JPH0725422Y2 - 間仕切り装置 - Google Patents
間仕切り装置Info
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- JPH0725422Y2 JPH0725422Y2 JP1988158337U JP15833788U JPH0725422Y2 JP H0725422 Y2 JPH0725422 Y2 JP H0725422Y2 JP 1988158337 U JP1988158337 U JP 1988158337U JP 15833788 U JP15833788 U JP 15833788U JP H0725422 Y2 JPH0725422 Y2 JP H0725422Y2
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- partition panel
- panel
- pair
- ceiling
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- 238000005192 partition Methods 0.000 title claims description 95
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000021167 banquet Nutrition 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ホールや体育館、さらには、所謂宴会場等
の予め広く形成されている室内空間を適宜の広さに区切
るのに最適な間仕切り装置に関する。
の予め広く形成されている室内空間を適宜の広さに区切
るのに最適な間仕切り装置に関する。
近年、ホールや体育館、さらには、所謂宴会場等にあっ
ては、予め間仕切り装置が装備されていて、その広い室
内空間がその利用目的に応じて適宜の広さに区切られ
る、即ち、間仕切れるように形成される傾向にある。
ては、予め間仕切り装置が装備されていて、その広い室
内空間がその利用目的に応じて適宜の広さに区切られ
る、即ち、間仕切れるように形成される傾向にある。
そして、そのための間仕切り装置としては、例えば、第
3図に示すような間仕切り装置が従来から提案されてお
り、該間仕切り装置は、細幅縦長の多数のパネル1と、
該パネル1を走行させるガイドレール2と、を有してな
り、さらには、上記多数のパネル1を収納する収納庫3
を有してなるとする。
3図に示すような間仕切り装置が従来から提案されてお
り、該間仕切り装置は、細幅縦長の多数のパネル1と、
該パネル1を走行させるガイドレール2と、を有してな
り、さらには、上記多数のパネル1を収納する収納庫3
を有してなるとする。
上記パネル1は、図示しないが、その上下端にガイドピ
ン等を有してなるとし、要するときには、その下端等に
床面F等に対するロック装置(図示せず)が設けられて
なる。
ン等を有してなるとし、要するときには、その下端等に
床面F等に対するロック装置(図示せず)が設けられて
なる。
一方、ガイドレール2は、下方の床面Fと、図示しない
が、対向する上方の天井面やあるいは梁下面等にそれぞ
れ配設されてなるもので、それぞれ上記ガイドピンの嵌
装及び走行を許容する。
が、対向する上方の天井面やあるいは梁下面等にそれぞ
れ配設されてなるもので、それぞれ上記ガイドピンの嵌
装及び走行を許容する。
そして、該ガイドレール2は、前記室内空間を適宜の広
さに区切るべく、上記床面F及び上記天井面等のそれぞ
れ設定された部位に予め附設されている。
さに区切るべく、上記床面F及び上記天井面等のそれぞ
れ設定された部位に予め附設されている。
収納庫3は、上記ガイドレール2に連結される延長レー
ル2aを有して上記室内空間の所謂外側に個室状に形成さ
れていて、不使用時のパネル1を多数収納する。
ル2aを有して上記室内空間の所謂外側に個室状に形成さ
れていて、不使用時のパネル1を多数収納する。
