JPH07251604A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH07251604A JPH07251604A JP6045750A JP4575094A JPH07251604A JP H07251604 A JPH07251604 A JP H07251604A JP 6045750 A JP6045750 A JP 6045750A JP 4575094 A JP4575094 A JP 4575094A JP H07251604 A JPH07251604 A JP H07251604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- curvature
- belt
- carcass
- reinforcing layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C3/00—Tyres characterised by the transverse section
- B60C3/04—Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
- B60C9/0292—Carcass ply curvature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗り心地と操縦安定性とを両立する。
【構成】 ベルト20の幅方向最外端20Aの内側にベ
ルト補強層24を配設する。カーカスライン形状は、ト
レッド20の中央部領域で曲率半径R1の円弧とし、ベ
ルト補強層24のタイヤ幅方向内側端24Aにほぼ一致
する場所で、タイヤ外側方向に曲率中心を有する曲率半
径R2の円弧とし、バットレス部26に対向する部分で
タイヤ内側方向に曲率中心を有する曲率半径R3の円弧
とする。曲率半径R3の円弧部分は、曲率半径R2の円
弧の存在により曲率半径が小さくなり、内圧充填下の張
力が小さくなる。曲率半径R3の円弧部分に対向したバ
ットレス部26の剛性が低くなるのでタイヤ径方向剛性
が低下して乗り心地が向上する。また、面内捩じり剛性
が低下しないので操縦安定性は従来通り維持される。
ルト補強層24を配設する。カーカスライン形状は、ト
レッド20の中央部領域で曲率半径R1の円弧とし、ベ
ルト補強層24のタイヤ幅方向内側端24Aにほぼ一致
する場所で、タイヤ外側方向に曲率中心を有する曲率半
径R2の円弧とし、バットレス部26に対向する部分で
タイヤ内側方向に曲率中心を有する曲率半径R3の円弧
とする。曲率半径R3の円弧部分は、曲率半径R2の円
弧の存在により曲率半径が小さくなり、内圧充填下の張
力が小さくなる。曲率半径R3の円弧部分に対向したバ
ットレス部26の剛性が低くなるのでタイヤ径方向剛性
が低下して乗り心地が向上する。また、面内捩じり剛性
が低下しないので操縦安定性は従来通り維持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りラジアルタイヤ
に関し、特に、操縦安定性と乗り心地とを両立すること
のできる空気入りラジアルタイヤに関するものである。
に関し、特に、操縦安定性と乗り心地とを両立すること
のできる空気入りラジアルタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気入りラジアルタイヤにおいて、一般
に、乗り心地を良くするには、トレッドゴムの軟化また
はタイヤケースの剛性を低下させることが良いとされて
きた。これらによって、タイヤ径方向の剛性低下を狙っ
たのである。
に、乗り心地を良くするには、トレッドゴムの軟化また
はタイヤケースの剛性を低下させることが良いとされて
きた。これらによって、タイヤ径方向の剛性低下を狙っ
たのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乗り心地を良
くするためにトレッドゴムを軟化すると、耐摩耗性が悪
化するという不具合がある。
くするためにトレッドゴムを軟化すると、耐摩耗性が悪
化するという不具合がある。
【0004】一方、タイヤケースの剛性を低下させると
操縦安定性が悪化してしまうという問題点がある。とい
うのも、タイヤケースの剛性を低下させるための従来の
手法、例えば、ビードフィラーの軟化やカーカスプライ
の折り返し高さを下げる方法では、操縦安定性に大きく
寄与する面内捩じり剛性も低下してしまうからである。
すなわち、タイヤ径方向剛性の低下を図れば面内捩じり
剛性も低下してしまうことになり、この結果、乗り心地
と操縦安定性とを両立させることは困難とされてきた。
操縦安定性が悪化してしまうという問題点がある。とい
うのも、タイヤケースの剛性を低下させるための従来の
手法、例えば、ビードフィラーの軟化やカーカスプライ
の折り返し高さを下げる方法では、操縦安定性に大きく
