JPH07255481A - プラスミドベクター - Google Patents

プラスミドベクター

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JPH07255481A
JPH07255481A JP6079951A JP7995194A JPH07255481A JP H07255481 A JPH07255481 A JP H07255481A JP 6079951 A JP6079951 A JP 6079951A JP 7995194 A JP7995194 A JP 7995194A JP H07255481 A JPH07255481 A JP H07255481A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ビフィドバクテリウム・ロンガムに由来し、
図1に示される制限酵素認識部位を有する約2.9kbの
大きさのプラスミドpBL595。前記プラスミドpB
L595と、細菌由来の複製単位と、マーカー遺伝子と
から構成されるプラスミドベクター。前記プラスミドベ
クターは、シャトルベクターとしての使用に適してい
る。 【効果】 本発明のプラスミドは、ビフィドバクテリウ
ム・ロンガム中での複製効率が高く、シャトルベクター
を構築するために有用である。また、本発明のプラスミ
ドベクターは、大腸菌とビフィドバクテリウム・ロンガ
ム中でのコピー数が高く、ビフィドバクテリウム・ロン
ガムの分子育種に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビフィドバクテリウム
・ロンガム(Bifidobacterium longum)由来の新規プラ
スミド、前記プラスミドを用いて調製される新規プラス
ミドベクター及び前記プラスミドベクターの調製方法に
関する。本発明のプラスミドベクターは、ビフィドバク
テリウム・ロンガムと他の宿主のシャトルベクターとし
て使用することができる。
【0002】
【従来の技術】ビフィドバクテリウム属は、昆虫からヒ
ト腸内まで幅広く存在する細菌である。ヒト腸内より検
出されるものとしては、ビフィドバクテリウム・ロンガ
ム、ビフィドバクテリウム・ブレーベ、ビフィドバクテ
リウム・ビフィダム、ビフィドバクテリウム・インファ
ンティス等が知られている。これらの細菌はヒト腸内で
優勢な菌叢を形成しており,ヒトの健康維持に大きく関
わっていると考えられている。中でも、ビフィドバクテ
リウム・ロンガムは発酵乳の製造に用いられている有用
なビフィダス菌であり、ヒト腸内定着性を有するグラム
陽性細菌である。このような菌株を有効利用するために
は、遺伝子組換え技術を応用して、分子育種することが
考えられる。即ち、ビフィドバクテリウム・ロンガムに
導入した異種有用遺伝子により、宿主菌であるビフィド
バクテリウム・ロンガムを育種改良することができれ
ば、その応用価値は大きい。その場合、菌体そのものを
食する発酵乳等では、発酵に使用する微生物の安全性が
問題となるが、ヒト腸内に定着し、ヒトの健康維持に関
与しているビフィドバクテリウム・ロンガムは、その安
全性もよく知られており、さらにビフィドバクテリウム
・ロンガム由来のプラスミドも、安全性が高いと考えら
れる。
【0003】しかしながら、分子育種を行なうために
は、目的の菌株に適合したベクターとそれを導入する形
質転換法、即ち、宿主ーベクター系の開発が必要であ
る。大腸菌、枯草菌、酵母などのプラスミドベクターは
多数開発され、実際に利用されている。また、発酵乳や
チーズに利用されている乳酸桿菌や乳酸球菌について
も、多くのプラスミドベクターが報告されている。しか
し、ビフィドバクテリウム属のプラスミドベクターにつ
いては、ほとんど報告がない。これは、遺伝子組換え操
作に使用するためのシャトルベクターとしての使用に適
したビフィドバクテリウム属のプラスミドが見出されて
いないためである。現在のところ、遺伝子組換え操作に
使用することができるビフィドバクテリウム由来のプラ
スミドとしては、特開昭63−123384号公報に開
示されているpTB4由来のプラスミド及び特開平5−
130876号公報に開示されているp112のみが知
られている。しかし、これらのプラスミドはビフィドバ
クテリウム・ロンガム中でのコピー数が低く、ビフィド
バクテリウム・ロンガムの遺伝子操作において使用する
には、効率が悪く、適していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はビフ
ィドバクテリウム属の細菌、特にビフィドバクテリウム
・ロンガム由来の新規高コピー数プラスミド、及びその
プラスミドを用いて調製されシャトルベクターとして使
用され得る高コピー数プラスミドベクターを提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ビフィド
バクテリウム・ロンガムに属する菌株の中でも、ビフィ
ドバクテリウム・ロンガムSBT0595株から単離さ
れた新規プラスミドpBL595は、同株中でのコピー
数が高く、前記株から大量に回収され得ることを見出
し、さらに、そのプラスミドを用いて、プラスミドベク
ターを製造する方法を見出し、本発明を完成させた。即
ち、本発明は、ビフィドバクテリウム・ロンガムに由来
し、図1に示される制限酵素認識部位を有する約2.9
0kbの大きさのプラスミドpBL595に関する。前記
ビフィドバクテリウム・ロンガムは、ビフィドバクテリ
ウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)SBT05
95株(工業技術院生命工学工業技術研究所受託番号F
ERM P−14162)である。本発明は、また、前
記プラスミドpBL595と、細菌由来の複製単位と、
マーカー遺伝子とから構成されるプラスミドベクターに
関する。本発明は、また、前記細菌が大腸菌である前記
プラスミドベクターに関する。前記プラスミドベクター
は、ビフィドバクテリウム・ロンガムと前記細菌のシャ
トルベクターとして使用することができる。
【0006】本発明は、また、前記プラスミドpBL5
95と、大腸菌由来のpBR329のAvaI・Hin
dIII断片と、エンテロコッカス・フェカリス(Ente
rococcus faecalis)由来のpAMβ1のHindII
I・AvaI断片とから構成され、図2に示される制限
酵素認識部位を有する約6.10kbの大きさのプラスミ
ドベクターpBLEM100に関する。
【0007】以下、本発明について詳しく説明する。前
記ビフィドバクテリウム・ロンガムSBT0595株
は、ヒト糞便から分離されたものである。このSBT0
595株は、工業技術院生命工学工業技術研究所に受託
番号FERM P−14162号として寄託されてお
り、入手可能である。本発明のプラスミドpBL595
は、新規プラスミドであり、図1に示すような制限酵素
切断部位を有し、約2.90kbの大きさである。本発明
のプラスミドpBL595は、ビフィドバクテリウム・
ロンガム中で、高頻度にコピーされて、大量に回収する
ことができる。本発明のプラスミドpBL595のコピ
ー数は、従来のビフィドバクテリウム・ロンガム由来の
プラスミドと比較すると非常に高い。例えば、上記特開
昭63−123384号公報では、Briggs培地5
00mlを用いて培養した場合に回収されるビフィドバク
テリウム・ロンガムBK25株またはBK51株由来の
プラスミドは、わずか0.2〜0.5μgである。また、
特開平5−130876号公報に記載されているビフィ
ドバクテリウム・ロンガムMO9101株においては、
GAMブイヨン培地1000mlを用いて培養した場合に
回収されるプラスミドは、わずか20μgである。それ
に対し、下記実施例において証明されるように、本発明
のプラスミドpBL595は、培地1.5ml当たり4μ
gもの量が回収され、コピー数が非常に高い。
【0008】本プラスミドpBL595は、ビフィドバ
クテリウム・ロンガムSBT0595株を培養し、培養
後、菌体を回収して、菌体を破砕後、アガロースゲル電
気泳動方法や、密度勾配遠心方法等の一般的な方法で分
離することができる。また本プラスミドpBL595
は、制限酵素による切断、リガーゼによるライゲーショ
ンも、公知のプラスミドと同様の方法により行うことが
できる。
【0009】本発明のプラスミドpBL595に、細菌
由来の複製単位及びマーカー遺伝子を挿入することによ
り、プラスミドベクターを調製することができる。前記
細菌由来の複製単位としては、pBR329やpBR3
22等の公知の大腸菌プラスミドの複製開始配列や、酵
母や枯草菌等のその他の細菌の複製開始配列を挙げるこ
とができる。これらの例としては、YEp24、YIp
5、pUB110、pVA838、pSH71等が挙げ
られる。また、マーカー遺伝子としては、エリスロマイ
シン耐性遺伝子、クロラムフェニコール耐性遺伝子、テ
トラサイクリン耐性遺伝子を挙げることができる。本発
明のプラスミドベクターは、前記ビフィドバクテリウム
・ロンガムと前記細菌宿主のシャトルベクターとして使
用することができる。
【0010】本発明者らは、図3に示す手順により、前
記プラスミドpBL595に、大腸菌用プラスミドpB
R329とエンテロコッカス・フェカリス由来のpAM
β1由来のエリスロマイシン耐性遺伝子領域とを連結し
たpBEM329(9)を連結することにより、プラス
ミドベクターpBLEM100を得た。このプラスミド
ベクターpBLEM100は、ビフィドバクテリウム・
ロンガムの分子育種を行なうために有用である。尚、前
記pAMβ1は、Enterococcus faecalis ATCC14058と
して寄託されており、入手可能である(D.J.LeBlanc,et
al.,Proc. Natl.Acad. Sci. USA,Vol.75,384,1978)。
図3に示される本発明において使用されるその他のプラ
スミドは、公知のプラスミドであり、市場で購入するこ
とができる。
【0011】本発明のプラスミドベクターpBLEM1
00は、大腸菌とビフィドバクテリウム・ロンガムに導
入することが可能なシャトルベクターである。pBLE
M100は、図2に示す制限酵素切断部位を有し、約
6.10kbの大きさのプラスミドである。本発明のpB
LEM100を保有する大腸菌(Escherichia coli S
BT3448)は、工業技術院生命工学工業技術研究所
に受託番号FERM P−14102として寄託されて
いる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1 (プラスミドpBL595の分離)下記に示す組成を有
するTGAM培地を用いて、ビフィドバクテリウム・ロ
ンガムSBT0595株を培養した。 TGAM培地の組成 トマトジュース抽出液 400ml (市販のトマトジュースに等量の蒸留水を加え、コッホ
釜で1時間半加熱した後、残渣を濾別し、pHを7に調整
したもの) ペプトン 10g 酵母エキス 5g 肝臓エキス末 1.2g グルコース 3g 可溶性澱粉 5g 塩化ナトリウム 3g Tween80 1g L−システイン−HCl・H2O 0.3g ダイズペプトン 3g プロテオースペプトン 10g 消化血清末 13.5g 肉エキス 2.2g
【0013】上記組成からなる組成物のpHを7.3に調
整した後、蒸留水により1000mlに定容し、115℃
で15分間滅菌した。このTGAM培地1.5mlに、常
法によりビフィドバクテリウム・ロンガムSBT059
5株を5%接種し、37℃で一晩静置培養した。培養終
了後、遠心分離(10,000rpm、5分)によって、ビフィ
ドバクテリウム・ロンガムSBT0595の菌体を回収
した。
【0014】次いで、プラスミドを下記の方法により単
離した。回収した菌体を、10mMトリス−マリエイト緩
衝液(pH 6.5)で1回洗浄した。洗浄した菌体を、1M
サッカロースを含む10mMトリス−マリエイト緩衝液
(pH 6.5)0.1ml中に懸濁した後、50μg/mlとなる
ようにN−アセチルムラミダーゼSG(生化学工業社
製)を加え、37℃に保持した。30分後、0.2N水
酸化ナトリウム中に溶解した1%SDS0.2mlを加
え、37℃に保持した。15分後、3M酢酸ナトリウム
(pH 4.8)0.15mlを加え、氷中で1時間保持した。
遠心分離(15,000rpm、20分、4℃)により得られた
上清液に、TE(10mMトリス塩酸緩衝液、1mM ED
TA、pH 6.8)飽和フェノール0.4mlとクロロフォル
ム/イソアミルアルコール(24:1)80μlを加
え、フェノール抽出を行った。3回抽出後、クロロフォ
ルム/イソアミルアルコール(24:1)0.4mlを加
え、1回抽出した。これに、エタノール(−20℃に冷却
したもの)1mlと3M酢酸ナトリウム40μlを加え、
−80℃で10分間冷却した後、遠心分離(15,000 rp
m、20分、4℃)して得られた沈澱物を、70%エタ
ノールで洗浄し、真空乾燥後、TE(10mMTris−
HCl、1mM EDTA)50μl中に溶解し、粗プラス
ミドDNA溶液を得た。
【0015】これを、1%アガロースゲル電気泳動によ
り分離し,目的のプラスミドのバンドをゲルより切り出
し、DNA抽出キット(ファルマシア社製)により精製
プラスミドを調製した。培地1.5ml当り約4μgのプラ
スミドpBL595を得た。これは、大腸菌用プラスミ
ドであるpBR322に匹敵するプラスミド量(コピー
数)であった。因みに、このような高いコピー数を有す
るプラスミドがビフィドバクテリウム・ロンガムから分
離されたという報告は未だない。本プラスミドpBL5
95の各種制限酵素による切断パターン解析の結果は、
図1に示す通りである。本プラスミドpBL595は、
約2.90kbのかなり小さなプラスミドであり、一か所
切断部位として、BamHI、EcoRI、PvuII、StuI、SacI、N
coI、KpnI、AvaI及びScaIを有することが判明した。
【0016】実施例2 (プラスミドベクターpBLEM100の構築) (1)pBL595のクローニング 制限酵素BamHIで切断したプラスミドpBL595を、
制限酵素BamHIで切断した大腸菌用プラスミドpUC1
9に連結した後、ハナハン(Hanahan)の方法により、
大腸菌NM522に形質転換し、5−ブロモ−4−クロ
ロ−3−インドリル−β−D−ガラクトピラノシド、イ
ソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド及び50
μg/mlのアンピシリンを含むLBプレート上で、白色
のコロニーを選択した。得られた形質転換体よりプラス
ミドを単離し、pBLB200と命名した。
【0017】(2)エリスロマイシン遺伝子の導入 エンテロコッカス・フェカリス由来のpAMβ1を、Av
aIとHindIIIで切断した後、0.7%アガロースゲル電気
泳動にかけ、エリスロマイシン耐性遺伝子を含む断片を
ゲルより切り出し、フェノール抽出により精製した。こ
の断片100ngとAvaIとHindIIIで切断した大腸菌用プ
ラスミドpBR329 50ngに、T4DNAリガーゼ
(ライゲーションキット;宝酒造社製)で連結した。こ
のDNAを用いて、大腸菌NM522を形質転換し、5
0μg/mlのアンピシリン及び200μg/mlのエリスロ
マイシンを含むLBプレート上で選択し、エリスロマイ
シン耐性形質転換株を得た。この形質転換株よりプラス
ミドを単離し、pBEM329と命名した。次に、pB
LB200中のpBL595断片の挿入部位として用い
るために、下記のようにして、pBEM329のEcoRI
部位をSmaI部位に変換した。
【0018】EcoRIで切断したpBEM329 50ng
を、各0.25mMのdATP、dCTP、dGTP、dTTPを含むニッ
ク・トランスレーション緩衝液(50mMトリス塩酸緩衝
液(pH7.2)、10mM硫酸マグネシウム、0.1mM硫酸マ
グネシウム、0.1mMジチオスレイトール及び50μg/
mlウシ血清(BSA)より構成される)に加え、さらに1
Uのクレノウ・ラージフラグメントを加えて、37℃で
30分間処理することにより、EcoRI 部位を平滑末端化
した。この平滑末端化したDNA50ngとリン酸化した
SmaIリンカー50ngを、T4DNAリガーゼ(ライゲー
ションキット;宝酒造社製)で連結した。このDNAを
用いて大腸菌NM522を形質転換し、50μg/mlの
アンピシリン及び200μg/mlのエリスロマイシンを
含むLBプレート上で選択した。得られた形質転換体よ
りプラスミドを単離し、pBEM329(9)と命名し
た。
【0019】pBLB200をSmaIとPstIで切断した
後、0.7%アガロース電気泳動にかけ、pBL595
を含む断片をゲルより切りだし、フェノール抽出により
精製した。この断片100ngとSmaI及びPstIで切断した
pBEM329(9)50ngをライゲーションキットを
用いて連結した。一方、このDNAを用いて、大腸菌N
M522を形質転換し、200μg/mlのエリスロマイシ
ンを含むLBプレート上で形質転換体を選択した。この
形質転換体より、プラスミドを単離し、pBLEM10
0と命名した。このプラスミドpBLEM100は、約
6.10kbの大きさを有していた。尚、この形質転換体
を、工業技術院生命工学工業技術研究所に寄託した(受
託番号FERM P−14102)。
【0020】
【発明の効果】本発明により、ビフィドバクテリウム・
ロンガム由来の新規なプラスミドpBL595が提供さ
れる。このプラスミドはビフィドバクテリウム・ロンガ
ム中での複製効率が高く、シャトルベクターを構築する
ために有用である。さらに、本発明により、このpBL
595から構築されたプラスミドベクターpBLEM1
00が提供される。このプラスミドベクターは、ビフィ
ドバクテリウム・ロンガムと他の細菌宿主のシャトルベ
クターとして使用することができ、ビフィドバクテリウ
ム・ロンガムと宿主中でのコピー数が高く、ビフィドバ
クテリウム・ロンガムの分子育種に非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 pBL595の制限酵素地図を示す。
【図2】 pBLEM100の制限酵素地図を示す。
【図3】 pBLEM100の構築手順を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:01) (C12N 1/21 C12R 1:19) C12R 1:01)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビフィドバクテリウム・ロンガムに由来
    し、図1に示される制限酵素認識部位を有する約2.9
    0kbの大きさのプラスミドpBL595。
  2. 【請求項2】 前記ビフィドバクテリウム・ロンガム
    が、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacteriu
    m longum)SBT0595株(工業技術院生命工学工業
    技術研究所受託番号FERM P−14162)である
    請求項1記載のプラスミドpBL595。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のプラスミドpB
    L595と、細菌由来の複製単位と、マーカー遺伝子と
    から構成されるプラスミドベクター。
  4. 【請求項4】 前記細菌が、大腸菌である請求項3記載
    のプラスミドベクター。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のプラスミドpB
    L595と、大腸菌由来のpBR329のAvaI・H
    indIII断片と、エンテロコッカス・フェカリス由
    来のpAMβ1のHindIII・AvaI断片とから
    構成され、図2に示される制限酵素認識部位を有する約
    6.10kbの大きさのプラスミドベクターpBLEM1
    00。
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