JPH07251448A - フィルム吹込みヘッドから押出された熱可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却する方法及び装置 - Google Patents
フィルム吹込みヘッドから押出された熱可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却する方法及び装置Info
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- JPH07251448A JPH07251448A JP7021678A JP2167895A JPH07251448A JP H07251448 A JPH07251448 A JP H07251448A JP 7021678 A JP7021678 A JP 7021678A JP 2167895 A JP2167895 A JP 2167895A JP H07251448 A JPH07251448 A JP H07251448A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9115—Cooling of hollow articles
- B29C48/912—Cooling of hollow articles of tubular films
- B29C48/913—Cooling of hollow articles of tubular films externally
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
- B29C48/10—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より冷たい冷却空気を使用することによっ
て、フィルムインフレーション押出し装置の生産高を増
加させることができる方法及び装置の提供。 【構成】 フィルム吹込みヘッド（１）から押出された
熱可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却する方法にお
いて、冷却空気を吹込みヘッドの環状ノズルギャップを
囲む少なくとも１つの冷却リングから筒状ウエブ（３）
に向かった方向に吹きつける。より冷たい冷却空気を使
用することによってフィルムインフレーション押出し装
置の生産高を増加させるために、筒状ウエブを０℃未満
の温度の乾燥冷却空気流にさらし、流れにさらされた領
域で（６によって）周囲空気から遮断する。冷却空気を
遮断された空間（９）から引き、これを冷却し、再び、
冷却リングに供給する。
て、フィルムインフレーション押出し装置の生産高を増
加させることができる方法及び装置の提供。 【構成】 フィルム吹込みヘッド（１）から押出された
熱可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却する方法にお
いて、冷却空気を吹込みヘッドの環状ノズルギャップを
囲む少なくとも１つの冷却リングから筒状ウエブ（３）
に向かった方向に吹きつける。より冷たい冷却空気を使
用することによってフィルムインフレーション押出し装
置の生産高を増加させるために、筒状ウエブを０℃未満
の温度の乾燥冷却空気流にさらし、流れにさらされた領
域で（６によって）周囲空気から遮断する。冷却空気を
遮断された空間（９）から引き、これを冷却し、再び、
冷却リングに供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム吹込みヘッド
から押出された熱可塑性合成物溶融体(thermoplastic s
ynthetic melt)の筒状ウエブを冷却する方法に関し、該
方法では、吹込みヘッドの環状ノズルギャップ及び／又
は筒状ウエブを囲む環状出口ギャップを備えた少なくと
も一つの冷却リングから、冷却空気を筒状ウエブに向け
て及び／又はこれと平行に吹つける。本発明は、この方
法を行う装置にも関連する。
から押出された熱可塑性合成物溶融体(thermoplastic s
ynthetic melt)の筒状ウエブを冷却する方法に関し、該
方法では、吹込みヘッドの環状ノズルギャップ及び／又
は筒状ウエブを囲む環状出口ギャップを備えた少なくと
も一つの冷却リングから、冷却空気を筒状ウエブに向け
て及び／又はこれと平行に吹つける。本発明は、この方
法を行う装置にも関連する。
【０００２】
【従来の技術】単位時間当たりに吹出す冷却空気量を増
加させることによってだけではなく、冷却空気の温度を
下げることによっても、フィルムインフレーション押出
し装置(film inflation-extrusion installations)の生
