JPH0725387B2 - 膨張性袋嚢およびその製造方法 - Google Patents

膨張性袋嚢およびその製造方法

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JPH0725387B2 JP57130521A JP13052182A JPH0725387B2 JP H0725387 B2 JPH0725387 B2 JP H0725387B2 JP 57130521 A JP57130521 A JP 57130521A JP 13052182 A JP13052182 A JP 13052182A JP H0725387 B2 JPH0725387 B2 JP H0725387B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、分与容器等に用いられる膨脹性袋嚢に関し、
特に、分与容器から所量の内容物を分与する度毎に、袋
嚢内部で気体生成化学反応を一連して繰返しながら圧力
を発生させる膨脹性袋嚢に関する。より詳細には、気体
生成化学反応の開始を好適に制御する手段を提供する改
良型袋嚢に関し、そして、この改良型袋嚢を製造する改
良された簡単な方法にも関する。
[従来の技術及びその問題点] エアゾールかんや庭園用スプレイ装置等の様に、バルブ
を手動操作して内容物をノズルから内圧によって押出す
ようにして液体内容物を分与するようにすることは周知
である。気体生成化学物質又は反応物を可撓性バリヤバ
ックすなわち袋嚢中に収めてしまい、分与される内容物
と反応物の接触を無くし、且つ、反応物が外界へ放出さ
れないようにして、分与容器中で気体を発生せしめる化
学反応を制御しつつ圧力を発生することが望ましいこと
は、認識されていた事実である。
ここで、気体生成化学物質を含む袋嚢の占有空間は、分
与容器の総内容量のうちのかなり小さな部分であり、分
与容器の容量の大部分は、分与される内容物を保留する
ためのものである。
化学反応により発生した気体は、可撓性バックを外方へ
はり出す様な圧力を作用せしめ、分与容器使用時に内容
物が殆ど無くなるまで、次々と、適量づつ、間接的に押
し出す作用を行う。
最初に分与容器に入れる気体生成物質の量は、内容物の
全てがほとんど押し出された時に、最後の内容物を押し
出すに必要なだけの最小圧力が残される状態となるよう
に決定しなければならない。しかしながら、もし、これ
ら物質の総化学当量が最初から一緒にされてしまうと、
内容物が押し出される前に反応して気体を発生し、結果
として分与容器内の初期圧力が、非常に高くなってしま
う。この状況下で内容物が分与されると、内圧は徐々に
減少する。すなわち、初期圧力が非常に高く、使用期間
全般に亘って圧力が一定ではなくなる。そのため、容器
外板に構造強度をもたせなければならず、安全性に支障
をきたすものとなる。
米国特許第3718236号に、バリヤとして膨脹性袋嚢が用
いられた分与容器が開示されており、一度に全気体を発
生させないで、少しづつの量で発生させ、使用毎に必要
なだけの圧力を発生させて、付加的にすこしづつの量で
袋嚢を膨脹させるようにせしめ、最初は、ほとんどわず
かしか膨脹していない袋嚢が、内容物を放出してしまっ
た後は内容物に入れ変って、みかけ上分与容器を満たし
てしまうように構成することが提案されている。この構
成により、その時々に必要なだけの充分な圧力を発生さ
せることが可能となり、比較的一定の割合で内容物を分
与し、さらに分与圧力をほぼ一定に保持するようにする
ことが可能となる。
すこしづつの量で気体を発生させるために、上記米国特
許第3718236号の構成では袋嚢に気体不浸透性の壁を密
封して、袋嚢を一連の室に区分けされるようにしてい
る。袋嚢製造時に区分けされた各室には、少なくとも一
種の化学反応物が所定の割合で配置され、さらに二種の
反応物と溶剤が、袋嚢中に、気体生成反応の出発成分と
して配置される。これら必要な出発成分の少なくとも一
つは、水溶性コーティングでつつみこむことによって、
他のものから隔離され、分与容器を密封してしまうまで
反応が開始されるのを防止するようにしている。その
後、バルブが作動される分与容器のオリフィスを開いた
時、袋嚢の気体は、膨脹し、ある量だけ内容物をオリフ
ィスを通して押し出す。袋嚢を複数の室に区分けしてい
る壁は、所定の制限された程度だけ拡張させる。第1室
の少なくとも一種の反応物の量は、その量を制限されて
いるために、溶液中でその反応物が他の反応物と、袋嚢
内で反応することにより、第1室を充分に拡張するに必
要な気体よりわずかに多い気体が発生し、第1室と第2
室を分けている壁が破裂される。これにより、第2室中
の付加的材料と溶液の残りがまざりあうことになり、第
1室と第2室を合せた室を充分に膨脹させ、(多量の内
容物が分与されてその膨脹を可能とした際に)第2室と
第3室の境の壁が破砕されるに必要な付加量の気体を袋
嚢内で発生させる。この工程は全内容物が押し出される
まで続けられ、次々と所定量の気体が発生せられると共
に内容物が押し出される。袋嚢中に発生させる圧力は、
同量の全反応物が一度に反応した際に最初に発生せられ
るであろう最大圧力よりも低く、しかしてこれで生じせ
しめる圧力は、それでも充分な圧力となる。
非常に好ましいとされている反応物の代表的なものに、
重炭酸ソーダとクエン酸があり、これらは、溶液中で反
応する二酸化炭素が発生する。この代りに、例えば、ク
エン酸の代りに希釈塩酸(例えば、10〜30%さらには、
約35%程度まで)を使用しても良いし、又、重炭酸ソー
ダの代りに炭酸リチウム或いは炭酸カルシウムを使用す
ることも可能である。
通常の分与容器で発生する程度の二酸化炭素は危険なガ
スには該当せず、仮に分与容器が破壊されたとしても、
気体生成物質は、反応前後のいずれを問わず、有毒で危
険であったりするとは考えられない。
該米国特許第3718236号で開示されている構造における
要請のひとつとして、破砕性壁は分与される内容物から
気体生成反応を分離する袋嚢又はバリヤの、可撓性があ
り且つ強度のある外壁に対して気密状態で取付けなけれ
ばならない(という問題がある)。破砕性の壁を正しく
取付けなければならないと同時に、区分された室を壁で
密封する前に各室内に適正な量の所定反応物を配置する
必要がある(という問題がある)。さらに、製造時に各
室に空気がほとんどトラップされないように密封密着を
行うことが望まれる(という問題がある)。空気がトラ
ップされてしまうと、この分だけ内容物が入らなくな
り、分与容器内に保有されなければならない所定内容物
が少なくなってしまうからである。
本出願人の米国特許出願第105216号(S.N.105,216)
(出願日:1979年12月19日)に分与容器に挿入される袋
嚢の改良したものが記載されている。この袋嚢は、その
中間部を複数の室に区分けするのにそれぞれ壁を設けて
いるものではなく、その代りに、少量の付加量の反応物
の一種類を入れたインサートを袋嚢中に配置し、分与容
器と袋嚢の最終組立直前に、該可撓壁に取付けられるよ
うになっている。インサートは2枚のプラスチックシー
トで構成されており、このシートのサイズは、袋嚢のシ
ートのサイズより小さい。これらのプラスチックシート
のひとつには、一列又はそれ以上の複数列の凹所が形成
されている。インサートの製造時に、一種類の反応物
が、これら凹所のそれぞれに配置され、次いで第2のシ
ートが、この第1のシートに密着せられ、水、より詳細
にはその他の化学反応物の水溶液、が凹所中の反応物に
入り込まないようにする。さらに、シール材が、各凹所
から配置された異なる場所にそれぞれ設けられて、これ
によって二枚のシートは、開放されたばかりの凹所が他
の反応物を含む水溶液と次々と混合されうるようにし
て、はがされるように構成されている。はくり動作が生
じせしめられるようにするために、インサートの片側
は、袋嚢の内側に密着せられ、インサートの他方の側
は、袋嚢の他方の内面に密着されている。袋嚢中で発生
した気体により、分与される内容物に相当するだけ袋嚢
の対向面はだんだんと広げられ、それによってインサー
