JPH07253814A - 移動体の減速停止方法 - Google Patents
移動体の減速停止方法Info
- Publication number
- JPH07253814A JPH07253814A JP6043516A JP4351694A JPH07253814A JP H07253814 A JPH07253814 A JP H07253814A JP 6043516 A JP6043516 A JP 6043516A JP 4351694 A JP4351694 A JP 4351694A JP H07253814 A JPH07253814 A JP H07253814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving body
- mobile object
- drum
- hoisting drum
- stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】勾配面に置かれたレ−ル5上を移動する移動体
4を、ワイヤ−ロ−プ5を介して巻上機2で制御する際
に、ワイヤ−ロ−プ5によるバネ振動を抑制しつつ目的
位置に正確に停車させかつ、停止後の残留振動を減少さ
せることを目的とした減速停止方法。 【構成】巻上機2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4からな
る設備で、システム内部を表した微分方程式を予め制御
コントロ−ラ8に入力し、検出機9,12,13,14
からの情報を基に、ワイヤ−ロ−プ3による移動体4の
振動を抑制するような制御量を駆動機1に与えて、移動
体4の制振制御を行なう。 【効果】
4を、ワイヤ−ロ−プ5を介して巻上機2で制御する際
に、ワイヤ−ロ−プ5によるバネ振動を抑制しつつ目的
位置に正確に停車させかつ、停止後の残留振動を減少さ
せることを目的とした減速停止方法。 【構成】巻上機2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4からな
る設備で、システム内部を表した微分方程式を予め制御
コントロ−ラ8に入力し、検出機9,12,13,14
からの情報を基に、ワイヤ−ロ−プ3による移動体4の
振動を抑制するような制御量を駆動機1に与えて、移動
体4の制振制御を行なう。 【効果】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、勾配面に敷かれたレ−
ル上を移動する駆動系を持たない移動体と、その移動体
を牽引するワイヤロ−プと、そのワイヤロ−プを巻いた
巻上ドラムで構成されて、その巻上ドラムの回転によっ
て移動体を目的地まで移動させる巻上装置に関するもの
である。
ル上を移動する駆動系を持たない移動体と、その移動体
を牽引するワイヤロ−プと、そのワイヤロ−プを巻いた
巻上ドラムで構成されて、その巻上ドラムの回転によっ
て移動体を目的地まで移動させる巻上装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】炭坑における斜坑巻上設備などでは、移
動体の位置を巻上ドラムから連続的に検出していた。さ
らに、予め定めた目的位置に停止用と、目的位置の前後
に減速用の検出器をレ−ル近傍に設けていた。この位置
情報をもとに、巻上ドラムを、加速時は設定した加速度
で加速し、減速時は減速用の検出器が移動体を検出した
時点から、事前に設定した減速パタ−ンでクリ−プ速度
まで減速しクリ−プ速度で、目的位置の検出器が移動体
を検出した時点まで巻上ドラムを停止するオ−プン−プ
の制御であった。そのため移動体の振動抑制は考慮され
ていなかった。
動体の位置を巻上ドラムから連続的に検出していた。さ
らに、予め定めた目的位置に停止用と、目的位置の前後
に減速用の検出器をレ−ル近傍に設けていた。この位置
情報をもとに、巻上ドラムを、加速時は設定した加速度
で加速し、減速時は減速用の検出器が移動体を検出した
時点から、事前に設定した減速パタ−ンでクリ−プ速度
まで減速しクリ−プ速度で、目的位置の検出器が移動体
を検出した時点まで巻上ドラムを停止するオ−プン−プ
の制御であった。そのため移動体の振動抑制は考慮され
ていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記制御方法は、ワイ
ヤロ−プの振動を考慮していないので目的位置での停止
時の残留振動が大きく、巻上ドラムを停止してからしば
らく時間が経過しないと移動体が停止しない。したがっ
て、移動体が停止するまで待って、人の乗り入れを行な
わなければならないため、移動体の運転サイクルタイム
が長くなっていた。
ヤロ−プの振動を考慮していないので目的位置での停止
時の残留振動が大きく、巻上ドラムを停止してからしば
らく時間が経過しないと移動体が停止しない。したがっ
て、移動体が停止するまで待って、人の乗り入れを行な
わなければならないため、移動体の運転サイクルタイム
が長くなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】移動体位置検出用として
巻上ドラムの他に移動体にも位置検出器を設け、直接移
動体の位置を検出し、検出した情報を伝送器具を用い
て、制御用コントロ−ラヘ入力し、減速時に移動体の速
度や位置の内部変数を用い目的位置で移動体の位置偏差
及び速度が0になるように巻上ドラムを制御しワイヤロ
−プの振動を抑制する。
巻上ドラムの他に移動体にも位置検出器を設け、直接移
動体の位置を検出し、検出した情報を伝送器具を用い
て、制御用コントロ−ラヘ入力し、減速時に移動体の速
度や位置の内部変数を用い目的位置で移動体の位置偏差
及び速度が0になるように巻上ドラムを制御しワイヤロ
−プの振動を抑制する。
【0005】
【作用】本発明は、ワイヤ−ロ−プによる移動体の振動
を抑制しながら減速するため、停止時の残留振動が従来
の方式と比較して小さくなる。このため、停止時の待ち
時間も短縮できシステムのサイクルタイムを向上でき
る。
を抑制しながら減速するため、停止時の残留振動が従来
の方式と比較して小さくなる。このため、停止時の待ち
時間も短縮できシステムのサイクルタイムを向上でき
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図7によ
り説明する。ここでは、巻上設備を炭坑における斜坑巻
上設備を例にとって説明する。
り説明する。ここでは、巻上設備を炭坑における斜坑巻
上設備を例にとって説明する。
【0007】図1で設備概要について説明する。本設備
は巻上ドラム2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4,レ−ル
5から構成される。レ−ル5は、炭坑入り口である坑口
付近から、炭坑の終点である坑底までの斜面上に沿って
取り付けてある。車輪6が付いた移動体4は、駆動装置
を搭載していないので、移動体4の挙動は唯一、巻上ド
ラム2によって決定され、巻上ドラム2の巻取又は繰り
出しによって、レ−ル5上を上昇又は下降する。その間
には、停車点が数箇所設けてあり、移動体4を停車させ
て、人や荷物の乗り降りや積み降しを行なう。停車点手
前にはリミットスイッチ等の減速位置検出器である1
2a,12b及び減速位置検出器である13a,13
bが設置してある。また、人車停止点には、停車位置検
出器14が設置されている。移動体4に、エンコ−ダ等
の検出器10,伝送器具11を搭載し、位置情報は伝送
器具11により受信機7に送信している。検出器9は、
巻上ドラム2の速度等の状態を検出する。制御コントロ
−ラ8は、巻上ドラム2を回転させる駆動装置1に必要
な制御量を与えるものである。
は巻上ドラム2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4,レ−ル
5から構成される。レ−ル5は、炭坑入り口である坑口
付近から、炭坑の終点である坑底までの斜面上に沿って
取り付けてある。車輪6が付いた移動体4は、駆動装置
を搭載していないので、移動体4の挙動は唯一、巻上ド
ラム2によって決定され、巻上ドラム2の巻取又は繰り
出しによって、レ−ル5上を上昇又は下降する。その間
には、停車点が数箇所設けてあり、移動体4を停車させ
て、人や荷物の乗り降りや積み降しを行なう。停車点手
前にはリミットスイッチ等の減速位置検出器である1
2a,12b及び減速位置検出器である13a,13
bが設置してある。また、人車停止点には、停車位置検
出器14が設置されている。移動体4に、エンコ−ダ等
の検出器10,伝送器具11を搭載し、位置情報は伝送
器具11により受信機7に送信している。検出器9は、
巻上ドラム2の速度等の状態を検出する。制御コントロ
−ラ8は、巻上ドラム2を回転させる駆動装置1に必要
な制御量を与えるものである。
【0008】次に、巻下げ時を想定した動作説明を図2
から図7を使って行なう。本実施例では、単に移動体4
を正確に、停止点に停止させるだけでなく、移動体4が
完全に停止するまでのロ−プの振動を、きめ細かくドラ
ム操作を行なう事により出来るかぎり抑制することで、
運行時間を低減する。そのため、システム内部を考慮
し、現在のシステムの状態がわかれば、それ以後のシス
テム状態を把握できる数式表現、即ち微分方程式でシス
テムを記述する。以後、この微分方程式を状態方程式と
呼び、システムの状態を表す情報、つまりドラム速度,
ドラム繰り出し量,移動体位置の停車点からの偏差,移
動体速度を状態量と呼ぶ。状態量をX(t)とすると、
状態方程式は次式で表される。
から図7を使って行なう。本実施例では、単に移動体4
を正確に、停止点に停止させるだけでなく、移動体4が
完全に停止するまでのロ−プの振動を、きめ細かくドラ
ム操作を行なう事により出来るかぎり抑制することで、
運行時間を低減する。そのため、システム内部を考慮
し、現在のシステムの状態がわかれば、それ以後のシス
テム状態を把握できる数式表現、即ち微分方程式でシス
テムを記述する。以後、この微分方程式を状態方程式と