寄与する面内捩じり剛性も低下してしまうからである。
すなわち、タイヤ径方向剛性の低下を図れば面内捩じり
剛性も低下してしまうことになり、この結果、乗り心地
と操縦安定性とを両立させることは困難とされてきた。
【0005】本発明は、操縦安定性を維持しながらも乗
り心地を改良することのできる空気入りラジアルタイヤ
を提供することが目的である。
り心地を改良することのできる空気入りラジアルタイヤ
を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、タイヤケース
の剛性を構造剛性と張力剛性とに分けて検討を加え、上
記問題の解決を図った。この検討の結果、面内捩じり剛
性は、特にタイヤサイド部の構造剛性が支配的であるこ
と、一方、タイヤ径方向剛性は、特にバットレス部(カ
ーカスラインでいえばクラウン部のタイヤ幅方向端部)
の張力剛性が支配的であること、が判明した。すなわ
ち、発明者はここに面内捩じり剛性を低下させずにタイ
ヤ径方向剛性を低下させる可能性を見いだしたのであ
る。
の剛性を構造剛性と張力剛性とに分けて検討を加え、上
記問題の解決を図った。この検討の結果、面内捩じり剛
性は、特にタイヤサイド部の構造剛性が支配的であるこ
と、一方、タイヤ径方向剛性は、特にバットレス部(カ
ーカスラインでいえばクラウン部のタイヤ幅方向端部)
の張力剛性が支配的であること、が判明した。すなわ
ち、発明者はここに面内捩じり剛性を低下させずにタイ
ヤ径方向剛性を低下させる可能性を見いだしたのであ
る。
【0007】本発明は、上記検討結果に鑑みてなされた
ものであって、請求項1に記載の発明は、トロイド状に
延びるカーカスと、カーカスのクラウン部に配置される
ベルトと、前記ベルトのタイヤ幅方向両端部にて非伸長
性補強素子を埋設したベルト補強層を備える空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記カーカスをタイヤ回転軸に
沿って断面にしたときのカーカスライン形状が、前記ク
ラウン部のタイヤ幅方向中央部領域においてはタイヤ内
側に曲率中心を有する円弧形状であるのに対して、前記
ベルト補強層のタイヤ幅方向内側かつタイヤ径方向内側
付近においては曲率が反転してタイヤ外側に曲率中心を
有する円弧形状をなし、さらに再び曲率を反転してタイ
ヤ幅方向外側へ延びることによって、前記クラウン部端
部領域におけるタイヤ内側に曲率中心を有する円弧形状
の曲率半径を小さくしたことを特徴としている。
ものであって、請求項1に記載の発明は、トロイド状に
延びるカーカスと、カーカスのクラウン部に配置される
ベルトと、前記ベルトのタイヤ幅方向両端部にて非伸長
性補強素子を埋設したベルト補強層を備える空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記カーカスをタイヤ回転軸に
沿って断面にしたときのカーカスライン形状が、前記ク
ラウン部のタイヤ幅方向中央部領域においてはタイヤ内
側に曲率中心を有する円弧形状であるのに対して、前記
ベルト補強層のタイヤ幅方向内側かつタイヤ径方向内側
付近においては曲率が反転してタイヤ外側に曲率中心を
有する円弧形状をなし、さらに再び曲率を反転してタイ
ヤ幅方向外側へ延びることによって、前記クラウン部端
部領域におけるタイヤ内側に曲率中心を有する円弧形状
の曲率半径を小さくしたことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ
は、請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤにおい
て、前記ベルト補強層に埋設された前記非伸長性補強素
子がタイヤ周方向に対してほぼ平行の配列になることを
特徴としている。
は、請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤにおい
て、前記ベルト補強層に埋設された前記非伸長性補強素
子がタイヤ周方向に対してほぼ平行の配列になることを
特徴としている。
【0009】請求項3に記載の空気入りラジアルタイヤ
は、請求項1又は請求項2に記載の空気入りラジアルタ
イヤにおいて、前記ベルト補強層を前記カーカスと前記
ベルトとの間に配置したことを特徴としている。
は、請求項1又は請求項2に記載の空気入りラジアルタ
イヤにおいて、前記ベルト補強層を前記カーカスと前記
ベルトとの間に配置したことを特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載の空気入りラジアル
タイヤは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の
空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ベルト補強層の
幅がベルト幅の1/4以下であることを特徴としてい
る。