トのシール材もはがされて、所望の反応物を入れた凹所
に一連の工程に従って作用を与え、気体生成反応を継続
させる。上記米国特許第3718236号に開示の構成と同様
に、上記米国特許出願第105216号の構成も、化学反応を
一度にではなく一連の工程で次々と生じせしめるように
なっており、これにより、気体圧力を比較的一定な状態
に制御することが可能となる。
ここで、はくり性インサートを使用するために、袋嚢が
密封される直前に、そして分与容器が充填せられて完成
させられる直前に、インサートを、一種類の反応物の初
期量を含む出発溶液と多種の反応物含有溶解性又は破砕
性カプセルと共に、袋嚢中に配置する必要がある。結果
として、分与容器の組立時点で密封装置を用いる必要が
生じ、又、気体生成反応が開始せられる前の短時間内で
最終製造工程を行わしめることが必要になる(という問
題がある)。
本出願人の米国特許出願第172357号(S.N.172,357)
(出願日1980年7月25日)には、一種類の反応物小量を
入れる凹所を袋嚢の一壁に設けるように改良されたもの
が開示されている。これらの凹所は、反応物が収められ
た後に、前述の米国特許出願第105216号のインサートと
同様の方法ではりつけられる小さなシートで密封せられ
る。分与容器内で使用に際しての袋嚢が膨脹する間、凹
所の形成された主壁からこの小さなシートが簡単に剥離
されるようになっている。出発化学反応物のうちのひと
つは粉末状のものであって良く、その他はカプセル内に
収められているものであるが、この出発化学反応物が、
袋嚢の外側シートのひとつに組立時に配置させられ、そ
して水が破砕容器に入れられる。この破砕性容器は、袋
嚢中に製造時に封入される独立の小さな容器でも良い
し、他のより小さな凹所とともに同じシート上に真空形
成され凹所のようなものであっても良いが、後者の場合
は、破砕性メインブレンでカバーする必要がある(とい
う問題が存在する)。いずれの場合にしても、容器又は
メイブレンのカバーが、分与容器に袋嚢が挿入される直
前に、破砕されて水が流出することになる。出発化学反
応は、水が粉末状の放出された反応物を溶解し、他の反
応物を含むカプセルが反応物を反応させ気体を発生させ
るまで、遅らされる。この観点から、小さな凹所中の反
応物を引き続いて次々と露出させるべく小さなシートを
剥離する過程は、まさに上記米国特許出願第105216号と
同様である。
上記した従来技術で採用されたいずれの構造において
は、次の様な種々の問題が存在する。
先ず、その製造における反応物の取扱いは充分注意して
その管理を行われなければならない。
また、カプセルにこれら反応物をつめこむ構成を用いる
と、カプセル自体が高額であるためコスト高となる。
さらに、様々に異なる種類の分与容器から種々の内容物
を押し出すためには、出発圧力を異ならせることが必要
となり、結果としてひとつの種類の反応物を異なる量で
含む種々のサイズのカプセルの組合せの多量のストック
を準備しなければならない。
これに加えて、袋嚢構成品の組立の際に、粉末状の化学
薬品を用いるため組立ラインがほこりまみれになる場合
がある。
さらに、反応開始時から反応して気体を発生させるまで
の時間を制御出来る様にすることが望ましい(が、非常
に精密な技術が要求される)。
[発明の目的] 本発明は、上記した従来技術の種々の問題点に鑑みて提
案されたもので、完成後に長期間保存し得る膨脹性袋嚢
を提供すること、並びに袋嚢内の構成品が操作され或い
は活性化せられ気体生成反応を開始させた後、所定時間
後に膨脹が開始されうる膨脹性袋嚢を提供すること、を
目的としている。
本発明の他の目的は、このように袋嚢を製造する改良方
法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、制御された時間後に、水又
は溶液に溶解しうるバリヤによって化学反応物質を区分
けした袋嚢を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、一種類又は二種類の気体生
成反応物質が溶解性コーティングされたビード又は粒子
の形状となっている改良袋嚢を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、量的に袋嚢の生産と一致す
る簡単な手順で改良袋嚢の組立をする簡単な方法を提供
することである。
[発明の構成] 本発明の膨脹性の気密袋嚢は、可撓性を有しており並置
されている第1及び第2の壁部を含み、該壁部は袋嚢の
膨脹により拡張されて離隔するように構成され、 該袋嚢以内に設けられ且つ複数の凹所から成り所定量の
気体生成化学物質を保持する保持部材を含み、この凹所
のうちの第1の凹所には含水溶液性の第1の化学物質が
保持されており、 第1の凹所周囲で保持部材に対して液密にシールされた
破壊可能な不浸透性のシートを含み、該シートは、破壊
されるまで第1の化学物質を第1の凹所内に保留し、 第2の化学物質を保留する第2の凹所と、 第2の凹所周囲で保持部材に対してシールされた水溶性
材料のシートを含み、該シートは第2の化学物質を第2
の凹所内に保留し、該水溶性材料は第1の化学物質に接
触した後に所定時間内に溶解し、溶解後に第1及び第2
の凹所中の保留されている化学物質が混合されて第1の
化学反応を起こさせ、袋嚢内に第1の所定量の気体を発
生せしめ、 第1の化学反応の残余の化学物質と混合せしめられた際
に袋嚢内で付加的に所定量の気体を生じせしめるため、
気体を発生するための化学物質の少なくとも一つを付加
的に所定量だけ保留する付加凹所と、 付加凹所の周囲で保持部材に対してシールされた不浸透
材料の第3のシートを含み、該付加凹所は、その内部
に、上記気体を発生するための化学物質の少なくとも一
つを付加的な所定量だけ保持しており、 第1の壁部と第3のシートとの間の第1のパーマネント
シールと、 第2の壁部と該保持部材との間に設けられた第2のパー
マネントシールとを含み、該並置する壁部が拡張されて
所定長さだけ離隔した際に、第3のシートと保持部材と
を引きはがして付加凹所を開放する、 事を特徴としている。
ここで、前記第1と第2の壁部は、周囲を気密に接合せ
しめられ、実質的に同サイズの第4と第5のシートを有
しているのが好ましい。
そして、前記第3のシートは、両面が第1と第2の不親
和性のプラスチック層を有する積層体であり、前記保持
部材は、該第3のシートの該第2プラスチック層と対面
し且つ該第2プラスチック層と不親和性のプラスチック
層を有しているのが好ましい。
また、前記第1と第2の並置する壁部は、互いに対面す
る親和性の面であって且つ前記第3のシートの前記第1
プラスチック層に対しても親和性の面、を含んでいるの
が好ましい。
さらに、前記水溶性のシートは、ポリビニルアルコール
フィルムであるのが好ましい。
ここで、前記ポルビニルアルコールフィルムの厚さは、
約1.0から4.0ミルであるのが好ましい。
また、前記ポリビニルアルコールフィルムは、約2.0ミ
ルの厚さであるのが好ましい。
これに加えて、前記ポリビニルアルコールフィルムは、
一部加水分解され冷水溶解性とされているのが好まし
い。
さらに、前記ポリビニルアルコールフィルムは、前記破
砕性シートの破砕後約2分以内に溶解が開始されるのが
好ましい。
そして、前記第1の化学物質は、クエン酸の水溶液であ
り、前記第2の化学物質は、重炭酸ソーダであり、前記
ポリビニルアルコールフィルムは、前記第1の化学反応
が約6分以内に完了する様に充分に溶解するのが好まし
い。
ここで、前記化学物質は、第1及び第2の反応物と水と
を含み、前記第1の凹所の前記第1の化学物質は水であ
り、前記第2の凹所の前記第2化学物質は該両反応物の
混合体であるのが好ましい。
さらに、前記混合体は、水溶性外表コーテイングを被覆
されたビーヅ形状のものであるのが好ましい。
これに加えて、前記反応物の一つは、前記他の反応物の
化学当量以上の量にて前記ビーヅ中に存在し、前記付加
凹所の前記気体生成化学物質は、該他の反応物の特定の
量を含んでいるのが好ましい。
また、前記第1の凹所の前記第1の化学物質は第1の化