それ故、上記従来の間仕切り装置によれば、ガイドレー
ル2a,2に沿ってパネル1を移送するのみで、上記室内空
間を所定の大きさに間仕切れると共に、パネル1はガイ
ドレール2a,2に沿って移送され、かつ、床面Fに固定さ
れるのみで足りるので、上記間仕切り作業が簡単に行え
る利点がある。
ル2a,2に沿ってパネル1を移送するのみで、上記室内空
間を所定の大きさに間仕切れると共に、パネル1はガイ
ドレール2a,2に沿って移送され、かつ、床面Fに固定さ
れるのみで足りるので、上記間仕切り作業が簡単に行え
る利点がある。
しかしながら、上記した従来提案に係る間仕切り装置に
あっては、不使用時のパネル1のための収納スペースが
室内空間の外側か、あるいは室内空間内の床面F上かの
いずれかに確保される必要があるばかりでなく、臨機応
変に所定の間仕切りができない不都合がある。
あっては、不使用時のパネル1のための収納スペースが
室内空間の外側か、あるいは室内空間内の床面F上かの
いずれかに確保される必要があるばかりでなく、臨機応
変に所定の間仕切りができない不都合がある。
即ち、上記従来の間仕切り装置にあっては、パネル1の
収納には、図示例のように、収納庫3が室内空間の外側
に個室状に形成されるか、あるいは、図中に示すよう
に、上記室内空間内の床面Fの一角等が収納用スペース
3aとして確保されるか、のいずれかによることになり、
従って、上記収納庫3の周辺外側に、あるいは、上記収
納用スペース3aの周辺の床面F上に所謂デッドスペース
を発生させることになる不都合がある。
収納には、図示例のように、収納庫3が室内空間の外側
に個室状に形成されるか、あるいは、図中に示すよう
に、上記室内空間内の床面Fの一角等が収納用スペース
3aとして確保されるか、のいずれかによることになり、
従って、上記収納庫3の周辺外側に、あるいは、上記収
納用スペース3aの周辺の床面F上に所謂デッドスペース
を発生させることになる不都合がある。
また、上記従来の間仕切り装置にあっては、基本的に
は、パネル1の移送が所謂人手によるとされているの
で、ホール等の使用中にその室内空間を間仕切ることが
事実上困難とされ、従って、必要に応じて臨機応変に所
定の間仕切りを簡単にできない不都合がある。
は、パネル1の移送が所謂人手によるとされているの
で、ホール等の使用中にその室内空間を間仕切ることが
事実上困難とされ、従って、必要に応じて臨機応変に所
定の間仕切りを簡単にできない不都合がある。
この考案は、前記した事情に鑑みて考案されたものであ
って、その目的とするところは、その設置に際して室内
空間の外側にあるいは室内空間内の床面上等にデッドス
ペースを発生させることがなく、かつ、臨機応変に所定
の間仕切りを簡単にできるようにした間仕切り装置を提
供することである。
って、その目的とするところは、その設置に際して室内
空間の外側にあるいは室内空間内の床面上等にデッドス
ペースを発生させることがなく、かつ、臨機応変に所定
の間仕切りを簡単にできるようにした間仕切り装置を提
供することである。
上記目的を達成するため、この考案に係る間仕切り装置
の構成を、床下に格納される下方の間仕切りパネルと、
天井裏に格納される上方の間仕切りパネルと、上記下方
及び上方の各間仕切りパネルを上下動させる駆動機構
と、を有してなり、駆動機構は床下から天井裏にかけて
の間で相対向する壁に副ってそれぞれ起立する一対の螺
状ロッドを有してなると共に、該一対の螺状ロッドを回
動させる駆動源を有してなり、各間仕切りパネルはそれ
ぞれの両端が上記一対の螺状ロッドに螺合支持されてな
り、該一対の螺状ロッドの同期した回動時に上記各間仕
切りパネルが上記壁間を相対向する方向に同期して上下
動するように形成されてなることを特徴とするとしたも
のである。
の構成を、床下に格納される下方の間仕切りパネルと、
天井裏に格納される上方の間仕切りパネルと、上記下方
及び上方の各間仕切りパネルを上下動させる駆動機構
と、を有してなり、駆動機構は床下から天井裏にかけて
の間で相対向する壁に副ってそれぞれ起立する一対の螺
状ロッドを有してなると共に、該一対の螺状ロッドを回
動させる駆動源を有してなり、各間仕切りパネルはそれ
ぞれの両端が上記一対の螺状ロッドに螺合支持されてな
り、該一対の螺状ロッドの同期した回動時に上記各間仕
切りパネルが上記壁間を相対向する方向に同期して上下
動するように形成されてなることを特徴とするとしたも
のである。
そして、より具体的には、一対の螺状ロッドは、その下
半側に下方の間仕切りパネルの両端を螺合支持させる螺
状を有する一方で、その上半側に上方の間仕切りパネル
の両端を螺合支持させる螺状を有するとし、しかも、下
半側の螺状の方向に対して上半側の螺状の方向が逆方向
になるとする。
半側に下方の間仕切りパネルの両端を螺合支持させる螺
状を有する一方で、その上半側に上方の間仕切りパネル
の両端を螺合支持させる螺状を有するとし、しかも、下
半側の螺状の方向に対して上半側の螺状の方向が逆方向
になるとする。
また、駆動源は床下たるピット内に配設されるとし、駆
動源からの駆動力はウォームギヤ構造で各螺状ロッドに
伝達され、一対の螺状ロッドの同期回動は、その両端が
各螺状ロッドの下端側に連結される連結ロッドによって
実現される。
動源からの駆動力はウォームギヤ構造で各螺状ロッドに
伝達され、一対の螺状ロッドの同期回動は、その両端が
各螺状ロッドの下端側に連結される連結ロッドによって
実現される。
それ故、駆動機構における駆動源が駆動されることで、
一対の螺状ロッドが同期回動されることになり、上記一
対の螺状ロッドに支持された下方及び上方の各間仕切り
パネルが該一対の螺状ロッドに副って、上下動する。
一対の螺状ロッドが同期回動されることになり、上記一
対の螺状ロッドに支持された下方及び上方の各間仕切り
パネルが該一対の螺状ロッドに副って、上下動する。
即ち、下方の間仕切りパネルが上昇して床上に突出する
際には、上方の間仕切りパネルが下降して天井裏から突
出することになり、このとき、所定の間仕切りが可能に
なると共に、下方の間仕切りパネルが下降して床下に格
納される際には、上方の間仕切りパネルが上昇して天井
裏に格納されることになり、上記所定の間仕切りが撤去
されることになる。
際には、上方の間仕切りパネルが下降して天井裏から突
出することになり、このとき、所定の間仕切りが可能に
なると共に、下方の間仕切りパネルが下降して床下に格
納される際には、上方の間仕切りパネルが上昇して天井
裏に格納されることになり、上記所定の間仕切りが撤去
されることになる。
そして、各間仕切りパネルの上下動、即ち、駆動機構に
おける駆動源の駆動は、例えば、コントローラ等を利用
しての所謂遠隔操作で可能とされる。
おける駆動源の駆動は、例えば、コントローラ等を利用
しての所謂遠隔操作で可能とされる。
以下、図示した実施例に基いて、この考案を詳細に説明
する。
する。
第1図に示すように、この考案に係る間仕切り装置は、
床下Pに格納される下方の間仕切りパネル10と、天井裏
Sに格納される上方の間仕切りパネル20と、上記下方及
び上方の各間仕切りパネル10,20を同期して上下動させ
る駆動機構30と、を有してなる。
床下Pに格納される下方の間仕切りパネル10と、天井裏
Sに格納される上方の間仕切りパネル20と、上記下方及
び上方の各間仕切りパネル10,20を同期して上下動させ
る駆動機構30と、を有してなる。
下方の間仕切りパネル10及び上方の間仕切りパネル20
は、ホール等の床面Fと天井面Cとの間に配在されて該
ホール等の室内空間を所定の大きさ区切る、即ち、間仕
切るように構成されているもので、上記ホール等の相対
向する、例えば、コンクリート躯体等からなる壁W間を
それぞれが上下動すると共に、該それぞれが上下動する
軌跡が互いに一致することになるように形成されてい
る。
は、ホール等の床面Fと天井面Cとの間に配在されて該
ホール等の室内空間を所定の大きさ区切る、即ち、間仕
切るように構成されているもので、上記ホール等の相対
向する、例えば、コンクリート躯体等からなる壁W間を
それぞれが上下動すると共に、該それぞれが上下動する
軌跡が互いに一致することになるように形成されてい
る。
即ち、上記各間仕切りパネル10,20は、それぞれ所謂一
枚板状に形成されてなる。
枚板状に形成されてなる。
そして、下方の間仕切りパネル10は、これが床下Pから
上昇されて上記室内空間内に所定の間仕切りを形成する
際に、該下方の間仕切りパネル10の下端面が床面Fと略
一致することになるように設定されている。
上昇されて上記室内空間内に所定の間仕切りを形成する
際に、該下方の間仕切りパネル10の下端面が床面Fと略
一致することになるように設定されている。
また、上方の間仕切りパネル20は、これが天井裏Sから
下降されて上記室内空間内に上記所定の間仕切りを形成
する際に、該上方の間仕切りパネル20の上端面が天井面
Cと一致することになるように設定されている。
下降されて上記室内空間内に上記所定の間仕切りを形成
する際に、該上方の間仕切りパネル20の上端面が天井面
Cと一致することになるように設定されている。
ところで、上記各間仕切りパネル10,20は、第2図に示
すように、内部に適宜の骨組11,21を有してその軽量化
が図られていると共に、該骨組11,21を挟むようにその
両面側に遮音材12,22を有してその高い遮音効果の確保
が図られ、かつ、その外側の両面に化粧板13,23が展設
されて、所謂違和感が招来されないように配慮されてい
る。
すように、内部に適宜の骨組11,21を有してその軽量化
が図られていると共に、該骨組11,21を挟むようにその
両面側に遮音材12,22を有してその高い遮音効果の確保
が図られ、かつ、その外側の両面に化粧板13,23が展設
されて、所謂違和感が招来されないように配慮されてい
る。
一方、上記下方の間仕切りパネル10は、第1図中左右と
なるその上端側の左右にそれぞれブラッケト14を有して
なり、これに対して、上記上方の間仕切りパネル20は、
第1図中左右となるその下端側の左右にそれぞれブラッ
ケト24を有してなる。
なるその上端側の左右にそれぞれブラッケト14を有して
なり、これに対して、上記上方の間仕切りパネル20は、
第1図中左右となるその下端側の左右にそれぞれブラッ
ケト24を有してなる。
そして、上記ブラッケト14,24は、後述する駆動機構30
の螺状ロッド31にそれぞれ螺合するとしている。
の螺状ロッド31にそれぞれ螺合するとしている。
尚、上記下方の間仕切りパネル10及び上方の間仕切りパ
ネル20の縦長さは、本来任意であるが、この実施例で
は、上方の間仕切りパネル20の縦長さを「1」とすると
きに、下方の間仕切りパネル10の縦長さを「3」とする
ように設定されるとしている。
ネル20の縦長さは、本来任意であるが、この実施例で
は、上方の間仕切りパネル20の縦長さを「1」とすると
きに、下方の間仕切りパネル10の縦長さを「3」とする
ように設定されるとしている。
ところで、この考案にあって、上記各間仕切りパネル1
0,20は、第1図中で左右となるその左右端面に遮音シー
ル15,25を有してなる(第2図参照)。
0,20は、第1図中で左右となるその左右端面に遮音シー
ル15,25を有してなる(第2図参照)。
該遮音シール15,25は、ゴム等の弾性材料で所謂チュー
ブ状に形成されてなり、上記各間仕切りパネル10,20の
左右端面で上下方向に配設されている。
ブ状に形成されてなり、上記各間仕切りパネル10,20の
左右端面で上下方向に配設されている。
そして、第2図に示すように、これが収縮状態にあると
きには、該遮音シール15,25の外周面が対向する他部、
例えば、前記壁W等の外面に接触しないが、これが膨張
状態にあるときには、その外周面が上記壁W等の外面に
接触することになる。
きには、該遮音シール15,25の外周面が対向する他部、
例えば、前記壁W等の外面に接触しないが、これが膨張
状態にあるときには、その外周面が上記壁W等の外面に
接触することになる。
そしてこのとき、上記間仕切りパネル10,20の左右端面
と上記壁W等の外面との間を遮音シール15,25が遮断す
ることになり、所定の遮音を可とするようにしている。
と上記壁W等の外面との間を遮音シール15,25が遮断す
ることになり、所定の遮音を可とするようにしている。
上記遮音シール15,25は、その内部への空気の流入ある
いは排出のいずれかの操作で膨張及び収縮の各作動が選
択されるとしている。
いは排出のいずれかの操作で膨張及び収縮の各作動が選
択されるとしている。
尚、上記遮音シール15,25に所謂断熱機能を発揮させる
としても良い。
としても良い。
また、上記遮音シール15,25は、これを下方の間仕切り
パネル10の上端面と上方の間仕切りパネル20の下端面と
の間にも配設するとしても良いこと勿論である。
パネル10の上端面と上方の間仕切りパネル20の下端面と
の間にも配設するとしても良いこと勿論である。
駆動機構30は、前記相対向する壁Wに副って起立する一
対の螺状ロッド31と、該一対の螺状ロッド31の下端側に
その両端側が連結された連結ロッド32と、上記一対の螺
状ロッド31を回動させる駆動源33と、を有してなる。
対の螺状ロッド31と、該一対の螺状ロッド31の下端側に
その両端側が連結された連結ロッド32と、上記一対の螺
状ロッド31を回動させる駆動源33と、を有してなる。
螺状ロッド31は、この実施例にあって、前記床下Pから
天井裏Sに至る間、即ち、底床面Dから天端面Uに至る
間の略全長に亙るように配設されているもので、その下
半側には下方の間仕切りパネル10のための螺状31aが形
成され、その上半側には上方の間仕切りパネル20のため
の螺状31bが形成され、さらに、その略中間となる部位
には非螺状部31cが形成されているとしている。
天井裏Sに至る間、即ち、底床面Dから天端面Uに至る
間の略全長に亙るように配設されているもので、その下
半側には下方の間仕切りパネル10のための螺状31aが形
成され、その上半側には上方の間仕切りパネル20のため
の螺状31bが形成され、さらに、その略中間となる部位
には非螺状部31cが形成されているとしている。
そして、上記螺状ロッド31における下半側の螺状31aと
上半側の螺状31bとは、互いにその形成方向が逆になる
とされている。
上半側の螺状31bとは、互いにその形成方向が逆になる
とされている。
即ち、上記螺状ロッド31が特定の一方向に回動されて、
例えば、下方の間仕切りパネル10が該螺状ロッド31に副
って上昇するとき、上方の間仕切りパネル20は上記螺状
ロッド31に副って下降することになるように構成されて
いる。
例えば、下方の間仕切りパネル10が該螺状ロッド31に副
って上昇するとき、上方の間仕切りパネル20は上記螺状
ロッド31に副って下降することになるように構成されて
いる。
ところで、上記螺状ロッド31は、この実施例にあって、
前記壁Wに形成された縦溝状の凹部w内に配在されると
している。
前記壁Wに形成された縦溝状の凹部w内に配在されると
している。
そして、上記壁W面に形成される開口w1を前記ブラケッ
ト14,24が挿通するとしている。
ト14,24が挿通するとしている。
そしてまた、上記開口w1は、この間仕切り装置の所謂不
使用時には適宜の手段で閉塞されるとしており、該手段
としては、例えば、図中に想像線図で示すようなカバー
パネルw2が図示しないチェーン等で吊持されて上記開口
w1に嵌装される等であり、他には、所謂アコーデオンカ
ーテン等が利用されるとしても良い。
使用時には適宜の手段で閉塞されるとしており、該手段
としては、例えば、図中に想像線図で示すようなカバー
パネルw2が図示しないチェーン等で吊持されて上記開口
w1に嵌装される等であり、他には、所謂アコーデオンカ
ーテン等が利用されるとしても良い。
一方、上記螺状ロッド31は、その上下端が前記天端面U
及び底床面Dにそれぞれ近隣するように配設されたブラ
ケット32に回転可能に支持されると共に、その略中間と
なる部位の非螺状部31cが上記壁W等に突設されたブラ
ケット33に回転可能に支持されるとしている。
及び底床面Dにそれぞれ近隣するように配設されたブラ
ケット32に回転可能に支持されると共に、その略中間と
なる部位の非螺状部31cが上記壁W等に突設されたブラ
ケット33に回転可能に支持されるとしている。
また、上記一対の螺状ロッド31は、その下端に連結ロッ
ド34の両端側を連結させている。
ド34の両端側を連結させている。
連結ロッド34は、前記ピットPを形成する底床面Dに副
うように配設されているもので、その適宜位置は、軸受
34aで支持されている。
うように配設されているもので、その適宜位置は、軸受
34aで支持されている。
また、上記連結ロッド34の両端側は、ウォームギヤ構造
35を介して前記一対の螺状ロッド31の下端にそれぞれ連
結されるとしている。
35を介して前記一対の螺状ロッド31の下端にそれぞれ連
結されるとしている。
そして、上記連結ロッド34には、駆動源36が連結されて
いて、該駆動源36からの駆動力で、該連結ロッド34が回
動されるとしている。
いて、該駆動源36からの駆動力で、該連結ロッド34が回
動されるとしている。
尚、図示しないが、上記ウォームギヤ構造35には、駆動
源36の駆動力を上記連結ロッド34に反転して伝達する反
転構造、及び上記連結ロッド34に伝達された駆動力を規
制するブレーキ構造等が含まれている。
源36の駆動力を上記連結ロッド34に反転して伝達する反
転構造、及び上記連結ロッド34に伝達された駆動力を規
制するブレーキ構造等が含まれている。
駆動源36は、この実施例にあっては、電動モータからな
るとしているが、これに代えて、油圧モータ等とされる
としても良い。
るとしているが、これに代えて、油圧モータ等とされる
としても良い。
そして、上記駆動源36は、図示しないが、コントローラ
等を有する制御盤部での所定の操作でその作動が可とさ
れる。
等を有する制御盤部での所定の操作でその作動が可とさ
れる。
以上のように形成されたこの考案に係る間仕切り装置に
あっては、駆動機構30への所定の駆動操作で上方及び下
方の各間仕切りパネル10,20が自在に上下動することに
なる。
あっては、駆動機構30への所定の駆動操作で上方及び下
方の各間仕切りパネル10,20が自在に上下動することに
なる。
即ち、駆動機構30における駆動源36が駆動されると、該
駆動源36の駆動力が連結ロッド34に伝達されると共に、
ウォームギヤ構造35を介して一対の螺状ロッド31に伝達
され、該一対の螺状ロッド31が同期回動されることにな
る。
駆動源36の駆動力が連結ロッド34に伝達されると共に、
ウォームギヤ構造35を介して一対の螺状ロッド31に伝達
され、該一対の螺状ロッド31が同期回動されることにな
る。
そして、該一対の螺状ロッド31においては、その下半側
の螺状31aに下方の間仕切りパネル10の上端左右に連設
されているブラケット14が螺合されていると共に、その
上半側の螺状31bに上方の間仕切りパネル20の下端左右
に連設されているブラケット24が螺合されているので、
該螺状ロッド31が回動されて下方の間仕切りパネル10が
該螺状ロッド31に副って上昇する際には、上方の間仕切
りパネル20が上記螺状ロッド31に副って下降することに
なる。
の螺状31aに下方の間仕切りパネル10の上端左右に連設
されているブラケット14が螺合されていると共に、その
上半側の螺状31bに上方の間仕切りパネル20の下端左右
に連設されているブラケット24が螺合されているので、
該螺状ロッド31が回動されて下方の間仕切りパネル10が
該螺状ロッド31に副って上昇する際には、上方の間仕切
りパネル20が上記螺状ロッド31に副って下降することに
なる。
即ち、螺状ロッド31の回動時には、下方の間仕切りパネ
ル10と上方の間仕切りパネル20とが互いに対向する方向
に上下動することになり、このとき、ホール等の室内空
間に所定の間仕切りを形成し、あるいは、上記間仕切り
を上記室内空間内から撤去することが可能になる。
ル10と上方の間仕切りパネル20とが互いに対向する方向
に上下動することになり、このとき、ホール等の室内空
間に所定の間仕切りを形成し、あるいは、上記間仕切り
を上記室内空間内から撤去することが可能になる。
そして、上記各間仕切りパネル10,20を利用して上記室
内空間内に間仕切り形成した状態、あるいは、該間仕切
りを撤去した状態を維持するには、前記駆動機構30にお
けるウォームギヤ構造35中のブレーキ構造が利用される
ことで実現される。
内空間内に間仕切り形成した状態、あるいは、該間仕切
りを撤去した状態を維持するには、前記駆動機構30にお
けるウォームギヤ構造35中のブレーキ構造が利用される
ことで実現される。
上記のようにして形成された間仕切りを撤去するには、
上記したところと逆の作動経過をたどれば良い。
上記したところと逆の作動経過をたどれば良い。
それ故、この考案にあっては、駆動機構30における一対
の螺状ロッド31の選択された方向への回動時に下方の間
仕切りパネル10が床下Pから床面F上に突出するに対し
て、上方の間仕切りパネル20が天井裏Sから天井面C下
に突出することになり、ホール等の室内空間内に所定の
間仕切りを形成することになる。
の螺状ロッド31の選択された方向への回動時に下方の間
仕切りパネル10が床下Pから床面F上に突出するに対し
て、上方の間仕切りパネル20が天井裏Sから天井面C下
に突出することになり、ホール等の室内空間内に所定の
間仕切りを形成することになる。
そして、上記各間仕切りパネル10,20の上下動の作業
は、駆動機構30に対しての所謂外部での所定の操作で足
りるので、ホール等内に作業者が立ち入るような不自然
な事態が招来されないのは勿論のこと、上記ホール等内
の使用中にあっても、所定の室内空間を間仕切るための
作業を簡単かつ容易に実行できることになる。
は、駆動機構30に対しての所謂外部での所定の操作で足
りるので、ホール等内に作業者が立ち入るような不自然
な事態が招来されないのは勿論のこと、上記ホール等内
の使用中にあっても、所定の室内空間を間仕切るための
作業を簡単かつ容易に実行できることになる。
前記したところは、壁Wがホール等の室内空間を区画形
成する際の、例えば、コンクリート躯体等で形成されて
いるとするが、これに代えて、上記壁Wがこの考案にお
ける各間仕切りパネル10,20で形成されているとしても
良い。
成する際の、例えば、コンクリート躯体等で形成されて
いるとするが、これに代えて、上記壁Wがこの考案にお
ける各間仕切りパネル10,20で形成されているとしても
良い。
また、前記したところは、下方の間仕切りパネル10の縦
寸法の方が上方の間仕切りパネル20の縦寸法より大きい
としているが、これに代えて、逆に、上方の間仕切りパ
ネル20の縦寸法の方が下方の間仕切りパネル10の縦寸法
より大きいとしても良く、さらには、両方共同じ縦寸法
とされるとしても良い。
寸法の方が上方の間仕切りパネル20の縦寸法より大きい
としているが、これに代えて、逆に、上方の間仕切りパ
ネル20の縦寸法の方が下方の間仕切りパネル10の縦寸法
より大きいとしても良く、さらには、両方共同じ縦寸法
とされるとしても良い。
以上のように、この考案装置よれば、その設置に際して
各間仕切りパネルの格納場所がホール等の室内空間の外
側やあるいは該室内空間内の床面上等とされることがな
く、従って、ホール等の室内空間内の外部周辺や室内空
間内の床上周辺にデッドスペースを発生させることがな
く、ホール等の建設に際して平面の有効利用を可能にす
るのは勿論のこと、間仕切り用のパネルが上下に2分割
されてそれぞれが床下と天井裏とに格納されるとするの
で、特に床下あるいは天井裏のいずれか一方側の格納部
の深さのみを徒らに大きくしなくて済むとと共に、その
ホール等の使用中にあっても所定の間仕切りを設けるこ
とが容易に可能になり、その際に作業者が該使用中のホ
ール等内に立ち入る等の不都合もなく、従って、臨機応
変に所定の間仕切りができる等、幾多の効果を奏するこ
とになる。
各間仕切りパネルの格納場所がホール等の室内空間の外
側やあるいは該室内空間内の床面上等とされることがな
く、従って、ホール等の室内空間内の外部周辺や室内空
間内の床上周辺にデッドスペースを発生させることがな