産高を増加させることができることが知られている。
加させることによってだけではなく、冷却空気の温度を
下げることによっても、フィルムインフレーション押出
し装置(film inflation-extrusion installations)の生
産高を増加させることができることが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
冷たい冷却空気を使用することによって、フィルムイン
フレーション押出し装置の生産高を増加させることがで
きるようにさせる上記導入部のパラグラフに示す種類の
方法をなすことである。
冷たい冷却空気を使用することによって、フィルムイン
フレーション押出し装置の生産高を増加させることがで
きるようにさせる上記導入部のパラグラフに示す種類の
方法をなすことである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この問題は、フィルム吹
込みヘッドから押出された熱可塑性合成物溶融体の筒状
ウエブを冷却する方法であって、吹込みヘッドの環状ノ
ズルギャップ及び／又は筒状ウエブを囲む環状出口ギャ
ップを備えた少なくとも一つの冷却リングから、冷却空
気を筒状ウエブに向けて及び／又はこれと平行に吹きつ
け、筒状ウエブを０℃より低い温度の乾燥冷却空気にさ
らし、流れにさらされた領域でウエブを周囲空気から遮
断し、冷却空気を遮断された空間から引き、冷却し、再
び冷却リングに供給する方法を提供する本発明の一態様
によって解決される。もし、フィルムインフレーション
押出し装置の熱的性能を向上させる目的で、冷却空気の
温度を低くするならば、結果として起こる周囲空気の水
蒸気が結露する傾向によって、冷却空気が周囲空気と接
触し又は渦巻く領域で、滴、雪、氷晶が析出する。この
析出物が、押出された管状ウエブ或いは膨らまされたフ
ィルムバブル(film buble)につき、損傷をおこすかもし
れない。周囲空気から水の結露の危険は、冷却リングか
らの冷却空気流が大変冷たく、従って、これが−１０℃
或いはこれ未満の温度である時に、特に高い。大変冷た
い空気を用いた時に、周囲空気からの水の好ましくない
結露の危険を避けるために、本発明では、０℃未満に冷
却した乾燥冷却空気流を周囲空気から遮断して、冷たい
冷却空気流を閉鎖回路内に通し、湿度を含んだ周囲空気
と接触できないようにする。本発明による方法によれ
ば、冷たい冷却空気を閉鎖回路内を通し、従って、周囲
空気と接触することがないので、冷却空気流の温度を大
変低い温度まで下げ、フィルムインフレーション押出し
装置の生産高を増大させることができる。冷却空気流の
温度は、−１０℃乃至−２５℃の範囲にあるのが好まし
い。
込みヘッドから押出された熱可塑性合成物溶融体の筒状
ウエブを冷却する方法であって、吹込みヘッドの環状ノ
ズルギャップ及び／又は筒状ウエブを囲む環状出口ギャ
ップを備えた少なくとも一つの冷却リングから、冷却空
気を筒状ウエブに向けて及び／又はこれと平行に吹きつ
け、筒状ウエブを０℃より低い温度の乾燥冷却空気にさ
らし、流れにさらされた領域でウエブを周囲空気から遮
断し、冷却空気を遮断された空間から引き、冷却し、再
び冷却リングに供給する方法を提供する本発明の一態様
によって解決される。もし、フィルムインフレーション
押出し装置の熱的性能を向上させる目的で、冷却空気の
温度を低くするならば、結果として起こる周囲空気の水
蒸気が結露する傾向によって、冷却空気が周囲空気と接
触し又は渦巻く領域で、滴、雪、氷晶が析出する。この
析出物が、押出された管状ウエブ或いは膨らまされたフ
ィルムバブル(film buble)につき、損傷をおこすかもし
れない。周囲空気から水の結露の危険は、冷却リングか
らの冷却空気流が大変冷たく、従って、これが−１０℃
或いはこれ未満の温度である時に、特に高い。大変冷た
い空気を用いた時に、周囲空気からの水の好ましくない
結露の危険を避けるために、本発明では、０℃未満に冷
却した乾燥冷却空気流を周囲空気から遮断して、冷たい
冷却空気流を閉鎖回路内に通し、湿度を含んだ周囲空気
と接触できないようにする。本発明による方法によれ
ば、冷たい冷却空気を閉鎖回路内を通し、従って、周囲
空気と接触することがないので、冷却空気流の温度を大
変低い温度まで下げ、フィルムインフレーション押出し
装置の生産高を増大させることができる。冷却空気流の
温度は、−１０℃乃至−２５℃の範囲にあるのが好まし
い。
【０００５】本発明の第２の態様は、バブル押出し方法
(bubble extrusion method) を行うインフレーション押
出し装置(inflation extrusion appratus)であって、少
なくとも一つの外側冷却リングを有するフィルム吹出し
