JPH07251363A - 光ファイバコネクター組立て研磨装置 - Google Patents

光ファイバコネクター組立て研磨装置

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JPH07251363A
JPH07251363A JP7155694A JP7155694A JPH07251363A JP H07251363 A JPH07251363 A JP H07251363A JP 7155694 A JP7155694 A JP 7155694A JP 7155694 A JP7155694 A JP 7155694A JP H07251363 A JPH07251363 A JP H07251363A
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JP
Japan
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optical fiber
polishing
connector
connector holding
microscope
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JP7155694A
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Inventor
Akira Yanagi
公 柳
Toru Taniguchi
融 谷口
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HIROSHIMA KENSETSU KOGYO KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
HIROSHIMA KENSETSU KOGYO KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業時間を短縮するとともに作業者の疲労度
を著しく軽減することができる光ファイバコネクター組
立て研磨装置を提供する。 【構成】 本体部700に研磨盤300、研磨アーム2
10、コネクタ保持部200が設置されている。コネク
タ保持部100aに固定される光ファイバ100は、研
磨盤300上を摺動させられて研磨される。また、本体
部700には、顕微鏡400が設置されている。顕微鏡
400は、研磨アーム210を動かすことによってコネ
クタ保持部200を対物レンズ400eを介して観察で
きるように配置されている。CCDカメラ800(イメ
ージセンサ)が顕微鏡400を介してコネクタ保持部2
00をその受光面で撮像することができるように配置さ
れている。更に、光の干渉を利用することにより、光フ
ァイバ研磨面の段差および傾きを定量的に判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに埋設された
光ファイバをコネクタ保持部で保持するとともに研磨盤
にコネクタ保持部を接近させることにより、光ファイバ
を研磨する光ファイバコネクター組立て研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバコネクタは、光ファイバの接
続損失を低減するために端面の粗さ、傾斜、うねりを最
小限に抑えるように光ファイバをフェルールなどのコネ
クタに埋設した後に光ファイバコネクター組立て研磨装
置で光ファイバの端面を研磨することにしている。この
ような光ファイバコネクター組立て研磨装置は、例え
ば、「山口ら、1991年電子情報通信学会春季全国大
会予稿集、B−891,p.4−53」に記載されてい
る。
【0003】図13は、このような従来の光ファイバコ
ネクター組立て研磨装置の斜視構成を示す斜視図であ
る。なお、図14は、図13に示した光ファイバコネク
ター組立て研磨装置を用いて光ファイバを研磨する工程
を説明するための流れ図である。
【0004】この光ファイバコネクター組立て研磨装置
は、コネクタ(種々のコネクタの端面を図15に示
す。)に埋設された光ファイバ100をコネクタ保持部
200で保持するとともに研磨盤300にコネクタ保持
部200を接近させることにより、光ファイバ100を
研磨する構成としてある。また、この光ファイバコネク
ター組立て研磨装置は、顕微鏡400を備えており、簡
単に光ファイバ100の研磨状態を目視検査することが
できる構成としてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、建設作業の
現場に従事する発明者が、このような光ファイバコネク
ター組立て研磨装置を用いて実際に光ファイバの接続作
業を行ってみると、非常に目が疲れることが多く、ま
た、研磨状態の判定が人によって異なるのでしばしば作
業のやり直しをしなくてはならなかった。そこで、本発
明はこのような建設作業上に発生している問題を解決す
るためになされたものであり、現場で作業を行う者が疲
れることなく短時間で作業を終えることができ、また、
研磨状態の判定が個人差によらず行うことができる光フ
ァイバコネクター組立て研磨装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
め、本発明はコネクタに埋設された光ファイバをコネク
タ保持部で保持するとともに研磨盤にコネクタ保持部を
接近させることにより、光ファイバを研磨する光ファイ
バコネクター組立て研磨装置を対象とするものであり、
研磨盤が設置される本体部と、コネクタ保持部を保持す
るとともにコネクタ保持部に保持される光ファイバを研
磨盤に押し付けることができるように配置され、コネク
タ保持部を研磨盤に対して平行に動かすことができ、本
体部に設置された研磨アームと、対物レンズを有し、コ
ネクタ保持部を対物レンズで観察できるように本体部に
設置された顕微鏡と、駆動電圧を2次元状に配置された
電極に印加することにより撮像することができる受光面
を有し、顕微鏡を介してコネクタ保持部を受光面で撮像
することができるように配置されたイメージセンサとを
具備することとした。
【0007】
【作用】本発明の光ファイバコネクター組立て研磨装置
を使用するにあたっては、まず、光ファイバをコネクタ
に固定する。固定にあたっては、通常、熱硬化性の接着
剤を使用するので、コネクタに光ファイバを挿入して接
着剤を塗ったのちに加熱器にこのコネクタをいれて光フ
ァイバがコネクタに埋設された状態で固定する。このコ
ネクタは、かかる光ファイバコネクター組立て研磨装置
のコネクタ保持部で保持するとともにコネクタを研磨盤
に押し付けて光ファイバを研磨する。ここで、研磨アー
ムはコネクタ保持部を研磨盤に対して平行に動かすこと
ができるので、研磨盤のいろいろな領域で光ファイバを
研磨することができ、研磨盤の摩耗が偏らない。
【0008】研磨が略終わった後には、研磨アームを移
動させて光ファイバの端面を顕微鏡で観察できるように
動かして光ファイバの端面を顕微鏡の対物レンズで拡大
しするとともにこの端面像をイメージセンサで撮像して
CRTや液晶ディスプレイ上に出力する。研磨が十分で
ないときは、再び研磨アームを動かして研磨盤で研磨す
る。
【0009】さらに、本発明の光ファイバコネクター組
立て研磨装置の顕微鏡が、基準面と、コネクタ保持部方
向と基準面方向との両方向へ光を照射することができる
光源と、をさらに備え、これらの基準面およびコネクタ
保持部に保持される光ファイバの端面からの光の干渉を
利用することとすれば、基準板からの反射光と光ファイ
バの端面からの反射光とが干渉するので、イメージセン
サで撮像される光ファイバの端面に干渉縞が観測され
る。そして、この干渉縞の間隔は光源の波長に対応して
いるので、イメージセンサでこの干渉縞が観察されれ
ば、端面の段差や傾きなどの研磨状態を定量的に判定す
ることができる。
【0010】さらに、イメージセンサの2次元状に配置
された電極の少なくとも2つの電極からの信号の読み出
しに同期してライン信号を発生するライン発生器をさら
に備えることとすれば、イメージセンサに接続されるデ
ィスプレイ上に対物レンズの倍率から算出されるスケー
ルを表示することができるので研磨時の端面の傾きなど
を定量的に測定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る光ファイバコネクター組
立て研磨装置の一実施例を添付した図面の基づいて説明
する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、
重複する説明は省略する。
【0012】図1は、本発明に係る光ファイバコネクタ
ー組立て研磨装置の第1実施例の斜視構成を示す斜視図
である。本実施例の光ファイバコネクター組立て研磨装
置は、まず、本体部700に研磨盤300が設置されて
いる。研磨盤300は、底面の中心に取り付けられた軸
を中心に回動することができ、この回動はこの軸に固定
された電気モータによって行われる。また、本体部70
0には、所定の中心軸を中心にして回動可能な軸220
が設置されており、軸220には、研磨アーム210が
その基端で固定されている。なお、500は操作パネル
であり、600は排液タンクである。
【0013】研磨アーム210の先端にはコネクタ保持
部200が固定されており、このコネクタ保持部200
ではコネクタ100a(フェルール)に埋設された光フ
ァイバ100を保持することができる。そして、研磨ア
ーム210は、光ファイバ100を研磨盤300に押し
付けることができるように配置されており、コネクタ保
持部100aを研磨盤300に対して平行に動かすこと
ができる。従って、コネクタ保持部100aに固定され
る光ファイバ100は、研磨盤300上を摺動させられ
て研磨される。ここで、研磨アーム210はコネクタ保
持部200を研磨盤300に対して平行に動かすことが
できるので、研磨盤300のいろいろな領域で光ファイ
バ100を研磨することができ、研磨盤300の摩耗が
偏らない。
【0014】また、本体部700には、顕微鏡400が
