JPH07255854A - インプラントされた薬剤注入システムのカテーテルを清浄化する方法 - Google Patents

インプラントされた薬剤注入システムのカテーテルを清浄化する方法

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JPH07255854A
JPH07255854A JP7051526A JP5152695A JPH07255854A JP H07255854 A JPH07255854 A JP H07255854A JP 7051526 A JP7051526 A JP 7051526A JP 5152695 A JP5152695 A JP 5152695A JP H07255854 A JPH07255854 A JP H07255854A
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JP
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catheter
cleaning
patient
port
fluid
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JP7051526A
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Bruno Slettenmark
シュレッテンマルク ブルーノ
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Siemens Elema AB
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14244Pressure infusion, e.g. using pumps adapted to be carried by the patient, e.g. portable on the body
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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    • A61M2025/0019Cleaning catheters or the like, e.g. for reuse of the device, for avoiding replacement

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先行技術の欠点を除去して、カテーテルの閉
塞を効果的かつ患者に安全に清浄化する方法を提案す
る。 【構成】 洗浄ポート6をポンプの下流かつカテーテル
4の上流に設け、カテーテルの先端ないしオリフィスを
患者の体外へ引出して、洗浄液を体外へ排出するように
した。また、清掃ワイヤ22をそう入し、カテーテル内
を清掃可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インプラントされた薬
剤注入システムのカテーテルを洗浄化する方法、それも
注入システムには薬剤供給容器とポンプとが備えられ、
このポンプにより供給容器から薬剤がポンプ出口に接続
されたカテーテルを介して患者に注入され、更に、洗浄
ポートがポンプの下流かつカテーテルの上流に設けら
れ、洗浄流体が洗浄ポートを介してカテーテル内へ送入
される形式の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインプラント可能な薬剤注入シス
テムは、ポンプと供給容器とを有する配置ユニット、付
属の電子装置、エネルギー源、カテーテルから成り、カ
テーテルから患者の目標部位に薬剤が放出される。カテ
ーテルの先端は、たとえば血管内、器官内、体組織内、
腹膜内のいずれかにそう入できる。カテーテル内径は、
複数の理由から細く、典型的には0.3mmであり、カ
テーテルの閉塞は、注入システムに生じる最も普通の故
障原因である。経験が示すところによれば、先行技術に
よる注入システムの場合、インシュリンカテーテルには
約12カ月で閉塞又は詰まりが生じる。この閉塞又は詰
まりまでの時間は、人によって著しく異なりはするが、
注入システムの使用寿命が約5年であることから考える
と、是認できない短さである。したがって、注入システ
ムの使用寿命の間に、手術を要する交換処理を複数回実