学反応物の水溶液であり、前記第2の凹所の前記第2の
化学物質は該第1の化学反応物の水溶液と混って第1の
量の気体を生成する乾燥体の第2の化学反応物であり、
該第2の凹所の該第2の化学反応物の量は該第1の凹所
の該第1の化学反応物の化学当量以上の量であり、前記
保持部材は複数の付加凹所を含み、該付加凹所の各々は
付加量の該第1の化学反応物の水溶液を含んでいるのが
好ましい。
ここで、前記第1の凹所と前記全付加凹所における前記
第1の化学反応物の総量は、前記第2の凹所における前
記第2の化学反応物の量の化学当量にほぼ等しいのが好
ましい。
さらに、水溶液中の前記第1の化学反応物の濃度は、前
記付加凹所の各々で異なっているのが好ましい。
これに加えて、前記第1の壁部の寸法は前記第2の壁部
の寸法より短く、第2の壁部は縁部を有し、第2の壁部
の縁部は第1の壁部の縁部に折り重ねられ、該第2の壁
の折り曲げられた縁部に沿ってシール材を有する内方縁
接合面を形成し、該シール材は第1及び第2の壁部の露
出面材料に対して親和性であるのが好ましい。
また、前記シール材は、前記第1と第2の壁部と親和性
のある材料で構成されたガスケットであるのが好まし
い。
本発明の膨脹性袋嚢の製造方法は、 経路に沿って、真空成形可能の保持部材を搬送する工程
と、 該保持部材に、少なくとも、第1及び第2の凹所と、複
数の付加凹所を真空成形する工程と、 該第1の凹所に、気体生成反応に使用される第1の化学
物質を収容する工程とを含み、該第1の化学物質は水か
ら構成されており、 付加凹所の各々に、気体生成反応の付加的な段階で使用
される所定量の化学物質を収容する工程と、 第1の凹所に収容された化学物質とは相違する化学物質
ではあるが気体生成反応に使用される少なくとも一つの
反応物質を含んでいる化学物質を、乾燥した状態で第2
の凹所に収容する工程を含み、第1及び第2の凹所に収
容された化学物質の量は、気体生成反応に際して所定量
の気体を発生させるのに充分な量であり、 該第1の凹所に破壊可能な不浸透性シートを被せるよう
に配置し、第2の凹所に水溶性シートを被せるように配
置し、水に不溶の不浸透性シートを付加凹所の各々に被
せるように配置する工程と、 凹所の各々に収容されるべき化学物質をそれぞれ保留せ
しめるために、保持部材に対して上述した各シートを全
てシールする工程を含み、付加凹所に被せられる前記シ
ートと保持部材との間のシールは開放可能であり、且
つ、付加凹所に被せられる前記シートは保持部材からは
がれる様な態様でシールされ、付加凹所の各々を順次開
放し、 不浸透性の第1及び第2の壁部の間に、保持部材を挟持
する工程と、 付加凹所に被せられる前記シートに対して、第1の壁部
を恒久的にシールする工程と、 第2の壁部を前記保持部材に密着させる工程と、 第1及び第2の壁部の周囲を互いに恒久的に密着させて
袋嚢を完成させる工程、 とを含んでいる。
ここで、付加凹所の各々に化学物質が収容されるのとほ
ぼ同時に、前記第1の化学物質が第1の凹所に収容され
るのが好ましい。
また、第1の化学物質と付加凹所の各々に配置された前
記化学物質とは、前記気体生成反応に必要な2つの化学
反応物のうちの1つの水溶液であるのが好ましい。
さらに、第1及び第2の壁部の周縁部に親和性シール材
料を塗布することにより、第1及び第2の壁部を密着せ
しめるのが好ましい。
これに加えて、スプレーで散布することにより、前記親
和性シール材料を第1及び第2の壁部に塗布するのが好
ましい。
ここで、前記周囲は、親和性ガスケット材料で密着する
ようになっているのが好ましい。
本発明の自己膨脹性プラスチック袋嚢の組立方法におい
ては、 I)第1ステーションへ、プラスチックシート材料の縦
長ウエブを供給する工程と、 II)該ウエブの長手方向中心線に沿って、該ウエブを折
り曲げ、ほぼ垂直の部分と平坦部分とを設ける工程と、 III)第1の気体生成成分を収容し且つ互いにずらされ
て配置された複数の凹所を有する第1の包嚢を平坦部分
に配置し、そして該第1の包嚢を該平坦部分に熱融着す
る工程と、 IV)破壊可能な水包嚢及び第2の気体生成成分を収めた
水溶性ポリビニルアルコール製包嚢を、該第1の包嚢に
隣接させて該平坦部分上に配置する工程と、 V)平坦部分に垂直の部分を折り重ねて、前記第1の包
嚢と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニル
アルコール製包嚢を、全て包み込む工程と、 VI)前記第1の包嚢の長手方向に延在する直線に沿って
その片側部分に隣接して、該折り重ね部分に対して恒久
的に前記第1の包嚢を密着する工程と、 VII)該ウエブ部分を共に密着させ、前記第1の包嚢
と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニルア
ルコール製包嚢とを収めた密封エンベロープを形成する
工程と、 VIII)該ウエブより該エンベロープを切断する工程、 とを含んでいる。
そして、本発明の自己膨脹性プラスチックシート製袋嚢
を組立てる方法は、 I)プラスチックシート材料の縦長ウエブを第1ステー
ションに供給する工程と、 II)該ウエブ上の長手方向中心線の片側に、第1の気体
生成成分を含む互いに偏寄された複数の凹所を有する第
1の包嚢を配置し、熱融着する工程と、 III)該ウエブ上に該第1の包嚢に隣接させて、破壊可
能な水包嚢と第2の気体生成成分を含む水溶性ポリビニ
ルアルコール製包嚢を配置する工程と、 IV)該ウエブを、その中心線に沿ってウエブ部分に折り
重ね、前記第1の包嚢と、前記破壊可能な水包嚢と、前
記水溶性ポリビニルアルコール製包嚢とを含ませる工程
と、 V)前記第1の包嚢の長手方向延在直線に沿ってその片
側部分に隣接して、前記第1の包嚢を恒久的に折り重ね
部分に密着させる工程と、 VI)該ウエブ部分を互いに密着させ、前記第1の包嚢
と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニルア
ルコール製包嚢とを含む密封エンベロープを形成する工
程と、 VII)該ウエブより該エンベロープを切断する工程、 とを含んでいる。
[発明の作用] 本発明によれば、プラスチックシートの基材に、初期気
体生成反応用材料の凹所が設けられる。この初期気体生
成反応が行われる凹所の第1の凹所に充填される材料
(出発材料)として、水或いは化学反応物質の一種類の
水溶液が用いられ、この凹所は、保留液に不浸性であり
且つ機械的圧力に応答して破砕する材料性の小さなシー
トでカバーされる。第2の気体生成反応が行われる凹所
(出発凹所)は、反応開始用の二種の反応物の乾燥混合
体か或いは所定量の乾燥第2反応物のいずれかが保留さ
れる。ここで、いずれにするかは、第1出発凹所に水が
入れられるか、第1反応物質の溶液が入れられるかによ
って決定される。後者の場合に、第2反応物を充分に入
れて気体生成反応を完結させるようにせしめる。第2凹
所は、第1凹所の液体により所定時間以内に溶解しうる
材料で製造された小さなシートでカバーされる。溶解性
ポリビニルアルコール(PVA)フィルムは、この目的に
非常に良く適合する。また、このようにする代りに、乾
燥反応物を含むPVA或いはその他の溶解性材料を用いる
ことも可能である。
基材に形成された付加凹所は、水溶液又は乾燥体の状態
で付加反応物質を保留する。これらの凹所は、反応開始
時から溶液が入り込まないように、水溶液不浸透性材料
のシートでカバーされる。このシートは基材に脱着可能
に密着せられ、付加凹所のそれぞれを順次開放するよう
に剥離できるようにされている。シートが剥離される
と、各付加凹所の付加反応物は、水溶液に添加され、袋
嚢内でさらに気体を発生させ、これにより袋嚢をさらに
膨脹させる力を次々と発生させる。
基材を袋嚢用材料の2枚のシートの間に差し込み、そし
て基材のまわりに周辺シールを設けるようにして、袋嚢
を形成する。さらに付加凹所をカバーするシートの側縁
部分は、剥がれない様な態様で袋嚢用シートのひとつに
密着され、さらに、別の固着シールが第2袋嚢シートと
第2袋嚢シートに面する基材表面の一部との間に形成さ
れる。後者の2つのシールは、袋嚢膨脹時にこれらシー
