JPH0725171Y2 - 吸引式調髪器 - Google Patents

吸引式調髪器

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JPH0725171Y2
JPH0725171Y2 JP1990105710U JP10571090U JPH0725171Y2 JP H0725171 Y2 JPH0725171 Y2 JP H0725171Y2 JP 1990105710 U JP1990105710 U JP 1990105710U JP 10571090 U JP10571090 U JP 10571090U JP H0725171 Y2 JPH0725171 Y2 JP H0725171Y2
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JP
Japan
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hair
suction
inlet
blade
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JP1990105710U
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JPH0464365U (ja
Inventor
高章 吉田
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高章 吉田
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は吸引空気流の圧力をバリカン歯の駆動源とし
且つカットされた毛髪がそのまま吸引回収されるように
した吸引式調髪器に関するものである。
〈従来技術〉 この種の調髪器としては特開昭53-23757号公報がある。
該公報はバリカン本体と、この本体の先方に固定された
固定刃と、この固定刃の一面を左右に摺動する可動刃
と、この可動刃および固定刃の位置する上方に設けられ
た開口部と、前記可動刃に左右運動を伝達する伝達板
と、この伝達板に接続され、且つ一方に所定形状の透孔
を有し、他方が前記本体に固定された支持板と、この支
持板における前記透孔に挟持される回動するカムと、こ
のカムを貫通して固定され、前記カムの回動を伝達する
軸と、この軸の後方に設定され、前記軸への回動を促す
ファンと、前記本体の後方に取着されたパイプと、この
パイプに設けられた収納部とを有し、前記ファンの回転
とともに軸を経てカムを回動させ、この回動が支持板お
よび伝達板への左右運動を誘起し、前記可動板を摺動さ
せて固定刃に係る毛髪を開口部より吸引させる構成とし
てなるバリカンを記載している。
〈考案が解消しようとする課題〉 しかしながら上記の提案はカム等の機構が吸引路内に剥
き出しになっているため吸引された切断毛髪がまとわり
ついたり挟まったりして作動不良を誘発するという課題
がある。またバリカンの歯が本体の先方に面しているの
で丸刈りや裾刈り以外に使用することが難しいという課
題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は一端に入口、他端に出口を有して内部に吸引空
気流が流れるようにした手持ち形の本体と、該本体の前
記入口に面して固定歯と摺動歯とからなるバリカン歯を
設け、該摺動歯を吸引流路内に設置する回転羽根と該回
転羽根の吸引空気流による回転運動を左右動に変換する
変換手段とにて左右摺動するようにした吸引式調髪器に
おいて、前記変換手段を吸引流路外に設けた画室内に収
容するとともに、前記本体の入口に、長短数種の入口筒
を交換自在に取付けすることのできる入口枠と中間に吸
引空気流の流通間隙を有して前記バリカン歯側に向けて
回転自在に内装取付けする髪押え羽根と該髪押え羽根を
回転させるための吸引空気流を取込む狭隘な空気流入口
とを設けてなるアタッチメントを取外し自在に嵌着する
ように構成して、かかる課題を解決しようとするもので
ある。
〈作用〉 本考案は本体の出口に吸引源に接続した空気吸引ホース
を接続して本体を持って調髪するのである。アタッチメ
ントの入口枠に適宜選択して取付けられた入口筒より吸
引される毛髪はバリカン歯と髪押え羽根間に入り、狭隘
な空気流入口より流れ込む強力な吸引流によって回転す
る髪押え羽根の回転にてバリカン歯に押しつけられてカ
ットされ、カットされた毛髪は本体内の吸引流にのって
吸引源に回収されることとなる。
摺動歯を摺動させるための変換手段は吸引流路外の画室
内に収納されているのでカットされた毛髪がからんだり
挟まったりすることなくスムーズな作動が確保されるこ
ととなる。
髪押え羽根は中間に吸引空気流の流通間隙を有し、且つ
アタッチメントは入口枠とは別の空気流入口を設けてい
るため、頭髪への押しつけにより入口枠が塞がれたり、
毛髪の抵抗により髪押え羽根の回転が停止する事態が生
じても吸引空気流の流れは決して途切れることがないの
で、継続するバリカン歯の作動により毛髪は引続いてカ
ットされ、抵抗の小さくなった髪押え羽根も直に回転を
再開することとなる。
またアタッチメントを取り外してバリカン歯を表出する
ことにより、バリカン歯を直接頭面に当てて丸刈りや裾
刈りに用いることができる。
〈実施例〉 以下図面に基づいて実施例を説明する。
手持ち形の本体1を中空の筒体形にて形成し、一端に入
口2、他端に出口3をそれぞれ有せしめ、出口3に空気
吸引ホース3aを接続して本体1内に入口2から出口3方
向に流れる吸引空気流路を形成する。
4は入口1の下縁に面して前出傾斜を附して取付けたバ
リカン歯で、前面の固定歯4aの内側に摺動歯4bが配置さ
れ、該摺動歯4bは吸引流路外に形成した画室7内に設け
た軸受5に回転軸6の一端の偏心軸6aを嵌付けてなる変
換手段に接続され、該回転軸6の他端を画壁7aより本体
1内の出口3側の吸引流路内に伸ばして吸引空気流によ
り回転する後退翼形の回転羽根8を取付けている。従っ
て回転羽根8の吸引空気流による回転は変換手段を経て
バリカン歯4の摺動歯4bを左右方向に摺動する作動に変
換されるのである。
本体1の入口2には横軸9を中心に吸引空気流によって
第2図,第4図の矢印方向、すなわちバリカン歯4の先
方側に回転する髪押え羽根10を内装した半円形のアタッ
チメント11を取外し自在において嵌着する。髪押え羽根
10は横軸9に嵌合する両側板の外側端間に等間隔を置い
て複数葉が取付けられていて、もって中間に吸引空気流
の流通する間隙を有している。12a,12bは入口2とアタ
ッチメント11の側壁の嵌合代である。なおアタッチメン
ト11は狭隘な空気流入口13aを髪押え羽根10の回転半径
の近傍である基部上面に設けた入口枠13を前方に向け
て、またバリカンに嵌合するバリカン覆い14を下方に向
けてそれぞれ設けている。入口枠13には第5図に示すよ
うに長さの異なる入口筒15a,15bおよび裾刈り用に傾斜
した入口筒15cなど数種の入口筒を交換自在において取
付けられるようにしている。
第1図乃至第4図は入口枠13に入口筒15aを嵌着したと
きの調髪例を示しており、入口筒15aを髪に近付ける
と、入口筒15aの開口端より本体1内を出口3側に流れ
る吸引空気流によって毛髪は第3図に示すように入口筒
15a内に入り、同時に入口筒15aおよび狭隘な空気流入口
13aより流入する吸引空気流にて回転する髪押え羽根10
にてバリカン歯4の方に押えつけられ、バリカン歯4の
作動にて先部がカットされて出口3方向に流出し回収さ
れることとなる。なお吸引空気流は入口筒15aと空気流
入口13aのいずれからでも取込まれ、しかも髪押え羽根1
0の中間には吸引空気流の流通間隙が設けられているの
で、入口筒15aが頭髪への押し当てにより塞がれたり、
吸引された毛髪の抵抗により髪押え羽根10の回転が妨げ
られたりすることが生じても吸引空気流は決して途切れ
ることなく引続き、従って摺動歯4bの摺動も停止するこ
とがないので常に確実に作動することとなる。なお毛髪
が入口筒15a内に入り、入口筒の断面積が小さくなれば
なるほど空気流入口13aより取込まれる吸引空気流は流
速を速めつつ増大するので、髪押え羽根10を回転させる
力はますます強くなるのである。
入口筒を15aより15bにかえると長めの調髪となり、また
15cを取付けて短かい方を下にして使用すると裾刈りが
できることとなる。なお、交換自在の入口筒は長さの長
短するものをさらに多数用意しておいて、好みの調髪長
さに応じられるようにすることもできる。
第6図はアタッチメント11を取外して入口2下にバリカ
ン歯4を表出させた例で、この場合はバリカンとして丸
刈りの短かい髪に刈ることができる。そしてアタッチメ
ント11を取外すことができることによりアタッチメント
11自体とバリカン歯等の清掃や手入れも容易に行うこと
ができることとなる。
〈考案の効果〉 本考案は以上のようにして、アタッチメント内に髪押え
羽根を内装して吸引する毛髪をバリカン歯に押えつける
ようにしたので能率よく確実に調髪することができ、し
かも髪押え羽根の中間に吸引空気流の流通間隙を有せし
め、且つアタッチメントに入口枠と別の空気流入口を設
けたので、入口枠または入口筒を頭髪に押しつけて塞い
だり、毛髪の抵抗により髪押え羽根の回転が停止する事
態が生じたりしても、吸引空気流の流れは決して途切れ
ることなく確実にバリカン歯を作動して調髪することが
できるという効果を生ずる。
摺動歯を摺動させるための変換手段を吸引流路外の画室
内に収納したのでカットされた毛髪がからんだり挟まっ
たりすることなしに正確な作動を確保することができる
という効果を生ずる。
また入口筒の交換およびアタッチメントの取り外しによ
り長さの異なる調髪や裾刈り,裾刈りなどを自由に選択
することができるとともに、取外したアタッチメントや
バリカン歯の清掃や手入れを容易に行うことができると
いう効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本器の一実施例を示す斜視図、第2図は拡大縦
断側面図、第3図は調髪中の縦断面図、第4図は同、要
部の拡大図、第5図は一部截開したアタッチメントと数
種の入口筒とを示す斜視図、第6図はバリカン歯を表出
させた時の斜視図、1は本体、2は入口、3は出口、3a
は空気吸引ホース、4はバリカン歯、4aはその固定歯、
4bは摺動歯、5は軸受、6は回転軸、7は画室,7aは画
壁、8は回転羽根、9は横軸、10は髪押え羽根、11はア
タッチメント、12a,12bは嵌合代、13は入口枠、13aは狭
隘な空気流入口、14はバリカン覆い、15a,15b,15cは入
口筒である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に入口、他端に出口を有して内部に吸
    引空気流が流れるようにした手持ち形の本体と、該本体
    の前記入口に面して固定歯と摺動歯とからなるバリカン
    歯を設け、該摺動歯を吸引流路内に設置する回転羽根と
    該回転羽根の吸引空気流による回転運動を左右動に変換
    する変換手段とにて左右摺動するようにした吸引式調髪
    器において、前記変換手段を吸引流路外に設けた画室内
    に収容するとともに、前記本体の入口に、長短数種の入
    口筒を交換自在に取付けすることのできる入口枠と中間
    に吸引空気流の流通間隙を有して前記バリカン歯側に向
    けて回転自在に内装取付けする髪押え羽根と該髪押え羽
    根を回転させるための吸引空気流を取込む狭隘な空気流
    入口とを設けてなるアタッチメントを取外し自在に嵌着
    するようにしたことを特徴とする吸引式調髪器。
JP1990105710U 1990-10-09 1990-10-09 吸引式調髪器 Expired - Lifetime JPH0725171Y2 (ja)

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JP1990105710U JPH0725171Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 吸引式調髪器

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JP1990105710U JPH0725171Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 吸引式調髪器

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JPH0464365U JPH0464365U (ja) 1992-06-02
JPH0725171Y2 true JPH0725171Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=31851507

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JP1990105710U Expired - Lifetime JPH0725171Y2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 吸引式調髪器

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JPS5323757A (en) * 1976-08-12 1978-03-04 Takahashi Riyousuke Hair clipper
JPS5639549Y2 (ja) * 1976-09-03 1981-09-16
JPS5749234A (en) * 1980-09-08 1982-03-23 Semiconductor Energy Lab Co Ltd Plasma etching method

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JPH0464365U (ja) 1992-06-02

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