ヘッドと、実質的に閉鎖されたチャンバの境界を定める
ケーシングによって囲まれた冷却リングを有し、前記閉
鎖チャンバのアッパカバープレートは筒状フィルムウエ
ブが通るための環状開口を備え、更に、該チャンバから
冷却空気を引き出す管路とを有する装置を提供する。か
くして、外部冷却手段によって冷却される押出された筒
状フィルムウエブは、実質的に閉鎖されたチャンバを通
り、そこで、周囲空気から遮断されながら、大変冷たい
冷却空気の流れにさらされる。冷却空気を適当な時間速
度でチャンバから引き出すことによって、押出された筒
状フィルムウエブを囲むこの大変冷たい冷却空気流の所
望流量を維持する。冷却空気が閉鎖回路内を通るのを可
能にするために、引出した冷却空気を冷却リングまで戻
すための管路がある。このようの構成では、ファン及び
冷却器を、冷却空気を再冷却するための管路に配置す
る。避けがたい漏れ損失によって冷却空気流が減少する
のに対応して、適当量の新しい空気をファンで再供給す
る。
(bubble extrusion method) を行うインフレーション押
出し装置(inflation extrusion appratus)であって、少
なくとも一つの外側冷却リングを有するフィルム吹出し
ヘッドと、実質的に閉鎖されたチャンバの境界を定める
ケーシングによって囲まれた冷却リングを有し、前記閉
鎖チャンバのアッパカバープレートは筒状フィルムウエ
ブが通るための環状開口を備え、更に、該チャンバから
冷却空気を引き出す管路とを有する装置を提供する。か
くして、外部冷却手段によって冷却される押出された筒
状フィルムウエブは、実質的に閉鎖されたチャンバを通
り、そこで、周囲空気から遮断されながら、大変冷たい
冷却空気の流れにさらされる。冷却空気を適当な時間速
度でチャンバから引き出すことによって、押出された筒
状フィルムウエブを囲むこの大変冷たい冷却空気流の所
望流量を維持する。冷却空気が閉鎖回路内を通るのを可
能にするために、引出した冷却空気を冷却リングまで戻
すための管路がある。このようの構成では、ファン及び
冷却器を、冷却空気を再冷却するための管路に配置す
る。避けがたい漏れ損失によって冷却空気流が減少する
のに対応して、適当量の新しい空気をファンで再供給す
る。
【０００６】不要な物質又はガスが冷却ガス内にたまら
なくなるように、フィルタ及び／又は分離器を吸引管路
のファンの前に配置して、同伴された粒子又はガスを冷
却空気から除去するのがよい。好ましい実施例では、冷
却リングがチャンバ内で、中間空間を伴って、ケーシン
グのカバープレートの下で終わる円筒パイプによって囲
まれているのがよく、吸引管路は円筒パイプとこれを囲
むケーシングとの間の環状空間に連結されているのがよ
い。この方法では、冷却空気が、押出された筒状フィル
ムウエブを、円筒パイプの高さにわたって、実質的な層
流で囲み、次いで、冷却空気流が、所望流量を維持しな
がら、環状空間を通して引かれるのを確実にすることが
できる。他の好ましい実施例では、ケーシングのカバー
壁の開口が、アイリスダイアフラムによって形成されて
いてもよい。この方法では、開口の直径を素早く且つ簡
単なやり方で調整でき、その時に押し出される筒状フィ
ルムウエブの直径を調整できる。
なくなるように、フィルタ及び／又は分離器を吸引管路
のファンの前に配置して、同伴された粒子又はガスを冷
却空気から除去するのがよい。好ましい実施例では、冷
却リングがチャンバ内で、中間空間を伴って、ケーシン
グのカバープレートの下で終わる円筒パイプによって囲
まれているのがよく、吸引管路は円筒パイプとこれを囲
むケーシングとの間の環状空間に連結されているのがよ
い。この方法では、冷却空気が、押出された筒状フィル
ムウエブを、円筒パイプの高さにわたって、実質的な層
流で囲み、次いで、冷却空気流が、所望流量を維持しな
がら、環状空間を通して引かれるのを確実にすることが
できる。他の好ましい実施例では、ケーシングのカバー
壁の開口が、アイリスダイアフラムによって形成されて
いてもよい。この方法では、開口の直径を素早く且つ簡
単なやり方で調整でき、その時に押し出される筒状フィ
ルムウエブの直径を調整できる。
【０００７】
【実施例】次に、例示として、本発明の１実施例を添付
図面を参照して詳細に説明する。図１は、溶融熱可塑性
合成材料を押出し機２によって供給される従来のフィル
ム吹込みヘッド１を示す。筒状フィルムウエブ３は、フ
ィルム吹込みヘッド１の環状ノズルから押出される。こ
の筒状フィルムウエブは、フィルム吹込みヘッドの環状
ギャップを囲む少なくとも一つの冷却リングからの大変
冷たい乾燥冷却空気の流れにさらされ、この空気は、押
出された筒状フィルムウエブを囲み、筒状フィルムウエ
ブと親密に接触しながら、これに沿って流れるようにな
