JPH07252439A - 透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物 - Google Patents

透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物

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JPH07252439A
JPH07252439A JP6317007A JP31700794A JPH07252439A JP H07252439 A JPH07252439 A JP H07252439A JP 6317007 A JP6317007 A JP 6317007A JP 31700794 A JP31700794 A JP 31700794A JP H07252439 A JPH07252439 A JP H07252439A
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JP
Japan
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weight
coating composition
transparent
retardant coating
coating
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Withdrawn
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JP6317007A
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English (en)
Inventor
Guido Scholz
グイドー・シヨルツ
Wolf-Dieter Pirig
デイーター・ピリッヒ ウオルフ−
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/18—Fireproof paints including high temperature resistant paints
    • C09D5/185—Intumescent paints
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K21/00—Fireproofing materials
    • C09K21/06—Organic materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物 【構成】 少なくとも、 塗膜形成性バインダー １０ないし７０重量％ 熱の影響下に炭化する少なくとも１種の物質 ０ないし４０重量％ 膨張剤 ０ないし４０重量％ 分散剤 ０ないし５重量％ 充填剤 ０ないし２５重量％ よりなる透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物であ
って、バインダーとして水性合成樹脂分散物を、そして
熱の影響下に炭化する物質としておよび／または膨張剤
として、そして酸供与体として、１ないし５０重量％の
量のリン酸アルキルエステルのアンモニウム塩を含有す
ることを特徴とする、上記透明な、膨張性の難燃性コー
テイング組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも、 塗膜形成性バインダー １０ないし７０重量％ 熱の影響下に炭化する少なくとも１種の物質 ０ないし４０重量％ 膨張剤 ０ないし４０重量％ 分散剤 ０ないし５重量％ 充填剤 ０ないし２５重量％ よりなる透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物に関
する。
【０００２】
【従来の技術】有機溶媒中に溶解されたバインダーを基
本成分とし、そして実質的な割合の塩素化パラフインを
含有する、例えば木材または合成樹脂用の透明な難燃性
コーテイング組成物が知られている〔“フアイヤー・セ
イフテイー・ジャーナル (FireSafety Journal)"、第４
巻第３号第１６３−７頁および“ペインテインディア(P
aintindia)" 、第３２巻第１号第３−６頁、第１４頁
（１９８２年）に所載のバートナガー(Bhatnagar) およ
びヴエルノー(Vergnaud)の論文参照〕。
【０００３】公知の透明な、難燃性のコーテイング組成
物の場合には、乾燥すると溶媒の蒸気を放出し、そして
有機的に結合されたハロゲンを含有するので、このコー
テイング組成物が分解する際に腐食性の有毒性ガスを放
出するという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき課題は、難燃性を有するが、その分解の際にハロ
ゲンを含有する化合物を放出することのない透明な膨張
性コーテイング組成物を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、上記の課題は、上記のコーテイング組成物におい
て、ビルダーとして水性合成樹脂分散物を含有せしめ、
そして熱の影響下に炭化する物質および／または膨張剤
としてならびに酸供与体としてリン酸アルキルエステル
のアンモニウム塩を含有せしめることによって達成され
る。
【０００６】更に、本発明によるコーテイング組成物
は、選択的にまた下記の実施の態様を有しうる： ａ）リン酸モノアルキルエステルを含有すること； ｂ）リン酸ジアルキルエステルを含有すること； ｃ）塩がヒドロキシアルキル置換アンモニウム塩である
こと； ｄ）ヒドロキシアルキル置換アンモニウムとしてモノエ
タノールアミンを使用すること； ｅ）ヒドロキシアルキル置換アンモニウムとしてジエタ
ノールアミンを使用すること； ｆ）ヒドロキシアルキル置換アンモニウムとしてトリエ
タノールアミンを使用すること； ｇ）塩がアルキル置換アンモニウム塩であること； ｈ）上記のアルキル基が１ないし６個の炭素原子を有す
ること； ｉ）塩がアリール置換アンモニウム塩であること。
【０００７】本発明によるコーテイング組成物中に含有
されるリン酸アルキルエステルのアンモニウム塩は、例
えば、米国特許第４，１１８，４４３号から知られてい
る方法によって製造されうる。
【０００８】本発明によるコーテイング組成物において
は、リン酸モノアルキルエステルとリン酸ジアルキルエ
ステルの混合物を含有せしめることもできる。本発明に
よるコーテイング組成物中に含有されるリン酸アルキル
エステルのアンモニウム塩は、難燃化作用を有するのみ
ならず、また上記組成物に可塑性を付与する。従って、
それらは難燃性コーテイング組成物の塗膜引裂抵抗性に
積極的な効果を与え、そして従って塩素化パラフインお
よびその他のハロゲン含有添加剤、例えばリン酸トリス
（２- クロロエチル）（ＴＣＥＰ）またはリン酸トリス
（２- クロロイソプロピル）（ＴＣＰＰ）のための完全
な代用物として使用されうる。
【０００９】
【実施例】以下の例において、難燃性のコーテイング組
成物を製造し、そしてそれらの効果を測定する。これら
のコーテイング組成物を使用して製造された熱膨張性塗
料の断熱性の試験は、ＤＩＮ４１０２第８部（１９８６
年）による小規模試験装置においてＤＩＮ４１０２第２
部（１９７７年）に従って実施され、一方表面の品質の
試験は、視覚的に実施された。 例１（比較例） 溶解用円板を装備した撹拌容器内に下記の各成分を導入
した： 水 １６．８重量％ (R) テイロース( (R) Tylose) ３ 重量％ (R) ロポン( (R) Lopon)８９０ ０．２重量％ リン酸二水素アンモニウム １１ 重量％ イソシアヌール酸トリス（ヒドロキシエチル） ５ 重量％ (R) マプレナール( (R) Maprenal) ＬＨ６９２ ６２ 重量％ 塩素化パラフイン５０（液状） ２ 重量％ 例２（比較例） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
し(R) マプレナール( (R) Maprenal) ＬＨ６９２の代り
に(R) ウレコール( (R) Urecoll)ＨＭが使用された。
【００１０】塗膜は透明でありそしてこのコーテイング
組成物で塗装された金属パネルの表面は平滑でありそし
てひび割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルの
ＤＩＮ４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を
示した。 例３（比較例） 例１と同様なコーテイング組成物を、ただし塩素化パラ
フイン成分を用いずに製造した。
【００１１】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗被された金属パネルの表面は粗く、そして細いひ
び割れが生じていた。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例４（比較例） 例１と同様なコーテイング組成物を製造されたが、ただ
し(R) マプレナール( (R) Maprenal) ＬＨ６９２の６２
重量％の代りに(R) ウレコール( (R)Urecoll)ＨＭ５９
重量％および(R) カウラミン( (R) Kauramin) ４重量％
が使用された。
【００１２】塗膜は透明であり、そしてこのコーテイン
グ組成物で塗装されたパネルの表面は平滑でありそして
ひび割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤ
ＩＮ４１０２による防火試験の結果は、Ｆ３０級の耐火
性の必要条件を満たした。 例５（比較例） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、塩素
化パラフイン５０（液状）２重量％の代りにリン酸トリ
ス（２- クロロエチル）２重量％が使用された。
【００１３】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しかもひび
割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例６（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
しリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化パ
ラフイン５０（液状）２重量％の代りにｐＨ７に調整さ
れた、(R) クナップザック社( (R) Knapsack) 製のリン
酸エステルＭＤＥのモノエタノールアンモニウム塩が使
用された。同時にイソシアヌール酸トリス（ヒドロキシ
エチル）は、４重量％に減量された。
【００１４】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しかもひび
割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例７（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
しリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化パ
ラフイン２重量％の代りにｐＨ７に調整された、(R) ク
ナップザック社( (R) Knapsack) 製の洗浄剤成分ＭＰＳ
のモノエタノールアンモニウム塩１５重量％が使用さ
れ、同時にイソシアヌール酸トリス（ヒドロキシエチ
ル）の量は、３重量％に減量された。
【００１５】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しかもひび
割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例８（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
しリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化パ
ラフイン２重量％の代りにｐＨ７に調整された、(R) ク
ナップザック社( (R) Knapsack) 製のリン酸エステルＭ
ＤＥのトリエタノールアンモニウム塩１５重量％が使用
され、同時にイソシアヌール酸トリス（ヒドロキシエチ