施するか、もしくは患者にとって無害の中性溶液を用い
て、詰まりを解消するかせねばならない。
【0003】カテーテル交換により詰まりを解消するに
は、前述のように手術を要するし、加えて、比較的費用
もかかり、インプラントのポケット内の感染の危険もあ
る。その場合にはインプラント全体の交換が必要とな
り、患者に苦痛と不便を与え、縫合の糸を除去するため
特別の予約が必要となる。
【0004】カテーテル内の詰まりを洗い流す作業は時
には成功することがある。注入システムには、その場
合、ゴム製隔膜を有する洗浄ポートを備えておかなけれ
ばならない。そしてこの隔膜を貫通して経皮カニューレ
がそう入される。適当な、患者に無害な洗浄液を入れた
注射器を用いて、約10〜20バールの高圧で洗い流
す。カテーテルに詰まっている物質は、これで押出さ
れ、カテーテル先端の詰まりは解消する。しかし、この
方法は危険である。
【0005】こうした詰まりの主な構成要素となること
が多い変性した薬剤、たとえば変性インシュリン、結晶
化インシュリンその他が、患者の体内へ吐出されるから
である。こうした変性薬剤が患者の体内に入ると、それ
らの薬剤に対する抗体が生成されるというマイナスの結
果を生じる。更にまた、前記の方法の場合、カテーテ
ル、カテーテル接続部、洗浄ポートが損傷もしくは破壊
されたり、カテーテル先端が吹きとばされたりする危険
が大きい。高圧によるポンプ出口側部品の損傷という別
の危険も存在する。この危険は、更に、体液にさらされ
るポリマー材料の老化により、カテーテルの材齢ととも
に増大する。
【0006】どの洗浄の機会にも、患者は、洗浄ポート
及びカテーテルの全容積に相当する比較的高用量の薬剤
を受取ることになる。この用量は、また、薬剤濃度によ
って決まる。インシュリンの場合、この用量はグルコー
スを随伴注入することで相殺する必要がある。前述の全
容積は典型的には100μlに達し、100u/mlの
インシュリンが用いられている場合には瞬間用量が10
uとなり、400u/mlのインシュリンが用いられて
いる場合には40uのインシュリンとなる。これらの用
量は、もしグルコース供給が不十分であれば、多くの患
者にとって直接に死につながる量である。
【0007】更に、洗浄ポートとカテーテルを洗い流し
た後、典型的には100μlの中性液を充填する。ポン
プを再作動させると、薬剤が洗浄ポート内でこの中性液
と混合されることになり、ポンプにより供給される薬剤
の濃度が正しい値になるまでに時間がかかる。そのさい
の濃度変化は、能動的な撹拌が行なわれないため、予測
が困難であり、その結果、供給される薬剤濃度は、イン
シュリンの処方流量を外れて長時間変動することにな
る。
【0008】高圧下で液体洗浄することにより除去され
るのは、せいぜいのところ機械的な妨害物である。凝結
した薬剤や吸着した蛋白質の沈着物や残渣は、カテーテ
ルの内表面に付着したままであり、これらの残渣は薬剤
の新たな沈着を助長し、比較的短期間でカテーテルの再
閉塞を生じさせる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、先行
技術の前述の欠点を除去してカテーテルの閉塞を解消
し、かつインプラントされた薬剤注入システムのカテー
テルを清浄化する新しい方法を提案することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、カテーテルのオリフィスを患者の体外の周囲に接
続し、洗浄液を患者の体外へ排出するようにすることに
より解決された。
【0011】本発明の方法によれば、カテーテルの閉塞
がカテーテルを交換することなしに効果的に解消でき、
かつ小さな手術を要するのみである。患者は、おそら
く、手術後すぐに帰宅でき、縫合糸を除去するために新
たな予約をする必要はない。加えて、カテーテル交換時
にペースメーカポケットが開かれるさいに常に存在する
感染の危険が避けられる。こうした感染症が発症する
と、多くの場合、注入システム全体を除去して、別の部
位に新しいインプラントポケットを準備するか、もしく
は感染症が治療した後で、同じ部位に再埋め込みするか
せねばならない。本発明の方法によれば、洗浄ポートと
カテーテルとにより形成される流路が、患者から分離さ
れるので、カテーテルから流出する洗浄液、洗浄気体、
洗浄材料が患者の体内に入ることはない。このため、原
則として、どのような種類の洗浄液でも、たとえ、閉塞
物を化学的に溶解する攻撃性の流体であっても、使用が
