JPH0725073Y2 - テーブル等の高さ調節装置 - Google Patents
テーブル等の高さ調節装置Info
- Publication number
- JPH0725073Y2 JPH0725073Y2 JP1992062530U JP6253092U JPH0725073Y2 JP H0725073 Y2 JPH0725073 Y2 JP H0725073Y2 JP 1992062530 U JP1992062530 U JP 1992062530U JP 6253092 U JP6253092 U JP 6253092U JP H0725073 Y2 JPH0725073 Y2 JP H0725073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ashi
- protective edge
- leg
- leg seat
- screw hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、テーブル等の高さと水
平を調節するための、外観の良好な高さ調節装置に関す
る。
平を調節するための、外観の良好な高さ調節装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】テーブル等の高さと水平を調節するため
の従来の高さ調節装置は、通常、角筒状の脚杆の下端
に、中心に垂直の螺孔を設けた調節具を嵌合するととも
に、螺孔に、円板状の脚座の上面中央に突設した螺杆を
螺挿し、脚座を回転させて高さ調節を行なうようになっ
ている（実開昭４８−１０７５９号公報参照）。
の従来の高さ調節装置は、通常、角筒状の脚杆の下端
に、中心に垂直の螺孔を設けた調節具を嵌合するととも
に、螺孔に、円板状の脚座の上面中央に突設した螺杆を
螺挿し、脚座を回転させて高さ調節を行なうようになっ
ている（実開昭４８−１０７５９号公報参照）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来の装置は、
脚座が大きく露呈して、テーブルの外観を損なうととも
に、使用者が誤って靴や椅子の脚をぶつけて、靴や螺杆
を螺挿した調節具を損傷することがある。
脚座が大きく露呈して、テーブルの外観を損なうととも
に、使用者が誤って靴や椅子の脚をぶつけて、靴や螺杆
を螺挿した調節具を損傷することがある。
【０００４】また、脚杆の上端を天板の下面に枢着し
て、脚杆を天板の下面に平行に折畳むようにしたテーブ
ルにおいては、脚杆を粗暴に折畳むと、脚座が、天板の
下面や天板を支持する側枠等に衝接して、これを損傷す
ることがある。
て、脚杆を天板の下面に平行に折畳むようにしたテーブ
ルにおいては、脚杆を粗暴に折畳むと、脚座が、天板の
下面や天板を支持する側枠等に衝接して、これを損傷す
ることがある。
【０００５】さらに、長期使用により、脚杆の下端開口
部が拡開したり、調節具が縮小したりして、調節具が脚
杆より脱落することがある。
部が拡開したり、調節具が縮小したりして、調節具が脚
杆より脱落することがある。
【０００６】本考案は、このような不都合が起こらず、
しかも、外観の良好な高さ調節装置を提供することを目
的としている。
しかも、外観の良好な高さ調節装置を提供することを目
的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、角筒状の脚杆
の下端に、上下方向を向き、下端に前記脚杆の下端に当
接するフランジを有するとともに、下面より垂直の螺孔
が穿設され、かつフランジの下面の側縁部より、内面が
前記螺孔を中心とする弧状に湾曲するとともに、螺孔側
が開口する保護縁が垂設された調節具を嵌設し、この調
節具の前記螺孔に、直径が保護縁の内径より若干小径の
円板状をなす脚座の上面中央に立設した螺杆を螺挿した
ことにより、上述の課題の解決を図っている。
の下端に、上下方向を向き、下端に前記脚杆の下端に当
接するフランジを有するとともに、下面より垂直の螺孔
が穿設され、かつフランジの下面の側縁部より、内面が
前記螺孔を中心とする弧状に湾曲するとともに、螺孔側
が開口する保護縁が垂設された調節具を嵌設し、この調
節具の前記螺孔に、直径が保護縁の内径より若干小径の
円板状をなす脚座の上面中央に立設した螺杆を螺挿した
ことにより、上述の課題の解決を図っている。
【０００８】
【作用】従来の装置と同様に脚座を回転させることによ
り、テーブル等の高さは調節される。
り、テーブル等の高さは調節される。
【０００９】しかし、脚座は保護縁に覆われているの
で、外観が良好であり、しかも、脚座に直接使用者の靴
や椅子の脚等がぶつかる恐れはなく、また折畳式のテー
ブルにおいては、脚が天板の下面に衝接しても、天板を
痛めることはない。
で、外観が良好であり、しかも、脚座に直接使用者の靴
や椅子の脚等がぶつかる恐れはなく、また折畳式のテー
ブルにおいては、脚が天板の下面に衝接しても、天板を
痛めることはない。
【００１０】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すもので、図
示を省略したテーブルにおけるほぼ角筒状をなす脚杆
(１)の左右両側面(以下左右方向は図面についていう)に
は、その全高にわたって、上下方向の凹溝(２)(２)が形
成され、かつ脚杆(１)の下端には、合成樹脂製の調節具