ルの形成された袋嚢用シート上の領域が拡開し、付加凹
所からカバーシートが剥離されるように配置される。
ここで、第1の凹所に配置された不浸透性シートは、袋
嚢が容器内に挿入される以前に機械的な圧力により破裂
する。この機械的な圧力は、種々の手段により、或いは
手動にて付加される。機械的な圧力が付加されて不浸透
性シートが破裂した後に、袋嚢が容器内に挿入される
が、第1の凹所内の溶液(水溶液)が第2の凹所を覆う
溶解可能なシート(水溶性シート)を溶解させるまで、
ガスは発生しない。
製造方法において、加熱し真空成型しうるプラスチック
フィルム材料の基材は一連の凹所形成ステーションに送
られる。適当な化学物質が凹所に配置され、その後、基
材に液密に密着されたプラスチック材料製カバーシート
により、凹所がカバーされる。
次いで中身の入った凹所を含む基材は、各種のカバーシ
ートを密着させられる。こうして出来上がった組立体
は、基材を2つの分割組立体に分けるために切断され
る。そして、分割組立体の一つは前述の付加反応物質を
含む凹所を有する組立体であり、他の一つは、前記第1
と第2の出発凹所を有する組立体である。袋嚢用上下シ
ートの間に、それぞれ部材がインサートとして挿入さ
れ、固着シールが、最初に述べた分割組立体の適所に形
成せられ、付加反応物が収容されている凹所を覆うカバ
ーシートを袋嚢用上側シートに固着させ、さらに上側シ
ートと直接的に整合されている基材の袋嚢用下側シート
に固着させるようにする。剥離作用に必要なシールの次
に、周辺シールが設けられ、周辺シールにより袋嚢の周
囲を水密ならびに気密にシールする。袋嚢は、この工程
で個々に接離しても良いが、最終製品として輸送するた
めにロール状にしても良く、後で巻出して分断して、そ
れぞれ分与容器に配置するようにすることもできる。
さらに、本発明は新規かつ非自明な貢献を当業界に与え
ることが出来る。すなわち、簡単で且つ効果的な製造方
法と圧力発生手段が提供され、様々な作動圧力を発生さ
せるための出発反応物質の案出する手間を最小化し、組
立工場が塵埃にまみれる危険性を少なくし、圧力発生容
器の作動の信頼性を高め、さらに大なるかつより信頼性
のあるシェルフライフを与えることが出来るのである。
[実施例] 本発明の目的、構成、作用効果については、図面を参照
しつつ以下に記載された内容を検討することにより、当
業者はさらに詳細に且つ容易に理解できるであろう。
第1図は、エアゾールタイプの従来の分与容器10を示す
ものであり、円筒体本体11と内方にせり出された底部12
とベル型頂部13とを有している。この容器10は、アルミ
ニウムなどの薄板材、あるいはプラスチック材料であっ
ても良く、分与される内容物の種類および分与容器の安
全仕様を考慮して決定されるものである。従来設計のバ
ルブ組立体14が、ベル型頂部13に取付けられている。バ
ルブ組立体は、プランジャおよびスプレイヘッドすなわ
ちノズル15を含み、ノズル15は、スプレイオリフィス16
を有する。取付用キャップ17が、ベル型トップ13にバル
ブ組立体14を取付け、吸入部材18が、ベル型トップの内
部において下方に延在している。容器10の内部に液体内
容物19と袋嚢20を有し、袋嚢19内部で、ノズル15を動作
した際に内容物19を押し出すために袋嚢を膨脹せさる圧
力が発生させられる。内容物のほとんどがノズルから分
与されてしまった時に、袋嚢20は、分与容器10の円筒形
内部をすべて占領してしまうほどに膨脹する。この状態
になった場合、袋嚢の中間部分が、円筒形11の内壁を押
しつけることになるので、分与容器10の下側部分で且つ
せり上り底部12付近の内容物19をトラップすることがあ
る。これを防止するために、長手方向に離置された多数
の開口21aを有する中空管21が、従来公知の手段(図示
せず)で円筒形11の内面に沿って長手方向に支持されて
いるのが好ましい。分与容器10の底部に隣接する内容物
19のトラップされた部分は、袋嚢20の膨脹圧力によっ
て、管21を通って上方に押し上げられる。
第2図は、第1図に示す袋嚢20の組立方法を図示するも
のである。組立は、一層又は複数層の適当なプラスチッ
ク材料のロール23から開始される。ポリエチレンおよび
ポリプロピレンは、好ましい強度と可撓性を有し、これ
ら材料のシートは、真空成型ならびに熱融着が可能であ
るが、微小ながら多孔質であるために、蒸気バリヤ層を
積層させなければならない。例えば、サランのようなプ
ラスチック材料あるいはアルミホイル製の中間蒸気バリ
ヤを有する、低密度ポリエチレン又はポリプロピレンの
2層のシートを使用可能である。低密度ポリエチレン
は、その厚さか約0.5〜20ミルであり、ポリプロピレン
の場合は、約0.1〜3.75ミルであり、あるいはこれ以上
でも良い。もし蒸気バリヤが金属ホイルである場合、こ
れはプラスチック層の間に配置し、分与される内容物あ
るいは気体生成反応物のいずれもがこれに作用すること
を防止することが望ましい。
開放性シールは、ポリエチレンに対するポリプロピレン
のように、非調和性又は比較的不親和性の材料との間で
通常に作用する。恒久的シールすなわち固着シールは、
調和性すなわちポリエチレン同志又はポリプロピレン同
志のような比較的親和性を示す材料間で有効に作用す
る。このこと自体は、当業者に自明の技術である。この
ようなシールは、通常、接着部分に充分な熱を加えるこ
とによりなされるものである。しかしながら、従来より
良く知られている適当な接着剤を別に用いることが望ま
しければ、この方法により恒久的シールおよび開放性シ
ールを形成してもよい。
ロール23のプラスチック材料24は、基材と称することに
する。なぜなら袋嚢の各種構成体がこの上に配置形成さ
れるからである。基材24は、一般の搬送装置(図示せ
ず)によって、矢印26の方法にほぼ水平に送られ、まず
ステーション27を通過せられ、ここで基材に凹所が加熱
真空成型される。成型凹所は、並置されたふたつの大き
な凹所28、33と斜方向の小さな凹所29(第4図参照)と
を含む。斜方向の凹所29のその斜方角度は、後で説明す
る理由で基材24の長手方向に対して決められる。
ステーション27から、基材24は、充填装置32を設けた第
2ステーション31に搬送され、ここで凹所33に気体生成
反応物一種類の溶液又は水のいずれかを充填される。こ
のステーション31には、凹所29の数と同数の出口36を有
する他の充填装置34が、(本実施例においては)設けら
れている。この充填装置34は、化学反応物質一種類を、
好ましくは水溶液の状態で、各凹所29に供給するための
ものである。この化学反応物質は、凹所33に充填される
ものと同じものでも良いが、同じ種類でなくとも、同じ
濃度としなくても良い。事実、凹所29に注入される化学
反応物質の量並びに濃度は、全て同じにする必要はな
く、最終的に分与容器に入れられて使用される際に、各
使用段階で適量の気体を発生させるように設定すること
ができる。
基材24は、ステーション31から次のステーション37に搬
送されて、ここで充填装置38により凹所28に、乾燥状態
の第2の化学反応物が充填される。凹所28に充填される
反応物は、ただ一種類の化学反応物質でも良いが、二種
類の気体生成反応物、すなわち前述の一種類の総化学当
量(に相当する)量の反応物と、反応開始の一部をつか
さどる量の他の反応物との、混合物としても良い。上記
他の反応物の残りは、凹所29に収められるようにされ
る。上述のように凹所28に両成分を充填すると、凹所33
の水又は水溶液が凹所28中の両反応物を含有するように
なった時に、反応開始がより早くなるので非常に有利と
なる。
基材24は、ステーション37からステーション39に搬送さ
れ、ここでカバー用フィルムが凹所28、29、33に配置せ
られる。凹所28に配置されたカバー41は、水溶性プラス
チックフィルムなどのロール24より切り取られたもので
ある。特に、厚さ約1.0〜4.0ミル、好ましくは2.0ミル
の部分的に加水分解されたポリビニルアルコールは、そ
れが冷水で溶解し得るものであるために、非常に適して
いることが知られている。しかしながら温水で溶解しう