っている。この点で、フィルム吹込みヘッド及び外部冷
却手段は、ここで詳細に説明する必のない従来の設計の
ものである。外側冷却リングを囲む底板即ちボトムプレ
ート４は、フィルム吹込みヘッド１に固定され、縁領域
が円筒ケーシングシェル５に結合されている。円筒状パ
イプの部分６は、環状ノズルギャップと外側冷却空気用
出口ギャップとケーシングシェル５と同心に、ボトムプ
レート４に固定されている。この部分は、中間空間を伴
って、ケーシングシェル５に接合されたカバープレート
７の下で終わり、実質的に閉鎖されたチャンバの境界を
定める。カバープレート７は、筒状フィルムウエブ３の
ための開口を備え、この開口の縁は、図示しない調整駆
動装置によって調整可能な従来形のアイリスダイヤフラ
ム８を支える。アイリスダイヤフラム８によって、カバ
ープレート７の開口の直径を、各々の場合、押出された
筒状フィルム３の直径まで調節することができる。
図面を参照して詳細に説明する。図１は、溶融熱可塑性
合成材料を押出し機２によって供給される従来のフィル
ム吹込みヘッド１を示す。筒状フィルムウエブ３は、フ
ィルム吹込みヘッド１の環状ノズルから押出される。こ
の筒状フィルムウエブは、フィルム吹込みヘッドの環状
ギャップを囲む少なくとも一つの冷却リングからの大変
冷たい乾燥冷却空気の流れにさらされ、この空気は、押
出された筒状フィルムウエブを囲み、筒状フィルムウエ
ブと親密に接触しながら、これに沿って流れるようにな
っている。この点で、フィルム吹込みヘッド及び外部冷
却手段は、ここで詳細に説明する必のない従来の設計の
ものである。外側冷却リングを囲む底板即ちボトムプレ
ート４は、フィルム吹込みヘッド１に固定され、縁領域
が円筒ケーシングシェル５に結合されている。円筒状パ
イプの部分６は、環状ノズルギャップと外側冷却空気用
出口ギャップとケーシングシェル５と同心に、ボトムプ
レート４に固定されている。この部分は、中間空間を伴
って、ケーシングシェル５に接合されたカバープレート
７の下で終わり、実質的に閉鎖されたチャンバの境界を
定める。カバープレート７は、筒状フィルムウエブ３の
ための開口を備え、この開口の縁は、図示しない調整駆
動装置によって調整可能な従来形のアイリスダイヤフラ
ム８を支える。アイリスダイヤフラム８によって、カバ
ープレート７の開口の直径を、各々の場合、押出された
筒状フィルム３の直径まで調節することができる。
【０００８】ボトムプレート４のすぐ上で、ケーシング
５は、吸引パイプ９のためのコネクタを備える。吸引パ
イプ９は、間に置かれたフィルタ即ち分離器１０を介し
て、ファン１１の吸引側に通じている。ファンの圧力側
に連結された管路１２が、大変冷たい冷却空気用の分配
器装置１３に通じ、この分配器装置から、冷却空気管路
１４が、図示しない外側冷却リングに通じる。管路１２
に配置された冷却器１６が、冷却空気を所望の低温まで
再冷却する。ケーシング５及び円筒パイプ部分６の直径
は、大変冷たい冷却空気の所望の実質的層流を部分６内
で維持するように、大変冷たい冷却空気を、環状空間１
７を経てファン１１によって所望の速度で引けるように
なっている。本質において、冷却空気が押出された筒状
フィルムウエブ３から引き出した熱量だけを冷却空気か
ら取除くことが必要であるので、冷却器は取除くべき熱
量に無駄無く適合した冷却出力を提供するだけでなけれ
ばならない。
５は、吸引パイプ９のためのコネクタを備える。吸引パ
イプ９は、間に置かれたフィルタ即ち分離器１０を介し
て、ファン１１の吸引側に通じている。ファンの圧力側
に連結された管路１２が、大変冷たい冷却空気用の分配
器装置１３に通じ、この分配器装置から、冷却空気管路
１４が、図示しない外側冷却リングに通じる。管路１２
に配置された冷却器１６が、冷却空気を所望の低温まで
再冷却する。ケーシング５及び円筒パイプ部分６の直径
は、大変冷たい冷却空気の所望の実質的層流を部分６内
で維持するように、大変冷たい冷却空気を、環状空間１
７を経てファン１１によって所望の速度で引けるように
なっている。本質において、冷却空気が押出された筒状
フィルムウエブ３から引き出した熱量だけを冷却空気か
ら取除くことが必要であるので、冷却器は取除くべき熱
量に無駄無く適合した冷却出力を提供するだけでなけれ
ばならない。
【図１】フィルム吹込みヘッドと組合わされた、本発明
による冷却装置の長手方向の断面図である。
による冷却装置の長手方向の断面図である。
１ フィルム吹込みヘッド ２ 押出し機 ３ 筒状フィルムウエブ ４ ボトムプレート ５ ケーシングシェル ７ カバープレート ８ アイリスダイヤフラム ９ 吸引パイプ 10 フィルタ（分離器） 16 冷却器 17 環状空間
Claims (9)
- 【請求項１】 フィルム吹込みヘッドから押出された熱
