JPH07255938A - 設置島代表ランプ - Google Patents

設置島代表ランプ

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JPH07255938A
JPH07255938A JP7425094A JP7425094A JPH07255938A JP H07255938 A JPH07255938 A JP H07255938A JP 7425094 A JP7425094 A JP 7425094A JP 7425094 A JP7425094 A JP 7425094A JP H07255938 A JPH07255938 A JP H07255938A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置島代表ランプの取付や向きの調節を容易
にする。 【構成】 ランプ本体ケース12を、縦割り二分割され
た一対のプラスチック製半割りケース13,14をビス
止めして構成する。このランプ本体ケース12の上部に
は、複数のランプ素子を収納し、それを覆うランプカバ
ー19,20,21を係合手段により着脱可能に装着す
る。一方、設置島27の上面には取付ベース23をビス
止めし、この取付ベース23から上方に突出するボルト
に、ランプ本体ケース12の扁平固定部22を差込んで
貫通させ、そのボルトの上端部に上方からキャップ31
を締め込んで固定する。この場合、キャップ31を締め
付けたり緩めたりすることで、設置島代表ランプ11の
取付や向きの調節を簡単に行うことができ、施工性を向
上することができると共に、パチンコ店内の多数の設置
島代表ランプ11の向きを揃える作業も極めて容易とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機を配列する
設置島の上面に取り付けられる設置島代表ランプに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ店においては、10
台〜20台程度のパチンコ機を横一列に設置した設置島
をパチンコ店内に複数列配置し、各設置島ごとにパチン
コ機の機種を変える等の工夫がなされている。そして、
各設置島の上面端部に、スタンド型の設置島代表ランプ
をビスにより取り付け、この設置島代表ランプによっ
て、当該設置島のいずれかのパチンコ機で故障,特賞,
不正等が発生していることを表示して、パチンコ店の従
業員に知らせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の設置島代表ランプは、設置島の上面端部にビスによ
り取り付けるようになっているが、パチンコ店内の全て
の設置島代表ランプの向きを正確に揃えてビス止めする
作業は非常に面倒であり、施工性が良くないばかりか、
かなり注意してビス止め作業しても設置島代表ランプの
向きが不揃いになってしまうことが少なくない。しかし
ながら、一旦、ビス止めされた設置島代表ランプの向き
を調節することはほとんど不可能であるため、たとえ、
設置島代表ランプの取付向きが不揃いであってもそれを
簡単には修正できず、不揃いのまま放置されてパチンコ
店内の美観を損ねてしまうという欠点がある。また、従
業員の居る機会の多い場所から設置島代表ランプを見易
くするために、店内のレイアウトに応じて設置島代表ラ
ンプの向きを変更したいという要求もあるが、このよう
な要求も満たすことができない。
【0004】また、設置島代表ランプに点灯不良が発生
した場合には、ランプカバーを取り外して内部のランプ
素子の交換等のメインテナンス作業を行う必要があるた
め、ランプカバーの着脱をできるだけ容易にできるよう
にして欲しいという要求もある。更に、設置島代表ラン
プを利用してパチンコ機の機種名等の情報を遊技客に知
らせることができれば、店内情報表示手段として設置島
代表ランプが一層役に立つものとなる。
【0005】従って、本発明の第1の目的は、設置島代
表ランプの向きを簡単に調節することができるようにす
ることにある。また、第2の目的は、ランプカバーの着
脱を容易にしてメインテナンス作業を行い易いようにす
ることにあり、更に、第3の目的は、設置島代表ランプ
を店内情報表示手段として有効に利用できるようにする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、パチンコ機を配列する設置島の上面に取
り付けられる設置島代表ランプにおいて、縦割り二分割
された一対の半割りケースをビス止めして構成されたラ
ンプ本体ケースと、このランプ本体ケースの上部に設け
られたランプ素子と、前記設置島の上面に取付固定され