ル）は、ジシアンジアミド２重量％によって置換えられ
た。
【００１６】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は、平滑でありしかもひび
割れが生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例９（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、，た
だしリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化
パラフイン２重量％の代りにｐＨ７に調整された(R) ク
ナップザック社( (R) Knapsack) 製のリン酸エステルＭ
ＤＥのトリエタノールアンモニウム塩１４重量％が使用
され、同時にイソシアヌール酸トリス（ヒドロキシエチ
ル）は、ジシアンジアミド３重量％によって置換えられ
た。
【００１７】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しかもひび
割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例１０（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
しリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化パ
ラフイン５０（液状）２重量％の代りにｐＨ７に調整さ
れた(R) クナップザック社( (R) Knapsack) 製のリン酸
エステルＭＤＥのジエタノールアンモニウム塩８重量％
およびｐＨ７に調整された(R) クナップザック社( (R)
Knapsack) 製の洗浄剤成分ＭＰＳのトリフエニルアンモ
ニウム塩７重量％が使用され、同時にイソシアヌール酸
トリス（ヒドロキシエチル）は、ジシアンジアミド２重
量％によって置換えられた。
【００１８】塗膜は透明であり、このコーテイング組成
物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しかもひび
割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルのＤＩＮ
４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を示し
た。 例１１（本発明による） 例１と同様なコーテイング組成物が製造されたが、ただ
しリン酸二水素アンモニウム１１重量％および塩素化パ
ラフイン５０（液状）２重量％の代りにｐＨ７に調整さ
れた(R) クナップザック社( (R) Knapsack) 製のリン酸
エステルＭＤＥのジエタノールアンモニウム塩８重量％
およびｐＨ７に調整された(R) クナップザック社( (R)
Knapsack) 製の洗浄剤成分ＭＰＳのトリベンジルアンモ
ニウム塩７重量％が使用され、同時にイソシアヌール酸
トリス（ヒドロキシエチル）は、ジシアンジアミド２重
量％によって置換えられた。
【００１９】塗膜は透明であり、そしてこのコーテイン
グ組成物で塗装されたパネルの表面は平滑であり、しか
もひび割れは生じなかった。上記の塗装されたパネルの
ＤＩＮ４１０２による防火試験は、Ｆ３０級の耐火性を
示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 少なくとも、 塗膜形成性バインダー １０ないし７０重量％ 熱の影響下に炭化する少なくとも１種の物質 ０ないし４０重量％ 膨張剤 ０ないし４０重量％ 分散剤 ０ないし５重量％ 充填剤 ０ないし２５重量％ よりなる透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物にお
    いて、バインダーとして水性合成樹脂分散剤を、そして
    熱の影響下に炭化する物質および／または膨張剤とし
    て、そして酸供与体として１ないし５０重量％の量のリ
    ン酸アルキルエステルのアンモニウム塩を含有すること
    を特徴とする、上記透明な、膨張性難燃性コーテイング
    組成物。
JP6317007A 1993-12-21 1994-12-20 透明な、膨張性難燃性コーテイング組成物 Withdrawn JPH07252439A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4343669:2 1993-12-21
DE4343669A DE4343669A1 (de) 1993-12-21 1993-12-21 Klare, aufblähbare, flammhemmende Überzugsmassen

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EP (1) EP0659849B1 (ja)
JP (1) JPH07252439A (ja)
AT (1) ATE170901T1 (ja)
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DE (2) DE4343669A1 (ja)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052109A (ja) * 2013-08-08 2015-03-19 積水化学工業株式会社 難燃性塗料組成物

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DE59406880D1 (de) 1998-10-15
EP0659849A3 (de) 1996-09-18
DE4343669A1 (de) 1995-06-22
EP0659849B1 (de) 1998-09-09
ATE170901T1 (de) 1998-09-15
CA2137111A1 (en) 1995-06-22
EP0659849A2 (de) 1995-06-28
ES2122127T3 (es) 1998-12-16

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