設置されている。顕微鏡400は、対物レンズ400e
を有しており、この対物レンズ400eは研磨アーム2
10を動かすことによってコネクタ保持部200を対物
レンズ400eを介して観察できるように配置されてい
る。
【0015】また、顕微鏡400の像観察側にはCCD
カメラ800(イメージセンサ)が設置されている。C
CDカメラ800は、駆動電圧を2次元状に配置された
電極に印加することにより撮像することができる受光面
を有しており、CCDカメラ800は、顕微鏡400を
介してコネクタ保持部200をその受光面で撮像するこ
とができるように配置されている。
【0016】図2は、図1に示した光ファイバコネクタ
ー組立て研磨装置の顕微鏡400およびCCDカメラ8
00部を一部破断して示す側面図である。なお、この顕
微鏡400を収納する本体部700は省略してある。
【0017】この顕微鏡400には、対物レンズ400
eに対向して配置されたミラー400aと、ミラー40
0aの軸に対して対物レンズ400eと線対称な方向に
配置されたCCDカメラ800とが配置されている。C
CDカメラ800の受光面800aには、転送電極が2
次元状に配列しており、これらの転送電極に駆動パルス
を印加することにより、この受像面に入射される光を撮
像する。CCDカメラ800から出力された信号電荷
(映像信号)は、増幅器で増幅された後、CRTモニタ
ー上に出力される。
【0018】また、対物レンズ400eの倍率は10倍
であり、対物レンズ400eの焦点は対物レンズ400
eから約200mmの位置にある。そこで、対物レンズ
400eの光路長200mmを確保するためにミラー4
00aが設置されて光路を曲げることにより装置全体の
大きさを縮小している。
【0019】また、顕微鏡400は、XYステージ40
0b上に設置されている。なお、XYステージ400b
と顕微鏡400の底板400cとは摺動可能であり、顕
微鏡をずらすことにより、高倍率の対物レンズを用いた
場合においても、観測される光ファイバ100の研磨端
面のいろいろな場所をCCDカメラ800で撮像するこ
とができる。なお、光ファイバ100の端面は、本体部
700に設置された電球400dによって照らされてお
り、夜やマンホール内などの暗い環境下においても作業
を行うことができる。
【0020】図3は、図1に示した光ファイバコネクタ
ー組立て研磨装置を用いて光ファイバを研磨する工程を
説明するための流れ図である。本実施例の光ファイバコ
ネクター組立て研磨装置を使用するにあたっては、ま
ず、光ファイバ100の端末被覆を除去する(ステップ
1)。次に、光ファイバ100を洗浄し(ステップ
2)、ハウジング(コネクタ100a)に光ファイバ1
00を挿入する(ステップ3)。光ファイバ100を挿
入した後には熱硬化性の接着剤を使用してこの光ファイ
バ100をコネクタ100aに固定する(ステップ
4)。接着剤を塗ったのちには加熱器にこのコネクタ1
00aをいれて光ファイバ100がコネクタ100aに
埋設された状態で固定する(ステップ5)。余分な光フ
ァイバ100をカットした後に(ステップ6)、光ファ
イバ100の端面を粗い研磨剤を用いて粗研磨する(ス
テップ7)。しかる後、光ファイバ100の端面を細か
い研磨剤を用いて仕上げ研磨し(ステップ8)、研磨ア
ームを光ファイバ100が顕微鏡400で観察できる位
置まで移動させてその端面の状態をCCDカメラ800
で観察する(ステップ9)。顕微鏡400で観察した際
の研磨状態が良好であれば研磨作業は終了であるが、所
望の研磨状態が得られない場合はステップ7または8に
戻って研磨を繰り返す。図1に示した試作装置で実際の
光ケーブル(100心/4心テープ25テープ)の接続
を実験してみた。
【0021】実験場所は、広島市内のマンホール内の光
通信回線である。実験結果を表1に示す。
【0022】
【表1】 この表1から明らかなように、4心コネクタ25カ所の
組立て作業時間は、図13に示した従来の光ファイバコ
ネクター組立て研磨装置を用いた場合は7時間であった
が、図1に示した本発明の光ファイバコネクター組立て
研磨装置を用いた場合には5時間に短縮することができ
た。このようにCCDカメラ800を用いた場合には、
他の作業をしながら光ファイバ100の研磨面を観察す
ることができることもあって作業時間の短縮に役立って
いる。また、この光ファイバコネクター組立て研磨装置
はCCDカメラ800を用いることにより、画像の計測
判定が可能であり、複数の人間が同時にCRT画面を見
ることができるので、経験豊富な作業者のアドバイスを
受けながら慣れない作業者が作業を進行することができ
た。また、作業者の目が疲れないため、経時的な目の疲
労によって個人の一定の判断基準が鈍ることもないので
作業を失敗することが非常に少なくなった。これらのた
めか、接続後の回線テストの不良率は従来の20%から
0%に減少した。そして、従来はこのように不良接続し
たカ所の再接続工事を行うために3時間を要した。な
お、作業後に作業者の疲労度は従来の装置とは比較にな
らないほどに軽減していた。以上のように本実施例で