(３)が嵌設されている。
示を省略したテーブルにおけるほぼ角筒状をなす脚杆
(１)の左右両側面(以下左右方向は図面についていう)に
は、その全高にわたって、上下方向の凹溝(２)(２)が形
成され、かつ脚杆(１)の下端には、合成樹脂製の調節具
(３)が嵌設されている。
【００１１】調節具(３)は、平面形がほぼ脚杆(１)の外
面形とほぼ同形同寸のフランジ(８)の上面に、平面形が
脚杆(１)の内面形と同形で、かつそれより若干小寸の有
底の筒状部(４)を立設したものである。 筒状部(４)の内
側の中心より若干右寄りの個所には、柱状部(５)が立設
され、柱状部(５)の中心には、螺孔(６)が貫設されてい
る。
面形とほぼ同形同寸のフランジ(８)の上面に、平面形が
脚杆(１)の内面形と同形で、かつそれより若干小寸の有
底の筒状部(４)を立設したものである。 筒状部(４)の内
側の中心より若干右寄りの個所には、柱状部(５)が立設
され、柱状部(５)の中心には、螺孔(６)が貫設されてい
る。
【００１２】筒状部(４)の外周面には、上下方向を向く
複数の突条(７)が突設されている。
複数の突条(７)が突設されている。
【００１３】フランジ(８)の上面左右両側部には、前後
方向を向く係合片(９)(９)が突設されている。
方向を向く係合片(９)(９)が突設されている。
【００１４】フランジ(８)の下面左端には、内面が上記
螺孔(６)を中心として弧状に湾曲するとともに、螺孔
(６)側が開口する保護縁(10)が垂設されている。保護縁
(10)の前後外周面には、上下方向を向く複数の小突条(1
1)が突設されている。
螺孔(６)を中心として弧状に湾曲するとともに、螺孔
(６)側が開口する保護縁(10)が垂設されている。保護縁
(10)の前後外周面には、上下方向を向く複数の小突条(1
1)が突設されている。
【００１５】上記筒状部(４)を脚杆(１)の下端に嵌入し
て、外周面の突条(７)(７)を脚杆(１)の内面に圧接さ
せ、かつフランジ(８)を脚杆(１)の下端面に当接し、各
係合片(９)を脚杆(１)の凹溝(２)の下端に係合させるこ
とにより、調節具(３)は、保護縁(10)を外側方として、
脚杆(１)に回動不能に取付けられる。
て、外周面の突条(７)(７)を脚杆(１)の内面に圧接さ
せ、かつフランジ(８)を脚杆(１)の下端面に当接し、各
係合片(９)を脚杆(１)の凹溝(２)の下端に係合させるこ
とにより、調節具(３)は、保護縁(10)を外側方として、
脚杆(１)に回動不能に取付けられる。
【００１６】螺孔(６)には、下方より、水平をなす円板
状の脚座(12)の上面中央に立設した螺杆(13)が螺挿され
る。 なお、脚座(12)の半径は、螺孔(６)を中心とする保
護縁(10)の内径より小径であり、かつその厚さは、保護
縁(10)の高さより若干厚くなっている。
状の脚座(12)の上面中央に立設した螺杆(13)が螺挿され
る。 なお、脚座(12)の半径は、螺孔(６)を中心とする保
護縁(10)の内径より小径であり、かつその厚さは、保護
縁(10)の高さより若干厚くなっている。
【００１７】上述の本考案装置において、脚座(12)を回
転させることにより、テーブルの高さを調節することが
できる。
転させることにより、テーブルの高さを調節することが
できる。
【００１８】
【考案の効果】本考案の装置は、脚座が保護縁に覆われ
ているので、保護縁を外側方へ向けておくと、テーブル
の外観を損ねることはなく、また使用者が、不注意に靴
や椅子の脚等を脚座にぶつけて、靴や調節具を損傷する
ことはない。
ているので、保護縁を外側方へ向けておくと、テーブル
の外観を損ねることはなく、また使用者が、不注意に靴
や椅子の脚等を脚座にぶつけて、靴や調節具を損傷する
ことはない。
【００１９】またこの際、脚座のテーブル等の使用時に
外方となる側が保護縁に覆われ、内方となる側は保護縁
に覆われていないため、テーブル等の高さを調節するた
めに、脚座を回転させるのに、脚座の螺杆の調節具の螺
孔の下方への突出量が小であっても、保護縁に覆われて
いない脚座の周縁側を操作できるので、操作性が良好で
ある。
外方となる側が保護縁に覆われ、内方となる側は保護縁
に覆われていないため、テーブル等の高さを調節するた
めに、脚座を回転させるのに、脚座の螺杆の調節具の螺
孔の下方への突出量が小であっても、保護縁に覆われて
いない脚座の周縁側を操作できるので、操作性が良好で
ある。
【００２０】テーブルが折り畳み式の場合は、保護縁を
脚杆が折り畳まれる方向に向けておけば、粗暴に折り畳
んでも、保護縁が天板下面に衝接するので、天板を損傷
することはない。
脚杆が折り畳まれる方向に向けておけば、粗暴に折り畳
んでも、保護縁が天板下面に衝接するので、天板を損傷
することはない。
【図１】本考案の一実施例の中央縦断分解正面図であ
る。
る。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線矢視図である。
【図４】図１のＣ−Ｃ線矢視図である。
(１)脚杆 (２)凹溝 (３)調節具 (４)筒状部 (５)柱状部 (６)螺孔 (７)突条 (８)フランジ (９)係合片 (10)保護縁 (11)小突条 (12)脚座 (13)螺杆
Claims (1)
- 【請求項１】 角筒状の脚杆の下端に、上下方向を向
き、下端に前記脚杆の下端に当接するフランジを有する
とともに、下面より垂直の螺孔が穿設され、かつフラン
ジの下面の側縁部より、内面が前記螺孔を中心とする弧
状に湾曲するとともに、螺孔側が開口する保護縁が垂設
された調節具を嵌設し、この調節具の前記螺孔に、直径
が保護縁の内径より若干小径の円板状をなす脚座の上面
中央に立設した螺杆を螺挿したことを特徴とするテーブ
ル等の高さ調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992062530U JPH0725073Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | テーブル等の高さ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992062530U JPH0725073Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | テーブル等の高さ調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617537U JPH0617537U (ja) | 1994-03-08 |
| JPH0725073Y2 true JPH0725073Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=13202851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992062530U Expired - Fee Related JPH0725073Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | テーブル等の高さ調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725073Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812243U (ja) * | 1971-06-18 | 1973-02-10 | ||
| JPS524292Y2 (ja) * | 1973-07-13 | 1977-01-28 |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP1992062530U patent/JPH0725073Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617537U (ja) | 1994-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4238097A (en) | Conductor's chair | |
| US4056903A (en) | Wall support mechanism for adjusting the vertical orientation and height of a wall member | |
| US6296312B1 (en) | Armrest assembly | |
| US5144898A (en) | Adjustable table | |
| US4615523A (en) | Child's walker with height adjustment apparatus | |
| US6581528B2 (en) | Table with telescopic leg unit | |
| US5016846A (en) | Spring and lock support for overbed table | |
| JPH0725073Y2 (ja) | テーブル等の高さ調節装置 | |
| US6578501B1 (en) | Non-swiveling height adjustable podium with pin | |
| GB2050152A (en) | Adjustable feet for cupboards, cabinets or the like | |
| JPH0650542U (ja) | 座椅子 | |
| JPS6328917Y2 (ja) | ||
| JP4510210B2 (ja) | 可動天板を備えるテーブル | |
| JP2001161474A (ja) | 家具用脚装置 | |
| JP2001104078A (ja) | 家具用脚装置 | |
| JPH0627711Y2 (ja) | 二重床における床パネルの支持構造 | |
| JPH0336307Y2 (ja) | ||
| JP2001224456A (ja) | 高さ調節装置 | |
| JP2543501Y2 (ja) | キャスター取付装置 | |
| JPS6214905Y2 (ja) | ||
| JPH066745Y2 (ja) | テーブル、机等家具の脚装置 | |
| JPH1013766A (ja) | 支持脚構造 | |
| JPS646126Y2 (ja) | ||
| JPH0544870Y2 (ja) | ||
| JPS6323190Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951128 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |