JPH07252827A - 鋼管矢板壁およびその構築工法 - Google Patents

鋼管矢板壁およびその構築工法

Info

Publication number
JPH07252827A
JPH07252827A JP6647394A JP6647394A JPH07252827A JP H07252827 A JPH07252827 A JP H07252827A JP 6647394 A JP6647394 A JP 6647394A JP 6647394 A JP6647394 A JP 6647394A JP H07252827 A JPH07252827 A JP H07252827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
sheet pile
pipe sheet
connecting portion
pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6647394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kiyama
正明 木山
Haruoki Ochiai
東興 落合
Hitoshi Kitamura
仁 北村
Hitoshi Nagao
均 長尾
Kyoji Ikeda
恭二 池田
Mitsuo Tanigaki
三雄 谷垣
Kazuhiro Kimoto
和博 木本
Yasuo Nakada
康雄 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUGO KISO KOGYO KK
Obayashi Corp
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
MARUGO KISO KOGYO KK
Obayashi Corp
Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUGO KISO KOGYO KK, Obayashi Corp, Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical MARUGO KISO KOGYO KK
Priority to JP6647394A priority Critical patent/JPH07252827A/ja
Publication of JPH07252827A publication Critical patent/JPH07252827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】静粛性および止水性の両方を具備した鋼管矢板
壁およびその構築工法を提供する。 【構成】本発明の鋼管矢板構築工法は、まず、鋼管矢板
の連結部を取り囲むようにして所定のシートを当該鋼管
矢板に取り付けるとともに(ステップ101)、前記鋼
管矢板を建て込むための孔を地盤内に掘削する(ステッ
プ102)。次いで、当該掘削工程と同時に、先行して
建て込まれた鋼管矢板のシートを破ってシート内側の充
填材を取り出し連結部の内部を露出させる(ステップ1
03)。次いで、隣接する鋼管矢板の連結部に次の鋼管
矢板の連結部を嵌め込みながら孔内に建て込む(ステッ
プ104)。次いで、シート内側に充填材を充填し(ス
テップ105)、2つの鋼管矢板の連結部の間に生じた
空間および鋼管矢板の周囲に所定の硬化材を注入する
(ステップ106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木分野で用いる鋼管
矢板壁およびその構築工法に係り、特に、土留め構造に
適した鋼管矢板壁およびその構築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】土留め工事は、周知のように、掘削の際
の地盤の変形や沈下を極力抑えるための工事であるが、
近年、地下空間有効利用の要請等に伴い、さまざまな現
場諸条件に対応した土留め壁の構築工法を開発すること
が必要になってきた。
【0003】土留め壁をその壁体材料に着目して分類す
ると、打設矢板壁、地下連続壁、柱列式地下連続壁、安
定液固化壁、プレハブ鋼製壁等に大別され、矢板壁のう
ち、鋼管矢板壁は、軟弱地盤等における大規模掘削に適
した土留め壁で、最近では、湾岸部での工事に用いられ
ることが多い。
【0004】鋼管矢板壁を構築するには、鋼管矢板の鉛
直度を確認しながら、ディーゼルハンマー、バイプロハ
ンマーあるいはドロップハンマー等で鋼管矢板を打ち込
むのが一般的であるが、近年の振動あるいは騒音規制を
クリアすべく、ディーゼルハンマーに防音カバーを取り
付けたり、ウオータージェットを併用して低振動化、低
騒音化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市街地
に近いところでは振動あるいは騒音規制がきわめて厳格
なため、打込工法で施工すること自体がほとんど不可能
であるのが現状である。
【0006】一方、上述の騒音の問題を回避するため
に、予め掘削した孔内に鋼管矢板を建て込む工法が考え
られるが、その場合には、鋼管矢板同士の連結部分にお
いて止水性が低下してしまうという別の問題を生じる。
【0007】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、静粛性および止水性の両方を具備した鋼管矢
板壁およびその構築工法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の鋼管矢板壁構築工法は請求項1に記載した
ように、鋼管矢板の連結部を取り囲むようにして所定の
シートを当該鋼管矢板に取り付ける一方、前記鋼管矢板
を建て込むための孔を地盤内に掘削する工程と、当該掘
削工程と同時に、先行して建て込まれた隣接する鋼管矢
板のシートを破って当該シート内側の充填材を取り出し
当該隣接する鋼管矢板の連結部の内部を露出させる工程
と、前記隣接する鋼管矢板の連結部に前記鋼管矢板の連
結部を嵌め込みながら前記鋼管矢板を前記孔内に建て込
む工程と、前記シートの内側に所定の充填材を充填する
工程と、前記隣接する鋼管矢板の連結部と前記鋼管矢板
の連結部との間の空間および前記鋼管矢板の周囲に所定
の硬化材を注入する工程とを含むものである。
【0009】また、本発明の鋼管矢板壁構築工法は、請
求項1の掘削工程において、非硬化型の安定液を前記孔
内に注入しながら掘削を行うとともに、請求項1の注入
工程において、前記非硬化型の安定液を前記硬化材に置
換するようにしたものである。
【0010】また、本発明の鋼管矢板壁は請求項3に記
載したように、所定の鋼管矢板の連結部を、当該鋼管矢
板に先行して建て込まれた隣接する鋼管矢板の連結部に
嵌め込むことによって前記鋼管矢板および前記隣接する
鋼管矢板を互いに連結する一方、前記鋼管矢板の連結部
と前記隣接する鋼管矢板の連結部との間に形成された空
間および前記鋼管矢板の周囲に所定の硬化材を充填した
ものである。
【0011】
【作用】本発明の鋼管矢板壁およびその構築工法におい
ては、まず、これから建て込む鋼管矢板の連結部を取り
囲むようにして所定のシートをその鋼管矢板に取り付け
る。
【0012】一方、かかる取付工程とは別に、シートを
取り付けた鋼管矢板を建て込むための孔を掘削する。孔
壁の崩壊が予想される場合には、ベントナイト安定液な
どの非硬化型の安定液を孔内に注入しながら掘削を行
う。
【0013】掘削工程においては、掘削と同時に、先行
して建て込まれた隣接する鋼管矢板のシートを破り取っ
てシート内側の充填材を崩落させ、隣接する鋼管矢板の
連結部の内部を露出させておく。
【0014】次に、隣接する鋼管矢板の連結部にこれか
ら建て込もうとする鋼管矢板の連結部を嵌め込みなが
ら、この鋼管矢板を孔内に建て込む。
【0015】次に、建込が終了した鋼管矢板に取り付け
たシートの内側に所定の充填材を充填する。
【0016】次に、2つの鋼管矢板の連結部の間に形成
された空間および鋼管矢板の周囲に所定の硬化材を注入
し、硬化材を硬化させる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の鋼管矢板壁およびその構築工
法の実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本実施例の鋼管矢板壁構築工法の
手順をフローチャートで示したものである。
【0019】かかる工法に用いる鋼管矢板1は、図2
(a) に示すように、外径が例えば1.5m、長さが50m 程度
の鋼管本体2に連結部3および連結部4を設けてあり、
それぞれ、鋼管本体2の長手軸線に沿った長尺部材であ
る。
【0020】連結部3および連結部4は、鋼管本体2の
長手軸線を挟んで互いに反対側に設けてあり、連結部3
は、一対のアングル5を先端を外方に向けて並設してあ
り、連結部4は、一対のアングル6を先端を向かい合わ
せにして並設してある。
【0021】かかる鋼管矢板1は、一方の鋼管矢板1の
連結部4のアングル6に、それに隣接する鋼管矢板1の
連結部3のアングル5を係止することにより、隣接する
鋼管矢板1を相互に連結できるようになっている。
【0022】図2(b) は、鋼管矢板1と同様の構造を持
つ鋼管矢板1a 、1b を互いに連結させた様子を示した
ものである。
【0023】次に、図1のフローチャートを参照しなが
ら、本実施例の鋼管矢板壁構築工法の手順を説明する。
【0024】なお、本実施例では、説明の便宜上、鋼管
矢板1b 、1c ・・を、既に建て込んだ鋼管矢板1a に
順次隣接させて建て込んでいくものとし、鋼管矢板1a
、1b 、1c ・・・は、図2で説明した鋼管矢板1と
同じ構造のものであって、鋼管矢板1と同一の部分につ
いては鋼管矢板1の各部の符号にa, b, c ・・・を付し
て表現することとする。
【0025】図1でわかるように、本実施例の鋼管矢板
構築工法においては、まず、これから建て込もうとする
鋼管矢板1b の連結部4b を取り囲むようにしてシート
11b を鋼管矢板1b に取り付ける(ステップ10
1)。
【0026】図3は、鋼管矢板1b にシート11b を取
り付けた様子を示したものである。
【0027】同図でわかるように、シート11b には、
これを補強するローブ12b をシート11b の両縁に設
けてあり、ロープ12b の手前に押さえ板13b をあて
て鋲14b をアングル6b に打ち込むことにより、シー
ト11b を鋼管矢板1b に取り付けてある。この状態で
は、シート11b の内側に長手方向の中空空間が形成さ
れている。
【0028】一方、上述したシートの取付工程とは別
に、シート11b を取り付けた鋼管矢板1b を建て込む
ための孔21b を掘削する(図1、ステップ102)。
【0029】図4は、孔21b の掘削ラインを破線で示
したものである。
【0030】掘削は、例えばアースドリルを用いて行
い、ケリーバーの先端に取り付けたドリリングバケット
を回転させて削孔する。なお、掘削にあたっては、孔壁
の崩壊を防止するため、非硬化型の安定液としてのベン
トナイト安定液、ポリマー安定液等を孔内に注入しなが
ら行うのがよい。
【0031】また、孔21b の掘削ライン(破線)が、
先行して建て込まれた鋼管矢板1aの周囲に充填された
硬化材23a に及んでいることからわかるように、本工
程では、地盤を掘削すると同時に、硬化材23a の一部
も削り取る。
【0032】同様に、孔21b の掘削ラインが、鋼管矢
板1a のシート11aおよびシート11a の内部空間に
充填してあった充填材22a に及んでいることからわか
るように、本工程では、地盤を掘削すると同時にドリリ
ングバケット等でシート11a を破り取ってシート11
a 内側の充填材22a を崩落させ、鋼管矢板1a の連結
部4a の内部を露出させる(図1、ステップ103)。
【0033】図5は、掘削工程後、孔21b が形成され
た様子を示したものである。
【0034】同図でわかるように、シート11a が破ら
れて内部の充填材22a が崩落し、連結部4a の内部が
ベントナイト安定液31bに露出していることがわか
る。
【0035】次に、隣接する鋼管矢板1a の連結部4a
にこれから建て込もうとする鋼管矢板1b の連結部3b
を嵌め込みながら、鋼管矢板1b を孔21b 内に建て込
む(図1、ステップ104)。
【0036】図6は、鋼管矢板1b の建込を終了した時
点での様子を示したものである。
【0037】次に、鋼管矢板1b に取り付けたシート1
1b の内側に充填材22b を充填する(ステップ10
5)。
【0038】充填材22b には、ベントナイト溶液の比
重(通常、1.0 乃至1.3 の範囲)よりも比重が大きな材
料、例えば砕石、高炉スラグ(比重2.5 程度)あるい
は、もっと比重の大きな材料として、電炉スラグ(比重
3.5 )やコンクリートの重量骨材として知られる鉄、磁
鉄鉱、砂鉄、褐鉄鉱等(比重2.4 乃至8 )を用いるのが
好ましい。
【0039】図7は、充填材の充填を終了した時点での
様子を示したものである。
【0040】次に、鋼管矢板1a の連結部4a と鋼管矢
板1b の連結部3b との間に形成された空間および鋼管
矢板1b の周囲にベントナイトモルタル23b を注入
し、ベントナイト安定液31b をベントナイトモルタル
23b で置換する(ステップ106)。
【0041】図8は、ベントナイト安定液31b をベン
トナイトモルタル23b に置換した後の状態を示したも
のである。なお、同図中、41、42および43は、ベ
ントナイトモルタルを注入するための配管位置を示した
ものである。
【0042】かかる配管位置でわかるように、鋼管矢板
1b がモルタルの注入圧力によって傾かないように留意
する。
【0043】これで、鋼管矢板1b に関する一連の工程
は終了するが、引き続き鋼管矢板1c の建込等を行う場
合には、ステップ101と同様、鋼管矢板1c の連結部
4cを取り囲むようにしてシート11c を鋼管矢板1c
に取付け、ステップ102と同様、鋼管矢板1c を建て
込むための孔21c を掘削する。そして、ステップ10
3と同様、地盤を掘削すると同時にドリリングバケット
等でシート11b を破り取ってシート11b 内側の充填
材22b を崩落させ、鋼管矢板1b の連結部4b の内部
を露出させる。
【0044】図9は、孔21c の掘削後の状態を示した
ものである。
【0045】以下、詳細な説明は省略するが、上述した
と同様、ステップ104乃至106の工程を順次繰り返
し行えばよい。
【0046】かくして、図1のステップ101乃至ステ
ップ106を必要なだけ繰り返して複数の鋼管矢板を建
て込むことにより、所望の長さ、例えば数100m にわた
る鋼管矢板壁を構築することができる。
【0047】鋼管矢板壁構築後は、腹起こし、切り梁等
を適宜設けながら鋼管矢板壁で囲まれた領域を掘削し、
所定の構造物を構築する。構造物を構築した後は、埋め
戻し等の作業を経て、必要ならば、構築した鋼管矢板壁
を撤去する。
【0048】従来の鋼管矢板壁工法は、打込工法で行う
と騒音や振動がひどく、建込工法で行うと止水性が低下
するというように一長一短があったが、本実施例の鋼管
矢板壁およびその構築工法では、上述したように、所定
のシートを予め鋼管矢板の連結部に取付け、その内部に
充填材を充填しておくことによって、連結部内にモルタ
ルが浸入するのを防止し、モルタルが硬化した後にその
充填材を取り除いてからその中に次の鋼管矢板の連結部
を嵌合させるようにしたので、連結部近傍にモルタル等
が固着して連結部同士の嵌合が妨げられることがなくな
り、連結部同士をスムーズに嵌合させて次の鋼管矢板を
容易に建て込むことができる。
【0049】このように、建込の際にほとんど摩擦や抵
抗がないため、騒音や振動は発生しなくなり、きわめて
静粛性の高い工法となる。
【0050】また、次の鋼管矢板を建て込んだ後、先行
した鋼管矢板の連結部と次の鋼管矢板の連結部との間に
生じた空隙にモルタルを充填するようにしたので、連結
部における止水性を格段に向上させることができる。
【0051】静粛性および止水性に優れた土留め工法と
して地中連続壁工法がよく知られているが、後で撤去が
必要な場合には、本実施例の鋼管矢板壁工法が最適な工
法となる。
【0052】また、充填材として、孔内に注入する安定
液の比重よりも大きな充填材を選んだので、シート内側
に充填する際に安定液内にスムーズに沈み、途中で詰ま
ることなく、シート内側に充填することができる。
【0053】また、本実施例では、硬化材としてベント
ナイトモルタルを用いたが、所定の強度と止水性をもつ
材料、例えば、通常のモルタルあるいはコンクリートで
もよい。
【0054】また、本実施例では、鋼管矢板の連結部を
図2に示すような形状としたが、連結した状態で内部に
モルタルを充填できる空間が形成されるのであれば、ど
んな形状の連結部でもよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の鋼管矢板壁
構築工法は、鋼管矢板の連結部を取り囲むようにして所
定のシートを当該鋼管矢板に取り付ける一方、前記鋼管
矢板を建て込むための孔を地盤内に掘削する工程と、当
該掘削工程と同時に、先行して建て込まれた隣接する鋼
管矢板のシートを破って当該シート内側の充填材を取り
出し当該隣接する鋼管矢板の連結部の内部を露出させる
工程と、前記隣接する鋼管矢板の連結部に前記鋼管矢板
の連結部を嵌め込みながら前記鋼管矢板を前記孔内に建
て込む工程と、前記シートの内側に所定の充填材を充填
する工程と、前記隣接する鋼管矢板の連結部と前記鋼管
矢板の連結部との間の空間および前記鋼管矢板の周囲に
所定の硬化材を注入する工程とを含むようにしたので、
無騒音無振動でなおかつ止水性の高い土留め壁を構築す
ることができる。
【0056】また、本発明の鋼管矢板構築壁は、所定の
鋼管矢板の連結部を、当該鋼管矢板に先行して建て込ま
れた隣接する鋼管矢板の連結部に嵌め込むことによって
前記鋼管矢板および前記隣接する鋼管矢板を互いに連結
する一方、前記鋼管矢板の連結部と前記隣接する鋼管矢
板の連結部との間に形成された空間および前記鋼管矢板
の周囲に所定の硬化材を充填したので、高い止水性を実
現することができる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る鋼管矢板壁構築工法の手順を示
したフローチャート。
【図2】(a)は、本実施例に係る鋼管矢板壁構築工法に
用いる鋼管矢板の横断面図、(b)は、2つの鋼管矢板を
連結させた状態を示した図。
【図3】鋼管矢板の連結部にシートを取り付けた様子を
示した図。
【図4】鋼管矢板を建て込むための孔を掘削するライン
を示した図。
【図5】鋼管矢板用の孔の掘削を完了した状態を示した
図。
【図6】掘削した孔内に鋼管矢板を建て込んだ様子を示
した図。
【図7】建て込んだ鋼管矢板のシートの内側に充填材を
充填した様子を示した図。
【図8】2つの鋼管矢板の連結部と連結部の間に生じた
空間および鋼管矢板の周囲にベントナイトモルタルを注
入した様子を示した図。
【図9】さらに別の孔を掘削した様子を示した図。
【符号の説明】
1 鋼管矢板 3、4 連結部 11 シート 22 充填材 23 ベントナイトモルタル(硬化材) 31 ベントナイト溶液(非硬化型の安定液) 101 シート取付工程 102 掘削工程 103 充填材取出工程 104 建込工程 105 充填材充填工程 106 硬化材注入工程
フロントページの続き (72)発明者 落合 東興 大阪市中央区北浜東4―33 株式会社大林 組大阪本店内 (72)発明者 北村 仁 大阪市中央区北浜東4―33 株式会社大林 組大阪本店内 (72)発明者 長尾 均 大阪市中央区北浜東4―33 株式会社大林 組大阪本店内 (72)発明者 池田 恭二 大阪市中央区北浜東4―33 株式会社大林 組大阪本店内 (72)発明者 谷垣 三雄 大阪市北区梅田2―2―25 五洋建設株式 会社大阪支店内 (72)発明者 木本 和博 大阪市北区梅田2―2―25 五洋建設株式 会社大阪支店内 (72)発明者 中田 康雄 大阪市北区東天満2丁目6番2号 丸五基 礎工業株式会社関西支店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管矢板の連結部を取り囲むようにして
    所定のシートを当該鋼管矢板に取り付ける一方、前記鋼
    管矢板を建て込むための孔を地盤内に掘削する工程と、 当該掘削工程と同時に、先行して建て込まれた隣接する
    鋼管矢板のシートを破って当該シート内側の充填材を取
    り出し当該隣接する鋼管矢板の連結部の内部を露出させ
    る工程と、 前記隣接する鋼管矢板の連結部に前記鋼管矢板の連結部
    を嵌め込みながら前記鋼管矢板を前記孔内に建て込む工
    程と、 前記シートの内側に所定の充填材を充填する工程と、 前記隣接する鋼管矢板の連結部と前記鋼管矢板の連結部
    との間の空間および前記鋼管矢板の周囲に所定の硬化材
    を注入する工程とを含むことを特徴とする鋼管矢板壁構
    築工法。
  2. 【請求項2】 前記掘削工程は、非硬化型の安定液を前
    記孔内に注入しながら掘削を行うとともに、前記注入工
    程は、前記非硬化型の安定液を前記硬化材に置換するよ
    うにした請求項1記載の鋼管矢板壁構築工法。
  3. 【請求項3】 所定の鋼管矢板の連結部を、当該鋼管矢
    板に先行して建て込まれた隣接する鋼管矢板の連結部に
    嵌め込むことによって前記鋼管矢板および前記隣接する
    鋼管矢板を互いに連結する一方、前記鋼管矢板の連結部
    と前記隣接する鋼管矢板の連結部との間に形成された空
    間および前記鋼管矢板の周囲に所定の硬化材を充填した
    ことを特徴とする鋼管矢板壁。
JP6647394A 1994-03-11 1994-03-11 鋼管矢板壁およびその構築工法 Pending JPH07252827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6647394A JPH07252827A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 鋼管矢板壁およびその構築工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6647394A JPH07252827A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 鋼管矢板壁およびその構築工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07252827A true JPH07252827A (ja) 1995-10-03

Family

ID=13316798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6647394A Pending JPH07252827A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 鋼管矢板壁およびその構築工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07252827A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2004035942A1 (ja) 杭の中掘工法、基礎杭構造
JP6460712B2 (ja) 地中連続壁の施工方法
KR101144312B1 (ko) 강관말뚝 선단확대장치 및 그를 이용한 강관말뚝 시공방법
KR100376589B1 (ko) 영구 구조체의 철근콘크리트 보를 흙막이용 버팀대로 이용하는 지하 구조물 구축방법
KR100602839B1 (ko) 토목공사용 지하 흙막이벽 시공방법
JP6729902B1 (ja) ソイルセメント連続壁の施工法
KR200296444Y1 (ko) 배노트 공법에 의해 설치된 현장타설 대구경 파일을이용한 지중연속벽체
JPH07252827A (ja) 鋼管矢板壁およびその構築工法
JP4243069B2 (ja) 土留め壁の構築方法
JP3014267B2 (ja) 鋼管矢板壁構築工法および鋼管矢板
KR100327547B1 (ko) 가설흙막이벽을영구구조물로활용하는지하옹벽구축방법
JP2935632B2 (ja) 鋼管矢板壁構築工法
WO2009139510A1 (en) Construction method for continuous cut-off wall using overlap casing
KR101047257B1 (ko) 복합시트파일을 이용한 흙막이 벽체 조성공법
JP2007224716A (ja) 土留め壁の構築方法
JP2935633B2 (ja) 鋼管矢板壁構築用掘削装置
JP2935634B2 (ja) 鋼管矢板壁構築工法
JP2874906B2 (ja) 立坑構築工法
KR20040023915A (ko) 배노트 공법에 의해 설치된 현장타설 대구경 파일을이용한 지중연속벽체 및 그 시공방법
KR100515971B1 (ko) 버팀보 수직간격을 증대시키는 대단면 엄지말뚝을 이용한흙막이 공법
KR100548810B1 (ko) 암반으로 이루어진 지반조건에 건설된 기존터널을 이용한 확장터널 및 이의 시공방법
JPH09111754A (ja) 親杭止水壁工法
JPH0811917B2 (ja) トンネルの施工方法
JP3996162B2 (ja) 推進管の坑内推進基地及びその構築方法
KR0156888B1 (ko) 기초공사 굴삭용 오거

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990426