可能である。加えて、注入システムに機械的損傷を与え
るような高圧を使用する必要もない。したがって、本発
明により大きな経済面での利点が得られると共に、患者
の便宜が著しく改善される。
【0012】本発明の別の有利な実施例によれば、カテ
ーテルの端部分が患者の腹壁から、有利には腹腔鏡によ
り手術により引出される。カテーテルの自由端部は、し
たがって、インプラント時に比較的長く腹膜内に埋め込
んでおかねばならない。その長さは、ある程度まで患者
の腹壁の厚さによって決まるが、たとえば最大10cm
である。
【0013】カテーテル先端の位置決めを容易にするた
めに、本発明の有利な実施例によれば、カテーテルは、
X線に対して不透明に、又は乳光を発するようにされ
る。あるいは又、長手方向に適当な間隔をおいて複数の
金属リングを備えるようにする。カテーテル先端を金属
製にすれば、透視法により容易に観察でき、カテーテル
を損傷する危険なしに、カテーテル先端近くを切開でき
る。
【0014】本発明による方法の別の有利な実施例によ
れば、洗浄流体には活性ないし浸食性の液体も含まれ
る。たとえば、カテーテルの詰まりの原因となる薬剤の
栓塞、生体蛋等々を化学的に分解ないし溶解するNaO
Hや酵素などが含まれる。閉塞物のこうした化学的溶解
ないし分解の結果、機械的清掃時に必要となる高圧は不
要であり、しかもカテーテル内表が完全に清浄化される
ため、新たな閉塞の源となる残渣も除去される。この実
施例は、特に部分的な詰まり、すなわちカテーテル全体
が閉塞するのではなく、単一の障害物が生じた場合に特
に有効である。その場合には、活性流体流が障害物を腐
食ないし分解して通過する。
【0015】カテーテルが完全に閉塞した場合には、活
性液体が閉塞物を通過するようにすることは困難であ
る。細く長いカテーテル内で液体の交換が困難なためで
ある。本発明による方法の有利な実施例によれば、その
ような場合、注射器に負圧を加えて、その注射器により
洗浄ポート内へ洗浄液を供給し、次いで約1バールのノ
ーマル圧を注射器に加える。この処置を複数回反復す
る。37℃の水蒸気圧以下の負圧が加えられると、カテ
ーテル内で気泡が膨張し、閉塞物上流のカテーテル内の
液体が注射器内に吸引され、活性流体と混合される。圧
力がノーマル値に戻ると、活性流体がカテーテルに吸込
まれ、閉塞物に達し、閉塞物を分解させ始める。更に、
本発明の別の実施例によれば、注射器に正圧を加えるこ
とにより、カテーテルの閉塞物に対して化学的および機
械的の組合せ処置を加えることもできる。
【0016】清浄化を一層効果的に実施するには、本発
明による方法の更に別の実施例により、洗浄流体を供給
する注射器内に超音波源を配置しておく。こうすること
により、カテーテル内の流体を揺動させ、注射器内の活
性流体との交換を一層迅速に行なうことができる。
【0017】本発明の方法の更に別の有利な実施例によ
れば、カテーテル、ポンプの外部部材、洗浄ポートに、
洗浄流体によるカテーテル洗浄後、中性液を後充填し、
それによって洗浄流体を除去した後に、再び薬剤を充填
し、ポンプが一定時間にわたり最大流量を吐出するよう
にし、そのあとでカテーテルオリフィスを患者の腹膜内
へ再そう入するか、腹膜内へ開くようにする。こうする
ことにより、患者には、カテーテル清浄化後、最初のポ
ンプ行程から直ちに適正濃度で薬剤の投与が可能にな
る。
【0018】本発明の方法の別の有利な実施例によれ
ば、オリフィス又は洗浄ポートを介してカテーテル内へ
清掃ワイヤをそう入して、カテーテルを機械式に清浄化
することが可能である。清掃ワイヤの先端又は全体に、
柔軟な低摩擦性のコーティングを施し、カテーテル内表
面を傷つけないようにすることができる。また、中性流
体又は活性流体を正圧下で洗浄ポートからカテーテル内
へ供給して、清掃ワイヤ用の補助潤滑膜を造出すること
ができる。この流体を正圧下で供給することにより、ま
た、閉塞物片が洗浄ポート内へ排出され、そこから再び
カテーテルに入り、新たな閉塞物の原因となることが防
止される。
【0019】本発明の方法の更に別の有利な実施例によ
れば、清掃ワイヤを振動運動、スラスト運動、ワイヤ軸
線を中心とする連続回転・振動回転のいずれか、又はす
べてによって徐々にカテーテル内へそう入し、それによ
りキンクを防止することができる。
【0020】
【実施例】以下で本発明の実施例を添付図面につき詳説
する。
【0021】図1には、腹壁内にインプラントされた薬
剤注入システム2が示されている。この注入システム