は、CCDカメラ800を用いることとしたので、作業
時間を短縮するとともに作業者の疲労度を著しく軽減す
ることができる。
【0023】図4は、本発明に係る光ファイバコネクタ
ー組立て研磨装置の第2実施例の顕微鏡400およびC
CDカメラ800を一部破断して示す側面図である。な
お、他の要素の構成は図1に示したものと同一である。
【0024】本発明は、光ファイバ100の研磨端面と
基準面とに光を照射することにより、基準面と光ファイ
バ100の研磨端面とにより発生する干渉縞をCCDカ
メラ800で撮像することとしたものである。
【0025】コネクタ100aに埋設された光ファイバ
100は、コネクタ保持肩部400hに当接するように
配置される。コネクタ保持肩部400hの光ファイバ1
00が設置される側の反対側には、コネクタ保持肩部4
00hに対向し、光ファイバ100の軸に対して約45
度の方向に傾けられてビームスプリッタ400iが配置
されており、ビームスプリッタ400iを介してコネク
タ保持肩部400hに対向してHe−Neレーザ光源1
0が配置されている。また、基準板(基準面)20は、
レーザ光源10から出射された光がビームスプリッタ4
00iで反射された位置に配置されている。すなわち、
このレーザ光源10は、コネクタ保持部200(コネク
タ100a)方向と基準板100i方向との両方向へ光
を照射することができるように配置されている。このよ
うに配置することによって、基準板20からの反射光と
光ファイバ100の端面からの反射光とが干渉するの
で、CCDカメラ800で撮像される光ファイバ100
の端面に干渉縞が観測される。この干渉縞の間隔は光源
10の波長に対応しているので、CCDカメラ800で
この干渉縞が観察されれば、光ファイバ100端面の段
差や傾きなどの研磨状態を定量的に判定することができ
る。
【0026】図5〜図10は、図4に示した光ファイバ
コネクター組立て研磨装置で観察される光ファイバの端
面像を示す写真である。これらの写真では光ファイバ1
00の端面像に重なって干渉縞がいくつか観察される
が、1つの縞の間隔は0.145度の傾きに対応する。
よって、7縞(0.87度)以上傾いているものを研磨
状態が不良のものとした。よって、図5〜図7は良品と
判定し、図8〜図10は不良品と判定する。以上のよう
に、本実施例では、光の干渉を用いることにより光ファ
イバの研磨状態を定量的に判定することができる。
【0027】図11は、本発明に係る光ファイバコネク
ター組立て研磨装置の第3実施例を説明するための構成
図である。本実施例では、CCDカメラの2次元状に配
置された少なくとも2つの転送電極からの信号の読み出
しに同期してライン信号を発生するライン発生器910
をさらに備えることとしてある。なお、50は前述の接
着剤を硬化させるための加熱器であり、60は電源であ
る。なお、図11に示した光ファイバコネクター組立て
研磨装置によって撮像される光ファイバの端面像を図1
2に示す。ライン発生器910を用いることによって、
CCDカメラ800に接続されるCRTモニタ900上
に対物レンズ400eの倍率から算出されるスケールを
表示することができるので、定量的な研磨時の端面の幅
や傾きなどを測定することができる。図12(a)は、
ライン発生器910のラインを発生させない場合、図1
2(b)は、CRTモニタ900に出力される像の大き
さをCCDカメラ800の映像信号を拡大したり縮小し
たりする際にこの拡大/縮小倍率に対応して円ラインを
発生させる場合、図12(c)は、CCDカメラからの
映像信号をCRTモニタ900の走査信号に対して遅延
させることにより、像を横や縦にずらすとともに、縦/
横ラインをこの遅延に対応させて発生させることによっ
てCRTモニタ900上のスケールを動かす場合、図1
2(d)は、映像信号を拡大すると同時にCRTモニタ
900の走査信号に対して遅延させた場合である。以上
のように本実施例では、ライン発生器910を用いるこ
とによって、CRTモニタ900上に対物レンズ400
eの倍率から算出されるスケールを表示することができ
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、光ファイ
バの端面をイメージセンサで撮像してCRTや液晶ディ
スプレイ上に出力することとしたので、他の作業をしな
がら光ファイバの研磨面を観察することができ、また、
複数の人間が同時にCRT画面等を見ることができるの
で、経験豊富な作業者のアドバイスを受けながら慣れな
い作業者が作業を進行することができる。また、作業者
の目が疲れないため、経時的な目の疲労によって個人の
一定の判断基準が鈍ることもないので作業を失敗するこ
とが非常に少なくなる。このように本発明によれば、イ
メージセンサを用いることとしたので、作業時間を短縮
するとともに作業者の疲労度を著しく軽減することがで
きる。
【0029】さらに、光の干渉を利用することとすれ
ば、光ファイバの端面の段差や傾きなどの研磨状態を定