る取付ベースと、この取付ベースに対して前記ランプ本
体ケースを締付固定する締結手段とを備え、前記締結手
段の締付固定を緩めることで前記ランプ本体ケースの向
きを調節できるように構成したものである(請求項
1)。
【0007】更に、前記ランプ素子を下方から覆う半透
明のランプカバーを、前記ランプ本体ケースに対して係
合により着脱可能に装着する構成とする場合には、前記
ランプカバーを断面略U形状に形成すると共に、その上
縁内側に係合凸部を形成し、前記ランプ本体ケースに前
記係合凸部が係合する係合凹部を形成すると共に、前記
係合凸部を前記係合凹部に案内するガイド部を形成し、
このガイド部を山形状に形成した構成とすると良い(請
求項2)。
【0008】更に、前記ランプ本体ケースに、前記設置
島のパチンコ機の機種名等、パチンコ遊技に関する各種
の情報を案内表示するための表示プレートを着脱可能に
取り付けるようにしても良い(請求項3)。
【0009】
【作用】請求項1の構成において、設置島代表ランプを
設置島の上面に取り付ける場合には、まず、取付ベース
を設置島の上面に取り付け、この取付ベースに対してラ
ンプ本体ケースを締結手段により締付固定する。この
後、設置島代表ランプの向きを調節する場合には、締結
手段の締付固定を緩めて、設置島代表ランプの向きを調
節した後、締結手段を締め付ければ良い。
【0010】また、請求項2の構成において、メインテ
ナンス作業等でランプカバーを取り外す場合には、ラン
プカバーの中央部分(山形状のガイド部の頂部よりも下
方の部分)を手で挟み付けて内方へ弾性変形させると、
ランプカバーの上部側がガイド部の頂部を支点にして外
方へ開いて、ランプカバーの上端の係合凸部がランプ本
体ケースの係合凹部から外れた状態になる。この状態
で、ランプカバーを下方に引っ張れば、ランプカバーの
上端の係合凸部が山形状のガイド部に沿って下方へ引き
外され、ランプカバーがランプ本体ケースから取り外さ
れる。
【0011】一方、このランプカバーを取り付ける場合
には、ランプカバーの上端の係合凸部をガイド部に下方
から宛がい、この状態で、ランプカバーを上方に押し込
めば、係合凸部がガイド部に沿って上方にスライドして
ランプ本体ケースの係合凹部へ案内され、最終的には、
ランプカバーの弾性力により係合凸部が係合凹部に嵌ま
り込んだ状態となる。
【0012】更に、請求項3の構成によれば、ランプ本
体ケースに表示プレートを着脱可能に取り付けるように
なっているので、この表示プレートによってパチンコ機
の機種名等、パチンコ遊技に関する各種の情報を案内表
示することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。設置島代表ランプ11の外殻を構成するランプ
本体ケース12は、縦割り二分割された一対のプラスチ
ック製半割りケース13,14(図3参照)をビス1
5,16(図2参照)により一体化して構成されてい
る。このランプ本体ケース12の上部には、複数のラン
プ素子17a,17b,17cやIC等の電気部品が半
田付けされた配線基板18が装着されている。この配線
基板18の固定方法は、図5及び図6に示すように、各
半割りケース13,14に一体成形されたリブ13a,
14aの嵌合凹部13b,14bに配線基板18の側縁
を嵌め込んで係合固定するものである。この配線基板1
8やランプ素子17a,17b,17cを覆うようにラ
ンプカバー19,20,21が後述する係合構造により
着脱可能に装着されている。
【0014】各ランプカバー19,20,21は、それ
ぞれ青色,黄色,赤色に着色された半透明のプラスチッ
クにより形成されている。これにより、例えば、青色の
ランプカバー19内のランプ素子17aを点滅させるこ
とによって、その設置島27のいずれかのパチンコ機で
特賞が発生したことを報知し、黄色のランプカバー20
内のランプ素子17bを点滅させることによって、その
設置島27のいずれかのパチンコ機で不正が行われてい
ることを報知し、赤色のランプカバー21内のランプ素
子17cを点滅させることによって、その設置島27の
いずれかのパチンコ機で一般的なトラブルが発生してい
ることを報知するようになっている。
【0015】一方、図1に示すように、ランプ本体ケー
ス12の下部には扁平固定部22が形成され、この扁平
固定部22が後述する締結手段24によりプラスチック
製の取付ベース23上に固定されるようになっている。
上記取付ベース23の内側には、図4に示すように、複
数箇所にビス止め用ボス25が下向きに一体成形され、
これら各ボス25に上方からビス26を挿通して設置島
27の上面端部に締め込むことにより、取付ベース23
を設置島27の上面端部に取付固定するようになってい
る。また、この取付ベース23には、上下方向に貫通す
るボルト挿通筒部28が一体成形され、このボルト挿通
筒部28に下方からボルト29が圧入固定され、このボ
ルト29のねじ部分が取付ベース23の上面から上方に
突出している。
【0016】このボルト29に対応して、上述したラン
プ本体ケース12の扁平固定部22にはボルト挿通孔3
0が形成され、このボルト挿通孔30をボルト29に上
方から挿通した状態で、プラスチック製のキャップ31
により締付固定することにより、ランプ本体ケース12
を取付ベース23の上面に固定するようになっている。
上記キャップ31には、ボルト29に締め込まれるナッ
ト32を固定するプラスチック製の支持体33がビス止
め等により取り付けられている。この実施例では、取付
ベース23に圧入固定されたボルト29と、ナット32
を有するキャップ31とによって、取付ベース23に対
してランプ本体ケース12を締付固定する締結手段24
が構成されている。
【0017】一方、図1に示すように、ランプ本体ケー
ス12の支柱部分には、設置島27のパチンコ機の機種
名等、パチンコ遊技に関する各種の情報を案内表示する
ための表示プレート34が着脱可能に取り付けられてい
る。この表示プレート34の取付構造は、表示プレート
34を吊り下げ支持するシャフト35を、ランプ本体ケ
ース12の支柱部分に形成された差込み穴36(図2参
照)に差し込むことによって表示プレート34をランプ
本体ケース12の支柱部分に支持させる構成である。従
って、この表示プレート34は、差込み穴36へのシャ
フト35の差込み・抜出しという極めて単純な作業で着
脱できるようになっている。この場合、表示する内容に
よって、表示プレート34を付け替えたり、或は表示プ
レート34に貼るシール等を貼り代えたりすれば良い。
【0018】次に、ランプカバー19,20,21の取
付構造を説明する。設置島代表ランプ11の先端部分に
装着される赤色のランプカバー21は、プラスチックに
より楕円ドーム状に形成され、その開口縁部内側に係合
凹部37(図2参照)が形成されている。これに対応し
て、ランプ本体ケース12の先端側のカバー装着部38
に係合凸部39が形成され、この係合凸部39に赤色の
ランプカバー21の係合凹部37を弾性係合させること
により赤色のランプカバー21をカバー装着部38に着
脱可能に装着している。
【0019】一方、青色と黄色のランプカバー19,2
0は、上述した赤色のランプカバー21とは形状が異な
り、図7に示すように、プラスチックにより断面略U形
状に形成されている。各ランプカバー19,20の上縁
内側には係合凸部40が形成されている。これに対応し
て、図5及び図6に示すように、ランプ本体ケース12
のカバー装着部38には係合凹部41が形成され、更
に、このカバー装着部38の上部には、上記係合凸部4
0を係合凹部41に案内するガイド部42が形成されて
いる。このガイド部42は山形状に形成され、このガイ
ド部42の下方部分において各ランプカバー19,20
の内側に空間ができるようになっている。この空間は、
各ランプカバー19,20の取外し時に各ランプカバー
19,20の中央部分を内方へ弾性変形させるためのス
ペースとして利用される。
【0020】つまり、メインテナンス作業等でランプカ
バー19,20を取り外す場合には、ランプカバー1
9,20の中央部分(ガイド部42の頂部よりも下方の
部分)を手で挟み付けて内方へ弾性変形させると、ラン
プカバー19,20の上部側がガイド部42の頂部を支
点にして外方へ開いて、ランプカバー19,20の上端
の係合凸部40がカバー装着部38の係合凹部41から
外れた状態になる。この状態で、ランプカバー19,2
0を下方に引っ張れば、ランプカバー19,20の上端
の係合凸部40がガイド部42に沿って下方へ抜き出さ
れ、ランプカバー19,20がカバー装着部38から取
り外される。
【0021】一方、ランプカバー19,20を取り付け
る場合には、ランプカバー19,20の上端の係合凸部
40をガイド部42に下方から宛がい、この状態で、ラ
ンプカバー19,20を上方に押し込めば、ガイド部4
2によってランプカバー19,20の上部側が外方へ押
し広げられながら係合凸部40がガイド部42に沿って
上方にスライドして係合凹部41へ案内される。これに
より、係合凸部40が係合凹部41に到達すると、ラン
プカバー19,20の弾性力により係合凸部40が係合
凹部41に嵌まり込んだ状態となり、ランプカバー1
9,20がカバー装着部38に装着された状態になる。
【0022】以上のように構成された設置島代表ランプ
11を設置島27に取り付ける場合には、まず、取付ベ
ース23の各ボス25に上方からビス26を挿通して設
置島27の上面端部に締め込んで、取付ベース23を設
置島27の上面端部に取付固定する。この後、取付ベー
ス23の上面から上方に突出するボルト29に対して、
ランプ本体ケース12の扁平固定部22のボルト挿通孔
30を挿通して、その扁平固定部22を取付ベース23
の上面に重ね合わせた状態で、キャップ31のナット3
2をボルト29に締め付けて固定する。このキャップ3
1の締付作業の途中で、設置島代表ランプ11の向きを
適宜調整しながらキャップ31を締付ければ良い。
【0023】一方、設置島27の上面端部に取り付けら
れた設置島代表ランプ11の向きを例えば図9に二点鎖
線で示すように調節する場合には、まず、キャップ31
を少しだけ緩めると、ランプ本体ケース12がボルト2
9を中心にして回転可能な状態になる。従って、この状
態で、ランプ本体ケース12の向きを所望の位置に調節
した後、キャップ31を締め付ければ、ランプ本体ケー
ス12が取付ベース23上に固定された状態となる。
【0024】このように、上記実施例では、キャップ3
1を締め付けたり緩めたりすることで、設置島代表ラン
プ11の取付や向きの調節を簡単に行うことができ、施
工性を向上することができると共に、パチンコ店内の多
数の設置島代表ランプ11の向きを揃える作業も極めて
容易となり、設置島代表ランプ11の向きを揃えること
で、パチンコ店内の美観向上にも寄与できる。しかも、
ランプ本体ケース12を、縦割り二分割された一対のプ
ラスチック製半割りケース13,14をビス15,16
により一体化して構成しているので、ランプ本体ケース
12の組立作業が容易であると共に、部品点数も少なく
て済み、コスト的にも有利である。
【0025】更に、上記実施例では、ランプカバー1
9,20を断面略U形状に形成すると共に、その上縁内
側に係合凸部40を形成し、ランプ本体ケース12のカ
バー装着部38に、上記係合凸部40が係合する係合凹
部41を形成すると共に、上記係合凸部40を上記係合
凹部41に案内するガイド部42を形成し、このガイド
部42を山形状に形成した構成としたので、ランプカバ
ー19,20の取外し時には、ランプカバー19,20
の中央部分(ガイド部42の頂部よりも下方の部分)を
手で挟み付けて内方へ弾性変形させることで、ランプカ
バー19,20の上端の係合凸部40を係合凹部41か
ら外してランプカバー19,20を簡単に抜き出すこと
ができ、ランプカバー19,20の取外しが極めて容易
である。しかも、ランプカバー19,20の取付時に
は、ランプカバー19,20の上端の係合凸部40をガ
イド部42に下方から宛がい、この状態で、ランプカバ
ー19,20を上方に押し込むだけで、係合凸部40を
係合凹部41に嵌まり込ませることができて、ランプカ
バー19,20の取付も極めて容易である。
【0026】また、上記実施例では、ランプ本体ケース
12に表示プレート34を着脱可能に取り付けるように
したので、この表示プレート34によってパチンコ機の
機種名等、パチンコ遊技に関する各種の情報を案内表示
することができて、設置島代表ランプ11を店内情報表
示手段として有効に利用することができるという利点も
ある。
【0027】尚、上記実施例では、締結手段24を構成
するキャップ31をプラスチックにより形成し、このキ
ャップ31の下面にナット32を支持体33により取り
付けた構成としたが、これらを金属により一体に形成し
た構成としても良い。同様に、取付ベース23を金属に
より形成するようにしても良い。
【0028】また、表示プレート34のシャフト34を
“く”字形に屈曲させて、設置島代表ランプ11の向き
と表示プレート34の向きを異ならせるようにしても良
い。また、上記実施例では、表示プレート34のシャフ
ト34を、ランプ本体ケース12の支柱部分に形成され
た差込み穴36に差し込むことによって表示プレート3
4をランプ本体ケース12の支柱部分に支持させるよう
にしたが、例えば、ランプ本体ケース12に引掛部を設
け、この引掛部に表示プレートを引っ掛けて保持させる
ようにしても良い。
【0029】その他、本発明は、ランプカバー19,2
0,21の色や数を変更したり、その配置の順序を変更
したり、ランプ本体ケース12の形状や取付ベース23
の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の設置島代表ランプによれば、ランプ本体ケースを、設
置島に取り付けた取付ベースに対して締結手段により取
り付けるようになっているので、締結手段を締め付けた
り緩めたりすることで、設置島代表ランプの取付や向き
の調節を簡単に行うことができ、施工性を向上すること
ができると共に、パチンコ店内の多数の設置島代表ラン
プの向きを揃える作業も極めて容易となり、設置島代表
ランプの向きを揃えることで、パチンコ店内の美観向上
にも寄与できる。しかも、ランプ本体ケースを、縦割り
二分割された一対の半割りケースをビス止めして構成し
ているので、ランプ本体ケースの組立作業が容易である
と共に、部品点数も少なくて済み、コスト的にも有利で
ある。
【0031】更に、ランプカバーを断面略U形状に形成
すると共に、その上縁内側に係合凸部を形成し、ランプ
本体ケースに上記係合凸部が係合する係合凹部を形成す
ると共に、上記係合凸部を上記係合凹部に案内するガイ
ド部を形成し、このガイド部を山形状に形成した構成と
したので、ランプカバーの取外し時には、ランプカバー
の中央部分(ガイド部の頂部よりも下方の部分)を手で
挟み付けて内方へ弾性変形させることで、ランプカバー
の上端の係合凸部を係合凹部から外してランプカバーを
簡単に抜き外すことができ、ランプカバーの取外しが極
めて容易である。しかも、ランプカバーの取付時には、
ランプカバーの上端の係合凸部をガイド部に下方から宛
がい、この状態で、ランプカバーを上方に押し込むだけ
で、係合凸部を係合凹部に嵌まり込ませることができ
て、ランプカバーの取付も極めて容易であり、メインテ
ナンス作業を容易に行うことができる。
【0032】また、ランプ本体ケースに表示プレートを
着脱可能に取り付けるようにしたので、この表示プレー
トによってパチンコ機の機種名等、パチンコ遊技に関す
る各種の情報を案内表示することができて、設置島代表
ランプを店内情報表示手段として有効に利用することが
できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す設置島代表ランプの斜
視図
【図2】設置島代表ランプの分解図
【図3】ランプ本体ケースの分解図
【図4】設置島代表ランプの取付構造を示す縦断面図
【図5】図2のA−A線に沿って示すランプカバー装着
状態の縦断面図
【図6】カバー装着部の斜視図
【図7】ランプカバーの斜視図
【図8】設置島代表ランプの取付状態を示す設置島上部
の斜視図
【図9】設置島代表ランプの取付状態を示す設置島の上
面図
【符号の説明】
11…設置島代表ランプ、12…ランプ本体ケース、1
3及び14…半割りケース、15及び16…ビス、17
a〜17c…ランプ素子、18…配線基板、19,20
及び21…ランプカバー、22…扁平固定部、23…取
付ベース、24…締結手段、29…ボルト、31…キャ
ップ、32…ナット、34…表示プレート、35…シャ
フト、36…差込み穴、38…カバー装着部、40…係
合凸部、41…係合凹部、42…ガイド部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機を配列する設置島の上面に取
    り付けられる設置島代表ランプにおいて、 縦割り二分割された一対の半割りケースをビス止めして
    構成されたランプ本体ケースと、 このランプ本体ケースの上部に設けられたランプ素子
    と、 前記設置島の上面に取付固定される取付ベースと、 この取付ベースに対して前記ランプ本体ケースを締付固
    定する締結手段とを備え、 前記締結手段の締付固定を緩めることで前記ランプ本体
    ケースの向きを調節できるように構成したことを特徴と
    する設置島代表ランプ。
  2. 【請求項2】 前記ランプ素子を下方から覆う半透明の
    ランプカバーを、前記ランプ本体ケースに対して係合に
    より着脱可能に装着したものであって、 前記ランプカバーを断面略U形状に形成すると共に、そ
    の上縁内側に係合凸部を形成し、 前記ランプ本体ケースに前記係合凸部が係合する係合凹
    部を形成すると共に、前記係合凸部を前記係合凹部に案
    内するガイド部を形成し、 このガイド部を山形状に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の設置島代表ランプ。
  3. 【請求項3】 前記ランプ本体ケースには、設置島のパ
    チンコ機の機種名等、パチンコ遊技に関する各種の情報
    を案内表示するための表示プレートが着脱可能に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    設置島代表ランプ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008279005A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Kinso:Kk 機種名表示器

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