は、薬剤供給容器とポンプとを有している。ポンプは、
その出口に接続されたカテーテル4を介して、患者に供
給容器から薬剤を注入する。注入システム2は、更に、
制御電子装置と、動力源であるバッテリとを有してい
る。これらの注入システム部品は、本発明の直接の客体
ではないので、詳細には示されていない。
【0022】洗浄ポート6はポンプの下流かつカテーテ
ル4の上流に配置され、このポート6を介して洗浄流体
がカテーテル内へ供給される。洗浄流体は、普通は液体
だが、気体でもよい。
【0023】局所麻酔下で細い内視鏡8が腹壁を貫通し
て部位10の近くにそう入される。部位10のところか
ら、カテーテルが腹膜内へ入り込んでいる。カテーテル
4の位置は、内視鏡8により容易に確認できる。カテー
テル先端は、同じ切開部から内視鏡に沿ってそう入され
る適当な器具によって“釣り上げ”、内視鏡でモニタす
る。腹膜内での内視鏡8の作業スペースを増すために、
腹腔は公知の方法により二酸化炭素によって膨らまされ
る。
【0024】カテーテル4の先端を釣り上げ、腹壁から
体外へ引張り出す適当な器具としては、生検用のトン
グ、金属ワイヤの適当なループ、その他が挙げられる。
図3には、管14内に配置され、取手が付けられた細い
金属ワイヤのループ12の形式のその種の器具が示され
ている。また、クロッシェ編み用の小型の針も利用でき
る。
【0025】この処置は、公知の内視鏡技術により、付
属光学部材を備えたビデオカメラに接続されたモニタを
観察しながら行なうのが有利である。
【0026】カテーテル先端位置の確認を更に容易にす
るために、カテーテル4は、X線に対し不透明にするか
又は乳光を発するようにする。あるいは又、カテーテル
長手方向に適宜な間隔をおいて、金属リングを取付けて
おく。加えてカテーテル先端を金属製にしておけば、X
線透視により容易にモニタでき、カテーテル先端近くを
切開でき、カテーテル4を損傷する危険もなくなる。
【0027】カテーテル4が完全にではなく、部分的に
詰まっている場合には、カテーテル4内をシンチグラフ
ィーにより可視的にするX線造影剤、たとえばヨード液
又は放射性テクネチウムを洗浄ポート6から注入して、
カテーテルを造影する。
【0028】図2に示したように、カテーテル先端は腹
腔外へ引出されているので、浸食性ないし活性の液体、
たとえば、pH>11のNaOH又は酵素その他を用い
て、カテーテル内のインシュリンや体内蛋白等の詰まり
を化学分解することができる。この処置は、言うまでも
なく滅菌条件下で行なう。
【0029】洗浄流体、好ましくは洗浄液は、注射器な
いしシリンジ18と経皮カニューレ20とを介して洗浄
ポート6に注入され、図2に見られるように、患者の体
外のカテーテルオリフィスに集められる。詰まりを機械
式に除去するさいに必要となり、且つ往々にしてシステ
ム損傷につながる高い圧力は、この場合、必要ではな
い。閉塞物を分解できる流体が用いられるので、カテー
テルは完全に清浄化され新たな詰まりの原因となる
“源”も除去される。この処置は、特に、カテーテルの
完全閉塞ではなく、部分閉塞の場合に有効である。つま
り、活性液が障害物のところを通過でき、それにより障
害物を浸食し、分解しうる場合である。
【0030】カテーテル4が完全閉塞状態の場合は、温
度37℃での水蒸気以下の負圧、すなわち約63ミリバ
ール以下の負圧を注射器18に加える。それによりカテ
ーテル4内の気泡が膨張し、閉塞部上流のカテーテル内
の液体が、注射器18に吸込まれ、注射器内で活性流体
と混合される。圧力がノーマル値(すなわち約1バール
に戻ると、活性液が閉塞部までカテーテル内へ流入し、
閉塞物を分解し始める。この処置を複数回反復すること
により、閉塞物のところの液体が交換され、閉塞物分解
の条件が造出される。圧力サイクルは、手動式又は自動
式に何らかの形式のポンプを介して実現できる。これに
より圧力は適当な頻度で変化させられる。このように化
学的処置と機械的処置との組合せによって、約1バール
を超える圧力による応力なしに、閉塞物を除去すること
ができる。周期的圧力変化の処置には、数バール程度の
一定の正圧の利用が可能であろう。この程度の圧力であ
れば、危険なしに注入システムに許容できる。
【0031】清浄化処置は、更に、洗浄用の注射器ない
しシリンジ18内に超音波源(図示せず)を配置してお
くことにより、更に改善される。この超音波源は、カテ
ーテル4内の液体に超音波を発し、液体を撹拌し、それ
