りネジ6によりペ−パ−ディスク20を加工
台10側へ移動できる。
8で示すように、矢印bの方向へ回転するペ−パ−ディ
スク20に向かって左側では、シ−ト状の加工物Wの小
口の上面及び正面が下降するペ−パ−ディスク20で研
磨され、ペ−パ−ディスク20の右側では、上昇するペ
−パ−ディスク20で正面及び底面が研磨される。従っ
て、加工台10上で加工物Wをペ−パ−ディスク20の
回転中心の左右に動かせば、小口の3面を研磨してカエ
リを取ることができる。又ペ−パ−ディスク20が磨耗
すれば、送りネジ6によりペ−パ−ディスク20を加工
台10側へ移動できる。
【0022】なお図8で示すように、加工台10には、
加工物Wのストッパ21と、ペ−パ−ディスク20の研
磨面である前面の前端部が通過する凹部22を設ける
と、加工物Wの小口の仕上げが容易となる。
加工物Wのストッパ21と、ペ−パ−ディスク20の研
磨面である前面の前端部が通過する凹部22を設ける
と、加工物Wの小口の仕上げが容易となる。
【0023】
【発明の効果】移動可能な基台上にモ−タ、ワイヤホイ
−ル又はペ−パディスクを取付けているので、現場で小
口の仕上げが可能である。しかも加工物を加工台に載せ
て行なうので、小口の仕上げが熟練を要さず、極めて容
易に、かつ能率的に行なえるので、従来のように、旋盤
ややすりで小口を仕上げる手間がかからず、又携帯用の
モ−タにワイヤホイ−ル等を取付けて小口を仕上げる不
便さがない。
−ル又はペ−パディスクを取付けているので、現場で小
口の仕上げが可能である。しかも加工物を加工台に載せ
て行なうので、小口の仕上げが熟練を要さず、極めて容
易に、かつ能率的に行なえるので、従来のように、旋盤
ややすりで小口を仕上げる手間がかからず、又携帯用の
モ−タにワイヤホイ−ル等を取付けて小口を仕上げる不
便さがない。
【0024】又ワイヤホイ−ル、ペ−パ−ディスクの磨
耗に応じて、これらの位置を移動できるので、ワイヤホ
イ−ル等が磨耗しても、小口の仕上げに格別の技術を要
しない。さらにワイヤホイ−ル等を使い切れるので、経
済的である。
耗に応じて、これらの位置を移動できるので、ワイヤホ
イ−ル等が磨耗しても、小口の仕上げに格別の技術を要
しない。さらにワイヤホイ−ル等を使い切れるので、経
済的である。
【図1】ワイヤホイ−ルを用いた実施例の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】V溝を設けた取付台の要部拡大正面図である。
【図4】ワイヤホイ−ルを用いた他の実施例の背面図で
ある。
ある。
【図5】シ−ト状の加工物の加工状態を示す、一部欠截
要部平面図である。
要部平面図である。
【図6】ペ−パ−ディスクを用いた実施例の正面図であ
る。
る。
【図7】図6の側面図である。
【図8】シ−ト状の加工物の加工状態を示す要部拡大斜
視図である。
視図である。
【符号の説明】 1 可動台 2、15ワイヤホイ−ル 3 ナット 4 基台 6 送りネジ 7 ガイドブロック 8 ガイド溝 9 ガイド板 10、19加工台 16 ワイヤホイ−ルカバ− 17 モ−タカバ− 18 横孔 20 ペ−パ−ディスク M モ−タ W 加工物
Claims (5)
- 【請求項1】 加工物を載せる加工台を基台に設け、基
台の上方に設けた可動台には、モ−タと前記モ−タで駆
動される回転研磨工具を設けるとともに、前記回転研磨
工具の研磨面を前記加工台側へ移動させて固定する、前
記取付台の移動機構とを備えた小口の仕上げ装置。 - 【請求項2】 移動機構は、可動台に固定されたナッ
ト、及び基台側に枢支されて前記ナットに螺合する送り
ネジとからなる送り手段と、前記可動台の移動をガイド
するガイド手段とから構成されている請求項1の小口の
仕上げ装置。 - 【請求項3】 回転研磨工具はワイヤホイ−ルで、加工
台は前記ワイヤホイ−ルの外周面側に設置されている請
求項2の小口の仕上げ装置。 - 【請求項4】 ワイヤホイ−ルは、ワイヤホイ−ルカバ
−で覆われており、加工台は、前記ワイヤホイ−ルの外
周面と連続して前後側面を露出させて、前記ワイヤホイ
−ルカバ−に開口した、横孔の底部に取付けられている
請求項3の小口の仕上げ装置。 - 【請求項5】 回転研磨工具はペ−パ−ディスクで、加
工台は、前記ペ−パ−ディスクの前面に設けられている
請求項2の小口の仕上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076468A JP2981819B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | ワイヤホイールカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076468A JP2981819B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | ワイヤホイールカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07256545A true JPH07256545A (ja) | 1995-10-09 |
JP2981819B2 JP2981819B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13606008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6076468A Expired - Lifetime JP2981819B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | ワイヤホイールカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981819B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114536187A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-27 | 宁波赛鑫磁性技术有限公司 | 一种磁盒清理机及其制作方法以及使用方法 |
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JPS61209872A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-18 | Toshiba Corp | 面取り装置 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6076468A patent/JP2981819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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JP2981819B2 (ja) | 1999-11-22 |
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