タイヤは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の
空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ベルト補強層の
幅がベルト幅の1/4以下であることを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤで
は、カーカスライン形状が、ベルト補強層のタイヤ幅方
向内側かつタイヤ径方向内側付近においてタイヤ外側に
曲率中心をもつ円弧部分を有している。この部分はタイ
ヤ内側に曲率中心を変えるよう反転する余裕があるた
め、内圧充填によって、本来最も変形しやすい部分とな
るはずである。しかしながら、前記ベルト補強層が配置
されていることによってカーカスの変形は抑制され、代
わりにベルト補強層に大きな張力が働く。そもそもベル
ト補強層は非伸長性補強素子が埋設されているところ、
前記張力の作用と相俟って、面内捩じり剛性の維持に寄
与するのである。
は、カーカスライン形状が、ベルト補強層のタイヤ幅方
向内側かつタイヤ径方向内側付近においてタイヤ外側に
曲率中心をもつ円弧部分を有している。この部分はタイ
ヤ内側に曲率中心を変えるよう反転する余裕があるた
め、内圧充填によって、本来最も変形しやすい部分とな
るはずである。しかしながら、前記ベルト補強層が配置
されていることによってカーカスの変形は抑制され、代
わりにベルト補強層に大きな張力が働く。そもそもベル
ト補強層は非伸長性補強素子が埋設されているところ、
前記張力の作用と相俟って、面内捩じり剛性の維持に寄
与するのである。
【0012】一方、カーカスのクラウン部幅方向端部の
円弧部分は、上記したタイヤ外側に中心をもつ円弧部分
の存在によって、この円弧部分がなかった場合よりも、
曲率半径が小さくされる。一般に内圧充填によってカー
カスに作用する張力Tは、T(張力)=P(内圧)×R
(曲率半径)の関係を持つ。したがって、内圧充填時、
曲率半径が小さくされた前記円弧部分の張力は小さくな
り、タイヤ径方向剛性を低下させることができる。
円弧部分は、上記したタイヤ外側に中心をもつ円弧部分
の存在によって、この円弧部分がなかった場合よりも、
曲率半径が小さくされる。一般に内圧充填によってカー
カスに作用する張力Tは、T(張力)=P(内圧)×R
(曲率半径)の関係を持つ。したがって、内圧充填時、
曲率半径が小さくされた前記円弧部分の張力は小さくな
り、タイヤ径方向剛性を低下させることができる。
【0013】以上述べてきたように、請求項1に記載の
空気入りラジアルタイヤでは、タイヤサイド部の構造剛
性を維持することによって操縦安定性を維持しながらカ
ーカスのクラウン部幅方向端部の張力を低下させること
によって乗り心地を向上させることができる。
空気入りラジアルタイヤでは、タイヤサイド部の構造剛
性を維持することによって操縦安定性を維持しながらカ
ーカスのクラウン部幅方向端部の張力を低下させること
によって乗り心地を向上させることができる。
【0014】請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ
では、ベルト補強層に埋設された非伸長性補強素子がタ
イヤ周方向に対してほぼ平行の配列になっているので、
ベルト補強層がタイヤ周方向の張力を負担しやすくな
る。
では、ベルト補強層に埋設された非伸長性補強素子がタ
イヤ周方向に対してほぼ平行の配列になっているので、
ベルト補強層がタイヤ周方向の張力を負担しやすくな
る。
【0015】請求項3に記載の空気入りラジアルタイヤ
では、ベルト補強層をカーカスとベルトとの間に配置し
ている。これにより接地時にベルト補強層により張力を
かけることができる。
では、ベルト補強層をカーカスとベルトとの間に配置し
ている。これにより接地時にベルト補強層により張力を
かけることができる。
【0016】請求項4に記載の空気入りラジアルタイヤ
では、ベルト補強層の幅をベルト幅の1/4以下として
いる。ベルト補強層の幅が広いと、タイヤの重量が増す
ために転がり抵抗に悪影響を及ぼすので好ましくない。
しかしながら、ベルト補強層の幅をベルトの幅の1/4
以下とすることによって、操縦安定性の維持、乗り心地
の向上を図りながら転がり抵抗への影響を抑えることが
できる。
では、ベルト補強層の幅をベルト幅の1/4以下として
いる。ベルト補強層の幅が広いと、タイヤの重量が増す
ために転がり抵抗に悪影響を及ぼすので好ましくない。
しかしながら、ベルト補強層の幅をベルトの幅の1/4
以下とすることによって、操縦安定性の維持、乗り心地
の向上を図りながら転がり抵抗への影響を抑えることが
できる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1にしたがって説明す
る。
る。
【0018】図1に示すように、本実施例の空気入りラ
ジアルタイヤ10(タイヤサイズ195/65R14)
は、一対のビードコア14(図1では一方のみ図示)を
備えており、カーカス12のタイヤ幅方向両端部が一対
のビードコア14の周りにタイヤ軸方向内側から外側へ
向けて折り返されている。なお、カーカス12は、タイ
ヤ周方向に対して直交する方向に沿って配列されたカー
カスコードと、これを被覆するコーティングゴムとで構
成されている。
ジアルタイヤ10(タイヤサイズ195/65R14)
は、一対のビードコア14(図1では一方のみ図示)を
備えており、カーカス12のタイヤ幅方向両端部が一対
のビードコア14の周りにタイヤ軸方向内側から外側へ
向けて折り返されている。なお、カーカス12は、タイ
ヤ周方向に対して直交する方向に沿って配列されたカー
カスコードと、これを被覆するコーティングゴムとで構
成されている。
【0019】また、カーカス12の本体部12Aと折り
返し部12Bとの間には、ビード部16の剛性を確保す
るためのビードフィラー18が配置されている。
返し部12Bとの間には、ビード部16の剛性を確保す
るためのビードフィラー18が配置されている。
【0020】カーカス12のタイヤ半径方向外側には、
2層からなるベルト20が配設されており、このベルト
20のタイヤ半径方向外側には、厚肉のゴムからなるト
レッド22が配設されている。
2層からなるベルト20が配設されており、このベルト
20のタイヤ半径方向外側には、厚肉のゴムからなるト
レッド22が配設されている。
【0021】ベルト20の幅方向最外端20Aのタイヤ
径方向内側には、カーカス12との間にベルト補強層2
4が2層配設されている。本実施例のベルト補強層24
は、その幅方向中心部をほぼベルト20の幅方向最外端
20Aに合わせて配設されている。
径方向内側には、カーカス12との間にベルト補強層2
4が2層配設されている。本実施例のベルト補強層24
は、その幅方向中心部をほぼベルト20の幅方向最外端
20Aに合わせて配設されている。
【0022】ベルト補強層24は、複数本の非伸張性補
強素子を平行に並べて簾状に形成されており、コード方
向がタイヤ周方向に実質平行とされている。非伸張性補
強素子としては、芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊
維)、スチール等のコードを上げることができ、10%
伸張時弾性率が1000kgf/mm2 以上に設定することが
好ましい。
強素子を平行に並べて簾状に形成されており、コード方
向がタイヤ周方向に実質平行とされている。非伸張性補
強素子としては、芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊
維)、スチール等のコードを上げることができ、10%
伸張時弾性率が1000kgf/mm2 以上に設定することが
好ましい。
【0023】本実施例のベルト補強層24に使用される
コードは、芳香族ポリアミド繊維からなり、太さが15
00d/2、10%伸張時弾性率が4800kgf/mm2 と
なっている。
コードは、芳香族ポリアミド繊維からなり、太さが15
00d/2、10%伸張時弾性率が4800kgf/mm2 と
なっている。
【0024】ここで、ベルト補強層24の幅をLW、ベ
ルト20の最大幅をBWとした時に、ベルト補強層24
の幅LWとベルト20の最大幅BWとの関係はLW≦B
W/4に設定することが好ましく、本実施例では、ベル
ト20の最大幅BWが160mm、ベルト補強層24の幅
LWが20mmに設定されている。
ルト20の最大幅をBWとした時に、ベルト補強層24
の幅LWとベルト20の最大幅BWとの関係はLW≦B
W/4に設定することが好ましく、本実施例では、ベル
ト20の最大幅BWが160mm、ベルト補強層24の幅
LWが20mmに設定されている。
【0025】一方、空気入りラジアルタイヤ10のカー
カスライン形状は、トレッド20のタイヤ幅方向中央部
領域(タイヤ赤道面CL付近)でタイヤ内側方向のタイ
ヤ赤道面CL上に曲率中心を有する曲率半径R1の円弧
を描き、ベルト補強層24のタイヤ幅方向内側端24A
にほぼ一致する場所で、タイヤ外側方向に曲率中心を有
する曲率半径R2の円弧を描き、さらに、バットレス部
26に対向する部分、すなわちカーカス12のクラウン
部幅方向端部でタイヤ内側方向に曲率中心を有する曲率
半径R3(但しR3≪R1)の円弧を描いている。
カスライン形状は、トレッド20のタイヤ幅方向中央部
領域(タイヤ赤道面CL付近)でタイヤ内側方向のタイ
ヤ赤道面CL上に曲率中心を有する曲率半径R1の円弧
を描き、ベルト補強層24のタイヤ幅方向内側端24A
にほぼ一致する場所で、タイヤ外側方向に曲率中心を有
する曲率半径R2の円弧を描き、さらに、バットレス部
26に対向する部分、すなわちカーカス12のクラウン
部幅方向端部でタイヤ内側方向に曲率中心を有する曲率
半径R3(但しR3≪R1)の円弧を描いている。
【0026】なお、本実施例の空気入りラジアルタイヤ
10では、カーカスラインの曲率半径は、R1が750