量的に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバコネクター組立て研磨
装置の第1実施例の斜視構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置の顕微鏡400およびCCDカメラ800部を一部
破断して示す側面図である。なお、この顕微鏡400を
収納する本体700は省略してある。
【図3】図1に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置を用いて光ファイバを研磨する工程を説明するため
の流れ図である。
【図4】本発明に係る光ファイバコネクター組立て研磨
装置の第2実施例の顕微鏡400およびCCDカメラ8
00部を一部破断して示す側面図である。
【図5】図4に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図6】図4に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図7】図4に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図8】図4に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図9】図4に示した光ファイバコネクター組立て研磨
装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図10】図4に示した光ファイバコネクター組立て研
磨装置で観察される光ファイバの端面像を示す写真であ
る。
【図11】本発明に係る光ファイバコネクター組立て研
磨装置の第3実施例を説明するための構成図である。
【図12】図11に示した光ファイバコネクター組立て
研磨装置によって撮像される光ファイバの端面像を説明
するための説明図である。
【図13】従来の光ファイバコネクター組立て研磨装置
の斜視構成を示す斜視図である。
【図14】図13に示した光ファイバコネクター組立て
研磨装置を用いて光ファイバを研磨する工程を説明する
ための流れ図である。
【図15】種々のコネクタの端面を示す図である。
【符号の説明】
100…光ファイバ、200…コネクタ保持部、300
…研磨盤、400…顕微鏡、500…操作パネル、60
0…排液タンク、700…本体部、800…CCDカメ
ラ、900…CRTモニター。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタに埋設された光ファイバをコネ
    クタ保持部で保持するとともに研磨盤にコネクタ保持部
    を接近させることにより、前記光ファイバを研磨する光
    ファイバコネクター組立て研磨装置において、 前記研磨盤が設置される本体部と、 前記コネクタ保持部を保持するとともに前記コネクタ保
    持部に保持される前記光ファイバを研磨盤に押し付ける
    ことができるように配置され、前記コネクタ保持部を前
    記研磨盤に対して平行に動かすことができ、 前記本体部に設置された研磨アームと、 対物レンズを有し、 前記コネクタ保持部を前記対物レンズで観察できるよう
    に前記本体部に設置された顕微鏡と、 駆動電圧を2次元状に配置された電極に印加することに
    より撮像することができる受光面を有し、前記顕微鏡を
    介して前記コネクタ保持部を受光面で撮像することがで
    きるように配置されたイメージセンサと、を備えること
    を特徴とする光ファイバコネクター組立て研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記顕微鏡は、 基準面と、 前記コネクタ保持部方向と、前記基準面方向との両方向
    へ光を照射することができる光源と、をさらに備え、 これらの基準面およびコネクタ保持部に保持される前記
    光ファイバの端面からの光の干渉を利用することを特徴
    とする請求項1に記載の光ファイバコネクター組立て研
    磨装置。
  3. 【請求項3】 前記イメージセンサの前記2次元状に配
    置された電極の少なくとも2つの電極からの信号の読み
    出しに同期してライン信号を発生するライン発生器をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
    バコネクター組立て研磨装置。
JP7155694A 1994-03-16 1994-03-16 光ファイバコネクター組立て研磨装置 Pending JPH07251363A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005212021A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Seiko Instruments Inc 研磨方法、研磨治具、セット治具、セット装置、および研磨システム
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