るPVAフィルムなどを使用することも勿論可能であり、
この場合には、組立てられた分与容器かん10を温水バス
に通して加熱させて、化学反応を活性化させるようにし
ても良い。このフィルム材料は、ロール42から凹所28を
カバーする適当な領域に供給され、ロール42からカバー
41として一辺が切り取られる。凹所33を閉じるカバー43
は、別のロール44から供給されるフィルムより切断され
て構成され、凹所29をカバーするシート46は、第3のロ
ール47から供給されるフィルムから切り取られる。ロー
ル44、47のフィルムは、耐水性の水不浸透性のものであ
る。
次に、基材24とそのカバー又は蓋体41、43、46はステー
ション28を通され、ここでそれぞれの熱融着装置49a、4
9b、49cと対応する下あて部材51(一個のみ図示)とに
より、各カバー41、43、46の周辺が、基材24の凹所28、
33、29の周辺にそれぞれ密着される。シート24、46は、
適当に積層され、互いに脱着可能に且つ恒久的に袋嚢壁
61、63に密着させられる。前述の米国特許出願第105216
号および米国特許出願第172357号のいずれにも記載され
ているように、基部材24に対してのカバー46の密着部分
の位置は、凹所29から外方に隔置され、製造された構成
品を使用した際に、カバー46が基材24から剥離されて凹
所29が一度にひとつづつ露出するようになす。
当業者に良く知られているように、融着作業における時
間、圧力、温度は、使用されるプラスチックフィルムの
種類、液体および気体に対する不浸透性を与えるシール
の完全性ならびに袋嚢の製品組立体の所望のシェルフラ
イフに要される最適な特性等に依存する。
基材24と封入反応物とは共にリール巻きして保持するよ
うになし、後で袋嚢中に配置するようにしても良いし、
又、密着ステーション48を通過した直後にスリット状に
カットして複数のインサートを形成させても良い。
後者の場合、基材24のシートは、カッテイングステーシ
ョン52を通過させられ、ここで回転丸刃53、54、55で、
基材24のシートの側縁部分56、57と中心線57aをスリッ
ト状にカットする。ナイフ58(断片的にのみ図示されて
いる)は、シートより横断方向にシート24の各増分を分
断させる。生じた切断部分59a、59bが次のステーション
60に沿って通過する様にせしめる。
ステーション60において、分断されたインサート59a、5
9bは、ロール62の袋嚢壁の上側シート61とロール64の袋
嚢壁の下側シート63との間に供給される。ステーション
66において、熱融着装置67、68によりインサート59aと
上側シート61との間に長手方向分離シール69が形成され
る。
シール69は用いられるフィルムの種類に応じた適正な相
関関係、時間、温度ならびに圧力等、を与えることによ
り効果的になるが、この相関関係は当業者が容易に決定
しうるものである。一般に用いられる温度は、インサー
ト59a、59bのステーション48における熱融着の温度の約
±10°Fの範囲となる。シール69は、凹所29よりカバー
46を開放せしめる圧力を決定するものである。
袋嚢組立装置の最終ステーションは、ステーション71で
あり、ここにおいて加熱プレス72、73により、シート6
2、63を確実に熱融着し、袋嚢の外形となる周辺シール7
4を形成する。ステーション71の袋嚢が図示のもので
は、ステーション66の構成の組立体より大きく分離され
ているように見えるが、形成時の実際の作業では、袋嚢
同志は、非常に近接したものとなる。
ステーション71で融着が行われた後、シート61、63の側
縁76、77は、回転丸刃スリットホイール78、79により切
り離してしまっても良いし、又、切断装置80で横断方向
にスリットを入れて接離するようにして袋嚢を個々に取
扱うようにしても良く、あるいは、袋嚢同志くっつけた
状態として、図示のごとくにロール81に巻き込んでも良
い。
第3図および第3a図は、基材すなわち搬送体24がステー
ション48を離れ、ステーション52のスリットを入れ作業
に入る時点の状態を示しているものである。シートすな
わちカバー41、43、46は、各凹所28、33、29の周辺全周
に密着される。好ましくは、シート24に重ね合せるこれ
らカバーの各々の全部分が密着せられる。カバー43の場
合は、凹所33の液体が放出されるに要される適当な時間
となるまで、液体を凹所33にとどめておくことが肝要で
ある。さもなければ、液体がカバー41に達してしまい、
早期にこれを溶解する恐れがあるからである。
カバー46の場合、使用時凹所29が一度に一個づつ露出す
るようにせしめることが好ましい。従って、カバー46
は、凹所29の列の一端から他端に向けて剥離を進行させ
るか、あるいは端縁82から反対側端縁83に向けて剥離を
進行させるようにしても良い。基材24に対してカバー46
の接着面積を充分に大きくとることにより、以後の好ま
しい剥離動作が、スムースに達成し得るようになる。
第3a図は、基材24から切り離されたインサート59a、59b
を図示する。中央スリット84はステーション52(第2
図)における組立に際し回転丸刃55により切り込まれた
ものであり、これを分離して独立の部材59a、59bを構成
させるためのものである。インサートが、後の袋嚢中に
挿入され使用された際に、この分離によりシート46がイ
ンサートから剥離されることが容易となる。
第4図は、袋嚢20に密封されたインサート59a、59bを示
すものである。袋嚢20の全体サイズは、周辺シール74に
より画定されているが、袋嚢自体が挿入される分与容器
のサイズにより決定される。しかしながら、インサート
59a、59bは、袋嚢の多様の種々のサイズに合せられるよ
うにした実質的に一定な全体サイズを有するようにする
こともできる。より多量の気体を生成するより大きな袋
嚢が必要となり得るが、反応物の濃度を変えたり、特に
凹所29などの占有空間をより大きく成形したりするよう
にしてこの目的を達成させれば良い。これには、又、出
発凹所28、33のひとつに充分な反応物を入れて、他の反
応物に対する化学当量を充分にすることが必要となるで
あろうし、反応物が他の出発凹所に配置されているか、
あるいは同じ出発凹所と付加凹所29に入れられているか
という問題も考慮される必要がある。いずれにしても袋
嚢20が、ほとんど一杯に膨脹した場合において、反応物
の全混合物の最終のものが、充分な供給力をもって、最
終内容物を押し出すに必要な充分な圧力を分与容器10
(第1図)以内で発生しうるようにすることが望まし
い。凹所29の反応物の濃度は、このことを予想して計算
でもとめることができ、凹所の各々の反応物が次々と前
の混合で作用可能となった他の反応物の残余のものと混
合することによって内容物は押し出された時に、発生せ
られた気体の量が袋嚢の膨脹を引き起こし続けるに充分
なものであり、さらには次の凹所29の開放するのに充分
なものとなり、或いは袋嚢の膨脹が最終段階となった際
に内容物の押し出しが充分に完結するのに十分なものと
なる。
第4図は、ステーション66でなしとげられた分離シール
69の位置を示すものである。このシールは、凹所29に隣
接し、シート46の側縁部分82に沿って延在していて、こ
のシールにより、シート46は、恒久的に袋嚢20の頂壁61
すなわちシートに接合されている。同様に、シール69の
下側の基材24の部分と袋嚢20の下側シート63との間に同
じようにシールが延在している。これらの整合シール
は、互いに分離されているのであるが、総称して分離シ
ールと称する。分離シール69の役割は、凹所29が開放さ
れて行く過程を制御することであり、これによって使用
時の袋嚢の膨脹中に、同時に複数の凹所29が開放される
ことなく、一度に一個づつ次々と開放されるようにし、
さらにインサート59aを袋嚢20を恒久的に取付けて、袋
嚢20が膨脹した時に凹所29を開放させるようにするもの
である。
第5図において、袋嚢20中の材料シートの厚さは、非常
に大きく誇張して図示してあり、それを構成する層を見
えるようにしている。袋嚢の外壁61、63は、共にしっか
りと接合され、袋嚢を完全に気密としている。結果とし
て、外壁61の下層86とこれに隣接する外壁63の上層87と
は、パーマネントシールを構成し得る様な親和性の材料
となる。例えば両層86、87は、ポリエチレンとするか、
又は双方ともポリプロピレンとするようにすれば良い。
外層88、89は、いずれにも密着させる様にする必要はな
く、よって親和性を有する必要がない。これら外層は、
中央バリヤ層91、92をそれぞれ保護するためのものであ
り、袋嚢壁に強度を与えるものである。
第5図中では、凹所33が一個と凹所29のうちの幾つかし
か図示していないが、種々の凹所中の化学物質を保持す
る部材となる基材24の下層93は、分離シール69により下
層87へ強固に接着されなければならない。分離シールの
他の部分は、シート46の頂部層94と袋嚢壁61の底部壁86
の間に位置する。層86、94間も強固に接合されなくては
ならない。そして、接合を強固にならしめてパーマネン
トシールを構成するためには、層86、87、93、94の全て
を同一の材料、例えば、全てをポリエチレン又はポリプ
ロピレンとすることが適当である。
換言すれば、シート46の底部層は保持部材24に対して分
離可能にシールされており、シート46の頂部層は袋嚢の
外壁61に対して永久的にシールされているのである。
基材24の上層96と隣接するシート46の下層97とは、袋嚢
20が膨脹した時に脱着しうるように接合することが重要
である。従って層96、97は、相対的に不親和性であるこ
とが望ましく、例えば、ひとつをポリエチレンとすれ
ば、他方をポリプロピレンとしたり、あるいは化学的添
加剤を用いて両間に剥離性シールを形成させるようにし
ても良い。
シート43は、破砕性であらねばならないが、しかしなが
ら破砕されるまでは、凹所33の液体に対して不浸透性で
ある必要がある。よって多孔質でない材料一層を液密に
かつ恒久的に層96に接合させるようにすれば、それで充
分となる。
凹所28、29、33の反応物の量および濃度は、所要の出発
圧力により、又は袋嚢20が一杯に膨脹した際の最終圧力
と容積などにより様々に選定される。典型的には、第1
図の容器10に発生する最大圧力は、大気温度が約20℃
で、約140psig±20%以上とならないようにし、容器11
が約180psigの内圧に耐えるような強度のもので済ませ
るようにしている。
ポリビニルアルコールが、前記破砕性シートの破砕後約
2分以内に溶解が開始され、そして、(前記第1の)化
学反応が約6分以内に完了する態様にて充分に溶解する
様に構成された特別な例として、凹所33に配置した材料
は、水中で20%のクエン酸の溶液を使用するようにし、
同時に凹所29に配置する材料は、水中で50%のクエン酸
の溶液である。第6図及び第7図の実施例もその様な特
別な例の具体的な構成要素の一例を示している。
第6図と第7図は、第4図のインサート59a、59bに相当
する別の態様のインサート100と、PVA包嚢および破砕性
バッグ102とを示している。第6図と第7図において、
インサート100は、第4図の実施例の凹所29と同様の斜
方列の反応物収容凹所103が図示されている。分離シー
ル104は、第4図のシール69に相当する。第4図に図示
の溶剤及び出発凹所33、28の代りに、第6図と第7図の
実施例では、独立の化学反応物質含有水溶性バッグすな
わち包嚢101と別の化学反応物質と共に或いは単独に溶
液を含有する付加バッグ102を有するものである。バッ
ク101、102は、第7図に図示のごとく重ね合された関係
で袋嚢105中に配置しても良い。袋嚢105は、頂部と下部
のシート106、107を有し、それぞれは、前述の実施例の
如く、その接触周囲108を熱融着されている。
真空成形凹所28(第2図)及びポリビニルアルコール包
嚢101(第7図)に対するその他の実施例として、重炭
酸ソーダの様な一種類の反応物質をスプレー散布するこ
とにより被覆することが可能である。或いは、その様な
反応物質を、小さなビーヅの様に、細分化された形状或
いはコンパクトな形状にして、水溶性ポリビニルアルコ
ールの内部に包み込み、そして袋嚢中に配置することも
可能である。この様に構成して、その他の実施例と同様
なタイムシーケンスに従って、反応物質を溶剤と接触せ
しめるのである。
第8図から第11図に図示しているものは、頂部シート61
より底部シート63の寸法を大きくして袋嚢20を密着させ
る別の方法を図示するものである。すなわち底部シート
63(第8図)に折り重ね用の延長縁部110を設け、これ
をまず内方に折り重ねて頂部シート61の周辺に重ね合せ
るようにし(第9図)、次いで周辺に折り曲げた部分11
1を再び内方に折り曲げて、第10図と第11図に図示のご
とく二重折り曲げ部分112を効果的に設け(次いでこれ
を前述の如く熱融着し)、この二重折り曲げ部分112中
にシート61、63の切断縁113、114がその内方に密封され
て、溶剤と接触しないようにされる。このような構成を
とることによって、シート61、63のようなシート材の切
断縁に溶剤を作用して、多数層プラスチックフィルムの
剥離が防止される。このような積層体は、このような構
成をとらなければ、化学製品におかされてしまうからで
ある。
頂部および底部の外部壁61、63の別の密着構造が第13図
および第14図に示されている。底部壁63の延長縁部110
は、図示のごとく頂部壁61上に折り曲げられ、底部壁63
と頂部壁61の内方周辺縁63aの接合は、頂部と底部の壁6
1、63の露出面61b、63bとそれぞれ親和性のある適当な
密着性物質、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ウ
レタン又はエポキシを、事情が許すのならばスプレイ等
により或いは適当な従来公知の方法で、塗布することに
より行う。
第15図および第16図に別の密着構造が示されており、こ
の構成においては、ほぼ長方形の適当な寸法のガスケッ
ト材料63cが、底部壁63の延長折り曲げ部分110と頂部壁
61の隣接露出部分61に配設されている。ガスケット63c
は、頂部および底部壁61、63の露出フィルム面と同じ材
料とするか、あるいはこれと親和性のものとし、これら
壁の定位置に熱融着するか、さもなければ粘着させるよ
うにする。
さらに別の袋嚢組立方法が第12図に示されており、供給
ロール121から複数の図示の組立ステーションを経てウ
エブを搬送するコンベヤベルト122へと供給されるウエ
ブ120が用いられている。最初のステーションにおい
て、フィードシュート123、124により、複数の互いにず
らして配置した凹所126を含むインサート125(第3図と
第6図に図示のものと同様のもの)と、水包嚢127と、
水溶性PVA製包嚢128とがそれぞれウエブ120の長手方向
中心線の片側に供給される。インサート125は、任意の
従来公知の接合手段により定位置に保持するために、ウ
エブ120に付着接合あるいは融着される。
ウエブ120は、マンドレルなどの装置130によりウエブ12
0の中心線に沿って折り重ね、インサート126および包嚢
127、128をカバーする。区割溶接部131が設けられ、3
つの露出切断縁132、133、134は、次いで熱融着され、
その後、横断方向に切断されて袋嚢組立体135を切り取
り、しかる後に、袋嚢組立体はかん組立ステーションに
送られるか或いは収納保管される。
ウエブ120は、最初のステーションに入る前に、又はこ
のステーションにおいて、あらかじめマンドレルなどの
装置(図示せず)により中心線に沿って折り曲げるよう
にしても良く、この様にして、インサート125及び包嚢1
27、128を受ける平坦部分と、ほぼ垂直な部分とを提供
する。この垂直部分は、マンドレル130により折り重ね
られるまで垂直状態に保持される。このような構成は、
側方の寸法が小さくできるために、コンパクトな組立ラ
インとすることができる。
上記の実施例は、本発明による新規かつ非自明な貢献を
当業界に与えるための例示である。
発明の実施例を図示し詳述したが、本発明の範囲および
その主旨を逸脱せずに、上記実施例に対しての種々の変
形構成が考えられるということは、当業界にとって自明
である。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明によれば、完成後に長期間保
存し得る膨脹性袋嚢を提供することが出来る。そして、
袋嚢内の構成品が操作され、或いは活性化されることに
より、気体生成反応を開始させた後、所定時間後に膨脹
が開始される様な膨脹性袋嚢を提供することが可能とな
った。
また本発明によれば、当該膨脹性袋嚢を製造する改良方
法を提供することが出来る。
さらに本発明によれば、制御された時間後に、水又は溶
液に溶解しうるバリヤによって化学反応物質を区分けし
た袋嚢を提供することが出来る。
これに加えて本発明によれば、一種類又は二種類の気体
生成反応物質が溶解性コーティングされたビード又は粒
子の形状となっている改良袋嚢を提供することが出来
る。
本発明によれば、量的に袋嚢の生産と一致する簡単な手
順で改良袋嚢の組立をする簡単な方法を提供することが
出来る。
また、本発明によれば、簡単で、より効果的な製造方法
と圧力発生手段が提供され、様々な作動圧力を発生させ
るための出発反応物質の案出する手間を最小化し、組立
工場が塵埃にまみれる危険性を少なくし、圧力発生容器
の作動の信頼性を高め、さらに大なるかつより信頼性の
あるシェルフライフを与えることが出来る。
これに加えて、上述の特徴事項から種々の顕著な効果が
得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により製造された袋嚢を収めた分与容
器の横断面を図示する図。 第2図は、第1図に図示の袋嚢の製造工程を示す簡単な
概略図。 第3図、第3a図、第2図に示す製造方法のうちの袋嚢の
スリット切り工程段階を示す図。 第4図は、組立後の袋嚢の拡大平面図。 第5図、第4図の5−5線に沿う断面図。 第6図は、組立後の他の態様の拡大平面図。 第7図は、第6図の7−7線に沿う断面図。 第8図から第11図は、本発明の袋嚢の頂部と底部外壁の
側縁を折り曲げて密着する方法の概略図。 第12図は、別の袋嚢成形組立方法を示す概略図。 第13図、第14図は、袋嚢頂部かならびに底部壁の周辺縁
の別の周辺密着構造を示す図。 第15図、第16図は、シールガケスットを含む袋嚢頂部お
よび底部壁の別の密着構造を示す図。 10……分与容器、19……内容物、20……袋嚢、24……担
持部材(基材)、28、29、33……凹所、41、43、46……
カバー、56、57……シートの側縁部分、57a……中心
線、59a、59b……インサート、61、63……袋嚢壁、69…
…分離シール、74……周辺シール、100……インサー
ト、101……水溶性包嚢、102……破砕性バック、103…
…凹所、104……分離シール、105……袋嚢、110……延
長縁部、122……コンベヤベルト、125……インサート、
126……凹所、127……水包嚢、128……水溶性包嚢、135
……袋嚢

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有しており並置されている第1及
    び第2の壁部を含み、該壁部は袋嚢の膨脹により拡張さ
    れて離隔するように構成され、 該袋嚢以内に設けられ且つ複数の凹所から成り所定量の
    気体生成化学物質を保持する保持部材を含み、この凹所
    のうちの第1の凹所には含水溶液性の第1の化学物質が
    保持されており、 第1の凹所周囲で保持部材に対して液密にシールされた
    破壊可能な不浸透性のシートを含み、該シートは、破壊
    されるまで第1の化学物質を第1の凹所内に保留し、 第2の化学物質を保留する第2の凹所と、 第2の凹所周囲で保持部材に対してシールされた水溶性
    材料のシートを含み、該シートは第2の化学物質を第2
    の凹所内に保留し、該水溶性材料は第1の化学物質に接
    触した後に所定時間内に溶解し、溶解後に第1及び第2
    の凹所中の保留されている化学物質が混合されて第1の
    化学反応を起こさせ、袋嚢内に第1の所定量の気体を発
    生せしめ、 第1の化学反応の残余の化学物質と混合せしめられた際
    に袋嚢内で付加的に所定量の気体を生じせしめるため、
    気体を発生するための化学物質の少なくとも一つを付加
    的に所定量だけ保留する付加凹所と、 付加凹所の周囲で保持部材に対してシールされた不浸透
    材料の第3のシートを含み、該付加凹所は、その内部
    に、上記気体を発生するための化学物質の少なくとも一
    つを付加的な所定量だけ保持しており、 第1の壁部と第3のシートとの間の第1のパーマネント
    シールと、 第2の壁部と該保持部材との間に設けられた第2のパー
    マネントシールとを含み、該並置する壁部が拡張されて
    所定長さだけ離隔した際に、第3のシートと保持部材と
    を引きはがして付加凹所を開放する、 事を特徴とする膨脹性の気密袋嚢。
  2. 【請求項2】前記第1と第2の壁部は、周囲を気密に接
    合せしめられ、実質的に同サイズの第4と第5のシート
    を有している特許請求の範囲の第(1)項に記載の膨脹
    性の気密袋嚢。
  3. 【請求項3】前記第3のシートは、両面が第1と第2の
    不親和性のプラスチック層を有する積層体であり、前記
    保持部材は、該第3のシートの該第2プラスチック層と
    対面し且つ該第2プラチック層と不親和性のプラスチッ
    ク層を有する特許請求の範囲の第(1)項に記載の膨脹
    性の気密袋嚢。
  4. 【請求項4】前記第1と第2の並置する壁部は、互いに
    対面する親和性の面であって且つ前記第3のシートの前
    記第1プラスチック層に対しても親和性の面、を含む特
    許請求の範囲の第(3)項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  5. 【請求項5】前記水溶性のシートは、ポリビニルアルコ
    ールフィルムである特許請求の範囲の第(1)項に記載
    の膨脹性の気密袋嚢。
  6. 【請求項6】前記ポルビニルアルコールフィルムの厚さ
    は、約1.0から4.0ミルである特許請求の範囲の第(5)
    項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  7. 【請求項7】前記ポリビニルアルコールフィルムは、約
    2.0ミルの厚さである特許請求の範囲の第(6)項に記
    載の膨脹性の気密袋嚢。
  8. 【請求項8】前記ポリビニルアルコールフィルムは、一
    部加水分解され冷水溶解性とされている特許請求の範囲
    の第(5)項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  9. 【請求項9】前記ポリビニルアルコールフィルムは、前
    記破砕性シートの破砕後約2分以内に溶解が開始される
    特許請求の範囲の第(8)項に記載の膨脹性の気密袋
    嚢。
  10. 【請求項10】前記第1の化学物質は、クエン酸の水溶
    液であり、前記第2の化学物質は、重炭酸ソーダであ
    り、前記ポリビニルアルコールフィルムは、前記第1の
    化学反応が約6分以内に完了する様に充分に溶解する特
    許請求の範囲の第(9)項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  11. 【請求項11】前記化学物質は、第1及び第2の反応物
    と水とを含み、前記第1の凹所の前記第1の化学物質は
    水であり、前記第2の凹所の前記第2化学物質は該両反
    応物の混合体である特許請求の範囲の第(1)項に記載
    の膨脹性の気密袋嚢。
  12. 【請求項12】前記混合体は、水溶性外表コーテイング
    を被覆されたビーヅ形状のものである特許請求の範囲の
    第(11)項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  13. 【請求項13】前記反応物の一つは、前記他の反応物の