可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却するための方法
であって、吹込みヘッドの環状ノズルギャップ及び／或
いは筒状ウエブを囲む環状出口ギャップを備えた少なく
とも一つの冷却リングから、冷却空気を筒状ウエブに向
けて及び／或いはこれと平行に吹出す方法において、 筒状ウエブを０℃より低い温度の乾燥冷却空気にさら
し、該ウエブを流れにさらされた領域で周囲空気から遮
断し、冷却空気を遮断された空間から引き、冷却し、再
び冷却リングに供給する、ことを特徴とする方法。 - 【請求項２】 引かれた冷却空気を濾過する、ことを特
徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 流れの漏れ損失の補充のために、新しい
空気を引かれた冷却空気流に供給する、ことを特徴とす
る請求項１又は２のいずれかに記載の方法。 - 【請求項４】 冷却空気流の温度が−１０℃乃至−２５
℃の範囲内である、ことを特徴とする請求項１乃至請求
項３のいずれか１に記載の方法。 - 【請求項５】 少なくとも１つの外側冷却リングを有す
るフィルム吹込みヘッドを備え、請求項１乃至請求項４
のいずれかの方法を行う装置において、 前記冷却リングが、実質的に閉鎖されたチャンバの境界
を定めるケーシング（５）によって囲まれ、前記閉鎖チ
ャンバのアッパカバープレート（７）は筒状フィルムウ
エブ（３）の通過用の環状開口を備え、該チャンバは、
冷却空気を引き出す管路（９）を備えた、ことを特徴と
する装置。 - 【請求項６】 前記管路は、引き出された冷却空気を冷
却リングに戻せるように配置され、ファン（１１）と冷
却器（１６）が冷却空気を再冷却するための管路に配置
されている、ことを特徴とする請求項５に記載の装置。 - 【請求項７】 吸引管路（９）のファン（１１）の前の
フィルタ及び／又は分離器（１０）を、特徴とする請求
項５又は請求項６に記載の装置。 - 【請求項８】 冷却リングが、中間空間を伴って、ケー
シングのカバープレート（７）の下で終わる円筒状パイ
プ（６）にチャンバ内で囲まれ、吸引管路（９）が筒状
パイプ（６）とこれを囲むケーシング（５）との間の環
状空間（１７）に連結されている、ことを特徴とする請
求項５乃至請求項７のいずれかに記載の装置。 - 【請求項９】 ケーシング（５）のカバープレート
（７）の開口が、アイリスダイヤフラム（８）によって
形成されている、ことを特徴とする請求項５乃至請求項
８のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4405463:7 | 1994-02-21 | ||
| DE4405463A DE4405463A1 (de) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | Verfahren und Vorrichtung zur Kühlung des aus einem Folienblaskopf extrudierten Schlauches aus thermoplastischer Kunststoffschmelze |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251448A true JPH07251448A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=6510755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7021678A Pending JPH07251448A (ja) | 1994-02-21 | 1995-02-09 | フィルム吹込みヘッドから押出された熱可塑性合成物溶融体の筒状ウエブを冷却する方法及び装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251448A (ja) |
| CA (1) | CA2142405A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ302994A3 (ja) |
| DE (1) | DE4405463A1 (ja) |
| FR (1) | FR2716403A1 (ja) |
| GB (1) | GB2286557A (ja) |
| HU (1) | HU9500255D0 (ja) |