mm、R2が20mm、R3が65mmである。
10では、カーカスラインの曲率半径は、R1が750
mm、R2が20mm、R3が65mmである。
【0027】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の空気入りラジアルタイヤ10では、カーカスライン形
状が、ベルト補強層24のタイヤ幅方向内側かつタイヤ
径方向内側付近においてタイヤ外側に曲率中心をもつ曲
率半径R2を有する円弧部分を有している。
の空気入りラジアルタイヤ10では、カーカスライン形
状が、ベルト補強層24のタイヤ幅方向内側かつタイヤ
径方向内側付近においてタイヤ外側に曲率中心をもつ曲
率半径R2を有する円弧部分を有している。
【0028】このカーカスラインの曲率半径R2の円弧
部分はタイヤ内側方向に曲率中心を変えるように反転す
る余裕があるため、内圧充填によって本来最も変形し易
い部分となるはずである。しかしながら、そこにはベル
ト補強層24が配設されてカーカス12の変形が抑制さ
れているので、代わりにベルト補強層24に大きな張力
が作用する。ベルト補強層24には非伸長性補強素子が
埋設されており、前記張力の作用と相俟って、面内捩じ
り剛性の維持に寄与するのである。
部分はタイヤ内側方向に曲率中心を変えるように反転す
る余裕があるため、内圧充填によって本来最も変形し易
い部分となるはずである。しかしながら、そこにはベル
ト補強層24が配設されてカーカス12の変形が抑制さ
れているので、代わりにベルト補強層24に大きな張力
が作用する。ベルト補強層24には非伸長性補強素子が
埋設されており、前記張力の作用と相俟って、面内捩じ
り剛性の維持に寄与するのである。
【0029】一方、カーカス12のクラウンブロック幅
方向端部の円弧部分、すなわち曲率半径R2の円弧部分
のタイヤ幅方向外側に隣接する曲率半径R3の円弧部分
は、曲率半径R2の円弧部分の存在によって、この曲率
半径R2の円弧部分がなかった場合よりも曲率半径が小
さくなっている。空気入りタイヤでは、内圧充填下にお
けるカーカスに作用する張力Tと内圧Pとカーカスライ
ンの曲率半径RとにT(張力)=P(内圧)×R(曲率
半径)の関係がある。したがって、内圧充填時には、曲
率半径R3の円弧部分の張力が小さくなるので、タイヤ
径方向剛性が低下する。
方向端部の円弧部分、すなわち曲率半径R2の円弧部分
のタイヤ幅方向外側に隣接する曲率半径R3の円弧部分
は、曲率半径R2の円弧部分の存在によって、この曲率
半径R2の円弧部分がなかった場合よりも曲率半径が小
さくなっている。空気入りタイヤでは、内圧充填下にお
けるカーカスに作用する張力Tと内圧Pとカーカスライ
ンの曲率半径RとにT(張力)=P(内圧)×R(曲率
半径)の関係がある。したがって、内圧充填時には、曲
率半径R3の円弧部分の張力が小さくなるので、タイヤ
径方向剛性が低下する。
【0030】すなわち、本実施例の空気入りラジアルタ
イヤ10では、タイヤサイド部の構造剛性を維持するこ
とによって操縦安定性を維持しながら、カーカス12の
クラウン部幅方向端部の張力を低下させることによって
乗り心地を向上させることができる。
イヤ10では、タイヤサイド部の構造剛性を維持するこ
とによって操縦安定性を維持しながら、カーカス12の
クラウン部幅方向端部の張力を低下させることによって
乗り心地を向上させることができる。
【0031】上記手法により乗り心地の向上を図ること
ができるため、乗り心地向上のために従来のようにトレ
ッドゴムを軟化させる必要が無く、タイヤの耐摩耗性を
悪化させるようなことは無い。
ができるため、乗り心地向上のために従来のようにトレ
ッドゴムを軟化させる必要が無く、タイヤの耐摩耗性を
悪化させるようなことは無い。
【0032】また、乗り心地向上のために、従来のよう
にビードフィラー18の軟化やカーカス12の折り返し
高さを下げる等することも必要としないため、操縦安定
性を悪化させるようなことも無い。
にビードフィラー18の軟化やカーカス12の折り返し
高さを下げる等することも必要としないため、操縦安定
性を悪化させるようなことも無い。
【0033】即ち、本実施例の空気入りラジアルタイヤ
10は、前記構成により乗り心地と操縦安定性とを両立
することが可能となる。
10は、前記構成により乗り心地と操縦安定性とを両立
することが可能となる。
【0034】なお、ベルト補強層24を構成するコード
は、タイヤの軽量化を図るためには芳香族ポリアミド繊
維(アラミド繊維)を用いることが好ましい。
は、タイヤの軽量化を図るためには芳香族ポリアミド繊
維(アラミド繊維)を用いることが好ましい。
【0035】なお、ベルト補強層24を構成するコード
の10%伸張時弾性率が1000kgf/mm2 未満である
と、内圧充填時にベルト補強層24が周方向に延び、こ
れに伴ってカーカス12の曲率半径R3とされた円弧部
分の曲率半径が大きくなり、曲率半径R3とされた円弧