    化学当量以上の量にて前記ビーヅ中に存在し、前記付加
    凹所の前記気体生成化学物質は、該他の反応物の特定の
    量を含んでいる特許請求の範囲の第(12)項に記載の膨
    脹性の気密袋嚢。
  14. 【請求項14】前記第1の凹所の前記第1の化学物質は
    第1の化学反応物の水溶液であり、前記第2の凹所の前
    記第2の化学物質は該第1の化学反応物の水溶液と混っ
    て第1の量の気体を生成する乾燥体の第2の化学反応物
    であり、該第2の凹所の該第2の化学反応物の量は該第
    1の凹所の該第1の化学反応物の化学当量以上の量であ
    り、前記保持部材は複数の付加凹所を含み、該付加凹所
    の各々は付加量の該第1の化学反応物の水溶液を含んで
    いる特許請求の範囲の第(1)項に記載の膨脹性の気密
    袋嚢。
  15. 【請求項15】前記第1の凹所と前記全付加凹所におけ
    る前記第1の化学反応物の総量は、前記第2の凹所にお
    ける前記第2の化学反応物の量の化学当量にほぼ等しい
    特許請求の範囲の第(14)項に記載の膨脹性の気密袋
    嚢。
  16. 【請求項16】水溶液中の前記第1の化学反応物の濃度
    は、前記付加凹所の各々で異なっている特許請求の範囲
    の第(14)項に記載の膨脹性の気密袋嚢。
  17. 【請求項17】前記第1の壁部の寸法は前記第2の壁部
    の寸法より短く、第2の壁部は縁部を有し、第2の壁部
    の縁部は第1の壁部の縁部に折り重ねられ、該第2の壁
    の折り曲げられた縁部に沿ってシール材を有する内方縁
    接合面を形成し、該シール材は第1及び第2の壁部の露
    出面材料に対して親和性である特許請求の範囲の第
    (1)項に記載の膨脹性の気密包嚢。
  18. 【請求項18】前記シール材は、前記第1と第2の壁部
    と親和性のある材料で構成されたガスケットである特許
    請求の範囲の第(17)項に記載の膨脹性の気密包嚢。
  19. 【請求項19】膨脹性袋嚢の製造方法において、 経路に沿って、真空成形可能の保持部材を搬送する工程
    と、 該保持部材に、少なくとも、第1及び第2の凹所と、複
    数の付加凹所を真空成形する工程と、 該第1の凹所に、気体生成反応に使用される第1の化学
    物質を収容する工程とを含み、該第1の化学物質は水か
    ら構成されており、 付加凹所の各々に、気体生成反応の付加的な段階で使用
    される所定量の化学物質を収容する工程と、 第1の凹所に収容された化学物質とは相違する化学物質
    ではあるが気体生成反応に使用される少なくとも一つの
    反応物質を含んでいる化学物質を、乾燥した状態で第2
    の凹所に収容する工程を含み、第1及び第2の凹所に収
    容された化学物質の量は、気体生成反応に際して所定量
    の気体を発生させるのに充分な量であり、 該第1の凹所に破壊可能な不浸透性シートを被せるよう
    に配置し、第2の凹所に水溶性シートを被せるように配
    置し、水に不溶の不浸透性シートを付加凹所の各々に被
    せるように配置する工程と、凹所の各々に収容されるべ
    き化学物質をそれぞれ保留せしめるために、保持部材に
    対して上述した各シートを全てシールする工程を含み、
    付加凹所に被せられる前記シートと保持部材との間のシ
    ールは開放可能であり、且つ、付加凹所に被せられる前
    記シートは保持部材からはがれる様な態様でシールさ
    れ、付加凹所の各々を順次開放し、 不浸透性の第1及び第2の壁部の間に、保持部材を挟持
    する工程と、 付加凹所に被せられる前記シートに対して、第1の壁部
    を恒久的にシールする工程と、 第2の壁部を前記保持部材に密着させる工程と、第1及
    び第2の壁部の周囲を互いに恒久的に密着させて袋嚢を
    完成させる工程、 とを含むことを特徴とする膨脹性袋嚢の製造方法。
  20. 【請求項20】付加凹所の各々に化学物質が収容される
    のとほぼ同時に、前記第1の化学物質が第1の凹所に収
    容される特許請求の範囲の第(19)項に記載の方法。
  21. 【請求項21】第1の化学物質と付加凹所の各々に配置
    された前記化学物質とは、前記気体生成反応に必要な2
    つの化学反応物のうちの1つの水溶液である特許請求の
    範囲の第(19)項に記載の方法。
  22. 【請求項22】第1及び第2の壁部の周縁部に親和性シ
    ール材料を塗布することにより、第1及び第2の壁部を
    密着せしめる特許請求の範囲の第(19)項に記載の製造
    方法。
  23. 【請求項23】スプレーで散布することにより、前記親
    和性シール材料を第1及び第2の壁部に塗布する特許請
    求の範囲の第(22)項に記載の製造方法。
  24. 【請求項24】前記周囲は、親和性ガスケット材料で密
    着するようになった特許請求の範囲の第(19)項に記載
    の製造方法。
  25. 【請求項25】自己膨脹性プラスチック袋嚢の組立方法
    において、 I)第1ステーションへ、プラスチックシート材料の縦
    長ウエブを供給する工程と、 II)該ウエブの長手方向中心線に沿って、該ウエブを折
    り曲げ、ほぼ垂直の部分と平坦部分とを設ける工程と、 III)第1の気体生成成分を収容し且つ互いにずらされ
    て配置された複数の凹所を有する第1の包嚢を平坦部分
    に配置し、そして該第1の包嚢を該平坦部分に熱融着す
    る工程と、 IV)破壊可能な水包嚢及び第2の気体生成成分を収めた
    水溶性ポリビニルアルコール製包嚢を、該第1の包嚢に
    隣接させて該平坦部分上に配置する工程と、 V)平坦部分に垂直の部分を折り重ねて、前記第1の包
    嚢と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニル
    アルコール製包嚢を、全て包み込む工程と、 VI)前記第1の包嚢の長手方向に延在する直線に沿って
    その片側部分に隣接して、該折り重ね部分に対して恒久
    的に前記第1の包嚢を密着する工程と、 VII)該ウエブ部分を共に密着させ、前記第1の包嚢
    と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニルア
    ルコール製包嚢とを収めた密封エンベロープを形成する
    工程と、 VIII)該ウエブより該エンベロープを切断する工程、 とを含むことを特徴とする自己膨脹性プラスチック袋嚢
    の組立方法。
  26. 【請求項26】自己膨脹性プラスチックシート製袋嚢を
    組立てる方法において、 I)プラスチックシート材料の縦長ウエブを第1ステー
    ションに供給する工程と、 II)該ウエブ上の長手方向中心線の片側に、第1の気体
    生成成分を含む互いに偏寄された複数の凹所を有する第
    1の包嚢を配置し、熱融着する工程と、 III)該ウエブ上に該第1の包嚢に隣接させて、破壊可
    能な水包嚢と第2の気体生成成分を含む水溶性ポリビニ
    ルアルコール製包嚢を配置する工程と、 IV)該ウエブを、その中心線に沿ってウエブ部分に折り
    重ね、前記第1の包嚢と、前記破壊可能な水包嚢と、前
    記水溶性ポリビニルアルコール製包嚢とを含ませる工程
    と、 V)前記第1の包嚢の長手方向延在直線に沿ってその片
    側部分に隣接して、前記第1の包嚢を恒久的に折り重ね
    部分に密着させる工程と、 VI)該ウエブ部分を互いに密着させ、前記第1の包嚢
    と、前記破壊可能な水包嚢と、前記水溶性ポリビニルア
    ルコール製包嚢とを含む密封エンベロープを形成する工
    程と、 VII)該ウエブより該エンベロープを切断する工程、 とを含む事を特徴とする自己膨脹性プラスチックシート
    製袋嚢を組立てる方法。
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