JPH07250805A - 内視鏡の先端部 - Google Patents

内視鏡の先端部

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Publication number
JPH07250805A
JPH07250805A JP6042987A JP4298794A JPH07250805A JP H07250805 A JPH07250805 A JP H07250805A JP 6042987 A JP6042987 A JP 6042987A JP 4298794 A JP4298794 A JP 4298794A JP H07250805 A JPH07250805 A JP H07250805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
cap
distal end
endoscope
tip cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP6042987A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iwata
洋志 岩田
Hiroyuki Katsurada
弘之 桂田
Keiji Itou
慶時 伊藤
Takayuki Ogino
隆之 荻野
Naoki Yasui
直樹 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH07250805A publication Critical patent/JPH07250805A/ja
Priority to US08/712,872 priority patent/US5725477A/en
Priority to US08/711,875 priority patent/US5746695A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】どの先端キャップをどの内視鏡に取り付けるべ
きかを容易に認識することができて、先端キャップの誤
取り付けによる挿入部破損発生等のおそれのない内視鏡
の先端部を提供することを目的とする。 【構成】挿入部100A〜100Dの先端に形成された
先端部本体1A〜1Dに対して先端キャップ30A〜3
0Dを着脱自在に設けた内視鏡の先端部において、上記
先端部本体1A〜1Dの表面の一部分又は全体とその先
端部本体1A〜1Dに着脱される先端キャップ30A〜
30Dの表面の一部分又は全体を同色に形成すると共
に、その色を、先端キャップ30A〜30Dの互換性の
ない機種間において相違させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は挿入部の先端に形成さ
れた先端部本体に対して先端キャップを着脱自在に設け
た内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】先端部本体に対して先端キャップが着脱
自在な先端部を有する内視鏡は、使用目的に応じていろ
いろな機種が準備されているが、従来は、各機種とも先
端部本体の表面と先端キャップの表面が黒又は黒に近い
同色に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】病院の内視鏡室におい
ては、検査対象となる患者の状態に合わせて、いろいろ
な機種の内視鏡が同じ日に用いられる場合が多い。
【0004】したがって、使用後に内視鏡から先端キャ
ップを取り外して、内視鏡を洗浄、消毒した後に改めて
清潔な先端キャップを取り付ける際に、どの先端キャッ
プをどの先端部本体に取り付けるべきなのかを誤って、
他の機種の先端キャップを取り付けようとすることがあ
る。
【0005】そのような場合、先端部本体の外形形状寸
法が全く同じで先端キャップに互換性のある機種どうし
であれば問題ないが、互換性のない機種の先端キャップ
を取り付けようとすると、挿入部先端に無理な力を加え
てしまい、挿入部先端を破損してしまうことがあった。
【0006】そこで本発明は、どの先端キャップをどの
内視鏡に取り付けるべきかを容易に認識することができ
て、先端キャップの誤取り付けによる挿入部破損発生等
のおそれのない内視鏡の先端部を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、挿入部の先端に形成さ
れた先端部本体に対して先端キャップを着脱自在に設け
た内視鏡の先端部において、上記先端部本体の表面の一
部分又は全体とその先端部本体に着脱される先端キャッ
プの表面の一部分又は全体を同色に形成すると共に、そ
の色を、先端キャップの互換性のない機種間において相
違させたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は、
A〜Dの4つの異なる機種の内視鏡の挿入部100A〜
100Dを示しており、1A〜1Dは、各挿入部100
A〜100Dの先端に連結された先端部本体である。
【0009】各先端部本体1A〜1Dに対しては、例え
ばゴム材からなる弾力性のある先端キャップ30A〜3
0Dが、先端部本体1A〜1Dの先端側から着脱自在に
設けられている。図1においては、各先端キャップ30
A〜30Dが取り外された状態が示されている。
【0010】4つの機種A〜Dの内視鏡のうち、A,B
及びC間では先端キャップ30A,30B,30Cの互
換性がない。しかし、機種BとD間では、先端部本体1
B,1Dの外形形状寸法が全く同じなので、先端キャッ
プ30B,30Dに互換性がある。
【0011】そこで、機種Aの内視鏡においては、先端
部本体1Aと先端キャップ30Aとが同じ色(例えば黄
色)に形成されている。しかし、機種Aと先端キャップ
の互換性のない機種Bにおいては、先端部本体1Bと先
端キャップ30Bとが、機種Aとは異なる同じ色(例え
ば灰色)に形成されている。
【0012】また、機種A及びBのいずれとも先端キャ
ップの互換性のない機種Cにおいては、先端部本体1C
と先端キャップ30Cとが、機種A及びBのいずれとも
異なる同じ色(例えば黒色)に形成されている。
【0013】そして、機種Bとの間で先端キャップの互
換性を有する機種Dにおいては、先端部本体1Dと先端
キャップ30Dとが、機種Bと同じ色(例えば灰色)に
形成されている。
【0014】したがって、先端キャップ30A〜30D
が取り外された状態の先端部本体1A〜1Dに先端キャ
ップ30A〜30Dを取り付ける際には、その色を見
て、先端部本体1A〜1Dと同じ色の先端キャップ30
A〜30Dを先端部本体1A〜1Dに取り付けるだけ
で、誤取着が生じない。
【0015】なお、先端部本体1A〜1D及び先端キャ
ップ30A〜30Dともに、必ずしも全体をその指定色
に形成する必要はなく、少なくともそれらの表面の一部
分が明瞭に指定色で形成されていればよい。着色の方法
としては、着色された材料を素材としてもよく、染料な
どを塗布してもよい。
【0016】また、機種の数は図1のケースに限定され
るものではなく、本発明は、2機種以上のどのような内
視鏡の先端部にも適用することができる。次に、そのよ
うな内視鏡の先端部の構造の一例を図2ないし図4にも
とづいて説明をする。
【0017】図2ないし図4は内視鏡の先端部を示して
おり、図2は、先端部本体1に先端キャップ30が装着
された状態の正面図、図3はそのA−B−C−D側面断
面図、図4は、先端部本体1から先端キャップ30を取
り外した状態の斜視図である。
【0018】図3に示されるように、先端部本体1は、
細長い可撓管によって形成された挿入部の先端に遠隔操
作によって屈曲自在に設けられた湾曲部2の先端部分に
連結されている。
【0019】先端部本体1は、湾曲部2に連結された金
属ブロック部1aと、その金属ブロック部1aの前面側
に固着されたプラスチック部1bとによって一つのブロ
ックに形成されている。プラスチック部1bは、全体が
例えば灰色に成形されている。
【0020】本実施例の内視鏡は、管軸の前方を観察す
るようにしたいわゆる前方視型内視鏡であり、図2に示
されるように、先端部本体1の先端面に、観察窓11、
照明窓12及び鉗子チャンネル出口孔13が配置されて
いる。そして、観察窓11に向けて開口する送気送水ノ
ズル14と、観察方向に向けて開口するジェット噴射ノ
ズル15とが設けられている。
【0021】観察窓11の内側には、図3に示されるよ
うに、対物光学系16とイメージガイドファイババンド
ル17の像入射端が配置されている。照明窓12の内側
には、ライトガイドファイババンドル(図示せず)の出
射端が配置されている。なお、本発明は、像伝送を電気
的に行う固体撮像素子を用いたいわゆる電子内視鏡又は
硬性内視鏡などにも適用することができる。
【0022】図4などに示されるように、先端部本体1
のプラスチック部1bの前半部分は、観察窓11と照明
窓12が配置された部分が半円状に前方に突出した形状
に形成されている。1cはその突出部である。
【0023】そして、その突出面1dとほぼ同一平面に
観察窓11と照明窓12が配置され、突出面1dから下
がって平面に形成された床面1eに、空気送出口21、
水送出口22、ジェット噴射用水送出口23及び鉗子チ
ャンネル口24が開口配置されている。
【0024】空気送出口21と水送出口22には、図3
に示されるように、先端部本体1に後方から嵌入接合さ
れた送気チューブ26と送水チューブ27が接続されて
いる。ジェット噴射用水送出口23と鉗子チャンネル口
24には、図示されていないジェット噴射用送水チュー
ブと鉗子チャンネルが接続されている。
【0025】先端部本体1のプラスチック部1bの後端
側の部分は外周が外側面に露出する外周露出面1fにな
っていて、そこは湾曲部2の外径と同寸法に段差の生じ
ないように形成されている。
【0026】そして、それより前側の部分では、先端部
本体1のプラスチック部1bは少し細く形成されてい
て、そこに、ゴム等のような弾力性のある材料によって
略円筒状に形成された先端キャップ30が、先端部本体
1の先側から着脱自在に取り付けられている。
【0027】そして、先端キャップ30の内周面の形状
及び寸法は、先端部本体1の先側の外周面の形状とほと
んど同寸法で同形状に形成されており、先端キャップ3
0の外径は、先端部本体1の外周露出面1fの外径と同
寸法に段差の生じないように形成されている。
【0028】この先端キャップ30は、先端部本体1に
取り付けられた状態では、中間面30aが先端部本体1
の床面1eに密着し、先端面30bが先端部本体1の突
出面1dとほぼ同一平面になる形状に形成されている。
ただし、ノズル14部分だけは、小さな半球状に前方に
突出して形成されている。
【0029】そして先端キャップ30には、先端部本体
1の突出部1cの断面形状とほとんど同寸法で同形状の
半円状の差込孔31が、突出部1cと位置を合わせて形
成されており、差込孔31内に突出部1cが嵌め込まれ
ることによって、先端部本体1と先端キャップ30との
間の回転方向の位置決めが行われる。
【0030】図2及び図3に示されるように、先端キャ
ップ30には、先端部本体1に取り付けられた状態のと
きに空気送出口21及び水送出口22に密接して真直に
連通するノズル流路36が、裏面側に溝状に凹んで形成
されている。
【0031】このノズル流路36の出口部分が前述した