によりシリンジ18内の活性液との交換を迅速化でき
る。したがって、超音波エネルギーは、閉塞物とのイン
ターフェースでの液体の不可欠の交換を加速する。
【0032】以上の諸処置は、組合せて用いても効果的
であることは、言うまでもない。
【0033】障害物もしくは閉塞物が除去された後、洗
浄ポート、ポンプの外部部材、カテーテルには中性液が
適宜に後充填され、化学的に活性の液を除去する。次い
で、前記各部品にインシュリンを充填し、カテーテルが
腹膜内に戻されて、最初のポンプ行程から、適正濃度の
インシュリンが投与できるようにしておく。この後充填
の代りに、清浄化完了後、洗浄ポートからインシュリン
を充填することもできる。
【0034】カテーテルの閉塞を機械式に除去するに
は、清掃ワイヤ22をカテーテル4にそう入することが
できる。ワイヤ22は、典型的には直径0.2mmの、
比較的剛性の細いワイヤで、金属、ポリマー材料、その
他適当な材料のいずれかで造られ、先端が丸くされ、カ
テーテル内腔を傷つけないようにされている。清掃ワイ
ヤ22は先端にできれば全体に、テフロン等の柔軟で低
摩擦性のコーティングを施し、カテーテル内表面を傷つ
けないようにしておくのが有利である。一定の、適当な
高さの正圧を中性液又は活性液と共に、シリンジ18を
介して洗浄ポートに供給する(図2)。この液体は、清
掃ワイヤ22の補助潤滑膜を形成し、カテーテル4の内
表に掻き傷ができないようにする。正圧も、また、閉塞
物からくずされた細片が洗浄ポートへ逆流し、それが再
びカテーテル4に流入して、新たな閉塞の源となるのを
防止する。清浄化は、したがって、数ステップで行なわ
れる。
【0035】清掃ワイヤは、先ず短い距離だけカテーテ
ル内へそう入され、次いで、くずされた細片が洗浄ポー
ト6のシリンジ18により洗い出されると同時に引き抜
かれる。次に、再びワイヤを更に奥までそう入してから
引出す。これを反復する。清掃ワイヤ22は、カテーテ
ル4より幾分短い長さにしておくか、又はストッパもし
くはマーキングを付けて、先端が洗浄ポート6に達しな
いようにしておく。こうすることにより、閉塞物からく
ずされた細片が洗浄ポート6に入ることが防止される。
【0036】機械式清掃後、カテーテルには活性液が通
され、内表面に付着している残渣や膜が除去される。こ
れらが残っていると、既述のように、新たな閉塞の原因
となるからである。
【0037】カテーテル4が清浄化され、すべての沈着
物が除去された後、カテーテル4の内表面には界面活性
剤を洗浄ポートのシリンジ18を介してコーティングし
ておくのが有利である。これにより、たとえば、インシ
ュリンの沈着、生体固有の蛋白の吸着、体細胞やバクテ
リヤの付着及び増殖等々が防止される。この表面処理
後、カテーテルは、中性液で洗浄され、前述のようにイ
ンシュリンを後充填される。
【0038】有利には純チタン製だが、他の材料製でも
よいカテーテル先端には、清掃ワイヤ22のそう入を容
易にする特別な構成にしておくのが有利である。
【0039】この種のカテーテルには、軸方向オリフィ
スの代りに先端26の側方にオリフィス24を設けるの
が有利であることが判明した。いわゆる横ポートであ
る。図4には、その種のカテーテル先端26が示してあ
る。この先端26は、しかし、清掃ワイヤ22のそう入
には余り適していない。その幾何学的形状のため、そう
入半径が小さすぎるからである。
【0040】図5には、横ポート30を有する変更態様
のカテーテル先端28が示されている。この場合は、清
掃ワイヤそう入時の抵抗が最少となるように幾何形状が
変更されている。
【0041】図6には軸方向オリフィス34を有する別
の変更態様の先端32が示されている。この態様は、清
掃ワイヤそう入には極めて好適だが、横ポートの有する
利点をもたない。
【0042】既述のように、カテーテルの閉塞が除去さ
れ、注入システムにインシュリンが再充填され、カテー
テル先端が、内視鏡用切開部を介して腹腔内へ戻された
後は、小さな圧定布を当てておくだけで十分であり、縫
合は要しない。患者は、直ぐに病院を去ることができ、
次の予約は不要である。
【0043】腹腔鏡兼内視鏡は、既述のようにカテーテ
ル先端近くにそう入される。この特別の構成の器具は、
導管部材42として構成され、カテーテルの先端に滑り
ばめされ、カテーテルオリフィス上流で先端に対しシー
ルされるか、先端上流でカテーテル38自体に対してシ
ールされるようにする。このシールは、拡張Oリング4