く、ホール等の建設に際して平面の有効利用を可能にす
るのは勿論のこと、間仕切り用のパネルが上下に2分割
されてそれぞれが床下と天井裏とに格納されるとするの
で、特に床下あるいは天井裏のいずれか一方側の格納部
の深さのみを徒らに大きくしなくて済むとと共に、その
ホール等の使用中にあっても所定の間仕切りを設けるこ
とが容易に可能になり、その際に作業者が該使用中のホ
ール等内に立ち入る等の不都合もなく、従って、臨機応
変に所定の間仕切りができる等、幾多の効果を奏するこ
とになる。
第1図はこの考案の一実施例に係る間仕切り装置を一部
破断して示す正面図、第2図はその要部を拡大してしめ
す横断面図、第3図は従来の間仕切り装置を示す平面図
である。 〔符号の説明〕 10…上方の間仕切りパネル 20…下方の間仕切りパネル 30…駆動機構、31…螺状ロッド 31a,31b…螺状、34…連結ロッド 35…ウォームギヤ構造 36…駆動源、P…床下 S…天井裏、W…壁
破断して示す正面図、第2図はその要部を拡大してしめ
す横断面図、第3図は従来の間仕切り装置を示す平面図
である。 〔符号の説明〕 10…上方の間仕切りパネル 20…下方の間仕切りパネル 30…駆動機構、31…螺状ロッド 31a,31b…螺状、34…連結ロッド 35…ウォームギヤ構造 36…駆動源、P…床下 S…天井裏、W…壁
Claims (1)
- 【請求項1】床下に格納される下方の間仕切りパネル
と、天井裏に格納される上方の間仕切りパネルと、上記
下方及び上方の各間仕切りパネルを上下動させる駆動機
構と、を有してなり、駆動機構は床下から天井裏にかけ
ての間で相対向する壁に副ってそれぞれ起立する一対の
螺状ロッドを有してなると共に、該一対の螺状ロッドを
回動させる駆動源を有してなり、各間仕切りパネルはそ
れぞれの両端が上記一対の螺状ロッドに螺合支持されて
なり、該一対の螺状ロッドの同期した回動時に上記各間
仕切りパネルが上記壁間を相対向する方向に同期して上
下動するように形成されてなることを特徴とする間仕切
り装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988158337U JPH0725422Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 間仕切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988158337U JPH0725422Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 間仕切り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279717U JPH0279717U (ja) | 1990-06-19 |
JPH0725422Y2 true JPH0725422Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31438573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988158337U Expired - Lifetime JPH0725422Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 間仕切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725422Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP1988158337U patent/JPH0725422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0279717U (ja) | 1990-06-19 |
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