ノズル14であり、観察窓11の表面に向けて開口して
いる。また、ジェット噴射用水送出口23に真直に連通
して、先側の径の細いジェット噴射ノズル15が先端キ
ャップ30側に形成されている。
【0032】図3及び図4に示されるように、床面1e
より後側で外周露出面1fより前側の先端部本体1のプ
ラスチック部1bの外周面には、抜け止め用凹部29が
全周にわたって溝状に形成されており、それに対応し
て、その抜け止め用凹部29とほとんど同寸法で同形状
の抜け止め用凸部39が、先端キャップ30の内周面全
周に内方に向けて突設されている。
【0033】したがって、この凹部29と凸部39を係
合させることによって、先端キャップ30が先端部本体
1に固定され、これを外すためには先端キャップ30の
後端部に前向きの大きな力を加えて、先端キャップ30
を弾性変形させながら前方にずらす必要がある。
【0034】このように構成された内視鏡の先端部にお
いては、先端キャップ30を先端部本体1に取り付ける
際には、先端部本体1の先側から先端部本体1に先端キ
ャップ30を被せていく。すると、先端キャップ30が
弾性変形をしながら、先端部本体1に被せられていく。
【0035】そして、先端部本体1の抜け止め用の凹部
29内に先端キャップ30の凸部39が係合すると、先
端キャップ30が先端部本体1に固定された状態にな
り、先端キャップ30の後端部分と先端部本体1の外周
露出面1fとは隣接して、両者の間には隙間及び段差が
ほとんどない状態になる。
【0036】そして、先端キャップ30を先端部本体1
から取り外す際には、先端キャップ30の後端部と先端
部本体1の外周露出面1fとの境界部分に指先などで力
を加えて、先端キャップ30を前方に押し出すようにす
る。
【0037】すると、先端キャップ30の抜け止め用凸
部39が先端部本体1の凹部29から外れ、先端キャッ
プ30を弾性変形させた状態で前方にずらすことによ
り、先端部本体1から取り外すことができる。
【0038】なお、上記実施例においては、先端キャッ
プが弾力性のある材料によって形成されているが、本発
明はそれに限定されるものではなく、先端キャップを、
例えば金属又はプラスチックなどで形成し、ネジ込みや
クリックその他の手段で先端部本体に係止するようにし
たものでもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡挿入部の先端部
本体に対して取り付け可能な先端キャップを一目で判別
することができるので、互換性のない機種の先端キャッ
プを誤って取り付けるミスを確実に無くして、挿入部先
端の破損事故発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の4つの機種の内視鏡挿入部略示側面図
である。
【図2】実施例の内視鏡の先端部の正面図である。
【図3】実施例の内視鏡の先端部の側面断面図である。
【図4】実施例の内視鏡の先端部の斜視図である。
【符号の説明】
1(1A〜1D) 先端部本体 30(30A〜30D) 先端キャップ 100A〜100D 挿入部
フロントページの続き (72)発明者 荻野 隆之 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 安井 直樹 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端に形成された先端部本体に対
    して先端キャップを着脱自在に設けた内視鏡の先端部に
    おいて、 上記先端部本体の表面の一部分又は全体とその先端部本
    体に着脱される先端キャップの表面の一部分又は全体を
    同色に形成すると共に、その色を、先端キャップの互換
    性のない機種間において相違させたことを特徴とする内
    視鏡の先端部。
JP6042987A 1993-11-18 1994-03-15 内視鏡の先端部 Pending JPH07250805A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042987A JPH07250805A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 内視鏡の先端部
US08/712,872 US5725477A (en) 1993-11-18 1996-09-12 Front end structure of endoscope
US08/711,875 US5746695A (en) 1993-11-18 1996-09-12 Front end structure of endoscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042987A JPH07250805A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 内視鏡の先端部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07250805A true JPH07250805A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12651392

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JP6042987A Pending JPH07250805A (ja) 1993-11-18 1994-03-15 内視鏡の先端部

Country Status (1)

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