0又は膨張可能のゴム製かつその他により行なうことが
できる。活性洗浄液が洗浄ポート6に注入されると、洗
浄液と閉塞物からくずされた細片が器具又は導管部材4
2から吸出される。
【0044】洗浄ポート44の特別な構成の結果、清掃
ワイヤ46もカニューレ48を介して導入でき、図8に
見られるように、カテーテル50内の閉塞物を機械式に
除去できる。カニューレ48上の特別なカップリング又
はフォーク状コネクタ52を介して、清掃ワイヤ46に
よる清掃と、中性又は活性の液体又は気体による洗浄と
を同時に実施できる。清掃ワイヤ通路内での急激な屈折
を防止するには、ワイヤ46の摩擦やキンクを防止する
必要がある。洗浄ポートをカバーするゴム製隔膜は符号
66で示され、カテーテル接続部は符号68で示されて
いる。
【0045】清掃ワイヤ46を操作する効果的な一方法
は次のようなものである:清掃ワイヤを徐々に、ゆっく
りとカテーテル内へ、スラスト運動もしくは振動運動に
より、典型的には0.1〜1mmの振幅で、軸線を中心
としてワイヤ60を回転させると同時に導入する。この
回転は、連続的かもしくは振動回転である。この導入
は、特別な駆動機構54とチャック56とによって達せ
られる。この機構とチャックとは、自動式に前記のワイ
ヤ送りをカニューレ58との直接接続により行なう(図
9)。この装置は、カニューレとできるだけ機械式に結
合されている。
【0046】図9の矢印62は、清掃ワイヤ60の前
進、後退、回転の各運動を示し、矢印64は、総じて進
行する方向を示したものである。
【0047】こうすることにより、清掃ワイヤ60は、
カテーテル内へ進入し、キンクなしに閉塞を除去する。
この清浄化処置の間、ワイヤ60とカテーテル内表面と
の間に連続的に補助潤滑液を連続的に送り込むことによ
り、カテーテル内表面の引掻き傷その他の損傷を防止で
きる。このことが重要なのは、既述のように引掻き傷は
インシュリン沈着を招き、新たな閉塞を生むからであ
る。
【0048】洗浄流体、細片、その他の清浄化生成物
は、導管部材42を介して負圧により排出される。清掃
ワイヤ60は全カテーテルに通るだけ十分に長尺であ
り、カテーテル先端から一定の長さだけ突出する。清掃
ワイヤは、ワイヤがカテーテルから出たことを示すマー
キングを有するようにする。
【0049】本発明による方法は、多くの重要な利点を
有している。任意の洗浄流体を患者の危険なしに使用で
きる。害の多い高圧を使用する必要がない。患者は、清
浄化の全処置を通じて清浄化される流路から隔離される
ので、患者の腹腔内へは、清浄化時の生成物、結晶、変
性インシュリン、細片等々の、抗体生成、免疫反応、マ
クロファージの滞留、過敏症等を誘発する物質が侵入す
ることはない。また、カテーテルの横ポートが清浄化時
の生成物で詰まる危険もない。先行技術による洗い流し
の場合に生じる約10Uのインシュリンの余分な全量1
回投与ないし瞬間投与も避けられる。清浄化完了後、注
入システムは中性液で洗浄し、できるだけ界面活性剤で
カテーテル内を処理し、最後にインシュリンを既述のよ
うに最充填し、最初のポンプ行程から直ちに適正なイン
シュリン濃度で投与が行なわれる。これにより、先行技
術の場合に生じるような、インシュリン濃度が正常値に
戻るまでの待ち時間が避けられる。加えて、外科手術が
最小限の手術で済み、患者は処置後、直ぐに病院を去る
ことができ、縫合糸除去のための次回の予約をする必要
がない。更に、カテーテル交換時にインプラントポケッ
トを開くさいに常に付随する感染症も避けられる。感染
症が発生すれば、インプラントを取り出して、別の部位
に新たにポケットを設けねばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】腹壁内にインプラントされた注入システムと、
腹壁を貫通してカテーテルのところへ差込まれた内視鏡
を示した図。
【図2】図1の注入システムのカテーテル先端が腹壁か
ら引出され、洗浄用のシリンジが注入システムの洗浄ポ
ートに接続された状態を示した図。
【図3】カテーテル先端を引出す器具の1例を示した
図。
【図4】清掃ワイヤを従来のカテーテルにそう入した状
態を示した図。
【図5】清掃ワイヤのそう入を容易にするように変更さ
れた態様のカテーテル先端を示した図。
【図6】同じく、清掃ワイヤそう入の容易な、別の変更
態様のカテーテル先端を示した図。
【図7】本発明を実現する別の可能性を示した図で、特
殊な器具を腹壁にそう入して、カテーテルのオリフィス