呼び、システムの状態を表す情報、つまりドラム速度,
ドラム繰り出し量,移動体位置の停車点からの偏差,移
動体速度を状態量と呼ぶ。状態量をX(t)とすると、
状態方程式は次式で表される。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】Y(t)=CX(t) ここで、Aはシステム行列,Bは制御行列,Cを出力行
列,U(t)を制御量,Y(t)を出力という。
列,U(t)を制御量,Y(t)を出力という。
【0011】これを、最適レギュレ−タという手法を例
にとって話を進める。最適レギュレ−タのブロック図
は、図2のように表せる。図2の制御対象とは、巻上ド
ラム2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4を含んだ系の事で
ある。この図から状態方程式は、次式のように表せる。
にとって話を進める。最適レギュレ−タのブロック図
は、図2のように表せる。図2の制御対象とは、巻上ド
ラム2,ワイヤ−ロ−プ3,移動体4を含んだ系の事で
ある。この図から状態方程式は、次式のように表せる。
【0012】
【数3】
【0013】ここで、Kはゲインを表す。
【0014】図2より、制御量U(t)は状態量X
(t)にゲインKを乗じたものであり、次式で表せる。
(t)にゲインKを乗じたものであり、次式で表せる。
【0015】
【数4】U(t)=KX(t)
【0016】制御量U(t)は駆動装置1の入力とな
る。そのため、
る。そのため、
【数4】を事前に制御
【0017】コントロ−ラ8に入力しておく。
【数3】と図2からKの値によって状態量X(t)が収
束する事がわかる。Kは市販のソフトを使って算出でき
るので、本設備では、状態方程式の正確な記述と並ん
で、状態量の正確な検出が最重要な項目である。このこ
とを、図3,図4の制御概念図を用いて説明する。
束する事がわかる。Kは市販のソフトを使って算出でき
るので、本設備では、状態方程式の正確な記述と並ん
で、状態量の正確な検出が最重要な項目である。このこ
とを、図3,図4の制御概念図を用いて説明する。
【0018】いま、図3(a)で移動体4が振動してい
るとする。図3(b)ではロ−プ3が伸びて移動体4
が、基準点に対し斜面下向きに位置し、斜面下向きに移
動している。このときの移動体4及び巻上ドラム2の状
態量は、検出器9及び10から絶えず制御コントロ−ラ
8に入力され、数式(4)に基づき巻上ドラム2が制御
される。ここでは、巻上ドラム2は巻取を行なう。以
後、移動体4が、基準点に対し斜面下向きにある場合
を、偏差が正,基準点に対し斜面上向きにある場合を、
偏差が負であるといい、斜面下向きの速度を正とする。
るとする。図3(b)ではロ−プ3が伸びて移動体4
が、基準点に対し斜面下向きに位置し、斜面下向きに移
動している。このときの移動体4及び巻上ドラム2の状
態量は、検出器9及び10から絶えず制御コントロ−ラ
8に入力され、数式(4)に基づき巻上ドラム2が制御
される。ここでは、巻上ドラム2は巻取を行なう。以
後、移動体4が、基準点に対し斜面下向きにある場合
を、偏差が正,基準点に対し斜面上向きにある場合を、
偏差が負であるといい、斜面下向きの速度を正とする。
【0019】図3(c)でロ−プ3が縮んで移動体4
は、偏差が負で、速度が負である。この場合も同様に制
御コントロ−ラ8によって巻上ドラム2が制御される
が、ここでは、巻上ドラム2は繰り出しを行なって、ロ
−プの振動を抑制する。
は、偏差が負で、速度が負である。この場合も同様に制
御コントロ−ラ8によって巻上ドラム2が制御される
が、ここでは、巻上ドラム2は繰り出しを行なって、ロ
−プの振動を抑制する。
【0020】図4(d)で移動体4は、偏差が負で、速
度が正である。ここでは、巻上ドラム2は繰り出しを行
なって基準点に近付ける巻上ドラム操作を行なう。
度が正である。ここでは、巻上ドラム2は繰り出しを行
なって基準点に近付ける巻上ドラム操作を行なう。
【0021】図4(e)でロ−プ3が伸びて移動体4
は、偏差が正で、速度が負である。ここでは、巻上ドラ
ム2は巻取を行なって基準点に近付ける巻上ドラム操作
を行なう。
は、偏差が正で、速度が負である。ここでは、巻上ドラ
ム2は巻取を行なって基準点に近付ける巻上ドラム操作
を行なう。
【0022】以上の操作を行なって、移動体4の振動を
抑制しつつ基準点に停車させる。このように検出器を使
って、現在の状態量を検出し必要な制御を行なう方式を
以後、状態フィ−ドバック方式と呼ぶ。
抑制しつつ基準点に停車させる。このように検出器を使
って、現在の状態量を検出し必要な制御を行なう方式を
以後、状態フィ−ドバック方式と呼ぶ。
【0023】図5では、本設備の動作について説明す
る。また、ドラム速度線図を図6に示し、図7にフロ−
チャ−トを示す。図6のt<t1では、駆動装置1は、
巻上ドラム2が等速で繰り出すように、制御コントロ−
ラ8で制御されている。次に、図5(a)で移動体4
が、減速位置検出器の12a(巻上時は、12b)を
通過したときを想定する(図7、S10)。このときの
巻上ドラム2の減速パタ−ンは、図6のt1<t<t
3で、事前に設定されている(図7、S20)。この減
速パタ−ンのうち、t2<t<t3は、クリ−プ速度とい
われる等速区間である。次に、移動体4が更に進んで、
減速位置検出器の13a(巻上時は、13b)を通過
する時について説明する(図7、S30)。ここで減速
位置検出器の配置は、移動体4がクリ−プ速度で通過
するように減速位置検出器を配置しておく。ここか
ら、制御方式を状態フィ−ドバック方式に切替る(図
7、S40)。クリ−プ速度で、制御方法を切替るの
は、クリ−プ速度は停止直前で微速であるため、風抵抗
等の外乱の影響が少ないためである。制御概念は、図
3,図4で説明したので省略するが、時々刻々と変化す
る状態量を、絶えず検出して制御を行なうため振動を抑
制できる。ここで、図3,図4で記した基準点は、停車
点を指す。図6のt3<tが、状態フィ−ドバック方式
としたときのドラムの挙動である。ここで、移動体4に
取り付けた検出器10は、移動体4の位置及び速度を検
出するが、位置に関しては、制御コントロ−ラ8で、停
車点からの偏差に換算して状態量として扱う(図7、S
50〜S70)。
る。また、ドラム速度線図を図6に示し、図7にフロ−
チャ−トを示す。図6のt<t1では、駆動装置1は、
巻上ドラム2が等速で繰り出すように、制御コントロ−
ラ8で制御されている。次に、図5(a)で移動体4
が、減速位置検出器の12a(巻上時は、12b)を
通過したときを想定する(図7、S10)。このときの
巻上ドラム2の減速パタ−ンは、図6のt1<t<t
3で、事前に設定されている(図7、S20)。この減
速パタ−ンのうち、t2<t<t3は、クリ−プ速度とい
われる等速区間である。次に、移動体4が更に進んで、
減速位置検出器の13a(巻上時は、13b)を通過
する時について説明する(図7、S30)。ここで減速
位置検出器の配置は、移動体4がクリ−プ速度で通過
するように減速位置検出器を配置しておく。ここか
ら、制御方式を状態フィ−ドバック方式に切替る(図
7、S40)。クリ−プ速度で、制御方法を切替るの
は、クリ−プ速度は停止直前で微速であるため、風抵抗
等の外乱の影響が少ないためである。制御概念は、図
3,図4で説明したので省略するが、時々刻々と変化す
る状態量を、絶えず検出して制御を行なうため振動を抑
制できる。ここで、図3,図4で記した基準点は、停車
点を指す。図6のt3<tが、状態フィ−ドバック方式
としたときのドラムの挙動である。ここで、移動体4に
取り付けた検出器10は、移動体4の位置及び速度を検
出するが、位置に関しては、制御コントロ−ラ8で、停
車点からの偏差に換算して状態量として扱う(図7、S
50〜S70)。
【0024】制御コントロ−ラ8に入力される状態量
が、0になるまでドラム操作は繰り返され(図7、S8
0)、状態量、つまり移動体4の速度及び偏差が0にな
った時点で、停車点に設置されている停車位置検出器1
4に検出されると動作終了となる(図7、S90)。
が、0になるまでドラム操作は繰り返され(図7、S8
0)、状態量、つまり移動体4の速度及び偏差が0にな
った時点で、停車点に設置されている停車位置検出器1
4に検出されると動作終了となる(図7、S90)。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、移動体を目的地に正確
に停車させると共に停車時の揺動を減少させ運行時間を
低減できる。
に停車させると共に停車時の揺動を減少させ運行時間を
低減できる。
【図1】本発明の一実施例の全体の設備構成図である。
【図2】本発明の一実施例の制御回路図である。
【図3】本発明の一実施例の巻下時の動作フロ−図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施例の巻下時の動作フロ−図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例の減速時の動作フロ−図であ
る。
る。
【図6】減速パタ−ンを示す図である。
【図7】本発明の一実施例の制御のフローチャートであ
る。
る。
1…駆動装置、2…巻上ドラム、3…ワイヤ−ロ−プ、
4…移動体、5…レ−ル、6…車輪、7…受信機、8…
制御コントロ−ラ、9…ドラム速度・繰出量検出機、1
0…移動体速度検出機、11…伝送器具、12a,12
b…減速位置検出機、13a,13b…減速位置検出
器、14…停車点位置検出器。
4…移動体、5…レ−ル、6…車輪、7…受信機、8…
制御コントロ−ラ、9…ドラム速度・繰出量検出機、1
0…移動体速度検出機、11…伝送器具、12a,12
b…減速位置検出機、13a,13b…減速位置検出
器、14…停車点位置検出器。
Claims (1)
- 【請求項1】勾配面に敷かれたレ−ル上を移動する駆動
系を持たない移動体と、その移動体を牽引するワイヤロ
−プと、そのワイヤロ−プを巻いた巻上ドラムで構成さ
れて、その巻上ドラムの回転によって移動体を目的地ま
で移動させる巻上設備において、巻上ドラム及び移動体
に、速度・位置情報用の検出器を設けて、その情報を制
御用コントロ−ラに入力し、減速時の制御にシステムの
内部状態を考慮した適切なドラム回転力を設定すること
によって、ワイヤロ−プのバネ振動を抑制し、移動体を
目的位置上に正確に停止し、且つ停止時の残留振動を減
少させることを特徴とした移動体の減速停止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043516A JPH07253814A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 移動体の減速停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043516A JPH07253814A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 移動体の減速停止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253814A true JPH07253814A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12665916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043516A Pending JPH07253814A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 移動体の減速停止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07253814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240513A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Nippon Cable Co Ltd | 索条牽引式傾斜輸送設備の安全装置 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP6043516A patent/JPH07253814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240513A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Nippon Cable Co Ltd | 索条牽引式傾斜輸送設備の安全装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4756432A (en) | Crane control method | |
US4717029A (en) | Crane control method | |
EP0562124B1 (en) | Method and apparatus for controlling prevention of deflection of rope of crane | |
JP3150636B2 (ja) | クレーンの巻き下げ衝突防止装置 | |
JP3669242B2 (ja) | ケーブルクレーンの制御システム | |
CN111465572B (zh) | 卷扬机 | |
JP2569446B2 (ja) | 吊り荷の振れ止め運転制御方法 | |
JPH07253814A (ja) | 移動体の減速停止方法 | |
CN111542484B (zh) | 起重机设备 | |
JP2666959B2 (ja) | 懸垂式クレーンの振れ止め制御方法 | |
JP2531403B2 (ja) | 吊り荷の振れ止め運転制御方法 | |
JP4183316B2 (ja) | 吊荷の振れ止め制御装置 | |
JP3376772B2 (ja) | クレーンの振れ止め・位置決め装置 | |
JPH08157181A (ja) | クレーンの振れ止め制御方法 | |
JP2586586B2 (ja) | 吊り荷の上下振動防止運転制御方法 | |
JPH0566314B2 (ja) | ||
JP2522020B2 (ja) | 吊り荷の振れ止め運転制御方法 | |
JP2561192B2 (ja) | 吊り荷の停止制御方法および装置 | |
JP2000313586A (ja) | 吊荷の振れ止め制御装置 | |
JP2832661B2 (ja) | 吊り荷の振れ角検出器 | |
KR0126332Y1 (ko) | 크레인의 진동방지시스템 | |
JP3632308B2 (ja) | コンテナクレーンの振れ止め制御装置 | |
EP4317043A1 (en) | Crane, and control method for crane | |
JPH05796A (ja) | クレーンの振れ止め制御方法 | |
JP2508102B2 (ja) | ジブクレ−ンの自動運転制御装置 |