| IT (1) | IT1282296B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19816869A1 (de) * | 1998-04-16 | 1999-10-21 | Lean Tec Entwicklungs Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Blas- oder Gießfolien sowie Einrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| ES2298450T3 (es) * | 2003-06-24 | 2008-05-16 | K Design Gmbh | Procedimiento y dispositivo para la fabricacion de laminas sopladas. |
| DE102009037524A1 (de) | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Kiefel Extrusion Gmbh | Kühlvorrichtung, Verwendung einer Kühlvorrichtung und Blasfolienanlage |
| ES2906241T3 (es) | 2013-10-15 | 2022-04-13 | Reifenhaeuser Masch | Instalación de lámina soplada para operar una instalación de lámina soplada |
| CN106985314A (zh) * | 2017-03-16 | 2017-07-28 | 延安大学 | 一种风环冷却系统及其操作方法 |
| US11135757B2 (en) * | 2018-11-30 | 2021-10-05 | Inteplast Group Corporation | Extrusion system and method for blown film |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2374149A1 (fr) * | 1976-12-16 | 1978-07-13 | Ato Chimie | Dispositif de formage et de calibrage de gaine dans une installation d'extrusion-soufflage de gaines tubulaires |
| GB2061811B (en) * | 1979-11-02 | 1984-07-11 | Harvey R D L R | Cooling blown extruded tubular film |
| DE4033461A1 (de) * | 1990-10-20 | 1992-04-23 | Guenter Gottwald | Kuehlgeraet fuer einen blasextruder |
| DE4034234A1 (de) * | 1990-10-27 | 1992-04-30 | Linde Ag | Verfahren zur herstellung von schlauchfolien |
-
1994
- 1994-02-21 DE DE4405463A patent/DE4405463A1/de not_active Ceased
- 1994-12-02 CZ CZ943029A patent/CZ302994A3/cs unknown
- 1994-12-20 GB GB9425709A patent/GB2286557A/en not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-01-27 HU HU9500255A patent/HU9500255D0/hu unknown
- 1995-01-31 FR FR9501124A patent/FR2716403A1/fr active Pending
- 1995-02-09 JP JP7021678A patent/JPH07251448A/ja active Pending
- 1995-02-10 IT IT95BZ000006A patent/IT1282296B1/it active IP Right Grant
- 1995-02-13 CA CA002142405A patent/CA2142405A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2716403A1 (fr) | 1995-08-25 |
| GB9425709D0 (en) | 1995-02-22 |
| CZ302994A3 (en) | 1995-11-15 |
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