と密封接続した状態を示した図。
【図8】清掃ワイヤを洗浄ポートからそう入すると同時
に、カテーテルを洗浄液で洗浄する特殊な形式の洗浄ポ
ートを示した図。
【図9】カニューレ及びカテーテルへのそう入時に清掃
ワイヤを回転及び又は振動させる装置を示した図。
【符号の説明】
2 注入システム、 4,38,50 カテーテル、
6,44 洗浄ポート、 8 内視鏡、 16 取手、
18 注射器ないしシリンジ、 20,48,58
カニューレ、 22,46,60,64 清掃ワイヤ、
24,30,34,36 オリフィス、 26,2
8,32 カテーテル先端、 40 Oリング、 42
導管部材、 52 フォーク状コネクタ、 54 駆
動機構、56 チャック、 62,64 矢印、 66
ゴム製隔膜、 68 カテーテル接続部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプラントされた薬剤注入システムの
    カテーテルを清浄化する方法であって、前記注入システ
    ムが薬剤供給容器とポンプとを有しており、このポンプ
    により供給容器から、薬剤がポンプ出口に接続されたカ
    テーテル(4,38)を介して患者に注入され、ポンプ
    の下流かつカテーテル上流には洗浄ポートを介してカテ
    ーテル内へ洗浄流体を噴出させる洗浄ポート(6,4
    4)が設けられている形式のものにおいて、カテーテル
    (4,38)のオリフィスが患者の体外の周囲に接続さ
    れ、洗浄流体が患者の体外の周囲に排出されるようにす
    ることを特徴とする、インプラントされた薬剤注入シス
    テムのカテーテルを洗浄化する方法。
  2. 【請求項2】 カテーテル(4)の端部分が患者の腹壁
    を通して引出されることを特徴とする、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 カテーテル(4)の端部分が、腹腔鏡手
    術により患者の腹壁を通して引出されることを特徴とす
    る、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 導管部材(42)が、患者の腹壁を貫通
    して、カテーテル(38)の端部に付加され、患者の体
    外へカテーテルを介して洗浄液が排出されることを特徴
    とする、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 カテーテル(4,38)がX線に対し不
    透明か、又は乳光を発するようにし、それにより、カテ
    ーテル先端の位置確認が容易にされることを特徴とす
    る、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 カテーテル(4,38)が、長手方向に
    適当な間隔をおいて複数の金属リングを備えるようにす
    ることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1
    項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 カテーテル先端が金属製であることを特
    徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 活性ないし浸食性の液体、たとえばNa
    OH及び酵素が洗浄流体として用いられることを特徴と
    する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 負圧が注射器(18)に加えられ、注射
    器(18)により洗浄流体が洗浄ポート(6)へ供給さ
    れ、次いで約1バールのノーマル圧が注射器に加えら
    れ、この処置が複数回反復されることを特徴とする、請
    求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記の反復処置が注射器(18)に正
    圧を加える作業を含むことを特徴とする、請求項9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 超音波源が、洗浄流体を供給する注射
    器(18)内に配置されることを特徴とする、請求項1か
    ら10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 カテーテル、ポンプの外部部材、洗浄
    ポート(6,44)には、洗浄流体によるカテーテル
    (4,38)の洗浄後、中性液を後充填し、洗浄流体を
    除去し、次いで、注入システムの前記各部分に薬剤を充
    填し、ポンプが一定時間にわたり最大流量を放出するよ
    うにし、その後でカテーテルのオリフィスを患者の腹膜
    内へ再そう入するか、もしくは腹膜内に開口させるかす
    ることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか
    1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 清掃ワイヤ(22,60)が、オリフ
    ィスを介してカテーテル(4)内へそう入されることを
    特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 清掃ワイヤ(22,60)による清掃
    が反復的な多ステップの処置により行なわれ、この処置
    に当り、清掃ワイヤが先ず所定長さだけ導入され、次い
    で、くずされた細片が洗浄液でカテーテル外へ洗い流さ
    れ、再び清掃ワイヤを初回よりもカテーテルの奥へそう
    入し、再びくずされた細片を洗い流し、この処置を、清
    掃ワイヤ先端が洗浄ポート(6)から一定の最小間隔の
    ところに達するまで反復することを特徴とする、請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 清掃ワイヤ(22,60)がストッパ
    又はマーキングを有し、それによって、洗浄ポート
    (6)からの前記最小間隔のところより先へは進むこと
    がないようにすることを特徴とする、請求項14記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 清掃ワイヤ(46)が洗浄ポート(4
    4)を介してカテーテル内へそう入されることを特徴と
    する、請求項1から12までのいずれか1項記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 清掃ワイヤ(22,46,60)が、
    スラスト運動、振動運動、その軸線を中心とする連続回
    転が振動回転のいずれか又はすべてによりカテーテル内
    へ徐々にそう入されることを特徴とする、請求項13か
    ら16までのいずれか1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 清掃ワイヤ(22,60)又はその先
    端に、柔軟な低摩擦性のコーティング、有利にはテフロ
    ンコーティングが施され、それによりカテーテル表面の
    損傷が防止されることを特徴とする、請求項13から1
    7までのいずれか1項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 中性又は活性の洗浄流体が正圧下で洗
    浄ポート(6,44)を介してカテーテル(4,38)
    に供給されることを特徴とする、請求項13から18ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 清浄処置の間に導管部材(42)に負
    圧が加えられることを特徴とする、請求項4から11及
    び13から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 カテーテル(4,38)が洗い流され
    た後、カテーテル内部を洗浄ポート(6)を介して注入
    される界面活性剤によりコーティングすることを特徴と
    する、請求項1から20までのいずれか1項に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 生理的食塩水腹腔内の、カテーテルの
    オリフィス近辺に注入した後に、洗浄液がカテーテル
    (4,38)に通されることを特徴とする、請求項4か
    ら21までのいずれか1項に記載の方法。
JP7051526A 1994-03-10 1995-03-10 インプラントされた薬剤注入システムのカテーテルを清浄化する方法 Pending JPH07255854A (ja)

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