部分における張力の低下作用が阻害されるため好ましく
ない。
の10%伸張時弾性率が1000kgf/mm2 未満である
と、内圧充填時にベルト補強層24が周方向に延び、こ
れに伴ってカーカス12の曲率半径R3とされた円弧部
分の曲率半径が大きくなり、曲率半径R3とされた円弧
部分における張力の低下作用が阻害されるため好ましく
ない。
【0036】また、本実施例では、ベルト20の幅方向
最外端20Aのタイヤ幅方向内側部付近に対向して2層
のベルト補強層24を配設したが、本発明はこれに限ら
ず、ベルト補強層24は少なくとも1層以上あれば良
く、また、ベルト20のタイヤ半径方向外側に配設して
も良い。
最外端20Aのタイヤ幅方向内側部付近に対向して2層
のベルト補強層24を配設したが、本発明はこれに限ら
ず、ベルト補強層24は少なくとも1層以上あれば良
く、また、ベルト20のタイヤ半径方向外側に配設して
も良い。
【0037】〔試験例〕本発明の適用された空気入りラ
ジアルタイヤ2種及び比較例に係る空気入りラジアルタ
イヤ2種(タイヤサイズは全て195/65R14)を
それぞれ試作し、面内捩じり剛性及びラジアル方向剛性
を測定すると共に、乗り心地及び操縦安定性を調べるた
めにテストドライバーによる実車フィーリングテストを
実施した。
ジアルタイヤ2種及び比較例に係る空気入りラジアルタ
イヤ2種(タイヤサイズは全て195/65R14)を
それぞれ試作し、面内捩じり剛性及びラジアル方向剛性
を測定すると共に、乗り心地及び操縦安定性を調べるた
めにテストドライバーによる実車フィーリングテストを
実施した。
【0038】ここで、比較例タイヤ1とは、図3に示す
従来の一般構造のタイヤ30であり、R1が750mm、
R3が90mm(共に、曲率中心はタイヤ内側)となって
いる。また、比較例タイヤ2とは、図4に示すタイヤ3
2であり、図2に示すタイヤ30のトレッド20の端部
のゴムを断面略三角形状にボリュームアップしたもので
あり、R1が800mm、R3が60mm(共に、曲率中心
はタイヤ内側)となっているものである。この、比較例
タイヤ2において、トレッド20の端部のゴムをボリュ
ームアップした理由は、その部分のゴム量を増加するこ
とによってR3の大きさを図2のタイヤ30よりも小さ
くしようとする狙いからである。
従来の一般構造のタイヤ30であり、R1が750mm、
R3が90mm(共に、曲率中心はタイヤ内側)となって
いる。また、比較例タイヤ2とは、図4に示すタイヤ3
2であり、図2に示すタイヤ30のトレッド20の端部
のゴムを断面略三角形状にボリュームアップしたもので
あり、R1が800mm、R3が60mm(共に、曲率中心
はタイヤ内側)となっているものである。この、比較例
タイヤ2において、トレッド20の端部のゴムをボリュ
ームアップした理由は、その部分のゴム量を増加するこ
とによってR3の大きさを図2のタイヤ30よりも小さ
くしようとする狙いからである。
【0039】一方、実施例タイヤ1とは、前記実施例
(図1参照)のタイヤ(R1が750mm、R2が20m
m、R3が65mm(比較例タイヤ1のR3に対して72
%))であり、実施例タイヤ2とは、図2に示すよう
に、ベルト補強層24がベルト20のタイヤ径方向外側
で、かつ、ほぼ全体がベルト20の幅方向最外端20A
よりも内側に配置されたタイヤ28(LWが20mm、R
1が750mm、R2が36mm、R3が72mm(比較例タ
イヤ1のR3に対して80%))である。
(図1参照)のタイヤ(R1が750mm、R2が20m
m、R3が65mm(比較例タイヤ1のR3に対して72
%))であり、実施例タイヤ2とは、図2に示すよう
に、ベルト補強層24がベルト20のタイヤ径方向外側
で、かつ、ほぼ全体がベルト20の幅方向最外端20A
よりも内側に配置されたタイヤ28(LWが20mm、R
1が750mm、R2が36mm、R3が72mm(比較例タ
イヤ1のR3に対して80%))である。
【0040】試験結果は以下の表1に記載する。なお、
面内捩じり剛性及びラジアル方向剛性は共に比較例タイ
ヤ1を100とする指数表示としており、数値の小さい
ほど剛性が小さいことを表す。
面内捩じり剛性及びラジアル方向剛性は共に比較例タイ
ヤ1を100とする指数表示としており、数値の小さい
ほど剛性が小さいことを表す。
【0041】また、乗り心地及び操縦安定性はテストコ
ースを走行したテストドライバーによる官能評価であ
り、同じく比較例タイヤ1を100とする指数表示とし
ている。乗り心地及び操縦安定性については、数値が大
きいほど乗り心地、操縦安定性が高いことを表す。
ースを走行したテストドライバーによる官能評価であ
り、同じく比較例タイヤ1を100とする指数表示とし
ている。乗り心地及び操縦安定性については、数値が大
きいほど乗り心地、操縦安定性が高いことを表す。
【0042】
【表1】
【0043】上記表1の結果から、本発明の適用された
実施例タイヤ1及び実施例タイヤ2は、操縦安定性を犠
牲にすることなく乗り心地を大幅に向上できることは明
らかである。
実施例タイヤ1及び実施例タイヤ2は、操縦安定性を犠
牲にすることなく乗り心地を大幅に向上できることは明
らかである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
空気入りラジアルタイヤは上記の構成としたので、乗り
心地と操縦安定性とを両立できるという優れた効果を有
する。
空気入りラジアルタイヤは上記の構成としたので、乗り
心地と操縦安定性とを両立できるという優れた効果を有
する。
【0045】請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ
は上記の構成としたので、ベルト補強層がタイヤ周方向
の張力を負担しやすくなり、面内捩じり剛性をより向上
できるという優れた効果を有する。
は上記の構成としたので、ベルト補強層がタイヤ周方向
の張力を負担しやすくなり、面内捩じり剛性をより向上
できるという優れた効果を有する。
【0046】請求項3に記載の空気入りラジアルタイヤ
は上記の構成としたので、接地時にベルト補強層により
張力をかけることができ、面内捩じり剛性をより向上で
きるという優れた効果を有する。
は上記の構成としたので、接地時にベルト補強層により
張力をかけることができ、面内捩じり剛性をより向上で
きるという優れた効果を有する。
【0047】また、請求項4に記載の空気入りラジアル
タイヤは上記の構成としたので、操縦安定性の維持、乗
り心地の向上を図りながら転がり抵抗への影響を抑える
ことができるという優れた効果を有する。
タイヤは上記の構成としたので、操縦安定性の維持、乗
り心地の向上を図りながら転がり抵抗への影響を抑える
ことができるという優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例に係る空気入りラジアルタイ
ヤの断面図である。
ヤの断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤの断面図である。
イヤの断面図である。
【図3】比較例1に係る空気入りラジアルタイヤの断面
図である。
図である。
【図4】比較例2に係る空気入りラジアルタイヤの断面
図である。
図である。
10 空気入りラジアルタイヤ 12 カーカス 20 ベルト 24 ベルト補強層
Claims (4)
- 【請求項1】 トロイド状に延びるカーカスと、カーカ
スのクラウン部に配置されるベルトと、前記ベルトのタ
イヤ幅方向両端部にて非伸長性補強素子を埋設したベル
ト補強層を備える空気入りラジアルタイヤにおいて、 前記カーカスをタイヤ回転軸に沿って断面にしたときの
カーカスライン形状が、前記クラウン部のタイヤ幅方向
中央部領域においてはタイヤ内側に曲率中心を有する円
弧形状であるのに対して、前記ベルト補強層のタイヤ幅
方向内側かつタイヤ径方向内側付近においては曲率が反
転してタイヤ外側に曲率中心を有する円弧形状をなし、
さらに再び曲率を反転してタイヤ幅方向外側へ延びるこ
とによって、前記クラウン部端部領域におけるタイヤ内
側に曲率中心を有する円弧形状の曲率半径を小さくした
ことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】 前記ベルト補強層に埋設された前記非伸
長性補強素子がタイヤ周方向に対してほぼ平行の配列に
なることを特徴とする請求項1に記載の空気入りラジア
ルタイヤ。 - 【請求項3】 前記ベルト補強層を前記カーカスと前記
ベルトとの間に配置したことを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項4】 前記ベルト補強層の幅がベルト幅の1/
4以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
何れか1項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045750A JPH07251604A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045750A JPH07251604A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07251604A true JPH07251604A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12727990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6045750A Pending JPH07251604A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07251604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7900672B2 (en) * | 2003-11-14 | 2011-03-08 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire with annular reinforcing strip layer |
CN112976953A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-18 | 江苏通用科技股份有限公司 | 一种渐开式全钢小型工程胎沟底轮廓结构 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP6045750A patent/JPH07251604A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7900672B2 (en) * | 2003-11-14 | 2011-03-08 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire with annular reinforcing strip layer |
CN112976953A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-18 | 江苏通用科技股份有限公司 | 一种渐开式全钢小型工程胎沟底轮廓结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3117645B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP4046502B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP4221067B2 (ja) | 2輪車の前輪および後輪にそれぞれ装着される一対のタイヤ | |
JP4377933B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP3645277B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4673495B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JPH07101203A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2000108618A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JPS5973307A (ja) | 二輪車用空気入りベルテツドタイヤ対 | |
JP6954060B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2002211216A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2002127712A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH10181309A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP7142556B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2001354013A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH05238208A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4537561B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US7520307B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
CN112996675B (zh) | 缺气保用轮胎 | |
JP2020093715A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH06255305A (ja) | 操縦安定性に優れた空気入りタイヤ | |
JP2006076374A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JPH07251604A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2005075295A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH03148305A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ |